おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
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夏バテ
2006年08月07日 (月)
日本の夏・・・キンチョウの夏を侮りすぎていたようだ。
先週くらいから夏バテしたっぽい・・・。
Valenciaはスペインでも湿度が高いということで有名な街で、夏は日本と一緒で湿気で「もわ〜」ってなる日も結構あるのだが、Valenciaでぬくぬく生活しているうちに、いつしか「日本とあまりかわんないな〜」って思うようになってしまってたわけなのだが・・・甘かった。
スペインが「もわ〜」なら、日本は「ぬわ〜」だ。ぬわ〜。
地元は田舎なのでまだマシなほうだが、石積みで都心にでてくると、ぬるま湯につかっているような気分にさせられる。ぬわ〜。
朝さやわやかに出石積み場しても、帰りには汗で髪の毛ぱさぱさで、装いは落ち武者になってるくらい。
で、夏バテだとわかったのだが、どう考えてもこの暑さが夏バテの原因ではないと思われる。だって、石積みで一日の大半は室内だから。
そうなってくると、やはり思いつくのが
「クーラー病」
。
日本では石積み場も、電車も、喫茶店も、デパートも、本屋もクーラーでキンキンに冷えているわけだが、冷静に考えたらここまで長時間クーラーの風にあたるなんてのは、一時帰国が毎回冬だったおいらにとっては、「日本の夏」同様3年以上ぶりのこと・・・。
絶対クーラー病だ。
ついでだから、スペインのクーラー事情について書いておこう。
クーラーはスペイン語で「Aire acondicionado」(アイレ・アコンディショナド)。日本だとエアコンと略していうが、スペインでは「アイアコ」ということはない。いちいち舌をかみそうになるのだが、まぁ、そう呼ぶしかない。
日本ではクーラーはほぼ「家電」のポジションにあるといってもいいくらい普及している(都心においてはかもしれないが)と思うが、スペインではまだまだ普及率は低い。がまったくないというわけではなく、例えるなら「戦後の洗濯機」または「10年前のパソコン普及率」といった感じ。
ある程度小金を持ったおうちならついていることもあるし、我がピソがあったPijo通りで名高い「C/salamanca」あたりだと、建物の壁に蝉の抜け殻みたいに外機が張り付いているのは見かけるのだが、実際のところ3年いて、おうちにクーラーがある家におじゃましたことがあるのは、おそらく片手で足りてしまうくらいだ。誰かの家にいって「あ〜〜!涼しい!」と感じたことなど一度もない。せいぜい学校くらい。
学校(コスタ・デ・バレンシア)が貸しているピソでも、大家がつけていたりすると、たまに「クーラー付」だったりすることもあるし、同居人募集の張り紙なんかにも、ピソの設備の欄に「Aire acondicionado」とあることもあるのだが、学生たちはついていても使ってない、または使わないことが前提になっていることが多いし、そうじゃなくっても「No Funciona」(故障中)になっていることが多い。
設置場所的にも各個人の部屋についていることなんてまずはありえず、普通は公共のSalon(居間)についているので、家族で住んでいるならまだしも、貧乏学生同士が共に住んでいる環境では、勝手にがんがんクーラーをつけづらいというのも多分あるんだろう。
スペイン人にクーラーについて聞いてみてもだいたいかえってくる返事は
「体に悪い」
「金がかかる」
「環境に良くない」
という感じ。
前の2つはスペイン人らしいのだが、最後の一つは日本風にいうならば「ECO」ってやつだろう。
道には犬の糞が落ちまくり、タバコの吸い殻はどこにも捨てまくり、Botellon(外でやる酒飲み)やればビンわりまくり、花火は人に向けてうつetc・・・から考えると、クーラーが地球に優しくないというモラルを持つことに毎度いささかさんになってし
まう。(そういう、スペイン人のアンバランスさというか、彼ら独善的な美徳が好きなのだが・・・)
というわけで、スペイン人はクーラーを使わない。
そんな彼らこよなく愛するの・・・それは、
aire natural(自然の風)
ventirador(扇風機)
abanico(扇子)
これ最強。
スペインの三種の神器なり。
さすがに男で扇子もっている人はみかけないが、女性は若者でも年輩でも持っている。
(Valenciaでは・・・の話かも知れないが)
夏にスペインに行く人は、アバニコをもっていくとよい。花札なんかの絵柄がつい
てたらもう英雄になれること間違いない(嘘)。
