おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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♥♥♥
2008年09月10日 (水)
今日も遅くまでお疲れ様。今朝は急にプリプリしてごめんよ〜。私は今から帰ります。所沢で待ってるからね♥♥♥大好きだよ。

PHSなのに、ついにスパムが来るようになったか・・・と一瞬疑ったが、送信者はバベルの子。当然、身に覚えはない。酒を呑んで前後不覚になっているわけでもない。それ以前に、所沢で待たれても困る。片道1時間以上かかる。

案の定、彼氏に送るメールの誤送信で、数分後、はいれる穴を探しつつ、顔から火をだして「ごめんなさい」メールが届いたわけなのだが、ヘケットさんに続き、世の中なかなかお茶目な人が多い。誤送信って初めてきた。

大爆笑+なんとも幸せな気持ちにさせてもらったが、おいらにとっては由々しき問題も発生した。

誤送信でもなければ、他人のイチャイチャデレデレメールを見る機会なんてないので、当然そんなメールを初めてみたわけなのだが・・・彼氏とか彼女へのメールって、ハートマークを3つも書くものなのか?世の男女間のメールは普通こうなのか?

携帯だとハートマークは#FF0000な赤で、黒文字の中ではかなり目立つので、インパクトとしてはかなり大きい。テレビとかでも、たまに「友達でも異性にハートマークを書くと勘違いされたりする、勘違いする」という発言をきいて「アホか!ぼけっ!」と鼻で笑っていたのだが、この#FF0000なハートが確かにメールに入っていると勘違いするかも・・・ってちょっとだけ思った。

PHSのメールでハートマークを一度も使ったことがないはずはないのだが、ほとんど記憶にないし、異性の友人からもハートマークを使われたことがない気がする。さらに最悪なことに彼女とかから、ハートマークをいれてもらったことさえない気がする。いや、気がするじゃないな・・・日記で書こうと思うくらいだから、やっぱ目にしたことないんだろう・・・。

いま試しに過去のメールみてみたら、ハートマークが破れているやつならあった!きらきら光ってるヤツもあった。太陽もあった。ビールもあった。はっとり君のほっぺたみたいな渦巻きあった。絵文字はほとんど嘉世ちゃんだ・・・。まぁ、おいらの周りに絵文字使いそうな輩いないっちゃ〜いないが・・・それにしても・・・。5月からのメール全部みてるのに一個もないって・・・。

なんか、ソフトバンクみたいな「〓」(ゲタ)ばっかだよ・・・。

しかし、こう改めて見ると、絵文字使うのは断然に女の子が多いな。あの瑞穂さんでさえ使ってるからな〜そりゃ他の子は使うわな。これってDNAかなんかに組み込まれてるんだろうな〜。

おぉ〜あったあった!1つだけど♥。「褒められた〜♥」という感じで使われてる。

おお!ハートに矢がささってるのも発見!「カマラこうた〜♥(矢あり)」という下りだ。

結局これだけか・・・。なんかもらって勘違いできるようなメールとか欲しいさ。

あ、またメール。

「一応言っておくけど、いつもこんなにでれってしてるわけじゃないからね!」

わ〜い、ツンデレだ〜ツンデレだ〜!

ふんぬ〜なんか世の潮流から外れている気がしてきた。


で、なんだっけ・・・そうだ、昨日じゃない、一昨日の続きだ。

昨日は、テレビで、超足の短いネコ(マなんとかっていう種類。20年前くらいにアメリカで発見されたとかなんとか。コーギーみたいな足の短さがとても愛らしい。)がものすごいかわいく、あまりに癒されそのまま爆睡。8時半くらい。そのまま、朝まで起きなかった。かなり久しぶりの10時間睡眠。体はかなり元気溌剌なのだが、調子が微妙に悪かった右目のものもらいっぽいのがひどくなってしまい、今日は一日メガネであった。

書きたい事たくさんあるのだが・・・何から書こう。

細かく、かつどうでもいいことを少し書いておこう。

約二年ほど前にうちの会社で新しいデスクトップが欲しいというので、TSUKUMOのオンラインで購入したのだが、そのTSUKUMOから、ポイントの有効期限が切れそうだというメールが届く。

普段ヨドバシばかり使っているため、そんなポイントのことはすっかり忘れていたのだが、7000円くらいポイントがあり、臨時収入に大興奮。

早速TSUKUMOのネットショップで欲しいもの探し。あいかわらずの貧乏で、物欲を満たすこともままならない日々が続いていたし、ふってわいたようなあぶく銭というのが心地よく、無駄遣いする気でいっぱいになる。

7000円分の書籍(プログラム)をかったろ〜かい!と思ったが、書籍がない。

じゃ〜ゲーム(DSでもPCでも)かったろ〜かい!と思ったが、ゲームがない。

じゃ〜最新のマザーボードでもかったろ〜かい!と思ったが、7000円じゃ全然たりない。

iPod shuffulでもかったろ〜かい!と思ったが、微妙に物足りない。

クリックしまくるも、なかなかめぼしいものが見あたらない。

7000円ギリギリで購入でき、かつそれなりに必要で、心なしか無駄遣い的なもの・・・そういう条件に合うもの・・・。

ありましたよ・・・ハードディスク。

値段は6900円くらい。送料いれたら足はでるがそれくらいなら問題ない。

いまのおいらのPC(名前はバルバロッサ)のハードディスクの容量は、内蔵250GB、80GB、外付け320GBの計650GBとそこそこはあるのだが、一眼レフの写真は一枚一枚が結構重かったり、一曲一曲が軽いMP3もちりも積もればで、結構すごいことになってきているし、何にもましてえぐいのが、ティトゥス・プッロとかレオナルド博士とか、マイコースコフィ〜ルドとか、コルレオーネとか、そういうやつらがほぼ外付けすべて占有しているのだ。整理すればなんとかならなくもないが、結構面倒だし、それなりにあったらあったで重宝しそうな感じ。

