おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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そして、今日も一人
2007年09月21日 (金)
aislado/da(形)1.孤立した、隔離された、別々の 2.一人きりの、孤独な 3.(電)絶縁した。

おお。これは使えそうだ。いつも、Estaba soloとかっていってたけど、こちらの方が孤独感たっぷりやんか。前回の旅行の話も「solo」で済ませてしまったが、次回からはこれを使おう。ただ・・・スペイン語って、辞書の単語使うと「それは重い!」とか「それは固い!」とか「それは使わない!」とか言われるからな〜。

さて、金曜日。

呑もうにも呑んでくれる人がおらんかった。「誰も誘わないから呑む人がいない」と「誰か誘ったのに呑む人がいない」というこの二つの事実の差はとてつもなく大きい。切なさ倍増である。「過程」よりも「結果」だ!とかいう輩もいるが、絶対「過程」が重いと思う。一番楽なのは、いうまでもなく「誰も誘わないのに呑む人がいる」だ。いや、もしかしたら悟りを開いた人間なら「誰も誘わないし呑む人もいない」になるのかもしれない。あらぽん辺り、その境地に達していそうだ。欲があるからいかんのだ。仏陀だな、仏陀の教えだ。

まぁ、おいらには死んでも無理な話だが。

先日のトラブルで、電話番号もメールもわからないので途中で諦め、家に帰って、鬱憤を晴らすようにガツガツ「やればできる子」になってやろうと思ったのが・・・「ちょっと休憩・・・」とベッドに横たわって、本読んでたらそのまま寝てしまった。当然、コンタクトつけっぱなし、電気つけっぱなし、音楽つけっぱなしな状態だ。

あ、電話番号で思い出した。

皆様のご協力のおかげで、たぶん3分の1くらいはアドレス帳が復旧しました。返事はできるだけ早く返したいのですが、携帯メール打つの苦手なので・・・PCから書きます。落ち着いたら・・・。本当にありがとうございました。

で、なんだっけ・・・。

あ、そう。寝ちゃったの。たぶん、10時にもなってなかったと思う。Trabajoの順番やプランもきちんと立てて、やる気満々であったのに、見事なほど何もできなかった。

寝るのもTrabajoと先日書いたが、自分自身にがっかりしたので、初の罰金500円を貯金箱に投入した。ちなみに、おいらはいとも簡単に「500円玉がないからいいや〜」となるタイプなので、500円玉が手に入り次第、貯金箱の上に積み重ねストックしている。ダメ人間なりの知恵というヤツだ。

ってことで、今日は書くことなし。

なんとかしないとね。
2007年09月20日 (木)
先週辺りから、チマチマ系の石が多いため、あっという間に石積みが終わる。

「え!もうそんな時間?」

となるのだが、タバコも吸いに行かず、頭かきむしるくらいしか身動きせもしないので、定時になった瞬間に

「あ〜疲れてるわ」

となり、喫煙所で石積み後の一服をして、頭クラクラ。これが心地よい。

先日、同期の子にサイクロプス君にアドレスを渡しておいてもらうように頼んだが、その返事が来た。直接渡しにおいらの机まで。すげ〜びっくりした。

なんでも、おいらと同じくPHSを使ってるらしいのだが、メールは使ってないらしい。だからPCのアドレスを教えてくれた。手紙で・・・。男に手紙もらったの初めてだよ。

しかし、このご時世に携帯メールを持ってないとは、路線的には嫌いではないが、どうやって呑みに誘っていいのやら。当日は無理だな。前日だな。

今日は、Latin Beat Film Festival'07(公式サイト)の最終日ということで、映画をみることにする。

石積み後にみるとなると、アルゼンチンの映画「XXY」かスペインの映画「漆黒のような深い青」のどちらか。あらすじを軽くみて、なんか暗そうな青春ものよりは、同じく暗そうだけど、大人の世界なスペイン映画を選択。

