おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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「やぶさかではない・・・」から始まった人間交差点 Bar Gulliver物語
2005年10月09日 (日)
Despedidaの日記は長くなりそうなので、あとでゆっくり書くとして、先に今日の日記を書く。


諸事情で帰宅したのは昼過ぎ。寝たには寝たが、明らかに疲れがとれてない。昨夜は自分が主賓ということだけで乗り切りはしたが、もうガタガタのおじいちゃんボロボロ状態。良くスペインの太陽の下、溶けもしないで歩いていられるかが不思議なくらい。


玄関を開けるとなにやら騒がしいし、玄関前の廊下には段ボールが一杯積み重ねられていた。

昨日ManoloたちがMadridのIKEAで買ってきた家具を楽しそうに組み立てていた。

(ちなみにManoloとSantiは結局、うちらのDespedidaには参加できなかった。Madridから帰ってきたのは夜中の1時を回っていたらしい。おいらはいつでも彼らとはDespedidaはできるが友君にはかわいそうなことをした。まぁ、もともと行く予定になっていたからしょうがないんだけど・・・)


うちらがこのPISOに引っ越してきてちょうど2年になる。家具なんかは基本的に共同で買うのだが、おいらは永住するわけではないので、そう簡単に買うわけにもいかない状態であったのだが、おいらの帰国を機に、ちょうどぴったり2年たったということもあり、一気に家具を一新することになったのだ。

ManoloはVacaciones(休暇)で使う予定のお金を家具の購入に充てたようで、もうそれはそれはものすごい量の家具を買ってきていた。特にComedorの食卓は、かなり高級品になった。いやはや・・・Pijoだね〜。

なんか、おいら帰国準備に追い打ちをかけるように・・・・おいらの部屋にひき続き、SalonやCocina、Comedorまでもが変わってしまった。

喜んぶべきことなんだけど、なんか切ない。


そんな彼らを横目においらはひきこもり部屋に戻って休憩しつつ、今日の予定を考える。

二度寝するような時間でもないので、しかたなく掃除をすることに。もう帰国まで残り一週間。ウダウダとしている時間はないのだが、ウダウダひとりごちながら、倉庫番スペシャル。


2時を回ったくらいのところで、仕事を終えたタカシ君から電話が入る。

タ「どう〜元気〜?」
お「まぁね〜。慢性的に疲れてるけどね〜」
タ「なにしてるん?」
お「掃除〜」
タ「そっか〜」
お「今、ManoloたちがIKEAの家具組み立ててさ〜」
タ「あ〜そやな〜」
お「そういえば、いらない家具が増えて、タカシ君にあげれるやつもあるし、見に来る?」
タ「うん、じゃ今からいくわ〜」
お「あいあい」

ってことで、5分後タカシ登場。

一緒に家具の組み立てを手伝いながら、新しく変わりつつある我がPISOを見学。

やっぱ切ないわ。


たぶん6時頃・・・ケイコちゃんが昨夜Despedida前にうちにおいていったノートPCをとりにやってくる。PISOがたて込んでいたので玄関前で待ち合わせしたのだが・・・なぜかメグミさんも一緒。偶然あったらしい。
(呪いを持つメグミさんは、おいらのDespedidaのためにわざわざMadridから遊びにきてくれた。感謝感謝。)

ケイコちゃんとはすぐにわかれ、Mi Kyungと話したい、PISOを見たい・・・というメグミさんをPISOに招待して、しばらくウダウダとMi Kyungを交えた4人でお話する。

一時間後・・・Mi Kyungが出かけるのをきっかけに、メグミさんも、Centroで友達とCafeの約束があると去っていった。

で、タカシ君。

タ「さ〜て、ボクもそろそろ帰るかな〜」
お「あいあい」
タ「その辺で軽く呑んでいくかな〜」
お「どこら辺で呑むのよ〜今日日曜日だよ?」
タ「まぁ探してみるよ。Centroいってもいいしね」
お「なるほど。いいね〜」
タ「一緒に呑むっていったら来る?」
お「やぶさかではない・・・
タ「出た!!!『やぶさかではない!』だ!」
お「じゃ、ちょっとまって。準備する。」
タ「うん、OKよ。あと、誰か呼ぼうよ。」
お「うん。いいよ。」
タ「マサキ君が電話かけてな〜。昨日で携帯の金なくなったねん」
お「あいあい(笑)」

とりあえず、ご近所のアサコちゃんに電話してみると、ちょうど今日の分のPISO探しが終わったところで、Ruzafaあたりにいるとのことだった。ちょうどいいので、うちの前で待ち合わせて3人でいくことに。

その勢いで、漢!ケイコちゃんと、フェロモン女王で、最近エロ姉さんという素敵なあだ名がついたハルカ姉さんも呼ぶ。

日曜日ということで、Regne de Valencia沿いにあるZAYYANへ。この店の名前・・・たぶんツァヤンとかそんな感じで読むんだろうけど、ジャイアンに読めなくもないので、今後はジャイアンと呼ぶことに決定。

うちらがジャイアンについて程なくしてから、エロ姉さんことハルカ姉さんが到着し、少ししてから漢!ケイコちゃんも登場。

5人での私的Despedidaとなる。おそらく今日を皮切りに帰国までこんな感じの私的Despedidaが続くと思われる。

とりあえず、第二弾Despedidaってことで乾杯。

最初の話題は「スペインだからしゃ〜ないわ〜」というテーマで繰り広げられる。

スペインのいい加減なところを指摘しつつも、「まぁ、スペインだからね〜」と許せてしまうことだ。

配水管工事から、公的機関の対応速度、待ち合わせの遅刻、店員の対応などなど・・・。

みなスペインが好きだから許せてしまうのだが、日本だったら絶対に許されないようなことだったりする。


長く滞在すれば滞在するほど、そのスペイン流に慣れてきてしまい、悪い意味ではいい加減になってしまう。そして、口癖に「まぁ、スペインだから・・・」という台詞が付け加えられてしまうのだ。

恐るべし、スペインの魔力!!


