おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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スペインから帰って思う10のこと。
2005年11月17日 (木)
今日は特にネタになるようなことはなし。

寒いし、特にやることもないので、重い腰をようやくあげて、タカシ君とネネチンと共にValencia化してしまったおいらの部屋を一生懸命掃除する。

そのまま、ちょうど良いので恐ろしくたまっていた日記を一気に書着始めるが4日分で断念。


ネタもないので、雑多な近況、感じたことをぼやきつついくつか残しておく。


一つ目。

最近、また急にスペインに関する質問メールが増えた。サイトを作ってからこれまで何十人と返事をしてきたが、このメール・・・毎月○人・・・と定期的にくるものではなく、大量に来るときは示し合わせたかのように送られてくる。当然だが、夏休みの時期なんかはとてつもなく多くなるのだが・・・まさか、クリスマスも近いこの時期にこんなにくるとは想像していなかった

というのも、おいらの中ではスペインに行く時期を年末年始に設定することはなさそうだから。もちろん、スペインに行けるならいつでもいいんだけど、春夏秋冬で考えると最初に消してしまうのはおそらく冬だろう。申し訳ないが・・・(^_^;)

スペイン=太陽というイメージだけを前面に出すのは嫌いだが、実際、スペインは年間を通して利用できる日照時間が長い気がする。正確に調べたわけではないが、サマータイムもあるし、冬だというのに5時半には日が昇る日本とは違って、生活リズムに合わせて太陽が昇って、沈んでくれるのだ。先日の日記にも書いたが、グリニッジ標準時を+11くらいにしてくれたら、日本もスペインのようになるんではないかとちょっと思う。今なら、8時くらいに徐々に空が白みはじめ、20時くらいに徐々に暗くなる感じ。

おいらは完全夜行性動物とはいえども、やはり太陽のでている時間はとても気分がいいので外を散歩したくなるし、夜は落ち着いてVino片手に日記という気分になれる。

で、何がかきたかったんだっけ・・・。

あ、そうだ。年末年始のスペインだ。

スペインは云わずと知れたカトリック教国。当然、クリスマス(Navidad)はあるが、日本みたいに商業ベースがメインではない。もちろん、プレゼントなどのイベントはあるのだが、それは各家庭で楽しむものであり、観光客が楽しめるようなものではない。もし、スペインに知り合いの家庭があって、Navidadの時期に遊びにいけるというのなら、それはとても楽しいものになるだろうが、観光するだけとなると、タクシーは捕まりづらくなるし、小さな店の閉店時間は早くなるし・・・とあまり良いことがない。

まぁ、これは中途半端に都会で、中途半端に田舎なValenciaでの話で、BarcelonaとかMadridとかはもう少し違うのかもしれない。

2年前か3年前にいったクリスマスシーズンのBarcelona。カテドラルの前に開かれていたクリスマス用装飾が大量に売られたMercadoは楽しかったな〜。あとは、カウントダウンのUVA喰い(葡萄を12粒食べる)のイベントや、スペインではメジャーではない初日の出(地中海)を見れたのも、なんだかんだで楽しかったかもしれない。

まぁ、Fiestaシーズンなので、友達がいれば楽しいだろうな〜。

ふと思ったけど、スペインって「忘年会」って概念はあるんだろうか?そういう名前が無いだけで、あのシーズン企画されてる呑み会は忘年会なんだろうか?

あんまりそんな風にみえなかったし、そんな気分でもなかったな〜。うむ。


2つ目。

仕事の方がタイミングが悪く延びに延びている。担当が風邪で欠勤したり、派遣先の人間が休暇中で一週延びたり・・・。早くしてくれないと、働く気持ちが萎えてしまうよ。スペインいってしまうよ。宝くじ買ってしまいそうになるよ。なんか建設的なことを始めたいのだが、未だに激重いおいらの腰。自分のケツを叩けない、自分に甘い人間ってこういうとき大変だ。いかんせん、年末とキリが悪い、キリが。


3つ目。

テレビにでてくる人間は相変わらずわからないままだが、徐々に覚えつつる。で、感じたのがクイズ番組がなんと多いことか!。それも一般常識やら「赤っ恥青っ恥」みたいな感じのクイズ番組。それにでているのは大抵お笑い芸人とアイドル。いかにアイドルがバカかということを強調するような感じ。芸人はやはりネタ作りのためか、思っていた以上の賢さをみせ、会場を沸かせている。そんな作り。

やってるメンバーは楽しいんだろうけど、見ている方はイマイチ。珍解答に大爆笑しつつ、呆れるくらい。

どのテレビ番組も見ていて必ず思うのは・・・

「やっぱ芸能人って金持ってるな〜」

とか

「人の金で遊びにいけていいな〜」

っていう嫉み妬み。

きっと、おいらがSuper 貧乏だからに違いない。

スペインに関する番組はつらくなるので見れない。ちょっと前に「ゆず」が云っている番組をちら見したが、「違う!!!なってない!太陽だけじゃない!」と叫ぶだけで終わった。

早く心を取り戻さないとね〜。いかんなりよ。


4つ目。

たまたま見た「やまとなでしこ」の再放送。あまり好みではないが、名前なんだっけ・・・え〜っと・・・藤崎じゃねぇ〜なんとか菜々子・・・松嶋だ!松嶋菜々子にたまにやられた。すっぴんに近い時の方がよろしい。

5つ目。

急に最近寒くなったので、パキスタンでのおいらのSP(護衛役。マジで)がプレゼントしてくれた紅色のパキスタンマント(正式名称は覚えてない)にくるまって家中を闊歩している。気分はもうベルセルクのガッツ

ただ、このマント・・・テレビを見ているときはいいのだが、日記を書いたり、Vinoを呑むときに手を出さないといけないので、足下はス〜ス〜する。今ももちろんス〜ス〜。


6つ目。

帰ってきたらゴミの分別が恐ろしく厳しくなっていた。もうストレスたまりまくり。

たとえば、タバコの箱・・・周りのセロファンをプラスチック、タバコの箱自体は紙として捨てなければいけない。スペイン行く前だったら、缶・ペットボトル、生ゴミと2つのゴミ箱で済んでいたが、今では缶・ペットボトル、生ゴミ、プラスチック、紙と4つのゴミ箱を置かなければいけなくなった。

さらにいえば、どこにわけていいかわからないものは、いちいち母親が戻ってくるのを待って「これどれよ?これは?あれは?」と聞かないといけない。汚れている紙やプラスチックは生ゴミだが(ティッシュや納豆の薄紙など)、そうじゃなければ紙は紙なのだ。

部屋の掃除を完璧にするためには、ゴミ箱をもう3つくらい買ってこなければいけなさそうだ。うぐむ〜。


7つ目。

今年も恒例となったFiesta de Navidad con プレゼント交換をやろうと思っているのだが、そのための店選びやら人選やら、スケジュールなどでかなり苦悩させられている。当日は楽しいのだが、それ以前は地獄の苦しみだ。知恵熱出そう。おそらく、30名前後にはなると思われる今回の企画・・・どうすりゃいいんだ?20名以下に抑えたいんだけど・・・。プレゼント交換だけで2時間とかかかるんじゃねぇ〜のか〜〜!


8つ目。

そういえば、帰ってきてまだ寿し食べてない。焼き肉も。どうなってるんだ?毎日、納豆で満足しちゃうおいらって・・・「ねぇ〜納豆ある〜?」が最近の口癖。


9つ目。

温泉にもいまだいけてない。二泊三日で湯治にでも行きたいよ。体じゃなくって、精神の湯治。裸電球で、網戸に止まったカナブンとかと会話できるような宿がいいな〜。やっぱ、塩原の北温泉?あそこは瞑想するのにちょうど良い。おいらの宝物である「ソムリエコルク抜き」を忘れた(ヤスオのせい)北温泉。来月絶対云ってやる!