そんなわけで、ちょっと無駄使いっぽくもある。

というわけで早速ネットをカチカチ・・・5分もしないうちに購入完了。なんとも便利な世の中だ。

ブツは二日で届き(実際はパパンが受け取ったが、おいらが言うまで忘れていたため、4日後だったのだが)、帰宅後、鼻歌交じりで小包を開封。

HDDのIDEケーブル(正式名称は知らん)には、現在250GBと80GBがついている。250GBの方は買ったときから付いていたものだが、80GBはかつてあらぽんがくれたもの。うちの会社のPCにいれていたのだが、新しいPCを買ったと同時にお役ご免になるも、容量は少ないながらも、なんとなくもったいないので自分のPCのSLAVEにつけて、結構重宝していた。が、だいぶ昔のやつだし、そろそろ引退させてやっても・・・と、こやつと、500GBの大きいお友達を入れ替えることにした。

まずは普通にPCを立ち上げ、80GBの中のもの移動。80GBといえども、意外と時間がかかる。早く増設して1TB(テラバイト>ギガバイト)越えを果たしたいおいらとしてはとてもじれったい時間。その間、最近はまってる「もやしもん」を読んで過ごす。

菌ってすげ〜!

コピーが終わったら、早速、デスクトップからケーブルを取り外し、PCの中へと突入。予定通り、80GBのHDDを取り外し、空いたスペースに新品500GBの大きなお友達を差し込む。お茶の子さいさいである。

あとは、電源とIDEケーブル(SALVE)を差し込めば・・・・

「ぬ??コ、コネクタが・・・ち、ちがう!!」

「ぬおっ!4つくらい穴が開いてるはずの電源のコネクタがない!!」

頭の中は「?」でいっぱいである。

が、瞬時に心当たりに思いつく。

昨今は大容量HDD時代(正式名称は知らん)となっていて、大容量のHDDが安価で簡単に買えるのだが、1年、2年前くらいから(それ以上かもしれんが、スペインにいたから知らん)、大きなボックスの中に引き出しのような感じで、いくつもHDDをいれて、巨大HDDサーバーみたいなのにするのが流行っていたのを思い出したのだ。

こんなん

たぶん、それ用のHDDを買ってしまったのだ。引き出し用のHDDを・・・。

あわてて購入したものの詳細を調べると、SATAIIという見たことがあるような、ないような文字が書いてある。調べてみると、Serial ATA II(シリアル エー・ティー・エー ツー)とかいうHDDらしい。

「II」ってのは知らないが、Serial ATAってやつはなんか聞いたことがある。だが、聞いたことがあろうがなかろうが、いまのうちのPCにはつながらないのは事実なわけで、使いたいなら、そのHDDボックスみたいなのを買ってこなくては駄目ってことだ。

どうにもならないので、泣く泣く先ほど隠居させたばかりの80GBのHDDを戻し、PCの電源をつけ、コピーしたやつをまた同じ場所に戻すという作業を始める。

完全においらのミスなのだが、どうにもこうにも腑に落ちない。ボックスなんぞかったら、優雅な無駄遣いが、ホントの無駄遣いになってしまう。しかし、500GBの大きなお友達を寝かせておくのは、なんとももったいない。

他に方法があるはずだ・・・とネットであれこれ調べ始めると、以下のようなことがわかった。(細かくかいてもしょうがないし、用語集じゃないので間違っている可能性がたぶんにある)

今までおいらが増設していたHDDの接続方式はパラレルATA(IDE)というらしく、転送速度とかもシリアルATAよりも速かったりしたらしいのだが、今では開発も進み、シリアルATAでは、300MB/sという速度まででるようになったとのこと。でもって、将来的には600MB/Sとかなんとか。

さらに、IDEの方はケーブルの長さ(距離)に制限があったり、ケーブルがじゃまくさいとか、ジャンパーピンの設定が面倒とか、接続台数に制限があるとか、いろいろな欠点が目立つようになってきた。

唯一の長所といえた速度の面でもシリアルATAに負けてしまい、値段も同容量でほぼ同じくらいということもあり、今の主流は今回おいらがかったシリアルATAになってきている。

で、一番問題の、接続が可能か否かについて調べてみると、シリアルATAのコネクタがマザーボードについていれば、問題なく付けることができるが、古いPCだとそれがついていないという。

おいらがこのバルバロッサを買ったのはスペインから帰国して直後だから、約2年半前になる。新しいといえば新しい気もするが、古いといえば古いといえなくもない。

仮にATAのコネクタが付いていなくても、インターフェース(PCIというところにぐさっとさすボードのこと)さえ買えば簡単につけれるという。

早速ヨドバシのサイトで調べてみると、4000円しないでそのボードが買えることが判明するも、無駄遣いに4000円といえども払いたくない。呑み約1回分なりよ。かといって、このまま大きいお友達を無駄にしたくない。なんせ500GBだから。

一晩頭を冷やしてから決めようと思うが、やはりどうにもこうにも悔しさがこみあげてくる。

さらにあれこれ調べると、また違う問題が・・・。

どうもおいらが買ったHDDは、SATAはSATAでも、II(2)が付いている、最新(?)のもの。I(1)に比べて転送速度は倍の300MB/S。つまり、仕事もできる大きいお友達だったのだ。