ちなみに、この「漆黒〜」はたぶん、スペインではDVD化されている気がする。この前の旅でレンタルビデオ屋にいったときに。このタイトル(原題:azul oscro casi negro)のフォントには見覚えがあるし、チラシもみた気がする。うろ覚えだが・・・。

会場は、ずっと去年の会場であった渋谷(というか代々木)かと思っていたが、おいらが石積むバビロニアでやっていることが判明し、小躍りするも、1700円というバカ高い値段をみて急におよび腰になる。

なんで日本ってこんなに映画の値段が高いんだ?

festivalと称して、普段は見れないような映画が見れるのは本当に嬉しいが、それとこのバカ高い値段は別問題だ。経営的な問題とかいろいろあるかもしれないが、1000円でみせ欲しい。

その点、スペインは良かった。映画がとにかく安い。封切ったばかりのロードショーはそれなりの値段で7eurosか8eurosくらい。学割だと5eurosとかだった気がする。夏にRioでやる映画際は2euros以下(10枚綴りの場合)。一本だけだと2.5eurosくらいしたかな。今の円になおしても500円いかない。

うちのすぐ側に、老舗の映画館があって、毎年そこでも映画祭がやっていた。世界各国の映画を上映してくれるのだが、そちらも恐ろしく安いし、Jardin Realでも毎年無料で映画祭が開かれる。

ほんと映画好きにはたまらない。

Filmoteca d'Estiuについては、コラムの「スペイン人への道」を参照

Jardin Realのもあった。
2005年6月18日の日記


何もおいらはスペインまで安くしてくれとはいわない。せめて一本1200円。できれば映画の日みたいに一本1000円で見せて欲しい。つまらない映画に1800円とか払いたくないよ〜。

あ、だから、日本はレンタルビデオ屋(TSUTAYA)が儲かるのか?スペインは逆にあまりたいしたレンタルビデオ屋がない。スペインはというか、バレンシアは・・・。品揃えに関しては、日本とは比べものにはならない。スペイン映画がいっぱいあるから、おいらとしてはあまり問題なかったけど。

映画みたかったな〜。見たかったな〜。シクシクシク。

ちなみに、この映画祭・・・場所を移して、22日から24日まで大阪でやる。1700円は高くない!って方には是非といってもらって、スペイン語の響きを堪能していただきたいものだ。

話変わって。

日に日に不細工になっていく気がしてならない。三十路の呪いだ。しばらくしたら、匂いもしてくるのではないだろうか。まぁ、それはそれでいたしかたない。自然の摂理だ。

ドトール生活により膨張は止まった気はするが、逆に大して喰ってないのに、減っていかないのが謎でしかたがない。奈良の旅館の風呂場で久しぶりに体重をはかったら、スペインから帰国する前日(荷物をはかるのに体重計があった)から考えると約5kg増だ。5kg。

5kgなんぞ、すぐ減るわ・・・と思っていたが、もうとれるものがとれない年齢らしい。それも三十路の呪い。いやはや、怖い怖い。他人が太ってようが痩せてようがどうでもいいが(スペインにいってから、痩せすぎている人がダメになったのはある)自分がこのまま太っていくのはなんとも忍びない。

なんとかしないとね。

ということで、満を持して浮かび上がってきたのがジム通い。

おいらは石積み始めるとブクブク太り、旅に出ると痩せる・・・というのを繰り返しており、前の石積み場の時は今よりもすごい膨張具合であった。そのときも「いかん!」とジム通いを決意したのだが、石積みの終了時間が読めないのと、理不尽な締め切りに追われる毎日だったので、「金がもったいないかな〜」と悩んむ日々が続いていたのだが、ふと、気づいたら石積み場をやめていて、旅にでて少し痩せてしまった。で、現在に至る。

