おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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カーリー襲名式
2007年09月07日 (金)
昨日の日記でローマとコンスタンティノープルがイマイチ仲が悪いと書いたが、どうもそれは余震だったようだ。なんか今日いったら震度3か4くらいになっていた。

おいらが日雇い石積み職人ってこともあってか、ハニャ子はおいらの部署の悪口を言う。「あたしゃ、やられたらやり返すわよ!」と握り拳状態。なにか昨日あたりからすごいムカツクことがあったらしい。打ち合わせでいったのに、隙あらば「愚痴」になる。ある程度、「愚痴いってもいいかな〜」と信頼を寄せられて言われる「愚痴」にはなれてきた気もするが、突発的に吹き荒れる「愚痴」にはどう対応していいのかわからない。

とりあえず、その場はごまかそうと、一緒に打ち合わせしていたおじゃる丸に「女の闘いですな〜」と逃げ込もうとしたら、あろうことかおじゃる丸まで「でも、みんなそういってるんですよ〜」とか返してきやがった。

おいらにどうしろっていうんじゃい!

どうも、うちの業務上うるさくならざるを得ないうちの部署は、どうも「うるさい」存在になっているようだ。おいらの石積みはどちらかというと「まぁ、どこにおくかっていったらここかな〜」という、家でいうと、普段使わない日本間・・・みたいなポジションなのもあって、ハニャ子もおじゃる丸も言いたい放題なんだろう。

で、彼らも大人だし、立派な石積み職人なので、うちの部署が「うるさい」ことについては、文句ぶ〜ぶ〜としても理解はしているらしい。ただ、以前の日記にも数回名前が出たことがあるコカトリスさんがムカツクらしい。なんか言い方がすごいムカツクらしいのだ。

ハニャ子の愚痴を聞いていると、どこかで聞いたことあるような愚痴・・・

「いつだ?それほど遠い昔じゃないぞ・・・石積みで愚痴・・・あ〜、なんだ、カーリーやん!」

カーリーといっても、先代のカーリーはおいらもかなりムカツクことがあったが、コカトリスさんに関してははっきりいって実害がまったくない。九州人ってことがわかって、少々ひいき目ではあるのかもしれないが、「どんっ!」って感じでたたずんでいて、ちょっとやそっとじゃ動じない迫力がある。おいらは勝手に「九州女児」と思っているのだが・・・頼りがいがありそうな匂いがプンプンするのだ。

まぁ、たまに他の部署の人を冷たくあしらってるな〜なんかお役所みたいだな〜と思うことは確かにあるが、うちの石積み場自体が、そういうガチガチなシステムでやっていて、その統括みたいなところなもんだから、さもありなん・・・と理解している。最初はあまりの堅さにびっくりしていたが、「面倒くせぇ〜な〜」と思いつつも、意外と簡単に適応してしまった。諦めたというか・・・。

ハニャ子はそのコカトリス改め二代目カーリーを「殴ってやりたい」とまでいっていた。正直、おいらにはどうでもいいことなのだが、これを皮切りに、打ち合わせのたびに愚痴られたら、ほお骨出てきそうだ。まぁ、これも「できる男」になるための試練なのかもしれんが・・・。

今日は見事なほど、ローマとコンスタンティノープルの間で板挟み。半分伝書鳩みたいなこともしていた気がする。直接やりとりすりゃ〜いいのに・・・。

ただ、ローマがやる気を急にだしてきたため、にわかに忙しくなってちょっと嬉しかったりもする。コンスタンティノープルとしては、こっちの石積みをやって欲しいし、きちんと石を管理したいので、電話やメールなどで石をおいらに直接投げてくるのが嫌らしい。感情的じゃなくって、システム的に了承できない・・・ということで、ローマvsコンスタンティノープルになっているわけだ。根本的におきらくごきらくなおいらは、何もわかってないので理不尽だし、形もバラバラで投げられる石だが、石があればなんでもいいのだ。

