タランティーノの映画は劇中のどうでもいい会話がとても凝っているので好きだ。サントラなんかでも、わざわざその会話を収録しているくらいだから、なんかしらのこだわりがあるんだろう。パルプ・フィクションもそうだし・・・。今回の映画だったら、冒頭のマドンナの「Like a Virgin」の話だけで10分は続く。
なんかちょっとショック。なんかだいぶ魅力が落ちてないか?この映画の最中でもたまに「おっ!」と思うところはあったのだが・・・なんていうか、輝きが失われた気がしてならない。映画はダメダメだったが「Son de Mar」(邦題:マルティナは海)の時は「なんてエロいんだ!!」と興奮したもんだ。「Hable con ella」(邦題:トーク・トゥー・ハー。アルモドバルの映画)の彼女もGuapaであった。今思うと「Mi Vida Sin Mi」(邦題:死ぬまでにしたい10のこと。今知ったのだが、「死ぬまでに〜」ってまだ見てないと思っていたのに、「Mi Vida Sin Mi」だったのね!!DVDのパッケージが日本のと違うから全く気づかなかったよ〜!)の時あたりから微妙になってきた気がする。ただ、「Mala Educacion」(邦題:バッド・エデゥケーション)の時は脇役といえども悪くなかった気がしないでもない。
昨日、TSUTAYAが半額キャンペーンをやっていたので、CD5枚とDVD3本を借 りてきた。DVDは適当にチョイスして「EL MARIACHI」、「COFEE AND CIGARETTE」、「タブロイド」の3本。CDの方は天気の良い日曜に大音量で聞いて「Baila!Baila!」な空間を作りだしたかったので「JAZZ FOR MORE」のVOL.1・VOL2、Latin Apretivo、Elis Regina for Cafe Apres-midi・・・そして、なぜか急に無性に聞きたくなってしまったSUPERCARのHIGHVISION(映画ピンポンで使われてる曲が多い)の5枚。SUPERCARのCDは以前MP3でもっていたのだが、SUPERCOOLのCDと混同して「あれ、同じのがある・・・」と消してしまった。
ってことで、まだ日曜になってないが、JAZZ FOR MOREの2枚は大音量でかけている。でもって、予想通り気分がよくなってきたので、ちょうど帰国後一ヶ月ということで日記を書くことにした。