スペインひきこもり日記

おいらの　おいらによる　おいらのための
スペインひきこもり日記！！
改め日本出稼ぎ日記

存在していてはいけない人間

2004年12月21日（火）

きょうは、かいしゃにいくと・・・

あ、別に普通に書いていいんだ。

今日、会社にいくと、昨日並べたCDが、まるまるクリスマスCDに取って代われていた。しばらく仕事が忙しいので、クリスマスなんてものは当然ないのだが、せめて気分だけは・・・ということなのだろうか、多種多様のクリスマスCDが出されていた。

Hさんの集めたものだけあって、かなりマニアックなものが多い。その中になぜか一つだけ「Deep Forest」のCDが入っていた。５，６年間、同じようにこの会社でバイトしていたときに何度も聴いたCD。すんごい懐かしかった。

というわけで、今日はクリスマスCD特集で、DJをやってきた。様々なタイプの「きよしこの夜」に少々頭が混乱した。

中国風の「きよしこの夜」を聴いていたら、ふと中華街で肉まんが食べたくなった。本能だけで生きているおいらは当然いつものように、誰にいくことなく叫ぶ。

「中華街、いきましょう！」

と。

すると・・・なぜか「中華街か～いいね～！いこう！」と好反応をしめすＨさん。

みな仕事で鬱屈していたのか、突然降ってわいたようにその話で盛り上がる。

肉まんを食べるとおなかいっぱいになって中華が入らないとか、かといって、冷凍肉まんでは気分が損なわれるとか、どこがうまい店なのかとか、周富徳はどこにいっただとか、その兄弟はとか・・・もう侃々諤々。

で、結局、「早くにいって、散歩しながら肉まん食べて、雑貨屋を冷やかして、お香買って、中華たらふく食って、おみやげに月餅買ってきて・・・」ということで決定したのだが・・・

はたらして、うちらに中華街に行く暇があるんだろうか・・・。

っていうか、おいらにそんな金はない！

ただ、行くとしたら、おいらとしては、前回の一時帰国の時にできあがっていた「みなとみらい線」に乗ってみたい。

昨日は締め日だったので、バイト代の計算をする。一ヶ月で２４日働いていた。働くのは一年半ぶりということを考えれば、我ながら少しは頑張ったと思う。

が！今のバイトは決して時給は悪くないのだが（バイトだったら良い方だと思う）、前のWEB職人の仕事は派遣ということもあって時給が恐ろしく良かったのもあって、２４日で・・・こんなもんか・・・と大幅な収入減に少々寂しい気分にもなった。

まぁ、なんにせよ、金が入ったのは嬉しい。

おいらの小銭入れに英世だけではなく、一葉や諭吉が入る日もそう遠くはなさそうだ。ふふふ。

金も入ったし、帰国まで一ヶ月もきったこともあり、気を引き締める。

無駄遣いしないようにしよう。
飲みも最小限にして断ろう。
ヨドバシカメラとかにいくのもひかえよう。
映画だけはみていいことにしよう。
年末年始も休まず働こう。
タバコをもっと減らそう（だいぶ減って自分でもびっくりしている）

と誓いを立て、やる気満々になったのもつかのま、のっぴきならない状況に自分がいることが判明し、早くもうなだれる羽目になる。

おいらは今住民票がない状態。２年前からだ。だから、保険も払ってないし、選挙関係のはがきとか、公的なものはいっさいうちには届かない。最近、母親が保険証を変えたのだが、おいらの名前は見事に消えてなくなっていた。

つまり、おいらはいま日本に存在していてはいけない人間であり、国のサービス（？）はいっさい受けれないのだ。そもそも給料もちゃんと受け取れるかどうかかなり不安な状態だったりする。まぁ、いちいち見ないだろうが・・・。