どうでもいいことだが、センスはabanicoだが、折りたためない日本で言うところの「うちわ」はpaipaiという。あまり使われないが、日本人がもっているのを見るとスペイン人は勉強のため教えてくれるのだが、たまに日本語を知っているスペイン人だとたいていニヤニヤしながらいってくるのが笑える。ドラゴンボールやらアラレちゃんの関係かもしれない。つまり鳥山明・・・。paipaiで反応する人はまず9割日本オタク(アニメオタク)といってもいいかもしれん。
さらにどうでもいいことだが、夏、通りを歩いてて、頭にポツポツと水滴が落ちてくることあったら、それは間違いなく雨ではなく、外気から滴りおちる水滴だ。
一滴二滴だったら笑って済ませることもできるのだが、たまに恐ろしい量の水が落ちてくることもある。
慣れてくると、滴と滴の一瞬の隙をついて通り抜けたりなど、昔あったゲームウォッチの「オイルパニック」みたいな気分を体験できるが、素人にはおすすめできない。
追記
ヤスクニ〜の吉野桜の木に蝉の抜け殻がくっついているのを発見してわくわくする。「まだないかな〜」と童心に返って探し始めたのもつかのま、たかだか10cm四方くらいのものすごい狭いスペースに7つもついてやがってのけぞる。一つ一つの間隔は3cmくらいしかないのだ。ちょっとやりすぎじゃないだろうか・・・。夜地中からぞろぞろと這い出してきて、同時に孵化なんかしてたら・・・。
あ〜夢に出そう。
わさわさわざわさわさわさ。
あ〜文字書いてたら、伊藤潤二の漫画「ギョ」を思い出してさらにサブイボ。
追記2
最近なんかダメダメ。どれくらいダメダメかというと、何がダメだかわからないくら
いダメダメ。
「せんせ〜い!わからないところがわかりません!」
てな感じ。
そんでもって、な〜んも考える気が起きない。
帰り道、彼女の荷物を持ちながら笑顔で手をつないでいる男を見て「たぶん、荷物持ちじゃんけんに負けたんだろうな〜」で済ませてしまうくらいやる気なし。
明日は長々書いてやる。
夏だから?
2006年07月26日 (水)
しばらく「梅雨」を体験してなかったのもあるけど、今年の「梅雨明け」(テレビではそういってるが信じない)は見事なほど「梅雨明け」だった。
昨日まで延々と雨降りっぱなしだというのに、今日は見事にからっと晴れた。梅雨明けって、徐々に雨の日が減っていって・・・というイメージがあったのに。いや〜、もし本当に梅雨が明けたとして、ここまで見事だと、脱帽だ。
早速今日は久しぶりのヤスクニ〜で弁当食べてきたが、暑い暑い。読書しながら汗ダクダク。でも、心地良い。蚊には相変わらず迷惑してるけど。
夏だからなのか、おいら以外の人間の動きがあわただしい。
結婚するわ(ミヤケ)、上京するわ(エリゾウ)、来日するわ(ギジェ)、一時帰国するわ(タカシ)、一緒に呑んでくれるわ(あらぽん)、連絡つくわ(長尾)、墓参りいくわ(家族)、2才ということが判明するわ(ムク)、熊本人から久しぶりのメールくるわ(カジート)、新居できるわ(康雄)、優勝するわ(むん・のび〜)、里帰りするわ(マリ)・・・。
おいらだけ何もない気がするのは気のせいか?
なんだかんだでみんな夏休みあるんじゃんかよ。おいらは未だクーフーリンさんから「夏休み」の「な」の字もまだ聞いてないよ。やっぱうちの石積み場って、不親切だと思う。暗に「休むな」っていってるんだろうか?
けど、予定はもうすでにたってしまっているので、温泉は有給をもらうことにした。じゃないと、消化できないから。半年後には確実にやめるつもりだし・・・。スペインに長期毒抜きに行く。そのため、今は何があっても耐えれてる。
ってことで、今では「有給」の方がいいので、おいらの方から夏休みの話題は避けている。休みになったら「無休」だから。書類を作り上げて「有給もらいます」といって、逃げるつもり。もし、「夏休みにして」って言われたときのことも考えて、うまい逃れ方(夏休みももらう)をしてやる。
「嫌われ松子の一生」を誰かと見ようと思ったのだが、みんな見てしまったらしい。ちぇっ〜。ここはやはり同じく中谷美紀ファンの長尾と見に行くってもんだろうか。評価は基本的に良いのだが、イマイチだったという人もいる。ただ、みながこぞっていうには、中谷美紀でまくりだからおいらは見た方がいいという。
今週末にでも見に行ってこようかな〜。癒されに。
ただ、まだ水曜日だというのに、疲れ方は金曜日だということ。今月は労働日が20日しかないのに、200時間超えるって・・・一日10時間働いてるってことでしょ?これって日本じゃ普通なの?未だによくわからん。「普通」が・・・。
もう夏だ・・・夏。なにかおいらもやらないと・・・一夏のあばんちゅーる。
あっ、CD企画・・・すっかり忘れてた。いかん!まにあわん!
