おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め
日本出稼ぎ日記
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剣呑
2004年10月20日 (水)
台風23号が直撃。もう、日本中、大惨事。基本的に嵐が来るとどきどきしちゃって暴れないと気が済まないタイプなんだけど、ここまででかいとさすがに自粛するというか、洒落になってない。もう死人も10人以上でてるし、行方不明者もでている。あ、いまちょうどテレビでやってるや。
23人死亡 36人不明
だそうだ。
ホント恐ろしくでかい台風。もう、台風いいよ。うんざり。頼むから、Valenciaみたいな晴れ間を見せてほしい。
そんな台風の中、所用のためマリちゃんが上京してきた。よくもまぁ、バスでこれたもんだ・・・と思ったが、きたときはたいしたことはなかったらしい。逃げてくる形になったのだろう。運のいいやつだ。
時間もあったので、台風だけどどこかで遊ぼうと思って予定を考えていると・・・
拓也が車をレッカーされた。
詳しくは知らないが、何でも同じ場所での2度目のレッカーらしく、母親もカンカン。
ってことでレッカーされた車をとりにつきあうことになったのだが・・・見事に台風のまっただ中。
もう、ディズニーランドの・・・なんだっけ?スプラッシュマウンテン?なんて目じゃないくらいタイヤは水を跳ね上げ両サイドに逆流れ版ナイアガラの滝ができ、途中では車が事故りまくり、ワイパーが追いつかないため視界は不安定で、さらに、久しぶりの車の運転で、さらにオートマ車。
もう、危ういのなんのって・・・・ちょっと泣きそうだった。
台風はどうも過ぎ去ったらしく、明日は明け方くらいまで雨が降るらしが、昼以降は大丈夫っぽい。
台風一過のあとは「晴れ」と相場がきまっている。
明日はお金のないお財布を持って出かけるとしよう。
あ、ホイール壊れたから、マウス買わないと・・・。
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就職活動
2004年10月19日 (火)
「あの〜私・・・以前、そちらに登録させていただ・・・§@※♯♭#&〓♪■★◯・・・ぐふっ!」
舌かみそうになりつつも、以前登録していた派遣会社に再度(先週かけたが担当がお休みだった)連絡をした。
仕事を探すのはぶっちゃけどこでもよいのだが、なぜわざわざ連絡をしたかというと、帰国2ヶ月前くらいにその会社からおいらに大して電話がかかってきたからだ。
その会社はおいらがスペインにいることを知っている。登録する前から「スペインに行くんで金貯めたい」とすべてを包み隠さず行っていたからだ。「普通そういうことはあまりいわないんですけどね・・・不利になりますから、みなさん隠しますね。」と全担当者。「へぇ〜そういうもんなんだ・・・でも、隠してても面倒くさいし、隠すほどのことでもないし、隠す=悪いことのようにも思えるし」と不思議に思ったものだ。
まぁ、その会社から
2年ぶり
に電話があった。
2年ぶりだ、2年ぶり
!
しかも、担当はおいらがスペインに行ったことを覚えていて、「正樹さんはスペインから帰られたでしょうか?」と開口一番いったそうだ。
「こ、これは!!??」
と正直思った。
2年ぶり
に
スペインから帰った!?
である
基本的に超ポジティブな人間なので思考回路がおめでたくできているのがおいらの長所。
「おいおい・・・まいったな〜。こりゃ、もしかしてスペインに関する、またはスペイン人がいる仕事の依頼かなんかきちゃって、おいらに白羽の矢が立っちゃったんじゃ・・・・ないの〜???」
と超Superポジティブシンキング。
じゃなきゃ、2年の歳月は説明できないし、「スペイン」という単語もわざわざ出す必要もないと思う。「ご在宅ですか?」で済むことだ。
意気揚々、電話をかける。そして、冒頭。
マジで舌かみそうになった。敬語って難しい。
「あの〜、電話頂いたそうなんですが・・・何か特別な仕事でも??」
のっけから直球はさけたかったので「特別」という単語を使って遠回しに聞いてみた。
「あ〜あのですね〜」
「(おいおい・・・このタメは・・・)はいはい」←期待大
「お仕事の確認をさせたいただくために電話したんですよ」
「え?確認??」
「そうです。現在の状況をですね〜」
「・・・・ちょ、ちょっと待ってください・・・」
「はい?」
「スペインにいることはご存じなんですよね?」
「ええ」
「で、現在の状況といいますと?」
「お仕事をされているかどうかってことなんですけど」
「・・・・あ、そうですか・・・当然してませんよ」
「そうですか、わかりました〜」
「あの、すいません・・・普段、登録者には電話とかするもんなんでしょうか?いや、2年ぶりでしたので、ちょっと驚きまして」
「そうですね。だいたい登録していただいた方には、仕事が終了してから1ヶ月ごとに電話とかさせていただいてます」
「そうですか。で、なぜ2年ぶりなんでしょう?」
「いや・・・あはははは」
「まぁ、別にいいです。では、確認ってだけで、特に仕事があるとかということではないんですよね?」
「そうですね」
あはははじゃねぇ〜!