ジャイアンでの後半戦は、どういう成り行きか覚えてないが、ハルカ姉さんの「女を磨く講座」になったが、アサコちゃんやケイコちゃんにはNivel(レベル)が高すぎて・・・いうたら、Superior(上級)かPerfeccionamiento(超上級)で・・・・つていけなかった模様。特に漢!ケイコちゃんはこの手の恋愛話にはとんと疎いというか、漢だけにあまり興味が持てないジャンルらしく、チンプンカンプンだったらしい(笑)。だもんで、おいらと途中で違う話になっていた気がしないでもない・・・。


まぁ、なにはともあれ・・・これだけは言わせて貰おう・・・。


恐るべし!フェロモン女王!


アサコちゃんの「ずる〜〜い!!!どうして同じ女なのに!何が違うの!!」という台詞と、ハルカ姉さんの「もまれろ!」(赤ペンでチェック!)がとても印象的だった。



2次会は人間交差点「Bar Gulliver」


あいからずこのBarはやってくれます。今日もええもん見させて貰ったさ〜。調理酒並の安Vinoに8euros払っても来た甲斐があったというものだ。
(しつこいようだが、女性1人でいくことはお勧めしません。男でも小心者はやめておいた方が良い。Bar Gulliverは人間交差点であり、人生の坩堝であり、治外法権の無法地帯だから・・・)


今日あったのは、はっきりいって「なんで???」と首をかしげたくなるようなおばさん娼婦と12な男(赤いTシャツで後ろに12と刻字されている)との確執から始まった。


うちらはうちらで(アサコちゃんはFamiliaの関係で途中で帰った)違うネタで盛り上がっていたため、完全には理解していないのだが、どうも交渉が決裂したようだ。


12の男に対して突然怒り出すおばさん娼婦。手に持っていたグラスを床にたたき付け、そして椅子を蹴り上げる。

12につかみかかろうとするおばさん娼婦。

12とおばさん娼婦じゃ流石に勝負にならないので、12もなにやら怒ってはいるものの暴力をふるっている感じではない。激しく怒って興奮しているのはおばさん娼婦の方だった。

椅子を投げつけようとしたり、つかみかかろうとするそのおばさん娼婦と怒り気味に何かをいっている12を取り押さえるGulliverの店員。

ここまではまぁ良い。良くないんだけど、まぁいい。

だが、第三者が・・・しかも、そこそこガタイの良い男がここで介入。ポジション的にはおばさん娼婦の味方っぽい。

その第三者の男(以後、「やぶ蛇男」と呼ぶ)が、12に思い切り大外刈りをかけられて床に倒れ込む。

いや、目の前でみていたが、それはそれは綺麗な大外刈りだった。やぶ蛇男は受け身もとれずに倒れたが、酒に酔っていて痛みを感じないのか、すぐに立ち上がり12と対峙する格好になる。

ここで、ビビリ始めたケイコちゃんとおいらが席を交代する。そして、野次馬を続ける。


2人の睨み合いが始まるのか!???と思いきや、すぐにやぶ蛇男のビンタが炸裂。店内に「パシ〜〜〜〜ン!!!!」という綺麗な音色が響き渡る。

ここでかちんと来たのが12。反撃をしようとするがなかなかやぶ蛇には当たらない。Gulliverレベルになると、客もある程度の格闘技をマスター・・・いや・・・場慣れしていて、この手の喧嘩はお手のものなのだろうか・・・。

ここで再び店員に店の外に追い出される12とやぶ蛇男。

入り口の扉には頑丈そうな鎖で取っ手ががんじがらめにされる。

なるほど・・・あの鎖はこういうときに使うのか・・・みんな納得。

店内がおとなしくなったと思ったら、先ほどまでスロットに興じていた男が突然の大当たり

今度は店内に1eurosがジャラジャラ出てくる男が響き渡る。

なんか安穏。天国と地獄。dead or alive。

流石、人間交差点 Bar Gulliver。


店員が「警察を呼ぶ・・・」と電話をかける。

外に出されても相変わらず2人で牽制しながらの喧嘩をしている2人。

店内は相変わらず、ジャラジャラと1eurosの音

牛が鳴いていてもおかしくない長閑さ。

だが、かなり暇だったのか、あっというまに警察がやってくる。その数パトカー3台。あれよあれよと大量の警察官に囲まれる。

店内にも警察が入ってきた!と思ったらトイレだったり事情聴取だったり(笑)

なにやらしゃくりあげて・・・過呼吸なのか、突然卒倒するおばさん娼婦。

両脇を抱えられるようにして椅子に座らされるおばさん娼婦。

あいかわらず鼓動は激しい。首は後ろにダランと垂れ下がっている。

会計を頼みにカウンターにいったとき、しっかり容姿をチェックしたが、やはり謎中の謎の娼婦。いったいいくらなんだろう?

なんとか正気を取り戻したおばさん娼婦は、泣きながら、しゃくりあげながら警察に事情を説明している。

後ろでは「我関せず・・・」と相変わらず1eurosをジャラジャラ出しているスロット男。

Gulliverのもつ牧歌的な雰囲気の特徴だ。

いったいぜんたい、何が問題だったのかわからないまま、うちらはGulliverを後にする。

自転車のタカシ君がハルカ姉さんを送っていき、おいらがケイコちゃんを送っていく。

3時過ぎ頃に解散し、寝たのはたぶん5時頃。


帰国間際の素敵なDespedida(第二弾)となった。





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切ない汗〜♪と「漢呑み」
2005年10月07日 (金)
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サムタイム・サムラ〜〜〜イ♪

おさるのナターシャ、イスラエル生まれ♪


に続いて、またもや頭をグルグル回る曲を入手。

切ない汗〜♪

英語の曲なんだけど、冒頭が桑田佳祐の声で「切ない汗〜♪」としか聞こえない素敵な曲。いうたら、空耳アワー

漢!ケイコちゃんがくれた曲なのだが・・・あまりに歌いすぎて「また歌ってるんですか!!!」って怒られる始末。


ちなみに、「切ない汗」という単語はフサエ嬢にとってはなんか「エロい」らしく、ケイコちゃんにとっては「汗くさい」感じがするそうだ。おいらは「男泣き」みたいな汗を想像したんだが・・・。「エロい」ってのが面白い。


今日は金曜日ってことで、掃除でもしながらVinoでもあおろう・・と空のペットボトル持って、近所のBodegaに樽だしお持ち帰りVinoを買いに行く。2L!!!!約botella2.5本分!!でもって、2.4euros!