ローズ イン タイドランド
2006年07月23日 (日)
久しぶりに新宿に映画を見に行く。
タイトルは
「ローズ イン タイランド」
。「嫌われ松子の一生」を見たかったのだが、前々からマリちゃんには言われていたので、今日は彼女の希望を叶えることにした。
まぁ、おいらとしても、最近借りてきた
「ブラザーズ グリム」
にがっかりさせられたので(1.5点/5点満点)、ギリアムへの信頼を取り戻す意味でも、見ておかなくてはいけない作品ではあった。
ってことで、感想。
【Rose in Tideland】
3.8点(5点満点)
前作(ほぼ同時に制作されたらしいが)のブラザーズ・グリムは金がかかりまくっているところがギリアムらしかったが、それ以外は全部中途半端。ギリアムファンとしては、「ありゃ、例のごとく、彼のイマジネーションが予算と時間の枠に収まり切らなくなって、でも「ロスト イン ラマンチャ」の二の舞にできなくって、とりあえず 完成させたら、あんなに中途半端なものになったんだろう」と贔屓目にみていたが、それを確信させるくらい、今作は違った。
一言でいうと・・・
えぐい
。
これまでの作品はなんだかんだでストーリーがあったのだが、今作に関しては理解できるとか理解できないとか、そういう範疇にない気がする。インパクトとしては、彼の作品の中では一番じゃないだろうか。
登場人物全員が、恐ろしく退廃的なため、普通の・・・常人の目だけでみたら、「うげ〜〜っ」となる。語彙が足りないので、なんとも説明できなし、あってもできなそうなのだが、変に理解しようとせず、あのまま見ればいいと思う。以前、テレビで爆笑問題がギリアムにインタビューしていて、「死」がなんたらうんたらっていうテーマで話をしていたが、言葉で説明されてもイメージはできないと思う。百聞は一見に如かずってやつだろう。
なんとなくだが、ジュネの「ロスト チルドレン」を思い出した。あれとかデリカティッセンよりもインパクトがあった。
衝撃のほとんどの理由は、主人公の女の子「ローズ」(ジョデル・フェルランド)にある。天才子役と月並みの表現で紹介されているが、半端ない。
ポネットの子とか、カラスの飼育のアナちゃんとかロッタちゃんにも「すげ〜こいつら」と思ったが、彼女に関しては末恐ろしさを感じる。というか、この映画にでちゃったらもう他の映画は無理なんじゃないだろうか・・・・エクソシストの子みたいに。
ロリコン云々はさっぴいて、食い入るように見てしまうくらい表情豊かでかわいらしいのだが、役が役だけに、あまり洒落になっていない。なんでこの脚本で、まだ12才(撮影当時は9才だとか・・・うぐむ)の彼女が、あんな表現や演技ができるのかが全くもって謎。気持ち悪ささえ感じる。鳥肌もんだ。
いや〜生々しい映画だったけど、久しぶりに映画らしい映画を見た。この映画はおそらく文章でみても、おいらの創造性だけではあそこまで生々しくできないだろう。
余談だが、彼女・・・「サイレント・ヒル」にでるらしい。ホラーか・・・さもあり
なん。彼女が違う映画でどんな演技をするのか見てみたいものだ。
あと、父ちゃん。どっかでみたことあると思ったら「ビッグリボウスキー」に出てた(笑)。あれもすごい役だったが、今回もすごかったわ。
一応サイトにあった「あらすじ」をそのままコピペしておく。
『世話の焼けるママが死んで、元ロックスターのパパとテキサスにあるお祖母ちゃんの家にやってきた10歳のジェライザ=ローズ。お祖母ちゃん亡き後放ったらかしのボロ家に着いて早々、パパはクスリで“バケーション”に入ってしまい、仕方なく親友のバービー人形の頭を連れて探検を開始する。秘密の屋根裏部屋を見つけ、家のまわりに広がる草原では幽霊女に出くわして…。』
公式サイト:
ローズ イン タイドランド
(おすすめ)
追記
次は意地でも「嫌われ松子の一生」だな。
スペインでの想い出にひたる会
2006年07月22日 (土)
8時に渋谷集合。
今朝は帰ってきてベッドで爆睡したため、なんだかとんぼ返りのようだった。二日酔いはなかったが、電車で寝過ぎたせいか、首が痛かった。っていうか、疲れてた。
結局、「会」のための写真は整理しきれず。デジカメ写真も印刷している暇がなかったため、とりあえず持ち運びできそうな写真を鞄に詰め込んだ。
