2005年03月23日 (水) 最近また変な夢をみる。変なという言葉じゃ足りない。奇妙というか、ありえない夢。
いままでみた夢でも、変と思うことはあるが、現実では面識がないおいらの友達同士が同時に登場するとか、スペイン語を話せないはずの弟が、おいらより流暢に話しているとか、エレベーターが落ちるとかそういう類の変のレベル。
が、最近は違う。
藤子藤男とか手塚治虫とか宮崎駿とかSF作家とかメルヘン作家とかみたいな才能が芽生え始めたのか?と思うくらい、唐突でしかも、見終わったあと本人も意味がわからない夢。
たとえば・・・たぶん4日前くらいに見た夢・・・あまりしっかり寝てない時の夢・・・。
まず登場人物・・・誰も知りません。
なのにちゃんと顔がある。顔が。
夢の中でもおいらは「あんた、誰?」とかいってるし。
しかも、8人くらいいるのに、何故か布団は4組。二人一組で寝ないと行けない仕組みらしい。みんなそれで当たりまえのように寝てるし、うつぶせ状態で話してる。
っていうか、あんたたち誰?
いたたまれないので、おいらは温泉に行くことにする。何でそこが温泉だと思ったかはしらない。たぶん、そういう設定できてるし、夢の中のおいらは自然にそう考えた。
「そうだ、温泉へ行こう♪」
って。
露天風呂、露天風呂。なんでかしらんけど、露天風呂。
何故かついてくる男ども。
「おれも一緒に行く~!」
そして、4人で行く羽目に。
この宿場・・・たぶんおいらの好みの場末の温泉宿が設定だからかもしれないが、真っ暗・・・しかも無駄に広い!
地図は全くない。だから、道がわからない。
この当たりは以前いった栃木の温泉宿の影響だと思われる。
歩を進めるにつれて、宿場は徐々に暗くなってくる。そして、何故か神仏習合した巨大な寺。つまり仏閣もあれば、赤い鳥居もある寺が見えてくる。
向こうからは・・・草履だけが歩いてくる
と思ったら、手はないのに風鈴鳴らしてるし。
襲われないように、そ~っと浴衣姿で真横を通り抜ける。
まだ温泉には着かない。鳥居をくぐり、仏閣の横を抜ける。もう闇中の闇。明らかにこんな方には露天風呂はない。引き返すうちら。
曲がったはずの仏閣も消えていて、何故かトンネルがある。そのトンネルを抜けたら、今度は何故か鉄パイプを持ったチーマーみたいのが大挙で押し寄せてくる。うちらには一瞥もしない。ただ、鉄パイプを振り回したりしてるだけ。
その横もそ~~っと通り抜ける。
彼らを抜けると漸く木造の階段・・・学校の入り口みたいなの・・・を発見。しかも、露天風呂はこちら・・・の矢印付き!
Por Fin!
とその階段を駆け上がると、虚無僧みたいな坊さんが・・ちりんちりん。
でもって、その横を困ったことに、ふつ~~~の子供が半袖、半ズボンで・・・小津安二郎の映画にでてくるみたいなホント普通の子供が・・・「わ~~~」っていって走り抜けていく。
で、廊下を歩き、角を曲がると突然、洞窟。木造が岩場に変化。
わけわからないまま、その目の前の階段を下りていくと・・・
お次は西洋の妖怪大集結!!!
フランケンシュタインが一番印象に残っているが、ドラキュラもミイラ男も狼男もいたし、名前の知らない目だけのなんか黒いふわふわ浮いてるやつとかまでいた。
「ここ・・・ですか?」 「そうです」
フランケンシュタインはそう答えて、おいらを「さ、さ、中へ」という感じで手で促す。
そこで目が覚めた。
起きたあと・・・
「おれ・・・昨夜、妖怪本とか見てないよな?」
確かに妖怪好きだけど・・・・いみわからじ。
そして、昨日の夢はすごい。ハウルの動く城もびっくりの夢だった。
まず、おいらはスペインから日本に帰国したような感じで夢は始まった。
実家に入ると、両親と弟が居間・・・というか台所で3人ともちびまる子ちゃんのアニメみたいに目の下に青線いれてうなだれている。もうすごいうなだれ具合。
「電気が・・・電気が・・・・」 「え?」 「電気がつかない・・・」 「なんで?停電?」 「違う・・・わからないけど・・・ず~っと暗い」 「まぁ、戻るでしょ・・・」
気味悪いまま部屋に戻る。当然部屋は真っ暗。
ベッドの上に座り壁にもたれてしばらくすると
ぴかっ!と両側が明るくなる。
ぐぬっ!と思って両側を見ると、青と緑の熱帯魚・・・巨大な熱帯魚がいた。しかも、何故か光ってる。
そして彼らはなぜか自己紹介。緑の方がえらいというか、えらそうな感じで、青のほうは聞き役って感じだった。緑の名前が・・・アなんとか・・・それは忘れてしまった。青の方は4文字のカタカナだった気がするが、こっちも忘れた。