その仕事もできる大きいお友達を増設するためには、さらにそれに対応したインターフェース(ボード)が必要らしいのだが、そのインターフェースは、PCI Expressじゃないと対応していないものが多いという。PCI Expressは、仕事のできるPCIなのだが、おいらのバルバロッサでは、すでにそこにはグラフィックボードがささってしまっているのだ。24インチディスプレイを買ったときのやつ。

さすがに無駄遣いHDDのためにグラボは抜けない。

じゃ〜PCIにさすことができるSATAIIのインターフェースはないのか!と探してみたところ、すぐに発見。

こいつ

ためしにヨドバシで値段を調べたところ、7320円・・・無駄遣いHDDよりも高いではないか!無理無理無理。

さすがに今度こそ諦めるしかないか・・・と泣きモードに突入しかけたところに、また新情報。

別にSATAIIのHDDを普通のSATAでつなげてもいいとのこと。USB2だけど、USB1でも互換性があるのと同じ。ただし、当然、SATAIIの300MB/Sの転送速度をだすことはできない。SATAの150MBまでだ。

7320円をみたら、急に3000なんぼが安く思えてきたし、完全に使えない!とどん底に落ちていたところなので、SATA用のインターフェスを買ってでも、つなげてやろうって気がでてきた。というか、ここまで調べた時点で、絶対つなげてやる!と思っていたのだが・・・。

だが、数秒後には、「しかし、まぁ、ここで4000円ケチって、将来性のない・・・っていうか、すでに時代遅れになりつつあるSATAのインターフェースを買うってのはどうなんだろ・・・」と、普通の理性が戻ってくる。

相変わらず欲と迷いの多い男だと自分でも思う。

「PCI Expressが使えれば、SATAIIのインターフェースも豊富で、もっと安いインターフェスもあるっぽいなぁ〜。なんか、おちゃめにPCI Express1つくらいあまっちゃったりしてない?ないよね〜〜」

と駄目もとで、PCつけたままフタをあけて、懐中電灯で内部を照らしてみる。

すると・・・

「おっおっおっ!!もしや・・・これって!!!」

PCI Expressはさすがに無かったが、普通のSATAのコネクタがマザーボードにあった。しかも2つ。インターフェス調べるまえに、自分のPCお仕様もかなりちゃんと調べたけど、SATAのSの文字もなかったぞ。

が、どうみても形状は、写真で見たSATAと同じ。もっと顔を近づけてみたところ、コネクタ横に、SATA1とSATA2という文字を発見。もう確定なり!
(※このSATA2は2つめのSATAのコネクタってことで、SATAIIとは関係ない)

SATAIIではなく、SATAのコネクタなので、転送速度は150MB/Sになってしまうが、、わざわざ出費してインターフェースを手に入れる必要はこれでなくなった。

そうなると必要なのは、SATA用のケーブルと電源ケーブルのみだ。値段を調べてみるとかなり安い。400円とか800円とか。二つ合わせても1500円いかない。

ということで、次の日さっそくヨドバシへいってケーブルを購入。ケーブル二本で1400円也。あまりに気分が良いので、デジカメを欲しがっていた母親にペンタックスのデジカメも購入。20000円なり。

一眼レフ買ってからデジカメの値段なんてチェックしなくなってしまったが、ホント安くなったもんだ・・・。技術の進歩って怖い怖い。おいらのSANYOのやつなんて4万近くした気がするのだが・・・。

おうちに帰って、今度こそ!と増設開始。予定と変わったところいえば、IDEのSLAVEがあまるので、隠居させようと思っていた80GBのHDDも現役で使えることになったことだ。棚からぼた餅・・・ってほどではないが、ぼた餅だ。

接続しただけでは使えないので、初期化を行う。さすがに500GBもあると時間がかかる。この新しいHDDの名前は「Valencia」にした。うちのネットワークないには他にもUtielとかRequenaとかBarcelonaとかある。

最後にValenciaに、ティトゥス・プッロとかレオナルド博士とか、マイコースコフィ〜ルドとか、コルレオーネを移動し、作業終了。

ということで、250GB+320GB+80GB+500GB=1150GB=1.15TB達成。

めでたしめでたし。


・・・う〜ん。どうでもいい話ついでに、もう一つ、ドラッグの不思議な子について書こうと思っていたのだが・・・明日にする。

買い物しようと街まで出かけたら
2008年09月08日 (月)
財布を忘れて愉快がるくらいだったらいいのだが・・・。

いつものように朝電車待ちの間に携帯のメールをチェック。ヘケットさんからメールが入っていた。

そういや、仕事は8月末で終わって、またモラトリアムに入るんだったっけ・・・呑みの誘いか・・・と喜んでメールを開く。

タイトル・・・「飛行機が行ってしまいました」。

う〜ん、なんてストレートなタイトル。もう中身読まないでもわかるやん。

普通なら「なんかのネタ?」とか思うのだが、ヘケットさんは素で侘び寂びありすぎて、あまりハッタリをかますタイプではない。マンガみたいに「ぶっ!」と吹き出しつつも、もうおいらの周りには「笑えない空気」が漂う。人ごとながら朝からドギマギ。

なんでも、かなり余裕を持って出発したらしいのだが、大江戸線を一本乗り過ごしたり、道に迷っているうちに保安検査(ホントにそういうのか?)の締め切り時間に間に合わなかったとのこと。

電車一本と、少々の迷いで間に合わなくなるって・・・すでに余裕もってでてないような気がするのだが・・・。まぁ、時間が人よりもゆっくり流れているヘケットさんならではの技な気がする。