マークシティーの入り口で待ち合わせ店へつれていかれる。昨夜いった焼鳥屋のものすごいそばで、ますますとんぼ返り感が強くなる。
以前あったKちゃん、Mちゃん、Sちゃんの3人と言うことになっていたのだが、Sちゃんは仕事でこれなくなり、代わりにMちゃんの友達のDちゃんが参加することになった。
MちゃんとDちゃんは、おいらがみたい「嫌われ松子の一生」をみたらしい。そして、大絶賛していた。やはり見なくては・・・おいらの中での二大巨頭である中谷美紀と木村カエラがでているんだからな・・・。
昨夜こともあり、ビールという気分じゃなかったので初っぱなから日本酒でいく。久保田ばかりだったので、とりあえず千寿。650円くらいだった。
つまみは「砂肝」、「椎茸」、「手羽先」、「枝豆」、「キムチ」と案外渋くてびっくり。今日日の若者は、酒のつまみにこれらを普通に注文するのか・・・。おいらも好きだから問題ないのだけど・・・。
予定していたとおりKちゃんの写真を見始める。
スペインの懐かしい写真をみつつ、おいらが知っている情報を話す。が、数十枚目がめくられた時に、懐かしい以上に、デジャブみたいな感覚に襲われる。
「あれ?おいらこの写真みたことある気が・・・」
いやいや、Kちゃんと会うのは2年ぶり。見ているはずはない。偶然似ているだけだろう。そうだ。そうに違いない。
が、写真がめくられるたびに、デジャブがデジャブでなくなる。
お「ねぇねぇ・・・おいら・・・この写真みたことあるんだけど?でも、みたことないよね?」
K「え〜見せましたっけ?」
お「・・・この美術館の写真、かなり覚えてるんだけど・・・」
K「じゃ〜見せたのかも」
お「・・・・あっ・・・・思い出した!」
K「?」
お「一時帰国したとき、あったやん。むん・・・岡村ってやつと一緒に」
K「あ〜〜!」
お「むんとおいらがスペイン映画見るときに誘ったんだ。で、夜なら空いてるっていって、呑んだんだ」
K「そうだ!」
ってことで、2年ぶりじゃなくって、1年ぶりの再会ということになった。
なんか2年と1年だと重みが違うので、懐かしいには懐かしいのだが、半減してしまった。
Kちゃんの写真が見終わっても、おいらは自分の写真が出せなかった。
というのも、彼女の持ってきた写真は、旅行中とった写真らしく、見事に観光名所の写真が多く、見るモノを楽しませることができるのだが、おいらが適当にもってきたのは、誰かの送別会とか、ManoloやSantiの写真とか、なぜかオーストリアの写真とかばかりで、あまりにも日常生活の写真すぎたのだ。唯一、Leon方面を旅行したときの写真(SegoviaとかAvilaとかBenabenteとか)がある程度だった。
このままやり過ごすか・・・と、自分から写真の話はしないようにしたのだが、当然のことだが逃げ切ることはできなかった・・・。
腹をくくって、恥ずかしさを我慢しながら、いろいろ説明して会は終わった。
帰りにTSUTAYAでDVDを借りる。基本的にアメリカドラマには興味ないのだが、ビバヒル(高校白書)以来、久しぶりにはまって最近の楽しみになっている、Eliza Dushku主演(チアーズで猛烈なファンになる。誰も理解してくれないが・・・)の
「Tru Calling」
を借りる。半額セールをやっていたので、一気に5本借りてやった。
いつになったらブランドンがでてくるんだろ〜と楽しみにしつつ、4話分(約3時間半)朝までぶっ通しでみたが、ブランドンはでてこなかった。
あまりにかっこよすぎて「このやろ〜」と思っていたTruの弟がここ数話でだいぶ気に入りつつある。面白い。さらに気に入っているのが、安置所の上司であるデイビス。良い味出してるよ、彼。問題はTruが惚れる男。なんかイマイチぱっとしないと思うのはおいらだけだろうか・・・。
参考:
Tru Calling
清澄白河
2006年07月21日 (金)
疲れていたが呑みに誘われた。もちろん行った。
疲れていたが朝までコースで愚痴聞くことになった。もちろんOKした。
疲れていたので、もちろん落ちた。
疲れていたので、1時間くらい寝てたらしい。相手ほったらかしで。
