おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め
日本出稼ぎ日記
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・・・で思い出した!
2007年11月13日 (火)
no se me ocurre
:思いつかん!
というか、この日の日記、ちゃんと昨日書いたと思ってたのに、書けてなくてびっくり。ちゃんと当日に戻ったと思っていたのに・・・。どこで間違えたんだ?うむ〜。
単語も何も思いつかない。だから、一回しか使えない技で逃げる。そのまま「思いつかん!」。おいらはいつも「se」を抜いて、
no me ocurre
といっていた。文法的にはやはり間違えてるんだろう・・・。
「どうする?呑み屋の場所かえる?どっかいいとこある?」
「う〜ん、no me ocurre!」
といった感じに、口をへの字にして、両の手のひらを上にあげつつ・・・(アメリカ人がよくやるやつ。スペイン人もやる)のGestoをしながら言う。
自分が「おもいつかない」のだが、occurirの活用は三人称なとこに注意が必要なのだが、結構な頻度で使うので、慣れてしまえば、間違えたり、活用を考え込んでいうようなことはなくなる。
平和すぎた一日で、特に書くことはない。日記を大量に書いたくらい・・・って、それ書いた気がする・・・やっぱりなんか、おいら一昨日の日記を昨日と間違えた書いてるのか?とにかくかくことばかりに気がいって、あとから読み直したりしないから、誤字脱字は当然のこと、消し忘れて、自分で読んでも意味が通じない時とかある。やっぱ、人として読み直すべきか?
かくことね〜。
そういえば、コスタの新料金表が届いた。1月から適用だから、更新しないと・・・と思っていたら、今年は料金の値上げがまったくなかった。すばらしい。ここ数年、あがりにあがっているEuros。ここで授業料まであがったら、もうスペインに行きたい日本人にとっては死活問題だ。
「スペインの物価は安い」なんてのは、もうかなり前の話。この前の旅で気づいたが、日本と同じか、下手すると日本より高い。自炊はまだマシだが、日本で買い物するとき並に頭を悩ます。ペセタ時代から考えると、おいらがひきこもった年でも1.3〜1.5倍くらいに物価が上がった気がしたのに、いまじゃ〜3倍ちかいんじゃないか。ほんと、今現在留学を考えている人にはかわいそうな話だ。
留学で思い出した・・・さくらちゃんがついにスペインに上陸するらしく、メールが届いた。約一年くらいはいたいといっていた。さくらちゃんは、もちろん寅さんの妹。寅さん兄妹に初めてあったとき、寅さんの綽名をつけ、自動的に妹はさくらになった。近いうち寅さんも含めて、「アドバイス」をネタに呑みにでもいこう。
呑みで思い出した・・・カジートが来る。熊本のカジートだ。12月頭に一週間くらいくるらしく、一緒に遊んでくれるらしい。嬉しいね〜。カジートとあったのは、ひきこもり最初の年で、約1年、一緒に呑みまくった。パパ(瑞穂姉さんの旦那)と三人でよくPlz Xuquerで待ち合わせをし、los Malaguenosとかその周辺のBarで呑んだくれたものだ。パパとおいらは一つしか差はないが、カジートは当時大学1年か2年くらいだったから、圧倒的に若かった。5歳くらい離れてたのか?その分、スペインにいる間も成長著しかった記憶がある。
呑めるだけでも嬉しいのだが、熊本ってだけで嬉しいわ。カジートはしばしば「けん」「けん」いってるので、話を聞いているだけでも恍惚とできる。
ん?カジートとはスペインで別れたあと一度もあってないから、今回会えるとなると、何年ぶりになるんだ?たまにメールのやりとりはしていたから、「すげ〜久しぶり!」って気はしてないが・・・4、5年ぶりくらいになるんじゃないか?まだちっこいままかね〜。色黒のままかね〜。
方言で思い出した・・・。
「たった」だ。「たった」。タカシ君がよく使ってたので、おいらも真似して使うようになったのだが、この「たった」・・・「〜してしまった」とか「〜してやった」みたいなニュアンスらしく、普通に過去形で使ってるんじゃないらしい。
