で、彼・・・スペインにいるころはスペイン人だと思っていたのだが、彼はコロンビア人ということが判明。やっぱ「情熱」取り消しや。あと「追憶」も。そのまま「黒いシャツ」でいいやん。歌詞でも「Tengo una camisa negra!」(黒いシャツもってるもん!)っていうところがサビなんだし。追憶つけんでええ。
「Mariacaipirinha」(Carlinhos Brown & Dj Dero) スペイン全土で流行り、ドリンクのCMでも使われていたし、全スペインツアー(無料イベント)まで開催されたブラジルの大御所歌手。歌っていうよりは、もう飛び跳ねるためのような曲。誰かが「テ〜テ〜テテテ〜テ〜」と歌えば、そばの人が必ず「テ〜テ〜テテテ〜テ」と続ける・・・それくらい認知度が高い。Valenciaでも彼のイベントはあり、1kmもないくらいの通りを飛びはねながら何時間も往復したな〜。Movistarかなんかのグッズとバンダナ巻いて・・・。多分、過去の日記にあったはず・・・あ、あった!
「BULERIA」、「Oye el boom」(David Bisbal) どこからどうみてもリッキーマーティン2号。たぶん、スペイン=太陽、情熱な人は、彼をみて「ラテン」、「スペイン」を想像するに違いないくらい、見事なほどスペイン人。それはスペイン人も認めている(笑)。ビデオクリップもすごくて、ターザンみたいな格好で、美女を数十人侍らす・・・みたいなやつ。 「BULERIA」がものすごく流行りまくり、一発屋で消えると思ったが、甘かった・・・「Oye el boom」で再び大ヒット。あのレベルで二曲当たれば、もう誰も文句言わないだろう。バリバリのラテン曲(?)だけあって、べたなDiscotecaでは必ずといっていいほど、レンチャンでかかる。ノリはとにかくいいので、スペイン人でも好きな人は多いし、おいらもかかれば歌う(笑)。たしか、2002年のEurovision出身(全ヨーロッパのポップ音楽の大会)。
「Pega no bumbum」(E o chan) Camila(半分ブラジル人)セレクションで気に入った曲。ブラジルではかなり有名なアーティストだとのこと。天気の良い日には最高の曲。元気がでてくる。何言ってるかはわからんのだけど・・・。Camilaはこの曲でも妖艶に腰をくねらす。
「E O Tchan」(E O Tchan) でだしが「ボケナスと〜」って聞こえるブラジルの曲。曲名はわからん。なぜか「E O Tchan」って入ってるからそのままいれておいた。もちろんCamilaセレクション。この曲には振り付けもあり、それもCamilaに教えてもらった。誕生日のFiestaのときにタカシ君と三人でその踊りをこれ見よがしにやったが、誰もみてくれなかった思い出がある。ちなみに、歌詞はかなり卑猥・・・というか、エロいらしい。おいらは意味がわからないが、Camilaは歌詞の説明に窮していた。
「Tu Es Foutu」(In-Grid) おいらがDiscotecaでかかった音楽で初めて気に入ったのがコレ。基本的にDiscoteca音楽は心臓に悪い(鼓動が早くなる)ので苦手なのだが、この曲はマジで気に入り探しまくった。だが、そばのにスペイン人に聞いても、みな知ってはいるのだが「曲名」も「アーティスト名」も知らず。 というのも、スペインには「cancion de verano」(夏の音楽)といって、夏の間だけDiscotecaで流行って、一年もたたずに消える曲がごまんとあるのだ。街のCD屋でもイビザの「chillout]と一緒に「夏!!!」といった感じのCDが大いに売り出される。 この曲はそんな夏の風物詩にはもったいないくらいの曲。実際、おいらの周りのスペイン人で、次の年の夏にかけても「あ〜〜この曲好き〜!」って人が続出。英語版とかもあるが、オリジナルのフランス語版が一番かっこいい。
「Soy Yo」(Marta Sanchez) cancion de verano。流行った流行った。「あたし!」って感じの曲。思い出らしい思い出はないが、やっぱりDiscotecaで流れている曲だと、懐かしくなってしまう。それほどDiscotecaにいったわけではないのだが・・・なんでなんだろう。この曲は、ほかのとくらべてベタでちょっと古めかしい曲調。懐古するにはいい感じかもしれない。歌は別に普通。歌詞が簡単な方がスペイン人には受けるらしい。ポイントとしては「サビはわかりやすく!」だ。あと出だしは「サビ」から。この曲も「ソイ ジョ〜〜〜〜〜♪」から始まる(笑)
