おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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TEMPORADA DE PATOS
2007年01月19日 (金)
【TEMPORADA DE PATOS】(邦題:ダッグシーズン) 4.8点(5点満点) スペイン語のわかりやすさ:8(10段評価)

公式サイト:ダッグシーズン(TEMPORADA DE PATOS)

いやはや、いやはや・・・先日見た「El Abrazo Partido」(邦題:僕と未来とブエノスアイレス)からそんなに間をおいてないというのに、最高の映画を発見してしまった。(中)南米・・・いちいちおいらのツボにはまる。おもしろい映画が多すぎる。

なんとも絶妙な映画。何がおもしろいのかって聞かれるとも、ものすごい困るのだが、おもしろいものはおもしろい。

どきどき感が失われるため、いつも事前に予備知識はいれないため、どんなジャンルの映画か、ストーリー(あらすじ)はどんなもんのかとか全く知らん情報で見始めるも、最初の「あひるの歌」でやられる。ボサノバ調の曲。頭から離れん。

でもってタイトル・・・「TEMPORADA DE PATOS」・・・メキシコなので、もちろんスペイン語。無条件で興奮。しかし、困惑。

あ、あひるの季節?あひるの時?・・・邦題はダッグシーズンだから季節ってのがいいのか?意味わからない・・・メキシコじゃ、そういう言い回しがあるのか?

ともかく、クワックワッいいながら先をすすめると、今度はコーラのアップ。さすが、コーラ好きの多いメキシコ・・・子供をコーラで育てるとかいう揶揄にもちかい表現があるらしいが、中学生くらいの子供が2Lのペットボトルをコップ二つになみなみついでからにする。おまえら、一人でコーラ1Lも呑むのかよ!

最初だけかと思ったが、なぜか画面は白黒のままで、物語は始まる。主人公は二人の男っぽい。一人はなんかアイマールみたいなクリクリ頭の子「モコ」、もう一人は金持ってるところのおぼっちゃんみたいな子「フラマ」。二人で仲良くゲームに興じていると、玄関でチャムがなる。

ヒロイン?・・・登場。名前は「リタ」。かわいいのかかわいくないのかわからないが、におい的にはかわいい感じがする。大人っぽいと思っていたが、映画の中では16歳の設定。ちょっと無理がある気がするが、実際それくらいの年の可能性が、あっちではあるのでそのまま流す。(※映画みたあとキャストをみたら、この子・・・デンマークのコペンハーゲン生まれらしい。Latin系じゃないのね・・・年齢は21歳。う〜ん・・・やっぱ外国人わからんわ)

リタはケーキを焼くためにオーブンを借りにきた。日本じゃ・・・少なくとも東京じゃ考えられんシチュエーションだが、だてにスペインにいってない。よくある話。

「勝手に使え・・・」とばかりにリタを通し、ゲームに戻るモコとフラマ。小腹が減った・・・ピザを頼もう・・・宅配ピザだ・・・。

30分で到着しなかったら無料って・・・今の日本でもあるんだろうか?昔の宅配ピザはそんなキャッチコピーを使っていたが・・・おいらの経験によると最近では「今日は道路が混んでいるので・・・」とか「注文が多いので・・・」など、事前にいいわけしておいて、実際は20分くらいでくることが多い気がする。侘びも寂びもあったもんじゃない。が、メヒコは違う。30分過ぎるとタダになるようだ。

そこで、宅配ピザのにーちゃん「ウリセス」。顔はエルビス・コステロになんとなく似てる気がする。かっこよくないが、演劇部っぽい仕草と存在感。

11秒過ぎた過ぎないで、そのウリセスと口論・・・結局、金を払うまで帰らないというウリセスが部屋に押しはいるような形で、4人が一つのマンションの一室に揃い、物語が展開する。

そんなお話。

もう映画中、終始ニヤニヤしっぱなし。寝ていた体を起こし、さらにニヤニヤニヤニヤ。スペイン語の映画はその響きだけでニヤニヤしてしまうことが多いのだが、この映画はストーリーの展開でもニヤニヤニヤニヤ。

何か特別なことが起こるわけではない。ある意味普通の日常的な風景と会話。彼ら4人はバラバラに動いているようにみえて、絶妙なバランス(ボキャがないので「絶妙」としかいいようがない)でかみ合っている。

見終わったあと、タバコをすいながらぼ〜っと考える。

こんな風な生活ができたらな〜
こんな風な日記が書けたらな〜

いったいどういう発想をしたら、何万本とったらこんな自然かつ素敵な映画が作れるのだろうか。でもって、チェブラーシカみたいな絵本を書く人とかもそうだろうけど、どうやったらこんなにほのぼのした、優しい雰囲気を盛り込めるんだろう。やっぱり作る側が優しくないとダメなんだろうか?それだとおいらには無理だろうな。やさしくないから。そういえば、この映画、最後まで白黒映画だったのだが、それがどういう効果をねらってのものかわからないのだが、確実のこの「ほのぼの感」と「優しさ」は増幅していた気がする。

最後に「最後」。最高の終わり方。この辺もにくい。ムカツクくらいうらやましいまとめ方。たった数秒の一コマできれいに感動。

TEMPORADA DE PATOSね・・・納得。

たぶんこの映画・・・あと5回は見るだろうな・・・。

追記
メキシコのスペイン語・・・地方にいってしまうと、マジで何言ってるかわからなくて泣きそうになるが(メキシコ人でもわからないことがあるといっていたが)、この映画のはとてもわかりやすい。fangoriaのAlaskaのスペイン語もそうだが、発音がしっかりしていて、かなりはっきり聞こえる。映画の最中は難しい単語がほとんどでてこないような、日常的な会話なので、それを聞いているだけでも楽しめる。特にキッチンでのリタとモコの話。「パパ〜と一緒?」のあたりは、ほのぼのしすぎて、マックスニタニタだった。



一応日記。

金曜日だが今日は帰ろうと思っていた。今年のおいらの抱負は「大人呑み」。文字通り、大人な呑み方をすることにしたのだ。あきらかに会話のなさのせいだと思うが、昨年は酒でいろいろ周りに迷惑をかけてしまったから。ネタあげたらキリがないほど。

が、そんな日に限って誘いが入る。おぐり。誘われたら断らないのが信条なので、とりあえずOKする。「やぶさかでなし」と。人数が少なかったら中止になるかな〜とも思ったのだが、康雄が来るんじゃいかないわけにはいかない。さらにのび〜も参戦して4人となる。

あのあたりのメンバーだと「お茶の水」or「浅草橋」(おいらにとってはかなりの鬼門)になりそうなので、先手必勝のごとくメールで一言。「神保町!」と送る。

予想通り(バルデミにおいてわがままなのはおいらだけで、あとはみな大人なため、主張がぶつかることがほとんどない)神保町に決定。

今日は新しくきた石が結構残ってはいたのだが(おかげで昼飯4時だった。すき家。)、金曜日くらいさっさと帰らせてくれ・・・と断固定時帰宅のオーラをだしていたのだが、ゴブリン君に「今までヨモツシコメサンにやってもらってた石をアスタロートさんに今後お願いするので、簡単にひきつぎお願いできますか・・・」といわれる。定時20分前。

引き継ぎはすんげ〜重要なことなのに、うちの石積み場じゃ、これまでやめていった人が引き継ぎしているのをみたこともない。「絶対引き継ぎしたほうがいいけど、たぶんおいらもないんだろうな〜」と思っていたので、正直びっくり。当たり前のことなのだが、うちの石積み場では異常事態なのだ。

ゴブリン君にそう頼まれちゃ、また自分もそうした方がいいと思っていたので、確実に定時は過ぎるが了承し、40分弱簡単な引き継ぎをする。そして、もう少し具体的な話は、また来週、実際に更新作業石がきてからにすることになった。

急いで神保町へ。

久しぶりにひばりさんの店(九州もつ鍋)だったらいいな〜と思っていたが、なぜか駅から少々離れた「和民ん家」とかいう店。「「和民」じゃなくって「和民ん家」??」。たまたま一緒になったのび〜に何度も聞いてしまった。和民系列なんだろうか?

この手の学生居酒屋はホント久しぶりだが、おぐりはこの手の安い居酒屋が大好きなのだ。スペインひきこもり前・・・泉岳寺で石積んでいたころ、週に4日は三田の甘太郎で呑んでいたのだが、その相手はおぐりであった。980円くらいのカイザートロストを1晩で13本あけて、店の在庫を飲み尽くした伝説を作ったのもこの時代。途中、のび〜が来たが、ほとんど二人であけたといってもよい。

今ふと思ったが、このカイザートロスト・・・メニューにはスペインワインとなっていたから頼んだ気がするが、冷静に考えると明らかにドイツっぽい名前じゃないか・・・メニューのミスなのか?それとも、ほかにもスペインワインなのだが、ドイツで売っているVinoがあるが、それと同じことなんだろうか?そういや、近所のスーパーで売ってるドイツのスペインVinoもカイザーなんとかって名前だった気が・・・その話Coraにしたら苦笑しながら「知ってる!日本にもあるの!?」といっていた気がする・・・ちょっとバカにされる安Vinoなのだろうか。確かに980円の味だ。

話は、2月に予定しているスキーの話やら(おいらはおぐりを先生に康雄と一緒に初スノボーをやるかもしれない。「フェルミンがボード一緒にやってくれるなら、オレ行くよ!」と康雄にいわれ、やらないわけがない)、例のごとく、むんの話とか、さらにはのび〜の話とか、先週の土曜日のフットサル後の飲み会でおぐりがはじけた話とか、秋田の話とか、ドイツの話とか、最近姿を見ない友達の話とか、誰に子供ができたとかそんな話を肴に日本酒を大人呑みする。

大人呑みはいい。心構え一つで、気構え一つで、No hay problema。天狗舞を5、6杯のんだが、乗り過ごすことなく、また眠ることなく帰宅。1時くらい。

で、調子がいいのでそのまま映画を見て、感動。

心地よい金曜日であった。


追加:公式サイトを見ていたら、あひるの歌のPVを発見。EL PATOというタイトルらしい。本当にあひるの歌という名前っぽい。ここから見られる。

un poco cansado....
2007年01月18日 (木)
6時くらいまでまともな石がなくともて暇だったというのに、なんで帰ってくるのが12時近いんだ?なにかがおかしくないか?

