おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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時差ぼけ
2004年10月10日 (日)
どうもまだ駄目みたい。時差ぼけ。

おいらみたいにむちゃくちゃな生活をしている人間はかからない症状だと思っていたんだけど、変な時間に眠くなる。

結婚式の3次会から帰ってきて寝たのは朝の8時過ぎくらい。飲み足りないといいつつも、酔っぱらっていたからすぐ寝れると思ったんだけど、布団に入ってもいっこうに寝られる気がしない。

うだうだしていたら8時になっていた。

こっちでの夜更かしの場合、何が嫌かって

太陽、昇るのが早すぎ

ってこと。

もう10月だというのに5時過ぎくらいにはなにやら空が白んでくる。以前から徹夜は好きでよくしているのだが、日が昇り始めてきているのがわかると、ココロもしらけてくる。

あ〜もう夜終わったのかよ・・・

スペインは夏でさえ(サマータイムがあるのもあるが)、7時近くになるまで明るくならない。だから、夜は長い。いや、長くない。正確には、実際の「夜」がおいらの生活基準の「夜」と見事に重なってくれるから好きだ。

ということで、夜の8時まで爆睡してしまって、予定していたヨドバシカメラ見学も断念。雨が降り続いていたみたいだから、どっちにしろいかなかったぽいけど。

晩飯は・・・なぜかケンタッキー(笑)。なんだけど・・・

「正樹〜!納豆と白米もあるけどどうする?」

という質問付き。

「どうする?」理解に苦しんだ。

ケンタッキーと白米と納豆を一緒に食べろってことだったのか?

それとも

ケンタッキーは母親たちだけで、おいらは白米と納豆で食べろってことだたのか?

まぁ、どっちでもよかったが、ケンタッキーだけ食べた。

2年ぶりのケンタッキー・・・まずくはなかったが、おいしくもなかった。

ケンタッキー、結構好きだったんだけどな〜。へんなの。


そういえば、明日も祝日らしい。

体育の日とのこと。10月10日じゃなくなったのは結構前だったから知っていたんだけど、ハッピーマンデー?とかいうやつで、今は「連休復興委員会」?みたいのがあるみたい。

海の日とか敬老の日もかわったとかなんとか。その連休作成委員会?のおかげで。

けど・・・本当なのか?

もしやダマされてるとかいうことはないのか?


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一つの時代が終わった
2004年10月09日 (土)
康雄とりのの結婚式が無事終了した。

スピーチの方も何も考えていかなかった割には悪くなかったと思う。まぁ、だいぶ端折ってしまったけど・・・。

せっかく結婚式のために帰ってきたのだから・・・と今回はがんばった。

時差ぼけの関係なのか、昼の12時過ぎくらいから猛烈に眠くなったが、寝ないでひたすら飲んで飲んで飲みまくった。酒を気付け薬のように・・・。

さらに二次会ではサレジアンとしてMASAKI神父も登場し、「本物」の結婚式をやってやった。式でほっぺにチュ〜しかしなかった康雄とりのにちゃんとしたキスを5秒強制する(笑)。もちろんHIROSHI神父とともに。また司祭とともに〜♪

カトリックの学校であったことがこんなところで役立つとは夢にも思わなんだ(笑)

そういえば・・・永田町と神保町を間違えて結婚式自体には間に合わなかったというオチがついた。康雄のうちにいくときはいつも神保町からいっていたからなのか、それともただ単に車窓からの風景が変わっていたのでみとれてしまっていたのか、気づいたら神保町だった。

降りた時・・・

「あれ?神保町?ん???神保町?え?神保町?違うよな・・・永田町だよな・・」

とあわてて逆ホームに走り電車に。その後も走ったが、ついたときには式は終わっていた。

これで二度目。一度目よりはマシだが・・・(一度目は花嫁と父親が入場するところに鉢合わせた。原因は単なる寝坊)

まだまだ甘い。


康雄の結婚式は、予定通りと言っていいのか「La boda del monzon」になった。なので、二次会へ移動する数分だけでももうびしょ濡れ。いい思い出、忘れられぬ結婚式になったとは思うが、主催者としてはヒヤヒヤだったのかも。

2次会では日本酒を飲んで飲んで飲みまくってやった。ここぞとばかりに。

ワインもいいが、やっぱり日本酒はうまい。量を飲んでもあまり酔わないのがいい!そして、口当たりは抜群だ。相当な安酒だとそうはいかないが・・・「一の蔵」くらいだったら居酒屋日本酒としては上出来だ。焼酎の「大魔王」はあまりおいしくなかった。「魔王」の方が全然うまい。

