おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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海にいってみた
2004年08月17日 (火)
普段は、家から1分のRioにゴザと水を持っていって昼寝ということが多いのだが、今日は治郎ちゃんが海にいきたいっぽいので一緒に行ってきた。

気温は30度は超えていたが、湿度は70%以下といつもよりも低い。家にひきこもっていても、何ら問題ない環境ではあったが、今のPISOに住んでからは意外と海に行くのが億劫になってしまったのもあり、治郎ちゃんがいるついでにいく・・・といった感じだった。

海に入るつもりはもともとなかった。ひたすらtomar el sol!そんでもって、guapo!!って目論み。

もっていった本は「冷静と情熱のあいだ」の青。ジンセイ君の本。赤よりはマシなではあるが・・・・・なんかどうでもいい感じ。とりあえず・・・という感じで、ページをめくっている感じだ。

なんとなく環境に合わなかったのもあり、一章分くらい読んだところで本を閉じ、昼寝に入る。治郎ちゃんは海に入ったり、考え事をして過ごしたようだ。寝てたので当然知らない。

海にはだいたい3時間くらいいたと思われる。日焼け止めは塗らなかったが、もうすでに微妙に黒くなってきているので、痛いと言うことはない。これを繰り返せば、いづれはおいらもguapoになれるに違いない。うん・・・guapo・・・一度でいいから言われてみたい。

costaに向かいつつ、途中のBarでJarra de Cervezaを注文。喉がかわききっていたから、格別だった。

costa側で授業が終わったばかりのマリちゃんと待ち合わせをして、3人でBarでCervezaを飲み続ける。

これが最後のビール!・・・というのが3回くらいつづいたあと、家に帰り、再び3人で部屋でおしゃべり。


Manoloは疲れていてイマイチ元気がない。Santiは何故か満面の笑み。Mi Kyungは今日はお休みだったらしく活動的に動いていた。

春は・・・・いつも通り寂しがって、家中をウロウロウロウロ。

スペインで猫を飼うのって・・・やっぱかわいそうかも。


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albufera y el palmar
2004年08月16日 (月)
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Albuferaにいって、うんまいPaellaを食べてきた。

詳細はコラムの旅絵巻「Albufera y El Palmar」に書いたのでここでは省く。



あとは・・・・

今日からMadridから来た治郎ちゃんが金曜日まで滞在する。
マリちゃんが風邪引いた。

それくらい。


あ〜、もう6時だ〜〜〜!!早く寝ないと(;´Д⊂


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buenos dias
2004年08月15日 (日)
今日は何もしていない一日。

普段から何もしてないが、さらに何もしてないので特筆すべきことは特になし。

先日Manoloから聞いた夏のValenciaの現状について書こうと思ったが、明日は朝から動かんといかんので、後日に回す。

一応メモ程度は残しておくとしよう。

日曜日ということで、スペイン人らしく昼過ぎまで家でまったりする。
5時過ぎ、Javiたちに軽く会い、パンカニにおしゃべりする。
帰ってきて、水槽の掃除をする。
小津安二郎の映画「お早よう」を鑑賞。

Manoloたちに日本のことを学ばせるにはとても良い映画だった。そして、おいらにとっても素敵な映画だった。なんともほのぼのする。

昭和初期のおひつややかん、火鉢、こたつなどなどに喜ぶManoloたちがなんともかわいらしかった。

あ・・・急に思い出した。

昼間、テレビでオリンピックをぼ〜っとみた。スペイン対ブルガリアの柔道の試合。

画面の下の方に両選手の名前があり、その横に「W」「Y」「K」とあった。

なんだ?W?Y?K?

・・・あ〜技あり・・・有効・・・・警告??か?

