おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め
日本出稼ぎ日記
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120eurosの大当たり
2005年04月02日 (土)
昨夜帰ってきたのはたぶん明け方のの5時くらいか?
で、飯つくって、ゴマの瓶落として、親指ざっくりいって、流血して、赤いパスタ、食べながら少しお仕事して・・・7時とか8時くらいか?寝たのは?たぶん寝たよな?寝てないっけ?なんか寝てない気がしないでもない。あ、寝たや。寝た寝た。
もう、毎日何がなんだかわからなくなってきてる。
で、起きたのは昼の1時頃。
でもって、雨。久しぶりの雨。
あ!!!洗濯物!!!
もう素敵なほどぐっちょり。
ぐぬ〜〜〜!洗濯し直しか・・・・いや、乾かしてこのままごまかすか。雨はなかったことにして・・・そうしよう・・・。
取り込まず、そのままさらに濡れて貰うことにする。もうしらん。
雨降ってるので仕事に専念。
ず〜〜〜っとひきこもり。
連日の夜を徹しての作業のおかげで、あと少しで公開できるところまで辿り着く。綺麗ではないが、それなりの見栄えがして、かつシンプルなサイトになった。このレベルならば胡散臭いということはないだろう。
5時頃急激に眠くなりシエスタをとる。
起きたら8時をすぎていた。
ManoloとSantiが車をとりにSantiの家にいくというのでお留守番。
また仕事に戻る。
外は相変わらずの雨。
タバコが切れたのでOpenCorにいくことに。
偶然、エレベータでMi Kyungと遭遇。
M「どこいくの?」
お「OpenCorにタバコを買いに・・・行く?」
M「行く!」
OpenCorへ向かっていると、今度はManoloたちと遭遇。Santiの弟のEnriqueも一緒だった。
S「どこいくんだ?」
お「OpenCorにタバコを買いに・・・行く?」
S「行く。」
なんか、
桃太郎
になった気分がした。
これから家でDVDを見るというSantiとOpenCorで別れて、Mi Kyungといっぱいやることにする。家にひきこもってるとクサクサしてくるから。
場所は当然Bar
Gulliver
。
バレンシアの至宝
人間交差点
相変わらずの雰囲気。もうその辺のBarとは匂いが違う。オーラというか。
おいらは夕食代わりのTapas(Albondigas。肉団子。Gulliverのは激ウマ!)Mi Kyungといろいろ語っていると、突然スロットマシーンで遊んでいた妙齢の女性・・・たぶん娼婦(金髪のボブショート?があまり似合ってない感じ。プリティーウマンにでてきそうな感じ)・・・・がものすごい奇声をあげた。
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
みなが一斉に彼女に注目する。
どうも大当たりを出したようだ。
みるみる増えていく配当を示す電光表示。
あれよあれよと、
120euros
まで行く。
小銭を稼いでるのはたまに見かけるが、ここまでの大金をあてた人は初めて見た。
「ほら〜〜!!最近ついてなかったけど、ようやく来たわ!みなさい!!!きゃ〜〜〜!!!」
もう興奮状態でテンションの高い妙齢娼婦。
「袋袋!袋ちょうだい!早く!」
すごい剣幕でまくし立てる。
彼女がボタンを押すと、ジャラジャラと音をたてながら1eurosが次々とでてくる。
あ・・・もしかして、1eurosが120枚でてくるのか!!???
ホントにでてきた。
もうびっくり(^_^;)
隣にいた知り合いっぽい男が、カウンターに10枚ずつ1eurosを積み重ねていく。
Mi Kyungにこっそり耳打ちする。
「
『マスター!ここの客全員にCervezaを!!!』とか言ってくれないかな?」
ちょっと期待に胸を膨らますが、彼女は娼婦。毎日の生活に困ってるかもしれない彼女がそんなこというわけもなく・・・
Mi KyungとおいらはGulliverを後にする。120eurosいいね〜!とつぶやきながら。
帰ってきてからも当然お仕事。
一昨日、お祝い用に買ってきた、Mercadonaの宝剣「Vin~a Enterizo」をあける。
う〜ん、うまい!やっぱVinoはいい!
久しぶりに部屋で飲みVinoにかなりご満悦で、仕事もはかどる。
が、あっというまに一本飲み干してしまい、一本しかかってこなかった自分の愚かさを後悔。やはり常にストックは3本ないとダメだ。
しょうがないのでCocinaの食料棚をゴソゴソとやっていると、火祭り中に買ったSangriaを発見!
今のこの気分を逃してはならぬ!
と、Sangriaをゴクゴクゴクゴク。
おかげで、陽気な気分になり、仕事もはかどるはかどる。
途中、
酔っぱらった状態で、サイトのテキストなんて打っていいのか?おいら・・・
ま、わからないから大丈夫でしょ
と自問自答するも、気にせず仕事続行。
一段落がついた昼の11時・・・・布団に入った。
よろしかったら投票してください。
酔っぱらって料理なんてするもんじゃないね!
2005年04月01日 (金)
どこから書けばいいんだ?
まず、仕事関係からか・・・。
コスタ関係のサイトの方は徹夜しすぎて飽きが出る。3日以内!とかいってたけど、一日1コンテンツということにして、少し余裕を持たせることにする。
「根性」とか「努力」とかは嫌いです。
「徹夜」と「無駄」は大好きです。
で、なんだっけ?