ふと思ったのが、ほかの正石積み職人さんたちは、あまりに終電帰りが多すぎて定時が終電までと勘違いしてないか?定時は一応7時なんだから、7時までになんらかの目標というかスケジュールたてて石積むってもんじゃないの?最初から終電まで石積むつもりだったら「残石積み」とはいわんわ・・・それ。いや、あなたたちはいいけど、すでに帰宅モードの人間に、あたりまえのように、自分の定時を押しつけるように、石投げてくるのやめようよ。もう7時まで20分もないんだから、渡すだけ渡しておいて「明日お願いします」でええやん。百歩譲って、石投げるのはいいとしても、ある程度前に話ししておいてくれれば、多少変更あろうが、こっちもある程度準備できるってもんでしょ〜。

空気を読むのが不得意そうなラミアさん・・・なんとな〜く苦手なタイプっぽいな・・・と思っていたが、やっぱりそうっぽい。というか、自分がわかってない石投げてくるから、こっちもどうしようもくなることが多いのも困る。

今日はさっさと7時にあがって、借りてきてるメキシコ映画でもみようと思ってたのに・・・最近、アメリカドラマばかりみてて映画みてないから楽しみにしてたのに・・・。

アメリカ映画は、Tru Callingに始まり、Lost、Prison Breakときている。感想はまぁ、いつか書きたい。

でも、簡単に。Tru Callingは大好きなEliza Dushkが出ていたので借りる。ビバヒルのブランドンもでてる。オヤジになったもんだ〜としみじみ。ストーリーは基本的に一話完結(二話になるものもあるし、全体でストーリーはつながってはいるが)でちょっとした時に見れるのがいい。Lostは最近落ち目のハリウッド映画よりはハラハラするが、ドラマという形式なためか、先延ばし、先延ばし・・・という感じで、たまに萎える。しかも、なぜか回を重ねるごとにキャラクターたちがしなびていくし。一話目から、「もしやジュラシックパーク!?」と不安に思っていたが、12巻まで見ても謎は解けず。この手の「とりあえず何かいる系」はおいら個人としては嫌。侘び寂びがない。Prison Breakは導入部が最高。うまい。舞台は刑務所、目的は脱出というシンプルなストーリーに、徐々に彩られていくキャラクター。しかも、悪者ってところがいい。「不良おばあさん横断歩道戦法」というべきか・・・たまに、いいこといったり、したりするとかっこよく見えてしまう。レオンのゲイリー・オールドマン
みたいにイッちゃった悪者が多いというのも、おいらにはうれしい。簡潔にまとめて最後は大団円となると思うきや、まだ続くらしい。最後のほうはちょっと強引過ぎる気がしつつも、今のところ続きは気になる。主人公のマイケルがかっこいい。クールだ。ああいう「余計なことはいわない男」になれたらな〜と太古の昔からあこがれているおいらとしては、惚れざるを得ない。


土曜日・・・大宮のルミネにフットサルをしにいき・・・周りの「明日こないかもよ〜」という筋肉痛もすぐさまきて、負けなかったのはいいが、土踏まずは2日たっても痛く(心地よいのだが)、何となく体も疲れ気味。酒もあまり呑みたいと思わないし・・・ただただ寝たい。完全に寝不足。スペインひきこもり時代なら、日々たいして疲れてないから、3時間睡眠とかでもいけるが、やはり石積み始めるとそうもいかない。3時間しかねないと、徐々に疲れがたまっていくのはわかっているのだが・・・帰るのが遅いモンだからムカついて5時とかまで起きていてしまう。

「今、何したい?」と聞かれたらなんて答えるだろう。

ホント珍しく酒じゃない。会話はしたいが、会話でもない・・・なんか、久しぶりに裸電球に蛾がまとわりつくような、場末な温泉宿で、ぼ〜っと音楽鬼気ながら、ゆっくり本読みたいかも。

わけあって、いまドイツ史を勉強している。ヨーロッパの真ん中にありながら、意外とドイツの歴史って知らなかったりすることに気づいたから。というか、あのへん版図がが変わりすぎ。

スペイン史を通じて15世紀からカール5世(カルロス1世)が活躍する16世紀あたり秦多少わかるのだが、あとはちょいちょいつまみ食いがある程度。全体を通じてつながってない。神聖ローマ皇帝関係とか、西ゴート東ゴートとか・・・どちらかというと周辺民族とかばっかりで、ドイツのドイツたる所以もよくわからじ。未だに、なぜドイツがスペインではアレマニア(Alemania)っていうのかもしらないままだ。米語ならGermanyでジャーマーニーで、ゲルマンみたいな感じでわかりやすいのだが・・・。

ってことで、ここ最近では地名を結びつける意味も含めて、前以上に「MONSTER」(浦沢直樹)を熟読。うろ覚えの地名がでてきたら、すぐにグーグルマップ。便利な世のかなだね〜。

そういえば、今日、石積みで韓国と台湾の地図を作らなければいけなかったのだが・・・なぜこの2つは拡大できないんだ?あと中国もだ。いつもヨーロッパの地図ばかりみてたから気づかんかった・・・同じアジア内だから?道一本もでてこない。

ためしにスペインGoogleでもみてみたが変わらず。韓国なんてネット大国なのに・・・Googleマップがまだできてないのか?回線速度が1Mで大喜びしているスペインでも細かくCalleがでるというのに・・・。

なんか、何が書きたいかわからない日記になってしまったが、この辺にしておく。

ホント疲れてるわ。cansadoだわ。

we love you
2007年01月17日 (水)
遅くなってしまったので予定変更。「フェルミンの苦悩」はまた時期をみて書く。

今日はゴブリン君が一日打ち合わせでいたため、おいらに石を投げる人がおらず(やはりシステムがおかしいと思う)一日暇。

せっかくなので、デスクトップの掃除をする。主に自分が作った作品の整理。前回の「就石積み活動」の時は、数年ぶりに帰ってきたため「作品」と呼べるものが一つもなく、「よく雇ってくれたな〜」という感じなのだが、次探すときは「こんなん作れるよ」と作品が出せるようになるってもんだ。

一年分だからこれが結構あったりする。作っている最中のバックアップデータまでいれるとものすごい量で、いったいどれが大事なのかよくわからない状態に。これでもこまめに整理整頓していたのだが・・・。

定時10分前・・・今日はもうゴブリン君が帰ってこなさそうだったので、帰り支度を始めるとなぜか・・・なんだっけ・・・あだ名なにつけたっけ・・・ヤシャだっけ?違う・・・マンティコアだっけ・・・違う・・・ラミアだ・・・ラミアさんからなぜか石を投げられる。

「ヨモツシコメさん・・・これ検証サーバーにあげてください・・・」

・・・サーバーにアップするだけなら誰でもできるやろ〜。

結局そのあとも細々とラミアさんの石を片付ける羽目になり、定時時間はほとんど働いてないにもかかわらず1時間の残業。

まぁ、いいや・・・スペインのためだ。

それでも久しぶりの早帰りなので、うきうき気分で帰宅。でも、今日はあまり好きな曲が流れなかった。やはり総合的にはあきらかに侘び寂びがなくなってきてる・・・おいらのiPod(コードネーム:Esther)。

先日、段ボールに整理したばかりの大量のCDを再びほじくり返し、インポート+アートワーク探し。BON JOVIのおかげで気分は「ベルエポック」(BELL EPOQUE)モードになってしまったのだ。

GUNS N' ROSESとかASIAとかTOTOとかRATTとかWHITESNAKEとかR.E.MとかROXETTEとかPOLICEとかひっぱりだしてきて、ひたすらインポート。脇をえぐるようにインポート。

さらにごそごそやってると、坂本龍一の「WE LOVE YOU」を発見。この曲かなり聞いたな〜と早速インポートしたのだが、アートワークが全然見つからない。それもそのはずでA4の横幅くらいの正方形が四つ折りになっている紙が表紙になっていて、誰もスキャニングしてないようなのだ。

まぁ、問題はそちらではなく・・・坂本龍一。

Googleのイメージ検索で「坂本龍一」と検索すると、もうそれはそれは大量の坂本龍一の写真がでてくるわけだが・・・なんか立ち眩み。

これまでの人生、いろいろな人に似ているといわれたことがあるが、この坂本龍一だけは圧倒的に多い。多いなんてもんじゃない。マジギレしそうになるくらいいわれる。予備校時代、電車の中で知らない人に突然いわれたこともあるし、桜新町でパスタ食べてたら隣のカップルにクスクス笑われながら、指さされながらいわれるし、バス待ってれば近くの輩が同じく「似てる〜〜〜!!!!」。

「聞こえとるわ、ぼけ!」

あまりにいわれるので、高校か大学あたりのときに、あらぽんに「戦場のメリークリスマスかエナジーフローの楽譜もってる?それでおいらにピアノの弾き方教えてくれ!」と頼んだことがある。ネタとして。でも、4つくらい鍵盤たたいてアウト。あらぽんはそれほど難しくないとかいっていたような気がするが、おいらには無理であった。

で、現在はあごひげ生えてるし、だいぶ太ったのもあっていわれる回数は減りはしたものの、それでもやはり5、6人に1人はいわれる。つい最近も・・・誰かに・・・たぶん、あかねママさんにいわれたようないわれてないような・・・。

昔より大人になった今・・・改めて大量の坂本龍一のイメージをみていると・・・まぁ、いわれるのもわかる気がする。頭がでかいところとか、顔がぼこぼこなところとか・・・たぶん、目の二重の感じが似ているんだと思う。

