2004年12月24日 (金)  | ってわけで、今日はクリスマス。いや正確にはクリスマス・イブ。
昔から不思議に思ってたけど、なんでクリスマス前日のイブの方が賑わうんだろう。なんでだろう。
渋谷はクリスマスということで、カップルで賑わっていた・・・と思う。もしかしたら、「クリスマス=カップル」という先入観が、おいらにそう見させたのかもしれないが、まぁ、とにかく、いろんなカップルがいた。
その中で気になったのが・・・
ラケルで見た「別れそうなカップル」。
男の方は背中だけで顔はみえなかったのだが、女の子はもう顔がどんより暗い。マジ顔というか・・・。最後には完全にうつむいちゃったし。
笑い声はおろか、話し声まで聞こえない。Mさんと2人で「あれはつらいっすね~。何があったんでしょうね~」と野次馬根性たっぷりでちらちら横目。いろんな想像をして楽しむ。
そんなうちらは、席について2秒後には
「クリスマス・メニュー 2つ!!」
とメニューをみることなく、そのまま注文。
気分だけでも・・・と。
2組目は帰りの駅でみかけた年配カップル。
もう、それはそれはものすごい抱擁をしていた。なんか映画のワンシーン。スペインでそんなんは見慣れてるんだけど・・・いかんせん・・・似合わないと申しましょうか・・・美しくないと申しましょうか・・・。
ここでも・・・いろいろ想像して楽しむ。
不倫とか不倫とか不倫とか。
今日も職場はいつもどおりクリスマスソングのメドレー。J-WAVEからはじまり、Hさんのコレクションにまで。Hさん・・・クリスマスCDありすぎ。「いったい何枚もってるんですか!!??」ってきいたら「まだまだあるよ」とのこと。おいらなんて一枚も持っていない気がする。
お「あ~なんかクリスマスっぽいことしたい~!しないと損な気がする~!」 M「ケーキでも買ってくればいいじゃない」 お「おいらケーキ食べれんもん」 M「じゃ~クリスマスツリーとか・・」 お「もう作ったやん・・・そこのテーブルの上の・・・」 M「これでいいの??」 お「うん、それがいい」 M「う~ん・・・ほかだと・・・」 お「あ、ミカン食べる!ミカンまだありますよね?」 M「あるけど・・・クリスマスと関係なくない?」 お「まぁ、似たようなもんです。」 M「え~~~~!!」
ってことで、ミカン食べ過ぎて手がミカンくさくなった。
Hさんは7時過ぎ、るんるん気分で退社。お友達のjazzコンサート(?)にいくとのことだった。心なしかスキップしているようにも見えた。
それから2時間後・・・。
お「そろそろ飯喰いいきません?」 M「うん。お腹ぺこぺこだし・・・」 お「どこいきますかね~」 M「カレー?」 お「カレー?じゃ、それにしましょう」
外に出る。
お「クリスマスだし、スペイン料理ってのは?」 M「それはHさんいるときにしなさい」 お「ぬ~じゃ、そこのギリシャ料理は?」 M「う~ん、値段わからないから駄目~」 お「じゃ・・・ほかには・・・このあたりだとラケルしかないか~」 M「あ~ラケルでもいいか。ラケルにしよう。」 お「Xmasメニューもありますしね」 M「あたし、Xmasメニューっ!」 お「もちろん、おいらも!」 M「マネしないでよ~」 お「ラケルいうたのおいらやん!」 M「しょうがないな~」 お「しょうがないって・・・(^_^;)」 M「行く前に本屋で現実逃避用の本買っていい?」 お「どうぞ、ご自由に」
Mさんは「CREA」とかいう本を買った模様。で、おいらはというと、前々から探していたドラゴンボールのカードダスガチャガチャを発見して、しゃがみ込み、早速100円いれてみる。そして、回す・・・・
で、でてこない・・・
まわせどまわせどでてこないっ!
ちょっと恥ずかしい気持ちを我慢してやったのに・・・ここで泣き寝入りしたら100円が泣く!
「すいません・・・ドラゴンボールでないんですけど・・・」 「え?」 「あ、そこのカードダスです」 「あ~、ちょっとお待ちください・・・」
やってくる店員。
ガチャガチャを開け100円取り出す・・・受け取ろうと手を伸ばすおいら。
が!