あ、そうそう。仕事、仕事。
打ち合わせいってきたよ。う・ち・あ・わ・せ。
うちの近くのCafeにいっての打ち合わせ。
おいらが予想していたのと違ったのは・・・
「すでに向こうはこっちに頼む気でいた」
ということ。
しらなんだ・・・しらなんだ・・・。
なんでも、のらりくらりと逃げて、なかなか着手しなかった他の人を完全に断ってのことらしい。
「正樹は日本人だからまじめだろ?ちゃんとしてるだろ?」
とかいわれて、ちょっと耳が痛かった。
「ごめんなさい・・・実はすごいいい加減です・・・」とは言えるはずもなく、ひたすら話を聞く。
当然スペイン語。
う〜ん、Que Dificil!(難しい!)
だいたいのイメージをとかはつかめたし、仕事なのでわからないところはないがしろ
にできないのでつっこんで質問するも、やはり日本人同士というわけにはいかない。
でもって、やっぱりスペイン語のサイトだし、色彩はスペイン人の好みにあわせなkればいけない。原色っていうの?赤なら赤!青なら青!って感じ。
いろんなスペインサイトで研究しないとダメっぽい。
ともあれ、だいたい・・・ほんとだいたいはわかって、了解した。
話によっては断るつもりでいたが、建築会社のサイトということで、イメージがある程度あるのと、それほどでかい(十分時間はかかるが)サイトでもないので、了承するつもりで話を聞く。
唯一の問題は、彼(Sergio)も苦笑しながらいっていたが、社長の嫁はんも建築関係の人間で、Bastante PijaでEspecialらしい(訳が難しい。つまり、アーティストだってこと)だということ。
つまり、サイトを作り知識は全くないが、色彩に関してはうるさい可能性があるとのこと。
「あ〜あたし〜この色嫌い〜!他のにして〜」
とか
「ここは嫌〜!これじゃないににして〜!」
とか
そういう苦情はあるかもしれないとのこと。
でも、サイト職人ではないのでそれはおいらが一喝すればいいとのことらしい。
あとは、おいらは好きじゃないので使うことは滅多にないがFlashを少しは使って欲しいようだ。映画サイトとかテレビドラマとかだったら、まぁいいんだが、普通の会社のサイトでFlashを使うのはおいらはあまり好きではない。最初はいいが、二回目以降はとばされるのがオチだ。それで無駄な金を取るよりは、もっとわかりやすいサイトがいいというのがおいらの信念。
そこは曲げずにいいきったので、むこうも了承してくれたが、少しは使ってあげたいので、メニューくらいはFlashを使うことにする。
以前働いていた会社のオヤジと違って、かなり建設的な(?)イメージをもっているので、おそらくおいらにも作れそう。
前は
「う〜ん、なんていうかトランスな感じで〜。自然との融合っていうの?」
とかいうわけのわからないイメージを押しつけられて、あくせくしていたが、スペイン人だからか、曖昧な表現はほとんどなく、「俺はこんな感じで考えている!」っていうのが全面にでていてわかりやすかった。
まぁ、なにはともあれ、相手には少し申し訳ないが、スペイン語の勉強も兼ねて、またスペイン人の好むデザインを学ぶと言うことも考慮して、引き受けることにした。
日本の料金設定よりは下げたが、そこそこ稼ぎになるような金額を提示したし。
これが叶えば、ポルトガル、ドイツあたりは鼻歌混じりで旅行できそう。
小金持ちってやつ?
ふふふふふ。
打ち合わせの途中で、クミコさん・・・でもって、何故か一緒にCamilaがやってくる。
その後、Labradorで軽く飲む。Sergioは違う名前をいっていたが、それは昔の名前だった。
ここでVinoをしこたま飲んだ後、車でおいらの家の近くのDiscotecaへ。ここで朝の5時?4時?くらいまで踊りまくる。
家に到着後、どうにもこうにも腹がはっていたので、何かを作ることにするのが、もう十分酔っぱらい。フラフラ状態で、手もおぼつかない感じ。
そんな状態で料理なんてするもんじゃないね。ホント。
メニューは、おいらが良く作る簡単和風パスタ。
ツナとノリとゴマと醤油だけでできるお手軽パスタ。
ただ、Vinoのせいでフラフラ。
作ってる最中に、ゴマを入れてる瓶を手をすべらせて、床に落として粉々にしてしまう。
フラフラながらも掃除をする。
で、できあがったパスタは・・・・何故か
赤い
。
酔っぱらってるので何でかわからない。
とにかくパスタが赤い。
ツナも赤い。
真っ赤っか。
「ん??塩はかけたけど・・・Pimenton(粉パプリカ)はいれてないよな?間違えたか?」
「う〜ん・・・赤い・・・赤いぞ・・・パスタが、赤い。ありえない赤さだ・・・」
ふと見ると、パスタ以外も赤い。机とか鍋の取っ手とか・・・。
「ぬっ??」
もしかして・・・・
右手の親指ざっくりいってました
もう大惨事。
酔っぱらって痛み感じてないからわからなかったけど、さらに慎重にガラス瓶の破片を拾ったつもりだったけど、親指
ざっくり
。大流血。
でも、酔っぱらってるから「切れてな〜い!」って感じで、パスタをむさぼり喰う。
で、食べ終わったあと、フラフラになりながら、絆創膏を探して止血。
傷の深さよりを心配するよりも、ある意味微妙に貴重なゴマを無駄にしたことに心をいためながら、ベッドにはいった。
ゴマ・・・結構高いのに・・・・(;´Д⊂
よろしかったら投票してください。
やっぱりスペイン人って・・・・かわいいわ。
2005年03月31日 (木)
徹夜のおかげで珍しく午前中に活動できるので、通帳とパスポートを持って近くのBBVAに行く。
というのも、未だに通帳生活だから。
カードを受け取ってからかれこれ一ヶ月も経つのに、未だPIN(パスワード)を記載した郵便物が届いておらず、無用の長物になりつつあるおいらの銀行カード。さっさと申請したBBVAに行けばいいのだが、少し遠い(たかがしれてるが)のと、自転車の鎖を未だ買ってないということで、イマイチ行く気が起こらず。もうグダグダって感じ。
うちから歩いて5分くらいのところにBBVAがあるので、そこに行く。前回もお金をおろした支店。
すごい行列だったが、家賃等をSantiに払わないといけないので我慢して行列にならぶ。客がすごい待っているのに窓口が1つというのは
スペインスタイル
。スーパーでも服屋でもそう。こうなると気長に待つしかない。
30分後・・・漸くおいらの順番。
いつも通り、通帳とパスポートを出す。
「お金をおろしたいんだけど・・・」
「いくら?」
「400euros」
「・・・・」
「・・・・」
「パスポートはダメだ!」
「え?」
「パスポートを使えるのは通帳を申請した最初の銀行だけだ」
「は?でも、前にここでおろしたってばさ」
「誰がやった?」
「しらないよ・・・(あほか、ぼけ!)」
「・・・・とにかく、その最初の銀行へいってくれ」
「・・・・わかった・・・」
なんか頑固オヤジっぽい銀行員だったので、余計な抵抗はせず、言いなりになることにした。そして、「ありがと」も言わずにむかつきながらBBVAを後にする。30分損した。徹夜明けで疲れてるっていうのに。
このまま、その勢いでおいらのBBVAにいこうと思ったが、やっぱり面倒くささには勝てず違う方法を探す。
そういえば、カノバス近くにもBBVAがあったはず。そこにいって、帰りにEmpanadillaでも買って帰ってこよう。
場所が変われば、人が変われば、できなかったことができるようになるのもスペインスタイル
。こんなことでむかついていたらスペイン人にはなれん!