10つ目

そんなこと考えていたら朝8時。スペインだと夜中の1時。でも、大人しく寝たさ。タカシ君から貰った日本酒呑んで。


追記
いつになったら、レーザーラモンHGの高速腰フリみれるんだ?もう1ヶ月も経つというのに・・・。って、ちょうど一ヶ月やん!おめでと〜〜〜!何がだ?




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エリゾウと東京ばな奈な午後3時
2005年11月16日 (水)
今日でちょうど日本に帰ってきてから一ヶ月たったわけだが・・・
(正確には到着したのは10月17日だけど)

まったくもって生活リズムボロボロ!

おかしなことにスペインでの生活の方がリズムがきちんとあったような気がする。たかが一ヶ月ななのか?でも、されど一ヶ月な気がしないでもないが・・・。

まぁ、いいや。なるようになるだろう。


のっけからどうでもいい話だが、今日某クイズ番組をみていて、現Castellon在住のS氏(一応伏せておく)が気に入っているという安めぐみってのが誰だかやっとわかった。また日本人度アップ。

ググってみてプロフィールをみたのだが(安めぐみ公式サイト・・・どうもアイドルらしい。でもって、1981年生まれだから24才らしい。うぐむ・・・アイドルは鯖読むって言うけどテレビ番組にでている彼女は・・・うぐむ。

でも、これにてS氏の好みは理解した。理解で来すぎた。


で、日記。

どこから書こう。

いいわけしたくはないが、いいわけように昨夜のことから書いておこう。

夜・・・考え事にちょうどいいので、夜中のドライブ。BGMは菅野よう子で、片手にはコーヒー、片手にはタバコ・・・ハンドルは・・・まぁ。とにかくノリノリの午前1時。

眠れないので映画を見る。

【8人の女たち】1.9点(5点満点)

観賞後にみたネットでの評価も高かったし、カンヌかベルリンか忘れたけど8人同時に賞をもらったという作品らしいけど・・・う〜ん・・・失敗。大失敗。

一応サスペンス仕立てになっているため、あまり細かくかけないが、クリスマスシーズン・・・ある豪邸で1人の男が殺された。犯人はその日やってきたばかりの娘も含め8人の中にいることがわかる。その日やってきて現時点ではアリバイのある長女がその場をまとめ犯人を捜し出す。そんなお話。

次から次へと暴かれるアリバイと秘密と、それにともなう醜い女達の争い・・・もう醜すぎておいらはパス。もし実際にこの場にいたら当然速攻で逃げたくなるだろうし、現実では映画を見てる状態でも逃げたくなった。途中で入るミュージカル仕立てのダンスと歌もどうも好きになれない。冗長っていうか・・・。

サスペンスの部分も物足りない。途中で結末がちらほら見え始める。見所は彼女たちの衣装や小道具らしいが・・・正直どうでもいいし・・・。

というわけで、まったくもって面白くなかった。「もしかして女性がみたら面白いのかもしれない・・・」とも思わなくもないが・・・やっぱりつまらんもんはつまらん。途中、珍しくPausa(休憩)をとってコーヒーをいれるくらいつまらなかったし、前半部、これまた珍しく寝そうになった。コンタクト乾きまくり。

唯一の救いとしては・・・中学生の頃みて唖然とした「天使とデート」(映画はくそつまらないので注意)のエマニュエル・ベアール。相変わらず美しかった。40才とはおもえんね。

この映画の監督はフランソワ・オゾン。彼の映画はスペインでみた「SWIMING POOL」が初だけど、その映画もイマイチだった。どうも彼の映画は合わない模様。

あ、そうそう。映画みながらフランス語の発音真似してみたりした。それは結構楽しかった。

オ〜〜〜ルボワ!


映画を見終わったころには空は白み始めていた。でもって、反対側の空にはまん丸なオレンジ色した満月。う〜ん、なんか気分がいい。狼になれそうな気分だったが、あいにく1人だった。

6時半。目覚ましをかけて布団に入るも、目覚ましがなる前の10時半に目が覚める。

今日は福岡から野暮用で東京にやってきたエリゾウ(エリゾウは9月にValenciaをガイドした子。詳しくは過去の日記のどれかを参照)と会う約束になっていた。

風呂に入ったりなどして準備をする。約束は1時だったが11時ちょっと過ぎには準備は完了してしまう。約束は13時に青葉台。まだまだたっぷりあるではないか・・・。

既に何度も読んだ石ノ森章太郎の漫画「古事記」を読み始める。

イザナミのミは女って意味。

ふむふむ。

イザナキのキは男って意味。

ふむふむ

イザは誘う。

ふんふん

ナは助詞の「の」

ほうほう


Zzzzzzzzzzz


目が覚めたら・・・・待ち合わせ時間から1時間半も過ぎていた。

一瞬何がなんだかわからなくなる。今自分がどこにいるのかも、何故ベッドの上にいるのかも、今日が何月何日で、自分が誰なのかも・・・嘘。

「と、時計が間違ってるに違いない!」

と大声で叫んでPCをつける。

うん。2時半。

あわててメール。

いいわけは嫌いなのでするつもりはないが、なんて謝って良いのかわからず、頭の中がグルグルグルグル。

謝っても謝りきれないことが判明したので、シンプルに「ごめんなさい。すぐ出ます」とだけメールする。

青葉台についたのは約束時間から見事にぴったり2時間たった時だった。

車をいつもの路駐スペースに止めて全速力で駅へ向かう午後3時。

壁にうつむき加減で立ちんぼしている彼女を発見して駆け寄る午後3時。

なんかドラマのワンシーン状態な自分にサブイボ立つ午後3時。

あと2m・・・ってところで似ても似つかない全くの別人なことが判明して、音にならない口笛二つの午後3時。

お次はベンチに座ってる彼女を発見するも、本当かどうかドキドキする午後3時。

近くによって反省と笑顔が入り交じった顔で謝る午後3時。

そして、思い切り逃げられる午後3時。

とりあえず、重そうな荷物をすすんで持つ午後3時。

「どこ行く?お腹減った?何食べたい?」・・・とりあえず話題をそらす午後3時。

「お腹減ってない・・・」といわれ、どうしていいのかわからなくなる午後3時。

とりあえず大戸屋へ連れて行く午後3時。

「こんなに食べれない」といわれ、右往左往の午後3時。

「・・・・ミ、ミスドは?」「ドーナツ食べれない」「うん、おいらも」な午後3時。


ふと「無印のCafe」を思い出す午後3時。

「でも、あそこはタバコが吸えない」とつぶやく午後3時。

でも、そんなこといってられない午後3時。

なぜならとても寒いの午後3時。

とりあえず、無印Cafeに入る午後3時。

「もちろん、おごるさ!おごらせてください!」な午後3時

「でも、お金あるんですか?」とすべてバレバレ午後3時。

21才に心配される午後3時。


ということで・・・着席語・・・回りくどく言い訳。言い訳になってないんだけど、言い訳。「まぁ、そんな気もしてましたし・・・」とも言われる。うん、彼女にも信用0。

Cafeでは軽い近況報告などをする。野暮用の内容とか。あとは、例のごとく彼女の得意ジャンルである「テレビネタ」くらい。

2時間遅れてしまったせいでゆっくり話している間もなく、羽田空港へ行く時間に。

第三京浜と横横(横浜横須賀道路)・・・どっちのルートを使おうか迷ったすえ、せっかく東京に来たし、日が沈む時間にはちょうどいいということで、横横経由で湾岸線に乗ることにする。まぁ、いうたらベイブリッジってやつや。