今、書いてて思ったが、違う部署なのに、なにかと石をやりにうちの部署にやってきてはカーリーと話しているおしゃべりラケーが、他の女性と話しているのをみたことがないし、カーリー自体も他の誰かと話しているのをみたことがない。人事の子たちは、おいらのイメージ通りいつも一緒にいる感じでつるんでいるが・・・。ほほう・・・なんか「大奥」って感じじゃのう。

石積み場で一番つらい問題っていうのは「人間関係」っていうが、バベルの塔もやはり例に漏れずそうなのだろうか。前よりはギスギスしてなくっていいけど、おいらはまだ一度も「人間関係がすこぶる良い!」っていう石積み場をみたことがない。

それまで、さらに1,2回は転石積みしないといかんのだろうか・・・。

夜は「台風呑み」と称してどっかでわ〜っと呑もうと思ったが、人が集まらなかったのと、明日、ママンの実家で法事ということをすっかりわすれていたので、残念だが中止にした。スーペルポブレという問題もあるし。

追記
今は水滸伝を読んでるけど、読み終わったら久しぶりに塩野七生の「コンスタンティノープル陥落」でも読もうかのう。あの本は名作だ。

あちらさん
2007年09月06日 (木)
冷蔵庫を掃除してたら、Rioja Vegaを発見。2003年のCrianza。誕生日にもらったヤツだ。夏場だったらわかるが、4月の時点で赤を冷蔵庫にいれることはないんだけど・・・なんでだろ?

とりあえず、久しぶりのVinoなので、気分がよろし。

さてさて・・・何書こう。まずは宣伝からだな。

東京の人からメールをもらって当然嬉しいが、違う地域の人からもらうと興奮度が高い。それが媒介となってその地域に対する妄想をふくらますからだ。でもって、旅したくなるからだ。

今回メールをもらったのは大阪の子。バレンシアに交換留学でいくらしい。今になっておもうが、「バレンシア」関係のサイトを開いたのは意外と辺りだったのかもしれない。マドリッドやバルセロナだったら沢山情報は手にはいるが、バレンシアは意外と難しいらしく、皆一様に「バレンシアの情報がなくて、探していたら・・・」とかいている。おいらがバレンシアを選んだこと自体、消去法であったのだが、先見の明と人には言っておこうと思う。

近々、Latin Beat Film Festival '07が開催されるという情報を教えてもらった。東京は14日〜20日。大阪は22日〜24日で、東京会場のみ何名かの監督の舞台挨拶があるとのこと。

そっか〜もうそんな季節なのか〜とあの頃を思い出してちょっとしみじみしてしまった。(9月22日の日記参照。何も書いてないけど)

で、その子もボランティアで会場で働くから、バンバン宣伝してくれと。この日記で。スペインネタをほとんど書かなくなってしまった現在、大阪の人はほとんどみていないと思われるのだが・・・。まぁ、いいか。

サイトリニューアルが完成したら、日本で開催されるスペイン系のイベントを宣伝するのも楽しいかもしれない・・・ただ、マメに調べなくちゃいけなくなるから、無理っぽいけど。

まだ、上映映画リストをみてないから何ともいえないが、1、2本は見にいこうかのう。夜もやってるはずだし。スペイン映画もいいけど、南米映画が熱いからな〜最近は。

Latin Beat Film Festival '07 公式サイト

ということで、宣伝終了。

台風9号がやってきた。台風を感じるのはかなり久しぶりな気がする。去年は台風に遭遇していないような・・・ためしに検索してみたら、最後にあった台風は2004年6月22日らしい。Santiの「おれ、子供欲しいよ」ネタが書いてあり、自分の日記なのだが、ちょっと笑ってしまった。Santi・・・まだ日本人の子供欲しいんだろうか?たぶん、日本人と離れてしばらくたってるから、もう忘れてるだろうな。