話はとび、先日、詰めていた銀歯を餃子と一緒に食べてしまった。それ以来おいらの歯には穴が空いており、ご飯を食べるたびに楊枝が必要になってしまった。

Ｍさんに「銀歯とれた～！もう最悪～！」といったら、「よかったじゃない！スペインでそうならなくて・・・」と言われて、「確かに・・・」と自分の幸運を喜んでいたのだが、そのときは住民票のことなどすっかり忘れていたのだ。

母親がちょうど歯医者に行くというので「保険証なしの治療」について尋ねてきてもらったのだが・・・

治療費は・・・

保険ありの値段の１０倍になるらしい。

５００円でも５０００円！

１０００円だと１００００万円！！！

もう泣きそう。

初診はたいてい高いので、仮に２０００円前後だとしても２００００円。

おいらにスペインに行くな！といっているのに近い金額だ。

何が悲しくて一ヶ月の家賃以上の金を払わなきゃいけないんだ！！と憤ってみたものの、歯をこのままにしておいたら、それこそ洒落にならん状態になり、余計な金まで払うことになってしまう。

もう・・・・白旗だ。

ということで、今週中に住民票を戻すことにした。次のスペイン滞在はせいぜい半年くらい。国民年金等の問題はあるが、ここで数万使うよりはよっぽどマシ（なのか？）。問題は、住民票を戻したからといって、すぐに保険がつかえるかどうかだ・・・。

クリスマスの靴下には「保険証に名前をください」とでも頼もう。

あ、おいらは東方三博士に乗り換えたんだった・・・。

追記
年賀状の方は無事完成したものの、ここでも出費が・・・。インクカートリッジが高いの忘れてた。年賀はがきだけで済むと思ってたのに・・・。

スペイン語会話とイタリア語会話を両方続けてみた。オープニングの差がすごい気になる。イタリア語会話・・・加藤ローサ出まくり。スペイン語会話・・・スペインの下手な風景だけ。NHKの戦略とイタリア男の下心を垣間見た気がする。

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きょうのにっき

2004年12月20日（月）

きょう、かいしゃにいったらたくさんの人がいてびっくりしました。
Ｈさんのおくさんたちがおしごとをしにきたからです。
ぜんぶで７人いました。そのあとも２人もきたので、きょうはとてもにぎやかなかいしゃでした。

ぼくは、いつもとちがうかいしゃに、すごいワクワクしました。
そして、なにかめずらしいおかしをもらえるかもとドキドキしました。

でも、もらったものは「えね・あちぇ・かー」のお手つだいのおしごとで、ちょっとだけがっかりしました。

おかしほしかったな～。

「えね・あちぇ・かー」のおしごとは「ばくさんのかばん」とか「はにまるくん」とか「ひょっこりひょうたんじま」とか「おかあさんといっしょ」とか「いち・に・のさんすう」とかとてもなつかしいものばかりでした。