あ〜〜やっぱスペインいいよな〜。

お金を払っている最中に電話が鳴る。漢!ケイコちゃんから。

ケ「暇ですか?」
お「あ〜〜〜うん。まぁ、暇っちゃ〜暇」
ケ「フサエさんとどっか行こうって話なんですけど一緒にきませんか?」
お「ほほう〜。他には誰がくるの?」
ケ「いや、わからないです。フサエさんが誘ってみるそうです」
お「あいあい。じゃ〜今からうちの前これる?」
ケ「わかりました〜」

ってことで、買ったばかりのVinoはおあずけとなる。


一次会はBar Irun~a。ケイコちゃんは飯食べたらしいし、おそらくフサエ嬢も食べてくるだろうから、おいら1人で食べようと思っていたのだが・・・「まだまだいけますよ!」とPatatas Bravasだけでなく、Tortillaも平らげたケイコちゃん。ダイエットはおいらのDespedidaが終わった来週かららしい・・・

程なくしてフサエちゃん登場。3人であ〜たらこ〜たら話す。おいらが以外の2人はかなりのサッカー好きなので、放っておくと話題がサッカーになる。もうチンプンカンプンだが、少しは勉強しようと合間合間に超素人な質問をさせて貰う。そして、今日初めて・・・サッカー場ってのは、場所によって大きさが違うということを知った。スペインではCamp Nouが一番でかいっていってたような気がする。おいらはてっきりちゃんとした規格があるのかと思ってた。縦何m、横何mって。Madridの1チーム・・・名前はロリージョだかなんだかのサッカー場は恐ろしく小さいらしい。

おいらにとっては、「15へぇ〜」(もう古いのか?)くらいの新事実であった。


腹を軽く満たしたところで、河岸を変える。例のArgentinoのBar。新・通い婚Barだ。

いつものRibera del dueroのVinoを注文して、まったりおしゃべり。でも、何話したかもう覚えてない。

結局、メンバーは増えなかった。ハルカ姉さんとアサコちゃんは、旧Compan~eraのドイツ人とフラメンコに行く約束になっているとかなんとかで、他もすでに先約があるようで、誰もくることができなかった。

大興君の時のように、ケイコちゃんにも会うたびに呑ませているので、徐々にではあるが酒量は増えてきている。まぁ、いっても小さいコップ一杯くらいのVinoくらいだが・・・。だが、まだ1年ある。おいらはいないが、タカシ君とハルカ姉さんが立派な飲んだくれに育て上げてくれることだろう。


しばらくして、仕事を終えたタカシ君が登場。どうも、タカシ君は仕事あとに通っているようだ。これで偶然(必然?)このBarであったのは2度目。

1人増えて4人になったと思ったら、閉店すこし前にフサエ嬢が帰宅。

メンツが足りない!と、おそらく「イケナイFiesta」中のマサユキ君を呼び出そうと試みるが、なにやら曖昧な返事しか帰ってこない。

あきらめておいらの部屋に河岸を変えることにする。3次会。

相変わらず荒れに荒れたおいらの部屋だが、Corchonの上に座って貰い3人で「漢呑み」

前の部屋で呑むのも楽しかったが、狭い部屋で文字通り「膝つき合わせて」呑むのもそれはそれで楽しい。密閉した感じといい、秘密結社を作って何か企んでいるような雰囲気になれる。これも「漢呑み」の楽しさだろう。


何時頃からわからないが、おそらく3時頃、マサユキから電話が入る。どうも、Fiestaが終わったらしい。

マ「??????」(電話なので聞き取れず)
「いいからとにかくこい!!!」

マサユキ、タカシ君によって強制的に呼び出される(笑)

数十分後、マサユキを入れてた4人での「漢呑み」となる。

ハルカ姉さんから貰った、日本のおつまみセットを食べつつ、どうでもいい話に興じる。当然、みな漢なのであぐら。そう、全員あぐら。約一名、イカを囓りながらあぐらをかく姿が妙にしっくりきてたヤツもいる。今日のMVPだ。そして、破廉恥な格好をさせられるタカシ君。残念なことに、写真は載せれないが(あまりにも破廉恥であるため)、彼もある意味MVP。やってくれるわ。

あとはフィルムが余りまくってるチェキで写真をとって遊ぶ。あとはホスト遊びしてみたり。ライターの付け方がポイントらしい。人差し指?男相手にホスト遊びしても面白くも何ともなかった・・・。


しばらくして、飽きがきたのか「漢呑み」は「馬鹿呑み」に様相を変える。ケイコちゃんがきっかけ。

「正樹さん・・・懐中電灯あります?」
お「え??懐中電灯?何に使うの?」
ケ「電気消して、懐中電灯で遊びましょう」
お「・・・・・」

このあとは何とも説明できないので、写真をアップして済ます。


タカシ恍惚の表情。




ベビスターを頬張るおいら。




あぐらが似合うNo.1・・・そしてイカも似合う。漢!!




怪傑ゾロ。




15秒睨みつづけてください。いや、本当に。




翁面。




地蔵菩薩。



このあたりで、再びケイコちゃんが提案。

「ハードボイルドで行きましょう!」



煙がいい感じです。




にやけてしまった・・・。




失敗!!!河童になってしまった!




気を取り直して・・・。


再びホラー系。



洒落になってなかったりする。




やりすぎ・・・。



その後、ケイコちゃん撃沈。男3人で、男トーク。マサユキ、恋愛観を語る。


そんなこんなで、気づいたら朝になっていた。


たぶん朝の8時すぎ・・・眠くなった頃に解散した。



明日は自分のDespedida(お別れFiesta)だというのに、すでに燃え尽きてしまった・・・。





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3度の飯より耳かきが好き
2005年10月06日 (木)
10時に起きようと思っていたのだが、目覚まし設定は11時になっていて、でもって、二度寝したので起きたら正午を回ったところだった。

昨日早く帰った意味ないじゃん!