台風が来ると、不謹慎なのはわかっているがどうも興奮してしまう。きっとおいらの「野生」な部分が、salvajeなところがムクムクと沸きだしてくるのだろう。大学生自体のころから、それに気づきはじめたのだが、そういうときはだいたい酒を呑む。で、今も呑んでいる。家では呑まないのに・・・。Vinoはたまたま見つかったのだが、見つからなくてもなんか呑んでいたに違いない。

かけているBGMも、しっとりとした曲ではなく、ロック。スペインロック。O'Funk'illoだ。大音量だ。

Eres un cabron hijo puta〜♪

この曲は、朝の出石積みで聴いてもよい。

07062002.jpg

youtubeの動画
Agujeritos de acero

Nos vamos pal kely

台風のお供に。

たぶん、日本ではCDは買えない。けど、Amazonならあるいは。スペインなら絶対。

久しぶりに石積みの話。

なんかいろいろわかってきた。会話なくてもなんとかなるもんだ。

どうも、ローマとコンスタンティノープルは身内石積み場ではあるのだが、あまり仲はよろしくないようだ。仲が悪いというと語弊があるか・・・なんというんだろう・・・ライバルとかってのも違う・・・憎しとも違う・・・日本語でこういうのってなんていうんだろう。わからないや。

おいらは立場上、両方の石を積む。だから、両方に顔を出す。というか、うちはそういう人はたくさんいる。お互い出向・・・といっても、隣の部屋という感じなのだが・・・しているし、うちのような石を積んでいる部署は一つしかないので、両方が担当だ。ただ常に「うちとあちらさんは違う」という感じの台詞を聞く。実際「あちらさん」という表現をする。一応、お互いを立てているような感じではあるが、匂いが違う。

おいらはもともと面接の時にはローマの方に雇われることになっていたのだが、PCに詳しい人が全くいないローマではもしかして石積みがやりづらいと気を利かせてもらい、結局コンスタンティノープルに配属された。だけど、もともとおいらを必要としていたのはローマの方で、入ったばかりはコンスタンティノープルにいながら、ローマの石を積んでいた。

なんか隠語ばかりでよくわからなくなってきた。まぁ、いいや。

ローマにいったらローマにいったで「あちらさん」。コンスタンティノープルにいればいたで「あちらさん」。うぬ〜。

今はローマの方の石積みが落ち着き、それがなぜかえらいうけたため、じゃ〜うちも・・・とコンスタンティノープルのほうでも同じような石積みがはじまった。それがあったから2ヶ月終わっても続いていわけなのだが・・・ローマとコンスタンティノープルは似たような石を積んでいる部分もあるため、どうしてもGoogleやYahooでの検索ワードが似てくる。そうすると

ロ「あ〜〜コンスタンティノープルに抜かれた!」

とかなって

コ「もともとはうちの方が先に(その石積みを)やってたからね〜」

とかなり、冗談半分で

ロ「ヨモツシコメさんがあちらさんでやってるからだ!」

となり、おいらがびびって

お「え、でも・・・おいらコンスタンティノープル配属ですから・・・でも、同じようにがんばってますよ」

っていいわけすると

ロ「もともとはうちに来る予定だったのにね〜」

となって、

お「いや〜おいらは日雇い石積み職人ですから・・・別にどちらでも・・・」

と開き直ることになる。

作った書類のヘッダとフッタにコンスタンティノープルの名前があっても、冗談半分らしいがつっこまれる。

慣れてないおいらは、もう右往左往するしかない。

なんなんだ、この板挟み。おれにとっちゃ同じなんだけど・・・「頼むから、変なシガラミにおいらを巻き込まないでくれ」といいたくなる。

ただ、ローマは会話がたっぷりあるということで、多少魅力的ではある。ローマのハニャ子さんが昨日の座談会の時に

「どうして、そちらの部署は全然みんな話さないんですか?なんか居づらくて帰りたくなっちゃいましたよ〜」

といってきた。

「まぁ、石積み的に会話ができる部署でもないですからね〜」

と返しておいたが、おいらもホントにそう思う。

どうも、うちの部署はセキュリティーにうるさいから(今はその理由がよくわかるが)場所によっては嫌われているっぽい。おいらは全く関係ないけど。


「部署」で思い出した。

おいらは「部署」なるものがあるような石積み場に入ったのは初めてなので、それが普通かどうかしらないが、身内石積み場同士とかではなく、同じ石積み場内でも「部署」間の対立・・・というほど大げさでもないが・・・・がある。

