スペインひきこもり日記

おいらの　おいらによる　おいらのための
スペインひきこもり日記！！
改め日本出稼ぎ日記

久しぶりに泣いた

2004年11月04日（木）

今さっき（夜中の１時）・・・もも死んでしまった。中学２年生くらい拾ってきたから享年１５歳だ。病気になってしまっていたのもあるが、老衰に近いとのこと。まぁ、しょがないのだろうか・・・と思いつつも寂しさがこみ上げる。

それにしても、なぜおいらが一時帰国するたびに死んでしまうのだろう。前回の一時帰国の時はももの娘のこももが死んでしまった。日記には１月２日と書いてある。そんときも泣いた・・・。

あ～もう、ショックだ・・・。

おいらがスペインにいってからというもの、なんども我が家のペットトラブルを体験している。

以前は、犬二匹、猫６匹いたのだが、犬二匹は死んでしまい、猫もおまけのわがままで、２匹が家出、１匹が半野良猫化（たまに帰ってくる）してしまい、実質３匹となってしまっている。家出したデミとぐりこはおいらのお気に入りだっただけに、聞いたときはショックを受けた。グリコは一時帰国の時にあいたくてあいたくて仕方がなかったのに、そのときにはすでに家出してしまっていた。

なんか滅入るから、今日はもう書くのをやめる。

春・・・元気かな～。

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飲む、打つ、買う！

2004年11月03日（水）

結婚式の二次会・・・HIROSHI神父とMASAKI神父を証人に康雄は嫁にこう頼んでいた・・・

「１週間に１度は麻雀させてください」

と。

でも、嫁から駄目だし食らって「月に１度」に妥協された。

ということで、久しぶりに麻雀をしに康雄の実家に行ってきた。

メンバーは、康雄、むん、のび～、おいら。途中からおぐりが来て計５名。

おいらは基本的に麻雀は好きだが、そうしょっちゅうやらない。誘われればいくが、３ヶ月に一回あるかないかだ。大学生のころは高田馬場がすぐ近くだったのもあって、雀荘によくいっていた。その割には相変わらず直感麻雀で勝つときは勝が、よくふることが多い。どうもこれは性格によるところらしい。うじうじ考えないで、まぁ、いらないから捨てちゃえ～で、はねられる。というわけで、おいらは別に雀鬼ではないが、康雄は結構好きなので、むんやのび～を誘ってよくやっているようだ。

結果的にいって、惨敗。というか、むんが大勝しただけでほかは全員マイナスといっていいくらい。むんはみなから「つまらん麻雀うちやがって！」と攻められていた。おいらとしては、今回はおいらに対する「接待麻雀」だと思っていたので、まさかここまで負けるとは・・・。

5.5半荘やった結果、ビリ、二位、二位、ビリ、二位、二位と順位だけみればそれほど悪くないのだが、ビリの二回がとばされたのと、二位の時がほぼ原点ということもあって、最後までプラスに転じることはなかった。

久しぶりの麻雀だったのだが、今回のメンバーが集まれば「飲み」にならないはずもなく、後半は麻雀半分、酒半分・・・いや、麻雀２割、酒８割という感じになっていった。

康雄が用意しておいてくれたVinoを皮切りに、休憩時には酒屋にVinoを買いに行くことになり、最終的には６本くらいのボトルが空いたっぽい（覚えてない）。最後の方はみなほろ酔いで麻雀どころじゃなくなっていた。

メンバーないではフランスのVinoよりもイタリアのVinoが人気がある。スペインのVinoをあけたときには、すでにみな酔っぱらっていて味なんて見てない感じ。今考えると、おいらが味に違和感を感じなかったところをみると、ちゃんとスペインの味がしたということなんだろう。日本のVinoも捨てたもんじゃないってことか。

最近気に入っている「うま～ですっきり！」を振り付けつきでメンバーにやらせようと思ったが（特におぐり）、誰もやってくれなかった。一人麻雀やりながら、やる羽目になった。