しらなんだよ・・・。
普通に日記にも「呑んだった!」とか「喰ったった!」とか「こうたった!」とかつかっていたが、まず「喰うたった!」はいわないっていわれた。「食べたった」らしい。たとえば、「昨夜、焼き肉喰うたった」っていうのは×らしい。「あれ全部食べたった!」とか、前になんかしら修飾語というか、副詞的要素がつくらしい。「もう食べたった!」とか。
それをマリカルメンに延々とつっこまれた。
つっこまれたで思い出した・・・「なんねん!」というのも使っていたが、それも大きな間違いらしい。「なんやねん!」らしい。「なんねん!」は知っていたが、「なんねん!」もあるのかと思ってた。でも、ないって言われた。
なんか、いろいろ悔しいなり。
悔しいで思い出した・・・「うっとりマッチョ」。どうも、彼とは調練のタイミングというか時間帯が同じようで、かなりの頻度でかち合う。今日は調練後のクールダウンが終わりかけのころに、鏡にむかって「うっとりマッチョ」をやり始めたので、そそくさと退散したので、後ろをうろちょろされず嫌な思いはせずにすんだが・・・今後気をつけないと・・・。ナルちゃんって、年齢関係ないんだろうか?関係ないんだろうな〜。別にナルちゃんはナルちゃんでいいんだけど、頼むからホント真後ろをうろちょろしないでくれ。後ろに気配を感じ、前をみると鏡にうっとりマッチョが映ってる。逃げ場ないやん。
書くことなくてもなんとかなるもんやね。
スペインのことわざ
2007年11月12日 (月)
Eso sólo traería problemas
:藪蛇
Vale más dejarlo como está
:藪蛇
Agua pasada no mueve molino
:覆水盆に返らず
La riña hace m´s fuerte(íntima) la amistad
:雨降って地固まら
riñaは口論、amistadは友好とか友情。molinoは風車(水車)
藪蛇は面白くないから説明を省く。そのまんまだし。覆水は面白い。「通り過ぎちゃった水は、水車をもう動かさない」って訳。なんかスペインぽくて好きだ。雨降って地固まるも・・・そのまんまやな。
おいらがスペインで最初に覚えたことわざはこやつ
El que fue a Sevilla perdió su silla
直訳は「セビージャにいったら、席(椅子?)がなくなった。」
Fiestaかなんかの時にトイレにいって戻ってきたら席とられていた。「あ〜〜おいらの席!!!」と叫んだら、それを言われた。
なんでSevillaなんだろ?っていうか、そもそも、これの教訓はなんなんだろ。大事なものはちゃんととっておけってことなのか?
調べたらあった。けど、訳す気力なし。ゆっくり今度読もう。
セビージャいったら席なくなっちゃった
ついでなので、これも書いておこう。
refrán
:ことわざ
proverbio
:ことわざ
どっちもよく見たけど、発音しやすいのと、覚えやすさで、refrán使ってた。
石積み場内の全体ミィーティングで進捗を報告した。年末までのスケジュールはすでにサイトにアップし終わっていたため、わざわざ報告するほどの石は積んでいなかったのだが、まぁ、「はったり」的な意味も含めて、少々専門的な分野の報告をし、「これだけやったけど、たぶんわからないよね〜。でも、本当にやったのよ。それなりに・・・・」と煙に巻きつつ、はったりかましたら、ミィーティング後、おいらの席にやってきた社長に「え?そのW3Cってなに?Firefoxが?」とあれこれつっこまれ、さらには「じゃ〜ローマのほうもそれで頼むことになるかも・・・」と面倒くさく、そして、「いまさら」的な石が転がり込んできた。その話はかなり前にローマとして「それはまぁいいです」ということになったのに・・・。
見事なほど藪をつついてしまった。
そういえば、とある公的外部組織の取り決めによってにバラバラになったローマとコンスタンティノープルであったが、ここに来てその組織の取り決めが覆り(アメリカだかどこかからクレームというか、訴訟みたいのが起こったらしい)、ふたたびローマとコンスタンティノープルが連携することになったようだ。