なんか同じ石積み場内なのに、話すときの雰囲気が違うのだ。その場合は「あちらさん」ではなく「あ〜、そうね〜"あそこ"はね〜しょうがないよね〜」とか「あそこには頼みづらいよね〜」とか言う。マネージャー間での対立でもあるんだろうか?派閥というか・・・。

う〜ん・・・お・と・な・って!!!

めんどくせぇ。


あと、以前、友達が話していたことで、一つ納得したことがある。

友「石積み場って、なに決めるのにも会議だよね〜」
友「ね〜!!でも、何も決まらないこと多いよね。時間だけ無駄にかかって」

そんな会話には、昔のおいらは完全に蚊帳の外になっていたのだが、いまなら参加できる。「ね〜〜〜!!」と。後ろにハートマークをつけれるくらいだ。

「鉛筆をちょっと動かす」だけでも会議だ。

話をきいてて面白い。

ただ、うちの人は石積みはできる気がする。だたの直感だが・・・無駄が多い男よりも、竹すっぱり!な女の人の方が多いのも関係しているだろう。男は男で少数精鋭という感じで、彼らもできる感じがする。しつこいようだが、直感だが。

だから、ミーティングがダラダラ続くことはない。1時間と決めたら1時間で終わる。ただ、『鉛筆』はそうだ。スペインみたいに「どんぶり勘定」ではない。まぁ、そういいきるのも語弊があるが。

残業をさせないのもそういうことなのだろう。おいらが定時に帰るのは普通だが、うちはローマもコンスタンティノープルもきっかり定時に帰る。帰らないといけない。ある程度上の立場になると、またはクライアントによりけり・・・という営業とかと関係があるとそうもいかないが、帰りのエレベーターはたくさんの正石積み職人といっぱいになる。

そういえば、その帰り時間の話でも

コ「あ〜あちらさんは、早く帰れるからね〜」

と、ちょっと揶揄を込めて言っていたな〜。

おいらからしたら、コンスタンティノープルの人もさくっと帰ってる気がする。おいらが帰宅準備にもたついて定時を5分くらい過ぎると、フロアにはほとんど人がいなくなってたりする。


あ、そうだ。今日はちょっと嬉しいことがあった。フォント(字体)を買ってくれることになったのだ。

MPゴシックあたりの5フォントだけでのデザイン生活が続いていたが、そろそろフォントを利用してパーツなんかも作れるようになる。MPゴシックとかが悪いとはいわないが、それ使ってパーツ作るんだったら、そのままテキストで作るわ・・・って感じだ。

フォントはおいらが選んでいいらしい。さすがに新ゴとかリュウミンとか頼めないけど、ヨドバシあたりでうってるパック10000円くらいのヤツで使えそうなのを見つけて、買ってもらおう。

で、もう少ししたら、Dream Weaverとかも買ってもらいたいな〜。あとPhotshopCSとか。5.5だときついし、秀丸(エディタ)だけで作るのも、かなり慣れたけど・・・なんか切なくなってくるし。オーサリングソフト一つもないから、しかたない。ついでにいってしまえば、プログラム関係の本とかも仕入れて欲しいな〜。家から自分のを持って行くのも面倒だし・・・重いし・・・。

最近、いろいろ考えたところ・・・おそらくこの石積み場は2年か3年くらいが限度っぽい(そこまで雇われていたらの話だが)。他に石が増えたらそうともいえないが、今のままだったら2年で発狂すると思われる。そんな気がしてならない。