結局、便を変更してもらったらしいのだが、次に金沢の便は5時間後とかだそうで、気落ちしてメールしてきたのだろう。羽田で5時間待ったのだろうか・・・。

余談だが、金沢に旅行に行く話もおいらは初めて耳にしたような気がするのだが、メールの文面は、すでに金沢行くことが前提で話が進んでいて、そっちでも面喰らった。これもヘケットさんならではの勘違いと思いたいが、先月末に呑んだときに実は聞いていたのだが、呑んだくれすぎて、おいらの方が失念した可能性も否めない。

まぁ、なんにせよ、先日レベルがあがって覚えた特技「なぐさめる」を使って、きちんと元気づけておいた。効果があったかどうかは定かではないが。


さて、かなり"しれっ"と日記に戻ってきたわけなのだが、長い休載のおかげで鋭気を養えたかといえばそうでもない。なんていうか、もう「スーパーマリオ」に大興奮した自分はどこにもいないのかもしれないと、落ち込んでいたのだが、どうもそうじゃなくって、すべての元凶は「燃油サーチャージ」と「円安Euro高」と「ガソリン税」にあるっぽい。

人によってストレス発散の方法はいろいろあるが(※おいらがストレスたまったというと、鳩が豆鉄砲くらったような顔する輩がいるが、それは誤解である)、おいらの場合は、当然「旅」だ。逃避行。この前、九州に11日間ほどいってきて、思い切り逃避行してきたはずなのだが、「住みたい」という気持ちが余計に強くなって、違うストレスがたまり始めてしまった。

なお、おいらをバベルに送り込んでいる日雇い職人会社に、さらに詳しくきいてみたところ、その日雇い職人会社で九州の石積みを探すには、何でもあちらの支店に移管しないといけないらしい。正確には「いけなく」はないのだが、そっちの方が石積みは見つかりやすいらしい。またそうすることによって、石積み見つかってから引っ越しするとかも可能になるとかなんとか。情報がタイムリーにはいるから。

まぁ、いいや。ちょっと現実離れしてきてる。

日記さぼっている間に何をやっていたか一応書いておく。

まず、ドラクエVやってた。で、フローラとビアンカのどちらと結婚するか、本気で悩んでた。まぁ、この辺りを書くとエライ長くなるので端折るが、そういうお年頃ってわけだ。で、その選択は、いうたら「自分の気持ち」をとるか、「金」をとるかの選択だ。ゾロ目まできたんだから、そろそろ「逆タマ」ってやつを狙った方がいいんではないか・・・という思いもでてきたところで、実験としてフローラと結婚してみたが・・・クリアーするまで「なんなんだ、この女は!」って感じで終わった。

実際のところ、スーファミ時代にはストーリー重視でビアンカ(幼なじみ)と悩むことなく当たり前のように結婚したのだが、今回はDSとはいえドラクエV二回目なので、前回結婚しなかったフローラを選択したわけなのだが・・・このフローラ・・・結婚を迫られるまで、ほとんどあったことも話したこともない女なのだ。普通なら当然ビアンカになるわけだ。男ならまず確実に。ドラクエVのCMで「私が一番お嫁さんに選ばれたのよ」的なことをビアンカがいっているが、まぁ、それが順当ってところなのだ。

で、先週の金曜日、人形町のドトールでドラクエVについて、ねねちんとケバビスタ大興とSパブロ氏の4人で熱く(おいらだけかもしれんが)語りあったところ、男は普通にビアンカを選んでいた。ねねちんはなぜかフローラだったが、「別にどっちでもよかった」的ななんとも熱のない意見であった。おいらにドラクエVを貸してくれたマリカルメンは、女だが、男の心の持ち主なため、当然のようにビアンカと結婚していた。

まぁ、なんでもいいけど、優等生はやっぱ苦手だ。結婚した瞬間に「あなた・・・ぽっ」とか宣う輩は無理。だから、誘拐されて側にいない状態でも、モンスター集めに必死になって、なかなか嫁を探そうとしなかったのは当然のことといえよう。

ゲームにここまでマジにならなくてもいいじゃん!とか言われそうだが、しつこいようだがゾロ目とはそういうお年頃なのだ。

石積みの方は、にわかに忙しくなった。しかも一時的なものではなく、辞めるまで続きそうな忙しさである。理由はいくつかあって、まずはカワンチャ君が先月中頃で退職してしまったため、部署の勢力図がかわってしまったのだ。でもって、ここにきて突然WEBを強化するという話が上層部で持ち上がったかと思うと、おいらが同席してない状況で「WEB強化委員会」なるものが発足されてしまった。うちのバベルで、WEBのことがわかるのはおいらだけなので、当然おいらが親方になることになる。たとえ、それが日雇いだろうと・・・。

今までは、投げ込まれた石だけこなしていればよかっただけなので、少量だろうが大量だろうが、一人で黙々とやれば済む話だったのだが、おいらよりも立場は上なのだが、全くの初心者3人を教育することになってしまった。

で、その3人のうち1人は良く知っているし、もう1人も大人な感じなので、「会話をするチャンスが増えて嬉しいな〜♪」てなもんなのだが、最後の1人・・・あだ名はいずれつけるつもりだが・・・が、もう久しぶりに見る「怖い」タイプなのだ。

おいらがもっとも苦手な人間に「場の雰囲気を読まない人間」というのがある。昨今の単語でいうと「KY」に当たるのだが、そんな単語で済ませて欲しくないほど、痛々しいタイプなのだ。かつて後輩に一人だけ、どうしても苦手で、怖くて近寄れない男がいたのだが、やつはそれを上回るほどひどい。

その後輩の場合も、おいらにしてはもうホント駄目だったのだが、そこそこ大人数いれば、その後輩をおもしろがっていじる輩もいたので、どうしても一緒に居なくてはいけないときには、自分から積極的には話しかけずに、間接的にその輪に参加する形で逃れてこれたのだが、今回の場合はそうはいかない。石積みでの関係だから。