「もしや、連合艦隊?ってことは、すげ〜石ふえるんじゃねぇ〜の?石増えるのはありがたいけど、これまでやったの白紙に戻すとかいうのはやめて・・・マジで・・・」
とびびって上司にきいてみたら
「大丈夫。それはない。別々のままだと思うよ」
とあっさりいわれた。
雨降って地かたまるのかと思ったよ。覆水盆にかえらずやね。
再ひきこもりをはじめたせいで、今日も日記はおざなりになると思っていたのだが、自分の予想に反して頑張ったった。自分をちょっと見直す。
先々週末の日記をまとめてかいたが、勢いだけで書いたから先週末と一緒になったら、心を癒しにリスみにいったはずなのに、それをすっかりわすれただけでなく、勝手に日付変更線超えて、一日ずらして書いてしまった日記もあり。
あとで修正せねばならんが、mamiさんとあったのは土曜日で、日曜日じゃなかった。ってことはなにかい・・・・DS買った日とmamiさんと会った日が同じってことかい?その日、Requenaのヨドバシにも行った気がするのだが・・・。なんか精力的に動いてたのね。
日記というよりはメモ程度しかかけなかったのが悔やまれるが、とりあえずつながったのでよしとする。たまに、調べ物するのに読み返したときに、重要な起点となる日がかかれてないと、「むきっ〜〜〜〜!」とやり場のない怒りに襲われる。自業自得とはいえ、あれはむかつく。
調練。
メンテナンス日なのでお休み。
再スペインひきこもり。
東地中海あたりはほとんど制覇してやった。ゲームのバランス的に島はだいたい1都市と勝手に決め込んでいたのだが、サルディニア島には2都市ありやがった。冷静に考えたらサッサリがあって、カリアリがないというのもおかしいので納得。ちなみにコルシカにはカルヴィがある。
現時点で、マルセイユやモンペリエ、ピサ、アルジェなどにも足は伸ばしたが、アルジェ近辺の海賊は強いので、アルジェ南東にも集落はありそうだが、まだいけてない。
探検家の講義は中級まで受けたので、商人と軍人の講義も初級だけ受けて無事修了させた。中級の学校はセウタにあるのだが、なぜか毎回講義のためにセビージャの交易所とか酒場までいかさせられる。だったら、最初からセビージャにしろよ。
マルセイユあたりであぶく銭というか、そこそこの銭がたまったので、大枚はたいて「大理石像」を大量に買い込んでがっつり交易で設けようと思ったのだが、この像・・・どうも地中海近辺じゃ需要がないようで、どこで売ろうとしても赤字。しかも、かなりの。ちょっと泣きそうになる。
西地中海の町の入港許可証をゲットしたので早速バレンシアにいってみたのだが・・・・
お、おいらの家がない!!!!
まぁ、それはともかく、カテドラルの形が違う〜〜〜!ちょっと違うならいいけど、ぜんぜん違う〜〜〜!。
まぁ、そんなことで騒いでいるのもおいらだけだろう。
バレンシアはセビージャと比べるとぜんぜん狭く、3分もうろうろすれば見終えてしまう。最低限の店はあるが・・・。
このゲーム、町に投資ができる。投資額のトップ5は名前が載るのだ。現在の一位は二位を大きく引き離し・・・ケタが0三つほど違う・・・・2億とか20億とか。おいらの所持金は5万。
決めた。
おいらは全財産をバレンシアにつぎ込み、投資額一位を目指す!
で、バレンシアの名士になる。英雄になる。
なんか、ちょっと寂しい気分になってきた・・・。
今日はデミの誕生日です。
2007年11月11日 (日)
efectivamente
:確かに、本当に (感) その通りだ、なるほど、いかにも
「案の定」で調べたのだが、いいのがなかった。「案の定」なんて日常的な言葉だから、向こうでも何らかの形で使ってたと思うんだけど・・・。何使ってた?
yo imaginabaとかimagino!とかって使ってた気が・・・いやでも違う気も・・・なんだ、すごい気になる。「いまBodegaいったら、絶対タカシ君いるぜ〜」、「ほら、やっぱり!」みたいなとき。「ほら、案の定」、「ほら、やっぱり」・・・「te he dicho no?」か?