と朝からうなだれる。

友君と2度目のDespedida打ち合わせがあるので、それまで段ボールの整理。もうほとんど倉庫番スペシャル。知らない人は知らないだろうけど・・・。知恵熱出そうだ。

音楽がないと生きていけないおいらなのだが、そんなわけで持って返らなくてはいけない音楽CDがとにかく多い。だいたいはMP3にして持ってきているが、気に入っているやつやわざわざ日本から持ってきてるし(CDだと音質が違う!)、こっちで買ったCDも結構ある。それをできるだけ整理する。


3度の飯より耳かきが好きなおいらなのだが、最近ひょっとこがついたお気に入りの耳かきが見あたらなくて瀕死の重傷。いつもすぐ手の届くところにあるのだが、どこにもない。かといって、段ボール全部調べる気にもなれない。困り果てて、「もしやここか!」とコルチョンをめくりあげたら、耳かき発見!ただ、ひょっとこがかついでいた甲羅を壊れてとれていた。ごめんよ〜ひょっとこ。


襟足の伸びが人一倍早いおいらなのだが、最近またゴムでまとめ始めている。タカシ君に切って〜と頼んでいるのだが、彼も彼で恐ろしく忙しいのでなかなか時間がとれない。ってことで、近々、ある意味アーティストのアサコちゃんに切って貰おうとおもっているのだが、それまでは我慢しなくては行けない。

おいらは短い髪を後ろで結っている子が大好きである。フェチといってもいい。そんな感じで、短くまとめられた自分の襟足をみていたら、ふとEstherのことを思い出す。かつての(脳内)婚約者だ(こんなこといってるから母親に脳天気っていわれるんだろうな〜)。もうかれこれ2ヶ月あっていない。近々会いにいくこと(ストーキング)をすることにしよう。近くで働いてるということはManoloの情報により発覚したわけだしな。この前、ちらっと見た気がする。鼻かんでいるところだったが・・・。


3時半、Cines Babelの前で友君と待ち合わせ。コーラの缶を片手に自転車で颯爽と登場する友君。恐ろしく爽やかだ。なんなんだ、この気持ち悪いまでの爽やかさは!!少しおいらにわけてくれてもいいだろうに・・・。

打ち合わせをする。下見も兼ねて、Despedidaの会場となる「Bodegueta del Canto」で。おいらはすでに5回くらいきているが、友君は初めて。この店はJamon、Queso、魚介類がうまい。少々、値はあるが・・・。予算は15euros〜20eurosくらい。

結局、25人前後ということで話はまとまり、早速予約を取ることに。オヤジを呼んで予約開始。

お「予約したいんだけど・・・20〜25人くらいで」
オ「おうよ!」
お「時間は9時からで〜」
オ「おうよ!って、あんた前に来たことあるだろ?」
お「うん」
オ「覚えてるよ!そん時、予約時間に遅れただろ!!」
お「(・・・・そうだっけ?)」
オ「次は遅れるなよ〜eh?」
お「あいあい」
オ「で、20人でいいのか?」
お「まだわからないけど20人〜25人くらい」
オ「まぁ、その辺はなんとでもなる。ここに電話番号と名前を」
お「あいあい。」
オ「よし・・・じゃ変更あったら連絡くれ。おれのなまえはAALFREDOで、2時〜5時半、そのあとは9時からいるからな!」
お「(なんで、そんな丁寧に教えるんだ・・・?)」
お「OK!じゃ、これで予約完了ね」
オ「おうよ」

席に戻って友君と話していると、おいらの名前を覚えた彼が何度も何度もおいらの名前を呼ぶ。

「正樹!!!二階を使うことにした!」
「正樹!!!テーブル二つ使うから何人でも大丈夫だぞ!」
「正樹!!!20人だったら一つのテーブルで大丈夫だ!」
「正樹!!!25人以上きたら、2つテーブル使うからな〜」
「正樹!!!変更があったらオレにいえよ!」
「正樹!!!当日はここにきてオレがいなかったら、オレの名前をいえ」
「正樹!!!10人とかにんっても問題ないからな!Pasa Nada!」

暇なんだろうか・・・・それとも日本人好きなんだろうか?

席に着いたと思ったら呼ばれるので、おちおち友君と話しもできない。

6時に打ち合わせ終了。友君と別れる。

今日は、昨夜と全く同じメニューをManoloとSantiに作ってあげようと思い、トマト×3とキュウリ×1(これは昨日はなかったが)を八百屋で購入。77centimo。いうたら100円。23centimoのおつりなのだが、25centimoおつりが戻ってきた。スペインではスーパーでも良くある話。1centimo(いうたら1円以下だが)くらいだったら、「いらない」といわれることも多々ある。スーパーでさえどんぶり勘定なお国柄なのだ。

家に帰ると、Manoloがネットを使っていたために、メールのチェックもなにもできない。ってことで、先ほど友君と会う前に、フサエ嬢から渡されたCDにおいらのデジカメ写真を焼く。2枚でなんとか収まる。

CDを焼いている合間に、食料庫の整理をしていたらみつけた「餅」を焼くことにする。海苔巻いて醤油で食べるあれだ。考えただけでヨダレヨダレ。

お「ねぇねぇ、Manolo〜〜〜もち食べる?」
M「餅???今????」
お「うん。うまいよ〜!おやつにどう?」
M「スペインのおやつはDulce(甘い物)と決まってるんだ〜」
お「おいしいのに〜」
M「死ぬためにだったら食べるけどな〜(笑)」

2年前に、おいらが初めてやった誕生日Fiestaでお雑煮作ったら「なんだこれは!!くにゃくにゃしてて、喉に詰まるぞ!!!うちらを殺す気か!!!」と言われたことがあるが、Manoloもまだ覚えていたらしい。