一時帰国直後だが、今回の結婚式のおかげで、久しぶりのメンバーに一挙にあうことができ満足。あとは仕事を探して、出稼ぎ生活に入るのみ。

でも、その前にちょっと一休み、一休み。

追記
タバコ「Caster」のデザインが恐ろしくださくなっていた。ひどすぎる。よく許可したもんだ・・・あれ。売れ行きがくんとオチるんじゃないだろうか。「わかば」時代に逆行してる感じ。センスのかけらもない。


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再インストール
2004年10月08日 (金)
なんか台風きてるからなのか、一日寒い日だった。

物置と化したおいらの部屋を前の状態に戻そうと思っていたが、朝cafeteraでコーヒーをいれながら、たまたま側にあったジャンプを読み始めたら、止まらなくなり、そのまま6冊分読破。はっきりいって、知らない漫画ばかりでよくわかっていないのだが、なんとなくそうなってしまった。

夜は部屋同様、PCを前の状態にするために再インストールしようと思ったが、CD-ROMがいかれてしまっているため、リカバリーCDを読まず挫折。せっかくバックアップを必死で終えたというのに・・・。やはり、まずはCD-ROMドライブを買ってこないといけないようだ。秋葉原にいくってもんか。うむ〜。

晩飯に秋刀魚と生だこを食べた。

やっぱり白米には日本食しかないことを実感。

明日は多分台風の中結婚式。んでもって、スピーチ。けど、な〜んも考えてない。

アドリブでいってやる。


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接客の違い
2004年10月07日 (木)
未だ疲れは全くとれている気がしないが、日本食を食べたかったのでお昼ご飯に大戸屋に食べにいった。

帰ってきた日に迎えに呼んだ拓也を待つために近くにあったデニーズにいき、あまりの丁寧な接客にものすごくnerviosoになったが、大戸屋の方でもnerviosoとまではいかないが、しみじみ日本の接客って良い意味でも悪い意味でも恐ろしく丁寧ということを感じた。

入るやいなや席に案内され、手をあげることも待たされることもなく「いらっしゃいませ・・・ご注文のほうは?」、お茶が無くなったころを見計らって「お茶をお持ちしましたが・・・・」、La Cuentaを無視されることなく、滞りなく312円のおつりを返してもらえた。

恐ろしくスムーズに食事は終了した。

これがスペインだったら・・・(イメージによる日本語訳)

客「ども!」
店「うっす!」
客「一名なんだけど」
店「適当なところにすわってくれ!」

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

店「で・・・何喰う?」
客「え〜っと・・・まずメニュー頂戴」
店「チョット待ってろ・・・ほれ」

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

店「決まったか?」
客「じゃ、これとこれ頂戴」
店「あいよ」

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

店「ほれ・・・たっぷり食え!」
客「ありがと」

食後・・・cafeを頼む。

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

店「cafeいるか?」
客「いるいる。Cortadoを一つ」

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

cafe飲み終わって勘定を済ませることにする。

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

客「お勘定!」
店「あいよ」

ここで、店長が誰かとくっちゃべってれば、その会話が終わるまでしばらく待つことになる。もしすいていればすぐやってくる。

店「ほれ、おつりだ」
客「ごちそうさん、ありがと」
店「ありがとよ」

食事終了


といった具合になる。今書いたのはかなり極端な場合ですべて待たされるわけではないが、とにかく待たされることが多い。特に勘定の時は何故か待たされる。例では「誰かとくっちゃべってれば」と書いたが、彼らは客よりも自分たちの仕事を優先させる。テーブルを吹いたり、掃除したり、他の客の対応だったり・・・誰が最初に頼んだとかは特に関係なく、その時気づいた人間の対応にあたるから、もたもた「いずれ来てくれるよ」と呑気に構えていると店員はいつまで経ってもやってこない。観光客で照れや言葉の問題なんかで黙っていると、いつまで経っても店から出られないなんてことも多々あると思われる。

これはどうも「お客様たちあっての私たち」という日本の形態と「来たきゃこい!」というスペインの形態の違いだろう。スペインのちゃんとしたレストランはレストランだけにしっかりしているが、barなんかはもう「どんぶり勘定」という言葉がもっともしっくるくる匂いがプンプンしている。当然そんな店に接客マニュアルなんてあるわけないし、間違っても接客や店についてのアンケート用紙なんておいてあることはない。

ただ、スペインのbarは決して愛想が悪いわけではない。どちらかというと、皆が同じ接客をする日本よりも、店のカラーがでていて、落ち着く店はとにかく落ち着く。「ありがとう」も「めしあがれ」もマニュアルではなく彼らの言葉として気持ちが入って出てくるので、より好感をうけることが多い。