石積み自体も環境もそれほど悪くないが、次の石積み場で「作品は?」といわれても、何も出せるものがない。プログラムの方が強くなれそうだから、そちらで売り込むしかないだろう。ただ、デザイン会社は無理でも、いまの石積み場みたいに自分たちのところでサイトを作る感じだったら、意外といけそうな気もする。

・・・どうしよう・・・もう一つ「好きなもの」について書こうと思ってたけど、今日はもういいや。

今は、明日誰と呑もうかということで頭がいっぱいだ。問題はポブレなので「おごって〜」といったら「よ〜し!おごっちゃる!」って人でないとダメ。あと10日間を5千円で過ごさないといかん。もしかして、銀行にまだ少し残ってるかもしれんから、明日見てみよう。じゃないと、電車賃だけで終わる。

たぶん、明日はおとなしく帰ることになるだろうな・・・。

初寝坊
2007年09月05日 (水)
寝坊した。

昔のおいらは、一度寝たら殴っても蹴っても起きない人間で、ましてや目覚ましなんぞ何の役にも立たないくらいの男だったのだが、石積み職人になってからは目覚まし・・・しかも携帯目覚ましで起きれるようになった。慣れってすげ〜な〜としみじみ感じる。

遅刻といっても、石積み場に遅れるほどの遅刻ではないのだが、風呂入ってでたら、家をでる時間の5分前であわててコーヒーとパンをかっ喰らうくらいの寝坊。

たった2日真面目に「やればできる子」をやっただけでこの始末・・・電車の中でふと気づく・・・もしや、おいら残石積みやってるのと同じ状況に自分を追い込んでるのか?

せっかく自分の時間がたっぷりもてるようになったのに、ぼ〜っとしている時間が明らかに増えたため、こんかいの改革を思いついたのだが・・・うぐむ・・・世の中ままならん。時間設定が長すぎなのか?なんなんだ?

まだ水曜日だというのに、普段よりも明らかに眠かった。石積みから帰ってきて、飯喰って、ちょっと横になろう・・・ってベッドに横たわったら、結局そのまま爆睡してしまった。目覚めたのは朝の5時。コンタクト外して、歯〜磨いて、もう一度寝た。

ちなみに、罰金はなし。眠い時は寝てもいいのだ。普段は眠くならないから、それもTrabajoになるのだ。

石積みについて少々。

知らない間に、「サイト改善ミーティング」が月一回の定例になっていたため、参加する。普段は、おじゃる丸とハニャ子の3人でメールやら電話で話し合いをしているが、おいらは当然のこと、彼らにも決定権はないので、それをまとめてマネージャーとやらに報告して、おいらがやることを決めるというミーティング。

14時開始の予定だったが、うちら3人以外で、上司は一人もやってこない。おいらの上司は事前に「急な石が飛び込んできて・・・30分くらいしたら行く」といっていたのだが、結局、予定時間の1時間経っても上司2人はやってこなかった。

うちらではしょっちゅう話し合いをしているので、ほとんど座談会というかおしゃべり。未だに会話に飢えているおいらにはちょうどよいが、決定してもらわないと石積みが進まないという困った状況でもあった。

その間の座談会で、以外な接点を発見。まずハニャ子は現在、うちから2駅のRequenaに住んでいるということが判明。しかも、新婚さんであった。4ヶ月前らしい。とても結婚しているようには見えないのだが・・・新婚さんなのに、「『大根おろし作って〜』と頼んだのに、ネットゲームやっててむかついた〜!」とかいっていた。

で、おじゃる丸・・・なんと彼は我が町Utielに住んだことがあるという。子供の頃の話らしいが、どうもおいらの家のすぐ側だったっぽい。年齢は聞いてないが、数歳しか違わなさそうだから、小学校あたりで重なってるかもしれない。今度、詳しく聞いてみよう。おじゃる丸は、最近おいらを見かけると、以前と違って挨拶だけじゃなく、笑顔で話しかけてきてくれるので、そろそろ呑みにも誘えるかもしれない。しかし、石積み場だと、どう酒に誘っていいのか実はわからなかったりもする。なんか普通に誘っちゃいけないような・・・誘ったら「え?なんで?」とかいわれそうな・・・「世間一般的に、石積み場内の人とは呑みにいかないもんだよ・・・」とかいわれそうな、そんな気がしてしまう。きっと、おいらのこれまでの環境がそうさせているのだろう。告白するよりもドキドキするさ。