やっぱりゲームのせいで休日がつぶれた。でも、しょうがない。漢の浪漫のためならば・・・。
5マス戻って一回休み。
今日はDemi Mooreの誕生日。よし、今年も忘れなかった。17年忘れてないぞ。すげ〜。
趣味は仕事です。
2007年11月10日 (土)
estratagema
:(名) 1.戦略、軍略 2.計略、策略
pensar(idear)una estratagema
:戦略を練る
artificio
:(名) 1.策略、ごまかし、ぺてん 2.巧みなやり方、工夫、巧妙さ、上手
artimaña
:(名) 1.わな、仕掛け 2.策略、陰謀
ardid
:(名) 策略、計略、企み
treta
:(名) 策略、術策、ずる
なんか微妙に調べたい単語じゃないのを調べたような気がしないでもない。
こん中でもっとも多い頻度で使ったのが、artificioだが、この単語自体で使ったというよりは
artificial(形)
の方がよく利用した。"人工的な"って意味で。トランプとか、ゲームとかで「いかさま」っていうか、「あ〜ずるい〜!」的な感じだと、ここにでてきた単語ではなくて
trampa
を使ってた。日常的に使う「からくり」(そういうカラクリなんだよ・・・とか言うときの)にも使ってた。結構いろんな人が、様々な場所で、様々なタイミングで使っていたから、trampaが一般的なんじゃないだろうか。estratagemaに関しては、Mi Kyungがくれた歴史ものの小説の時に一度だけ調べたらしく赤線が引かれていた。覚えてないが・・・。
さて、日記。
寝たのは朝なので、夕方近くまで爆睡。さもありなん。
ママンが「おなかへって死にそう!」とかのたうちまわてってる。けど、今日はご飯を作る気力もないらしい。
ってことで食べに行く。中華のような台湾のような料理屋さん。紅虎なんたらって店。見た目は中華なのだが、雰囲気や味が昭和っぽい感じがする。味が濃いのが特徴だ。
店では、その昭和の香りをきっかけに、パパンとママンの子供の話になる。文房具(えんぴつけずりと小刀の話、筆箱、消しゴムの種類)とか、おやつは何を食べていたとか、結婚式の香典はいくらだったとか、100円あれば電車乗って映画みて、ご飯食べて帰れたとか・・・そんな話。
日本自体が貧しかったとのことだが、話だけ聞いてるとその時代を知らないことが思い切りそんなような気がしてくる。イメージとしては、パキスタンとかカンボジアみたいな感じなのだろうか・・・はたまた、今のスペイン?それはいいすぎか・・・とあれこれお想像して楽しむ。
帰り、「文明開化」(注:TSUTAYAをそう呼ぶことにした)にDVDを返しに行く。ついでなので、パパンとママンも誘う。ママンは「ヨン様!」と叫ぶことはほとんどなかったが、件の「韓流」が落ち着いた今でも、普通に韓国ドラマを見続けている。「誰々が素敵なの〜!」とはなってないので、まぁよしとする。さすがにママンが「ヨン様〜♪」とかいってたら立ち直れない。一時期危ういところがあったが・・・。
ってことで、ママンはおいらと似ているので・・・いや、おいらがママンに似てるのか・・・ほっといても心配ない。好奇心だけは異常に旺盛だから。
問題はパパンだ。
おいらが小さいころはよく自慢のオーディオで音楽を聴いていたが(とりあえず古めかしい感じの曲。洋楽だったのでわからじ。ジャズっぽいような、カントリーっぽいような、ブルースっぽいような・・・そんな感じの曲)、ここ数年・・・たぶん20年くらい、音楽を聴いている姿をほとんど見ない。車の運転中だけは音楽を聴いているのだが・・・。
そう、パパンは完全に仕事人間なのだ。自営業ということもあり、階段下りればすぐ仕事場。通勤徒歩30秒。だもんだから、日曜日も暇だと仕事してる。「趣味が仕事」という表現があるが、まさにそれだ。まぁ、好きみたいだし、60超えてもはまっていられるわけだから、今のところはまったく問題はないのだが、問題となるとは、年取って働けなくなってからだ。いつまで「仕事が趣味」をつづけるのかわからないが、肉体労働なわけだから、おのずと限界もでてくる。そのとき、パパンはどうするのか?どうなるのか?それが心配なのだ。