また、実況もとても面白かった。

「Ay!!casi!casi!IPPON!!!ahhhh!que pena!!」

「Uf・・・Uchimata・・・perfecto・・・」

ところどころに、技などの柔道用語がでてくるのだが、それがそのままの単語で使われているとは知らなんだ。まぁ、冷静に考えると訳しようがないのだが・・・。もちろん、発音はスペイン人の日本語。

一本も、なぜか「いっぽ」に聞こえたし、内股も「ま」にアクセントがある感じ。

今だスペインは金はおろか、銅も銀もとっていたいようだ。お家芸はサッカーだけなのだろうか?バスケもスペインではそこそこメジャーなんだけど・・・。

どんな結果に終わるんだろう。

まぁ、忙しくて、見てる暇もなさそうなんだけど。



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スペインの掃除機事情?
2004年08月14日 (土)
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Valenciaだけかもしれないし、おいらのまわりだけかもしれないが、スペインの家庭には、日本ではまず必需品と思われる掃除機がない

クーラーがないのは何となく納得できるが、掃除機がないのは来た当時から謎で謎でしかたがなかった。土足で家の中を歩くからなのか・・・と思ったが、オーストリアに行ったときには普通にあった。

もちろん掃除機は売ってるし、日本のようにゴミパックを使用するようなやつも売っている。

なんだけど、これまでの1年半・・・どこかの家庭で使っているのをみたことがないし、使ったこともない。「持ってる」というのは聞いたことがある。

スペインの掃除は、まずほうきとちりとりを使って、学校の掃除みたいにはく。そして、その後、モップがけをするというのが基本。これまで住んだどの家でもそのやり方だ。


そんなスペインで、貧乏生活をしているうちらの家に、なんと超高級家電(?)の掃除機が導入された。

すでにスペインの掃除の仕方になれてしまって、特に必要性は感じてなかったのだが、夏がやってきて春の毛の抜け替わり時期になってしまい、掃き掃除だけではとてもじゃないけどおっつかなくなってしまったのだ。もう、部屋という部屋、春の毛だらけ。さらに、うちは普通のPISOよりも大分広い。廊下の掃除だけでも一仕事だったりする。だから、少々贅沢な品なのだが、思い切って購入しようという次第になった。

買いに行ったのはManoloとSantiで、場所はcarrefour。値段は約90eurosだったとのこと。メーカーはパナソニックで、一応日本製品なので、「お〜!日本製じゃないか!」と驚いてみせる。スペインでも機械関係に関する盲目なまでの日本崇拝はあったりする。スペイン産のものよりも、日本製のものの方が質がいいと思っている。まぁ、実際そうかもしれないが、Sonyだけはやめておけといつも言っている。


そろそろ一時帰国するので、復習も兼ねて昼にPaellaをマリちゃんと一緒に作ろうと思ったのだが、Manoloに「今日は俺が作る!作りたい気分なんだ!」とヘラを奪われる。まぁ、おいらが作るよりも全然美味しいので、黙って場所を譲る。

手持ちぶさたなので、PorronでClara(クララ:ビールのガス割り)も飲もうと思って作る。

CocinaにはManolo、おいら、マリちゃん、そのお友達の4人がいた。

ん?Santiがいない・・・

「Santi〜〜!Porronの準備したよ!Paellaができるまで一杯やろうよ」
と大声を出しながら、Santiを呼びに部屋に向かう。


すると・・・買ってきたばかりの掃除機で一生懸命掃除をしている。

「Santi・・・飲もうよ・・・」
「ま、待て!!!いま、俺は掃除機を楽しんでいるんだ!」
「・・・・?」
「すごいぞ!掃除機!!!ちょう面白い!」
「・・・・Santi・・・」
「Masaki!ほら!すごいだろ・・・超便利だ!」
「・・・Santi・・・ごめんね・・・おいら掃除機なんてもう慣れっこなんだよ・・」
「うるせ〜〜!!気持ち悪いヤツだ!!!あとで飲みに行くから放っておいてくれ!!!」
「(笑)・・・はいはい・・・じゃ、十分掃除を楽しんでね・・・」

相変わらず、愛らしいというか、アホというか・・・・。この手の機械ものがSantiは大好きだ。


なんかもう眠いから後は適当に書く。

マリちゃんの友達に友人のやっているplayaの側の宿を紹介する。

carrefourに椅子を四脚買いにいく。terraza用。一つ7.5euros。今までのやつより全然座り心地がよくて、しばらくはterrazaを頻繁に使いそうだ。

Mercadonaで買ってきたBerbercho(ザル貝というらしいが知らん)は半分死んでいて、料理したら異臭騒ぎになる。買ってきたときになんとも変な匂いがしていたので不思議だったのだが・・・。もう、最悪。