期待だけさせておいて・・・って、勝手に期待したおいらが悪いんだけどさ〜。あまりにもおかしいじゃんかよ!2年のところにこだわったが、すべては偶然の産物だったようだ。2年もスペインも。PCに登録されている履歴書を見ながら電話をかけたに違いない。だから、スペインという単語もその履歴書には書かれているのだろう。
あ〜、期待して損したよ。
まぁ、ぶちぶちいってもしょうがないので、仕事の斡旋を頼むことにする。
「で、いまお仕事の方はされてないとのことですが・・・」
「3ヶ月くらいの短期の仕事をお願いしたいんですけど、今はそのような仕事はありますでしょうか?」
「え〜、正樹さんは・・・WEBのデザインですよね?」
「そうですけど、それはさすがに3ヶ月ではできないので、ほかの仕事でいいんですけど」
「そうですね〜。今すぐご紹介できるやつといいますと・・・」
「ええ」
「電話のオペレーターですね」
「で、電話?」
「SANYOさん・・・ご存じですよね?での仕事なんですが・・・新宿であ〜たら、こ〜たら、ど〜たら、こ〜たら」
「いつから、いつまでですか?」
「もうすぐにでもということで。それで11月末までですね」
「時間は?」
「9時半〜7時です」
「時給は?」
「1200円です」
「交通費でませんよね」
「ええ、そうですね・・・」
頭の中で考える・・・新宿、時間は問題ない。だが、時給1200円で、交通費なし、そして11月末にはまた探さなきゃいけない。まだ連絡は取ってないが、渋谷の仕事で1100円で、交通費、昼飯付きというところを知っている。それに比べると見劣りする。そして・・・電話。あまり好きじゃないんだよね。電話。そして、なんだかんだいいながら、前の時給が恐ろしくよかった仕事と比べてしまう。
また、楽なのはいいのだが、やっぱり忙しく働きたいというのが今は大きい。どうせ3ヶ月だし。死ぬほど働いて、がっつり!というのが理想だ。逆に3ヶ月だから、そんな忙しい仕事はないのかもしれないが、これを期にクリスマスケーキとか売ってみたいし、郵便局の年賀状配達人とかもやってみたかったりする。ドカタみたいのもネタでおもしろそうだ。
とりあえず、その仕事は強く勧めれらたが、お断りする。で、履歴書を書き換えることになったのだが・・・
「スペインにいかれてたということで・・・学生さんでしょうか?」
「・・・え・・・ええ。まぁ、学生です」
(さすがに「ひきこもってる」とはいえない。)
「4年生の大学とかですか?」
「いえ、語学学校です」
「英語の方は?たとえば、TOEICやTOEFLなどは?」
「いえ、まったく。」
「会話の方は?」
「聞き取りは以前よりできますが、会話は以前よりも駄目です」
「スペイン語の方は・・・なにか試験は?」
「まったくありません」
「会話の方は?」
「生きてくには問題ない程度です」
「わかりました〜。では、そのように書いておきます」
「よろしくお願いします」
やはり・・・世の中資格らしい。し・か・く!まぁ、わからんでもないけどね。でも、うがった見方をしてしまえば、別に働くためにスペイン語学んでるわけじゃないので、「資格もってないの〜??」とばかりに聞かれるとなんだか「なんで資格がいるんじゃい!ぼけ〜!」といいたくなる。別に彼がそういう言い方をしたわけではない。一般的な話だ。
そして、よく聞かれるのが・・・・
「もう1年いるんだから、スペイン語ぺらぺらでしょ?」
という質問だ。当然、向こうに他意はないし、悪気もない。
が、
一年でぺらぺらになれるんだったら、10年かけて外国回って、ウルドゥー語だろうが、エスペラント語だろうが、ペルシャ語だろうが、アラビア語だろうがマスターするわ!!!!