始発近くの電車に乗った模様。寝ぼけていてあまり覚えてない。相手に不安がられて送り出された。ご丁寧にも「そろそろつくから起きろ」というメールまで送られてきた。
が、もちろん寝過ごした。
渋谷→中央林間→渋谷→清澄白河・・・・。
スペインから帰ってきたら勝手にのびていた田園都市線。一度くらいは「押上」とか、「東武動物公園」とか、「清澄白河」に一本で行ってみようと思っていたが、まさかこんな形で訪れることになるとは。
目が覚めて慌てて反対側の電車に乗り換えてうちについたのは朝の10時くらい。何時に電車のったかわからないけど、「起きろ」メールが7時半くらいだったので、軽く3時間は電車で寝ていたらしい。
どうも計算が合わないので、もしかすると乗り換えたあとも、一度中央林間まで行ってるかもしれないのだが、切ないので計算しないことにした。
余談だが、焼鳥屋を出た後、WINE CAVEと看板にあった店に入ってみた。以前おいらがバイトをしていた店があったところだ。今は完全に違う店になっていたが、作りは似ていたので、二人ともVino好きなのもあり入ってみることにした。
男「今日のおすすめはこちらです」
黒板を持ってくる店員。
お「スペインのワインはあります?」
男「白はないです・・・」
お「赤がいいです」
相「あ、ここにある。あ、これもだ」
お「それはCavaやね」
相「ホントだ」
お「一本2000円か・・・悪くないね。それにする?」
相「そうしよう。」
男「・・・すいません・・・これグラスワインのの値段」
お「!!!!!!!」
相「!!!!!!!」
男「すべていいワインですので・・・」
お「メ、メニュー見てから決めます」
メニューを見るうちら。
一番安いVinoで5000円前後(Bottela)。
お「・・・・何コレ?」
相「ハウスワインなら!」
お「あるならそれで・・・」
相「ない。」
お「今から出るのあり?」
相「アメリカ人ならあり」
お「アメリカ人じゃなくってスペイン人だけど出よう」
相「うん。出る。」
お「すいませ〜〜ん。値段がうちらには無理すぎるので出て良いですか?」
男「ええ、結構ですよ」(con 笑顔)
相「すいませ〜ん」
Increibleなり。庶民を馬鹿にしてるなり。グラス2000円っていったいどんなVinoだよ。映画「MONDOVINO」を思い出したさ。
社会科見学ということにしよう。
JamonBellotaを縦じゃなくって、横にスライスしてるような店二度といかねぇよ。
ば〜か、ば〜か。
シクシクシク。
人の褌で・・・
2006年07月20日 (木)
今日一日をことわざでたとえるなら
人の褌で相撲をとる
かな。
どこかしらないが、プロジェクト・・・なんか、MLでそうかかれてたから使ってるけど、腹立たしくなってきたので、
巨大石積み
にする・・・の一端を担っていた一石積み場が、キャパを超えて、パンクして
炎上
したとの知らせが入る。
その石積み場には申し訳ないけど、もともと締め切りに・・・いや、集団(烏合の衆)というものを甘く見過ぎていたため、すべてに無理があったのだ。これによって、巨大石積み作業の締め切りが延びるのではないか・・・とちょっと「ふふふん」となっていたのだが・・・そこへ、上司(統括)のクーフーリンさん
ク「もう○○さんのところいっぱいいっぱいになっちゃたみたいだよ」
お「いや〜そうなると思いましたよ。無理です、無理。これ。だって、もうぼろぼろじゃないですか。もう少し落ち着いた方がいいですよ」
ク「いや・・そういうわけにもいかないんだよね」
お「えっ?プランを見直したりしないんですか?」
ク「公開の日程自体はもう動かせないだよ」
お「・・・・」
ク「すでにシステムの方のプログラマー待たせているところもあるしね」
お「これ・・・プログラマー泣けますよね。うちらと同じ苦しみですよ」
ク「で、今そこは今の原稿を見てないから、同じ質問くると思うんだよね」
お「・・・・まぁ、そうなりますね。」
ク「で・・・さらに悲しいというか、衝撃的なお知らせが・・・」
お「いや、聞きたくないです。僕、もう、この石積みから卒業します」
ク「いやいやいや・・・(笑)」
お「で、なんなんですか?お知らせって・・・」
ク「パンクしたところがもっていた残り4つのコンテンツをうちが・・・」
お「
無理です!
