おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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鳥肌
2007年10月20日 (土)
piel de gallina(名):鳥肌

この単語にはちょっとした想い出がある。まぁ、想い出ってほどではないのだが・・・最初おいらはこの「鳥肌」をpiel de polloといって大爆笑された。(※pielは皮とか皮膚の意味)

「いいたいことはわかるが・・・マサキート・・・わかるが・・・違うんだ。polloは『鶏肉』なんだ。鳥(鶏)はgallinaだ。だから、piel de gallinaだ。」

同じように、Vacaは牛のことだが、牛肉になるとTerneraになる。まぁ、部位によって呼び名は異なるのだが・・・。


ひょんなことから、cold stoneとかいうアイス屋さんのアイスを食べる羽目になった。

コールド・ストーン・クリマリー公式ページ

雰囲気的に食べないといけない状況になったのだ。どんな雰囲気かというと、女性にありがちな「じゃ〜違うの頼んで、みんなでシェアしよう!」みたいなやつ。おいらだけ「いらない。二人のちょっとだけもらうから・・・」なんて言えるような状況ではなかった。最初はそういっていたのだが、「なんにしよう!迷う!いや〜!!どうしよう〜〜〜!」と叫びのたうち回るので、馬の耳に念仏だと悟り、おいらも注文してみることにした。こんなタイミングじゃないと食べることなさそうだし・・・。

それにしても、薄めでみても、斜め45度からみても、甘そうであった。ただでさえクソ甘いイメージのあるアメリカンな食べ物なのに、もうなんていっていいか・・・メニューみただけで、本当に鳥肌が立った。そこまでして食べることないやん・・・と自分でも思ったが、好奇心とタイミングと調査の鼎は一期一会なのだ。

おいらの場合は、甘いモノの選択は、『食べられるか食べられないか』であり、『いや〜ん、どれもたべた〜い!』ではない。だから、消去法でいとも簡単に絞れるのだが、今回はラッキーなことに、おいらの大好きな「シナモン」の名を冠するアイスが早々に見つかり、すぐにそれに決定した。一番小さいサイズでワッフルボール(?)とかいうやつにして450円くらいだった。

で、実際食べた見たのだが・・・思ったよりも甘くなかった。というか、結構おいしくいただけた。アメリカンなのに・・・とイマイチ釈然としないが、思ってしまったものはしょうがない。シナモンパワーのおかげにしておく。

案の定、半分くらい食べたところで、おいらの「甘いモノに対する満足度」はメータを振り切り、だいぶペースダウンしたが、必死こいて食べたおかげで無事完食。

意外な評価となったが、もう2、3年くらいは食べなくてもいいや。


買い物をした。調練用の服。うちのママンに「あんたはまたそうやって形から入る〜」とかいわれた。面倒くさいので、その場は右から左に流したが、どうにもこうにも心外である。いつもは「あんた、頼むからちゃんとした服装して・・・」とか懇願するくせに・・・というか、おいら形から入ったことなんか無いぞ。別に形からでもなんでもいいんだけど、他に形からはいったもんってなんじゃい!

そもそも、おいらはジャージがない。短パンもない。スニーカーもない、水着もない(あるにはあるが海用)状態だったのだ。先週なんて、この前の旅で寝巻きを忘れて、いたしかたなくtienda de china(中国雑貨店。いうたら100円ショッップ)でかった、3.6eurosくらいのパジャマジャージでやってたんだぞ。短パンなんて、腰のところのヒモがないから、iPodをポケットにいれて走ると、徐々にずり落ちてきて、危うく露わな姿になるところだったというのに・・・。

まぁ、確かに、他でも代用が聞く鞄は、形から入りたくて買ったけどさ・・・。

石積み行くのに、スーツきると、ピシッ!っとした気分になるのと同じことさ。うん。

「あんた、何買ってきたの?」っていわれ、実際買った物よりも少なめにいったのはヒミツだ。

パ、パンツとか、かばん・・・あとは・・・く、くつした・・・だけ・・・かな?


追記
ボクサーパンツで走ると収まりがいいことが判明したので、それも買おうと思っていったのだが・・・3着3000円ってことで断念。スーパーのパンツでいいよ。3枚1000円くらいので・・・。現在おいらがはいているパンツは、スペインのカバニャールの市場で買った3枚5eurosくらいのパンツ。パンツ一丁でいると、ちょっと危うい危険なパンツだ。

イベリコ豚のぶ〜ちゃん
2007年10月19日 (金)
debustación(名):味見、試食、試飲
probar(動):試す、試してみる、試みる、やってみる、着用する、食べてみる、飲んでみる、着てみる