これが他に親方がいればいいのだが、自分がそやつを教育というか、基礎知識を教えて行かなくてはいけないし、立場的には「なんでも気軽に質問してください」的なことも言わなくてはいけない。つまり、自分から積極的に話しかけなくてはいけないのだ。

幸いなことに部署が違うし、部屋も違うので、普段のやりとりはメールになるのだが、週一のミーティングではたっぷり2時間近く一緒にいなくてはいけない。

この手のタイプは、タチが悪いことに、その後輩もそうなのだが、決して悪い人とはいいきれないのだ。ただひたすらに痛々しく、そして、悪意なく、場を思い切り乱すのだ。悪意のない悪はホント最悪だ。これに比べたら「悪意」があって、おいらにイヤガラセしたり、「悪意」があっておいらを嫌ってくれてる人の方がよっぽど助かる。金が欲しくてナイフ突き立てられれば、おいらだってなんとかしようがある。が、やつらはそうはいかないのだ。天変地異のように・・・そう、最近のゲリラ豪雨よりも読めないのだ。そして、場の雰囲気も読まず、すべてのセッティングも、あっというまに台無しにする。もちろん、悪意なしに・・・超無邪気な顔で・・・。

あ〜怖いよ〜〜〜〜!!!!

とまぁ、本当においらにとっては天敵ともいえる怖い存在がここに来て急に現れてきたわけだが(最近入バベルしたばかりなので)、どうもこの評価はおいらだけではないようで、ここ最近とみに彼の話をきくことが多い。

委員会の関係で彼と少々長話していると、「ヨモツシコメさん・・・彼と話せるんだ?」とか、別の上司二人が「おれだったら絶対やつはいれないね」と話しているのが聞こえてきたり、先日カワンチャさんの送別会の時も、戦々恐々しながら「今日は○○(おいらの天敵の名前)は来ないの?」と聞いたところ、「う〜ん・・・そこの2人が、彼を全くうけつけなくって・・・」と、おいらの目の前にいた女性2人を指し示し、それがきっかけで、異常な盛り上がりを見せたり・・・。

件の後輩の時は、おいらだけが異常なほどの苦手意識がでてしまい、おいらだけ天敵だと思っていたのだが(他は楽しんでみている友達もいる)、さすがにヤツくらいひどくなると、みなもおいらと同じように思うのね・・・。

まぁ、今後あまりに場をぶちこわすようだったら、一度ケッチョンケッチョンに潰してやろうかと画策中。おいらの石積みの中心となってしまった、委員会の中だけでもおとなしくしていて欲しいので、人格まで否定するつもりはないが、親方の立場を利用して、ぐうの音もでなくなるほど・・・・ゴゴゴゴゴォゴォ。


続きは明日にする。

心がまだ戻ってきません。
2008年07月28日 (月)
銭形警部の言葉を拝借するならば、

「いや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。」

「貴方の心です!」

な状態。

旅前には「まったりすんだ〜」とか言ってたくせに、毎日が超スペイン級(※最近思いついて自画自賛した造語。超弩級の遙か上の筆舌尽くせないほどの状態を言う)な日々で、完全に燃え尽きた。呑みすぎた。喰いすぎた。歩きすぎた。汗かきすぎた。

で、心が戻ってきてない理由は、今回の旅が超スペイン級に楽しかったということもあるのだが、たぶん、ほとんどの理由は、たったの・・・たったの一時間半で、おいらの肉体を熊本からものすごい数の人でごった返している東京に連れ戻してくれてしまった文明の利器のせいだと思う。

九州は今回で4度目だが、飛行機でいったのは初めて足を踏み入れた修学旅行のときだけで、あとはすべで電車。青春18切符とか。そんなのばかり。でもって、国内線に乗ったのはたぶんこれで5回目くらい。小学生のときの北海道旅行。修学旅行。名寄(北海道)にスキーにいったとき(※このとき・・・すでに大学生だったが、パスポートを持って行って母親にすごいバカにされた。)。スペイン行く前に北海道に行ったとき。で、今回。あっ、スペインに留学するときに関空発だったから、羽田から乗ったの関空まで乗ったの含めれば6回だ。だから、短時間の飛行機にはまったくといっていいほど慣れていない。だから、わがままは承知でいわせてもらえば、心ときめく往路は「なんてすばらしいだ!」と思うのだが、心しおれる復路は「なんて侘び寂びがないんだ!」と思ってしまう。

これま2週間〜1ヶ月くらいの中期間の旅の場合、帰ってからものんべんだらりとできる状態・・・つまり、何もしてない身分で、毎日が日曜日であったもんだから気づかなかったのだが・・・がっつり旅にはまって帰ってきた次の日から石積みっていうのは、ものすごい辛いもんだということを、ゾロ目にして初めて知った。情けなし。でも、還暦迎えて初めて知ることになるよりもマシなので、ポジティブに考えることにしよう。

なんにせよ、今日は完全に心ここにあらず。10日ぶりのサブウェイな昼飯なんて、何喰ってるか全くわからんかったよ。新製品のラタトゥーユみたいなの頼んだ気がするが・・・。重い思いをして石積み場に持っていったお土産も、退石積みするときまで完全に忘れて、「明日でいいや・・・」と帰り際に机にいれて帰ってきたくらいだ。

普通の社会人で旅慣れている人ってこの手の気持ちの切り替えってどれくらいで戻すんだろう?一番ラクチンなのだが、旅している最中にも常に「帰ったら石積みだぞ!」と頭の片隅にいれておくことだと思うけど、おいらはそれはやりたくない。どちらかというと、そういう人は旅が下手な人だと思うくらいだし。旅にどっぷり浸かってなお、次の日からシャキン!と石積みに切り替えられる人がいたら是非とも話を聞きたい。身近だとねねちんあたりがプロフェッショナルっぽいから、今度呑んだときにでも聞いてみよう。