Paellaは激ウマだった。メルルーサのダシでも問題ないことが判明。ただ、Pimiento Rojo(パプリカ?)を忘れたらしく、Manoloが「あ〜忘れた〜忘れた〜」といつまでも悲しがっていた。完璧に近い旨さだっただけに、一つの欠陥がくやまれたようだ。

Manoloは今日は衝動買いの日だったらしく、時計・温度計・湿度計の3つが入ったSalonようの計器(?)を買ってきた。Decoracionの為と、いつでも温度や湿度がわかって便利だから・・・とのことだが、おいらからみたら、温度や湿度なんかわかってしまったら、暑さをさらに感じてしまって、余計仕事にいきたくなくなるんじゃないかと思う。

「今日は暑い〜〜〜!何度なんだいったい・・・げ〜〜〜42度!あ〜〜暑い!!暑い〜〜。仕事いきたくね〜」

となるに違いない。湿気のあるValenciaでは、湿度計なんてホント欲しくない。さっきみたら湿度が81%もあったし・・・。余計暑くなったよ。ホント。


今日は何故か疲れた・・・


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Masaquitoは、宝箱を空けた・・・
2004年08月13日 (金)
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ようやく、遙さんの送ってくれた荷物をとりにいくことができた。

自転車はパンク中なので、暑い中、テクテクPlz de Ayuntamientoにある郵便局に行く。この郵便局は最近まで改修工事をしていて、できたてのホヤホヤ。

デジカメを忘れたので写真はとれなかったが・・・

こ、これが郵便局ですかい!

って作り。とても綺麗なんだけど、派手なクーポラあるし・・・。郵便局にいるのに、妙に厳かな気分にさせられる。カテドラルもどきみたい。

郵便局員に「これここじゃないわよ」と最初にいわれびびったが、ちゃんと訳を説明し、荷物を持ってきてもらう。

ようやく、宝箱をゲット!

腹も減っていたので、Centroにあるケバブ屋で、ケバブを頬張りながら、宝箱を空けると・・・・日本の匂い。おじいさんにはならなかったが、あっといまに日本人に逆戻り。

ワクワクしながら宝箱の中をほじくる。

練り辛子・・・あ〜これで、冷やし中華がまた作れる・・・
鰹節・・・あ〜これでManoloにノリ弁を作ってあげられる・・・
ゆかり・・・ぐぬ〜〜〜!ご飯が止まらなくなる!
わさび・・・お〜最近ワサビの味を覚えたSantiが喜ぶ!
バーモントカレー・・・パパ、大盛りにしちゃうぞ!
青のり・・・たこ焼きFiestaだ〜!!
お茶・・・中国産じゃないやつだ〜!
しば漬け・・・あ〜危険だ〜危険だ〜!(意味不明)
梅干し・・・切れかかってたところなんだよね〜。白米〜♪
ととろそば・・・し、渋いとこついてきすぎ〜!
日本のガム・・・マリちゃん大喜びだ〜(笑)


といわけで、他にもたくさんの宝物が入っていて、一気にかなりのレアアイテムゲット!友達に800kアデナくらいで売れそうだ。売らないけど。あげないけど。食べさせないけど(笑)

とりあえず、Manoloには秘密にしておこう。じゃないと、すぐに「デコラシオ〜〜〜ン」(飾り・装飾の意)といって、盗んで部屋に飾ってしまうから。使わないと意味がないのに・・・。

そういえば、Decoracionで思い出したが、Manoloが妙な物を拾ってきた。

マネキンの体

「Manolo・・・なんにつかうのこんなもん?」
「Decoracionだ・・・Decoracion!」
「え??Decoracion?う〜ん・・・どこにおくのよ・・・こんなもん。Manoloの部屋でしょ?もちろん」
「いや、違う・・・玄関だ」
「え〜〜〜〜!!!う〜〜〜〜ん・・・・(苦笑い)」
「とりあえず、胸さわれ・・・胸」
「もみもみ・・・」
「どうだ?」
「うん・・・小さいね。Pezon(乳首)がないし。」
「なにいってるんだ・・・十分いい胸じゃなか!」
「はいはい・・・まぁ、好きにしてくれ・・・」

ホントManoloって変なもんが好きだ。

郵便局から帰ってきて荷物を置くとすぐさまJuan Calrosの家に車を見に行く。家からはバスで20分〜30分のところにあり、少々遠い。さらに、昼間、太陽の光を浴びすぎたせいか、心なしか熱射病。頭が少し痛い。