おそらく焼き餅の方を想像してないと思ったので、作って一口無理矢理食べさせる。「試せ!!うまいから!」と。そしたら、「うまい!」と答えが返ってきた。なので、作り方を教える。

8時過ぎ・・・夕食の準備を始める。メニューは完全に同じ。繰り返し作らないとコツ覚えないしな。

コロッケと揚げ出し豆腐とわかめサラダ。

コロッケは3人分ってのが難しくて作りすぎた。揚げ出し豆腐は、木綿じゃなくって、絹ごしだったので、いくつか崩れた。「あん」の方は改良を加えてうまくいった。わかめサラダも、昨夜の分量で作ったため作りすぎてしまったが、SantiもManoloもわかめ好きなので、ほとんど食べ尽くしてくれた。

夜、誰か呼んで呑もうと思ったが、大雨が降ったばかりだったのでおとなしく部屋でCD焼きながら読書して寝た。

「サファイアの書」に夢中になっていたら、うっかり朝の6時になっていた。




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コロスケFiesta
2005年10月05日 (水)
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昼間はいつも通り過ごす。いうたら、引っ越し準備。だけど、遅々として進んでないのはやはりやる気がNada de Nada de Nadaだから。

それでも、まぁ、少しは物が片づいてきている気がしないでもない今日この頃。亀の歩み。


ママンからメールが届く。どうも日記を読んだらしい

脳天気っていわれました。

日本でやっていけるとは思えないと言われました。

みんな朝から晩まで働いているとも言われました。

なんとしてでもおいらを追い出したいらしい。っていうか、信用度0

ってことで、貼り紙はる。

!!!BUSCO PISO!!!
Soy un HIKIKOMORI.Pero buen chico.se cocinar.

日本帰ったら、誰かとcompartirするかな。Una Casa de locos。楽しそう。


夜は予定通り、さおり・チラグ邸に向かう。ケイコちゃんとの待ち合わせがネットCafe前に8時半、マサユキ君との待ち合わせがKFCに8時50分。

ネットCafeにいるというケイコちゃんを探すべく中をのぞくと・・・何故かアサコちゃんがいた。まだPISOを探しているらしい。Pobrecita・・・。この時期は需要はあっても、供給不足らしい。

お「あれ??」
ア「あれ??なんでここにいるの?」
お「いや、ケイコちゃんと待ち合わせ」
ア「そうなんだ〜」

なにやらPISO探しで疲れ切っているアサコちゃん。顔に元気がない。

お「今日、いくんでしょ?」
ア「うん」
お「タカシ君は?」
ア「今日、学校行ったんだけど、授業なかったから帰ってきたの」
お「なるほど・・・。まぁ、外で待ってるわ」

程なくして、小走りでケイコちゃん登場。相変わらず小脇のズタ袋にはノートPC(VAIO)が入っている。15インチタイプのでかいやつ。何度か持ったことがあるが、持ち運ぶには少々重い。よくもまぁ、あれだけ華奢な体で持ち運ぶもんだ・・・と感心しつつも、やっぱオタクで、男と確信。

アサコちゃんも呼んで3人でBlasco Iban~ezにあるMercadonaで差し入れの買い出し。

CervezaやVino、コーラなんぞをカゴに放り込む。美味しいVinoを知りたいというので、Vinoの蘊蓄もすこしたれてやった。とりあえず、無難にALBALI(Valdepen~as)を購入。

レジに並んでいると「ちょっといいですか!チョコレート買いたいです〜!」とケイコちゃん。すると、アサコちゃん・・・

ア「かわいい〜〜〜!かわいい〜〜〜!!チョコレートなんて食べるんだ〜」
お「(そりゃ、女の子なんだからチョコぐらい食べるだろ〜)」
ア「あたしもチョコレート好きだけど、スペインで買おうと思ったことないな〜」
お「ヨーロッパの方がチョコ有名なんじゃないのか?」

すぐチョコレートを持って戻ってきたケイコちゃん。2つの板チョコを手にしている。

ア「かわいい〜〜!かわいい〜〜!いつもチョコレート食べてるの?」
ケ「チョコレート好きなんですよ」
ア「かわいい〜〜女の子みた〜〜〜い!」
ケ「だから〜女の子ですってば!」

なんか、アサコちゃんのケイコちゃんを見る目がお母さんのそれになってきているんですが・・・。アルカイックスマイルで、慈愛に満ちた目で、見守るように・・・・。

おいらがまた遊び来たときに、ここ2人変なことになってなければいいんだけど・・・。

そういえば、ケイコちゃんに変なことで怒られた。

ケ「あ〜〜〜!正樹さん!!Manoloにあたしのこといったでしょ!!」
お「え??え??なに?なに?」
ケ「Germanにもchico(男の子)って言われたんですよ!!」
お「え?」
ケ「GermanがManoloから聞いたって・・・」
お「おいら、Manoloとケイコちゃんの話なんて全くしてないよ。話題にもでないって」
ケ「え〜〜〜!!!だって〜」
お「それってさ〜この前のGerman邸でのサッカー観戦のときじゃない?あのとき、確か男ネタ話した気がするけど」
ケ「あれ〜そうでしたっけ?」
お「たしか・・・だから、ManoloがGermanじゃなくって、GermanからManoloじゃない?」
ケ「う〜ん。もう最近あたしのキャラすごいことになってますよ。オタクだとか、男だとか・・・」
お「いいことだ。人気者、人気者」
ケ「ついにクラスでもケイコじゃなくってchico(チコ)って呼ばれるようになったんですよ〜。今日もクラスでグループ作った時の名前が「チーム チコ」ですよ〜〜〜!!」
お「ぴったりやん。まぁ、あきらめなさい。少なくとも両方とも事実なんだしな。オタクも、Chicoも・・・」
ケ「ひどい〜〜〜!!」


8時50分、マサユキ君と合流。早速今さっき聞いたChicoネタ話をマサユキ君からも聞かされる。楽しそうなクラスでよかけん、よかけん。

9時、さおり邸に到着して玄関のチャイムを押すが誰もいない。犬(おいらの愛人)のトゥラはいるようで、中でワンワン吠えている。

しょうがないので玄関前で戻ってくるまで待機することに。

ここで、アサコちゃん、ケイコちゃん、マサユキ君の間の勢力図が見えてきたのでメモっておく。

【ケイコちゃん】
→アサコちゃん:お母さん、見守ってくれる人、かわいがってくれる人
→マサユキ君:年上だけどため口。でも賢いとは思ってる。片思い。先日告白して「男は無理・・・」とふられた。

【マサユキ君】
→アサコちゃん:認められたいが、認めてもらえない。たまにバカしている。
→ケイコちゃん:男、サッカー話ができる、同級生、ある意味ライバル?