と大声でいいたくなる。
行く前に全く勉強をしていかなかったことを棚にあげるつもりはないが、何もなしで1年で話せる人間がいたら、目の前につれてみせてもらいたい。まぁ、実際、存在するんだろうけどさ・・・それは普通じゃないだろう(笑)
ちなみに、おいらの目標は
「スペイン映画を字幕なしでみれるようになること」
だ。ここに到達すれば、スペイン語にそう困ることはないだろうが・・・はっきりって、わからない人にはわからないかもしれないが、恐ろしく高い目標だ。スペイン映画はハリウッド映画と違って、舞台設定は小さく、会話重視のものが多い。あれをちゃんと理解できてると自分が思ったときに、おそらく「中学校くらいは卒業したかな?」と思えるのではないだろうか。あと、新聞。単語がわからなさすぎて、好きでもない「サッカー欄」と、絵でみて理解できる「天気予報」、そして、見栄を張るためにわかったフリをしてみる「一面」くらいで終わる。あ、歴史関係のネタはたまに必死で読むことがあるが・・・。
話がずれた。
ということで、仕事は・・・最近日本ではやっている?っぽい、リクルートかなんかが発行している「無料バイト情報誌」ででも探そうと思う。
さてさて、どうなることやら。時間もないし、とにかく急ぎたいのだが、明日からまた台風23号がやってくるらしい。それも、超大型台風。
毎度のことながら、前途多難だ。
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女は強い!
2004年10月18日 (月)
月並みの表現だけど、タイトルにしてみた。
今日は、いつも通り朝まで起きていて積極的に動く。
で、8時頃、以前、このサイトで知り合って日本食詰め合わせを送ってくれた遥ちゃんに会って、頼まれていたJamonの詰め合わせ?を渡す。
彼女は来年の夏くらいにValenciaに来る女性で、今後のことも考えるとVIP以上の人間。ちょうどおいらとすれ違いになりそうな感じだが、さばさばしてるし、スペイン人の気質もあるので、つきあいやすい。
その彼女と牛角(焼肉屋。予定していた焼き鳥屋が新人研修で休みだった)で日本酒を片手に語った。
いや〜人生いろいろあるもんだな〜としみじみ思わされた。話を聞けば聞くほど、同い年とは思えない強さ。同年齢なのに、おいらと彼女の違いはなんなんだ!!!と思うくらい強い。強いというか・・・悟りを開いてる。
まだまだ、おいらは子供・・・と思う今日この頃だ。
会計の時・・・・
「じゃ、残りはよろしく・・・」
「え???ちょっとまってよ・・・」
「私、働いてるから・・・・」
働いてる人間がおごるときの常套句だ。
「おいらも働いてるから・・・・(超嘘)」
「・・・・」
「わかりました・・・ごちそうになります」
ってことで、日本酒たっぷり飲んだのに安くすむ。きっと日本で働いている人間からすると5000円っていうのはたかがしれているのかもしれないが、おいらには超大金なのだ。
毎回こんな感じで、自分のプライドはズタズタなのだが、ズタズタになりすぎてよくわからなくなってきてるので、どうでもよくなっているのが現状。
会ったのは二回目なのだが、いろいろDeepな話も聞き、とても楽しい飲みとなった。彼女とは今後も大いにつきあいがあると思うので大切にしていきた。ただでさえ、家が近いってだけで重宝するのに、飲兵衛っていうのが嬉しい。
おいらが注文する前に「どうする?(まだ飲むでしょ??)」と言われるのが心地よい。
今日はたいした量は飲んでない。ビール二杯と、だいたい日本酒5合くらい。
近々、馬場の酒楽にいくのでそのときは誘う予定。
今日はほかにはなにもない。
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水の泡
2004年10月17日 (日)
おきたら誰もいなかった。
8時くらい?に寝てから何度か起きたが、二度寝、三度寝を繰り返してしまい、最終的に活動し始めたのは夜8時くらいになってしまった。
時差ぼけ回復のための昨日の徹夜もすべて水の泡と化した。残念。
ということで、書くことはない。
そういえば、全然関係ないが、ここ数ヶ月気に入って使っている表現がある
「あるいは」
なんでかわからないけど、響きがいい。
好きなのは、○○あるいは××の「あるいは」じゃなくって、あるいはそうかもしれないの「あるいは」。
だから、何といわれると困るのだが、とにかく気に入っていて、おいらの会話の中では頻出している。
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スペイン語を話してみた
2004年10月16日 (土)