この2つはとてもutilな単語。degustaci´nは呑んだくれなら知っていないといけない。なんかのFeria(お祭り)とかにいったときに、特にVinoの産地なんかいったときには、この文字を探す。いや、探さなくていいか・・・適当にはいって「quiero probar」(味見させて〜)とか「puedo probar?」(味見していい?)といえばOK。

試飲や試食コーナーだけではなく、この「quiero probar」「puedo probar?」は、普通のBarでも使おうと思えば使える。

ちゃんとしたレストランや、観光客だらけのBarなんかだと無理だが、田舎のBarなんかいったら、外国人というメリットを最大限に生かして、図々しく、かつ厚かましくいってみるのも手である。

この場合の「試す」は、最初から「タダ」ということを狙って言うわけではなく、「おいらは観光客で、いろいろここのtipico(名産)を試したいんだけど、一人旅だし、とてもじゃないけど、試すことができない」的な匂いをさせていうのだ。

だから、普通に注文してから言った方が効果的。または、辺りを見回して、マドリッドのBarのように一皿一皿が大きい場合は、「ちょっとずつ試したい」という感じで使うと、たまに小皿に出してくれて、料金も小皿分(どんぶり勘定なので、大皿で頼んだのとあまり変わらない場合もあるが)で済む場合もある。

また、分量がきまってなかったり、相手の人数をみて分量を決めるようなBarだと、一人の場合、相手が「どれくらい食べたいの?」と聞いてくることがある。そういうときにも「solo uno!」(一個だけ!)とか「un poquito」(ちょっとだけ)といったあと、付け足すと相手は「はいはい」と了承してくれて、その後の注文もしやすくなる。

友達が飲んでいる、または食べている飲み物や食べ物を「ちょっと一口!」的な感じでいうときにも使う。まず「No!」とはいわれないはずだし、逆に向こうから「quieres probar?」(一口食べたい?)といってきてくれることの方が多いかもしれない。

隣の知らないおっちゃんが呑んでいる得たいのしれない酒・・・いかにもtipicoっぽいやつ・・・を興味津々にみつめながら「それはなんという酒?」と聞いたりしても「quieres probar?」と返ってくるし、気前のいいおっちゃん(田舎は得てしてそういうことが多いが)だと、おごってくれることもある。

ってことで、前回の「te invito」に続いて、おいらがBarでよく使う単語の一つだ。


で、今日は石積みのあと、高島屋バビロニア店で5日間だけ開催されていた「スペイン展」にいってきた。Feria的な感じで、いろんな輸入代理店(?)が店を出して商品を売っていた。問題は、おいらは高すぎたということ。高島屋でやっている時点でうすうす気づいてはいたが、恐ろしくPijaなFeriaであった。Jamon(ハモン:スペインハム)が10gなんぼで切り売りされているところからも、そのPijaぶりはうかがい知れよう。日本においてスペインVinoは未だ安く買えるので(当然スペインに比べれば高いが、納得できる値段ではある)いいが、JamonとかQueso(ケソ:チーズ)は、倍以上の値段だして、半分くらいしか買えない。質がいいものを輸入しているというのもあるのかもしれないが・・・「うぐむ」と唸ってしまう。まぁ、食べれるだけよしとするか・・・。

おいらにとってJamonはちびちびもったいぶって食べるものではなく、贅沢に「うそっ〜!」ってくらいパンに挟んで食べたいものなので、そちらには見向きもせず、ちびちびVinoのアテに楽しめるQuesoとVinoをメインに見学。

産地ごとに並んでいると思いきや、店ごとにそれぞれ店舗を構えているため、イマイチ探しづらかった。店の方は店の方で、売るのに必死なので、思う存分試飲させてもらった。中には一本3万とか5万のVinoも打っていたが、目の毒なのでラベルだけ眺めて、おいらの専門の1500円〜3000円くらいのVinoを探す。

すでに2002年くらいのVinoだと、1万円くらいになってしまい、安く買えるのは2005年前後のものばかり。2001年になると・・・もう数万円!!90年代なんて、ある意味おいらの「財産」になってしまいそうな値段だ。

あれこれ試飲させてもらった結果、「今回のために取り寄せて、普段日本では買えない」という(実際どうだかはしらんけど)Vinoばかりを取り扱っていた店で、3000円くらいのToroのPrimaというVinoを購入。決め手は、「日本では買えない」というところだったが、笑うと鼻のところに縦皺ができる女性の店員さんがいたということも決め手となった。なすすべなし。縦皺。

QuesoもOveja(羊)のものを購入。ちびちび食べたら、そこそこ楽しめるくらいの量で1300円弱。まぁ、いたしかたなし。

Paellaがあったので、せっかくなので、奮発して食べていくことにする。パエリアプレート(1260円)とかいうやつ。味はなかなかおいしかったのだが・・・なぜか冷たかった。スペインの場末のBarでも、電子レンジでチンして暖かいのを食べさせてくれるというのに・・・。