「Dragostea din tei」(O-Zone) 日本でも2chを筆頭に最近(?)流行った「マイアヒー!」だ。スペインでは流行ったのは、日本で流行る一年前かもうちょっと前。スペインでは徐々に廃れて、忘れたころ、一時帰国したときに大ブームになっていて、ちょいと。面食らった。日本同様、スペインでもかなり流行ったが、変な替え歌(空耳アワー的な)はもちろん流行ってない。
「いろいろ」(Ojos de Brujo) この曲はMurciaから少し南にいった海沿いにある小さな街Cartagena(Eduの実家のそば)のFiestaで知った。
思い出としては、一年目だったのもあるが、彼らの話す「S」の抜けたスペイン語(Murciaでもすでにそうだった)に苦労したのと(オグッタとかドッコンディエ)、彼らが吸うイケナイ煙草がチョコラテからマリアに変わったこと(天候がマリアに向いているらしく、簡単に栽培できる)、いつかCartagenaに別荘を持とうと心に誓ったこと・・・などなど。 で、一番の思い出は、初めてスペイン人で恐ろしくタイプな子と知り合い(Estherに匹敵する)、まだ全然はなせないスペイン語でドキドキしながら、夜中はなしたことだ。まだスペインにきてから数ヶ月もたってないころで、日常会話で少し言いたいことが言える程度のレベルだったおいらと話をしてくれたのがとてもうれしかった。もちろんEduもその一人なのだが・・・。その時、このOjos de Brujoの曲について詳しく教えてもらい(出しているアルバムとか)、数ヶ月後にAlicanteかAlbaceteか忘れたが、そのあたりでOjos de Brujoのライブがあり、なんとその彼女(Paqui)がメールでライブに誘ってくれたのだ。しかも、うちに泊まるという・・・。なんか期待しまくりだったのだが、あいにくかなり前から予定していた旅行とぶつかってしまい、結局ライブにもいけなかったし、Paquiにもあえなかったという切ない思い出がある。そのCartagenaの別荘FiestaのときにやったBBQでとった彼女の写真。ボケボケだが、なんか爽健美茶みたいな感じで、ボケ方もいい感じで、しばらくおいらのノートPCの壁紙になっていた。今もまだある。
「Mundian To Bach Ke」(Panjabi MC) 先ほどのIn-Gridの曲「Tu Es Foutu」と同じく、Discotecaでかかっていてかなり気に入った曲。Panjabiと入ってる通り、インドっぽい曲。おいらには踊りやすい。盆踊りみたいに踊るのだ。この曲も、すんごい流れていたのに、周りのスペイン人は誰も曲名、アーティスト名を知らず、探すのにむちゃくちゃ苦労した。この曲がはやっていた当時は学校の先生であるGerman(お師匠様)と遊んでいることが多く、なぜかGermanを思い出す。そのGermanからは「Ketama」というアーティストのCDを借りたことがある。ジャンル的にはFlamenco Nuevo(ニューフラメンコの意)というコーナーにあることが多いのだが、あまりFlamencoっぽくない。Ojos de Brujoがそのコーナーにあるのはわかるのだが・・・。無難だが嫌いじゃない。
「Pata Palo」(Raimundo Amador) おいらの大大大好きな映画「Bajarse al Morro」で挿入歌として使われている。アーティストのRaimundo Amadorたちも登場している。Pata Paloというのは、海賊のあのびっこひいてる足のこと。早くて歌詞の全部はわからないが、いい曲で一時期はすごいはまってきいていた。 彼は「たこを生で食い」「海の水を呑む」と歌っているのだが、このアーティストが大好きでかなり興奮するSantiは、この歌詞を聴くと「この曲はおまえら日本人だ!」という。「何で?」っていうと、「たこを生で食うだろ?」って返ってくる。事実そうだから、何も言えないけど・・・。この曲の思いではやっぱSantiだ。
「Duele El Amor」(Aleks Syntek & Ana Torroja) 思い出らしい思い出はないのだが、「Sin ti」のところが、「Santi」に聞こえるので、よくPISOで大声で「Duele el amor!Santi!!!」と歌って、Santiがびっくりして振り向いていた曲。「Santiに聞こえるでしょ?」「きこえねぇ〜よ!」というやりとりをやったことか。意訳すると「あなたがいないと寂しいわ!」みたいな意味なので、Santiが振り向くのもいたしかたなし(笑)