おてつだいのしごとで、ぼくにはぜんぜんかんけいないしごとだったけど、とてもたのしかったです。

Ｍちゃんはおかしのおまけについていた「えね・あちぇ・かー」の小さいお人ぎょうをたくさんもっています。

そんなかに「いち・に・のさんすう」の「タップ君」がいました。

ぼくはＭちゃんにいいました。

「タップ君ちょうだい」
「いやだよ」

すごくかなしかったです。

まだふくろにはいったまんまだったので、ぼくはまたいいました。

「ねぇ、ふくろからだしていい？」
「そんなことしたら、なぐるわよ」

すごくすごくこわかったです。

Ｍちゃんはいじわるなので、かいしゃをやめてスペインにたかとびするときに、こっそりあけてあそんじゃおうとおもいます。

そうしたら、なぐられないとおもいます。

いまやっているおしごとの人と四人でいつもみたいにジョナサンにごはんを食べにいきました。

ジョナサンで１０００えんでもらえるプレゼントこうかんけんを１０まいあつめて、プレゼントとこうかんするのはぼくのしごとです。

きょうは７まいもっていたので、またサラダボールかスープカップととりかえようとおもっていました。

おかねをはらったあとドキドキしてまってたけど、おみせのおねえさんはけんをくれません。

「けんください」とぼくはいいました。

でも、おねえさんはくれませんでした。そして、「もうおわっちゃった」とぼくにいいました。

ぼくはかなしかったので、その７まいのけんをおねえさんに「あげう～」といってあげました。

そしたら、おねえさんはすごいこまったかおでうけとりました。

ぼくは「どうせ、あまってるるんだろ～！７まいでもくれよ～！」とおもいましたが、だまってきょうのところはひきさがりました。

おみせをでたあとも、ぼくはかなしかったので、Ｍちゃんにもんくをいいました。Ｍちゃんは「ざんねんだったね～」とぼくをなぐさめてくれました。それでもぼくはかなしかったので「サラダボ～ル～～～！」とさけびました。

そしたら、ぼくたち２人をみて、ぼくたちのおしごとをたんとうしているおにいさんが「たのしそうな、しょくばだね～」といいました。

ぼくはいまのかいしゃはとてもたのしいとおもうから「うん！」とこたえました。だけど、Mちゃんはすこしてれていました。

「いやみ」じゃないとしんじたいです。

あしたもおしごとがんばろうとおもいました。

だから、せんせい・・・「よくできました」をください。

おまけ
きょうはすこしじかんがあったから、CDをならべてあそびました。
とてもたのしかったです。

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え？もう終わり？

2004年12月19日（日）

今日も仕事だったとはいえ、一応１．５日くらいは休みだったのだが・・・なんだか休んだような、休んでないような、変な週末だった。

ということで、まだ疲れがとれてない。

今のおいらの夢は「一日何にも邪魔されず、が～～～っと寝る」ことだ。

昼過ぎ、渋谷にいってお仕事。おいら以外誰もいない状態だったので、黙々と仕事をする。あまりにも寂しいので、息抜きに写真取ってみた・・・。

６時にむんと那智黒（笑）と待ち合わせして、居酒屋に。映画を見る予定もあったが、なんとなく中止。

新年会やら忘年会やらバルデミについて話し合う。

安くすませるつもりが、今日も一人５０００円也。

２日で１００００万円が無くなる日本。もう怖くて怖くて泣きそうだ。

誰かなんとかして・・・。

追記
住民票がないために、おいらは歯医者にもいけないっぽい。やばすぎる。

母親はヨン様ファンじゃなくって、韓国ドラマが好きなだけということがわかってちょっとホッとしたのもつかの間、BS2で冬のソナタの完全版がやるらしく、飲みから帰ってくるやいなや「正樹！ビデオにとって！！」と必死になっていた。やっぱりヨン様なのでは・・・と思ってがっかりした。酒も抜けてないまま一人必死に使ってなかったビデオの時計合わせから始める羽目になる。

年賀状作戦は成功。いつできるかな～。うふふふ。

カレンダーを作ることにした。今月中には作り終えたいな～。

子供たちももおかしいことになってきてるみたい。小学校で同級生による殺人。

戦争はどうして終わらないのかな～♪
戦争はどうして無くならないのかな～♪

写真はおいらの席。写真用にいじってるわけではなく、そのまんま。

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気分はエスパーニャ♪

2004年12月18日（土）

なんか・・・こんな本だか、サイトを見たことあるような気がしないでもないけど、まぁいいや。

なんとなく気分がいいので「アトムゥ～♪」のCD「chai」を聴きながら日記を書いている。

秀逸なCDだ。

機嫌は良いが、さりげなく忙しい。なんだかんだで、ゆっくりはできない土曜日だった。

Valencia時代の恩師（？）であるさゆりさんに会ってきた。

彼女は、スペインに着いたばかりで右も左もHola！も言えないおいらにいろいろ教えてくれた人だ。さらに、男日照り（スペイン（Valenciaというべきか）は同年齢くらいの男がやたらと少ない）のおいらに、唯一無二のタカシ君を紹介してくれた大恩人でもあ。年上なのもあって、いろんな意味で尊敬していた女性だ。