周りの人間は「坂本龍一に似てるんだからいいじゃん・・・」とかいうが、音楽の才能だけでいってないか?なぁ。

あ、でも一度だけ、中谷美紀と組んだ時だけ、「坂本龍一になりたいかも・・・」と思ったことがあるや。

ちなみに、大学時代、金髪にしていたときはドリアン助川に似ていた。自分でもそう思う。あとは・・・笑い飯の西田とか。彼らがテレビのスペイン語講座に出たときは、かなり大爆笑されたなぁ〜。

で、結局、肝心の「WE LOVE YOU」のアートワークはどうあがいても見つからず。自分でスキャニングするしかないようだ・・・。

近況書き殴り
2007年01月16日 (火)
気づいたら今日になってしまった。

ってことで、徒然なるまま近況を書き殴り〜。

ブルァァァァァァ!(c)チェブラーシカ

■会話欠乏症
最近ものすごい変な夢をみるようになってしまった。得てして逃げてたり追いかけられてたり、誰か探してたりする。夢判断するまでもなく、何を意味しているのか想像がつくから怖い。

普段なら夢は起きた直後は覚えてるのだが、朝飯食い終わるころにはどこへやら・・・ってのがおきまりなのだが、今日のは起き抜けにすんげ〜うなだれたもんだからしっかり覚えている。

細部までは覚えてないがこんな夢。

猫がやってきた。かわいい猫。もちろん拾ってうちに持ち帰る。その猫・・・しばらく飼っていると突然話し出す。むちゃくちゃびっくりしつつも、なんで話せるのか聞いてみると「誰かの霊が乗り移ってる」とか猫が宣う。おぼろげだったが白猫で、うちのおまけみたいなのだった気がする。

「霊が乗り移ってる」ときいてさらに驚くおいらだったが、それまで朝から晩まで一緒にいたことを考え「あ・・・でもこれでいつでも会話できるじゃん・・・」と判断し、霊がどうとかこうとかということは不問に処す。

夢の中のおいらはそれで納得したが、起きたリアルなおいらは納得いかん。いや、夢のおいらの言い分は痛いほどわかるが・・・そこまで危機なのか?そんなにおいらは今の会話なき環境にストレスがたまってるのか?

ほんとうなだれた。

■4347曲
iTunesのアルバムアートワークを集め始めて幾星霜。かなりたまってきて、HDDにこんもりあるMP3ファイルも7割近くは片付いてきてほくほく。

あとで記すが最近は石積みがむちゃくちゃ忙しいため、帰宅が午前様になることが多いのだが、帰ってくるのが遅くても日課のごとくしこしこしこしことアートワーク集め。前半は自分が持ってるアルバムだったり、自分がインポートしたアルバムだったりと、時間は必要だが、さして問題もなく集めてこれたのだが、中盤戦になってくるとスペインでかき集めたり、誰かが「Track01」とか「Track14」とかのままでインポートしてるヤツとかどこかから拾ってきた曲が大量にでてきたため、一つのアートワークを探すのにえらく時間がかかり始める。

おいらもバカじゃないからもらう時に、アーティスト名くらいは聞くが、曲名は場合によってはくれるほうが覚えてなかったり、聞いてもおいらの耳のせいでスペルが間違ってたり(スペイン語の曲は特にそう)なんかして、アートワークどころか、曲名から探さなくてはいけない。iTuneStoreとか様々なサイトの視聴機能を駆使して探すのだ。探すヒントは曲中に流れる歌詞だったりする時もあったりして、そんなときはマジ泣けるのだが、見つけたときは、ココロから「ブルァァァァァ!」もんだ。夜中の4時とかに。

最近では・・・って昔からかもしれないが、歌詞なんかもアップしてくれてるサイトがあるのでかなりうれしい。スペイン語の曲はえてしてごまかし半分、鼻歌少々、知ってる単語はここぞとばかりにでかい声で歌う小さじ一杯・・・で歌うのだが、そんな歌たちも、今度からはちゃんと歌える!!と歌詞もついでにコピペし始めたらもう、さらなるドツボ。実際問題、それらのコピペしたスペイン語やらフランス語やらブラジル語の歌詞をみながら歌ってみても、先ほどのごまかし〜な時と大して変わらないのだが、気分的に違う。場合によっては歌詞の意味が頭に入る。スペイン語を忘れてきているのでいいリハビリにもなる。

話がそれてきてるな。

で、とりあえず手始めに・・・とおいらが通勤の時に聞く「Para Trabajar」プレイリストにある曲は全部アートワークをそろえ終えたので、さっそきiPodにインポートすることにしたのだが・・・ここで問題発生。

なぜか、iTunesが自動で落としてきた曲(アルバム)のアートワークがiPodに適応されない

ってことで、ググってみたらすぐでてきた。こいつ

おいらのミスじゃないことにほっとし、このサイト通りにやることにしたのだが、これがいかんかった・・・いかんくないけど、もう明け方近かったためうっかりしていた。

一度いれたiPodにいれた曲を消さなくていけないようなので全部消し、そこから入れ直すのだが、今回の解決策だと「手動」ではなく「同期」させなくてはいけなかったのだ。このときに、「指定したフォルダ」を選ばなくてはいけなかったにもかかわらず、適当にチャチャチャとやってしまったため、「すべて」を同期してしまい・・・それに気づかず、「充電もしておかなくては・・・」とPCをつけて、音楽かけて寝てしまい、朝起きたら・・・・

iPodに整理済み、整理前も含めて4347曲もの曲がインポートされてしまった。

うぬ〜〜〜!iPodの侘び寂びが〜〜〜!

と叫んでも後の祭り。先ほどの夢に続いてここでもうなだれる。

不幸中の幸いなのだ、1アルバムずつ、1ジャンルずつ整理をしていたため、まだ整理準備も済んでおらずiTunesにいれていないものがあったこと。全部整理終わったあとだったら・・・と考えると・・・。

まぁ、消せばいいんだけどさ・・・消せばいいだけなんだけどさ・・・なんかさ・・・とてつもないミスした気分になったのさ。

■Bad Medicine
毒を喰らわば皿までの精神で、今日は「Para Trabajar」での通勤ではなく、全曲めたくそシャッフルで聞いてやることに。

「来るなら来い!!どんな曲でも聴いてやる!」

とPlayを押すと、BON JOVIのBAD MEDICINEが!!

ノスタルジ〜〜!!ワビサビ〜〜!

うん、すべてを許す。マタイの福音書。

もうホームまでの道、ニヤニヤが止まらず大変だった。こんな日に限ってクロマー(カンボジアのマフラーのようなスカーフのようなやつ。30円くらい)忘れて顔も隠せやしない。

でも、BON JOVIなつかしすぎる。小学生高学年〜中学生前半の思い出がよみがえり、さきほどまでのうなだれムードを払拭してくれた。

■タバコと磯辺揚げ
あと2週間弱で石積み終了。いざゆかん、スペインへ・・・となるわけだが・・・おいらの石積み場のある、三途の川も「さよならフェルミンムード」に満ちてきている。完全な個人的なことで。

まず、いつもタバコを買っていたタバコ屋が突如閉店。最近まで自販はおいてあったのだが、キャメルがなくなっていたのだ。なんだよ〜いつも買ってるのに〜とちょっとマサオを思い出したが、一昨日くらいに前を通ったら閉店していた。

同じく、いきつけの立ち食い讃岐うどんやから、おいらを誘惑しまくりで、ついついうどんにのせてしまっていた磯辺揚げが、突如消えた。磯辺じゃない普通のちくわはなぜかあるのにだ。磯辺君が存在しせり頃から、ノーマルちくわVS磯辺あげちくわの戦いは磯辺揚げの圧勝だったはずなのに、なぜ人気がある磯辺あげのほうが駆逐されるのだ!?出る杭は打たれるのか?ここでもマサオを思い出した。

店のおばちゃんに「なんでないの?」ってきこうと思ったが、おばちゃんまでも品替わりしていやがった(※後日、正月休みだったらしいことがわかったが)ため断念。新おばちゃんが磯辺揚げが作れないだけで、しばらくしたら復活するかもしれんが、そのころにはもうおいらはいない。遙か西の彼方。オーガスタ。

■正月休み
このままだと、過去の日記も手つかずで終わりそうなので、殴り書きの中の殴り書きとして、メモを残す。

・年賀状(30日)
今年もがんばったさ。29日まで石積んで、30日に一日かかって書き上げた。言い回しではなく、マジで一日かかった。去年の年賀状から探さなくてはいけなかったからだ。そして、宛名全部手書き・・・年賀状と昔のアドレス帳、15年前くらいにまとめた住所録等々を駆使して。懐かしい面々もいたので、ダメもとで送ってみたりもした。去年くらいから年賀はがきを使い始めたので、切手を貼らずに済むのがいいね。おいらが年賀状を断念した理由ってのが、切手を買いに行くのが面倒だったから・・・という理由があったりするもんだから、ほんとありがたい。あの年賀状の黄ばんだ色がどうしてもいやだったのよね。ALPSのプリンタで印刷しているというのに・・・もったいない!という理由もあり。今の年賀はがきは全然白いのね。

そういえば、送った人間から「宛名手書きで偉いね・・・すごいね」とかいわれるが、偉くもないがすごくもない。それまで年賀状書いてなかったから、宛名ソフトみたいなの使ってないし、スペイン帰ってきてから本格的に年賀状復活させたけど、またどうせすぐ送らなくなるだろうと思って、住所とか入力してないだけやねん。送るには手書きで書くしかないねん。おいらの友達は、おいらの性格知ってるだけに、なんか嫌みいわれてるような気さえしてくるよ。来年からは宛名ソフトを使う予定。さすがに宛名書くの大変・・・。

一時帰国の時にも書いたからこれで3年連続送っていることになると思うのだが、さすがに3年続けると回収率が恐ろしく高くなる。おそらくみなのもっている宛名ソフトの中にもおいらの名前と住所が定着したに違いない。