まだ恥じらいがあるらしい。

温泉かなんかに行ったときに、酔っぱらわせてやらせよう。それまでに台詞と振り付けを完璧にしておかなければいかんな・・・。

康雄・・・次は来月まで麻雀できないのか。かわいそうに・・・合唱

追記
最後まで接待麻雀を盾に踏み倒したけど、ちゃんと残り払わねば・・・。

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ロッポンギヒルズに住んでみた

2004年11月02日（火）

そういえば、六本木ヒルズなるものが今東京に・・・いや六本木？にあるらしい。

おいらが前回一時帰国したときに、「女子十二楽坊」についで

「え？何それ？」

もんの浦島ワードだった。

今日もいつものようにぼ～～っとテレビを見ていたら、「今をときめくIT社長うんたらかんたら」という番組をやっていて、今、このロッポンギヒルズに住むことが金持ちのステータスになっているとのこと。

ってことで、財布の中身が１円と１０円でいっぱいのおいらがロッポンギヒルズに住んでみることにした。

家賃？

１５００万円くらいですかね。

部屋でチカラをいれたところ？

そうですね～内装を有名なデザイナーに頼みました。このソファーがお気に入りです。でも、部屋の隅っこが落ち着くので、あまり使うことはありませんね。眺めるだけです。

仕事？

なんていえばいいのかな～まぁ、ひきこもりです。

年収？

「お恥ずかしい話なんですけど・・３０００万円です」

（※仮の姿でいる今は「ちょっと自慢に聞こえちゃうかもしれませんが、財布の中身は６８円です」と堂々といってますけどね。日本人だから謙遜は大事です。）

車？

イギリス製の車です。１０００万円くらいだったかな？。安かったです。仕事では乗りやすさを考えてベンツですね。プライベートは趣味の車です。道楽がすぎちゃって・・・車に興味ないんですが・・・。

カードの限度額？

言うまでもなく「限度額なし」のゴールドカードですよ。間違っても学生の時につくったカードのまんまで限度額１０万で、毎月お金がおろせなくて困る・・・なんてことはありません。

普段の食事？

そうですね～今日は仕事で会食にいったんだけど２品くらいの小皿を頼んでお会計が６万円でしたよ。これでもいつもと比べれば安い方。炙りガツオは一貫２０００円と結構な値段ですがこれがやめられないんですよ～。

最近買った大きな買い物ですか？

おととい、ヨドバシカメラにいってきましたよ。おれっていつまでたっても庶民だな～と感じましたよ。そのとき、４５インチプラズマ液晶テレビを２０分後には購入してしまいました。当然支払いは限度額なしのカードですね。

週末は何をしてるかって？

週末は気の置けない友達やモデルを呼んでFiestaをやってますね。友達は皆お金持ちで羨ましいです。お手伝いさんをまだ雇ってないので、Fiestaの時の食事は宅配ピザとオリジン弁当のパーティー弁当ですね。

仕事のあとはどうやって過ごしてるかって？

ライトアップされた東京タワーを見ながら、スペインワインを飲んでます。書斎のテーブルの上にある象牙か翡翠かでできた「チェス」がおいてあるんですが、やってくれる人がいないから、一人で「チェックメイト」ってつぶやいてますよ・・・

実際に彼らが言っていることを自分に境遇と性格などを微妙に混ぜ合わせていろいろ妄想してみたが、途中で飽きて終了。案外つまらなかった。というか、リアリティーがなかった。当然っちゃ～当然だが。

というか、そんなもん全部いらんから、スペインに永住させてくれ・・・。

会食代１０回分とプラズマテレビと車の代金と一ヶ月分の家賃を一回だけでいいからおいらにくれ。

頼むっ！

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ついにボケまで・・・

2004年11月01日（月）

あっ！

というまに１１月。

なんか滅入るのはおいらだけだろうか・・・・。

居間でテレビをみていた。ふとビデオの脇をみると、なにやらジャケットにスペイン語が書かれたCDが・・・。「も、もしや、両親がスペインに興味を持ったのか？？」と喜び、笑顔で聞いてみた。