こっちでず〜〜っと生活するなら、この技は必須な技だろう。なんとしてもマスターしてやる。でも、そうなると「旅の余韻」なるものはどこへいってしまうんだろう?うむむ。

とりあえず、お世話になった人へのメールや写真の整理なんかは、来週くらいになりそうな気がする。うん。そんな気がする。

話は変わるが、少し前くらいからなのだが、心なしかバレンシアへ行く人が増えている気がする。まぁ、おいらのサイトみて「マドリー行きます!」ととか「グラナダ行きます!」ってメールしてくる人は滅多にいないのだが、北のどこぞの国からバレンシアに移ったという子とか、なんかの展示会でアメリカからバレンシアに行く方とか、先日も書いたが取材で行く人とか、荘君に続いて、1年半前にManoloに誘われて知り合った若人もバレンシアに行くと言うし、鹿児島の子も短期で留学するという。

なんか、またバレンシア賑やかになるんでなりそうな予感がして、ちょっとウズウズする。タカシくんやさおりさん、そのほか結婚して半永住組をのぞいくと、留学生っぽいのは寅さん兄妹と、先日コスタに行った女の子二人くらいだが・・・みんなBodega行ってるのかな〜。タカシくんと知り合ったらBodega行かないわけないし・・・。

あ、でも・・・もうそろそろ8月か・・・バレンシアの街は冬眠にはいる時期だ。いや、夏だから夏眠というべきか・・・。それも違うか・・・。マドリーやらドイツやら北欧から海と太陽を求めて民族大移動がはじまり、ディスコテカというディスコテカに英語が響き渡り、Playaは青少年には少々刺激が強い場所になり、いきつけのお店の大半はシャッターを下ろし、公園では若人がBotellonをし、Vinoの注文が減るかわりに、Tinto de Veranoの注文数が増え、cervezaの消費量は群を抜き、スペインの「冷やし中華始めました!」にあたる、「オルチャタ始めました」がBarの軒先に貼られ・・・・。


さ〜て、一所懸命働くかね。

追記
他にも沢山いったのだが・・・せっかくだから一部乗せておく。


九州旅行
引っ越しました!(吉野ヶ里)


九州旅行
朝はウサギに起こされます。メルヘンです。


九州旅行
苺部会の皆様。オ〜シャンゼリンゼ〜。パパのどえらい勘違いで入った店。


九州旅行
船頭になろうかと本気で悩みました(柳川)。


九州旅行
もつ鍋のタメだけに博多住んでもいいです。


九州旅行
九十九島(くじゅくしま)。松島よりも密度が濃い。(佐世保)


九州旅行
パートナー・・・・です?(佐世保。場末通り)


九州旅行
川内蒲鉾なぜストローなのかで侃々諤々。(平戸)


九州旅行
なるほどね・・・。ん?


九州旅行
スペイン人に「昔は活け造り食べたみたいだけど・・・今はね〜」っていっちゃったよ。


九州旅行
出島がすごいことになってた!


九州旅行
汁がとにかくうまい。(長崎)


九州旅行
「君の方が綺麗だよ・・・」とは口が裂けてもいえない夜景。(稲佐山)


九州旅行
10年前は卵がのってたはずなんだけど・・・50円値上がってました。(こむらさき)


九州旅行
最後の最後で、もつ鍋抜きましたよ、馬刺し。でも・・・コストパフォーマンスを考えるとね。


九州旅行
エンゲル係数が高い旅。芥子蓮根はリベンジ。これはおかわりしました。


九州旅行
ここで知り合ったおっちゃんの話・・・9割わからんかった。笑顔で「うんうん」しかできんかった。(内牧)


九州旅行
復元本丸御殿が圧巻なのだが・・・他にもう少し予算回しても。城内とか。


九州旅行
なぜか九州来るたびに来てしまう阿蘇山火口。4回来て4回見てる。


九州旅行
ちょっと鳥肌たった。阿蘇の風景。



博多をTapeoる。
2008年06月30日 (月)
剣呑。剣呑。

鎮西探題就任の日取りが決まり申した。断腸の思いでスペインを諦めたおいらにとって、今や九州はひきこもりの最優先候補地。徘徊プランの具体的な内容は全くもって決まってないのだが、各方面には連絡が滞りなく終わり、プラハやブタペストの夜のように涙でPivoで枕をぬらす日は避けられそうだ。

レンタカーも大手で借りると目が飛び出るほど高かったが、なんとまぁ〜便利な世の中であろう・・・ちょっとググれば安いレンタカー会社がザックザック出てくる。もうココ掘れワンワンだ。

漠然とだが、大分vs長崎の闘いでは、長崎に軍配があがりそうである。博多から佐世保ってエライ遠い気がしたのだが、電車(JR特急みどり27号とかいうやつ)だと1時間半強でついてしまう。そして、運賃も2070円と結構お安い。

佐世保からレンタカーでも借りて、諫早、島原・・・なんだったら天草くらいまでウネウネとドライブして、熊本入りし、阿蘇へ。熊本では、去年400周年を迎えて、新しくなった熊本城に当然いかねばならないだろう。カジートが大絶賛だったひごまるは、ひこにゃんと比べてしまうと、どう答えて良いか迷うところだが、肥後という地名は好きなので、まぁ由とする。

あ、そうだ。日程。

7月18日(金)〜7月27日(日)の10日間ということにあいなった。

使いづらいし、わかりづらいnwaのサイトで粘りに粘ってとったスケジュール。ホント大変だった。未だに、ナゾな部分も多いし・・・。金曜日からなのは、当然、遊んでくれる確率が高い曜日だから。わざわざ有給とったった。