ギリギリ5eurosあったので、Que vaおばさんのところでタバコを購入する。ライター忘れて火を借りる。ホステスのようにQue vaおばさんに火をつけられ、なんかちょっとビビった。
次にいったBBVAでも行列。こっちは窓口が2つ開いていたが、どうもみたかんじ、片方がなにやら難航しているようで、仕方なくもう一つの窓口を開けた感じ。行列の一番最初の人がかなりいらついているところからみても、かなりギリギリまで2つ目を開けなかったんだろうな〜と、想像しながら待つ。
こちらも30分後くらいに自分の番が回ってくる。
先ほどの反省点を生かす。徹夜で声がボソボソになっていたことと、無精髭がすごいことになっていて犯罪者チックになっている自分を思い出し、元気朗らかに挨拶する。
「Hola!!!Buenos dias!!」
「Buenos dias・・・」
「お金おろしたいの。400euros」
「はいはい・・・」
パスポートと通帳の名前の表記が同じか確認するおばさんの銀行員。
「はい、ここにサインして・・・」
1人心の中でガッツポーズ。
「はいはい。サインね・・・・おやすいごようでっ!」
ということで、2軒目で無事400eurosゲット。
ウキウキ気分で帰宅。お気に入りのEmpanadillaの店はしまっていたので、Mercadonaにいって、Vinoを購入。今日で仕事の目処をなんとかつける予定でいたので、そのお祝いVino。でも、皮算用はいかんので、やすくてうまいVinoでなければいけない。そうなると、もう決まっている。
「Vin~a Enterizo」
。2.35euros。ALBALIとならんで、
Mercadonaの宝剣
だ。
今月は税金がプラスされるので家賃が二倍になる。倍だ、倍!痛すぎるが、年に一回なのでまぁしょうがない。しかし、そんなことは車に予定していなかったので、マジでお金稼がないと5月とかには帰らないといけなくなりそうな予感がしなくもない。日本の銀行にあといくら残ってるかってところだろう。切りつめれば今のお金でも7月まではいられるはずだが・・・・Vino飲みたい、旅したい、うまいもの喰いたい。最後だし。
帰宅後、仕事の続きをすこしやるが、煮詰まって断念。5時頃、瞼を開けていられなくなり、布団へ。そのまま爆睡。
目が覚めたのは9時くらい。
Santiがなにやらドタバタしている。
お「どうしたの?」
S「今急いで飯食べたところだ・・・少ししたら出る。」
お「どこに?」
S「Cafe del duendeだ」
お「あ〜〜学校の企画ね」
S「そうだ」
お「懐かしいな〜。もう何ヶ月かいってないよ・・・・以前はしょっちゅういってだけど・・・・帰国しちゃったからな〜」
S「オレも久しぶりだから・・・正樹もいくか?」
お「う〜ん・・・う〜ん・・・・いくっ!」
S「Vale!10時にでるから、急げ!!Corre!Corre!(走れ!走れ!)」
お「あいよっ!」
ってことで、
Cafe del duende
。
【Cafe del duende】
Valenciaでも何カ所かFLAMENCOをみれる場所はあるが、ほとんどが商業用ということで少々高い。15euros前後くらいする。
商業的でもあるが、本格的(?)なアンダルシアのタブラオとは違って、普通のステージでやることが多い。
そんな中で、値段も安く、ある意味マニアックなFLAMENCOを見せてくれるのが、ここ「Cafe del duende」。5eurosで入れて、さらにチケットでCervezaならいっぱい無料で飲める。Cubata(ジントニックとか)なら、3.5eurosプラスで飲める。
基本的には木曜日と金曜日の11時か11時半からFLAMENCOは開始される。普通の小さな小さなBarに小さなステージがあるという感じなので、目の前でみることができる。やってくる人はその都度違い、多少のあたりはずれはあるものの、結構楽しいFLAMENCOをみることができる。
有名になってきたからか、最近はうちらみたいな外国人の客も増えたが、スペイン人の若者がFLAMENCOを聴きながら、後ろで「いけないタバコ」の煙をくゆらすという姿もみることができる(笑)
難点といえば、少々市街から離れているということ。普通の観光客にはまず見つけられないと思う。そんなところ偶然にも通らないだろうから。
是非時間があるなら、話のタネに行って欲しい場所だ。
で、FLAMENCO。
今回は学校企画なので、たくさんのメンバーで見る。椅子もあるが、早めに行かないと埋まるので、当然立ち見。今回は多国籍軍でなかなか話が面白かった。キプロス人、ロシア人、ノルウェー人、フランス人、イタリア人、ドイツ人多数といったところ。
キプロス人の彼はなかなか面白い人間で、質問がとても変わってる。髭をそり忘れたおいらをみて、「日本人は髭をはやすのは珍しいだろ?」とか「胸毛はないのか?」、「じゃ、はげはいるか?」、「どんなはげだ?」「女は髭が生えてるか?」・・・と何故か「毛」の話ばかり。