【アサコちゃん】
→ケイコちゃん:息子(娘?)、自分よりしっかりしてると絶賛。地図が読める子
→マサユキ君:こいつにだけは絶対負けたくな〜〜〜い!!

ちなみに、おいらとしては

【Masaquito】
→ケイコちゃん:男。だから話が合う。
→アサコちゃん:別世界の人間。だけど話が合う。
→マサユキ君:異星人。なので、全く話がわからない。

てな具合。

おいらを除いた3人で、楽しい三角関係を築き上げているようなので、これまたまた旅行で戻ってきたときが楽しみだ。


玄関の前でおしゃべりしてるのもなんなので、ロビーのソファーで待つべくエレベーターに乗り0階(日本で言う1階)へ・・・が、降りるとすぐさおりさんに遭遇。

さ「あれぇぇぇぇ??誰もいないぃぃぃ?」
お「うん・トゥラだけいたけど。」
さ「ごめんねぇぇぇぇぇ〜」


さおり邸に入るとくつろぐ暇なく、調理開始。

とりあえず、コロッケを大量生産しなくてはいけない。9人分なので、最低1人2個だとしても18個は必要。少し遅れてきたタカシ君も含めた6人で作り始める。

コロッケは2種類作ることになった。具材は全く一緒だが、片方はカレー粉で味付け。違いを見分けるために、カレー味の方はドーナツ型に作ることになったのだが・・・結構でかいわ、崩れやすいわ・・・で大変だった。

こっそりカレー味の具をつまみ食いして・・・

お「おれ、これだけで白米いけるよ〜〜〜〜!!!!」
タ「なにやってんねん!食ったらなくなるねん!!!!!」

タカシ君に怒られました。

その隙に・・・マサユキ君。

マ「うめ〜〜〜〜!!!」
タ「お前も調子にのってなにやってんねん!!!」
お「おまえはこれ(ドッグフード)でも食ってろ〜〜!!」(矛先を彼に向ける)
タ「なにいってんねん!マサにはこれでももったいないわ〜!」
マ「・・・・」
タ「おまえはこれや!!!これでもくっとけ!」

ジャガイモ向いた皮・・・

シンデレラも真っ青やね。

6人もいるので、どうしても仕事からあぶれるものが出てくる。

ケ「拙者・・・こういうときなにもできないでござる!ふがいない!!」(意訳)
お「まぁ、そういうときは踊っておけ。ピエール瀧みたいにな」

ニンジンをみじん切りにしおわったさおりさん。

さ「じゃぁぁぁ〜キミぃぃぃ〜次ぎ、タマネギみじん切りにしてぇぇぇ〜」
お「よし、ケイコ!出番だ!!」
ケ「あたし・・・包丁もったことないんですよ〜」
さ「一度も???」
お「まさか・・・流石にそれはないでしょう。包丁を「ほとんど」もったことがないってことでしょ?」
ケ「そうです。作れるのはパスタとチャーハンです!」
お「出た!料理出来ない人間があげる『作れる料理』の定番!!!」
お「まぁ、いい〜好きなようにタマネギをみじん切りにしてみなさい」
ケ「やったことないですよ〜」
お「まさか・・・米、洗剤で洗ったりしないよね?」
ケ「それはしませんよ!!」
さ「じゃぁぁさぁぁぁ〜、まずはこれ使いなよぉぉぉ・・・」

みじん切り専用器具登場。

専門器具だけにちょっと心がときめいてしまったおいら。

タ「だめや〜〜〜!!そんなもんつかわせちゃいかんよ〜〜〜!!」
さ「まぁ、最初だけぇぇぇ」
お「タマネギもう一つあるし・・・」(実はちょっとやってみたい)
タ「練習させ〜〜〜」

そんなタカシ君の言葉を無視して、プラスチックのケースにタマネギを入れるさおりさん。

さ「歯を動かして切らないと駄目だよぉぉぉ〜!」
ケ「(シャコシャコシャコ)・・・・はい・・・・でも、どうやって・・・」
タ「こうや、こう!!!ほれ!!」
ケ「すご〜い!!!!」



コロッケまでの道はまだ遥か遠くに・・・


専用器具のほうでみじん切りが終わったケイコちゃん。次は包丁でのみじん切りにチャレンジとなった。

一つを半分に切った方はいじらないでもらって、もう片方を好きなようにみじん切りにしてもらう。隣で見ているおいら。

ザクッ!!!

タマネギ・・・半分の半分になりました。いうたら一個の4分の1

「どうなるんだろ〜どうなるんだろ〜」ドキドキなおいら

その半分を、また半分に切る。いうたら8分の1。

「なるほど!それを16分の1、32分の1とやっていくのか!」

って、そんなアホな。

結局、彼女は彼女なりのやり方でみじん切りに成功。まぁ、いうたら、細かく刻んだあと、包丁を両手で持つ感じでギロチンのように、ザグザク切っていく最終段階の切り方で。

もう片方はちゃんと教えてそのやり方で切って貰った。

ケイコのみじん切り修行は終わった・・・

ケ「10時になった!!サッカーでみてもいいですか?」
お「いいよ・・いってらっさい」

ケイコ、タマネギみじん切りしただけにSalonに退場・・・。

その後は、アサコちゃん・タカシ君グループとさおりさん・マサユキ君グループに分かれてコロッケ作り。


おいらは・・・手が足りない方を手伝う感じで、踊っていた。


コロッケを揚げ始めてしばらくすると、あの良くしゃべるリサを含めた3人が帰ってきた。

着替えが終わって・・・っていうか、なんかネグリジェっていうか、下着みたいな服きてたんですが、あれは違うのか?かなりエロい服だった気がするんだけど・・・・まぁ、いいや・・・戻ってきたと思うと、ちょくちょくうちらを邪魔しに来る(笑)