が、ヤンキーで男まさりな(嘘)彼女よりも、久しぶりに東京の夜景をみたおいらの方が感動してしまう。

「すっっげ〜〜〜〜!!!すっげ〜〜〜!!!なんじゃこりゃ!!!やっぱ東京でけ〜〜!電気代いくらかかってるんだろう〜!デン子ちゃんがむにゃむにゃ・・・やっぱこう考えるとスペインはちいせぇ〜な〜〜!マドリッドの何倍あるんだ〜」

湾岸線・・・失敗。

途中、軽い渋滞につかまったおかげで、羽田空港についたのは彼女の出発30分前。もっと余裕で着く予定だったのだが・・・ここでも失敗。

エ「あ、おみやげかってかなくちゃ・・・」
お「お、おみやげ???あ〜でも、そうか・・・」
エ「まぁ、適当に・・・」
お「おみやげといったら「とらや」の羊羹やろ!!!」
エ「東京ばな奈
お「と、とうきょうばなな???なにそれ。有名なの?」
エ「有名ですよ」
お「初めて聞いたよ・・・・」

なんて会話をしていると、旗を持った男性に連れられてやってきた団体さん。

男「は〜い!ここで「東京ばな奈」がお買いになることができます!中では買えません!ここだけで〜す。外は○○(ききとれず)中はしっとり!東京ばな奈!!どうですか〜!」

ゆ・・有名なのは本当らしい・・・。

店舗の周りには人がたくさん群がっていた。

う〜ん、そうだったのか〜東京名物にこんなのがあったのか〜。


だけど、ぶっちゃけなにもそそられない。Tipico(スペイン語で名物みたいな意)といったら目がないおいらなのだが、あとづけみたいなこの「東京ばな奈」にはいっこうに惹かれるものがない。「じゃ、とらやだって同じじゃん!」といわれそうだが、歴史が違うのでそれはいいのだ。

とはいえ、ネタとして食べてみるのもいいかな〜と思い、値段調査をすると・・・

1000円で8個もはいってやがったので却下

2個で300円とかバラで売っていたら買おうと思ったが、1000円という値段はまぁ、おみやげとしてはやぶさかではないが、ネタで買うには8個は多すぎる。生クリームも食べられないし・・・。

出発15分前・・・エリゾウと別れ、1人空港内を切れたタバコを探して彷徨う。途中警備員さんに聞いて見るも、真顔で冷たく「あっち・・・」とあしらわれる。

むかついたので、コーヒーだけ買って車でぶい〜んと帰ってきた。高速使わなかったので自宅まで1時間半もかかった・・・。

あまりに動かないので、ナビのテレビを見始めて安めぐみを知った。

冒頭へ・・・。


今日の埋め合わせはいつか・・・いつの日か・・・東京か九州で・・・ホント申し訳ない。


追記
反省しつつも、トリビアの緒川たまきの「ウソツキ」にやられる午後10時。

もう二度とこのようなことは!と誓いつつも、ニュースJapanの滝川クリステルにやられる午後11時




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リハビリはダメなの?
2005年11月15日 (火)
なんか、リハビリで軽く働こうとおもっていたのだが、話がだんだん大事になっていく。

最初に登録したところの仕事はデザイナー職ではなく、ディレクション(よくわからんが、管理職みたいなものっぽい)の方でお願いしたいといわれ断る。断ると書くとえらそうだが、デザインの方がは落ちたと考えた方がよい。3年の無職生活で提出できる作品がほとんどないおいら。さもありなん。

現時点で中間管理職はやりたくない・・・というか、無心で何か作ったり書いたりしている方がいいので、あくまでリハビリはそっちで探す。やりたいことしかおいらはやらん。誰がなんと言おうが。

もう一つの方は現時点ですすんでいるのだが、違う仕事も斡旋された。同時進行らしい。これもかなり大きな仕事。ゼロから立ち上げる仕事。

しつこいようだが、リハビリは誰かの下とかについて、鼻歌交じりで経験と提出できるような作品を作っていくのが望ましいのだが、どうもそうもいってられないようだ。なんかやたらと「正社員」の話がでてくるし。

やっぱ「リハビリ」は無理なのだろうか?甘い考えなのだろうか?社会人失格なのだろうか?

まぁ、そのゼロからの方は、新しく立ち上げる広報部のメインにがっつり噛むことができるらしいので(正直「派遣なのに?」って感じだが、そう書いてあるからそう信じることにする)、面白そうではある。いうたら、やりたい放題。半分手探り状態らしいので、安定した環境(就業時間とか)からは縁遠いらしい。

うぐむ〜〜〜〜楽しいことになってきたが・・・・ある種の覚悟が必要そう。

そっか〜リハビリ無理なのか〜。


日記。

昼間はケンタッキーで食べた。

深夜、TVKという神奈川だけでやってるローカル放送でSakusakuを見る。

木村カエラ・・・やっぱりやべぇ〜。

アヒル口には極端に弱いおいらはどうあがいても抵抗できない。五行でいうたら、おいらが火で、やつの口は水ってわけだ。

神奈川県民だけの楽しみ。Sakusakuみれない人かわいそうに・・・合掌。

あ、そういえば・・・木村カエラと奥田民生のでている映画「CUSTOM MADE 10.30」はクソつまらなと評判になっている。

まぁ、「カエラみれればそれで良し!」とおいらはなるに違いない。うん、間違いない。

追記
部屋が、タカシ君とネネチンが来たときのまんま。布団敷きっぱなし、灰皿倒れっぱなし、おいらは食べれない「冬のパイの味」残りまくり、ネネチンがおいていった一平ちゃん夜店の焼きそば起きっぱなし、酒瓶出しっぱなし・・・掃除するの面倒くさい。




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Feliz Cumplean~os♪
2005年11月14日 (月)
今日はマリちゃんの誕生日。

(ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜と同じ曲調で)
Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)

Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)

Te deseamos Todos♪(テ デセアモス トドス)

Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)


パチパチパチパチ。


ってことで、マリメッコと遊ぶ。

遊ぶといっても、貧乏なので大してやることもなし。

悩んだあげく、飯喰って、DVD借りてきて映画見て過ごすことにする。

まず、映画を借りに行く。

そこそこ近所のTSUTAYA。

階段を昇るたところに、「日替わりお得レンタル」みたいな感じのチラシがはってあった。いうたら、日替わりでジャンルを変えてレンタル料を安くするみたいな企画のようだ。

お「え〜っと、今日は何曜日だっけ?」
マ「月曜日」
お「え〜っと・・・月曜日は・・・・ア、アダルトビデオ!!??」

ちょっとむかついてしまいました

チラシ引きちぎりそうになりました


でも、「半額クーポンキャンペーン」とやらをやっていたので事なきを得る。

借りた映画は悩みに悩んで4本借りることになった。

正直4本も借りる必要はなかったのだが・・・どうもマリメッコは「半額」とか「キャンペーン」とか「お得」という単語に弱いらしい。みたい映画を3本決めたあと、今夜みれる分の2本を選ぼうとしたのだが・・・マリメッコは4本借りようという。

お「いや・・・4本もみないだろ?」
マ「まぁ、一週間だしさ〜」
お「でも、4本だよ???」
マ「半額だから4本でも2本分だよ?」
お「(2本だったら1本分じゃねぇか・・・)」
お「まぁ、いいけどさ・・・見ないで返したらもったいないよ?あなたよくそれやるでしょ?」
マ「ちゃんと見てるよ〜!」
お「そ、そう?。まぁ、いいけど・・・」