久しぶりに公の場所にでてきて、改めて思ったのが・・・
スペイン人はやはりかわいい
ということ。姐御曰く「イタリア人とスペイン人の子とは結婚しないほうがいい」とのことだが、結婚はさておき、見た目は美しい。
今日は壁際に偶然
ベアトレーチェ
(映画「イル・ポスティーノ」のヒロイン)を発見して、釘付け。やっぱ黒髪はいい。眉毛が太いのもいい。FLAMENCOを見ないといけないのだが、チラチラみてしまった。
FLAMENCOの方は・・・はずれとまではいかないが、まぁまぁな感じ。悪くない・・・という程度。初めてだったら「ほほう!」と感動したかもしれないが、ここで何度かすごい面白い舞台をみているだけに、なんとな〜く物足りない感が残った。踊り子さんは綺麗だったが、妙齢と呼べるあたりにさしかかってたのと、髪がを赤く染めていたのが気になった。黒髪がいい、黒髪が!ベアトレーチェを見たあとだけに、黒髪にこだわってしまった。あと、どうもスペイン人ではなく南米の人間だったのもあって、どこかがなんか違っていた。詳しいことはわからないが。
duendeは「妖精」という意味があるのだが、FLAMENCO用語としてつかうと、「侘び寂び」になる。Santiも説明に「侘び寂び de FLAMENCO」といっていた。しっかり日本語で(笑)。苦労した甲斐があった・・・。侘び寂びの説明に・・・。
よろしかったら投票してください。
なんでコンビニに・・・・
2005年03月30日 (水)
今日は見事に書くことがない。
昨夜の徹夜のおかげで、変な時間に眠くなり、また起きて、また寝ての繰り返し。が、熟睡というわけにはいかず、考え事をちょくちょくしてしまったため、時間のわりには寝た気がしなかった。
夜、久しぶりにOpenCor(スペインのコンビニ。エルコルテ系列)にManoloと一緒にExcrusion(遠足)。いつものように雑誌コーナーから、どんな食品、どんなVinoがおいてあるか、また値段調査などをする。何度も来てるから別に目新しいものはないのだが、このOpenCorへの遠足は変な習慣になっている。
それにしても、値段高すぎ!!!OpenCor。
そうとう緊急じゃないと食料品は買えない。夜中の2時までやってるからタバコが切れたときは重宝するけど。
あと、22時半すぎたらアルコール類が買えなくなるのが痛い。変なところ律儀なんだよな〜スペイン人。
こっちにきてからしばしば髭を剃るようにしている。besitoするときにほっぺたに髭が生えてると相手が痛いと思って・・・。日本だったら面倒くさいから剃らないことが多い。
で、泡というかジェルでも買おうと思ってリネン品関係のコーナーへ。で、探す。
ふと「Gel」という文字が目に飛び込んできた。「あ、これか?男の人の写真があるし・・・・」と手にとって、裏の説明書等を読んでいると、Manoloがやってきて・・・
「ま、正樹・・・何をみてるんだ・・・」
と何故かひそひそ声。
「え?Gel・・・髭の・・・違うの?」
「違う違う・・・・」
あいかわらずひそひそ声でもじもじしながら言う。
「なんなの?」
「それは・・・sexoの時に・・・」
「え?sexo?もしかして・・・男のあれに?」
「そうだ・・・」
すぐ元に戻す。
3分くらいしげしげ見つめちゃったよ。
っていうか、コンドームはわかるけど、なんでそんなジェルが売ってるんだよ!もじかして、日本でも売ってるのか?
しかし・・・もっと不思議なのがManolo。Manoloだけじゃなくて、スペイン人ってどちらかというとsexo関係の話なんておおっぴろげに話すのに、どうしてヒソヒソ声だったんだろ?
今日も徹夜で仕事。何とか4月5日までには完成させたい。
でもって、明日は打ち合わせ。たいしたことないといいけど。
追記
意外なことにVino飲まないでなんとか生活している。昨夜は水が切れてSangriaを飲んだけど・・・・これは酒じゃないし・・・・ジュースだし・・・・。悪酔いするけど。
よろしかったら投票してください。
船長航海日誌 〜スーパーブロー〜
2005年03月29日 (火)
スペインの海にでて、あれよあれよと一ヶ月軽く過ぎ、あと少しで2ヶ月になろうとしている。
出航してほどなくして、心地よい追い風が吹いていた。船に積んだ食料や水、Vinoはとても少なく心許ない状態での出航だっただけに、この追い風はとてもありがたい。この追い風を逃さないように、いろいろと船内を駆け回りもした。基本的には船長室でVino漬けではあるが。
先日、船員がマストの上から叫んだ。
「船長〜〜!まだ遠いですが、島影が見えました!」
心は平静を抑えながらも、心臓の鼓動は高まった。
島にさえ、島にさえ到着できれば、補給もできるし、また新たなる見知らぬ土地に向かって航海ができる!