うちは歩いて3分かからないところにジムがある。でもって、今は確実に5時半に石積みを終われる環境。こんないい条件が揃っていて、いかないというはあまりに惜しい。

ただ、一つだけ問題がある。

汗を流すのは嫌いじゃないので、つらいから・・・といってやめることはないと思われるが、一人でモクモクと運動ができるかどうかが不安。ルームランナーっていうのか・・・あのベルトの上をひたすら走るヤツ・・・あれとか面白そうだが、ある程度ストイックな人間じゃないとだめな気がする。あれ、飽きないのか?映画でもみれればいいが・・・。

マラソンとかみたいに景色が変わればまだいいが、いったいあれはみなどこをみて走ってるんだろう。考え事とかしてるのかな?

まぁ、いいや。

とりあえず、今月はもう半ばも過ぎて半額といえどももったいないので、10月になりそうなあたりで見学にいってみようと思う。

会費は月6300円。週末は遊びほうけるので、平日会員とやらにする。月〜金の20:30〜25:00までやっているとのこと。飯食べ終わって1時間くらい休憩したらちょうど8時半くらい。

まさにおいらのためにあるようなジムじゃないか・・・。

日記のネタにもなりそうだし、もしかしたら会話できる人ができるかもしれない。なんか、フットサルのコース?もあるとかないとか。

楽しみになってきた。

ここまで書いて、見学だけで終わったらどうしよう・・・。

Furcia
2007年09月19日 (水)
まずはスペイン語講座から。

furcia:(名)(女)[俗](軽蔑的に)売春婦、売女(ばいた)。
puta:(名)(女)[俗]売春婦(→prostituta)

まぁ、似たような意味である。

furciaという単語は最近ネストルが教えてくれるまで知らなかった単語だが、putaはhijo de putaとしてよくでてくる。hijoは息子。deは「の」。putaは娼婦。つまり、Son of a bitch(サノバビッチ)である。

hijo de putaは、得てして、Hostia!Mierda!Con~o!Hijo de puta!と四連発で勢いよくいうことが多い。また、5連発にするなら、Con~oのあとにCabron!をいれてもよい。なんて「ちくしょ〜」の種類が多い国なんでしょう。
(参照:2005年3月8日の日記

で、furciaとputaの違い。これについては、ネストルがとても単純明快な回答をくれた。金を払うか払わないかといった具合の違いらしい。これによって綺麗に別れるわけではないが・・・furciaを電子辞書で調べてきたら「あばずれ」と出てきた。「あばずれ」なんて単語、小説とか映画とか漫画でしかきいたことがない。同じく「ごろつき」も。

とりあえず、furciaは軽いのだ。

で、次はcancion de veranoの話。直訳すると「夏の歌」。といったからって、tubeを想像されても困る。

cancion de veranoについては・・・というか、おいらが当時聞いていた懐メロについては以前書いたので、とりあえずそちらに譲って、先にすすむ。
(参照:2006年6月7日の日記

今年、スペイン(ビトリアorアストルガのどっちかだけかもしれんが)で流行ったcancion de veranoに、tatagolosaのmicromaniaというのがあるらしい。

ネストルが笑いながら歌って教えてくれたが、microfono(ミクロフォノ:マイクロフォンの意)だけしか聞こえず、あまり面白さは伝わってこない。彼も「ミクロフォノしかいってないんだよ〜」というので、ホントそれだけの曲なのだろうということでよしとしたが、なんでそれがcancion de veranoになるのかがわからなかった。

そのネストルが「一回見たらもう十分・・・」というそのビデオクリップをここに残しておく。おいらは5回は耐えられたが、さすがに飽きた。

まずは、そこそこ高画質なやつ。
tatagolosa micromania(そこそこ高画質版)

スペイン語がわかる人なら、その歌詞のくだらなさはすぐにわかるはずである。

スペイン語がわからない人のために、Con subtitulo版。辞書で調べるべし。
tatagolosa micromania(con subtitulo)