ってことで、以下の4本。


「dot the i」(彼女のお薦め)
「Bad Santa」(まぁ、クリスマスも近いことだし)
「ホテル ビーナス」(中谷美紀に乾杯!)
「8人の女たち」(スペインで予告みたのと、面白いと評判だったみたいだし)


当初、おいらがチャン・ツィイーにはまった「初恋のきた道」を借りる予定だったが、なんとなく却下した。


お次は夕飯。

誕生日ということで、夕飯は当然彼女に任せるが、優柔不断なのかなかなか決まらない。焼き肉だの、ラーメンだの、なんやらだの・・・。「誕生日にラーメン???」とちょっとつっこみたくなったが、誕生日ということで許すことにする。

結局、近所の・・・なんだっけ・・・「南海なんとか」という中華料理屋に決定した。

中華料理というと何とも豪華な気がするが、中国人が経営するこの店は、店舗自体は別に大して中華中華してるような店ではなく、仕事帰りのサラリーマンがよっていくような中華料理屋といった感じの店構え。「本当にこんなところでいいのか?」と思いつつも、マリメッコが良しとするので店内に入る。

値段設定は1000円上のものはほとんどなく、一皿880円やら780円やらそんな感じ。餃子も5本で・・・いくらだったけかな・・・300円前後だった気がする。

とりあえず、うまそうな肉味噌飯みたいなやつ(880円くらい)と、おいらの大好物の「鶏肉とカシューナッツ炒め」(780円くらい?)と棒餃子とかいう変な名前の餃子、ビール、減肥茶などを注文。

それほど待たされることなくでてきた料理・・・


多すぎ!!!!


とても880円とか780円とは思えないくらいのボリューム。「ちょっと多いかな〜」と感じるくらいで注文したのだが・・・かなり無理しないと食べれない量だった。で、味といったら・・・旨い旨い!!

これぞ中華!って味。

もしValenciaにこのレベルの中華があったら、1週間か2週間に一回は絶対いくね!って感じの店だ。
(残念なことに、Valenciano中華料理屋はイマイチ。マドリッドはすごいおいしい中華料理屋がいっぱいある。)

いや〜穴場穴場。

調子にのって生ビールを2杯頼んでしまったため、お腹がタプタプ。

こんな食生活送ってるから、冬眠前の熊みたいにぶくぶく太っていくんだろうな〜。ホント、前のおいらを知ってる人の前にあまりでたくないよ。マジで。


食後、車で誕生日には必需品なものを買いに行く。

車の中・・・

お「誕生日っていったらやっぱケーキでしょ!食えないけどね。」
マ「そうだね〜。でも、ケーキ付きの誕生日なんて久しぶり〜♪」
お「でもって、誕生日といったら、ロウソクたてないとね!!」(話聞いてない)
マ「大きいヤツ3本?」
お「愚か者!!!!どあほ!!!大きいとか小さいヤツとかそういうのはダメダメ!!そんなのつまらん!!こういうときは!ケーキにところ狭しと、年齢分ぶっさしてだな〜〜キャンプファイヤー!よろしくやらないとダメなのよ。わかる?その侘び寂び・・・。それが誕生日ケーキの醍醐味!」(完全に自分の世界。すでにおいらのために買いに行っている)

結構よる遅かったので、ケーキ屋はやってないかと心配したが無事ケーキ屋を発見。

余談だが、数年前、親友のNと友達の女の子の誕生日の日に抜き打ち押しかけ誕生日ケーキ配達conロウソクをやったことがあるのだが、ケーキはともかく、ロウソクが見つからずに、友達に電話かけまくって「ロウソクない?」「停電用のだったらあるけど?」「あほ!誕生日用の小さいのだ!」なんてやりとりをやりつつ、ロウソク探しに苦労したことがある。

お「すいませ〜ん。ケーキはここにあるやつだけですか?」
店「ええ・・・」
お「これより(2800円のホール)小さいのありません?」
店「小さいのはやってないんですよ・・・」
お「うぐむ・・・」

となりにはフルーツ、なんか、コーヒーと3種類のロールケーキ。もう、見るからに天敵である生クリームいっぱい。

が、レジのそばに「誕生日用のロウソク」がおいてあり、おいらはそっちに夢中になる。

お「お〜〜〜!!ロウソクあるじゃん!ロウソク!!!すばらしい!」
お「あ〜適当に選んでいいよ。ケーキ。」

普段はまずケーキは食べないし、出されても断るのだが、誕生日のケーキだけは相手を尊重して数ミリは食べるようにしているので、チーズケーキがない以上ぶっちゃけ何でもよかった。

お「あ〜、でもコーヒーがある・・・これならコーヒーと一緒に食べられるかも」
マ「・・・・」(ケーキ選びに夢中)
お「ロウソクは一袋5本だから・・・ここにあるの5袋買い占めか!ちょっと恥ずかしいな〜〜〜まぁ、でもいいか・・・」(ロウソク選びに夢中)
店「・・・・」
マ「どうしようかな〜」(まだケーキ選びに夢中)
お「ぬおっ!!5本じゃないじゃん!・・・・6本じゃん!!!」
店「・・・・」
マ「フルーツにしようかな〜」
お「ってことは・・・4袋でOKやん。一袋30円だから〜120円!高いのか?安いのか?一本・・・5円?この一本が5円?うぐむ〜〜〜ようわからん、必要だからいいか・・・」
マ「フルーツなら食べられるでしょ?」
お「よし、これで完璧!!!」(上の質問はうわのそらできいてる)
マ「じゃ、これください・・・」
店「はい」
お「これも!!!!ロウソク!!!ロウソク!!!」(喜色満面)

店を出たあと・・・

マ「あ〜〜〜〜!!!コーヒーにすればよかった!!!」
お「え?何が?」(ロウソクのことで頭がいっぱい)
マ「だって・・・これ食べれる?」
お「いや食べれないけど・・・食べるよ。少しならね。誕生日だし」
マ「あ〜〜〜〜コーヒーにすればよかった。そしたら食べれたのに!」
お「だから〜〜〜いいってば!それに、コーヒーって一番最初にいったよ?おいら」
マ「あ〜〜〜ごめ〜〜〜〜ん!!!」
お「だから〜しばくぞっ!なんでもいいって。全部苦手なことにはかわりなし」
マ「あ〜〜〜〜〜!!!」

しばらく、苦悩するマリメッコ。相変わらずバカだし、人の話聞いてない。おいらも聞いてないけどな。おいらはロウソクがあればなんでもいいし。

ってことで、家に帰るとさっそく映画を見始める。

一本目は「dot the i」。マリメッコお勧めの映画だ。何度みても楽しめるらしく、すでに何回か見ているらしい。

【dot the i】3.4点(5点満点)

ガエルがでているし、ヒロインとしてスペイン人の女の子と聞いていたので、スペイン語でみれると思っていたのだが、のっけから英語でのけぞる。舞台はイギリスであった。

この映画はどんでん返し系で、ネタバレになるのであまり詳しくはかかない。そこそこ面白いので、興味ある人はみてみるのもいいいかも。

ストーリーは、男女の三角関係を描いたもの。男でこれまでつらい目にあってきたスペイン人女性と金持ちのボンボンで何でもできるイギリス人のカップル。イギリス人は彼女と結婚したい。そして、彼女もそうしようと思っている。