島影を見逃さぬように注意深く監視しながら航海を続けた。
しかし・・・
「海は魔物」
とはよくいったもので、おいらに微笑みもすれば、気まぐれな意地悪もする。
島影まで後少しというところで・・・・
スーパーブロー
に遭遇してしまった。
そして、今はそのまっただ中にいる。
今回のスーパーブローにとって、船長になってまだ2年程度のおいらが操る船を転覆させるなんぞ、赤子の手をひねるのと同じくらい容易なこと。
なんとかこのスーパーブローに対抗してやろうと息巻いてはいるものの、目の前の暴風雨に少々おそれをなしているのがわかる。
「おまえにはムリだ!」と心の中で誰かがそう叫ぶ。
船員の話によると、このスーパーブローに完全に突入するのが今週の金曜日だと言う。
今はまだかろうじて島影は見失っていない。
この島影を維持しつつ、このスーパーブローを乗り切ったらおそらく巨大な大陸・・・新大陸が見えるに違いない。
もし、万が一にも、そのまだ見えぬ新大陸に到着できたならば・・・・Vinoとうまい飯で豪遊し、新しい船体を注文し、そして、また見知らぬ土地に向けて出航しよう。
「船長!島影を見失いました!また数分後にこの船は沈没しまう!避難してください!」
などという言葉だけは絶対ききたくない。
今日は、今日だけはこの夢にすがって寝ることにする。
少し接吻、
Masaquito
いかん、なれんことというか余計なことするもんじゃないな。数行で疲れた。おいらにはムリだ、この手の文章。やめやめ。
で、スーパーブロー。
【スーパーブロー】
ボクシングとか戦隊モノの必殺技とか美容院のメニューの1つのように見えるが、ヨット用語。海上では風が吹いているところは色が黒くなるのだが(ブローと呼ぶ)、このスーパーブローだと海面が真っ黒になる。このスーパーブローを使うと、ヨット競技が
「海のF1」
と言われる所以にうなずけるほど高速になる。が、下手くそや初心が操るヨットだと、このスーパーブローにより海に投げ出されることもある。つまり、諸刃の剣。おいらは避ける。
てなかんじ。
Semana Santaも終わり、街全体が徐々に動き始めた。一昨日くらいコスタの方が漸く軌道に乗り始めて、学校ともやりとりをはじめたところ。PCに向かってる時間は前よりも圧倒的に長くなり、昨夜は徹夜でいろいろと考えた。
そこに・・・新しい追い風が吹き込んできた。これがどうもスーパーブローっぽい。
クミコさんとその相方Sergioに仕事を頼むかも、といわれたのは火祭りの最中のことで、タカシ君とタカシ君が拿捕した観光客のSちゃんの3人でRuzafaの電飾をみにいってるときだった。
ほんと偶然の邂逅だったし、スペインと言うことと、「もしかしたら・・・」が強かったっぽいので、あまり期待していなかったのは、その日の日記にも書いた。別に信じていないわけではなく、ぬか喜びはしたくないという自衛的な面もあった。
その話が現実となり、すっかり忘れていたというか期待していなかった分、動揺も一際。
しかも、結構急な話のようで、明日にでも会って話したい・・くらいの勢い。結局金曜日にうちの側の適当なBarで打ち合わせが行われることとなった。
今の時点では向こうもこちらに頼むか、またこっちがOKするかは決まっていないので、話し合い程度で、気分は楽なのだが、すでにいくつか不安要素がある。
確かに、おいらはWEBの職人として日本で働いていた。細かいのから、全デザインも含めていろいろやった。
が、それは
日本
での話だ。
向こうは知らない人に頼むよりは、知ってる人に頼みたい・・・つまり、
コネクション重視
。それはよ〜くわかるし、おいらとしてもとてもありがたい。
が、ここは
スペイン
なのだ。
スペインのサイトをいろいろ見たが、どうにもこうにも色の使い方が違う。服の色もそうなのだが(これはManoloも言っていたことだが)、赤とか黄とか青などほぼ原色を好み、日本人が好む淡い色というものをあまり好まない。料理の味付けも同様だ。
彼らが決してセンスがないとか、味がわからないといっているわけでは決してない。要は嗜好の問題でしかない。濃い色が好き、濃い味が好き!それに風土的でもあり、慣れしたしんできた視覚でもあり、味覚であったりする。たとえば、日本人だったら、舌が「化学調味料」の味になれてしまっていて、微妙に味わいがわからなくなってしまっているのがそれに当たるだろう。
で、何がいいたいかというと・・・とにかくあまり
自信がない
。珍しく
自信がない
。ネガティブシンキングってやつか。
考えるに・・・スペインでのサイト関係の仕事だったら、下記にあげた程度のことだったらここがスペインと言うことを省いてもできる。
・会社のカタログ等をWEB化する。
・既存のサイトをリフォームする。
・サイトのコンテンツ一部をデザインする。
・日本人に向けてスペインの会社、店等のサイトを
日本語
で作る。
あたり。
が、今回はどうも・・・
・全部スペイン語
・まだサイトはもっていなく、一からすべてデザインする。
という仕事っぽい。話をきいてみないことにはわからんが・・・。
まず、スペイン語で作るっていうのが泣けてくる。もう号泣。たぶんテキストくれるだろうけど・・・まさか、おいらに書けなんていわないかもしれないのはわかっている。だが、日本と比べてアルファベットは文章量が長くなるし、改行が難しかったりするし、デザイン的にもそれを頭にいれて作らないと痛い目にあう。
次の一から全部というのも泣ける。わんわん泣ける。まずおいらのPCがノートということ。ディスプレイが12インチない。今自分のサイトも場所が狭くて狭くてイライラするくらいだ。でもって、先ほど書いたデザインの違い。
作れと言われれば作る。というか、本来ならお願いしたいくらい。
でも、まさか同時に2つとなると、いささか頭が痛い。
ということで、決戦は金曜日。なんかドリカムの歌でこんなのがあった気がする。
まずは、やれることからやろう。徹夜でやろう。泣きながらやろう。
追記
八丈島でキョンとやらが逃げたらしい。住民が見つけて通報したらしい。「キョンが道あるいてるよ〜」って。キョンってなに?と思ったらなんか鹿みたいな動物。かわいい。そして、ほのぼの。ふと、道に大好きなウォンバットが歩いてたらどうしようかと想像してしまった。あ〜、かわいい!