辞書をひきながら、あまりの情けなさに涙がでてくるはず。できれば、調べた単語に赤線を引き、エロい英単語だけをチェックしている中学生な気分になるべし。

そこまで根気がない。訳せ!ぼけ〜っ!って人のためにはこれ。
tatagolosa micromania(日本バージョン)

できれば、これは聞かない方がよい。なぜなら、訳・・・ってほどの歌詞じゃないのだが・・・が微妙なのと、動画がアニメなのと、furciaっぷりが全く感じられないから。

ちなみに、どれも夜中に大音量で聞かない方が良い。

上の2つをみれば、「あ〜!これがfurciaか〜!」とすぐに理解できるはず。

無駄に意味もなくエロいのだが、彼女はスペイン人ではなく、イタリア人であることが判明。(参照:スペインのwikipedia:tatagolosa

冒頭だけよむと、イタリア生まれで24歳。5歳から踊りをはじめ、モダンジャズの先生をやっているとのこと。さらには、3つの学校も経営(共同?)しているらしい。

24歳でこの経歴・・・でも、このfurciaっぷり・・・謎だ。

ネストルは嘆いていた。

「ここ数年、cancion de veranoの質が下がりまくりだ。みんな一発当てて稼ごうとだけしか考えてないから、心に全く残らないし、次の年まで残らない。昔はもう少しマシだった。cancion de veranoといえども・・・嗚呼、嘆かわしい!」

ぶっちゃけいってしまえば、モーニング娘。の曲とか大塚愛(?)の系の曲だ。勢いだけで、深さがまったくない。いかにも・・・って感じの曲だが、「あ〜あったね〜そんなの」って感じで終わるだけ。

とはいえ、この曲が流れたら、それこそfurcia予備軍が、ここぞとばかりに腰をくねらせ踊るのだろう。puedo imaginarさ。まぁ、その場にいて、腰をくねらすGuapaたちを眺めるのもまた一興な気もする。うん。目の保養としてはよいのう。


目の保養といえば、今回の奈良で買ってきた癒しアイテム。

「奈良県立橿原考古学研究所付属博物館」で買ってきた円筒埴輪のお香立て兼蝋燭立て兼アロマテラピー(?)。2500円というのもありかなり悩んだが、どうにもこうにもハニーインザスカイだったので買ってしまった。

後ろにあるのは興福寺で買った天燈鬼と竜燈鬼のクリアケース。阿修羅も迷ったが、癒し力としては前者の方が上なのでそちらを購入。315円なり。

手前の人形はクリアケースと同じ「竜燈鬼」のフィギュア。735円という値段のわりにはそこそこ良くできている。さすがに本物と比べたら・・・となってしまうが。とてもかわいらしい。今になって思うが、なぜ天燈鬼を買ってこなかったのだろうか?そのときは、現在の緊縮財政に恐れおののいて考えもつかなかったっぽいが、一人じゃかわいそうな気がしてきた。他にも四天王もあったりする。お金持ちになったら大人買いしてやる。735円×5体=約3700円。うん。買える。

他にも癒し系仏像としては、浄瑠璃寺(京都になるのだが、出発直前に大阪の千春嬢からメールで教えてもらい、せっかくなので急遽予定を変更して行ってみた)の不動明王の眷属である矜羯羅童子(コンガラ)と制吒伽童子(セイタカ)もかなりの癒し系でハガキを購入しようか悩んだが、ハガキはたまるいっぽうなため諦めた。

そういえば、浄瑠璃寺ではお香を買ってきた。いつもは堀川なのだが、今回買ってきた「あしび」とやらも悪くない。ベタなお寺の匂いがする。しばらくしたら、仁丹が似合う男になりそうだ。ふふふ。
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煩悩が消える(URGENTE)
2007年09月18日 (火)
奈良にいって、煩悩から解放され、解脱したと思ったら、携帯のデータも消えた。