・除夜の鐘(31日)
お嬢、むん、長尾、もっち〜との5人で、恒例となった地元除夜の鐘+みかん+甘酒+たき火+おみくじ+初詣企画を決行。その後、うちでだらだらと朝までおいらの部屋でだべる。5時過ぎくらい。

・掃除(1日)
暇なので掃除する。お雑煮食って寝る。ジグソーパズルをやろうと思ったが、やっぱりアートワークを探してしまった。あとテレビを意外とみたかも。

・買い物(2日)
事務所のファックス+コピーが壊れたということで、両親を連れてヨドバシに複合機を買いに行く。すでにおいらが調査済みなので、あとは実際触ってもらって、決めてもらう状態でいく。パパンはなぜかごっついレーザープリンターに惹かれるようで、なにやら不安げに「やっぱこれくらいあったほうがいいかな〜」とかブツブツいっていたが、「一日10枚も使わないうちの会社でなぜレーザーが必要!」と一蹴してあげた。結局、おいらにもおいしい複合機を購入。

おうちに帰って、早速あけると思いきや、パパン・・・事務所にもっていって、手ぶらで戻ってくる。

お「え!なんであけないの!?」
パ「今日はもう遅いから、明日とかもっと後でいいよ」
お「え!買ってきたばかりなのに?」
パ「?」
お「え〜〜!!!あけないの〜〜!ねぇねぇ」

っていうか、何か新しいものを買ってきてあとは、よだれ垂らしながら、段ボールを開封して、読みもしないマニュアルをパラパラめくって、保護シートをピリピリピリ・・・とはがすのは、万国共通+老若男女問わない、「幸せの瞬間」だと思っていたのだが、違うのか!?

張り合いがないというか・・・なんというか・・・

おいらとしては、親子で

お「じゃ〜あけるよ〜」
パ「ばか!これはオレが買ったんだから、おれがあける!」
お「調べたのおいらやん!」
パ「金出したのはオレだ」
お「じゃ〜じゃんけんな!」
パ「よ〜し、じゃんけんだ!」
マ「馬鹿なこといってないの!」(バリバリバリッ!:ママンがあける音)

という状況が「幸せ独り占め」的でいいのに・・・これじゃ〜まるで・・・

なんか、合コンとかいって

A「誰が好み?」
B「オレ一番右〜」
C「おれその左隣」
A「おれもそれだよ!」
B「オレもそっちでもいい!」
D「おれ真ん中」
ABC「・・・ど〜ぞ」
D「え〜〜!なんで〜〜!なんで〜〜!」

みたいな状況ってこんな気分なんじゃないだろうか。

まぁ、いいんだけどさ・・・。

ってことで、この日は朝までかかって新製品をセットアップ。幸せなり。

・甘い!(3日)
1月31日に仕事をやめ、2月は一ヶ月、たまっていることやったり、やりたいことやったり、ぼ〜っとしたりして過ごし、3月くらいからスペインに行く予定でいる。

スペインに行くのはもちろんむちゃくちゃ楽しみだし、そのために1年ちょっとリハビリがんばってきたわけなわけだが・・・やはりたった一年で何かをこそぎ落とされてしまったのか、定収入がなくなる恐怖というのを初めて覚える。

前回みたいに、2年や3年とかじゃなくって、今回はちょっと長いお休み程度なので、もちろん日本にまた戻ってきて、ばりばりがつがつかつかつとことこ石積みつもりではあるのだが、なんか怖い。生まれて初めての経験だ・・・。

かつて・・・というかつい最近まで「そんなに嫌なら仕事やめて、違うのさがせばいいやん・・・すぐ見つからなくても1ヶ月くらいなんてたいしたことないってばさ。っていうか短いくらいやない?だって何年働いてるのよ?もう5年とか働いてるんでしょ?人生のなかで1ヶ月なんてたかがしてれるって。やめちゃえやめちゃえ〜」

とか普通にいっていたが、ちょっと言いづらくなった。まだギリギリいえるけど。

一ヶ月たったら、この1年で培ったきちんとした生活も、元の木阿弥・・・最悪リバウンドなんかしちゃったりして、文無しでスペインいっちゃいそうだよな〜とか、不安に思っていたが、なんのなんの・・・正月休み突入3日目で、完全に昔の生活に戻ったさ。見事に昼夜逆転。おいらの生態系って先天的に夜行性なんじゃないかと思うくらい。

まぁ、それはいい。とりあえずスペインへ行く。いかなくちゃいかんし。それに、やっぱり「会話がない環境」はおいらには無理。絶対無理。それがわかっただけでもめっけもんかもしれない。経験のないおいらは、面接しても特に聞きたいことがなかったからな〜。働ければなんでもいいです・・・って働いたし。次の面接では、「何か質問ありますか?」と聞かれたら「会話ありますか?」って聞くことにする。

・その他(4日〜8日)

今年はちょっと遅く、4日が初Vino。あまり種類がなかったが、NavarraのVino(1500円くらい)を購入。やっぱりスペインVinoってうまいってばさ・・・日本でも・・・。スペインいったら・・もう・・・誰か一緒にいってくれないかな〜。

小動物を見にズーラシアへ。ヤブイヌとバクとヤマアラシとフクロウが気に入る。オカピーはセクシーであったが、模様がリアルすぎ。いやリアルな生物なんだけど、なんていうか珍獣。前にみたときは遠目だったから気づかなかった・・・。

おみやげ物屋で、動物人形セット(1500円くらい)を購入。飼ってきて、枕元に動物園を開園。勝手にストーリーを作りいじましく遊ぶ。見せ物はシマウマVSライオンのバトル。審判はカワウソ。観客多数。とてもかわいい。

恒例の麻雀大会をやる。年に一回の行事。おぐり、むん、吉野、康雄、マリちゃん、おいら6名。実質マリちゃんはできないので、5人でのローテーション。普段より少ないため、結構疲れる。おいらは4半荘やって、4位(トビ)、2位、4位、1位で総合三位。マイナスは28くらい。おぐりはぼろ負けしていて-100いっていた。帰り際おでんくったら、上あごやけどしてべろんべろん。おぐりが大爆笑。

・鎌倉(8日)
なんとなく鎌倉いってみた。1000円ですげ〜高級そうなサカコルチョ(コルク抜き)ゲット。ソムリエナイフタイプ。まぁ、スペインで家宝にすういいヤツ買ってくるけどね〜。そろそろ、スペインから持って帰ってきた旨Vinoあけるかな・・・一人で呑むのももったいなくて、ここまできてしまったけど・・・もういいか。

・予想外(9日)
新年初仕事は、去年の石積みのやり直し。書き始めると止まらなさそうなので省くが、おいらのやっている石積みは2種類あり、片方はデザインからコーディングまで完全自由な石積みと、ゴブリン君なりクーフーリンさんなり、カーリーなりからもらってやる、ある程度デザイン(レイアウト)が決まっていて、ドラフト(設計図みたいなもん)をもらってやる石積み。後者は色合いやら素材やらは多少は自由はきくが、すでにある程度のイメージが練られているため、あまり派手には動けない、細部にこだわるような石積みだ。

今回の石は後者の石。ドラフトが渡される石の場合は、それに従って作っていくため基本的に大きなダメだしはないのが特徴。完全自由だと「ダメだし」はでる。ゴブリン君から渡された石はそこそこ大きいものだったのだが、新年まで残したくなかったので、昨年気合いをいれて、ギリギリ石積み納め日に完了して、新年からはまた新しい石(すでにわかっている)やつを心機一転やろうと思ってルンルン気分で出社したのだが・・・。

なんでも、ゴブリン君と担当者でやりとりしていたドラフト(設計図)が、クライアントの上まで渡っていなくて、根本からやり直し。修正とかじゃなくって、やり直し。

よりによって、新年早々、昨年の後始末に追われるとはおもわなんだ。その日からやる予定になっていた新石積みも、初日に動ければなんとかなる・・・くらいのタイトなスケジュールだったにもかかわらず、やりなおし・・・やりなおし・・・。

まぁ、世の中ってこんなこともあるでしょ・・・と思って開きなおってやるが、なぜかピリピリしているのは、おいらはではなくゴブリン君。新石積みのほうに全く着手できない状況になってしまったため、締め切りに間に合うかどっこいどっこい・・・おいら個人にいわせれば「たぶん厳しいんじゃないかな〜」って感じ。

そのピリピリムードが伝わるだけでなく、微妙にアたられてるような気がして、こっちもなんかやる気なくなる。どうしようもないっちゅ〜ねん。

・修羅場(9日〜12日)
ということで、休みぼけも治ってないというのに、初日から午前様。次の日も午前様。そして、その次の日も午前様・・・そして、次の日も・・・。

いや〜修羅ったさ〜。かなりの修羅場だったさ〜。たぶん、これまでの石積み生活のなかで一番修羅ったさ〜。おいらはもうやることやるだけだけど、ゴブリン君がかなり修羅ってたさ・・・。

うちには徹夜で石積みできる人間(社員)はいるけど、おいらにはさすがに徹夜でやらせられないしね〜。おいらはやってもよかったけど・・・どうせなら・・・今月就業日数少ないし。



現在に至る。

これでリセットだな。

ようやく石積みも落ち着いたので、明日はここ最近のおいらの贅沢な悩みについて書こう。

追記
今日はどれくらい長くなったんだ・・・。

みんなで、いっぱいいっぱい頑張って完成しました!ブルァァァァ!
2006年12月25日 (月)
なんとかしないとねね・・・そろそろ・・・モテなくちゃ・・・ウソついてモテるの・・・