Jamon(960円)も一皿注文。量は少ないが、その辺のスペインレストランよりは多いくらいの感じ。とてもうまかった。が・・・パンを二切れしかくれないのはどういう了見や〜〜〜!!!フランスパンくらいだったら日本でも安く買えるだろ〜!ハモン10枚くらいにパン2枚。せっかくおいしいJamonだったのに・・・。

とある一角で、「イベリコ豚のぶ〜ちゃん」という名前で売られている、黒豚のぬいぐるみを発見。「ロッタちゃん」のバムセには劣るかもしれないが、なかなかかわいらしい。豚というとピンクが相場だが、黒いので、「イベリコ豚」(ちなみにあたりまえだが、スペインではそんな言い方はしない)といわれればそう見える。

店員のおばちゃん曰く、made in Japonなぬいぐるみらしく、「本当は足も黒いのよ!でも、黒くしちゃったらかわいくなくなっちゃったから・・・」とのこと。スペインの高級Jamonは「pata negra」というブランドになっていて、ひづめのところが黒い。黒ければ黒いほど良い。Bellota(どんぐり)ばかり食べそだったpata negra・・・スペインでも結構な値段がするが、旅行の時だったら買えない金額ではない。まぁ、おいらはVino同様、喰っても喰っても問題ない安Jamon専門だが・・・。安いJamonは安いJamonで十分味わい深いのだ。

あ〜〜〜〜〜LabradorのJamon食べてぇ〜〜〜〜!!

家に帰って予定通り髪を切る。マリカルメンも切りたいというので切るも、前髪を切られすぎたようで、F氏が帰っていったあとぶ〜ぶ〜と文句をたれていた。「前髪〜〜!前髪〜〜〜!こんなにきられた〜〜〜!」と。

おいら個人としては、イギリス人の子みたいで前よりも良いと思うのだが、本人はそういったところで、聞く耳もたない。おいらは「前髪切りすぎた・・・」と手で前髪を押さえる子が好きなので、そうぼやくマリカルメンをほほえましく見つめ、楽しまさせてもらった。

もっとざっくりガタガタに切ってもいいと思うのだが・・・。


スペイン展で買った物


一部、今回購入したものじゃない品物が入っている。chorisoやEmbutidoは買ってない。真ん中にいるのは、滋賀の100円ショップで運命的な出会いをしたチェブのぬいぐるみ(200円)だ。別にぬいぐるみ好きじゃないのに、ぬいぐるみが増えつつあるのはなぜなのだろう・・・。

もし一人でスペインのBarに入ったら・・・
2007年10月18日 (木)
engullir(・se)(動)(他)(再):一気に食べる、丸飲みする

おそらく一度も聞いたことがない単語。へぇ〜って感じだ。呑むだと、おいらにとっては超頻出単語のbeberだし、薬とかだったらtragar。tragarは酒でも使えて、これまた超重要単語でde un tragoまたは、さらに短くしてun trago!!とちょっと強制口調でいえば「一気だ!」ということになる。スペインでは食後にchupitoと呼ばれるおちょこみたいな小さなグラス(cafe cortadoくらいの大きさ)に濃いめの酒(甘かったり、度数がかなり高い酒(orujoやaguardiente)だったり)を出してくれることがあるのだが、それはすべてun tragoである。ちびちび呑んではいけないものらしく、誰も何も言わないが、つがれると男も女も若きも老いも「くいっ!!」と呑む。酒があまり呑めないといっている人間も呑む。ある種スペイン流「侘び寂び」になるのかもしれない。完全なる呑み屋・・・特に田舎になると、手っ取り早く酔うためなのか、次から次へとこのchupitoがでてくる。一杯の値段は店によってピンキリらしいが、おごるにはもってこいの値段なことが多いので、「これはおれのおごりで!」(te invito!)といって出されることが多い。で、そうなるとお返しが必要なので「次はおいらの番ね」(mi turno!)といっておごる。だいたい数人でいることが多いので、それを繰り返しているとあっという間に体はぽっかぽっかになる。

おいらはこの「te invito」と「mi turno」は良く使う。旅のときなんかも、超importanteだ。ちなみに相手が複数なら「os invito」だ。

一人旅をしていると・・・とくに田舎のBarで、日本人なんかがこないようなところでよくあることだが、「珍しい客に話しかけたいが、話すきっかけがない・・・スペイン語が話せるかどうかもわからないし・・・どうしよう」という感じのスペイン人から、とりあえず「te invito」みたいな感じで酒を出される。とりあえず、その時点では「Gracias」と返しておいて、そのchupitoをくいっと礼儀にならって呑む。そのあと、今度はこちらが注文する。「同じモノを」(杯を店員に見せて「mismo!」でOK)といってから、「mi turno」と相手の目をみて不敵に笑うのだ。