ということで、ルール違反だけど、またもやこの場を借りて連絡します。


AVISO

落としたわけでも、磁石近づけたわけでも、水の中に落としたわけでもないのですが、突然、アドレス帳のデータが綺麗さっぱり消えました。名前だけ残ってて、中のデータは見事にリセット。

メモリを登録しようと思っても「メモリ不足です」とかでてきて、登録できない。メール受信もできないし、目覚ましした設定も全部消えた。「カスタム設定」とやらも真っ白で何も表示されない。予測変換辞書もでてこない。

気合いで復旧してやろうと思ってあれこれいじってたら、1月1日00:00になり、名前さえも消えてしまいました。途中でむかついてきたのがいけなかった。「ダメもとだ〜」とオールリセットとやらをやったら、そうなった。うぐむ。

先ほどバッテリー抜いて戻したら「メモリ不足」は解消され、メール受信、目覚まし設定、アドレス帳登録はなんとかできるようになったけど、データは全部消えたままです。

ということで、この日記を読んでいる方で、おいらの携帯アドレスを知っている方がいましたら、お手数ですが、お名前と電話番号とメールアドレスを送って下さいませ。お名前はできればなのですが、おいらが呼んでいるあだ名か出身(現在住場所でももちろん可)をいれてくれると助かります。またはフルネームか・・・。同じ名前の方が多くいるんです・・・

PCにデータが残っている方もいるのですが、どうも携帯でチマチマうつのは苦手でして・・・再登録の手助けしてください。申し訳ないです。

なにとぞよろしくお願いいたします。



問題は、携帯でしかデータもってなかった人。どうしましょ。どうしましょ。どうしましょ〜〜〜。

今日は、昨夜の渋滞による半クラ地獄で左足プルプルなのと、なんだかんだで疲れてるので、まったりする。メール書いたりして。

とりあえず、解脱の瞬間を・・・鹿に説法してきてやった。
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雨は毛布のように
2007年09月13日 (木)
このタイトル・・・これまで何回つかっただろう・・・恥ずかしいから数えるのはやめるが。

奈良の天気が変わった。悪い方に。

土・日と曇り時々雨。帰る月曜日が曇り。出発の金曜日も雨。うなだれるわ・・・。まぁ、雨の興福寺と吉野に期待しよう。まぁ、吉野にはいかんかもしれんが。

宿が決定した。ランクは落として10000円(2食付き)の宿。法隆寺から徒歩2分らしい。風呂かどっかから五重塔が見えるらしい。vamos a ver。

今日は石積み場で、石積むふりして、奈良のプランを書き出そうと思っていたが、意外な石に蹴躓き、それどころではなくなった。

結局、プランはみごとにない。鹿に餌やるのと、興福寺の仏像を堪能するだけ。その2つだけしか決まってない。あと、三輪素麺喰うことくらいか。初日の宿も、夜中でるので毛布もっていって、車の可能性もなきにしもあらず。疲れてたら飛び込みで宿探しだな。スペインと違って、日本は24時間空いてる宿も多いから問題ないだろう。スペインだと、そこそこいいホテルしかフロントは空いていない。家族経営のHostalなんかは、普通に寝てしまうから。

あ、そうだ。この場を借りて。読んでもらえてるかわからないが・・・。

質問メール、感想メール、普通のメール・・・まことにありがとうございます。ただ、いろいろ小忙しくて、たまったまま返事を書く時間がありません。ごめんなさい。明日もかけそうもないので、月曜日 o 火曜日に書きまする。

さらに、メールで思い出したや。

我慢できなくなったのかネストルからメールが届いた。奈良から帰ってきたら写真付きで送ろうと思ってたのに・・・。ネストルのメールをみて思ったが、なんか性格がもしかしておいらと似てるような気がする。細かい・・・かなり細かい・・・。そして、言い回し方(あちらはスペイン語での言い回しだが)も似てる気がする。表現というか・・・。