結婚直前のとある女だけのFiesta(パーティー)で、ある男(ガエル)と知り合う。彼は一目見て彼女を好きになる。

さてさて、どうなる三角関係・・・って感じ。

全般的にテンポもいいし、退屈になることもない。普通にず〜〜〜っと見ていられる映画。

なんだけど・・・一つ気になったのが、上にも書いたヒロインであるスペイン人の女の子の扱い。どうも、スペイン女性のベタなイメージを抽象化しているような気がしてならない。ラテン、情熱、わがまま、感情的みたいなやつ。それがなんか極端に書かれていて、ちょっとムッとした。

日本人だって、ラテン気質みたいな人はいるし、情熱的で、わがままで、感情的な女の子はいるだろう。アメリカ人でも、イギリス人でもしかりだ。なのに、そういうキャラクター(または役柄)としてスペイン人女性を選びだしているところがシャクに障る。それだったらイタリア人だっていいじゃないか!!まぁ、間違っているとは思わないが・・・それは一面でしかないだろう。

たとえば、アメリカ映画で、日本人はスーツで、背が低く、眼鏡をかけていて、いつもヘコヘコしていて、Noといえなくて、愛想笑いをしていて、最新の電子機器を使用していて、金感情にうるさくて・・・みたいな日本人がでてくるようなもんだ。

まぁ、そういう映画いっぱいあるけどね。某コッポラの娘とか。お前の映画はつまらん!なんじゃありゃ、バージン・スーサイズ!勝手にやってろ!

って話がずれた。

スペイン贔屓といわれればそれまでだが、あまりにもその部分だけ特化(映画でも重要な要素として扱われてるだけに)されてるだけに、ちょっと興ざめ。

あと、やっぱガエルには、南米訛りのスペイン語を話してもらいたい。マリメッコはガエルのあの笑顔だけで満足らしく、何度も悩殺されていてうるさかったが・・・。

その点を除いては何ら問題ないので、TSUTAYAにいって見たい映画がなかったら借りてみるのもいいと思う。



一本目の映画を見終わったころ、中華料理でやられて20%増量中の腹も大分おちついてきたので、先ほど買ってきたケーキイベントをやる。

まずは・・・

ぶっさす!!!



悪くない。

でもって、

ファイア〜〜〜〜〜!!!


火を見ると興奮するのはおいらだけ?





お「うお〜〜〜!すげ〜〜〜火事だ!火事!!!熱い!熱い!熱気が!」
マ「あ〜〜〜鑞がケーキに!」
お「馬鹿たれ!鑞が垂れることなんぞ、想定内だ!除けば食える!」
マ「・・・・」
お「はやく吹き消せ!吹き消すのじゃ!!!」
マ「ふ〜〜〜〜!!!」
お「おめでと〜もう日付変わってるけどな・・・」
マ「ありがと〜」
お「うおっ!!!この変な濃い灰色の物体なんだ?」
マ「あたしも気になったの・・・」
お「・・・この色、この感じは・・・ピータンだ!!!」
マ「・・・・」
お「ピータンだ!小粒のピータンだ!!!」
マ「・・・・」
お「すまん・・・葡萄だな・・・葡萄」

夜中の1時に大盛り上がり。

コーヒー片手に、なんとかケーキを平らげる。思っていたよりも耐えられたし、悪くはなかったが・・・3秒後にやっぱサブイボたって、ふるえが止まらなくなった。悶絶。


映画二本目。大抵大量に映画を借りてきた場合は、箸休めならぬ、脳みそ安めのために何も考えないでみることのできるコメディー映画を二本目にもってくるのがおいらの中でのセオリー。

ってことで、

【Bad Santa】2.7点(5点満点)

この映画は、前回か前々回の一時帰国の時に予告でちらっと見た映画。たしか「Super size me」と同じ時期の映画だった気がする。

ストーリーはない。あるけど、あえていうまでもない。

名前から想像できるように、善玉のはずのサンタさんが、悪玉として登場し、彼を巡り感動ストーリだ。いうたら、不良がちょっと良いことしちゃって、周りが「実は良いヤツじゃん!」となるのを利用して感動させる映画。

一応書いておくと、子供プレゼントを配る素敵な存在のサンタだが、デパートでサンタのバイトをする彼は完全に堕落した男。子供に悪態はつくは、飲んだくれだは、ナンパしてやりまくりだわ、とホントどうしようもない。大人は当然のこと、子供は当然びっくりするが、それでもサンタを信じている子供達は、デパートのイベントに行列を作る。その中に、かなりおデブちゃんな子供がいた。そのこと、Bad Santaの友情ストーリー。

クリスマスシーズンだったのもあってロードショー時期に危うく企画して見そうになったが、DVDで十分。

特に書くことなし。

どうして、アメリカの映画って、「ファッキン」ばっかりいってるんだろ〜って素朴な疑問を感じたくらい。根が下品なのか?もう、ファッキンしか聞こえてこないよ。米語わからないし・・・。

クリスマスのシーズン・・・カップルや友達同士でなんとな〜く選ぶならいいんではないかと。1人で見る映画ではない。



Bad Santaみている最中にマリメッコは例のごとく爆睡。たぶん開始後30分たっていなかった気がする。

おいらは不規則な生活のせいか全く寝れそうな雰囲気ではなかったので、家捜しして読めそうな本を探し出して、薄明かりの中ソファーに寝転がって読書。

気づいたら寝ていた。




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Ya se ha ido
2005年11月13日 (日)
タカシ君が去ってしまった。去ってしまった・・・去ってしまったよ〜〜〜〜!!

スペインでの別れの時は、一ヶ月経たないうちにまた会えるし・・・とそれなりに・・・それなりに・・・さくっと別れたのだが(時間がなかったってのが理由だが)、今回の別れはおそらく相当長いものになりそうで、なんとも切ない気分でいっぱいだ。

おいらがスペインに行くのが先か、タカシ君が東京にくるのが先か・・・という問題。

この距離というのは別れの時の寂しさに思い切り比例する。「同じ日本人だから」ということはおいらには全く関係ない。

スペインから去るときも、日本で地元が近い人間は多かれ少なかれ呼び出せるので(そして、おいらはそういうタイプ)問題なく、あまり寂しくないのだが、九州やら山陰・山陽やら、近畿やらと来られるとえぐく、悲しみも距離に比例して強くなる。まぁ、畿内だったら車で数時間で住むからまだ良いが、九州とかはけっこう厳しい。なのに、なぜか九州人とはValenciaで会う確率が高くて困る。

まぁ、何がいいたいかというと・・・寂しいのだ。うめきたいくらい寂しいのだ。いいたかないが・・・Valenciaが恋しいのだ。でも、頑張ると決めたから頑張るのだ。煩悶学生なのだ。藤村操なのだ。華厳の滝から飛び降りたいくらいなのだ。

あ、嘘。そこまでじゃない。

ともかくだね。あれだけ、毎日、遊んで、飲んで、語って・・・とやっていたタカシ君。一家に一台タカシ君

うぐむ。

日記。

タカシ君とネネチンがうちに泊まっていったわけなのだが・・・おいらは最初に撃沈。布団を押入から出してきて勝手に爆睡。

ネネチンに思い切りマジ蹴りされていたところまでは覚えている。「起きろ!起きろ!」と本気で背中を蹴られる。そして、その後ろでは「マサキ君は・・・こうなったらぜったい起きないよ」というタカシ君の台詞も聞こえていた。