だが、とにかくスムーズではないことが多い。cafe一杯くらいだったら問題ないのだが・・・。

恐らくこの形態を日本でやったら、忙しいサラリーマンとかにとってはとても入れる店ではないと思う。休み時間1時間しかない日本と、2時間とか3時間あるスペインとの差もあるんだろうな。

夕方、おぐりから電話が来る。

「今有楽町なんだけど、でてこない?」
「ゆ、ゆ、有楽町!!!??」
「え?来る気ないならいいけど・・・」
「金ないし、帰ってきたばかりだから渋谷あたりで勘弁してよ」
「渋谷ね・・・」
「だって、どうせ飲むんでしょ?」
「うん。」
「じゃ、6時半頃につくよ。」
「了解」

ということで、おぐりとおかむんに呼び出され渋谷に飲みに行くこととなった。


久しぶりの渋谷は・・・・

とにかくガラが悪くなっていた

まじでビックリ。

スペインの治安の悪さとかが良く問題になるが、ぱっとみた感じだったら渋谷の方がよっぽど治安が悪そうに思える。センター街入る時、ちょっとびびったし。慣れてるはずなんだけど。

オヤジ的発言みたいだが、センター街の端の方で地べたに座ってたむろっている制服をきた学生なんかは、みていてかっこわるくてしょうがない。


あと気づいたのは女の子。いや〜スペインから帰っていった女の子が皆口をそろえていうが・・・

細い!!!

というか、華奢!!悪く言ってしまえば、ものすごく薄い!!

存在感は圧倒的にスペイン女性の方がある。スペインも細い子はたくさんいるが、出るところは出ているので迫力がある。

どっちがいいかは好みの問題だろう。


店は前から良く行っていた渋谷の「わん」。ここでししゃもとぷりぷりのカンパチ(タカシ君のせいでず〜っと食べたかった)をつまみに焼酎(日本酒は却下された)を飲みまくる。

ボトル3本か4本くらい飲んだところでお開き。

だが、ここで問題発生。

スペインではいつも歩いて帰れてしまうので、完全に失念していたのだが・・・

終電思い切り逃す

拓也が外出中で母親に迎えに来てもらったが・・・当然、寝ている時間だったので怒られた。

「あんた〜!終電でちゃんと帰ってきなさいよ!あんな時間に起こして〜!!」

だって・・・だって・・・久しぶりなんだもん(;´Д⊂



追記
買ってきたcafeteraをウキウキ気分で開封。買ってきたLavazza(840円もした(;´Д⊂。illyなんて一缶1000円以上!)で、早速コーヒーを入れる。味は・・・正直、Mercadonaの安コーヒー(200円くらい)の方が好きなのだが、やっぱりcafeteraって便利で大好きだ。掃除も楽だし。










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やばい・・・
2004年09月27日 (月)
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最近、愚痴というか、同じ事ばかりかいているが・・・

想像以上につらい仕事ということが判明

マジで死にそう。

なんでスペインにいながら分刻みで動かにゃならんのだ!!!!!!!!

おいらの中でもこれがあと一年会えないとなるとまた違うのかもしれないが、母親たちが帰った次の日には日本に到着するわけで・・・その後はしばらく一緒なわけで・・・。

スペインを知って欲しい!

スペインを好きになって欲しい!

という想いはふんだんにあるものの、日本人歴60年ちかく行く母親には、やはりスペインの生活スタイルは理解できない部分が多いらしく、驚きと楽しさもある反面、疲れる部分も多い。食事の時間なんかがその最たる例で2時以降に昼飯を食べ、10時以降(または前後)から始まる夕食は胃がもたれる原因になっているようだ。


スペインで1人で生活していると気づきづらいのだが「シエスタ」の習慣は観光する場合は多少弊害になることが多いことがわかった。

「シエスタの時は一緒に休めばいいんだよ。ホテルで休んだり、昼食とったり・・・」

といったところで、みる気満々、買う気満々の彼らにとっては少々拍子抜けというか、意気喪失というか・・・そんな感じになる。

ガイドをしていても、結構面倒くさい。2時か2時半くらいから4時半、5時くらいまで休む店が多いので、一度家に戻らなくてはいけなかったり、cafeで数時間時間をつぶさなくてはいけなくなる。

おいらはまったりできるからいいのだが、彼らにとっては手持ちぶさたになることとなる。

今回は母親の付き添いということで、まず行くことがないだろうと思っていた、リヤドロ(有名な陶芸?の店)とLOEWE(ロエベ。革製品で有名。スペインのブランドと思っている人が多いが、実はフランスだったりする)にもいったのだが、見事にシエスタで閉まっていた。