チガウ。

マジでそろそろやばそうなので、女のすなる日記というものを、おいらももしてみんとてすなり。

何からかいていいかわからんが、いや、すごいわ実際。

ここ数年、12月といったら「一時帰国」な月で、ご飯の心配も、一日の生活費の心配もなく、のんびり実家で過ごす月になってたけど・・すごいわ、師走。

もうむちゃくちゃ忙しいわ。師走。

もうな〜んもやるきせ〜へんわ。師走。

だのに、無駄にハイテンションだよ。師走。

けれどもやっぱりな〜んも手〜つかへんわ。師走。

でもって気づいたら、クリスマス終わってたわ。師走。

サンタさんも東方三博士も両方ともきてくれなかったよ。師走。

クリスマスイブなのに、ローカル色強い本厚木のサティにパスポートとりいったよ。駐車場代払うのばからしいから「駐車券ください」と、その辺にいたネクタイ売り場の店員に超えかけたら「パスポートの受け取りではダメです」とすげ〜ツンツンした態度でいわれたよ。ツンデレだよ。たぶん、彼女。

予定外に1万6千円でて、年越せるのか不安。バルタサールが「Camaこうて〜」いうから、イケアいったらいろいろ買ってもうた。順調に進んでいる部屋の模様替え。ここらで思い切って電気関係を根こそぎ変えてやろうと思って、オサレなスポットライトみたいなのが4つついてる(クリクリ動く)買ってきたら、配線チガウでやんの。ささんないでやんの。なんか時限爆弾みたいなやつで、「赤or青?dead or alive」みたいな配線。腕組んで、上見上げてたら首がいたくなったよ。年始から配線から変えなくちゃいけなくなったよ。

スペインでの部屋で使っていた、同じくイケア購入(6euros弱)のMesa del Camaの色違いも買った。同じ色がよかったんだけど・・・電車のつり広告でその色みたんだけど、なぜか存在せず。白買ってきたよ。

いまさらだけど、チェブラーシカみたよ。映画。これなりよ。

いや〜はまったなり。かわいすぎる。キュートすぎる。もうたまらんわ。彼。やることなすことツボにはまる。ここ最近、チェブラーシカみたいな子いないか探してるさ。ロシア語の響きもとてもよい。ロシア語やりたくなったよ。単純に。チェブラーシカの映画、字幕なしでみたい。女の子みたいに、壁紙とか今まで使ったこともないスクリーンセーバーまで探したけど、2001年にブームは過ぎ去ったようで、あとかたもなし。日本に帰ってきてから、いろんな店でチェブラーシカグッズみたけど、この映画のケムクなチェブラーシカにはかなわんね。バイト先のMさんとか、バルタサールがもってたつるつるのスポンジのやつも、まぁ、かわいいんだけど、あのケムクな雰囲気と、あの声と、あの動き・・・ホントやばいわ。なんどもDVDみてしまったよ。

さるぼぼ、ピンガ以来、3人目のこよなく愛したいキャラクター。


先日、朋美嬢のところにいったときに、トゥ君が必死こいて集めたコレクションをみせてもらった。絶対はまるだろうな〜はまったらどうしようもなくなるんだろうな〜と思って、手をつけていなかったiTunesの「アルバムアートワーク」。

時間ができたので、なにげなく遊んでみたら・・・遊んでみてしまったら・・・やっぱり、はまった。

凝り始めると止まらない人間なので、できるだけ峰打ちですませるようにしてきたのに・・・菅野よう子のCDと気に入ってるCDだけ・・・と思って探してたら、はまっちゃったよ。

おかげで昨日も4時過ぎまでネットで必死扱いて集めてしまったよ。

まだアルバムの3分の1も終わってないのに、いろいろそろえてカラフルにしたくて、古いCD引っ張りだしてきて、インポートしてはアルバムアートワーク探し・・・。

自動ででてくるやつもそこそこあるのだけど、ないやつはなかなか探すのが面倒。画像自体はすぐ見つかるのだが、できるだけ綺麗なやつがいいので、それを探し始めると「まだまだ〜」となっていき・・・寝不足。

あと4日で石積み納めだというのに、石いっぱい。次から次へと投げられる。ヘケットさんとラクシュミさんがやめてから「忙しい忙しい」と言ってはいたのだが、比にならん。クーフーリンさんはもうかれこれ何日、石積み場に泊まっているんだろう?ここ2週間くらいは、毎朝寝起きの顔でいる気がする・・・。

去年から「立派な日本人に!」と思って、数年ぶりに復活させた年賀状。今年も知り合いのノルマ(?)に貢献するため、彼から買った40枚の年賀状。買うときはまだ各期満々だったので、足りないかも・・・と思ったくらいなのだが、いささか早まった気がする。いや、ものすごい早まった気がする。

送る予定の友達に住所も聞いてしまったよ。これもフライングな気がしてきたよ。

どうすりゃいいんだろ・・・。

どうすりゃいいの?


追記
あ、そうだ。先日、敬愛するクレイジーキャッツの青島幸男氏と敬愛するスナフキンがでてくるムーミンの声をやっている岸田今日子氏が亡くなった日、心なしか凹んだ。ついでに、同じ日、通石積み場の電車で生涯おそらく3度目(?)の痴女に遭遇。13年ぶり。直接さわられたわけじゃないが・・・凹んだ。座っていて会うとはまさかおもわなんだよ。毎日同じ車両のだいたい同じ場所に乗っているので「この人痴女です!」なんていいだせるわけもなく、そもそも最初は疑ってなかったわけで・・・寝たふりして、二子玉あたりで電車が急停車したとき、「およよ、ここどこだ〜」と寝ぼけ眼をこすりつつ、足を思い切り外して逃げたが・・・あまり効果なし。が、おいらのすぐ右隣にいた人が、ポジション的においらよりもその隣の人のほうが息の荒いその痴女の真ん前になってしまっため、いたたまれなくなって離籍。その席をその痴女が座ることによって事なき?をえる。怖くて顔みれなかったよ・・・。かえってすぐズボン洗ったよ。

追記2
今年中にたまっている日記は絶対に書いてやる!2、3行だけでもいいから書いてやる!・・・・って、これもフライングか?

BoomBoom師走
2006年12月04日 (月)
メモったはいいけど、もう書く気なし。とりあえず、リセットして仕切り直し。

ちなみに今日はなぜかケンさんの「男の滑走路」な気分なので久しぶりに大音量で聞いている。

とりあえず、つい最近やってしまった失敗を書いておく。失敗というかなんというか、すでに「恒例」というか「習慣」になりつつあるため、気持ち的にはネタというよりは、「戒め」として残しておく。

今度は丸ノ内線とやら。

自慢じゃないけど、東京近郊に30年以上住んでいるのだが、路線図には恐ろしく疎い。理由はすぐ見当がつく。働いたことないから。あと、やっぱり3年以内間にえらく変わってしまったから。「東京メトロ」とかって、たぶんなのだが・・・おいらがいない間にできたモンだと思う。前はなかったもん。で、うちの路線と伊勢崎線とかがつながったのもしらんかった。

まぁ、いいわけはいい。

1日の金曜日。うちの石積み場では送別会なるものなぞないので、一緒に昼飯食べたOL仲間であるラクシュミさんとヘケットさんと送別会をすることにする。幹事は一人石積み場に残されたおいらのみ。とりあえず、おいらの送別会も含めて残り2回やる予定。

7時。スペインVinoがおいらを呼んでいたのでソッコウで退石積み場。

「TSUTAYAでCD借りたいんだよね〜」とつぶやいていたBoom Boom SatellitesのCDをバルタサールが借りておいてくれたので、iPodにすぐさま入れる。アルバム一枚いれるなんて「侘び寂び」がないといったが、前言撤回。そういうこともある。というか、しょうがないことが判明。

おいらにしては珍しく「うるさ系」の曲で、どちらかというとシャカリキシュガーボーイ(意味不明だが)の頃に聞いていたような曲だ。知ったきっかけはこれ。びっくりすることに一年くらいたってるのか・・・。

話は飛びまくるが、このブレンダって、今のメナードのCMで「サンキューメナード!」とかいってる彼女じゃないかと思うのだが、まだ調べてない。Super Guapaだ。ハワイというと、小錦、武蔵丸(似てると言われたことがある)、カメハメは大王、ジェイシーメイビアノリコしかイメージがわからない。

そのBoomBoomSatellitesの曲があまりにノリノリなので・・・ノリノリすぎて鼓動が早くなりおじいちゃん大変なのだが・・・石積み場から送別会会場となる四ッ谷三丁目まで歩くことにする。駅にして二駅なのに160円払うのアホらしいし、南北線が深すぎてイヤだし、どうせ歩くなら外の方が楽しい。ってことで、Googleマップで調べるとかなり近いことが判明。こりゃ歩くしかないということになったわけだ。

普段、メトロを使うのでJR方面にはいかないのだが、あの辺は何とも心躍る。石積み場の近くにも大使館はあるが、ローマ法王庁大使館とかルクセンブルク大使館とかベルギー大使館とか、かなり楽しげ。大使館なんて普段お世話にならないが、名前をみるとなんかこれから旅するような気がするのはおいらだけだろうか?たぶん、おいらだけなんだろう。ちなみに、パキスタン大使館は緑色ですごい綺麗。自動販売機まで緑なのだ。カンボジア大使館は・・・なんか病院の窓口みたいだった・・・ビザとるところだけなのか?スペイン大使館はあまりスペインぽくない。どうでもいいが。

とりあえずBoomBoom歩く。ノリノリで歩く。鼓動をバクバクいわせながら歩く。

と、目測で30分〜40分くらいかかると思っていた道のりが20分ちょっとで到着してしまい、寒い中30分待つ羽目になった。しかも、iPodが突然のフリーズ。「ぬわ〜〜〜!!」と、うろ覚えの強制終了をいろいろ試すが、なかなか治らない。「あれ?なんだっけ・・・holdにして、メニュー+再生/停止を6秒だったような・・・」。いろいろ試してなんとか復活したころには待ち合わせ時刻になっていた。結局、どれで戻したかイマイチ覚えてない。

会場は四ッ谷三丁目の「Taperia」。気に入っているスペイン料理屋の一つだ。

ついてそうそうおみやげをもらう。伊豆と北海道。ラクシュミさんからは猫の手型のライター(爪が出る)と灰皿をいただく。さるぼぼ灰皿もそうだったのだが、煙草をもみ消すところに猫やらさるぼぼがいると不憫で使えないので、小物入れとして使うことにする。猫の手ライターは黒猫の手だったので、クマの手ライターということになった。