おいらは「さすがタカシ君!わかってるじゃん!」と心でつぶやく同時に、寂しさもこみ上げてきて、ネネチンの「長渕キック」を無視して眠った。

ネネチンはどうやらおいらのベッドで寝た模様。タカシ君は、拓也がいなくなったあとの空き部屋をタカシ部屋として準備して、ベッドもおいておいたのだが・・・彼も寂しいのか、おいらの部屋のどこか空いたスペースで寝たらしい。丸まって・・・。

それを聞いた時、不憫に思いつつも、Valencia生活が蘇ったようで嬉しくもあった。


昼過ぎ・・・目覚める。

もう絶不調。頭痛はないが・・・店で日本酒をここぞとばかりに大量に飲み(何杯飲んだか覚えてない)、部屋で安酒を飲んだせいか(ここも何杯飲んだか覚えてない)、もう・・・なんていうか・・・二日酔いなのだが・・・体調不良の原因はそれだけではなく、企画が終わり張りつめていた糸が切れて、タコがずが〜〜〜〜んと地上に落ちたような感じ。

もう無気力。

でも、「腹減った〜」とえさを運んでくる母鳥を待つ小鳥よろしくさえずる2人と一緒に、我が地元の名所のドムドムへと行く。まぁ、おいらのうちにきたら是非立ち寄ってもらいたい場所である。

他にもタカシ君に立ち寄って貰いたい場所はたくさんあった。おいらが遊んだ裏山とか、おいらが柿盗んだ山とか、ビワ盗んだ家とか、ロクムシやった公園とか、よくいった駄菓子屋とか、通学路とか・・・。

2泊3日のプランで来て欲しいくらいだ。いうたら、Valencia並。

だが、彼は去ってしまっうのだ。

気分は「ひまわり」なりよ。


ドムドムで昨夜の話なんかで盛り上がる。あとは引き留め工作。無駄なのわかってるが「ねぇ〜もうちょっと日本にいなよ〜」とか誘惑する(笑)

2、3時間くだらない話をしたあと解散。

タカシ君は成田空港に近いお兄さんの家へ、ネネチンは自宅へ一緒に帰っていく。もちろん駅まで見送る。

タカシ君とはいつの日か再会することを約束して、ネネチンとは・・・おそらく近いこと会うであろうことを予測して別れる。

家に帰ってきてからは、完全にダウン。フラフラしながらやることやって・・・「燃え尽きたぜ」とつぶやきベッドに滑り込む。

起きたら夜中の2時半だった。

そのあとどうにもこうにも寝られず。

寂しさをかみしめながら・・・タカシ君から貰った日本酒を飲みつつ、本棚からごっそりと出してきた、既刊のなんかの漫画を全巻読破して、うめきながら再び眠りについた。

朝8時くらいのこと。

No Te Vayas!!!Takashi!!!

さ〜て、Bodegaでも探すってもんかね〜。




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Demi Mooreの誕生日
2005年11月11日 (金)
ということで、今日はDemi Mooreの誕生日

え〜っと、彼女の誕生日を1人で勝手に祝うのも・・・今年で・・・何回目だ?中学校2年生くらいからだか・・・16回目くらいだ。

う〜ん16年も祝ってるのか〜。

人生の半分以上じゃん。おいらって一途だ。

まぁ、もう何度も書いているし、最近とんとスクリーンでみることがなくなってしまったので特に書くこともないのだが・・・良く聞かれる質問とその解答だけは書いておく。

Q.「なんで、メールアドレスがBar_de_demiなの?」

A.Demi MooreとBar(バル)が好きだから。単純ですまん


Q.「え〜なんでDemi Mooreなの!!!!!!!」

A.なにいってるの!昔はSuper Guapaだぞ!!!映画はつまらないのが多いけどな。


Q.「やっぱ、ゴーストで好きになったの??」

A.ぶ〜〜っぶ〜〜〜!!全然違う〜〜!!どちらかというとゴーストはあまり好きくない。あれだったら、同じようなタイプの「オールウェイズ」の方が好き。おいらが彼女にはまった映画は、ショーン・ペンとデニーロと共演した「俺たちは天使じゃない」です。今でも好きな映画。もう最高!!Demiの垂れた髪がおいらを悩殺しました。

以上。


日記

今日は一日何もしてない。二日酔いにはならなかったマリメッコと一緒に、拓也の部屋からひっぱりだしてきたPlay Station(2ではない。もってないし)で遊んだくらい。

おいらが、明日の「タカシと語る夕べ」企画の準備があったため、最初は彼女1人でドラクエ(たぶんIV)を与えて遊ばせていたが、5分でどうしていいのかわからなくなり、ぎゃ〜ぎゃ〜騒ぎだしたため一緒にみんなのゴルフをやる。が、あまりにやつが下手すぎて勝負にならず断念

しょうがないので「ジョジョの奇妙な冒険」(格闘ゲーム)をやり始めるが、お互い不慣れで、マニュアルの取り合い(コマンドが書いてある)になったので、飽きて断念。

夕方適当な駅まで送っていって解散。

その後、日記書いて、企画準備して、漫画読んで暇をつぶす。明日、早朝に横浜につくといっていたタカシ君を待って、明け方まで起きていたのだが(その後仮眠しようと思った)いっこうに連絡が来ないので寝た。

たしか、朝6時くらいのこと。



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初体験
2005年11月10日 (木)
以前からマリメッコに誘われていた映画『そして、ひと粒のひかり』を見にくことにした。
(公式サイトはこちら

せっかく映画をみるので、バルデミメンバーにメールを送ってバルデミ企画にすることにする。もちろん主催者はいいだしっぺで田舎っぺのマリメッコ。マリメッコにとってはバルデミ初企画となるわけだ。

おそらく平日なのに暇人であろうと思われる、むんとおぐりをターゲットにしてMLにメールを流す。だが、大丈夫だと予想して2人は都合が悪くてこれず、かわりに、代休で仕事が休みというのび〜が釣れる。

のび〜はどちらかというと、ハリウッド系の映画が好きなので、今回の映画は合わないのではないかとも心配したが、まぁ、話のタネにはいいだろ〜と渋谷で待ち合わせる。

人間で待ち合わせ、4時50分の回に合わせて映画館へ。チケットは映画館へ行く前にチケット屋で購入。1480円也。

た、たけぇ〜〜!!

前売りが1500円だから、20円しか安くなってないじゃないかっ!!!

やっぱ日本の映画環境は劣悪である。


最近、めっきりスペインネタを書いてないので、スペインの映画事情について軽く書いておくことにする。
(おいらが知ってるのはValenciaのみなので、MadridやBarcelonaなどは不明)

まず、値段!

スペインの映画チケット代は安い!最近、なんかしらんが、おいらが初めてValenciaで映画をみたときよりも徐々に高くはなってきてはいるが、それでも5euros前後だ。高くても6eurosで、学生だったら4euros前後にまでなる。現在はユーロが強いのもあるが、それでも当日券は半額以下だ。半額以下!!!

でもって、時間!