自問自答
2007年09月04日 (火)
たいして長くもないのに、なぜか一日分の日記かくのにエライ時間がかかった・・・調べ物にはまり過ぎたか・・・。都市の人口って気になりはじめると、次から次へと調べてしまう・・・悪い癖だ。

それにしても、消化不良な日記になってしまった・・・もっと考えてることあったんだけど、うまいことつなげられなかった。まぁ、いいや・・・ネストルの出番はまだある。

さて、今日の日記・・・といっても、とりとめて書くことがない。

出張疲れで「午後半休」とやらをとったマリカルメンと一緒に飯を食う。かれこれもう二ヶ月もドトールとサブウェイな生活を繰り返しているので、またとないチャンスでもある。あ、昨日、我慢できなくて蕎麦喰ったや。そろそろ、飽きてきたさ・・・サブウェイとドトール。

同じバベルの塔で働いているおいらの担当の人から、いろいろ近所の店を教えてもらったのだが、ついつい億劫になってドトールにいってしまう。あそこなら確実にタバコ吸えるから。

「今日は大盛りをサービスしております」

といわれたので、調子にのって大盛りの蕎麦頼んだら、炊き込みご飯もついていたりなんかして、エライ腹一杯になる。たいした量でもないはずなのだが、ドトールとサブウェイになれきってしまったおいらの腹はびっくりしたようだ。おかげで、普段石積み場で眠くなることはないのだが、今日の石積みの内容が、明日のミーティングのための原稿作りで、手を動かすよりも、う〜んう〜んと考えないといけない石で、なんどか落ちそうになった。

台風9号が近づいてきているのが関係してか、バビロニアの湿気はものすごいことになっており、さらにはその湿気が、悪魔の封印を説くかのように、バビロニア地下を尿の匂いでいっぱいにしていた。あれはえぐい。マジでえぐい。へこたれるわ、あれ。

まだ2日目なので、当然といえば当然だが、「やればできる子」計画は順調に進んでいる。今日もかなりの間滞っていたTrabajoをそこそこ消化できたのだが、あまりにその滞っていたTrabajoが多すぎて、帰ってきてそれを整理することだけでかなり疲労困憊した。今日はなんとか事なきを得たが、これはちゃんとプランニングをしないと、途中でちゃぶ台ひっくり返して逃げそうだ。

帰り道、昨日勢いで決めたルールについて振り返り、いろいろ矛盾というか、疑問点が浮かび上がる。

そもそも10時半までの3時間とか書いたが、それだとぼ〜っとする時間がどうとかいうことじゃなくって、休憩がないことが判明。石積みから帰ってきて、服脱いで、着替えて、飯喰って、10時半までの3時間Trabajo・・・無理無理。石積みの延長やん。そこまでやる必要はない。今日はうっかりそれをやってしまったので、Trabajoが進んだのはいいが、かなり疲れさせられた。っていうか、もう11時半だし・・・一時間オーバーだし・・・。

ってことで、どうしよう・・・どう設定したらいいんだ?