「おっ！スペイン語のCDじゃん！どしたの？買ったの？買ったの？ねぇ～」

ビデオが収納されたガラス戸をあけ、CDを取り出した。FlamencoのCDだった。

「お～、フラメンコじゃん！しかも、二枚組！どう？良いこのＣＤ！？」

自分が好きなものが褒められてるような気がして、もう興奮気味。

しかし・・・

「なにいってるの・・・それ、あなたがお父さんに買ってきてくれたCDじゃないのよ。この前帰ってきた時に・・・」

え？？？

お、覚えてない・・・・いや、買ったのはもちろん覚えてる。けど、ジャケットまで覚えてない。

それもそのはず・・・Fnacに言ったときに平積みされてたし、値段もそこそこ安かったし・・・とベタっぽいし・・・ってことでジャケ買いともいえないような直感で選んだCDだからだ。

ぐむ～。

期待したおいらが悪かった・・・いや、それ以前に買ったことを忘れていたおいらが悪かった。

どっちにしろ、おいらが悪い。

なんか、喜び損。

ってことで、ふてくされ状態でCDを聞きながら、ワイン飲んでふて寝した。

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スーパー見学に行く

2004年10月31日（日）

父親にスーパーへの買い出しに誘われた。

買い出しか・・・。

よけいな金を使いたくないから引きこもっていたのだが、今ではどうも完全なひきこもりになってしまっているようで、しばし考える。

あ・・・そろそろCafeが切れる。確かSANWAにはillyとLavazzaのCafe缶があったはず！！

いまのおいらにはこのCafe缶は買えない。新宿で７００円くらいで売っているところを見つけたにもかかわらず買えなかった。それくらい、おいらの財政は圧迫している。

ということで、いくことにした。

しかし、なぜ父親が・・・なぜ母親じゃないんだ？

その答えは車の中の両親の会話ですぐにわかった。

母「それにしても、買い物いくなんて何年ぶり？」
父「いや・・・そんな前じゃないだろ～半年ぶりぶりくらいじゃ・・・」
母「何言ってるの！お正月の買い出しで最後じゃない」
父「・・・・・」

どうも、父親は買い出しが好きではないらしい。理由はわからないが。少しでも退屈しのぎをしようとおいらを誘ったっぽい。どうせいくんだったら、おいらを誘わなくてもいい気がするが・・・。まぁ、深く考えるのはやめることにした。

そういえば、また車が変わっていた。お客さんが前のセレナ？をほしがったらしくては売ったしまったらしい。で、今度は日産（うちの父親は日産が好き。しっかり作られてるとのこと。）の・・・何だっけ・・・セレナーデじゃなくって・・・サボタージュじゃなくって・・・なんかこの二つを足して二で割ったような名前の車だった。

キャラバンほど大きくないが、８人くらい乗れる車で車内は結構広い。ベージュがベースの車内はおいらの好みにぴったりで初めて車好きの気持ちがわかった。これ乗ってドライブしたいな～とすぐに思った。それにしても、最近の車にはいろいろな装備がついていて便利そうだ。あっちこっちに隠しアイテムが隠されているのが忍者屋敷っぽくていい。ゴミ箱とかドリンクホルダーとかカーナビとか・・・。バックするときにカーナビの液晶部に後部が映し出されたが、それはいらない。逆に危ない気がする。まぁ、いいや。

今日いったスーパーは家から歩いて１分のスーパーではなくて、車で５分くらい走ったところにあるスーパーSANWA。品揃えは近所にあるスーパーよりは多い。

久しぶりにきたのだが・・・最初の印象は「小さっ！」だった。スペインは建物がでかい。いや、高い。スーパーに限らずたいていの店はその高い建物の一階部にあるので、スーパー自体は小さくても、とても巨大に思えるのだ。だから、独立してあるこのスーパーSANWAはとても小さく見えた。

で、中に入ってびっくり。給料日直後ということもあってか、もんのすごい混んでいた。「げ～～やっぱこなきゃよかった・・・」と一瞬後悔したが、そんな思いはすぐに吹き飛んだ。