ヘケットさんからはコロポックルのストラップをもらう。というのもおいらが「コロポックルコロポックル」と叫んでいたから。ご丁寧にアイヌ語のメッセージ付き。

コロポックル=コロ ポク ウン クル(グル)=フキ 下 住む 人=出会った人に幸運を運ぶといわれています。

だそうだ。

コロポックルはかなり小さいころから好きなのだが、意味はしらなんだよ。

あと「まりも茶ん」とやらをもらう。

フ「え〜〜〜〜!!!マリモをお茶で呑むの?」
ヘ「そんなわけないじゃないですか!!!」

・・・超自然天然感電不思議娘のヘケットさんに常識説かれた。ショックでかい。

抹茶と梅と昆布のブレンドティーらしい。マリモのところはとろろ昆布なんだってさ。へぇ〜って感じ。

まぁ、スペイン料理をおいしく食す。送別会なのであまり酒は呑まず。スペインVinoのすばらしさを教える程度にしておいた。

当時の昼休みを思い出しつつ談笑にふけると、店長のカルロスが叫ぶ。

カ「Ya doce y media!!」
ラ「え?なんていったの?」
フ「もう、12時半だよ〜!だって。ははは。スペインでよくある冗談だよ。だって、さっき時計みたとき10時半だったやん」
ヘ「でも、本当に12時半ですよ・・・」
フ「え?嘘・・・って、帰れないやん」
ヘ「私たちも・・・」
フ「え〜〜!!ってこういうのって、女の子が「あたしそろそろ終電があるから〜」って帰るもんなんじゃないのか〜〜〜っ!またやっちゃったじゃん・・・(明日朝から秋葉原に買い物に行こうと思ってたのに・・・)」

フ「カルロス・・・うちら、もう電車ないよ〜」
カ「どうするの?」
フ「しょうがないから朝までその辺で呑んでいくよ・・・」

不幸中の幸いで、朝までやってそうな店はいくらでもあったので、適当な店に入り飲み直す。

途中、ラクシュミさんのNovioが迎えに来ることになり、なんとか便乗しようとヘケットさんと努力したが、さすがにUtielまで強引につれていくこともできずあきらめることにする。

それでも、やはりあきらめきれず、店の人に「すぐ戻りますから〜」と鞄をおいたまま(スペインだったらあり得ないが)、「挨拶するよ〜!」とラクシュミさんのNovioの待つところまで2人でついて行く。

そして、うれしそうに帰るラクシュミさん。

マレデデウ!

飲み直す。

今回の送別会で気づいたのだが、どうもおいらは酒を呑んで酔いつぶれているというよりも、呑んでいようが呑んでいまいが、3時前後になると眠くなるらしい。それもどうしようもないくらいの眠気。当然酒がそれを手伝うが、酒は眠りの深さに関係しているようだ。おそらく、石積み続けている限り、規則正しい生活をしている限り、おいらは3時くらいになると眠くなるようだ。あとはやっぱり三十路の呪いだろうな。なんだかんだいって。

どれくらいの間寝たかわからないが、ヘケットさんいわく「すんなり起きた」ということなので、大して寝ていないと思われる。いや、寝たかもしれんが、当然覚えてない。

店をでて始発に乗るべくてくてく歩く。おそろしく寒い。やはり冬はこうでなくっちゃ〜という寒さだが、薄着できたのことをちょっと後悔。

ヘケットさんはこのあたりの住人なので、道には詳しい。

フ「どこ向かってるの?」
ヘ「四ッ谷です」
フ「四ッ谷ねぇ〜。どうやってかえるんだ?赤坂見附から帰るつもりなんだけど」
ヘ「丸ノ内線なので赤坂見附通りますよ」
フ「ほほう。じゃ、よろしく〜」

と水先案内人として認めたのだが、さっき路線図をみたらおいらは四ッ谷までいかなくて、すぐそばの「四谷三丁目」でよかったことが判明。まぁ、どこでもいいんだけどさ。

ヘケットさんは逆方面。しかも15分待ち。おいらは1分待ち。すまんね〜と思いながら電車に乗る。

一駅なので、すぐ降りて、銀座線乗り場を探す。ちゃんと「銀座線」と矢印がでているのだが、いつまでたっても見つからない。駅員さんに尋ねることにする。

フ「すいませ〜ん、銀座線ってどこから乗ればいいんですか?」
店「え〜っとですね〜ここからだと・・・赤坂見附で降りてそこからです」
フ「????」

一応お礼を言い、ホームにいく。

フ「赤坂見附ってここじゃないの?」

ホームの看板(駅名が書いてあるやつ。なんていうかわからん)を見る。

南阿佐ヶ谷

「阿佐ヶ谷?南?阿佐ヶ谷って拓也が住んでるところ?どこだ??」

路線図を見る。

う〜ん、う〜〜〜ん、う〜〜〜〜〜〜ん!!!!

「東京メトロは複雑怪奇なり」 by 平沼平沼騏一郎

本気で考える。

おいらは寝たつもりはまったくない。たった一駅なのだ、たった一駅。なのに、乗り過ごしたとこじゃなくって、二回も通り過ぎてるってどういうことよ!!

四ッ谷で乗り間違えたか?いや、そりゃない。だってヘケットさんが「こっちです」といって水先案内してくれたわけだから。そうなるとおいらのせいやん。

まぁ、三浦海岸に行くよりマシと思えば、へっちゃらである。こうやって、一つ一つ路線図を覚えて日本人になっていくのだ。これで丸ノ内線、四ッ谷と四ッ谷三丁目と赤坂見附と南阿佐ヶ谷の位置関係はもう覚えた。

次は何線で乗り過ごしてやろうか・・・というくらいの意気込みだ。

たぶん5時ちょっと過ぎの始発に乗ったのに、家に着いたのは7時半くらい。2時間半か〜。意外と近いな。

帰って早々、ムクが足下をじゃれつく。足音にめざといのだ。

ム「散歩?散歩?」
フ「すまんムク・・・小旅行から帰ってきたばかりなんだよ・・・」
ム「どこ?」
フ「南阿佐ヶ谷」
ム「あ〜、丸ノ内線の!!」
フ「やるな、おぬし・・・」

なんて独りごちて寝た。


で、今日の日記。

の前に、納得いかないことを一つ。

iPodが傷つかないようにするためのケースをヨドバシカメラに買いに行ったのだが・・・確かにutilな気はするのだが・・・どうして、どうして、あれが3400円もするんだ?薄っぺらいフィルター(780円)とかなり迷ったが、長い目でみてプラスチックケースにした。装着してご満悦なのだが、やはり3400円が頭に残る。だって、ちょっと良いRibera del dueroのVinoより高いんだぞ(日本価格で)!!納得いくわけないわな。

それにひきかえ、CD-Rのメディア・・・20枚で890円って・・・いつのまにそんなに安くなったの???一枚約45円やん!!!!スペインももうそれくらい安くなってるのかな〜。FnacのCD-Rはいつも高いな〜と思ってたんだよね。質悪いし。

今度こそ今日の日記。

今日はすばらしいことに、みなが石積みがちょうど切れたところに、打ち合わせでおいらに石を投げつけてくるクーフーリンさんやゴブリンさんが出払ってしまったため、自習しながら、メールを書きまくる。IKEAの写真を送ったあとすぐに返事がきたが、そのままほったらかしにしてしまっていたManoloにもメールを送る。久しぶりのスペイン語でのメール(コスタには書いているが)で、ちょっと緊張する。明らかにcだかsだかわからなくなってきている。あと動詞の活用。結果的にあっているのだが、イマイチ自信がもてないため、ネットで活用を調べる羽目になった。

これはいかん。だいぶいかん。

まぁ、もともと書くのは苦手なんだけどね。

ゴブリン君が帰ってきやしないかとヒヤヒヤしつつも、無事定時の7時に石積み終えて帰宅。マングースみて、そのあと、ついでにマングースがでていたSMAP×SMAPまでみてしまう。玉木宏が結構面白かった。っていうか、上野樹里がスウィングガールズに出ているのにもびっくりしたが、玉木宏が「ウォーターボーイズ」にでているのを知ってもっとびっくり。やつがそうだったのか・・・。いや〜そうだったのか〜。もともとお笑い系なのかね〜彼。ドラマの役だと、なんとなくあらぽんを連想させるのだが・・・。

なんだかんだで12月に突入。そして、お約束なのか、日本の風物詩なのか、歳時記的なものなのかわからないが、みなのメールの出だしはだいたいにおいて「もう師走になっちゃいましたね〜」みたいな感じで始まる。なんか、久しぶりに日本を感じてちょっと楽しい。

是非ともそれを延長させて、「もう11月だね〜」じゃなくって、「もうそろそろ霜月ですね」とか、やっと「やっとGWのある皐月ですね!」とか「葉月には海に行きましたか?」とか言って欲しい。是非ともやって欲しい。「誕生日、卯月でしたよね?」とかいう感じで誕生日を覚えられていたら、おいらソッコウで惚れるかもしれん。いや、マジで・・・。さ〜困った。どうするオレ・・・。

どうするオレ・・・で思い出したが、Fiesta de Navidad企画を着々と進めているのだが、これがおいらの師走な原因な気がする。長尾と一緒にやろうと仙台の時に話したのがきっかけだったのだが、長尾らしからぬ石積みっぷりなため、ついでに出張らしいので、結局おいら一人でやる羽目になった。

時間がないので結構頭を悩ませているのだが、久しぶりの友達とのメールでのやりとりは案外楽しかったりする。近況聞けるし。結婚ラッシュがあったな〜と思ったら、今度は周りでNovio、Noviaが出来はじめている模様。よきことかな。