完全になりきり(何にだ?)の世界。だが、このパターンでいくと、たいてい相手はちょっと晴れやかな顔をする。で、待つ。「おまえ、スペイン語わかるのか?」という台詞を。それがきたら、親指と人差し指で「ちょっと」というときのゼスチャーを作って、「ちょっとね!」(un poquito!)と言えば完璧だ。

もしバリバリ話す自身があるなら、「ちょっとね」ではなく「もちろん」(claro!とかpor que no!)を使うといいが、中途半端な語学力でそれをいってしまうと、容赦ないスペイン人の超マシンガントークにつきあわされることになる。

おいらもいつの日か「claro」とか「por que no!」を使える日がくると信じているのだが、今は「un poquisimo!」といっている。じゃないと、マジで瀕死になるから。前回の旅では酔っぱらって調子に乗っていたら、最終的に「日本のマグロ漁業と本マグロについての考察」というテーマで30分以上話す羽目になった。もう何が何だか・・・。

で、なんだっけか・・・あ、そうだ。

飲み込んでしまったのよ。me engullí。ガムを。話は戻るが、この手の動詞が再帰動詞になってengullirseになると「〜してしまった」という感じになるらしい。マリカルメン先生がそういっていた。ちょっとやっちまった感とか、驚き感が強くなる。似たような単語で食べるcomerもcomíだと普通に「食べた」だけど、me comíになると「食べちまった」みたいな感じになる。

で、ガム。うっかりガムを飲んでしまったまではいいが、なんか食道あたりで止まってる感じがして、今日は一日気持ちが悪かった。昼飯喰ってる時、ちょっとボミりそうになったし。

石積み。

今日は石積み場全体のミーティングがあったため報告をする。「原稿がないので待機中です」と。そしたら、大量に石を投げつけられたさ。うちはどうも石積みができる人は多く、またシステムもある程度しっかりしてそうなのだが、サイトデザインのようにこれまで無かったというか、おざなりになっていた分野の石については、責任の所在が明らかになっていないため、遅々として進まない。形的にわからんではないが、サイトもページによって担当(担当といっても正式なものではない)が違うので、リニューアルというのに、みごとにバラバラ、または石が投げられてこないという状況にしばしば陥る。ローマの方は、おじゃる丸とハニャ子が正式に担当になっていて、各部署の担当を統括しているので、指令書が下りてくるまで時間はかかるが、適度に石がやってくるという感じ。どちらかというと、ワンマンな感じもしていて、特にサイトデザインは社長の了承が必要にもかかわらず、社長はあっちこっち飛び回っているというのも、滞る原因の一つでもある。だから、今日みたいに社長を含めた全体ミーティングがあると、一気に石が投げ込まれることになるのだ。

日雇いを責任者にするか否かはおいといて、社長以外で指示できたり、おいらが聞ける人が欲しい。おいらが頼まれてやったとしても、入れない場所が多すぎてどうにもならない。指紋登録してないし・・・。

調練。

今日はボディースキャンなるものをやり、インストラクターの人においらにあった調練スケジュールを作ってもらう。おいらが男なので、インストラクターも男だと思っていたら、担当してくれたのは女性であった。びっくりして脈拍あがった気がする。

見た目は、旧石積み場の、あのカーリーに似ていたのだが、醸し出される雰囲気は全然違った。テニスをやっているとのことで、力こぶはおいらよりもある。「あたしやばいですよ。かなりやばいですよ・・・これで女ですからね・・・」と、ちょっと嬉しそうにいっていた。きっと彼女も筋肉フェチに違いない。ダンベルの使い方がかなりなれていたし、会話の節々に筋トレの話がでてきた。「テレビみながら、思い出したように腹筋とかしちゃったり・・・」という台詞も嬉しそうにいっていた。

別世界の3階(筋肉好きな人が多い世界)の話をしていたとき彼女がいった「ビルダーさん」という単語に驚かされる。「ボディビールダー」は「ビルダーさん」というのか・・・。「職人さん」とか「車屋さん」とかと同じレベルでそう呼ぶのか・・・愛着がないとそう呼ばないよな〜やっぱり筋肉フェチだ。

出てきた数値は予想していたとおりのものだったが、手遅れにはなっていない感じでちょっとほっとした。今のポジションとしては、肥満にも隠れ肥満にも理想にもアスリートにもなれそうな位置。つまり、十字のど真ん中。ホントギリギリだ。足の筋肉は多いが、腕は普通であった。水分率と骨量は特に説明されなかったので、それがどんな数値かよくわからず。脂肪系の数値も多いと普通の狭間にいるかんじ。腕の脂肪が思ったよりも多かった。