これがまた抜群に素晴らしい。というのも、午前中に映画を上映するなんてナンセンスなことはしない!(まぁ、どっかにあるかもしれんが)

早くても夕方4時半くらいから始まり、遅ければ11時過ぎから上映開始なんていうのが普通だ。日本でいうたら、レイトショー並かそれよりも遅い時間に上映されるというわけだ。

なので、Valenciaで生活している時は「映画を見よう」ってことになったら、集合時間はだいたい夜の9時とか10時に集合して、テクテク映画館まで歩いていくという感じだ。夕食食べてからの場合もあれば、ちょっと早めにいって一緒にみなで軽くつまむなんてこともある。

この時間設定のおかげで平日でも余裕で映画をみることができるわけだ。

「さ〜て、仕事も終わったし、映画でもいっちゃう?」
「そうだね〜じゃ、そこのBarでつまんで見に行くか!」
「うし!」

てな具合だ。

男も女を誘いやすいってもんだ!
(スペインじゃそんなこと関係なさそうだが・・・)

それに引き替え日本は、タダでさえ終業時間が遅いというのに(働いてないからよくわからんが)、残業なんてあった日にゃ、映画どころか終電の心配せにゃならん。まぁ、都市の構造が違うのでしょうがない部分もあるが・・・それにしても、平日に映画をみれる気遣いくらいあってもいいんじゃないだろうか。

この時間帯のメリットはまだある。日本の場合、仕事をしている人間のほとんどは平日に映画をみるのは厳しいんではないだろうか。まぁ、みれたとしても、「よし!この日はなんとかして見よう!」という感じだったりするに違いない。

見たい映画があるのが、平日は無理。そうなると・・・土日になるわけだが・・・そうなると、早めにチケット買っておいたり(中には整理券制のところもあるが)、サラに入るのに行列並んだり・・・と何かと慌ただしい。

それもこれも、平日に映画がみれないからだ!

そもそも、天気が良い土日に、なんで室内にこもって映画みにゃならんのだ!そこがそもそもおかしい!外で遊びたいやん!

終電があるわけだけど、せめてもう少しレイトショウの時間を遅くしようよ。そうすれば、仕事終わったあと車とかでいける人もいるし、終電遅い人だったら1時近くまで時間あるわけだから、22時くらいに仕事終われば、映画楽しめるじゃん!

ちなみに、しつこいくらい何度も日記で書いているが、Valenciaでは、日没が遅い夏の時期になると、野外劇場のシーズンとなる。値段は3euros前後(回数券を買うと2euros前後)だったり、タダだったり。開始はもちろん夜の10時とか11時とか。

映画は娯楽なんだから、万人が楽しめるようにしようよ。ただでさえ、日本は人口多いんだからさ〜。

なんか「おまえらはDVDでも借りて、おうちで見てろ!」っていわれてる気がしてくるよ。ホント。まぁ、レンタルに関しては、日本の圧勝だけどね。すごいすごい。

働き始めたら映画見る本数とか減るんだろうな〜。あ〜イヤだイヤだ。

とまぁ、ちょっと憤慨したところで、映画の感想。


【そして、ひと粒のひかり】3.3点(5点満点)

この映画・・・コロンビアが舞台なのだが、監督はアメリカ人とのこと。南米を扱った作品としては、「アモーレス・ペロス」(Amores Perros)、「シティ オブ ゴッド」(Cidade de Deus)に続く衝撃の作品というふれこみのようだ。
(おいらは映画を見る前に情報は全く入れないで、あとから調べるタイプ)

タイトルからはぶっちゃけ何もイメージできなかったが、チラシはとてもいい感じ。センスがよい。2バージョンあるっぽいが、片方はマシュマロ食べてるんだと最後まで思っていた。映画みて違うことがわかったが。

ストーリーの方は、ミュールと呼ばれる麻薬の運び屋の話。

様々な事情から、花工場の仕事を辞め、ミュールになることに決意したマリア。そして、彼女の仲の良かった世間知らずっぽいブランカもミュールとなることを決意する。マリアは「ブランカには無理だ!」と引き留めるが、大金には抗えない。

2人は既に運び屋をしていたある女性と共に飛行機でニューヨークに麻薬を運ぶことになるわけだが・・・。

映画前半部はこのミュールというものがどんな仕事かということを詳しく映像化して説明している。

もうすごいのなんのって・・・。

思わず、おえっぷ!となってしまう。想像しただけで・・・・いや〜〜〜〜ん!って感じだ。

スペインにいるときに、ハシシはサランラップにくるんで肛門にいれて税関を通るとかいう話をきいたことがあり、その時も、うぐむ!って感じだったが、今回の映画の映像ははさらに過酷だった。

主人公のマリアがSuper Guapa(恐ろしくかわいい)だったのもあり、完全に感情移入して見入る。

ちなみに、マリア・・・前半と後半で顔が違う。太ったっていうか、なんというか・・・映画とる期間が長かったのだろうか?最初の登場シーンとラストシーンでは別人だった。うぐむ〜。

まぁ、いいや。

で、後半部になるわけだが・・・ここからが少々イマイチ。前半部が妙にリアリティーのある話だっただけに、後半部の妙な映画臭さが気になった。味のある登場人物がでてくるわりには、いまいちおざなりで、存在感ないまま映画は終わってしまった。

展開の方も前半部と後半部では全く違い、後半日はどうにも説得力がない。しばしば「え〜〜〜!そうなるか〜〜!」って部分が多々あった。あとわざとらしいところとか。まぁ、わからんでもないのだが、少々無理がある気がする。

結局、「ミュール」ってのは、こういうのなんだよ〜!と説明したかっただけの映画に見えてしまう。一応、映画なので、ドラマ仕立てにはしてるけどね〜みたいな。

とはいえ、この「ミュール」ってのがどんな感じなのかを見るだけでも、この映画を見る価値はあるかもしれない。ということで、3.3点と適度に高得点にしてみた。

ちなみに、おいらが個人的に一番好きなシーンは、マリアが病院のベッドに横たわってモニターを見つめるシーン。もうこのシーンは最高だった。悩殺やね。悩殺。あんなはにかみのような笑顔されたら・・・おじさんはもうダメです。

ついでに、他の2人の点数も書いておくと・・・のび〜が2.6点で、マリちゃんが4点といった感じになった。この辺については下でまた少し触れる。



バルデミの映画企画にはルールがある。

まず、映画をみたあとにすぐに感想を言ってはいけないのだ。まず、どこかの呑み屋に行き、飲み物を注文し、じゃんけんをし、勝った人から好きな順番を選び、点数を考えてから順番通りに点数を言い、そのあと、どこが良かった、どこがダメだった、などと映画の内容を肴にして酒を呑むのである。

これぞ、バルデミ映画企画なのである。

すでに、このルールで何十回と酒を呑んでいるわけだが、新参者のマリメッコはこのあたりの情緒というか、侘び寂びがわかっていなかった。


映画後、貧乏なおいらにあわせて、その辺の立ち食いそば屋(まぁ、座ったけど)で安く晩飯を済ます。これをやると、呑み屋で余計な注文をせずにすむわけだ。

映画館側のそば屋に行き、おいらは「竜田揚げそば」を注文。380円なり。

写真は旨そうだったのだが、少々失敗した感が強いこの竜田揚げ蕎麦。

まず、竜田揚げが竜田揚げぽくなく、外のころもは生ぬるく、中は冷たい・・・というなんともいえない塩梅で、1人無言で蕎麦をすする。まぁ、蕎麦は旨かったけど。

おいらが蕎麦をすすっている間、うるさかったのがマリメッコ

マ「なんかさ〜あの映画・・・」
お「だぁぁぁぁ!!!!映画の話はまだするな!!!」
マ「だって〜〜!話したいじゃん!」
お「だから〜それを我慢するのがこの企画の侘び寂びなの!」
マ「時間たったら忘れちゃうよ!!!」
お「ぼけ!そんな数分で忘れる脳みそだったら捨ててしまえ〜〜〜!」
マ「え〜ん、話したいよ・・・」
の「きびしいね〜!」
お「厳しくない!!今後もこのスタイルなんだから、慣れなくては!」
マ「食べている間、無言になっちゃうよ〜!映画の話しないと・・・」
お「無言で結構!しずかに、冷やしうどん喰ってろ!」
マ「忘れちゃうよ〜〜〜!」
お「早く食べれば、すぐに話せるってば。いいから喰え!!!」

まぁ、日記を書いてる今、冷静に考えるともう少し優しいもの言いはできたかもしれないが、根が優しくないのでとっさには無理。っていうか、隙を、間をみつけては、映画の話をしようとするマリメッコにいらだちを覚えていたからもっと無理。今回の企画が初体験なのでわからなくもないが、そういうところでは、おいらは「容赦なくキビしか人でしゅ」よ。

そば屋をあとにして、先日みつけた、今後いきつけにしたいNo.1で、「日本のBar」と勝手に命名した焼き鳥屋「鳥升」に行くことにする。安いし、岩手の純米酒旨いし!