」
ク「とりあえず、これみてどれくらいでできそうか教えてくれない?」
パラ・・・・パラ・・・・パラ・・・パラ・・・・
お「これ・・・全部新規じゃないですか!」
ク「・・・・ま、枚数的には・・・まぁ、一人頭一日・・・」
お「あ〜〜!待ってください。その計算が成り立たないの今回でわかったじゃないですか!」
ク「・・・・」
お「新規じゃないならなんとかなるかもしれませんが、新しく作り始めたら、その部分のCSSとか構成とかを覚えるだけでいっぱいっぱいですよ。それに1項目だったらまだ使い回しが聞きますが、4つ新規じゃ無理ですって。」
ク「そうだよね〜だから、どこかに投げようかと思ってて・・・」
お「で、これ締め切りいつなんですか?」
ク「水曜日・・・」
お「ぜ〜〜〜〜ったい無理です!それを何人ですか?」
ク「とりあえず、3人・・・で回せたら回せるだけ・・・」
お「それでも無理です。」
ク「さらに、原稿来るの明日・・・」
お「・・・・・」
さすがに派遣の立場としては
「断ってください」
とはいえなかった。それでなくても、途中でなんかすごいえらそうなことを言ってしまってるような気がしたのに・・・。もう途中で止まらなかったから最後まで抵抗したけど。
炎上した石積み場をあざけり笑ったせいか、八百万神の天罰があったったらしい。
今月が終わればいまの巨大石積み作業から解放されると思ったのに・・・来月半ばくらいまで・・・下手すると来月末までこのペースでいきそうだ。
おいらが選べる道は2つ。
「もう終電だろうがなんだろうがおかまいなしに働きまくって金稼ぐ」
か
「MLのみなさんのように(お願いごと)という名の逃げ道でいろいろ放棄して逃げるか」
まぁ、なるようにしかならんのだけど、おいらの日本での夏が、このまま石積みで終わっていくような気がしてならない。
夏っていうのはな〜Playaでゴロゴロしたり、砂場でトンネル掘ったり、たまに遠出してボートになんか乗っちゃったりして、疲れたら公園で寝そべって読書したり、夜は夜で、うんまいVinoをしこたま呑んで、ナイフもった強盗に襲われたり、うっかり酔いつぶれて昼まで寝ちゃったり・・・
そういうのをいうんじゃないか?
机でハワイ土産の「マカデミアナッツ」(サワオニオン味とキャラメル味(?))を大事に食べてる場合じゃないんだよ。
どうでもいいが、マカデミアナッツにこれほどのバリエーションがあるとはしらなんだよ。ジェシーメイビアノリコさんからおみやげにもらったときは、完全に「チョコレート」を想像していたのだが・・・。
カロリー高そうだが、うまい!思わずゴブリン君とクーフーリンさんにもお裾分けしてしまったさ。
ってことで、その話を聞いたときはすでに定時が近かったため、まったくやる気なくなり、考えるフリしながら、googleマップで遊ぶ。
ちょうど千葉の地図を作る作業があったので、その画面を縮小できるだけ縮小して、いざスペインへ!
そして
Valencia
と入力。
Estacionを発見し、そこからPlz Canovasへ行き・・・我が実家へ!!!
ここ・・・
おいらんち
。
そのまま、今はなきBodega Pascualに遊びに行き、一気に飛び越してタカシ君の家あたりにいき、ついでにUtielとRequenaにまで遊びに行き・・・・。
ちょっとだけ元気でた。
追記
これまでもかなりおいらの血をたぎらせた北方水滸伝であったが、13巻あたりからまたえらい面白くなってきた。どんどん好きなやつが死んでいってしまうのだが・・・熱い!漢だ!それに比べると・・・なんだ奴らは。
追記2
うちの日本の実家も会社名で調べたら・・・会社名と一緒にでてきた。ちょっとびっくりした。
朝令暮改
2006年07月19日 (水)
今日の一日を四字熟語で表現するなら・・・
朝令暮改
。
ホンッッッッッッッット、馬鹿というか阿呆というか、どうしようもないのが日本の会社には多いことがよくわかった。なんか、とてつもなくダメな気がする。
何も考えてないんじゃないだろうか?