その店員、こともあろうに、その100円を再びガチャガチャにいれ、回すではないか!!!
そして、今度はちゃんとでてくるカード・・・。
「では、こちらを・・・」
え~~~!!ガチャガチャってのは、自分の手で100円いれ、自分の手でドキドキしながらレバーを回し、でもって、ドキドキしながらブツを手にいれる夢のアイテムじゃなかいのか~!!
子供心のない大人は嫌いだ。大嫌いだ。
Mさんも、おいらと同意見らしく、「あらら~かわいそうに~」と慰めてくれた。
絶対店員がおかしいだろ~。たとえ、おいらの見えた目がおっさんだったとしてもだ。
ありえない。
Hさんが退社する前。 H「川端君・・・明日どうする?」 お「あ、明日ですか???」 (またさりげな~い!なぜMさんが先じゃないの~!) H「うん。明日」 お「仕事したいにはしたいんですけどね~年賀状が~」 H「年賀状なんて、1日出せばいいよ!あはは」 お「今年は絶対にちゃんと出すんです!ただでさえ今日までなのに!」 H「大丈夫大丈夫」 お「そんな・・・もう自分がすでに書いたからって・・・」 H「う~ん」 お「それに映画もみたいし~ブエノスアイレスの夜~」 お「友達に焼き鳥おごってもらいたいし~あえればだけど・・・」 お「あらぽんと秋葉原にもいきたいし~返事がくればだけど・・・」 お「考えてあとで返事しますよ」 H「は~い」
で、Hさんが退社したあと・・・ M「Hさん、あたしにいわなかったね~」 お「そりゃ、Mさん働き過ぎだもん。Hさんも悪いと思ってるんですよ」 M「だって、あたし毎年ここで「明石家サンタ」よ!!」 お「ははは」 M「クリスマスくらい会社にはいたくないよね~」 お「ですよね~」 M「でしょでしょ」 お「おいらも明日は休むかな~でもな~年末年始の休みもあるから、稼ぎ減るのは痛いしな~。でも、映画とかみたいし、一日シエスタとったりしたいしな~」 M「明日はお休みお休み!」 お「そうしますか!じゃ、メモおいていこっ。Mさんは?」 M「あたしはもうさっきHさんにメール送ったもん」 お「げ~おいらのこともいってくれればいいのに・・・」 M「そんなの自分でメールおくればいいでしょ~~っ!(笑)」 お「ケチ・・・」
ってことで、Hさんの机の上に「明日はシエスタに決定!」と書いた紙をおいてきた。
おうちに帰ると、今日だけ母親に奪われた(ママンの携帯だが)がリビングでなっていた。
「誰だ、誰だ・・・」
「もしもし・・・」 「Hで~す」 「はいはい」 「で、明日どうする?」 「明日はシエスタします!」 「え~~~来てよ~~!」 「え~~~いまのやついつまでなんですか~?」 「とりあえず、あれが急務で・・・予定入ってるの?」 「いや・・・年賀状くらいで特には・・・でも、映画もみたいし~」 「やってくれると、すんごい助かるんだけどな~」 「はう~。とりあえず、今日は徹夜で年賀状書くんで・・・明日電話しますよ」 「は~い!了解!あ、もし終わらなかったらMさんが日曜にくるから、続きがどこからかとか、わかるようにしておいて・・・」 「はいはい。では、おやすみなさい」
・・・って、明日いかなきゃ駄目ってことやん!
Mさんの「クリスマスくらいは会社にいたくないよね~」が頭の中でリフレイン。
実際、クリスマス自体どうでもいいんだけど・・・周りが楽しそうだと、遊びたくなるのが人情ってやつでしょう。
とりあえず、ミカン食べよ。
追記 カードダス。デンデ、ベジータ大猿(キラキラするやつ)、修行後のトランクス、亀仙人のかめはめ波MAXの4枚。デンデはクリスマスプレゼントということでMさんに(笑)。遊び方がわからん。
自分へのクリスマスプレゼントの三国志フィギュアは「芙蓉姫」。いらね~。
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