というわけで、連絡を受けてからは最優先で、スケジュールをあけ、今日ようやくあうことができた。

場所は四ッ谷三丁目にある「La Taperia」（http://www.la-taperia.com/）というBar。さゆりさんの友達のいきつけの店とのことだった。

なんの疑いなく、スペイン好きの日本人がやっているBarだと思っていったのだが・・・・ばりばりのスペイン人が経営するBarだった。

メンバーはおいら、さゆりさん、お友達、こだぬきの計４名。留学先は様々だが、全員スペインがが話せるという状態。

店主のカルロスも喜んだのか、１２年も日本にいて、嫁さんも日本人で、日本語ぺらぺらなくせして

「すいません～メニューをください」
「No comprendo！」
（なにいってるかわからないよ）

と日本語で話しても対応してくれない。

そして、仕事もそっちのけで、スペインについて嬉しそうに語り始めた。っていうか、ここは学校か？っていくらい、語学学校よろしく、スペイン語についてもいろいろ語りはじめた。

久しぶりにスペイン語をたっぷり話した気がする。そして、思い切りスペイン語（特に簡単な単語。ガルバンソスとか）を忘れていることに気づかされた（;´Д⊂

Bota（当然z.z.z.。革でできた水筒で、中にワインをいれて飲む）を自慢げにみせてくれ、おいらが「Porronも持ってるぞ！」と負けじというと、「してやったり！」という顔で、倉庫からPorronをもってきて、cervezaに三ツ矢サイダーをいれクララを作り、ごちそうしてくれた。

感動を強くするために、スペインにいくまではスペイン気分は封印しようと思っていたのだが、はからずもスペイン気分を堪能する羽目になってしまった。

もう、気分はエスパーニャだ。

意表をついた「スペインワールド」に目眩を覚える。

なんて楽しいんだ！！

問題は床にゴミや吸い殻を捨てれないところだけだ（笑）

JamonもQuesoもスペインからもってきているのか、そのまんまの味で、ワインはおいらにとっては正直怖くて注文できない値段ではあったが（RIBERA DEL DUEROが５５００円！！）、完全に「Vino」で一気にテンションあがりまくり。「ちょっとだけ」と歯止めがかからない状態に陥りそうになる。財布の関係でボトル一本とサングリアでごまかしたが、ホントに危険な状況だった。吐くまでVino飲みたくなった・・・ある意味最悪だ（笑）

さゆりさんとは昔話で盛り上がる。おいらにとっては、今はなきValencia全盛期時代。難波夫妻、加代ちゃん、ゴウシさんととても楽しい時期だった。あのころは・・・ホント毎日楽しく酒を飲んでいた・・・。今も、まぁ飲んでるんだが・・・。

注文した酒量は少なかったが、店主のカルロスがおごってくれたのもあり十分満足する。Paellaも日本人の男の子が作っており、さらに、日本にうっている材料を使ったPaellaではあったが、十分おいしいPaellaだった。元々日本にあるスペイン料理屋には詳しくはないのだが、これまで食べたなかではもっともValenciaの味に近かった気がする。それでも、本場の味には及ばないのだが・・・。

Manoloの作ったPaellaが食べたくなった。

ちょっとだけホームシック。

追記
不動産屋事件が勃発し、相手を論破した。気持ちよかった。
さゆりさんは全然かわってなかった。
近々PaellaかArroz Negroを作ろう。Fiestaだ！Fiesta！誰呼ぶかな～。