マイレージだからなのか、はたまた、夏休みシーズンで普通に埋まっていたかわからないが(サイトにはマイレージでは駄目な日はないと書いてあったが、時間まで含めて考えて良いのかは不明)、張り切りすぎたのもあり、早朝6時22分羽田発の飛行機。福岡には8時10分には付く。東京-博多間が1時間半・・・時間を有意義に使えるといえばそうなのだが、やはり侘び寂びはない。

福岡では10年前にいった観世音寺(太宰府のそば)の仏像をもう一度みる予定。現在も公開しているかどうかは調べてないのでわからんが(前の時も住職さんに頼んだ気がする)・・もう圧巻!馬頭観音とかSuper Guapoだし、地天とかすげ〜Bonitoでやんの。本堂ではなく、宝蔵にいれてしまっているので全体の雰囲気は半減しているが、ものすごい近くで見られるのが良い。

あとは屋台。博多の屋台といったら、かなり有名なのに、実は一度も足を踏み入れたことがない。その辺りの地域に踏み入れてるかもしれないけど、少なくとも屋台で呑んだくれてはいない。10年前は美術館巡りに躍起になってヘトヘトになっていた記憶が・・・。海沿いの広場になぜかインドの神々(ガネーシャとか)の像が8体だか10体ほどあったのに衝撃を受けた気がする。今もあるんだろうか?

屋台の方は、ネットで少しだけ調べてみたのだが、どこがいいか全く判断が付かない。あまり大手のところだと、観光客向けな気がしてしまうし、かといって、そうじゃないところいって「はずれ」を引いても困る。難波夫妻にはまだ聞いていないが、エリゾウも詳しくないという。ただ、博多駅周辺よりも天神の方がいいというのは、ネットではなく、どこぞの某さんが言っていたのを耳にした記憶がある。

何件かTapeo(はしご)してみる予定だが、有名で無難なのを2つと、行き当たりばったりで2件ほど言ってみようかと今は考えている。あとは思い切って地元の人に聞いてみるかだ・・・。スペインみたいに、「あそこは駄目だ、そこの角に○○というところがあるからそこにしろ」とか言ってくれる人がいるといいのだが・・・。たとえ、おいらの口には合わなくても、それがその人が贔屓にしている店なら全く問題ない。

とりあえず、石積みが手につかない・・・。


追記
先月のJ-WAVEに続いて、今度はBSテレビのディレクターとかいう人からメールをもらった。なんでもバスクとバレンシアの特集をやるらしく、5日ほどバレンシアに行くらしい。いいな〜。それにしても、バレンシアってやはりニッチな市場みたいで、調べていると、どう避けてもおいらのこのサイトにぶち当たるようだ。こういうことがあると、もっといろいろバレンシアのこと書かなくては!となるのだが・・・でもって、つい先週くらいも、ものすごい執筆意欲が湧いたのだが・・・なんていうのかな・・・ふられた子のことを思い出すような感じで、なんとも切なくなるんだよね・・・。まだ「遠くにありて思うもの」な精神にはなれないでいる。っていうか、そのBSテレビに入れてくれ!

あと、そうだ!なんか、まだおいらがバレンシアにいると思ってメールをくれる方が多数いるのだが・・・今回のテレビの人もそうだったのだが・・・それはそれでさらに切なくなる。さすがに2年以上たってるから「帰国しました」のお知らせも消してしまったし、今更、また告知するのも悔しいし・・・。

女々しいのぉ〜。

鎮西探題
2008年06月04日 (水)
今年の夏は「いざ、九州へ!」と決めたには決めたわけなのだが・・・。

当然、スペインひきこもりは無期延期になり、それも覚悟の上での鎮西探題就任なのだが・・・こうなんというか、決めたら決めたで、悶々々。

10日間といえども、スペインはスペインだ。ここでひきこもらないと、次はいつになってしまうのだ。短くてもいいから、毎年スペインにはひきこもろうと決めたのではなかったか。すでに前回いってから1年以上が過ぎているではないか。もし来年とかになってしまったら、誓約を違えることになり、自分にウソをつくことになるではないか。他人にはウソをついても、自分にはウソをつかないのがおれではなかったのか。かといって、今は時期が悪いのは確かだ。しかし、そんなこといっていたら、今後、毎回毎回「時期が悪い」になってしまうのではないか・・・・

なんてことをウジウジウジウジ考える。

そんなおいらのウジウジなど我関せず、とお上からの封書。

じゅ〜みんぜ〜〜〜い!

今回は前回と違って暴利ではなかった。どういう計算で算出されるのかしらんが、前回は17万くらい払った気がする。4回に分けて。でも、今回はなんとなく納得できる金額。年収が激減したからなのか?とホクホクするも、なぜ、ここまで税金を払わなくてはいけないのだ!とすぐに思い直し憤慨。

納得いこうがいくまいが、金がなくなることには変わらない。やはり、スペインではなく九州しかない。

で、自分にウソをつきたくないおいらは、ここ最近、恩赦を与えている。

「たぶん、おいら今年中に今の日雇いやめて、石積み御家人あたりになろうかと思ってるんだけど、そしたら、次の石積みまで時間があくと思うから、そしたら1ヶ月くらいでスペインいくの。で、契約の関係で、早ければ9月くらいにはスペインにいくかと。まぁ、どちらにせよ、そろそろ覚悟せにゃいけないしね・・・最後にぱ〜〜っとひきこもるさ」