おじいちゃんも仕事が好きで(パパンが二代目)、かなり年とるまで働いていたが、やはり体力的に難しくなり引退したのだが・・・やはり、手足を動かしてないと人間ぼけるというが、引退した途端、徐々にボケの兆候が見え始めてしまったのだ。
おじいちゃんがボケるのはつらいというよりは、寂しいという感じであったが、両親がボケるのはつらい。つらすぎる。
だから、今のうちになんとかしよう・・・と考えていた。
で、それが「文明開化」となんの関係があるかというと、とても微妙なのだが、「文明開化」でもいいから、一人で出かけるつけさせたいのだ。音楽は"かつては"よく聴いていたし、「フラメンコのCDを買ってきてくれ」、「どっかにジャズバーがないか」とか「ブルースの店は?」とか、年に一度くらいは聞いてくるので、今回の文明開化はいいきっかけではないかと思ったのだ。
ちなみに、いまパパンの趣味は仕事以外だと、スキーと山登り。それと、最近では釣りあたり。釣りに関しては「ウ必山水魚」メンバー(加藤さんとか魯智深とかの手に職メンバー)のおかげともいえる。彼らのおかげで、日曜日は仕事しかしてなかったパパンが、最近では下田まで釣りにいったり、BBQをやったりなどして「遊ぶ」ことを覚えてくれた。おいらがスペインから帰ってきたらすでにあったメンバーなので、その流れはよく知らないのだが、おいら個人としてはラッキーであった。山登りはママンの影響やおいらのいとこの影響っぽい。もともと山育ちだし、山が似合う顔してるので、自然の成り行きともいえる。スキーはなんでか不明。
ママンの「お父さんはいいわよ〜つれてっても落ち着かないから〜!」という、見放しモードを無視して、強引にパパンを誘う。「別にどっちでもいい」という感じだったので、息子が「一緒に行こう」といえばこないはずはなかった。
ママンは「文明開化」についてそうそう、あっという間に消えた。おいら以上に協調性がない。
おいらはパパンを引きつれ、とりあえずプラプラ「文明開化」内をぐるっとまわる。パパン、まだ興味あるのか、ないのか微妙な表情。
ほぼ毎日のように映画(ケーブルTVなど)をなにとはなしに見ているので、「まずは映画から攻めよう!」と思い、レンタルコーナーにつれていき、おいらも知らないような古い映画を見せるも、反応はいまいち。わざわざ借りてまで・・・という感じっぽい。そもそも、うちのリビングDVDないし・・・うっかりしてた。ママンが韓流ドラマみるためのDVDは日本間にはあるのだが・・・。うぐむ。
反応はなかったものの、おいらがスペインでレンタルしてみたことがあった日本映画「楢山節考」(姥捨て山の話)を偶然パパンもみたことがあったらしく(かなり古い映画のようだ)、その話で盛り上がる。
おなじ系統の古い映画で攻めてみたが、やはり反応は薄かった。「TVでやってるから見る」というのと「DVDをわざわざ借りてきて見る」の差はけっこう大きいっぽい。
映画はあきらめて、音楽コーナーに誘導。ここなら・・・と内心ほくそ笑んでいたのだが・・・品数の量があだとなった・・・・「こんなにあったら探すの大変」とばかりに、のっけから雲行きが怪しい。
その気持ちはおいらにもいたいほどよくわかった。映画やCDや旅行の目的地なんかは数が多くてもぜんぜん気にならないが、おいらの場合は特に服とか、とりあえず必要だから買わなくちゃいけない部類のものとか、日本みたいに品数が多いと、気が狂い、「もういらん!」と投げやりになる。
気持ちはわかるが・・・粘ってやった。ここで諦めたらいかん!と。
ってことで、「ここがジャズのコーナー」、「ここがブルース」、「でもって、このあたりがフラメンコとかいろんなジャンルのやつ」、「あっちの4つの棚は最近の人の曲だから、パパンには関係ない」、「そんで、そこの棚もハードロックだから関係なし」とひたすら、その量の多さを減らすことからはじめた。
作戦成功!くいついた!!!
誘導した甲斐もあり、自分に関係のある棚の辺りをうろうろし始めた。しかも、何か探しているような様子で。
これはチャ〜ンス!