あ、あれか・・・夏休み中の円グラフみたいなのにすればいいのか。そうだそうだ。いや、しかし、なんか侘び寂びがない。目的は時間通りに動くことじゃなくって、「やらねばならぬことをやる」なわけだから、他の時間はどうでもいいわけだ。そもそも、夏休みじゃなくって、日常の生活だし。

結果的に今日みたいに12時近くになるわけだから、飯喰ってから、寝るまでの間の3時間という形で設定しよう。3時間は何らかの形でTrabajoだ。よし、それだ。

次は週末の扱いだ。これが問題だ。週末は違うTrabajoがあるからなしかな。うん、素晴らしい。呑みもTrabajoだ。旅もTrabajoだ。もう節操なくなってきたな・・・全部Trabajoやん。ダメやん。

でも、週末は遊びたい盛りだから物理的に無理だろうな。家にいないからTrabajoどころではない。しかし、Trabajoが滞っていた原因ってのが週末なんだよな・・・スペイン時代のときみたいに「日曜日はソファに寝ころんで映画をみなくちゃいけない。昼寝しなくちゃいけない」というマノロルールを適用するってもんか。

週末も含めて、毎日、短くてもいいから日記だけは必ず書く・・・ってルールを設定したいところだが、これが意外とストレスの原因にもなるからな。一行だけの日記とかって自分的に何の価値も見いだせなくて、それやると「憤怒〜!」ってなるんだよな・・・。一行とか五行とか書くんだったら、書かない方がマシ・・・と思えてしまう。疲れている状態の日記ってまとまらんし、ましてや酔っぱらった状態でなぞ、いわんやをやだし・・・。

まぁ、いいや。大筋はできた。とりあえず、これで行こう。

「やればできる子」になる
2007年09月03日 (月)
9月に入った。あと少しで、帰国2年になる。「なんか全くそんな気しないな〜」と時の流れをうっとり見つめてみたら、つい最近、2ヶ月間の旅にいったことを思い出し「そんな気しなくて当然やん」と思い直す。

そう思ったら、ふとPendonを卒業しなくてはいけないような気に急におそわれる。Tendre que sentar cabezaしなくてはいかんと・・・。

ただ、おいらに側には常に「やれば意外とできるんだよ〜ただやらないだけ〜」という名前の大蛇が常に鎌首をもたげつつとぐろを巻いて侍っている。典型的なダメ人間の発想。

その大蛇に逆らって「たまにやろうかな〜」って思うのだが、そうすると今度は「いやいや、世の中なるようにしかならんのよ。」という名前の白蛇が後ろから、同じく鎌首もたげてやってくる。

そんなん繰り返してるうちに、さらに三十路の呪いをかけられ・・・。カメハメ波の構えで「呪いあれ〜」。

まだ日記に書いてないが、先日mamiさんにスペイン人を紹介してもらって遊んでいたときに、すでに帰国後何年も経っているというのに、きちんとしたスペイン語を話すmamiさんに触発された。「やっぱ勉強つづけないとね〜やってる人はすげ〜な〜」と。彼女はエストルの話す速度を「速い!」とはいっていたが、それはもうどうしようもないことな気もする。が、彼女はおいらの知らない単語を沢山知っていた。スペイン人の話すスペイン語は、速度という問題が常にあり、そこに単語の難しさで、何をいってるのかチンプンカンプンとなることはあるのだが、日本人同士のスペイン語は速度が速くてもだいぶわかりやすい。ただ、こちらも単語を知らないともうどうしようもない。

ってことで、なんかとてももったいない気がしてきたので、なんらかの形でスペイン語に触れつづけていこうかと・・・。スペインに行くのがもっとも手っ取り早いと思ってしまうところが、すでに二匹の蛇にやられている証拠であり、日本でもやろうと思えば、歩みは遅くとも後退は食い止められる気がする。

といっても、ぱっと思いつくのがスペイン語の映画をみることくらいで、それは帰国後もしょっちゅう見ているので、あまり「勉強」という感じではしない。スペイン語の歌を聞くのも趣味みたいなもんだし・・・。そうなるとやはり「新聞」になるのだが、どうも初級を飛び越えて一気に上級にとんでしまう気がしなくもない。新聞が読めることが「基本」だとも思うが・・・どうも新聞にでてくる単語はスポーツ紙(サッカー新聞)にたまにでてくる面白い表現はのぞいて、あまり日常で使うことがないような気がしてしまう。たぶん、それもダメなんだろうな〜。あ〜ダメダメだ。