が、店は一杯で入れず。

入り口のガラス越しに、おばさんから「苦い顔」でそれをつたえられる。いうたら、アイコンタクト。

しょうがないので、鳥升の側にある焼鳥屋でがまんすることにして散策。鳥升から歩いて1分くらいのところに、値段の安い焼鳥屋を発見し、そこに決定。


ようやくマリメッコがやりたかった映画感想会の場となった。

まず、じゃんけん。おいらが勝ち3番目をゲット。次ぎに勝ったのび〜がそのまま2番目をゲット。ビリのマリメッコは最初に点数を言うことになる。

で、点数は先ほど書いたとおりとなったのが、何故かしょんぼりし、謝り始めるマリメッコ。

お「え?なんでしょんぼりしてるの?なんで謝ってるの?」
マ「え〜だって〜〜〜つまらなかったか〜ごめんね〜」
お「だから、なんでマリメッコが謝るの〜」
マ「面白かったのあたしだけなのね〜ごめんね〜」

全く趣旨がわかってないマリメッコ。

お「あのね〜、この企画はね〜全員が面白くなくてもいいの!自分がある映画をみたいんだけど、一緒に行きたい人いる?っていうものなの。誘う方のメリットは映画の話ができたり、ネタ共有できたりとかで、参加する側は、普段自分では選ばない映画とか、名前さえ知らない映画とかを見れるわけでしょ?参加する人間は興味なければこないし、あれば来るの。で、面白かろうと、つまらなかろうと、酒の肴にして、あ〜でもない、こ〜でもないって話すの。いうたら、映画がメインってよりも、酒の肴としての役割がつよいわけさ。わかる?」

の「そうそう!この映画企画で面白くなかった映画なんてたくさんあるよ!でも、普段みない映画がみれるから、今日も参加したんだよ〜」
マ「う〜ん、そうなのか〜、でも、ごめんね〜」
お「まぁ、時期慣れるよ。」
お「って、のび〜って映画企画、企画したことある?」
の「そういうわれると・・・ないね〜」
お「今度企画しなさい。バイオハザード系でしょ?」
マ「あははは!のびくん、ああいうの好きなの?ドドーン系」
お「そうそう。のび〜は花様年華とかもう最低点だったよ。1点なかった気が・・あとおぐりもあの手の映画ダメ〜」
の「おまえとむんが高かかったんだっけ?」
お「そうそう。2046はつまらなかったけどね」

と、何故か反省しているマリメッコをよそに違う映画の話をしはじめるうちら。

今回みた映画の方はというと、話をしているうちに、のび〜が少し点数があがり、マリメッコは少し点数が下がった。おいらはそのまま。最終的にのび〜が3点近くになり、マリメッコは3.8とか3.7とかになった。


映画の話も終わり、違う話で盛り上がる。何話したっけかな〜。覚えてないや。あまりに衝撃的なことがあって・・・。

例のごとく日本酒を2杯程度で、完全におねむモードのマリメッコ。放っておいてのび〜と2人で話をしていると、静岡にいるTちゃん(Valenciaでの共通の友達)からマリメッコに電話がかかってくる。何故か元気に対応するマリメッコ。

閉店時間の11時になり、電話をきるマリメッコだったが・・・その2秒後・・・

マ「酔っぱらった〜〜〜!!!気持ち悪〜〜〜〜〜い!!!」
お「げげげ!そんな呑んでないヤン!」
マ「でも、気持ち悪い!気持ち悪い!」
お「でも、閉店だから、とりあえず階段降りて・・外でないと・・・」

のび〜に荷物をもってもらい、マリメッコに肩を貸し、少々急勾配な階段をそろりそろりと下りるうちら3人。

「ごちそうさま〜〜!」と叫びつつ、外に一歩踏み出した瞬間・・・

マリメッコ・・・崩れ落ちる・・・

ついでに、店の前はちょっとした坂になっていたため・・・

マリメッコ・・・転がり落ちる・・・・


お「はう〜〜〜!完全に潰れてるじゃん・・・そんな呑んでないのに・・・うぐむ〜」
の「いや・・一件目でそこそこ呑んでるよ」
お「うそん!2合徳利2本でしょ?3人で〜。そこでも彼女1人で1合ちょっとでしょ?」
の「まぁ〜彼女にしては結構のんだでしょ〜。それに一軒目の酒、あまりいい酒じゃなかったしね〜」
お「確かに・・・悪酔いか・・・」
お「とりあえず、ここはヤバイから運ぶ!」
お「よいっしょ!!!!・・・・お・・・重い・・・・1人じゃ無理・・・ヘルプ・・・ヘルプ」
の「(笑)」

ってことで、2人がかりで柵側に連れて行く。いや、「引きずっていった」といったほうが正しいかもしれない。

当のマリメッコは服が汚れるのもかまいもせず、完全にグロッキーで道路に寝ころぶ。

目の前を次々通るサラリーマンやカップル。

お「この辺呑み屋多いから別に珍しい光景でもないだろうに!なんで、みなじろじろみてくんだ?っていうか、ラブホテルからでてきたカップルにみられたくないわ!!!」

とひとりごちるおいら。のび〜は優しいので彼女のためにコンビニにお茶を買いに行ってあげていた。

通行人にじろじろみられながらも、そんなこと気にせず、マリメッコ・・・

「きもちわる〜い」

「あれ〜なんであたしここにいるの〜〜〜」


の繰り返し。

そのたびに「あんたが酔っぱらってるからここにいるの!」と説明させられるおいら。

30分くらい様子をみてから、また2人がかりで駅まで運ぶ。

問題はどこにつれていくか。彼女の家に連れて行くのはいいのだが、今の状態で1人で彼女をもちあげて、電車を乗り換えるために階段を昇る自信ははっきりいってなかった。

ってことで、急行がまだあるということで、おいらの家までつれていくことにし、のび〜と別れた。

予定通り急行に乗ることができた。あと30分ほど耐えきればおいらの家。なんとかなりそうだ。

お「気持ち悪くなったらすぐにいえよ!我慢するな!急行だから、一つとばすとえらいことになるからな。やばかったら遠慮無くすぐいえよ!!」

電車が走り出す。

マ「う〜〜〜〜きもちわるい・・・降りる・・・・」

一駅持ちませんでした


酔っぱらったのも、潰れたのも、気持ち悪くなったのも初体験の彼女・・・今自分の体がどうなっているのか理解できてないらしく、「なんで〜なんで〜どうして〜どうして〜なにこれ〜なにこれ〜」を連発していた。

まぁ、ボミることは無かったが、その後もベンチに座って、3本電車を見逃し、終電ギリギリでおうちに帰宅した。


というわけで、大変な目にあったマリメッコではあったが、これにてバルデミ通過儀式は済んだと言えよう。

おいらが立派な呑んだくれにしてやるから、安心しろ。

次は・・・便所でボミることだな。



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