リ「寿司は???」
お「ないよ。今日はコロッケ!」

リ「あたしは女ターザン、あんたはチータね」
お「????」

リ「五人もいて未だできないの!!!」
お「まだ2つだけだよ・・・あげたの」
リ「その2つはあたしのよ!あんたはこれ食べなさい!」
お「ド、ドッグフードですか・・・

リ「あんた3年いるのに、何もわかってないのね〜タカシはほらわかってるわよ」
お「(そんな突然跳ばれた会話わかるか!)」

リ「Vinoはあるの?」
お「あるある。買ってきたよ」
リ「どれ?」
お「これこれ。おいらはALBALI、タカシはEnterizo・・・」
リ「はっ!」
お「両方とも美味しいよ!安いし!」
リ「ALBALIは美味しいわ!!ほらみなさい・・・Valdepen~as!」
お「うん、おいしいよね」
リ「でも・・・こっち・・・Enterizo!!??」
お「なに?」
リ「Valenciaに美味しいVinoなんてないわ!」
お「うまいって!!!」

とことん、Valenciaを陥れたいらしい(笑)。Leon人って、Valencia嫌いなんだろうか?

リ「○○はあんた好き?」(○○は忘れた)
お「○○?なにそれ・・・」
リ「え!!!あんた、3年いるのに○○食べたことないの!!!???」
お「ない。なにそれ・・・durce(甘い物)じゃない?」
リ「そうよ」
お「あ〜、甘い物苦手だから・・・チョコレートとか」
リ「なにいってんの!!おいしいんだから、食べなさい!」
お「・・・・」

などなど。

こうしたやりとりを、前向きなおいらは「きっと、気に入られてるからいじめられてるんだろうな〜」と納得させることにした。スカートめくりみたいに・・・。

彼女はDespedidaにもやってくるので、少し楽しみだ。自分のDespedidaだけに、気合いいれて抵抗してやろうと思う。

勝てる気は全くしないが、面白いので遊ぶ。すごい疲れるけどな。

彼女の相手をしつつ、揚げ出し豆腐の「あん」を作る。タカシ君と合作。

揚げ出し豆腐は、某格安居酒屋でバイトしていた経験のあるマサユキ君が担当。助手にアサコちゃん。


(写真はコロッケ作ってるところだけど・・・)

あとは、わかめのサラダ。さおりさん・マサユキ君が担当。トマトとツナとオニオンスライスを混ぜた物。

12時近く・・・作り始めて3時間ほどたってようやく晩飯。

リサが暴動を起こしそうになっていたのもわからんでもない。


朝から何も食べていなかったので、貪るように食う。いや〜日本食はやっぱうまいね〜。ドーナツ型のカレー味コロッケは、少々見た目が美しくなかったが、味は抜群。サラダも揚げ出し豆腐もあっという間になくなった。


夕食も終わり、少し落ち着いた1時頃・・・アサコちゃんがFamiliaの関係で(まだ鍵を貰ってないので、おばあさんが起きている時間じゃないと家にはいれない)帰宅することになる。ケイコちゃんも帰るというので、2人を送りがてらおいらこ帰ることに。

1時にFiestaから帰るなんて、これまで一度もなかった気がするが・・・かなりの体調不良(特にお腹)でもあったし、明日は朝からゴチャゴチャやることもあったので、タカシ君もVinoもまだ残っていたがトボトボ帰る。

が、家に帰るも、なんか寝付けなくて、結局ベッドの上で読書。

やっぱVinoたっぷり呑んで帰ってくるべきだった・・・とちょっと後悔しながら寝た。




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Mierdaって言われた・・・
2005年10月04日 (火)
所狭しと積み重ねられた段ボールや物の山にすでにやる気Nada de Nada de Nada!

休み〜が必要だ〜♪みんな〜もそ〜言ってる〜♪

休んでないけど、遊んでばかり・・・呑んでばかり・・・。

やはり背水の陣じゃないと駄目らしい。

夕方、友君とDespedidaの打ち合わせがあったので、待ち合わせ場所のPlz Canovasへ行く。が、10分待っても友君が現れない。授業のあと直接来ると言っていたので、どう考えても遅刻するはずがない。「はて?」と電話する。

お「もしもし〜友君どこいるの?」
友「ネットCafeです・・・」(ヒソヒソ声で)
お「あの〜おいらもPlz Canovasなんですが・・・」
友「あれ!!??今日でしたっけ?明日じゃ!??」
お「いや・・・今日よ・・・」
友「じゃ、すぐに出ます!チャリ何で10分ぐらいで・・・」
お「あいあい〜」

危うくすっぽかされかけました・・・


15分後くらいにうちの前で落ち合い、Bar Irun~aで打ち合わせ・・・。

お「なんかさ〜呼ぶ人多いよね〜」
友「ええ〜多いですよね〜」
お「っていうかさ〜この辺、しょっちゅうあってるからね〜」
友「そうですね〜」
お「思い切ってDespedidaなしってどう??」
友「いや〜ボクもそう考えたんですけどね〜」
お「うんうん」
友「ヒロ(注:大興君)の時にボクけしかけましたし〜」
お「うぐむ・・・おいらもこれまで「Despedidaはやらなくちゃいかん!」って何度もけしかけてるや・・・」
友「だから、一度はやらないと駄目かと。」
お「まぁ、そのあと個別に会うってもんだろうな〜」
友「それがいいかと・・・」
お「でもさ〜、Despedidaのあとまだ一週間もあるんだよね〜うぐむ〜」
お「で・・・最終的に何人だ?」
友「1・・・2・・・3・・・(中略)・・・最高で28人ですね。今のところ」
お「うぬ〜日本人と主要メンバーでそれかよ・・・他にも呼んでおきたいスペイン人いるんだけど、こりゃ無理だね〜。10人増えたら40人近く!??連絡するだけでも一苦労だ・・・」
お「場所はおいらが以前使ったところでいいよね?他に大勢入れそうなところしらん・・・ないこともないけど・・・Despedidaって感じじゃないしね〜」
友「おまかせします」