じゃ〜やっぱり小説か・・・と思うと、これまた電車に分厚い辞書を持って行って読むんじゃ、通石積みの間5ページ進むか進まないかって気もしてくる。モチバシオンが続かなさそうだ。一番望ましいのが日本でのインテルカンビオだけど、日本にいるスペイン人は、なっちゃんの旦那しか今のところはしらない。そう考えると、エストルがうちに下宿してくれれば、いろいろ楽しそうだが、あのおしゃべりの量は、日本で「超おしゃべり」と言われるおいらでも舌を巻かざるを得ない・・・あれ毎日繰り返し聞いてたらすごい勉強になりそうだけど、日に日に痩せていきそうだ。石積みと一緒には無理だな(笑)

そういや、mamiさんがもっていた電子辞書・・・「漢は黙って辞書!」という信念があったが、今回のようなおしゃべり鎌倉旅行 sin 観光みたいな場合、とても便利なアイテムということが判明。生活が落ち着いたら、購入を考えてもいいとも思えてきた。

まぁ、いいや。そこは徐々に考えよう。

で、それとは別に、短期だと思っていた石積みも長期になったことだし、そろそろ平日の過ごし方を変化させようと思いつく。ただ、やはり2匹の蛇が邪魔しており、ついつい自分に甘くなるので、マイナスではないが、今の状況だと結構えぐいことになりえそうな「罰金」を科することにする。石積みから帰ってきてからの生活で、「なにかをやる」ことを義務づける。なにも勉強に限ったことではなく、おいらが「やらないとな〜」と思って、これまで先延ばしにしてきたことをやることを義務づける。もし、それをやらなかったら罰金500円。もちろん誰かに払うわけではなく、自分の貯金になるのだが、住民税が大量に待っているここ最近では生活に余裕がない。呑み代がなくなる危機的状況に陥る。最初は1000円と考えたが、2匹の蛇がごちゃごちゃいうので半分の500円に決定。何もやらなかった日は500円失う。おいらの場合、貯金箱を途中で空けてしまうという「ダメさ」はないので、意外と効果はありそう。ん?あるのか?まぁ、あるだろう。たぶん。

まぁ、なんでもいいや。とりあえず、なんかやる。その一環で引っ越しも無理矢理結構し、今日も部屋の掃除と過去の日記4日分。義務化の対象となるのは「やろうと思っててやらないこと」。それは映画をみることでもいいし、本を読むことでもいいし、スペインVinoを探しにいくとかでもよい。ブーメラン投げはダメ。もともと暇つぶしで始めたから。とにかく、家に帰ってきてぼ〜っと遊ぶのはダメ。自分が「遊び」と感じたらダメ。寝るまでの時間全部を設定してしまったらさすがに逆効果なので、時間設定をしよう。決めた・・・10時半までだな。それ以降は遊びもOKにしよう。帰宅が6時半で、飯喰う時間があるから約3時間か・・・結構いろいろ出来るんじゃないのか?しばらくしたら、スペイン語の勉強とかもはじめちゃったりするかもしれない。

なんかここまでグダグダ考えないと何もやらない自分を情けなくも思うが、それでもやらないよりはマシだろうってことでやる。"しばらく"Pendonは卒業なのだ。tendre la cabeza sentadaなのだ。

今月は必死だろうな・・・もともとギリギリなのに、人と会いすぎてマジで余裕がない・・・。

っていうか、やらなくちゃいけないこと、すげ〜あるやん・・・おいら。Uf!


追記
部屋を見回したら貯金箱を発見。おいらがスペインにいくときに皆が選別とメッセージを書いてくれた貯金箱。スペインにもっていったけど、あけることなくそのまままた日本に戻ってきた。これ、いくらはいってるんだろ・・・。なんか、小銭じゃなくってお札入ってる匂いがするんだけど・・・。あ、蛇が鎌首もたげてる〜。
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