観光客相手の商売なのに、休むときに休む、そのスタイルがなんともスペインっぽくて好きなのだが、シエスタが終わるまで待たなければいけない部分では腹立たしかった。


今日はパトロンのお陰で資金源に困ることなく思い切り買い物ができた。全部自分の(笑)。当然、遠慮はしたが・・・。

cafetera
名前忘れたけどニンニクつぶしたりする小さな器(すり鉢みたいなの)
Paella用のガスコンロ
シーツ
CDケース
サフラン
ハモン
チョリソ

などなど。

・・・・全部生活品だ・・・・シーツが買えない自分がかわいくもありかわいそうでもある。植物用の鉢も買いたかったが16eurosもしたからやめた。

今日は新しいシーツで寝る予定。なんかウキウキ。

ウキウキといえば、Manoloたちがパソコンを買った。

PCに関しては全くの素人のManolo。おいらの部屋にやってきては

「これからメールみてから寝る・・・ふふふん」(顔が超自慢気)
「これからyahooで調べ物をする・・・ふふふん」(顔が超自慢気)

といちいち部屋に入って来ては報告してくる。

かわいくもあり、不憫でもある(笑)

今後の唯一のValencia日である2日には、いろいろソフトをインストールしないといけないらしい。それがおいらの最後の仕事だとのこと。

勘弁してくれ・・・マジで。

明日からAndaluciaに行く。久しぶりなのでドキドキしている反面、家で寝ていたい気がしないでもない。とりあえず、安めの革製品でも買って自分を慰めようと思う。

さてさて、Andaluciaではどんな問題が発生するのだろうか。

関係ないが、写真はスペインの甘味処(正確には違うが、おいらの中ではそう)。

Reina広場の側にあり、無駄に驕奢な内装で、無駄にPijoなのだが、Horchataはうまかったりするから良く使う。


追記
母親がお土産に買ったValorのチョコレートをみたマリちゃん。
涎を垂らしながら「あぁっ!!あぁあっ!」と叫びながら羨ましがっていた。
安いんだから買えっつ〜の!



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ドラさんてぃ
2004年09月26日 (日)
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おいらが苦労して探した宿をどうも母親は気に入ってくれなかったようだ。

家具の展覧会の関係で高級宿は全部埋まっていたのでしかたがないのだが、感情的な部分なのでいくら説得したところでどうにもこうにも辛いようだ。

うちから近く、さらにCentroにも近いということで観光上いいと思ったのだが、やはり多少遠くてもちゃんとしたホテルにしてあげた方がよかったのかもしれない。

時差ボケと慌ただしいスケジュール(そんなスケジュールは立てていないのだが)でお疲れ気味。今日は半日?おいらのベッドで寝ていたので明日には元気になるといいのだが・・・というか、ならないと困る。

Manoloたちとも顔合わせをすませお土産のお披露目に入る。

Santiがドラえもん、Manoloがアラレちゃんを好きという情報を与えて、適当に見繕ってもらったのだが・・・

ドラえもんグッズが異常に多かった(笑)

「アラレちゃんは今はmodaじゃない(流行っていない)」といったらManoloは納得していた。

最近思うのだが、流石のドラえもん好きのSantiでも、来る友達来る友達ドラえもんグッズばかり買っては食傷気味になっているかもしれない。

ドラえもんのイラストが入ったどら焼きはマジで喜んでいたっぽいが、ドラえもんのお面は・・・どうすればいいのか、後から困る事だろう(笑)


他のお土産はほとんどが日本の食料、しかも、おせんべいやらいかの薫製やらあられやらとおやつ系が多かった。あとそばとうどんが大量。そばは嬉しい。

あ、そうだ。日本酒も紙パックではないちゃんとしたヤツを買ってきてくれた。本当は銘柄を指定して買ってきてもらいたかったが、流石にそんな時間もとれるはずもないので、どこでも売っていてそこそこ上手い「上膳水如」と「久保田」の二本を注文。「越の影虎」も捨てがたかったが高いのでやめた。

帰国前に全部飲み干したいのだが、どうせ日本に帰るのでやめておこう。

そういえば、トイレに女性雑誌「nonno」がおいてあったのでパラパラみたが・・・

日本人っておしゃれ・・・

どちらかというと個性的な格好をするスペイン人女性。彼女たちは一応、Moda(流行)はあるのだが、日本のように明らかに「これがModaだ!」みたいな感じではなく、それを踏まえつつアレンジをする。まぁ、おいらはファッション関係はてんで疎いのでなんともよく分からないが、本当に個性的・・・いってしまえば全員バラバラの格好をしているのが印象的。日本は帰れば「あ〜今はこの手の服が流行ってるのね」ってすぐわかる。