と、5枚1000円のセールのうち2枚分をパパンに選ばせることにした。
「5枚で1000円なんだけど、借りたいの3枚しかないんだよね〜。だから残り2枚、なんか探してよ。なんかないの?」
われながらうまい駆け引きだ。実際借りてみたいCD5枚探すのなんて簡単なのだが、そういえば何か探してくるに違いない。息子がいうことだから(笑)
果たして、10分ほどうろうろしていると、何かを思い出したパパンに「なんたらかんたらはおいてないのか?」とたずねられる。「あらいでかっ!」とジャズコーナーを探すと、すぐに発見。懐かしさで目が輝くパパン。そして、自分の思い出を語りだす。さらには「この曲がいいんだ・・・」と。
ひとつを思い出した途端、その記憶は芋づる式になっていたようで、次々とおいらの知らないアーティスト名がでてくる。いくつかは頭文字とかから見つけ出すことはできたが、「名前は忘れたけど、スウェーデンの・・・女性ボーカルで・・・」としきりにいっていたやつだけは見つからなかった。今この日記を書いていてふと気づいたが・・・まさか「ABBA」ってことはないよな?さすがにABBAはでてくるでしょう。
結局、パパンはCDを3枚借りた。「5枚で1000円だろ?もう一枚、これも借りてもいいのか?」とまでいわせしめたのだ。
おいらの勝利。
ママンに勝利の報告をすると、「あら、じゃ〜急がないでゆっくり探させましょ!」と乗り気に・・・。なんて、都合のいい・・・。
家に到着すると、早速借りてきたジャズのCDを聴き始めるパパン。
おいらはそれをみて、おおいに満足。
しかし、そのそばで、我がママン。
「あたしね〜音楽で何が一番嫌いか、今わかった!ジャズが嫌いね!だって、うるさいもん!これだったら浪花節のほうがいいわ!」
ああ、なんて侘び寂びのない・・・。女って・・・いや、うちのママンって怖いわ。
ちなみに、おいらが借りたCDは以下の4枚。前回同様、調練時に聞く曲として借りてきたが・・・悪くない。それどころか、当たりかもしれない。まだちゃんときいてはいないのだが・・・。
・I LOVE(ハートマーク) JAZZ べたにいってみた。
・JAFROSAX なんとなく。のりのりっぽかったから
・SPEAKLOW 「スペイン発」って書かれてたから。でも、タイトル英語なんだよね
・Sergio Mendes はずれはないでしょ・・・彼のなら。
続・スペインひきこもり生活 por 大航海時代
すでにケニーはいた。ハリポタスクールであっちこっち奔走させられるのにも疲れてきたので、もう少し我慢しようかと思っていたが、バレンシアにいってみることにする。ケニーを誘って。
セビージャを出て、すぐにマラガに寄港したあと、少し東へ進み、そこから北上しバレンシアを目指す。もう心臓の高鳴りはすごい。たとえゲームだとしてもだ。
しばらく北上すると、左手に町が見えてきた。
「あれだ!バレンシアだ〜!!」
「あれ?でも、フランスにかなり近くない?」
「うぬ?いわれてみれば・・・おかしい。っていうか、このくびれ・・・ピレネーのところ?ってことは・・・あれは・・・」
「バルセロナだ〜〜〜!」
「イベリア半島、ちいさっ!」
いたしかたない・・・まぁ、バルセロナでもいいからとりあえず入ろう・・・と、寄港するも、まだ「入稿許可証」がないので入れないとか言われる。ケニーは中級の学校にすでに入っており、その講義で許可書をもっていたので、すんなり入れる。
むきっ〜〜〜!!となり、そのままだめもとでバレンシアにもいってみるも、やはり許可証が必要では入れない。同じイスパニアの都市なのに・・・なんてこったい!
まだひきこもるには時期尚早なんだ・・・と納得させ、セビージャよりも西と南を探検することにする。マディアやら、ラスパルマス(カナリア諸島)やら、カサブランカやら、その当たり。ラスパルマス近辺は海賊がうじゃうじゃいたため、結構ビクビクものであった。
書庫で地理学の本を閲覧していると、沈没船の地図を発見。その地図によるとリスボン沖に沈んでいるらしい。
沈没船のサルベージ!それは漢の夢、漢の浪漫!
ってことで、沈没船を引き上げに行く。
地図に示された場所を探してリスボン沖をふらふらし、「このあたりです」というとこで「探索」。いとも簡単に見つかった。
お金が3000。ワインが8本。錆びた剣1本。あと変な鏡みたいな形したアイテムと、酒樽をゲット。
ここで探検にはまる。
なるほど・・・やはり、海の上に生きる漢なら、発見をしないとな・・・・とまだ学校も卒業してないのに、冒険者用のギルドへいって仕事を引き受ける。
セウタまで14日でいける航路を開いてくれ。
マディラに住みたいという老婦がいるのだけど、情報を集めてきてくれ。
「こんなのお使いじゃないか〜〜〜!漢の仕事ではない!」
とかぼやきつつも、報酬がいいので引き受ける。
その後、「かつてジェノバの教会にあったステンドグラスの行方を追って、もし可能なら見つけてきてほしいい」という依頼を受ける。
これぞ、漢の仕事!!
うっひゃ〜〜〜〜!!