すこぶる調子が悪かったおいらのノートPC。どうもSP1を入れるとPCが起動しなくなるということが判明したが、それに気づくまでにその後も4回も再インストールする羽目になった。
結局、まだ不安なので入れたくなかったSP2をいれたら問題は解決した。
当然、作業は朝まで続いたので、そのまま起きて時差ぼけを治すことにする。どうも、時差ぼけというのは生活よりは心に左右されるっぽい。口では「治す治す」といいながらも、心のどこかで治したくないのか、あるいは面倒くさいのか、いっこうに治る気配がしない。元々夜型の性質なのを「時差ぼけ」をいいわけにして、正当化?しようとしているのかもしれない。
まぁ、どっちにしろ仕事始めたら苦労するのはおいらなので、ちゃんと治すことにした。
8時頃、cocinaに降りていき、カレーを食べることにする。母親もいたので「食べるか?」と聞いたら「あんた、朝からカレーなんて食べれないわよ!」と言われた。まるで、おいらが変人みたいじゃないか。
昨日の時点で2日目カレーの味だったので、今日は3日目カレーの味がするかと楽しみにして食べたが、味は2日半目カレーという感じだった。
テレビをつけ、カレーを食べていると、「ダニエル・カール」がでていた。あのず〜ず〜弁を話すアメリカ人。
むこうにいったからわかるのだが・・・彼の日本語は訛りは別として完璧すぎるくらい完璧だ。感嘆する時の叫び声まで日本人だ。そして、さらに、日本の歴史にも精通しているといっていいかもしれない。下手な日本人よりよっぽど詳しいんじゃないだろうか。
なんか、昔は笑ってみていたが、語学に苦労している今では見る目が大きく変わった。ここまで状況に合わせて話せるようになるまで、いったいどれくらいかかっているんだろうか。特に、日本語は丁寧語、尊敬語、謙譲語など場に応じた表現があり、スペイン語なんかよりもよっぽど難しいはず。
う〜ん、うらやましい限りだ。
話は飛ぶが、なにやら「おまけ」に追いかけられるようになった。帰国直後は「あんた、誰や?」という感じで凝視されたが、昔いたのを思い出したのか、はたまた、暇だからなのか知らないが、行くとこ行くとこついてくるようになった。必ず間合いを計って近づいてくる「春」とは違って、もう顔をこすりつけてきたり、背中に飛び乗ろうとするくらい近くに接近してくる。
こっちにきてから、スペイン語をほとんど口にする機会がない。口癖の「Hostia!!」と「vale」、「muy bien」はでてきてしまうが、ほかは完全に使わなくなってしまった。
スペインでもよく春に日本語で話しかけていたのを思い出し、その逆バージョンとばかりに「おまけ」にスペイン語で話しかけることにした。聞かれたら恥ずかしいので、誰もいないことを確認してから・・・。
「Haru〜!あっ!・・・すまん、名前間違えた!おまけ〜〜!!!」
「にゃ〜!」
「Que tal?」
「にゃ〜」
「bien?」
「にゃ〜」
「guapo!!」(かっこいいな〜)
「にゃ〜」
「Golfo!」(このごろつきが〜!)
「にゃ〜」
「Tienes hambre?」(おなか減ったのか?)
「にゃ〜」
「estas aburrido?」(暇なのか?)
「にゃ〜」
「te gusto yo?」(オレのことが好きなのか?)
「にゃ〜」
「ashi?pero no me gustas tu...lo siento eh?」(あっそう、でも、おれは嫌いなんだよね)
「にゃ〜」
「entiendes?」(わかってる?)
「にゃ〜」
「no entiendes・・・」(わかってないな・・・)
「にゃ〜」
「Tienes suen~o」(眠いか?)
「にゃ〜」
「DUERME!!」(じゃ、寝ろ!)
「にゃ〜」
「Hasta Luego〜!」(じゃね〜)
「にゃ〜」
Cafeをいれようとcocinaに行ったおいらを小走りでおいかけてきて、Barraの上にジャンプしおいらを先回り。そして
「にゃ〜!」
「vete la mierda!」(あっちいけ〜このやろ〜!)
「にゃ〜」
全然、わかってない・・・。
関係ないが、スペイン語を話している最中、ものすごい違和感に襲われた。周りの景色とスペイン語がまったくもってあっていないので、話していても落ち着かない、というか、誰もいないのにこっぱずかしくなる。じゃ、スペインで日本語を話した場合も同じでは?とも思ったが、あっちでは日本人の友達と日本語を話す機会も多いのですでにいわかんは感じないっぽい。
誰かスペイン語話せる人間が遊びにきてくれないかな〜。
時間がたっぷり余っていたので、Cafeをいれたあと、物置となっていた部屋の大掃除にとりかかった。
拓也が押し込んだ使わなくなったテーブルが二台、巨大段ボール箱を二つ、そこそこでかい棚が2つ、ギター・・・そして・・・
う、梅干し??