可能性的には恐ろしく低いのだが、こんな感じで回りに吹聴しまくっている。近々バルセロナに行ってしまうなっちゃんにも、この前呑んだときそういっておいた。有言することによって、背水の陣にして、無理やり実行させる小技。おいらには、この技は効果覿面だったりする。

で、九州。

プランニングが結構難航している。

まずルート。

往復の移動方法によるのだが、とりあえず目的地は、福岡、熊本(阿蘇)、長崎(佐世保)、大分(国東半島)、鹿児島あたりを考えているのだが、巡回ルートを作ろうとすると、どうしても国東半島と佐世保が衝突してしまう。

佐世保の地理的問題に悩まされるのはこれで二度目。およそ10年前くらいの九州一周のときも、ギリギリまでプランにはいっていたのだが、直前になって、行き止まりな地理的環境を迷いに迷って、結局断念してしまった場所。

が、まだ連絡こそ取っていないが(迷いがあるため)、今回は一年ほど前に佐世保に戻った旧バイト先のMさん(あだ名つけたっけ?)がいるのだ。行けば久しぶりに顔を見れるし、遊んでもらえるし、佐世保のよかとこ、いっぱい教えてもらえる。あの、エイリアンみたいな魚の干物もおいしく食べれるかもしれない。

一方、大分は、おいらが日本でもっとも好きな3県にはいるというのに、友達は一人もいない。大分出身という人も、すれ違う程度であったことはあるが、友人レベルとなると0。だが、それでも、国東半島がおいらを待っている。富貴寺大堂が、おいらを呼んでいる。ついでに、臼杵の磨崖仏も「ちょっと寄ってけよ」と誘ってくれているのだ。

仮に福岡から時計回りに進むとなると、国東のあと、宮崎側から高千穂行って、そこから、現在農業研修中というカジートの住む阿蘇へ抜ける道がある。で、熊本でGuapaを堪能する。で、できたら、そこから、島原はいって、佐世保いって、佐賀抜けて、福岡・・・となるわけだが、さすがに10日間程度じゃ、忙しすぎて無理。じゃ〜まったりこれまた大好きな鹿児島か・・・なるが、鹿児島までいってしまうと佐世保には当然いけないし、なんだか福岡まで戻るのだが面倒になってくる。

そう。まだチケットとってないのできちんと調べていないのだが、おいらの持ってるワールドパークスのカードだと、たまったマイレージで国内旅行は可能なのだが、福岡以外の空港が使えるのかどうか、イマイチわからん。

福岡入りして、別の場所から帰れるんだったら、鹿児島いってそこから帰ってもいいし、熊本とかなんだったら佐世保(空港あるよな?)からとかでもいいのだが、もし福岡の空港しか使えないとなると、九州内で復路の心配をしなくてはいけなくなるうえに、金も時間も無駄に使うことになる。

ちなみに、半時計周りだと、福岡から佐世保になってしまい、そのドン詰まり感に「うむ〜」となってしまう恐れがあって怖い。旅の最初は、なんとうか、ススス〜イと流れるようにいきたいというのが、普通だろう。

で、もう一個問題。山笠祭りなどによる、日程の問題。

以前、サイトのお客さんから、山笠祭りの写真をいろいろと送ってもらったことがある。たしか、スペインひきこもり時代の話。山笠祭りは、数ある祇園祭の中でも有名なもののひとつで、迫力もすごいというのだが・・・その祭りのクライマックス(最終日)が7月15日なのだ。「流」と呼ばれる、スペイン語だとペニャみたいなのがあるらしく、その「流」の間で競うらしい。

海の日前後からその次の週にかけて回ろうと思っていたのだが、ここまで近いんだったら、週をずらすのもありな気がしてくる。有給は自由に取れるわけだし。

しかし、調べてみたところ、そのクライマックスが開始されるのは、朝の4時59分だというし、よくよく考えたら、11日もしくは12日に到着して、福岡に15日までいるのは少々長すぎる気もする。諦めかけたところに、12日の夕方にリハーサルがあるという情報を入手。リハーサルはリハーサルだが、それなりに楽しめそうな匂いがする。

じゃ〜、12日到着にしようと思ったら、今度は阿蘇の農民カジートが、おいらの鎮西探題就任にあわせて、福岡に来るという。で、都合を聞いたら3連休(海の日)あたりがいいと。そりゃそうだわな。

福岡では、パパと瑞穂姉さん夫妻のところにお世話になる(おしかける)つもりなのだが、農民カジートも、同時期にバレンシアにいて、さらには、瑞穂夫妻と一緒に住んでおり、パパや瑞穂姉さんをおいら以上に良く知っている。で、おいらとパパとカジートは、タカシ君と知り合う前に、毎日のようにMalaguen~osや、Los Hermanos辺りで呑んだくれていた仲間なのだから、集えるなら、みなと一緒に再会したほうが絶対良いに決まっている。

さらに、ここに来て、エリゾウとも遊べることが決まった。彼女は、卒業論文で、バレンシアのFiestaをテーマにしただけでなく、実際にきて10日近くバレンシアに滞在するということで、ガイドを頼んできた、変わり者だ。最初九州に行くと伝えたとき、海の日は旅行に行くといっていたので、遊ぶのは諦めたのだが、昨日くらいにメールをもらい、旅行が一週ずれたという。

前半戦は呑んだ暮れになるのを覚悟で、まったり遊ぶなら、3連休を九州に当てるべきなのだろう。そうすれば、一度は旅行の関係で断った12日のおばあちゃんの13回忌にも参加できる。山笠祭りは見れないが・・・


う〜ん・・・プランニングの難航具合を残しておこうと思って書き始めたが、まとめていたら、日程だけだが、決定したではないか・・・棚ボタ、棚ボタ。



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