Leónではまだがっつり残ってるこの習慣も、GaliciaではLugoくらい(またはその近辺の小さな村)くらいで、La Cornaにいたってはほとんど存在しなく、Santiago de compostelaもあるにはあるがだいぶ少なくなってしまったらしい。これは、バス停で知り合った「赤十字」みたいな仕事でアフリカに渡り、そこで風土病にかかって数ヶ月寝たきりで、ようやくGaliciaに戻ってきた・・・という、一見マロキーみたいな男の人が教えてくれた。
Galiciaでは「赤」は呑まないの?と尋ねてみたら、呑むには呑むが、Galiciaにはいい赤ワインがないそうで、Galiciaで「赤」を頼むとたいていは「Rioja」がでてくる。このKé komerでも、赤はRiojaが多かった。ただ、彼らが口をそろえて言うのは「Ribera del dueroがおいしい!」だ。Riojaはおいしいけど、面白くない・・・とおいらと同じ意見を持っていた。GaliciaのVinoもRiojaほどおいしくはないけど、面白い・・・とも。
この店・・・雰囲気もよいが、料理がうまい。TapasもMenu del diaも。本当にうまい。誰が作っているのかきいたら、なんとNatiであった。「あたし、食べるの好きなんだけど、作るの嫌いなんだよね〜」と笑いながらいっていたが、それでわかった・・・彼女は天の邪鬼なのだ。嫌いなのに、あそこまで手が込むわけがない。あっちこっちでCardo Gallego(ガリシアの伝統的なスープ)を食べたが、ここのがダントツで旨かった。また、ベトナム人の女の子も働いていて、メニューには「ベトナム風春巻き」が入っている。これには笑った。とてもおいしかったが。
se nota。びっくりすることに、単語コーナーに質問が来た。で、その答えが、se nota。先日の「imagino」は、単語の意味そのまんまで想像でいってるのだが、その場にいて「みりゃわかるってば・・・」というときはse nota。これは使いまくったし、使われまくった。発音が楽なのがいい。
例文(経験含む)
「昨日、朝までタカシートと呑んじゃってさ〜」 「se nota・・・que golfo!」
「今日は何もご飯食べて無くってさ〜」 「se nota!que dormirón」
「髪切ったんだけど・・・」 「se nota!que China!Chinita!」
とまぁ、いろいろ活用できる。
インテルカンビオしていたとき、まったく同じ意味で「darme cuenta」を習ったが、なぜかそちらは使ったことがほとんど無い。no me di cuenta(気づかなかったよ〜)とか。ただ、なぜかme daba cuentaは使ったな〜。se notabaも言ったし。結局は一つ使い方覚えちゃうと、時と場合によって使い分けるということができてなかったっぽい。だから、単語しらんのやろうな〜おいら。