彼女が作ってくれたプランは筋肉フェチ(あくまで憶測である)だけあってか、筋トレメインのモノであった。筋肉をつけると基礎代謝もかわるらしい。筋肉が多いとそれだけ自然と消費されるエネルギーも多くなるらしい。おいらが昔は太らなかったのは、今よりも筋肉があったからという結論になった。いうたら、脂肪が多いと悪循環で太るということなのだろう。へぇ〜って感じだ。

実際に筋トレ用のオトナのおもちゃを使って、いろいろ指導してもらう。やっている最中に筋肉をつつかれる。アラレちゃんみたいに。そのさわり方でやはり「筋肉フェチ」だと確信した。教え方は慣れており、かなり説得力のある説明だったため、おいらも「ふむふむ」と感心してしまう。このままだと、おいらも筋肉道の道まっしぐらとなり、めくるめく筋肉の世界に足を踏み入れるようになってしまうかもしれない。まぁ、ありえないだろうけど。

とりあえず、指針はできたので、来週からは彼女が作ったプラン+αでしばらく続けてみよう。

昨日、少々筋トレをやりすぎたため、今日はちょっと筋肉痛であった。そのため、筋トレの方はそこそこにして、走る方に専念する。日本全国の旅ももちろんやったのだが、なぜかデータがリセットされており、これまでの累計がすべて消えていた。パスワード間違ったのかな?いやそんなはずはないのだが・・・。せっかく「6%」までいき、さらにはいろんな動物やら物の怪にあったというのに、また戻って猿だけになってしまったし、パーセンテージも1%になってしまった。やる気減少だよ。

ケッタマシーン中のテレビでスザンヌがでていて癒される。彼女はたまにある「理性ではNooooo!!!!muy muy peligrosa!no queda bien!といっているが、感情の方がGo!Go!Venga!Vamos!no te preocupes!」となってしまうタイプ。同タイプに藤谷美和子とかがいる。どうあがいても勝てないのだ。

あ、そういえば・・・血圧がちょっと高いらしい。それが一番ショックであった。こちらもまだ「問題」とまではいかないが、通常範囲の中でもちょっと高い位置であった。これまで血圧なんて測ったことないから・・・。

「血圧ってどうしてあがるんですか?」
「お酒・・・たばこ・・・運動不足」
「ぜ、全部やん!」

その会話のちょっと前に、「おいらはストイックにやるつもりはないので、週末は呑みまくる可能性もありますが大丈夫ですか?」とか「たばこは吸いますか?」の問いに「Si!」と答えていたので、もう逃げようがなかった。そして、データからわかる「運動不足」

3タテだ。3タテ。フラット3だ。

「酒」、「たばこ」ときたから次は「女」と来ると思ったが、それは入ってないらしい。

なんだか、課題がいっぱいだ。まぁ、その分、やる気もでるってもんかね〜。

とりあえず、ちょっと怖くなったので、最近減ってきているたばこの量をもう少し減らすってもんかね〜。

Soy demasiado joven para morir.solo tengo 18an~os♪
2007年10月17日 (水)
Relajar(動)(他) 1.(〜を)くつろがせる、休める、リラックスさせる 2.(力、緊張などを)ゆるめる、(〜の)力を抜く、(努力、注意などを)怠る 3.(規制などを)ゆるめる、寛大にする

「(筋肉が)ほぐれる」で調べたらでてきたのがRelajarだったのだが・・・なんか、いいたいことと違う。Relajarは「リラックスして!」(Relajate!)というときに良く使った単語だが、今回はもうちょっと「砕かれた」感じが欲しい。辞書に載っていた中だと、どちらかというと、deshacer(hは読まないので、カタカナで書くとデサセル)的な感じ。でも、こっちだと、なんか「負」の要素が強い。「軍が壊滅」するとかあるし・・・。なんか、こう解き放たれた感じが欲しい。そうなると・・・libertarがぱっと思いつくけど、これは奴隷とか束縛から解放されるって感じ。あ、でも辞書見たら(人を)自由にする、解放するの意味もあるから、これでいこう。「体」(cuerpo)に使えるかどうかは不明だが・・・スペイン人に聞くしかないな、これは。

ってことで、なんか解放された気分。

パパンのDNAのおかげなのか、肩こりというものをおいらは全く知らない。肩をもんでもらうとくすぐったくてどうしようもない。必要に迫られた時だけ行く美容院とかで、髪を切ったあとにマッサージをしてくれるが、あれもくすぐったくてダメなので、いつも「あ、大丈夫です・・・」と断っている。