ご、ごま油が大量に陳列されているじゃないかっ！！！

ほかにも醤油、うどん、日本酒、舞茸、豆腐、大根、もやし、蕎麦・・・ともうよりどりみどり～～！

両親を放っておいて、一人品物の多さに感動する。日本ってやっぱすげ～～！でもって、冷凍食品が以前より増えてるのにも、日本ってやっぱ・・・・って思った。

見てて思ったのが、スペインと違っていろんなメーカーから同じ製品が出ているということ。ヨーグルトとか牛乳、スパゲティー、Cafe、お新香、冷凍食品などなど・・・とにかく種類が多い。スペインでも当然メーカーはあるが、ここまで多くないので、それほど選ぶということはない。Jamonはいくつか種類があるのは、さすがにスペインといったところだろう。

とにかく、おいらにはもう、宝の山という感じだった。

ただ、やっぱりアボガドとかパプリカとかは高かった。

両親から離れて、Cafeを探しに行く。その途中ワインコーナーを見つけて寄り道をする。スペインじゃ日本酒はまず見かけないが、日本にはVinoがおいてある。日本の勝ち！！と思ったが、日本酒が有名じゃないってことなのか・・・ぐむ・・・。

スペイン・・・スペイン・・・どこだ？

圧倒的にフランスのワインが多い。で、次がイタリア・・・。スペインがなかなか見つからない。

少し引いて、視野を広げてみてみる・・・

あったあった・・・独特なボトルでRIOJAと書かれたSigloを発見。ここがスペインコーナーだ！！！

よしよし・・・って、おいっ！！！２種類しかないじゃないか！！！

Sigloは見慣れすぎておもしろみがないので、もう一本の方に目をやる。

あ・・・む・・・せ・・・る・・・・け・・・じぇ・・・る？？？

Amselkeller？？？

って、これスペイン語じゃないやん！！！どう見てもドイツ語っぽいやん！！

ん？

でも、確かに棚にかけられている値札にはスペインの国旗が書いてあるし・・・Espan~aって書いてあるし・・・

おおおお！！！！？？？？

Denominacion de OrigenがValenciaじゃないか！！！！

すっげ～奇遇だ～奇遇～～！ここで出会ったのも何かの縁！！買ってくか～！

と、Valenciaの文字に喜び、すでに名前がドイツ語っぽいということを忘れているおいら。

冷静になって、ボトルを手に取りよく見てみることにする。

なになに・・・

「ラッケ社が良質のスペインワインをドイツにて瓶詰めしたワイン」

おっ！おれの勝ち！やっぱりドイツやん！

ということで、すべての謎が解けた。

セール品（売れてないのか？）みたいで、６９０円という日本で売っているワインのわりには安い。Sigloの方が２１００円することを考えても格安といえるだろう。

ということで、一本買ってみることにした。ネタにもなるし、さすがにValenciaの文字をみて買わないわけにもいかないし・・・復興委員会会長として・・・。

で、目当てのCafe売り場に到着

が・・・illyもLavazzaもない！！

隅から隅までいくら探しても見つからない。

もしや、売り場が変わった？

そう思い、近くで棚の整理をしていた店員さんに聞いてみることに。

「すいませ～ん、illyとLavazzaっていうイタリアのコーヒーを探しているんですけど・・・」
「い、いりー？と・・・なんです？」
「Lavazzaです。前においてあったんですが・・・」
「あ、そうですか～・・・年に二回くらい棚替えするんで・・・前にはここにありましたか？それともあちらの特売コーナーとかに？」
「いえ、ここでした・・・でも、５年くらい前の話なんで・・・すいません・・いいです」

ってことで、国産のCafeを渋々買ってきた。前に買ったことがあるが、あまりおいしくなかった記憶がある。おいしくないわけじゃないが、こうなんというか・・・個性がないというか・・・焦げた匂いがするというか・・・。きっと日本のことだから良質の豆とか使ってるんだろうけど、おいらの口にはあまり合わなかった。

今度は両親を紀伊国屋（だっけ？）に連れて行こう。それか成城石井。あそこなら確実にあるだろう。

夜、早速Vinoを飲んでみた。

結論からいうと・・・Valenciaへの贔屓心もあったのかもしれないが、悪くない！。５eurosと考えてしまうと不満ぶ～ぶ～だが、６９０円と考えればわりにはちゃんとしてるというか、まずくない。白ならこれくらいのはあるが、赤では珍しいと思う。たいてい渋いだけのワインが多い。（※おいらが買える値段のワインではという意味）