すべてはこれらの雑誌の影響なんだろう。

なんか新鮮だった。

弟が飛行機の中の時間つぶしで買ってきたサンデーをManoloに与えたら、意外と喜んでいてびっくり。そして「こんな雑誌が毎日、毎週でてるんだよ」といったら、「え!!!!!!!!」とマジでびっくりしていた。

漫画の国 日本

まだまだ認識が足りないな・・・。

母親が疲れて寝ていたので弟と2人で旧市街あたりを散歩。Horchata(オルチャタ)を飲ませてみたのだが・・・大抵の人がまず最初に言うように「微妙・・・」、「不思議な味」というのが感想だった。

これが面白いことに日に日にはまっていくんだな・・・

マリちゃんなんて、その典型的な例。「嫌い」が「好き」になってるし(笑)


今日はこれからAndaluciaの宿探し。3星以上のホテルを探さないといけない。別にいいんだけど・・・もったいなくておいらにはとてもじゃないけど泊まれない。おいらだけは安宿にしようと思う。母親の金とはいえ、無駄金は使いたくない。


明日は朝から観光。あまりに金を使わない観光をしているため、母親は金を使いたくてしょうがないらしい。

全く持って意味がわからん。


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やっぱり「せっかく」になったか・・・
2004年09月25日 (土)
時間を有効利用するということでいつもなら深夜バスを使って車中泊の形で目的地に向かうが、今回は母親が一緒だったということもあり、珍しく昼間のバスを使ってBarcelonaからValenciaに帰って来た。夕方の6時45分。何故か30分も早くついてびっくり。バスの運転手が何かを「間違えた」らしいのだが、良く聞き取れず謎のまんま。なんか気になる。

母親たちを宿まで送り、2時間半後に再び落ち合って夕食を食べに行く約束をし別れる。2時間半寝てやろうと思ったが、とてもじゃないけどやることがいっぱいいっぱいで、すぐさまPCをつけて調べもの。

3日後くらいに予定しているAndalucia地方のことを調べたり、母親の注文であるparadorについて調べたり、バスの時刻表や電車の時刻表などなど。一気にAndaluciaについて詳しくなった気がする。

もうほとんど添乗員

いや、違う。

完全に添乗員

おいら、添乗員・・・向いてる自信あったんだけど・・・やっぱ無理かも。

それにしても・・・Granadaのパラドール・・・恐るべし。もしかして泊まれちゃったらどうしようったら、どうしよう。ダブルで213euros。1人107euros。1万5千円の超高級宿・・・。今のおいらには逆立ちしても泊まれない。そんな宿に泊まれちゃったらどうしようったらどうしよう。


母親はおいらとタイプが似ているので、放っておいても特に問題なく、1人で勝手に観光はできるのだが、「宿の質」についてうるさいのと、「ご飯が1人で注文する勇気がない」という弱点がある。

これが全部できないというなら、大変だが全部ついてまわるのだが、「ご飯」だけ・・・となると結構悩む。母親の食事のたびに家からでるのは流石にめんどい、というか、あほくさい。

当初、Valenciaでは「のんびり」という予定だったのだが、ここにきて「せっかく」が案の定でてきてしまった。

「せっかく」きたのだから、○○したい。
「せっかく」きたのだから、××みたい。
「せっかく」きたのだから、△△いきたい。

Andaluciaを旅のメインに考えてつくったプランなのだが、Barcelonaもしっかりみて、Valenciaもしっかりみる・・・という感じのプランに変更せざるをえない状態。

Andaluciaをしっかりみるのはいいが、Valenciaはおいらの生活をみるといっていたので、特にプランらしいプランは作っていない。2人で散歩してもらっているあいだに、おいらの帰国準備を進めようと思っていただけに、今は頭が痛い。

っていうか、いつおいらパッキングできるんだ?マジで・・・。


関係ないが、母親はBarcelonaよりもValenciaを気に入ったようだ。たまたまFiestaにぶつかってしまったためBarcelonaはもう、それはそれはすごい人混みで、買い物や観光もままならない状態だったのもあるようだ。

Valenciaは街はBarcelonaよりも当然静かだし、連れて行った店も地元客で賑わう場所だたので、好評だった。そして、何故かコンビニ「OpenCor」を気に入っていた。あと「街中が臭い、臭い!」と弟と一緒に叫んでいた。犬の糞害・・・おいらも嫌い。

明日は自由時間をもらったのだが・・・朝から晩まで忙しくなりそうだ。


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