モリゾウがピカチュウに苦戦を強いられているらしい。助けに行きたいがとてもじゃないけどムリ。がんばれモリゾウ、負けるなモリゾウ。
マリちゃんに「イタリア語訛りのスペイン語を話せるようになりたい」といったら「なんだその曲がった願望は!」とかいわれた。別に曲がってないと思う。
仕事の関係で最近Santiと良くメールのやりとりをする。今日はビザの関係の説明で思い切り長文で、さらに単語が難しいメールが送られてきた。自分で読む前に以前見つけた翻訳サイトにコピペして翻訳してみたが・・・もうダメダメ。全く持って意味が通じない。これだったら辞書を引きながらでも自分で読んだ方が早いくらい。でも、一番最後の「besito」(訳が難しい。ほっぺたにチュッチュッとやる挨拶で手紙にも最後に書かれることが多い。)の訳が
「少し接吻」
となっていて1人大爆笑。あまりに気に入ったので、流行らすことにする。今度から日本人に書くメールにも「少し接吻」と書く。相手がわかろうがわかるまいが・・・。
コレクションのVinoの空き瓶を数えてみた。すんごい久しぶりに。そしたら
116本
もあった。100本集めたら捨てる予定だったが、知らない間に100本超えていたとは・・・。捨て時期が難しくなった。
もうかれこれ4日もVinoを飲んでいない。そろそろ解禁かね〜。
よろしかったら投票してください。
やっぱり住むならValencia!
2005年03月28日 (月)
基本的には前しか見ないおいらだが、ひょんなことから、珍しく昔を想い出すことになる。思えばいろいろあったな〜と感慨深い気持ちになった。
人生語れるほど悟りきってないが・・・振り向いて懐かしめるだけの年数は生きたことを実感。
ふと、3週間後くらいに30歳になることを思いだして腰が砕ける。
スペイン語だと、
Treintan~ero
。Manoloに教えて貰った。辞書には三十路という意味ではなく、30代という意味で載っていたが、三十路として使っても良さそうな感じ。わからんが。
というわけで、
30歳とはなんぞや?
三十路とはなんぞや?
生きるとはなんぞや?
人生とはなんぞや?
1人
禅問答
。
が、実はどうでもよかったりする。
しなければいけないような気がしたから問うてみたが・・・。
全然実感ないし〜超自堕落だし〜先見えないし〜手探りだし〜。
なんかいろいろ楽しすぎてダメ。
Aunque no tengo nada de nada....。
そんなおいらの座右の銘は
「心配するな何とかなる」
一休宗純。
スペインでいうなら
「Que sera sera」
ManoloとSantiがイギリスから帰ってきた。イギリス留学経験のある二人は行く前はなんだかんだでぶ〜ぶ〜いっていたが(じゃ、何故行く?って感じだが)、かなり楽しんできたみたいだ。
だが、やはり物価の高さには辟易していた(笑)
食事も家賃もバスもCafeも服も・・・・全部。
しょうがない・・・スペインからいってるんだもんな〜。
ただ、スペインよりは物が全然あふれているし、楽しめるところがたくさんあるとのこと。ずっとはムリだけど、少しの間イギリスに滞在して楽しみたいとも。
日本のものも韓国のものも、スペイン・・・いや、Valenciaよりも全然あったそうだ。Japan Centerなる建物には、日本のありとあらゆるものが売られているらしい。日本に興味のあるManoloはかなり惹かれたようだ。
以前いたときと比べて、日本人の数が恐ろしいほど増えていたらしい。もうバスでも道でもそこら中日本人。まぁ、ちょっとまえから留学流行始めたし、さもありなん。
留学生なんかはグループでいるから目立つそうだ。Salamanca状態か?服装も髪型もメイクもすべてがModernoで、スペインにいる日本人とは大きくことなっているとのこと。男でも完璧な服装で、眉毛も手入れして・・・。
おいらには考えられん。
話は飛ぶが、イギリスではスペイン人は警戒されているらしい。ディスコでも美術館でもスペイン人にだけ当てて注意を促す張り紙が貼られていたり、アナウンスがされるそうだ。
「タバコは吸わないでください」
とか
「酒飲んで暴れないでください」
みたいなの(笑)
理解できるだけに大爆笑。
Manoloも苦笑気味に
「イギリスではスペイン人はfatalだ・・・fatal・・・」
(fatal=最低みたいな意味)とつぶやいていた。
その手の羽目はずしは留学生にありがちで、Valenciaの場合、酒に強くむちゃくちゃ飲むノルウェー人やら、Valenciaに太陽を求めてやってきて、光合成をして意気揚々とするドイツ人の若者なんかがそう。当然全部ではないが、よくそんな話を耳にする。
日本人は逆におとなしすぎて、「もっと踊れ!」とか「もっと飲め!」とか「もっと食え!」とか「もっと遊べ!」とか言われることが多い。
民族性ってやつなんだろうな〜。面白い面白い。
で、あれやこれや話して貰ったあと、彼らが最終的に出した結論は・・・
「やっぱ住むならスペイン・・・それもValenciaだ・・・家賃も安いし、飯も安い、ゴミゴミしてないし・・・」
だった。
あんたら、やっぱりスペイン人だよ(笑)
あまり腹は減っていなかったのだが、Mi Kyungがカレーを作るというのでそれを食べることに。
バーモントカレー。
どうもおいらのらしい。記憶にない・・・全く持って記憶にない。いつもってきたんだ?まぁ、完全日本語だからおいらのなのは確か。
う〜ん・・・
あっ!今思いだした。
ハルカちゃんが送ってくれたヤツやん!