あ、結婚ラッシュで思い出したが、ミヤケが予定より早く子供が生まれたとのこと。25時間の長丁場とメールに書いてあったが、文字見ただけで血の気が引いた。25時間って・・・あんた・・・Vino25時間呑み続けるだけでも大変なのに、子供うむのに25時間って・・・男が女に勝てない理由がよくわかる。すごすぎ。

話を戻す。

毎年・・・といっても、去年復活したばかりなのだが・・恒例でプレゼント交換をやっている。1500円〜2000円くらいの値段設定。で、先日yahooニュースをみていたら、タカラがライフカードの「どうするオレ!」のカードを出すというを知った。日記でもたまに使ってしまうくらい、また桜井幸子の薄幸さが好きなおいらとしては、「こ、今年のプレゼントはこれがいいのでは!」と思ったのだが、周りからのブーイングが怖くてうかつに手が出せないでいる。しかし、クリスマスプレゼントごときでまともなもの買ってもな〜遊ばないとな〜ってのもある。しかも、値段も1575円と値段設定にぴったり。

ちなみに、去年は、スペインから帰ってきたばかりで、「すこしはスペインにかぶれているところをみせなくてわっ!」と、厳選スペインVino(二本で2000円ってところがすでに厳選ではないのだが・・・)を買い、見事数日後にスペインに戻るアサコちゃんに当たってしまい頭を抱えたという苦い想い出がある。

さ〜て今年はどうしよう。

Fiestaもあるし、日本人に戻るために、同じく去年、十年ぶりくらいに復活させた年賀状もかかんといかん。しかも、住所手書きやし。その前にまず住所きかんといかんし・・・。デザインはもう考えた。今日考えた。あまりにリアルすぎて年賀状っぽくなくなりそうだが、まぁいいでしょ。その前に元ネタ探さないとな〜。かわいい年賀状を作ってやる・・・と意気込んではいるが、時間なくって、おざなりになるのが目に見える・・・はぁ。

あといくつ寝るとお正月〜♪

あといくつ寝るとスペイン?

カウントダウン・・・石積み終わるまで、あと:57日!!

すげ〜急に現実味帯びてきた。

96→30000
2006年11月29日 (水)
今日・・・木曜だと思ったら水曜日やんか〜。31日まであると思ってフライングした。やべ、あと2日あるの?最近気づいたけど、土日本気で遊ぶとその週実はちょっとつらかったりする。人生、思いこみでいきてきたので、気づかないように、気づかないように・・・気づいても気づかないふりしていたが、今日、曜日を間違えることによって気づかされてしまった。でも、これは齢を積んだせいではない。石積みの疲れが蓄積していっただけで、3月に1ヶ月かけてリセットすれば元に戻るはず。そう思いこむ。

話は飛ぶが、ねねちんがクリスマス近くにスペインにいくらしい。バルセロナとスペイン北部。バルセロナのクリスマスシーズンは歩いているだけで楽しい。特にカテドラル前のクリスマスグッズ売り場は、日本と違って超リアルな、生きたクリスマスグッズが売られているもんだから、買う気はないのだがウキウキしてしまう。日本でクリスマスを祝うなとかそういうことをいいたいんではなく、なんとなくだが、クリスマスには石の建物が似合うのだ。木造にはちょっと生えないのだ。Aunqueクリスマスの飾りがもみの木だったとしても・・・偏見といわれればそうなのだが、おいらの中ではそうなのだ。

クリスマスシーズンのスペインは、友達が一斉に帰ってしまったりなどして、なんとなく寂しいクリスマス・・・スペイン留学初めてすぐに迎えたあのmercadonaでステーキ肉買ってきてむしゃむしゃ寂しく食べた、あのクリスマスを思い出してしまう。まぁ、あれはあれで楽しかったけど、クリスマス=贅沢な飯=肉っていうのが、なんとも詫びしかったな〜。PISOに住んでたイタリア人もドイツ人も実家に帰っちゃったし・・・あ、でもUVA12粒食べて楽しかった想い出もあるか・・・。

ってことで、今年はちょっと大きいFiesta de Navidadをやることにする。去年はクリスマスど真ん中にやってブ〜イング続出だったので、今年はずらす。まだ動けてないけどさ。

まぁ、いい。そんなことを書こうと思ってるんじゃない。

なんだっけ。

あ〜そうだ。スペイン時代は貧乏だったのだ。とにかく貧乏だったのだ。留学当初はそれはそれは金持ちだったけど、まぁ、石積まないで生きていれば、日々マイナスなわけで、それが3年も続けば、数字の桁も徐々に減っていくわけで・・・。

3年目あたりになると本気で貧乏で、その日の煙草を買うのにも事欠く始末。一時帰国したときとかにあわててバイトして稼いだりもしたけど、まぁ、おいつかないわな。いくらバレンシアの家賃が安いといったって。

Vinoの値段も10eurosまではさすがに行かないが、普通に5eurosとか8eurosのVinoを安い安いと呑んでいたが、後半の方は3eurosのVinoでさえ「清水Vino」になっていたわけだ。

まだちょいPijoなころ・・・いうたら、まだ貯蓄が底をつきかける前のこと・・・5euros緒くらいのVinoをみたタカシ君に「ずいぶんPijoなVino呑んでんなぁ〜」といわれて、「え〜〜そうかな〜」と返したことがあったが、そういったタカシ君の気持ちが痛いほどよくわかるようになったわけだ。

このあたりから貧乏を楽しむということにする。いうたら「清貧」や。清貧が貧乏を楽しむことかどうかは別として、自分をそう称していた時代があるわけだ。

VinoはMercadonaのVino自体がPijoな部類にはいり、近くのBodegaに空になった2Lのペットボトルをもっていき、1L=1.2eurosのVinoを2Lいれてもらう。瓶Vino2.5本弱分で2.4euros。格安だ。それを日々のVinoにして、タカシ君やら友達がきたときはMercadonaやBodegaで売っているちゃんとした瓶にはいったVinoを買うというような生活に変わった。

自宅でできるバイトをし、その収入まで友達に100eurosとかお金を借り、収入が入ったらお金を返すという自転車操業的な生活に突入。いかん、このままでは帰国が早まる!!と始めたのがガイドのバイト。時間は腐るほどあるので、趣味と実益を兼ねた素敵なバイトであった。他のガイドサイトをみて相場をみ、それより値段をだいぶさげた設定にした。それまで遊びにきていた日本人(社会人)の金使いをみて、「これは全く問題ないだろ〜」という値段だ。彼らが簡単に使うお金はおいらにとっては家賃並の値段であったので、いつも彼らが金を湯水のように使うのをみて「ニッポンジン、カネモチネ〜!」と何度思ったことか・・・。

まぁ、バレンシアに来る日本人なんてそうはいないでしょ〜とダメもとで、でも動かないよりマシでしょ〜と、ガイドのルートを考えたり、絶対初めての人じゃいけないような、または見つけられないような場所を発掘していった。それがBodega PascualなどのBodegaたちであり、El Palmarやら、ガイドには載っていない観光名所であった。

行く前やら、友達が遊びにくるときなどには「ホント地球の○き方はバレンシア少ないな〜!」と不満タラタラであったが、おいらがガイド業で身を立てれたのも、今日本に帰ってきてからも遊べる友達ができたのも、このサイトやっていて、しばしばメールで質問をもらえるのは、その紙面が少ないおかげといえるやもしれん。これがマドリッドやバルセロナだったら、企業やら、バルセロナやマドリッドを拠点にしている人間にはとてもじゃないけど勝てるわけないし初めての観光客でも短い旅行日程を余裕でカバーできるくらいの情報が地球の○き方にもある。

おいらにとっては、ビバ!バレンシア!バレンシア様々なわけだ。

いや、まて。そんなことを買いたいわけではない。今日はねねちんとのメールでスペイン話をしてしまったため、煙草を吸ってはぼ〜っとスペインを想ひ、ぼ〜っとコーヒーを呑んではスペインを懐かしみ、ぼ〜っと電車に乗ってはスペインに涙し・・・だったから、ちょっとオセンチなんざんすね〜。

で、本題に戻そう。

先週、うちに東方三博士のバルタザールが遊びにきて、ちょっと早いがクリスマスプレゼント・・・いや、なぜか誕生日プレゼントをくれた。「遅くなったな・・・」と。

iPod(30G)だ。

あまりに高価な品物に目が点。「ええええ?なんで?なんなの?え?」と動揺しまくり。

いや、確かにかなり前の日記でiPod nanoにするべきか、コストパフォーマンスを重視してiPod(30Gb)にするか、思い切って60GBにするか、はたまた、意表ついてカエラちゃんがCMしているGigabeatにするかとかって書いたが、結局、金貯めないといかんし、IKEAいったら欲しい家具できちゃって当面の問題は部屋の模様替えってことになったり、洋服もすり切れてきてまともにきれるのなくなってきたし、メガネも"にゅう"みたいの入りまくりでどうしようもないし・・・と、貧乏性なおいらは、

「96MB(64MB+32MBの増設)のRio500でいいもん・・・これちょうど通石積み場の片道時間で一週してキリがいいし、単3電池だし、昔流行ったスケルトンだし・・・たとえこのご時世にMB単位のMP3プレイヤーもってなくたって、かれこれこれ7、8年使ってて愛着もあるんだもん、壊れてないもん、たとえ壊れてもスケルトンじゃないけど、なぜかもう一個あるもん」

と世間というものを知りつつある思春期の子供のように耐えてきたのだ。いや、正確には耐えてきたわけではない。いまあるモノでなんとかなる場合は、後回し後回しにしてしまう性格なので、実は「iPod欲しいな〜」とは想いながらも、なんとかなったのだ。あらぽんとは違うのだ。

そんなおいらの手に、おむすびころりんとiPod(30GB)が!!