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ゴンゾウ発見！

2004年12月17日（金）

なんか、もう思考能力０。

ちゃちゃちゃと終わらす。

映画のチケットを二枚ゲットした。クリスマスプレゼント。『ブエノスアイレスの夜』と『約３０の嘘』の２つ。

週末ごとに映画ばかりみているが、その後の飲みも含めると結構馬鹿にならない出費だったりするので、かなり感激。

ってことで、今日は仕事前にイメージフォーラムで『ブエノスアイレスの夜』でも見ようと思っていたのだが、朝微妙に起ききれなくて断念。

とはいえ、早起きしたことにはかわりないので、ちょっと早めに渋谷にいってプラプラ散歩。デジカメもって。

ハンズとロフトでプレゼントのお返しを探す。灰皿とお香の２つ。灰皿は小さいゴミ箱がついていてかなり秀逸な気がし、自分のも欲しくなったが、かさばるので次回に回すことにした。

ハンズをでて、適当に徘徊していると・・・

ゴンゾウ発見！！

「デジカメもってきてよかった～」

とすぐさま取り出しカメラを向けると、挨拶してくれた(笑)

中谷美紀を見たいという以外、特に「約３０の嘘」には期待していなかったのだが、少しみたい度がアップした。

それにしても、可愛くない顔だ。

仕事の方は・・・もう・・・なんだか・・・がふん。

バイトっぽくなくなってきた。なんとなく。

夕食はラケルで喰った。何年ぶりだろうか・・・。

クリスマスデコラシオンってことでピンク色に染まっていたのだが、目がちかちか、目眩でくらくら。もともと特殊な雰囲気な店だが、さらにすごいことになっていて、３人で非難囂々。好きな人は好きなんだろうけど・・・男同士で入れる感じじゃない。でも、３組くらいいたけど。

メニューもクリスマス専用のものがあったので３人ともそれを頼んだが・・・ボリュームありすぎて、腹十二分。デザートはやはりおいらには不必要なことを実感。

食後・・・デザートを食べながらＨさん。

Ｈ「う～ん・・・土日どうしようか～？」
お「（ぐむ！来たか！さりげないな～）」
Ｍ「・・・・・」（無言）
お「やすむぅ～～～！！」
Ｈ「だよね～休むってもんかね～。休むか～」
Ｍ「・・・・・」（無言）
お「いや、おいらは働きたいんですけどね～」
Ｈ「また修正入ったやつがくるんだよね～」
お「・・・・」
Ｍ「・・・・」（ひたすら無言）
Ｈ「う～ん。日曜日やらない？」
お「・・・・日曜日・・・予定あるんですが、夕方くらいまでなら・・・」
Ｍ「・・・・」（まだまだ無言）
Ｈ「お～それでもいいよ！じゃ、日曜！」
お「あ～い」
Ｍ「・・・・」（最後まで無言）

なんか無言の圧力を感じた。

おいらは悪くない。

ってことで、案の定というか、「２日連続休暇の夢」はあえなく潰えた。

ま、いっか。

定期を買った。日付をみて、スペイン帰国が近いことに気づき、しみじみ物思いにふける。

あと一ヶ月！

ちょっとやる気が回復した。

追記
「序の口」の使い方を間違えいじめられた。こんな間違いを犯すなんて・・ショック。
Ｈさんがあめ玉を口に入れるとすぐ噛むことが判明。おかしくて腹痛くなった。
年末だからなのか、最近よくゲ○を見かける。滅入る。

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価値の換算の変遷

2004年12月16日（木）

テレビやラジオをきいていると、悪いニュース、良いニュースも含めて、様々な数字の金額をよく耳にする。

１０万、１００万、１０００万円、１億、１０億、１００億・・・。

まぁ、とにかく様々だが・・・１億とかなってくると、もういったいどれだけのもんなのかよくわからなくなってくる。

人間の生きていくための知恵というべきか、習慣とうべきか、そのときの環境によって、たぶんおいら以外の人間も（実際はしらんが）これらの「価値」をほかのものに置き換えて換算していると思う。

「１億！！！それって、○○、何個ぶんやん」

ってやつだ。

小さいころなら「ビックリマンチョコ」と可愛いものから、「マンガ」、「ファミコンのカセット」あたりがわかりやすい。少し大きくなると「CD」の枚数に換算され、大学生くらいになると「飲み会」の回数に換算される。