一時帰国して帰ってきたら、日本食材の保管場所が変わっていたから、何がどこにあるのかわからなくなったんだよな〜。
で、カレー。
カレーにすりおろしのリンゴとかを入れるとかいう話は聞いたことがあるが、角切りリンゴが・・・ジャガイモみたいに切ったリンゴが入っているカレーは初めて食った。
ジャガイモだ!リンゴだ!と思って食べたら甘かったり甘くなかったり。
おいしかったけど・・・なんか複雑な味わいだった。
夕食後、テレビでやってた「フロム・ヘル」を見る。ジョニーデップがでてるやつ。スペイン語タイトルで「Desde el infierno」とそのまんま。
というわけで、映画の感想
【Desde el Infierno】
1.8点(5点満点) スペイン語わかりやすさ度 4
この映画は、かの有名な連続殺人犯ジャック・ザ・リッパーを主題にした映画。日本だと「切り裂きジャック」で有名なのかな?舞台は19世紀末のイギリスはロンドン。
現在でも犯人はわかっておらず謎に包まれているこの事件。諸説がいろいろあったりするのだが、この映画は監督であるヒューズ兄弟の解釈で制作された映画。
で、映画自体の感想だが・・・・例のごとく突然見た映画で、何がウリとかそういう類の情報は全くなし。知ってることといえば、切り裂くジャックの情報を少々と19世紀末のイギリスのことを少々程度。アヘン、ロボトミー、フリーメイソンの流行等々。
舞台がひたすら暗いのもあって、ほとんどの人間がぼそぼそとしゃべる。毎日雨ばかりだから、それもわかるが・・・・スペイン語聞き取りづらい。もっと口開けろ!素ペン人みたいに!と何度思ったことか。特に、犯人切り裂きジャックのだみ声っていうの?・・・何言ってるかわからじ。多少の専門用語は少ない基礎知識でカバーすることができたからいいものの・・・がふんって感じ。
スペイン語はわかりづらかったが、ストーリーは簡単にわかる。見たまんまだから。が、別に面白くない。19世紀末のロンドンはこんな感じだったんだ〜と、趣味の部分では面白かったが、映画自体は淡々と予想通りすすむ。どうも時代考証をがんばったっぽい映画。
ジョニーデップが相変わらずかっこいいので、ジョニーデップファンの女の子は喜べる気がしないでもない。それかちゃんとこの事件について、本とかで調べてからみたら面白いのかも。
映画後、珍しく仕事に精を出す。朝の8時くらいまで。
できあがったのはいいが、なんだかな〜なんだかな〜って感じ。
おいらはサイトを作るときにいくつか決めている項目がある。
まず、幅は650ピクセルあたりから、ギリギリ800ピクセルまでということ。サイトをみる環境が人によって異なるから。けど・・・今回はどう頑張っても800以下には納めることができず、かなり横長。フルスクリーンにしないとおそらく入りきらないほど。なんとかしたいのだが、どうしようもない。
それもこれも、一番最初にこのサイトを作るときに手抜きで一枚絵タイプでサイトを作ってしまったから。なんとかなるだろ〜って。当初はここまで大事にならず簡単な情報サイトってだけのつもりだったから。
でもって、よく知り合いにいわれていた「見づらい」という意見。うん、おいらもそう思う。見づらい、見づらい。作ってる本人が見づらいのだから、知らないお客さんはもっと見づらいだろうな〜と常々思っていた。
が、おいらとしては「ひきこもり」のイメージを粗雑感・・・なんていうか散らかった部屋がイメージだったもんだから、見づらいけど許容してきた。あと、スペイン関連サイトにはあり得ない黒がベースということも、同様に「ひきこもり感」を出したかったから。よくある国旗を模した「赤・黄・赤」じゃ、まったくもって「ひきこもり生活」にならないわけで・・・それもどうしようもなかった。
完全にコンセプトありきで作ったサイトなのだが、流石にサイトで粗雑感を出すのはムリがあるので、これを機に情報部を右にしたわけだが・・・その結果が超横長。
作りなおした方がいい気がするのだが、そんな時間もない。
それに最初は手抜きで「う〜ん」と思っていたトップ以下各コンテンツのデザインも今では何となく見慣れてしまって気に入ってたりなんかりする。何がいいって、更新がものすごい楽。新しいコンテンツも増やしやすかったりするし。サイトを続けるためにはその辺は重要だと思う。
なんか珍しく愚痴ってる愚痴ってる。
どっちにしろ、現状としては退っ引きならない状態なので、これでOKとしてこのまますすめることにする。さらに退っ引きならなくなったら・・・そのとき考えよう。
Vino日記が漸く公開できたのは喜ばしい。Vino日記は、この日記と違って短いし、書くこと決まってるからラクチンでいい。それにコレクション性もあるから、書いてて楽しい。毎日じゃないから強迫観念もなくていい。
Vinoの空きbotellaがそろそろ100本たまりそうだから、それを整理して、今度はサイトの方で100本目指したい。
あと90本くらいか?一日一本としたら3ヶ月。6月末か・・・。
少々厳しいの〜。
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一時間損する日
2005年03月27日 (日)
12時頃寝て、起きたら時計の針は6時を指していた。
やっぱりね。こうなるんだよね。朝までFiestaのあとは。わかってるもんね。
とりあえず何か喰うか・・・とCocinaにいく。
ふと時計を見ると
7時
を回ったところ。
ん?ん?ん?