これは進化とか変化とかではなく、もうエボリューションなわけだ。

いうたら、シュードラからバラ・・・いやクシャトリア・・・いや、この表現は辞めておこう・・・浪人から家老・・・なんかジジ臭い・・・・ファミコンからPS3・・・そのまんまやん・・・違う・・・まぁ、いい・・・96万パワーが3億パワーになったわけだ・・・悪魔将軍どころか、フェニックスや神もびっくりだ。

これがどれくらいすごいエボリューションかわからない人にはまったくわからないだろう。

これが徐々に大きくなっていっているなら、それは変化であり、ちょっとした進化程度でことは済むのだが、これはビックバン並の大変革なのだ。

具体的に数値を残しておこう。

前のRio500の場合、持ち運べる曲は平均して20曲。5MBくらい(5分くらいの曲)が20曲だ。この20曲というのは、石積み場までの片道でちょうど聞き終わるくらいの曲数だ。約1時間。で、帰りも当然聞くので、行きと帰りは同じ曲を聴くことになる。

人間こうなると必至になるわけだ。すぐ飽きるような曲はいれなくなる。別に転送が面倒なわけではないが、60分のカセットテープに1秒も無駄なく、完全に計算して、片面30分・・・実際には31、2分・・・これはまぁ諸刃の剣で、たまに計算あやまって最後の最後で数行切れるなんてことにもなるのだが・・・をいれるわけなので、時間がないと、なかなか曲を入れ替えないのだ。

ぴったり96MBに収まるように、自分の大好きな厳選した曲を20曲分詰めるのだ。

これは先ほどかいたスペイン貧乏時代に似ているのだ。

20eurosを机の上に置き、それを見つめつつ部屋をウロウロウロウロし、どうやって有意義に使おうか・・・そういうことに一日を費やすのだ。冗談じゃなくって、本気でだ。その20eurosで煙草を買い、食料品を買い、たまにはPijoにVinoを買い・・・そうやって過ごしていたのだ。

このRio500というものはその延長で、20曲に命を賭けているといっても過言ではない。

だから、iPodを手に直前まで聞いていた20曲は、もうつけいる隙がないほど完璧な20曲なのだ。まぁ、1曲分のスペースは、その時期時期ではまってる曲をいれたりするが、あとはもう動かない。不動だ。

ちなみに、おいらは石積み場にはいって一年が過ぎたが、半年以上前からその20曲は変わってない。本当に。

で、iPod30Gb。

いや、実際問題すごすぎる。何曲いれてもなくなる気配がしない。「何曲いれても」と書いたが、初日に通石積み場用の曲をエレヒールしたのだが、120曲で限界に達してしまった。

好きな曲は他にもたくさんあるのだが、石積み場に行く前というのは自分を鼓舞しないといけないため、寝ているムクのようにうっとりする曲をいれては、これから石積みに向かう自分への鼓舞BGMにならない。だから、選曲は主にラテン系のものが多くなる。スペイン系・・・フラメンコとか・・・セルジオ・メンデスなんかもとても良い。間違っても東川亜希子の曲をいれたりしてはいかん。日本人だったらくるりだな。くるり。Go Back to chinaあたりは最高だ。

Rio500の一つの不満であった20曲だとどうしてもまったり系をいれざるをえない(主に菅野よう子の曲。好きすぎるので外せないまったり系のやつ)状況も、iPodだとなんのその。菅野よう子の曲のなかから、ノリノリのだけいれて、まったり系は外せるという何とも贅沢な状況。

また20曲だとどうしてもいれることができなかった「すごい好きなんだけど、毎日はきかない・・・でも、たまに猛烈に聞きたくなる曲」をいれることができてしまうのだ。

今現時点で難なのは時間がなくて「para trabajo」(石積み用)のプレイリストフォルダしか作れていなく、行きも帰りも違う曲が聴けてウキウキなのだが、うっかり帰り道にも鼓舞されてしまって「おっしゃ〜呑むか〜!」って気分にさせられながら、とぼとぼ家に帰らなければいけないこと。はやく、「para volver」(帰る用)を作らなければ。あとは、para viaje(旅用)とかpara escapar(現実逃避用)とか作らなければ、身が持たない。

なにはともあれ、違う曲が日々楽しめるというのは大容量の強みということがよ〜くわかった。

あと、案の定というかなんというか、大容量なのはいいとしても30GBはやはり多い。120曲いれたのに、まだ1割も使ってないってのはどういうこと?気が遠くなる。いうたら、インフレ状態。ドラゴンボールでいうたら、戦闘値。きん肉万でいったら超人パワーみたいなもんだ。

20eurosでの生活になれていたおいらが、突然毎日300eurosくらい・・・いやもっとか・・・が財布が財布に入っているのである。そんな大金目にしたらどうしていいのかわからなくなる。

話は戻るが、もしおいらが留学前にちゃんと社会人をやっていて(まぁ、働いてはいたが自由になる金はなかったので貧乏だった)、がっつり稼いでいたところに、突然留学していたら、「金がどんどん減っていく」という状況に耐えられないどころか、貧乏ができなかったような気がする。贅沢な暮らしになれてしまったものは、なかなか生活ランクを戻すのは難しいのだ・・・たぶん・・・贅沢な暮らししたことないからわからんが、たぶんそう。

ビデオをいれたり写真をいれたりする手もあるが、いれたところでおいらがわざわざ友達に会うたびに「ねぇねぇ〜スペインの写真みる〜」とか「動画みる〜?」とかいうとも思えない。そんなもん結婚式の写真をみせるくらい、やっちゃいけないことのような気もする。ただ、おいら個人は旅好きなので、旅の写真をみるのは好きだが。

それを回避するために、よくアルバムを丸々iPodに詰め込んでいる人を見かけるが・・・というか、それが主流というか普通なんだろうけど・・・・それだとおいらには侘び寂びがなさ過ぎるのだ。「湯水のごとく金を使う日本人」になってしまったような気がするのだ。無駄はいくない。だって、アルバム一枚の中で好きな曲ってほんの数曲でしょ?菅野よう子のCDならいざしらず、おいらはそう。アルバム一枚の中で好きな曲一曲しかなくてもCDを買っていたPijoな時代もある。

だから、選曲は厳選したいのだが・・・それやってると30GBは埋まらない。別に埋めなくてもいいが、あれば埋めたくなるのが人の性。

おそらくもうおいらは20eurosの時代には戻れないだろう。贅沢を覚えたらもうだめな人間なのだ。たとえば「宝くじで3億あたったらいいな〜」とか今言ったとしても、実際あたったら3億でも足らなくなるに違いない。おいらはたぶんそういうタイプ。

実際、石積み始めてからは1000円の重みが違う。たとえば、パスネット。最初はすげ〜びくびくして買って、買った日には、マリちゃんとかママンとかに「5000円のパスネット初めて買ったよ!!」とか騒いでいたのに、今では5000円のパスネットを買うのは余裕綽々になってしまった。

たとえば、昼飯。できるだけできるだけおさえてうどんとコーヒー(510円とか650円とか)で済ませていたが、今ではランチのマックス金額が1000円になってしまった。たまに150円とかで追加できるサービスコーヒーとか頼んじゃったりしちゃった日にゃ〜1000円超える。昼飯にだ!昼飯なんぞ、60centimoでバゲット買ってきて切り裂いて、中に残りモンのハモンとか卵とか、前の日の夕食の残り詰め込んで食べてリャいいというのに、1000円も払ってるのだ。

これを退化といわずして、なんといおう!

そういうのを聞いて「なんかフェルミンらしくな〜い。金持ちにあわな〜い!」と悲しむ輩がいるが、まさにその通り。自分が一番悲しいのだが、いわれるともっと悲しくなる。しかし、現実は現実で、あきらかに1000円の重みが変わってしまった。

今、スペインにいったら、10euros越えのVinoを買ってしまいそう。まぁ、それはそれで、味をみるにはいいんだけど・・・そういった意味じゃなくって・・・なんというか・・・。

なんかスペイン思い出して懐かしみ、ウキウキしたのはいいが、いや〜なことに気づいてしまった。

金があるのはいい。とてもいい。でも、突然3歳児に1万円札とか持たせちゃいけないのだ。おいらに20euros以上もたせちゃいけないのだ。徐々に徐々にじゃないとダメなのだ・・・。

まぁ、どうしようもないんだけどね。

それにしても、今のご時世iPodでここまで騒いでるやついないんだろうな〜。

あらぽんあたりが「アナログ人間め・・・」と笑ってそうだ。


追記
なんか簡単に書くつもりが、しこたま書いてしまった。感情の溢るるままに・・・。最近、日記書く気なくなってたからちょうどいいちゃ〜ちょうどいい。

追記2
日記で思い出したが、結構存続の危機になっている。サーバーの容量が足りなくなってきている。あらぽんは「既存のブログを利用すればいい」とかいうが、おいらのこの日記はブログではないのだ。だから、既存のブログをオリジナルにしたくないのだ。ブログと呼ばれたくないのだ。こちとら、ブログなんて言葉がないころから日記かいとんじゃ。「ブログとか持ってる?」ときかれたら、おいらはかならず「うんにゃ」って答える。「日記書いてる?」っていわれたら「ししし、くらろ!」って答える。でも、これまで「日記書いてる?」と聞いてきた人は一度もいない。みな「ブログ」という。と、天の邪鬼なおいらではあるが、ブログの機能は便利なので支店として、ここの原稿コピペして載せてるんだけどね。でも、ブログじゃないの。オリジナルはブログじゃないの。日記なの。備忘録なの。

ってことで、ちゃんと計算してないが、来年あたりで日記を書き始めてかれこれ10年になると思う。初めて公開日記かいたのが1996年くらい?スペイン中はしばらく公開はしてないが、日記はかいている。まぁ、このあたりのことはいつか書きたい。高校生くらいまでさかのぼりそうだ。そろそろ史料編纂所を作らなくてはいけないかも。というか、手帳から始まり、メモ帳、日記帳、パソコンのテキスト、今の日記・・・どうやってまとめればいいんだろう・・・。考えるのは辞めよう。

あ、だから、存続の危機だ・・・そっちの方が当面の問題だ・・・レンタルサーバー借りるっていったら、あらぽんに「ナンセンスざんす」とかいわれたし。ホントにどうしよう。



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