おいらのスペイン語のレベルを考慮してくれてか、ちょっとコロキアル(口語みたいな感じ)な表現になると、かならず括弧書きで、わかりやすい表現がかかれている。それくらいならわかるのに・・・と思いつつほのぼのしてしまった。

やっぱり彼は記憶力がよい。あのペースで話しているから、話しているそばから、内容なんぞ冥王星の彼方くらいまで飛んでいってそうな気がしていたのだが、あのスピード、あの会話量を、きちんと覚えているようで、メールにもそのとき話したネタが結構書かれていた。相手が日本人だったら別に驚きもしないのだが、スペイン人なのに・・・と驚かされてしまう。
(※スペイン人の記憶力が悪いっていってるわけではない。ただ、「え?おれ、そんなこといったっけ?」ということはしばしばある。スペイン人も自嘲気味に「うちらは話したそばから次の会話のこと考えてるから・・・」ともいう。日常の会話はだいたいにおいてそんなもん。いったことに責任はもちません。)

さらにびっくりしたのが、ネストルがmamiさんに送ったという「フォーマルな手紙の書き方」の例文。内容が「南千住のセブンイレブン」についてだったので、文法書とかにでてくるような、「こんなもんいつ使うんだ!!」っていう例とは違って、「なるほどね〜。日常的な内容だからよくわかるっす!」とちょいと感動した。

内容的には笑える内容なのだが、それ以上に、その文章量の多さ、注釈の多さ(日本人(mamiさん)のためにものすごいわかりやすく書いている)に、笑い以上に感嘆させられた。ヤツは、もしかして天才肌なのか?いや、マメなんだ。マメ。マメなスペイン人って・・・もうなっていっていいか・・・いわずもがなで、わかってくれる人はわかってくれるはず。うん。

さっき映画をみた。

感想。

【UNKNOWN】(アンノウン)

UNKNOWN

【点数】1.7点(5点満点)

【制作年】2006年 【制作国】アメリカ 【監督】サイモン・ブランド 【公式サイト】UNKNOWN公式サイト
【キャスト】ジム・カヴィーゼル, グレッグ・キニア, バリー・ペッパー, ブリジット・モイナハン
【感想】

まず、gooのあらすじパクル。

目覚めると、廃棄工場の中だった。最初に意識の戻った破れたセーターを着た男をはじめ、そこにいたのは5人。ボスと思しき相手からの電話と、内部の状況から、自分たちは人質と誘拐犯だと判明。誘拐されたのは2人。逃亡を試みたときに、ボンベの薬品が漏れ出したことで、一時的な記憶障害を招いたらしい。全員が自分のことすら分からない。夜にはボスが帰ってくる。自分が人質なら殺され、犯人側でも罰せられる。でも、パスワードが必要な金属製のドアはびくともしない。俺は誰だ?

で、感想。

つまらん。どうにこうにもぱっとしない。サスペンスなはずなのに、ドキドキもワクワクもしない。まず、のっけから首かしげまくりだった。「え〜おかしいだろ〜」って。唯一「お〜!」っておもったのは、「プリズン・ブレイク」のアルブッチが悪者としてでてきてたくらい。おもいきり脇役ではあったが、悪人顔なのでGood!あと、ツイン・ピークスのハンク役ででていたChris Mulkey(クリス・マルケイ)も脇役ででていた。

とりとめて書くことがない。85分って短さだったから、怒りもそれほどではないが、これで2時間とか2時間以上みさせられてたら、ちゃぶ台ひっくりかえしていたかもしれない。登場人物に思い入れももてない。騒ぐだけ騒いでこれかよ・・・ってラスト。そうそう、ラスト。もう、あの終わり方が、変にかっこつけてる感じで、腹立たしかった。

奈良の旅のプランの時間を割いてまでみたのに・・・マリカルメンに「呪いあれ〜」だ。



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