ただ、深みは全くといっていいほどない。ラベルにも書いてあったがフルーティーというかブドウの味というか・・・・絶対これ、何本か飲んだら悪酔いするタイプである。甘太郎のスペイン白ワイン「ヴィニャラール」（だった気がする）並の危険度な気がする。

なんか、おいしいVinoが飲みたくなった・・・友達と飲もうととってあるVino一本飲んじゃおうかな・・・３本あるから大丈夫だよな・・・まだ誰にもいってないし・・・飲んでもいいよな・・・飲んでも・・・

いや、もうちょっと我慢の子でいよう。

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さりげなく・・・・

2004年10月30日（土）

風邪引いたっぽい。

と思ってたら、母親も同じことを行ってきた。

拓也に聞いたら「おれはずっと風邪だ・・・」だと。

おまえか、犯人は！！

そのせいで昨日は７時にはもう寝た。そして、今日もせっかくの土曜日だというのに、雨だったのもあり療養。ってほどでもないが、マリちゃんから奪った「那智黒」なめながら過ごした。まぁ、その前にタバコやめろって感じだが・・・。

最近、またどこかでなんかがあったのか、メールでの質問が増えてきた。波でもあるんだろうか？それとも、どこかのサイトで宣伝でもされたのだろうか？謎だけど、嬉しい。

ただ、難しいのが漠然とした質問。いや漠然ではなく、違う地域のことを聞かれた場合が一番悩む。旅行にいっていれば、その情報を元にいくらでもかけるのだが・・・スペインはホント地域によって差がありすぎる。食べ物も人柄も。日本も同じなのだが・・・スペインはもっとな気がする。

普通のスペイン旅行者はValenciaになんぞこないから仕方がないのだが・・・いい加減なこともいえないし・・・難しい。

何もできない土曜日ってホント切ないものだ。

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浮気

2004年10月29日（金）

おいらはお茶といったら基本的に「お～い、お茶」しかのまない。スペインでの生活では必ず傍らにVinoのボトルがおいてあったが、日本だったらもう太古の昔からこの「お～い、お茶」。

よく、おいらが酒好きだからVinoを毎日飲んでいると思われているが、お茶があったらお茶を選ぶ。ホントだ。お茶がない。じゃ、水を飲むしかない。けど、水だけではなんか味気ない。じゃ、どうする？安いからVinoでしょ・・・となるわけだ。

だから、日本でもお茶が切れた時には、友達との泊まりで余ったウィスキー（だいたい一本近く余る）を飲んだりする。前はそれで、ボトル一本を一人であけてしまって、しかも２時間かからないくらいの時間で・・・・夜中一人便所でうなされたことがある。それ以来、ウィスキーのボトル空けは控えている。

で、スペインから帰ってきたらサントリーから「伊右衛門」というお茶が新発売されていた。京都福寿園で寛政二年（１７９０年。徳川家斉の時代で・・・わかりやすく言うと・・・寛政異学の禁しか思い浮かばないわ（笑)）創業らしい。

詳しくは知らないが、由緒あるお茶屋らしくて、こんなペットボトルで出すようなところではないらしいが、それを頼み込んで？だすことになったらしい。

コンビニに「お～い、お茶」を買いに行ったときに、その2Lボトルを見つけてちょっと浮気して飲んでみたのだが・・・・

結構うまい。というか、十分うまい。いや、うまい。

「お～い、お茶」は嫌いな人も結構いるが、これならもしかして皆うまいといいそうな味だ。

困った・・・悪くない・・・浮気が本気になってしまいそうだ。

でも、やっぱり裏切れない。なんていっても「お～い、お茶」にはいろいろ幸せにしてもらっている。年期が違う。会社に行くときに駅の下の自動販売機を見て毎日幸せにしてもらっていたし・・・。

うん、やっぱり裏切れない。

でも・・・うちの家にある自動販売機・・・サントリーで「伊右衛門」あるのよね～。

困った。

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