夢の中でおいらは「あ~そんな感じの名前~」と思ったくらいだから妙に納得。まぁ自分の夢だから納得いかなかったら逆に困るのだが。
で、彼らは突然話をし始める。RPGとかで街中の普通のおばさんが初対面の自分に向かって「うちの娘が~魔王に~捕まって~」みたいな感じに似ていた。
魚「電気がないだろ?」 お「うん、ないね。停電でしょ?」 魚「いや、違う」 お「じゃなに・・・」 魚「これを見ろ」
といって、なんか突然目の前に変な地図みたいな映像を出す。街の断面図。
下の方に白い四角が3つあって、それが街の上の方に向けて地下鉄みたいに網を作っていた。
魚「ここの電気がなくなったんだ」 お「ここの電気がなくなったのね」 魚「そして、俺たちは・・・最後の電気だ」 お「で、電気???熱帯魚っていうか、魚じゃん!」 魚「その形をしているが電気なんだ」 お「電気が魚の形していて、名前あるの?」 魚「そんなことはどうでもよく・・・」 お「うん」 魚「電気いるだろ?」 お「いるね~。両親たちあれじゃ~ね~」 魚「じゃ、手伝え」 お「うん、いいけど・・・」 魚「よし」 お「で、おいらは何すればいいの?」 魚「手頃な・・・これくらいの・・・布を集めてこい!できるだけ多くだ!」
ここで目が覚めた。
電気と布? 電気が熱帯魚? っていうか、なにこのRPGじみたストーリー? どこに魔王がいるの?
もう、起きた瞬間こちらも「????」。
いつもにまして未曾有な夢に、自分が怖くなったし、寝るのが怖くなった
おいら・・・・人殺したりとか・・・・しないよね?
なんか自信なくなった。
体だけでなく、頭もぼろぼろなのか?
夢の話で長くなった。日記に戻ろう。
といっても、今日は書くことがない。一日中闘病生活。
昨夜は一度夜中の12時頃に目が覚めてしまい、そのまま寝れず朝まで布団の中で本を読んでいた。寝れるまで。
最初が、読みかけの三島由紀夫の「美徳のよろめき」。なんかイマイチだった。三島の本は「仮面の告白」、「金閣寺」、「潮騒」あたりの有名なやつ読んだことがなかったのだが・・・悪くはないが、別にこれといって・・・という感じ。趣味に合わず。
なんか不完全燃焼なので、ちょっと布団から這いずり出て、遠藤周作の「深い河~ディープリバー~」とやらを読み始める。たぶん、帰国した誰かがいらなくておいていったやつか、おいらが誰かの趣味に合わせて選んで貰ったやつだと思う。
それを半分くらい読み終えたところで眠くなって寝た。たぶん朝の8時ちょっとまえ。
で、起きたのが昼の3時くらい。
最近気づいたのだが、おいらは何時に寝ても、最高7時間くらいたつと目が覚めるらしい。時間帯は関係なく、時間幅みたいだ。
もっそり布団からでて、昨夜の卵粥を食べることに。
ふとみると、表面が平らになっていたはずの卵粥に穴が3つ。
Santiがあとから
S「何だ、あれは!あの米の・・・どろどろのやつ!」 お「病人食だよ」 S「なんかどろどろだし、味ないし、変な感触だし!」 お「あたりまえだろ~Que va!だけどな・・・」 S「でもな、でもな!そこにあった、鰹節と梅干しと醤油か?あれつけてくったら・・・もう、cojonudoだ!信じられないくらいうまかった・・・」 お「アホ・・・だから味がないんだよ・・・粥には」
ということで、SantiとManolo・・・がスプーンでくりぬいた穴ということが判明。鰹ぶしと梅干しは全部食べられてしまっていたので、作り直した。
まったく・・・Santiは、ホント日本食というとなんでも「Que asco!」(気持ち悪い~!)っていうんだから・・・。Venenoとか・・・。
お粥喰った後、ちょっとだけやることやって、布団で再びまったり。昨夜ほど胃もたれ感?はないが、とにかく療養。今週末のために。
今はPOLEO MENTAというハーブディーに蜂蜜いれて飲みながら、久しぶりに当日の日記を書いている。
写真も掲示板にアップしたしそろそろ本読んで寝るとしよう。
でも、なんかお腹減った。
なんか喰いたい。
追記 今日のValenciaは雨。洗濯物濡れてた・・・おいらは干してなかったけど・・・。街は火祭りが終わったらぴたりと静かになった。ちょっとだけ・・・ほんのちょっとだけペタルド残党がいるけど、Rioで残ったペタルドを使い切ってるだけっぽいのでOK。明日は雨やんでくれないかな~。気が滅入る。
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