なぜか、梅干しがつけてあった。
それらをすべておどりばにだし、掃除機をかける。
ふと気がつくといろんなものがなくなり、いろんなものが壊れていた。
コジコジの貯金箱はテレビの後ろにおち、マックでもらった恐竜はテッシュの空き箱にいれられ、ハンプティーダンプティの人形はバラバラ殺人事件、友達がタイのおみやげでくれた像の置物は粉砕され、Daliのポスターはどこかにいき、ゴダールの映画のポスターも同じく消え、窓ガラスはガムテープで頑丈に閉じられ、ラジカセは消え、さるぼぼの人形(一緒に寝る用)は出奔し、偶然できたカミキリムシのが埋まった蝋燭のオブジェは、なぜか時計ウサギが埋まることで形を変えていた。
そして、逆に出発前にちゃんとしまった物たちがなぜか掘り起こされて、散乱していた。きっと彼らは考古学者に違いない。
パキスタンのマント、アルバム、貯金箱、イタリアの仮面、フランスのテーブルクロス、ドイツ兵のヘルメット、カーテン、CD、専門書・・・。
みればみるほど、掃除をする気を失うほどの荒れ方だった。
が、これから3ヶ月住まなくてはいけない場所なので、泣き言をいいながらもおとなしく掃除をした。
掃除は約4時間くらいで終了した。DVDをコンポのスピーカーにつなげたので、大迫力の音楽を聴けるようになる。それだけでも掃除した甲斐があったというもので、早速FangoriaのCDをかけ、一人部屋で踊る・・・踊る・・・踊る・・・。すばらしいことにMP3もそのまま聞けるplayerだったので、Gotan Projectもその後聞いた。
う〜ん、すばらしい曲だ。
せっかくの土曜日だったので、バルデミ(おいらの作っているグループ)に呼びかけ飲み仲間を募集すると、おぐりとむんが釣れた。
集合は7時15分に渋谷のさくらやのパソコン売り場。マウスが壊れたのでいつもとは違う待ち合わせ場所にした。
掃除が終わったのは4時。で、今は4時15分。渋谷までは電車で30分。6時半にでれば間に合う。あと2時間以上ある。そして、少し眠い・・・・。このまま飲んだら、絶対に悪酔いしてしまう・・・。
ということで、目覚ましをセットして、軽く仮眠をとることにしたのだが・・・・起きたら7時50分だった。
むんにすぐに誤りのメールをし、急いで電車に飛び乗る。
約2時間の遅刻。誘っておきながらホント悪いことをしてしまった。
その後、のび〜もやってきて4人で盛り上がる。おぐりの「家を閉め出された話」には大爆笑させてもらった。原因がうちらにもあるので、あまり笑ってもかわいそうなのだが・・・おぐりらしくていい。
今日の飲みは酒量はほどほどで、皆全然酔わないで終わった。おいらは、Manoloたちに送るように、頼んだ料理をパシャパシャ写真を撮る。おぐりは料理が来るたびに「ねぇ、もうとった?とった?食べていい?」と、なぜか「おあずけ」までして、おいらの心配をしてくれていた。
長尾が来る予定だったのだが、結局間に合わないということで、河岸をうちのそばに変えて飲むことに決まり、のび〜、むん、おいらの三人でおいらの自宅に戻った。
スペインは店で酒が買えるのは10時までなので、「うちには酒がない・・・・どうしよう」と心配していたのだが、日本はそんな決まりはなかったことを思いだし、コンビニで酒を買う。日本酒「一の蔵」と芋焼酎「黒霧島」と、おいらの主食「柿ピー」などなど。
町田からてくてく歩いてやってきた長尾と合流し、2次会は続いた。のび〜は明日9時から仕事、むんは昼から美術館にいかねばならなかったが、2次会は結局朝まで続いた。
のび〜がまず落ち、7時頃でていったのび〜と入れ替わりで長尾が落ち、むんが落ちそうになってきて・・・おいらは暇になる。
飲み過ぎでふらふら状態だったが、急に今日はちゃんと早くねて時差ぼけ治す予定だったのをすっかりわすれて起きてしまったことを思いだし一人猛省。
むんが座布団をつなげ寝に入り始めた頃、おいらもあきらめて長尾の隣で寝た。
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