おいらの石積みは、常にPCの前ということもあり、もし肩こりもちだったらさぞかしつらいだろう・・・と思うと、ラッキーとしかいいようがない。

その特異体質をありがたく享受していたのだが、初の調練が終わった次の日の朝・・・つまり今朝なのだが・・・おいらの体にも「体の凝り」というものがあることを実感した。まぁ、冷静に考えたらないはずないのだが、肩もまれるとくすぐったいから大してないと思っていたのだ。

今朝はすこぶる快調な目覚めであった。昨夜は2時に寝ることになったので、朝眠いだろうな〜と覚悟していたのだが、いつもよりも30分近く目覚めただけでなく、朝から体が軽い。けだるさが全くないのだ。

なんていったらいいんだろう・・・そうだな〜「スプーン一杯で驚きの白さ!」というキャッチコピーにひかれて洗濯洗剤を買ってきたら、本当に「スプーン一杯」で汚れが綺麗に落ちた!!という感動に近いかもしれない。

別に何かを疑っていたというわけではないのだが・・・ここまで「運動」というものの効果があるとは思わなかった。おそらく、齢的なものも関係しているのだろう。気づかぬうちに徐々に「凝り」が蓄積され、体が叫びにならない悲鳴を上げていたのだろう。おいらが唯一運動していた高校時代や、大学の前半の2年くらいの時は、ここまでの爽快感はなかった。ただただ「練習、面倒くせぇ〜おうちかえって遊びてぇ〜」と思っていただけだ。

いつ飽きるかわからないが、しばらくははまることができそうだ。

今日の調練は筋トレメイン。遠目にみたら同じ器具に見えたのだが、近づいてしっかりみてみたら違う機器であることが判明。腿、尻、胸、背中、ふくろはぎ、etc...とどこの部位が鍛えられるか説明書きが張ってあるのでわかりやすい。ただ、なぜか、背中の筋肉を鍛えるタイプの機器が多いような気がした。

とりあえず、一通り20回ずつの3セットをやってみる。全部やったら死にそうなので、適当に見繕う。で、結局、6個の機器を試してみたが、一番自信があった腿を鍛える機器が一番つらかった。たぶん、その前にケッタマシーンを15分ほどやったからかもしれない。

そうだ・・・ケッタマシーンで思い出した。

ウォーミングアップのためだったので、日本旅行ではなく、「体力測定」というやつをやってみた。性別、年齢、体重をいれて、12分だか15分だか忘れたが、ひたすらケッタマシーンをこぐというもの。ペダルの重さは機械の方が勝手に調整してくれる。全面のパネルには「速い」「適正」「遅い」の3つがあって、速すぎたり、遅すぎたりすると注意される。脈拍が常にでていて、178になったら強制終了してしまうらしい。

結果を楽しみにして12分間(15分?)ケッタマシーンをこぎ終えたのだが・・・その結果にびっくり。

体力年齢:18歳

喜ぶより前に、機械を疑った。

おいらは猜疑心は強くない(と思う)。なぜなら、基本的になんでもいいようにとるタイプだからだ。ネガティブな発想をまずしない。

だけど、これはやりすぎだろう。「-14です。完璧です!」みたいなコメントまでついた。運動不足で体ガチガチ、三十路の呪いがかかっている男にたいしてだ。

これが27歳とかだったら素直に喜んでいただろう。「おお〜5歳若いのか〜。まだまだおじさんいけるやん・・・」と。でも、18歳はないだろう・・・。

下の方に「注意」みたいな感じで「あくまで目安です」みたいなことが書いてあるけど、これじゃ〜目安にもなりゃしない。

まぁ、いい。明日は個人コンサルティング(?)とやらに行くので、そこで腕から足から骨からなにからなにまで数値かされてしまう。BMIとかもでるし、水分量(これが意味不明なのだが)とか基礎代謝とかもあった気がする。それでおいらは丸裸にされ、自分自身にがっかりすることだろう。それはそれで楽しみだ。コテンパンにたたきのめしていただきたい。たまには凹まないとね。

45分のケッタマシーン旅行の方は、昨日の目的地である吉野ヶ里遺跡には無事到着し、2つめのコース「湯けむり旅情」みたいなやつを選択。日南から桜島いって、熊本、阿蘇、日向を通り過ぎ、別府に行く前で終了。「湯けむり旅情」というコースだけあって、温泉案内が多かった。阿蘇は結構いったが、鹿児島はまだまだよさげなところが多そうであった。明日はおそらく沖縄コースに突入していることだろう。

おいらのコースは平日夜間コースというやつで、月〜金の20時半〜25時までというもの。来月から24時になってしまうらしい。23時半に帰宅。ヒムナシオから家まで歩いて3分かからないというのは何ともいい。