そんなこんなで、また朝になっていた。
大航海時代
2007年11月09日 (金)
La Reconquista
:(名)国土回復運動
日本では「大航海時代」という区分でヨーロッパの歴史が書かれているが、スペインには厳密な意味で合う単語がない。スペインの場合、イスラムが入ってきた711年から始まり、Granadaを落とす1492年までの時代をLa Reconquistaという時代区分でくくる事が多い。この「国土回復運動」という訳語については、まぁいろいろとあり面倒なので省く。時代は、絶頂期の日本で言うところの『カトリック両王』の時代。映画にもたくさんなっているが、スペインでもコロンブスがアメリカ大陸に到達した1492年を起点とし、その前をprecolombino(na)とくくることもある。ちなみに、スペインでコロンブスは「ブス」までつけない。"Cristóbal Colon"だ。コロン。これ知らないで、バルセロナにいって「コロンって誰?」とかいったら、おそらくスペイン人にでさえ冷ややかな目でみられてしまうだろう。
4日の日記でゲームはやらん!といっていたが、大航海時代となると別である。現実にスペインにいけないなら、せめてゲームの中だけでも!となるのは、当然の成り行きだ。しかも、おいらはバルセロナの『海洋博物館』に足繁く通い、いかにして『船乗り』になるかを、日々考えてきた人間。スペイン、船乗りときたら、もう何が手につかなくなろうとも関係ない。バーチャルの世界で、スペインひきこもりを再開するのだ!
とあいなったわけだ。
大航海時代online公式サイト
なったわけだ・・・といっても、実はスペインにいたときにこのゲームは開始されていたのだが、スペインのネットワーク環境の関係と、さすがにスペインにひきこもってまで日本のゲームやるのもなんだな〜ってことで、日本に帰ったあとのお楽しみにしておいたのだ。
だが、一人でやるにはつらい。本物のスペインにひきこもるなら、まぁ一人でもいいのだが、ゲームなわけだし、友人を集めてやりたかった。気がついたときに誘ってはいたものの、なかなかタイミングが合わず、実現できないでいたのだが、生活も落ち着いてきたし、その反面、スペインから段々離れてしまっていることが苦痛にもなってきて・・・。
もうぶっちゃけ、スペインの地名とか、スペインじゃなくってもヨーロッパの地名が自分の口からでてくるだけでいいのだ。「マラガいこう!」とか「ちょっくらジェノバ」いってくるとか、どうせ田舎だろうが「バレンシア」をフラフラ歩く・・・とか、そういう言葉を日記なり、口に出したかったのだ。
ここまで来ると「哀れ」という言葉でしか表現できない気もしてくるが、とりあえず2週間のお試し版というやつでやってみることにした。
ネットゲームということもあって、人を選び、誘えたのはむんとケニー。あと康雄とりの夫妻だが、ここはまぁ、ダメもとという感じ。
主人公はもちろんイスパニア出身。名前は昔から使っているバルバロッサにしようと思っていたが、案の定とられていたので、フェルミンにしてみたらそれもだめ。じゃ〜ガルシアは!と思ってもダメ。パスクアル・・・は名前じゃないし・・・ということで、結局、マサキートになってしまった。まぁ、よし。
スタートはセビージャからはじまる。イスパニア出身だから。出身都市まで選べたらバレンシアにしたのにな〜と思うが、まぁ、そこまでこだわってやる人もいないだろう。
ハリーポッターみたいな学校で、冒険、商業、海事の3つから選び講義を受ける。講義っていっても、基本操作を覚えるマニュアルみたいなものだ。ただ、読ませるのではなく、実際に動かしてやるチュートリアル。
右も左もわからないので、とりあえず学校の講義を受けるが、これがなかなか終わらない。終わらないというか、あっちこっちにいかさせられる。リスボンいってこいだの、マラガいけだろ、セウタがどうとか、パルマがあ〜とか・・・ひたすら町中を、海原を練り歩く。
海原の方は、意外とリアルというか、もちろんゲーム時間で進むのだが、セビージャからリスボンまで、ゲーム気分で考えても遠い。だから「またリスボンかよ〜!」となる。まぁ、実際には「リスボア」とおいらはいっているのだが。
三人で一緒に遊ぼう・・・ってことで始めたのだが、この日はほとんど学校の講義でひたすら走り回っていたので、一緒に遊ぶという感じではまったくなかった。
まぁ、最初はしょうがないだろう、と諦めて黙々と講義をこなす。講義を受けるだけでレベルも徐々にだが上がっていく。
「初級を修了したらバレンシアに行こう!そしてひきこもろう!」
そう夢見て初日は寝た。
当然、朝になっていた。
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