で、最近は・・・

「おいらのスペインでの家賃○○ヶ月分やん！！！」

になっていることにふと気づかされた。

もう口癖のように行っている。

iPodの値段きいて、「４ヶ月分やん！！」とか、先日の森下千里（だっけ？）の胸像の落札額を聞いても「１年以上やん！」とか、ヨン様出演の冬のソナタDVDBOXの値段を知って「３ヶ月分やん！！」とかこだぬきの買ったDVDコンポ（結局買ったらしい）の話を聞いて「３ヶ月半ぶんやん！！」などなど。

もう何でもかんでも家賃に換算されている。

地元駅の元第一勧銀現みずほ銀行があり、宝くじを売っているのを毎日会社にいくときにみている。

そこにでかでかと掲げられた「３億円！！！」

もう・・・でかすぎて換算する気も起きないが、やってみた。

２００００ヶ月ですって！奥さん！

何年よ！

１６６６．６６６６６６６６６６６６６６６６６６６６年ですって！奥さん！

鼻血でた。

っていうか、冷静に考えたら家買えるじゃん！豪邸たてれるじゃん。プール付き別荘も。カスティジョンに・・・。

貧乏って長くするもんじゃないな

ってことで！

買うことのない宝くじ・・・最近ちょっと買ってみようかな～とおいららしくもない考えが頭をもたげてしまう今日この頃。

Vinoだと何本分だろ・・・・。

あ、また鼻血・・・。

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年賀状・・・

2004年12月15日（水）

ラジオで何度も繰り返される・・・

「年賀状を元日まで届けたい場合は２４日までに出してください」

急に焦りだす。

今年は数年ぶりに・・・オリンピックやW杯の間隔より久しぶりに・・・年賀状を出そうと心に決めたのがつい先日。

会社で年賀状を出さなきゃ～って慌てていたのをみて、うつってしまった。

まぁ、今年は一気に知人が増えたのもあるので、おいらのアドレス帳に載っている全員に年賀状を出そうと決めてしまったのだ。

自分でもあまりに急な話だとわかっている。

毎年毎年、来た人には出そう！！と思うのだが、デザインだけで満足してしまい、宛名でくじけそうになって・・・なんとか書き終えて、各人にメッセージをかいて・・・というところまではいくのだが・・・切手貼るのが面倒で・・・手元に残る・・・という仕組みがここ数年でできあがってしまった。たまに遊びにきた友達に手渡しするということはあるのだが・・・９割９分完成して後は切手を貼るだけという年賀状がおいらの部屋の引き出しには大量に隠されている。

そんなおいらが・・・おそらく・・・３０枚・・・いや、もっとかもしれない・・・枚数を出そうというんだから、阿呆っていうか、馬鹿というか・・・。

さらに、暇な去年までも出していないというのに、むちゃくちゃ忙しい今年にそんなもん作れるわけがない！！と自分でも思う。

が、なぜか焦っているのだ。

「作らなくちゃ！書かなくちゃ！貼らなくちゃ！出さなくちゃ！」

って。

職場で呪文のように「年賀状～～～！！かかなくちゃ～～～！！」と叫ぶおいらを見て、Ｍさんが・・・

「弟君に頼めばいいじゃない。あたしもいつも姉や父から頼まれてるよ」

「自分でいうか？」と・・・なんかものすごく不自然な発言な気もしたが、とてつもなく、Super buenoな解決方法なことに気づく。

年賀状の案はもうできあがっている。あとは作るだけ。なので、拓也をうまいことおだてあげ、タバコの５箱くらいでも与えれば、作ってくれるのではないだろうか。

お～なんかイケる気がしてきた。いや、イケるだろう！これは！

Ｍさんに感謝しつつ、どうおだてたもんだろ～と頭を悩ませ帰ったが・・・

拓也・・・家にいなかった・・・

追記
また夜更かしして６時過ぎになってしまった・・・

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