今日はスペインでは夏至(日本でもか?)にあたる日で、一年でもっとも太陽の出ている時間が長い日。そのためか知らないが、風もなく、空気も流れず、部屋はジトジトジトジト。授業が終わったあと遊びにきていたマリちゃんと「暑い!暑い!暑い!死ぬ〜〜!」と叫ぶ。Cafe del tiempoを作りなんとか落ち着かせる。
とりあえず、見つけてくれたElenaの側に座ることに。「como esta tu vida!」(最近どうよ?)といつも通りの挨拶が始まり、ぺちゃくちゃおしゃべり。
Fiestaには全く関係ないが、「como esta tu vida?」には苦い想い出がある。まだこっちに来たばかりのこと。知り合った友達に開口一番この台詞を言われ右往左往したことがある。大抵最初の挨拶は「como estas?」、「que tal?」(元気?)というもので、学校で習ったのもこれだし、日本の会話本にもでている。
なので、「como esta tu vida?」=「どうよ、君の人生は?」という意味でとらえていて、なんてこたえていいのかすごい困った。しかも知り合って間もない人間に、開口一番それを言われたら「彼は、おれの人生に興味があるのだろうか?心配してくれてるのだろうか?それとも、28歳にもなって仕事もしないで、スペインで遊んでいるおいらを皮肉っぽくいってるのだろうか?」などと思ってしまった。
さて、この映画・・・監督はJose Luis Cuerda。おそらく日本だと「蝶の舌」で有名かと思う。他にも邦題だと「にぎやかな森」、「オープン ユア アイズ」もそう。こっちに来てから見たおいらが好きな「 Asi en el cielo como en la tierra」は日本ではないみたい。すごい面白いのに残念。