今おいらが楽しみにしているのは、体がLibertarされた後に呑む酒。「元の木阿弥」とか言われそうだが、おいらは性格上、そこまでストイックになれない。なりきれない。ヒムナシオでたあと、プカ〜〜ッ!って煙くゆらして帰るくらいだしね。

少しくらい脱ヘルシーなのだ。体に悪いものっておいしいのだ。それが人間なのだ。

呑む人探さないと。

追記
石積みについて少々。ここ数日見事に石がない。今週頭の新聞に載るという情報のために、先週末は石が多かったのだが、それが終わって一息ついてしまったのか(おいらではなく、担当の人が)、メールも指令書もない。みごとにない。かといって、うちは遊び道具がない。だもんで、ひたすら自学自習。PHPを本格的に勉強し始めた。本格的といっても、サイトで検索してでてくる情報くらいだけど。原理は理解した。あとは実際作ってみないと、どうにもならん。JavascriptとかCGIもいじって少しずつ覚えてきたようなもんだし。まぁ、勉強した結果わかったことは、「他人がつくったものをパクってくるのが一番はやい」ということなんだけど。基本的にこの石積み・・・カスタマイズできれば問題ない。0から作れなんていう石は、その「他人」に頼むことだろうし・・・。

追記2
タイトルは歌詞をぱくったもの。Alma-Xの「CRIMEN EL LEVANTE」という曲。名曲だ。Valencia出身のアーティスト。ビデオクリップも結構楽しめる。CDはたぶん一枚しかないかと。18のところは本当は15。

【youtube】
TWINPOWER(Alma-X)

CRIMEN〜は無かったので、TWINPOWERで。これは、アメリカの9.11を揶揄ったもの。映像にバレンシア(バレンシア大学の前の通り)が出てくる。

オトナのおもちゃ
2007年10月16日 (火)
ejercicio(名)1.(体の)運動、体操 2.練習、稽古 3.練習問題 4.課題

Juego para adultos(?):オトナのおもちゃ

ejercicioは耳にこびりつくくらい聞いた単語。学校で。1は運動の意味だけど、教科書のにある「問題」という単語はejercicio。「はい・・・じゃ〜masaquito・・・ejercicio 3からね・・・」みたいな感じ。ある意味、スペイン入って最初に覚えた単語といっていいかもしれない。

Juego para adlutosは当然辞書には載っていないので、造語・・・というか、表現的にはないかと・・・。日本でいうところの、いろんな意味での「オトナのおもちゃ」はスペインではそう表現しないと思われる。いうなら、ズバッとストレートにいうと思う。あっちの意味ならば。成人向け映画が「pelicula solo apta para personas adultas」とあったから、pelicula(映画)をJuegoに直していったらあるいは通じるかもしれない・・・Manoloあたりは素早く理解してくれそうだ。

なんか、うだうだいろいろやってたら1週間ぶりの日記になってしまった。なんでこんなことになってるのか自分でも謎。あ、謎じゃないや・・・グラインドハウスの片方「デス・プルーフ」のせいだ。あれと、Movable Type4.0のせいで、日記どころじゃなかったんだ。そのあたりも書きたいけど、なんか無理そう。

ってことで、今日はようやくきた攘夷決行の日

いや〜、オトナのおもちゃいっぱいで、少々興奮してしまった。この年になって初めて使うというのもあって少々恐縮してしまったが、いろいろ聞いてとりあえず一通りコツはつかんだと思われる。

まず最初にオリエンテーションみたいのがあり、オトナのおもちゃの使い方をいろいろと教えてもらい、その後、簡単な数値をとる。とりあえず、「肥満」ギリギリラインなようだ。体重は、5kgどころではなく、7kgくらい増量していた。2年前と比べて。腰回りもギリギリ。脂肪率もギリギリ。詳しいデータとそれに伴うコンサルティング(?)とプランニングは木曜日ということになったので、今日はとりあえず一通りオトナのおもちゃを使い倒してみることにした。

とりあえず走ってみた。オトナのおもちゃ「ルームランナー」で。距離とか消費したカロリーとかいろいろ出るのだが・・・意外と退屈。ただ、考え事するにはとても言い時間にも思える。これで音楽もっていけば完璧なのだが、おいらのiPodはnanoでもshuffulでもないので少々大変そうだ。1万円以下ということだから、shuffulの購入も検討したいところだけど・・・二台あるのも無駄だよな〜。

ルームライナーは20分くらいでやめ、次はラクチンそうな「ケッタマシーン」にいってみた。最新のものから、旧タイプのものまであったのだが、とりあえずテレビとかみれるという最新のものにまたがりディスプレイを眺めると・・・「日本全国の旅」みたいな項目がある。