言葉面だけ丁寧だけど、ML(※なんか巨大なプロジェクトらしく、最末端のさらに最末端のおいらまでMLに登録させられた。最初は目を通してるだけでいいということだったので放っておいたが、最近そうもいかなくなってきた)に流れてくるメールの行間からは馬鹿さ加減がにじみ出てきている。
なんで、あんなに要領が悪いんだ?一人一人は有能かもしれないけど、固まるともう手に負えん。石積み場が有名で巨大になればなるほどあ〜なるんだろうか。とにかく、まだ諦観できるほど経験値積んでないので、ひたすらむかつく。正確にはアホらしくなる。
あれで会社が動くんだから、どっかでそれをフォローしている人でもいるんだろう。並大抵の苦労じゃないんだろうな〜そういう人は。
なんか、こうもっと小回り聞くようにしようよ。でかけりゃいいってもんじゃないでしょうに。スペインなんて、120%自営業だぞ(笑)。半分嘘で、半分本当。
なんにせよ、責任をたらい回しにするのはやめようよ。「当方は○○な認識です」とかなんとかって、嫌みたらたらの他人同士のメールでの喧嘩みてても、こっちは胸くそ悪くなるだけ。言葉面が丁寧だけに、なんていうか、こうモヤモヤモヤ〜ってする。言いたいことあるなら、はっきりかけ!ぼけっ!な〜んてこというと、日本の社会がわかってないとかいわれそうだが、そんなんだったら知りたくもないわ。陰でこそこそいってるんだったら、打ち合わせの時にでも喧嘩しろ。おいらの見えないところで。
っていうかさ〜もっと責任もって石積もうよ。もっと考えて石積もうよ。ほんとさ〜。勝手にこんがらがって、勝手に転ぶのはいいけど、うちらの上に落ちてくるんじゃないよ。
こちとら時間給だから、時間さえすぎれば金はいるけど、もうちょっとうまくつかえないかね〜。○を×に直して、またそれを○になおして、でもって、もう一回×に直す・・・しかも、一日の間に。これね〜気力萎えるのよ。あまりに萎えて、うっかり「これさっき直したばかりなので、明日でもいいですか?」とかいっちゃったじゃん。
急がば回れよ、急がば回れ。わかる?ちょっと時間おいて考えれば済むことじゃないの。時間がないとか言い訳するんじゃないの。時間亡くしたのあんたらでしょうが。
どうにかして前向きに前向きに考えようとしても、もうこれは無理。非の打ち所がないくらいの「徒労」。それしか言えません。
何億かけたプロジェクトかしらんけど、仕事に派手さ求める前に、やることやってくれ。頼むから・・・。金ばかり無駄に浪費して、メインのコンテンツがひどいことになってるのわかってるのかね〜。統一性がないのなんのって・・・。
Proxima Vidaのために3連休を使って岐阜にいって、さるぼぼと温泉に癒されてきたというのに、たった2日で元の木阿弥だよ。
早く今の石積みから解放されて、うちの石積み場での石積みに戻りたいよ。
近況。
コンビニでレジにぼ〜っと並んでいた。目の前に小学六年生くらいか、中学一年生くらいの女の子がいた。別に普通の光景。ふと目にした先には、なにやらサラダのようなものが。
ん?わかめ???わ、わかめのサラダ??
今日日の小学生(中学生?)はコンビニで、アイスでもビックリマンチョコでもなく、わかめサラダを買うのかっ!!!
と唖然とする。
いや、アレはわかめじゃない!違う!持っているケースの形状を確認し、レジを抜けだしサラダのおいてあるコーナーに。
わ、わかめじゃない・・・・けど・・・さらに一歩上の
メカブとオクラのサラダ
。
ショック上乗せ。
お「ねぇねぇ・・・今時の子って・・・コンビニでサラダ買うの?同世代の一人暮らしの女性とかならわかるけど・・・あれどう見ても中学生くらいでしょ?」
マ「わからん。高校までコンビニなかったし・・・」
お「・・・・」
お「ダ、ダイエットか?あの細さ・・・あの身長・・・モデルとかやってるのか?」
マ「あれくらいの子、今いっぱいいるよ」
お「ぬ・・・っていうか、なぜサラダなんだ?おうちで食べれないのか?サラダ。」
マ「わからん。あたし、子供の頃から馬鹿だったし、お菓子ばっか食べてたし」
お「・・・」
お「メカブとオクラだぞ!!おいらは大好きだけど、小学生が喰うのか!」
マ「って、ホントいつもどうでもいいこと考えるよね」
お「どうでもいいってどういう意味だ!!アホ!これはだな〜市場調査だ、市場調査!将来、商品企画部とかだな〜」
マ「商品企画部ね・・・」
お「・・・・」
マリちゃんには、メカブとおくらのサラダを買う小学生よりも、どうでもいいことでレジを離れわざわざ確認をしに行くおいらの方が驚異らしい。こういう正確だから、パパン軍団に
「実験君」
というあだ名をつけられるんだろうな・・・。
サザエの殻が燃えるかどうか確かめただけでついたあだ名。
赤子のもっていたアンパンマンのおもちゃで一生懸命遊んでいたらついたあだ名。
たかが、メカブとおくらのサラダとはいえ、いや〜〜〜な日本の縮図をみた気がするのはおいらの気のせいだろうか?