その後、連絡の割り振り、開始時間、場所というを打ち合わせ。途中で飽きてきたため、帰国後のことを話す。友君はこのあと5ヶ月かけて南米を回るので、お互いが日本に戻ってからの話などなど。

6時頃解散して、再び部屋のお掃除。のんべんだらりと。後頭部がぬらりひょんになりそうで怖いわ。

9時半頃、さおりさんのお誘いを受けてLabradorへ。本など借りていた物を返すのが目的。チラグと彼の友達でレオンから泊まりに来ているというレオン人(女の子2人)とも会うことになっていた。

修行も兼ねてケイコちゃんと、先日のGerman邸のサッカー観戦に行きたかった・・・と拗ねていたマサユキ君も誘ってみる。


予定通り10時ぴったりにLabradorに到着。中を見渡すが誰も来ていない。席は例のごとくぎっしりで座れないので、カウンターでケイコちゃんと立ち飲み。10分ほどしてさおりさん到着。3人でまったり呑む。

30分ほどすると、チラグとLeon人2人が入ってくる。besosの挨拶をし、自己紹介。

お「おいら正樹」
リ「私はリサ」
お「よろしく〜」
リ「え〜っと、正樹はどれくらい住んでるの?」
お「3年くらいかね〜」
リ「さ、3年!!!Valenciaに?」
お「うん・・・・Valenciaに!」
リ「こんなMierda(ウ○コ)な街に!!??なんてこったい!!」
お「・・・・(ミ・・・ミエルダって・・・)(苦笑)」
リ「住むなら北にしなさい!北に!スペインの北はいいわよ!」
お「うん、知ってるよ。南よりも北の方が好きだけど・・・おいらは」
リ「Valenciaなんて、人は多いし、車は多いし、何もないし!!」
お「・・・・(こりゃ勝てないわ・・・(笑))」

その後、スペイン北の都市をあげられて、感想を述べさせられる。

さおりさん曰わく、レオンではこの手のタイプは珍しくないが、彼女はその中でも特別らしい。

もうとにかく・・・しゃべる!しゃべる!しゃべる!!!!!!!!

30分後にはヘトヘトです。あまりに話も跳ぶし・・・。聞き取れてなければもちろんのこと、聞き取れてもわからないという状態。

かわいい顔してるのに・・・あの勢いにはついていけん。

ちなみに、もう片方はほとんど口を開かないタイプだった。人見知りするんだろうか?

偶然空いた席に座ってしばらく呑み、閉店にあわせてぞろぞろとさおり邸へ行く。

さおり邸に戻ると、観光疲れかLeon人2人は居候部屋に行ってしまったので、5人でまったり呑むことになった。

しばらくして、Labradorの時点で携帯メールで誘っておいたタカシ君が登場し、計6名となる。

話題は近々Leon人の彼女たちに日本食を作るという話になる。

お「いつ作るの?」
さ「明日かなぁぁぁぁ」
お「何作るの?」
さ「なんかぁぁぁ、前に食べたコロッケが気に入ったみたいだからぁぁぁ、それ作ろうかなぁぁぁぁ〜」
お「コロッケか〜いいね〜。あとは?テリヤキとか?」
さ「コロッケと照り焼き??」
お「駄目?」
さ「えぇぇぇぇ」
お「うぐむ〜」
さ「あとはおみそ汁とぉぉ〜ご飯とぉぉ〜」
お「揚げ出し豆腐とか?」
さ「あっ!豆腐あるよぉぉ〜!」
お「おいら作ったことないよ。揚げ出し豆腐なんて・・・」
マ「揚げ出し豆腐は簡単ですよ〜」
タ「流石、居酒屋バイトしてるだけあるね〜」
さ「じゃ、決まり〜。みんなでコロッケFiestaやろうよぉぉぉぉ〜〜〜!」
お「明日も?」
さ「うん。キミも!キミも!きなよぉぉぉ〜〜〜!」
ケ「え〜〜いいんですか〜〜〜コロッケ〜〜〜〜!!!」
さ「じゃ、タカシ君、ほら、なんだっけ?アサコちゃんだっけ?彼女も呼びなよぉぉぉぉ」
タ「ええねんけど、明日授業あるから遅れるで〜。」
さ「大丈夫、大丈夫・・・9時から作るから食べるの10時過ぎになるだろうしぃぃ〜」

裏で・・・
ケ「正樹さん、正樹さん・・・明日サッカーの試合があるんですが・・10時から・・・みられますかね?」
お「ぼけっ!コロッケとサッカーどっちが大事やねん!どこ対どこだよっ!」
ケ「ValenciaとVillarealです。」
お「え???明日そんな試合あるの?」
ケ「いえ、違うんですよ!練習試合があるんですよ〜」
お「・・・・練習試合なんてみんでもええやん!」
ケ「でも・・・みたいんですよ!」
お「わ〜た、わ〜た・・・10時だろ?みれる、みれる。途中まで手伝って、その後見ろ」
ケ「よかった〜」


サッカー狂ってこれだから・・・

コロッケなりよ!!コロスケなりよ!!!けしからん


マサユキ君がまず撃沈し何時か覚えてないけど帰宅。その後、ケイコちゃんがソファーで撃沈。うちらはまだ大丈夫だったが、家主のチラグが珍しく眠そうな顔をしてきたので、4時ちょっと前にうちらも解散。

引っ越ししてしまったタカシ君とはさおり邸の前で別れる。

だいたいいつも一緒に帰ってきてたからなんかすごい違和感があった

ケイコちゃんを家まで連れて帰り、4時半前には家に到着。

さおりさんに先ほど返して貰った『サファイアの書』をもう一度読み始めて寝た。

やはり、休みは貰えない運命らしい。

うぐむ




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