かつて、誰かからもらった万歩計で奥の細道を歩くというのがあってそこそこ楽しんでいたのだが、それのケッタマシーン版だ。ってことで、日本全国を旅してみることにしたのだが・・・

おもったよりも本格的・・・っていうか、Googleマップみたいなの使うなよ・・・地図のデータ細かすぎだろ。

選んだのは勿論大好きな九州。温泉巡りとなぜか沖縄があったが、北九州を選択。エリゾウとか松原さんとか難波夫妻とかに会いにいくという感じのシミュレーションで。

スタートは北九州から。そこから福岡にはいり、そこを観光。結構ハード。特に地図がやたらと詳細な福岡は、地図したに観光名所の説明とかがでてきてありがたいっちゃ〜ありがたいが・・・案内の量が結構多いのでいくつか読み逃すほどだった。福岡からは伊万里にいくというが、なぜかそこでカッパと遭遇。ウロウロしてるカッパ・・・。かつて、遠野にカッパを探す旅にでかけ、無事、小さいお堂でカッパを発見したことがあるのだが、九州でもカッパは有名なのだろうか?

伊万里から佐世保に入り、そこから長崎へ。長崎も福岡同様、市内観光できるのかと思ったら・・・思いっきり省かれてちょっとがっかりした。次の目的地は、吉野ヶ里遺跡。戻るようにして佐賀に入る。吉野ヶ里・・・一度だけしかいったことないのだが、な〜〜〜〜んもない場所。登呂遺跡とかだと、なにやら体験コーナーとかあったのだが、時期の関係もあってか、関ヶ原にいったときのような気分に陥ったことを思い出す。

吉野ヶ里に向けてひたすらケッタマシーンをこいでいる最中に、利用時間である45分がきてしまい、クールダウンとやらに突入。道半ばにして強制終了。75分のコースとあったが、50分くらいで到着できるっぽい。

実際の距離だと360kmくらいらしいが、自転車で走った距離は20kmにみたないくらい。これだけ走ったんだから、さぞかしカロリー消費してるだろう・・・もう激やせだろう・・・と思ったら、消費カロリーはたったの300kcal

その前にやったルームランナーは20分で300kcal近かった気がする・・・やはり楽するとダメなのだろうか・・・。

今回走った距離は全国の4%ほどとのこと。終わったところでパスワードがでるので、続きから始められることも判明。とりあえず、全国制覇してやるつもりでいるのだが、どうも回りは皆テレビをみながらやっており、日本全国を行脚しているのはおいらくらいなのかもしれない・・・ちょっと恥ずかしい気がしないでもないが・・・終わりは見えた方がいいだろう。とりあえず、九州を制覇してから、お次は関西あたりにでも・・・。

なんか動き足りないので・・・と、初日から張り切りすぎるとあとでつらそうな気もしたのだが・・・オトナのおもちゃに対する好奇心が勝ってしまい、広背筋を鍛えるという、ヒムナシオっぽいオトナのおもちゃにチャレンジ。インストラクターの若者(番長のようにさわやか。やたらと噛むのだが・・・)曰く、3セットやるといいというので、30回を3セット。結構背中に来た。

ここで、9時からはじめた調練・・・水滸伝の調練のようなイメージだ・・・も2時間半が経過。シャワーを浴びる時間もいるので、今日のところは終了。

調練後のタバコがえらく旨かった!


追記
ヒムナシオにはいろんなタイプの人間がいる。おいらと同様に、肉人(アフリカの奥地あたりにいて、見つけたら50万フォリントとか褒美がでそうな感じ)からの脱出を望んで来ている人とか、鏡を何度も見てはムキムキ・・・ってやる男性とか、なんか、出ている汗が違うんじゃないの・・・ってくらい、さわやかな健康美的な女性とか・・・。なるほど〜汗が美しいっていうのはこういうのをさすわけね。特に綺麗とかかわいいとかってわけではないが、「きらめく」方の汗を流している人にはついつい目を奪われてしまった。かっこいいわ、あれ。

おいらはおいらで、たった一日だが、気泡だらけの体が、ちょっと詰まった気がする。なんともすがすがしい。フットサルの時にいつも感じるあのさわやかさが、これから何度も味わえると思うと、ウフフフ・・・となってしまう。

とりあえず、明日は筋肉痛だろうけど・・・。

あそうだ・・・ビリーザブートキャンプみたいなのやってて、ちょっと笑えたが、一人で黙々とやるのもつらそうだから、しばらくして慣れたら参加してみようと思う。

ついでに・・・平日だし、我が町Utielはド田舎なので、人なんていないだろうとタカをくくっていたのだが・・・結構人はいる。ちゃんと数えたわけじゃないが、100人近くいたんじゃないだろうか。Utielもやるもんだ。



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