しばらく、メカブとおくらのサラダについて考えてみたが、答えは結局でなかった。その子を捕まえられたら是非聞いてみたいが、きっと逃げられるだけなんだろうな〜。
漫画「ぼのぼの」のワンシーン。
子供の頃は「あそぼ〜!」といえば「うん、あそぼ〜!」って返ってくるが、少し大きくなると、「あそぼ〜!」の返事が「なにして?」となる。
なんでなんだろう。
雨を覚悟しての岐阜旅行は何事もなく終わり大満足であった。観光と雨がぶつかることもあまりなく、台風四号がどうとかいってたわりには、それほどたいした雨ではないと思っていたのだが・・・。
どうもギリギリセーフだったようだ。
なにやらうちらが通った道という道はえらいことになっているようで、死者まででたとかなんとか。
安房峠あたりは、リッジレーサーさながらで、マニュアルのゴルフォ君でのドライブには最適だったが・・・確かに危険な道であった。
(※砂浜で友達と作るトンネルで手がつながったときの喜びは大きいが、あのあたりのトンネルが開通した時の喜びといったら、さぞかしすごいのだろう。手がつながった瞬間、雄叫びだろうな。よくもまぁ、あれだけ掘ったもんだ)
旅行中も、あっちこっちで・・・360号とか157号とか158号とか159号とか全面通行禁止になりまくり、白川郷よりさらに富山よりの・・・というか、富山の五箇山にいくのにえらい遠回りさせられたが、ドライブだと思えば、まぁ、苦にはならない程度だった。何度も迂回させられたのには、少々切れそうになったが、そば屋のおばちゃんの
「このあたりよくあるのよ〜。ここの道とここの道は普段でも危ないしね〜」
と暢気にいっている岐阜のおばちゃんをみて、心癒されたりした。
ということで、おいらの携帯には、もともといた朋美嬢がくれた謎の猿と、suicaのペンギン、モリゾウについで、再び
さるぼぼ
が加わることにより、よりいっそう統一感がなくなってしまった。
(浜名湖インターで衝動買いしたウナギパイのストラップは朋美嬢にあげてしまった。)
最近懐かしい人からのメールが多かったのだが、2年くらい前にパラドールの予約を手伝ったKちゃんたちから突然メールが来た。一時帰国中だったのでガイドはしてないが、いろいろ聞きたいというので、接待されに渋谷で会った。それが二年前。
なんか遠い目をしてしまうさ。
メールで書かれるまで、それが二年前だなんて全くわからなかった。せいぜい一年前くらいなんじゃないかと。
まぁ、いいや。
で、今回は
「スペインでの想い出にひたる会」
を開催するとのことでメールをもらった。
まさにおいらにはうってつけの企画なので、二つ返事でOKしたのだが、写真の持参は必須らしい。
ということで、未だスペインから帰ってきたまんまで、下手すると荷もほどいてないくらいだというのに、写真探しをする。
デジカメ写真ばかりだと思っていたのだが、あるわ、あるわ・・・三年分の思い出が。
すでに一人想い出にひたりまくりのおいら。
もうふっきったと思っていたが、まだダメだったらしい。走馬燈のようにパラパラとでてくる写真とそれに付随する想い出に、目頭が熱くなる。
まだ時期尚早だったらしい。
すでにパンドラボックスにいれたはずの爆弾写真まででてきて、一人のたうち回る。
日々、後ろを振り返らないようにしてきているつもりだが、「つもり」だけで全然できてないみたい。
今は写真から逃げるために日記を書き始めたのだが、後少しで書き終えてしまいそうだ。
アルバムを改めて見て、なんか、スペインにいたけどいつも周りには日本人がいたな〜としみじみ思う。それ以上に外人がいたから気にならなかったのだが・・・一緒に写っているのは、やはり日本人が多い。
久しぶりにメールでも書いてみたくなった。
そういえば、エリゾウも来月こっちに遊びにくるらしい。ジェシーメイビアノリコも遊びにきたし、まだまだ千客万来は続きそうだ。
最近、なぜか
「入籍しました」
という連絡が多い。「結婚しました」ではなく、「入籍しました」だ。今月に入ってきいただけでも4人もいる。
今の流行なのか?「入籍しました」っていう言い方。
「結婚しました」というのは結婚式を挙げないと言えない表現なのだろうか?男のおいらには同じことのように思うのだが、やっぱ当事者たちには違うのだろうか?
まぁ、なんにしてもめでたい、めでたい、Enhorabuenas!
幸せになってくれることを切に願うと同時に、結婚しても遊んでくれることも切に願う。
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