あ、そうだ・・・今日から
サマータイム
やん。
時計の針を一時間進める。
これによって
6時間しか寝てないのに、7時間寝たこと
になる。
う〜ん、
一時間損した
。
この一時間を取り戻せるのは10月末。
おそらくおいらは日本。
一生取り戻せないままか・・・たかが一時間、されど一時間。
意地でも10月までいたい気分になる。
サマータイムは日本では馴染みがないので、結構わからない人もおり、たまに質問される。なんで、ついで書いておく。
サマータイムの意義は簡単に言うと
「一日の日照時間を有意義に使う」
ということにある。
たとえば。
太陽が昇るのが朝5時で、沈むのが夜9時の時期にうちらがいるとする。
サマータイムで考えない場合、当然時間はそのままで考えて良い。
そんでもって、100%ありえないが、おいらは朝7時に会社に行くとする。
日が昇ってから2時間後だ。太陽はとっくに昇っていて明るい。
で、会社が終わるのが7時としよう。日が沈むまであと2時間を残すばかりだ。
気分的にはもう夜になるまでたいしてない・・・だったら家でまったりするか・・・ってなる。スペイン人はありえないとは思うが・・・。
ここでサマータイムで考えてみる。+1時間時計を進めた状態。
つまり、最初の時間設定が・・・
時計的には朝6時に日が昇り、夜10時に日が沈むことになる。
同じ風に生活する。
朝7時に会社出発。太陽が昇ってから1時間しか立っていない。無駄がない。
夜7時に退社。あと3時間も太陽を浴びれる。
気分的に、じゃ〜仕事も終わったしちょっと海辺でも散歩するか〜、買い物にでもいくか〜、友達と一杯やるか〜まだ3時間もあるしね〜・・・となる。
たかが一時間、されど一時間・・・
というわけだ。
一般的に人間の活動時間と重なる日照時間を最大限に利用しようという制度。
日本でも、どこかの会社か役所で実験的にやったことがあるみたいだが(もしくは今も続行中かも)、イマイチ活用しきれてないようだ。というのも、周りはサマータイムを導入してないから、友達と遊ぼうにもあわなかったりするとかなんとか。
他に導入しない理由として考えられるのは、日本は残業大国(そんなことばあるかしらんが)ということだろう。導入したところで、一時間程度じゃ梨の礫。とっくに太陽なんておやすみさ〜てな具合になるからだろう。ホントの理由はわからんが。
もし、日本が残業もなく定時で仕事があがれるのであるならば、サマータイムはスペインよりも意味があるものになると思う。というのは、太陽が昇るのがスペインより全然早いから。おいらの地元は夏なんて4時すぎたら明るくなってきて、鳥がちゅんちゅんさえずるくらいだ。
こっちの夏は逆で、どんなに早くても太陽がでるのは6時過ぎ。そして沈むのは9時半〜10時の間(サマータイム下で)。
なんで、おいらの生活的にはサマータイムがあろうがなかろうが全然問題ない。なくても朝5時の夜8時半くらいだから、全然遊べる。
スペイン人は太陽に貪欲なのかもしれない。
サマータイム+スペインの太陽のサイクルのおかげで、こちらの夏はしばしば時計をみてびっくりさせられる。
「え????!!!!!こんなに明るいのにもう9時なの!!!???」
と。
これは2年程度住んだくらいじゃ慣れないみたいだ。
ちなみに、夏に遊びにきたおいらの友達なんて、おいらよりエクスクラメーションマークが(!)30個ほど多い感じで悲鳴を上げる。
おいらは何もしてないが、なんかちょっとだけ鼻高々になる。
「いいでしょ〜!」
って(笑)
日記に戻る。
夕食は微妙に少しだけ残ったお好み焼きの具材(?)を使ってお好み焼きを作って食べる。薄すぎてひっくり返すときに思い切りまっぷたつにおれたが、それはそれで「原宿焼き」(?)ぽくって食べやすかった。
Mi Kyungはせっかく午後がお休みだったというのにresaca(二日酔い)に苦しんでいた。
M「すごい二日酔い〜。4回くらいボミったわ〜」
お「あらら〜かわいそうに〜」
M「昨夜はあんまり飲んでないのに・・・・」
お「え?え?え?覚えてないの?」
M「私飲んでた?」
お「・・・・Hostia〜!」
M「・・・」
お「もうすごい飲んでたよ・・・しかも、すごい踊って・・・また飲んで・・・」
M「え〜」
お「コップが空になったら、ずずずっって音だけでうちらに催促してたよ〜もう一杯って!」
M「え〜〜〜!!そうだったの〜」
お「そりゃ・・・resacaにもなるよ。安静にしてなさい(笑)」
M「うん・・・寝る〜」
あれだけガブガブ飲んでいたのに・・・しかも・・・高いVinoを・・・覚えてないなんて・・・しかも・・・ボミるなんて・・・・もったいない。人のこといえんけど。
その後、サイトの更新でもしようかと思い立ったが、柿ピーがないので断念。
滞っていたメールに返信し、明け方近くまで読書。そして、力つきた。
なんかいかん・・・最近のおいら。また現実逃避下の現実逃避モードになってる。
気を引き締めるために・・・一日徹夜して時間を元に戻したほうがよさそうだ。
せっかく追い風吹いているんだから・・・。
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