姐御は学校でいなかったので、Juan Calrosと一緒に車を見て、試乗運転もする。

車自体は13年前くらいのものと聞いていたとおり、十分に古いが、全く問題なく使えそうな車だった。あと、車好きの人間が乗っていたからか、内部等いろいろなところ金がかかっていた。問題はとにかく古いというところだけ。

おいらにしては乗れれば問題ないので、是非とも欲しいところなのだが・・・重要なことを忘れていた。

保険・・・そして、名義変更・・・役所への登録・・・等々。どれも金がかかる。後者の二つはたいしたことないが、保険は痛い。痛すぎる。さらに、おいらの運転免許所(日本のと一年間の国際免許所)では、名義変更ができるかどうか微妙なところ。Santiあたりに頼むことも可能だが、変なところで迷惑かけれないし、保険もいろいろと日本人だと面倒だろう。これが、ずっと住むということだったら、まぁ入るのも手なのだが、たかだか短期滞在者のおいらが入るにはいろいろと煩雑な仕事すぎる気がする。お金も当然かかるし・・・。

車は300eurosだとしても、諸手続諸々をいれると、1000eurosを越えるっぽい。さらに当然だけど維持費等もかかるので、今現在持っている残金では少々厳しいのが現状だ。

ほんと、こんなチャンス滅多にないから、是非とも欲しいのだが・・・おいらの今の状態じゃ、あまりにも問題が多すぎる。おいらには不可能な手続きもありそうだし・・・。やはり諦めるしかないのか・・・(;´Д⊂

Juan Calrosと別れ、学校に向かう。Manoloたちの授業がちょうどpausaにあたる時間だったから。バスに乗るのも面倒だったので、歩くことにしたのだが・・・

思った以上に遠かった・・・

超高速で歩くおいらの足で40分かかった。もう汗だくだく。ついてそうそう、汗でT-シャツが湿ったおいらを見てManoloが開口一番「que asco!」(うわ〜気持ち悪い!)と一言。うるせ〜、こちとら長い間歩いてきたんだ!汗ぐらいはかくわい!といいたかったが、そんな元気もないくらいヘトヘトだった。

ちょっと今日歩きすぎ。

pausaのあと、最近costaに新しく来たTちゃん(確認してないので、名前は伏せる)とBarでCervezaを飲むことに。なにやら、辛い思いをしているようなので、costaのヌシ&Jefeとして、スペインに住むための精神面でのコツを伝授する。

「まだ、その域まで到達できません」

といわれたが、ある意味、達観しないとスペインでの生活は厳しい。だから、日本人の女の子は来たばかりの頃はだいたいnerviosaになってしまうようだ。日本人て良い意味でも悪い意味でも、控えめ過ぎるから。

おいらは来た時点である程度勉強してきている他の留学生と比べて、完全にスペイン語0で、さらに英語もろくすっぽ話せずという状態だったが、ここまでなんとかやってこれたのは、その「達観」のおかげだったと自信を持って言える。

いつもいうことだが・・・

バカになれ・・・バカに・・・バカはいいぞ〜!バカは人生を楽しくさせる。

Tちゃんにもそう言っておいた。


一通り話したあと、再びテクテク歩いておうちに帰る。

帰り道、昨夜のミニFiestaで、ストックしておいたVinoを全部献上してしまったため、近くのbodegaに買いに行く。

いや〜お金があるって素晴らしい。何故ってVinoが買える。美味いVinoが飲める。そして気持ちよく酔える。

やっぱ、お金って大事だ。

今回はMercadonaではなく、bodegaで買う。MercadonaのVino博士といえるくらい、買える値段のVinoは全部制覇してしまったので、お金も入ったことだし、たまには違うの・・・とValenciaのVinoを中心に3本購入。そのうち2本はまだ飲んだことがないやつ。

今日の夜あたり、楽しみながら飲むことにする。


今夜は10時半から学校のTapasに参加することにする。マリちゃんの友達が来ているということで、SantiとManoloも誘って久しぶりに参加することに。Tちゃんも最初は悩んでいたが、結局来ることにしたようだ。


友達できるといいな。


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