おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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悲しの淵
2005年09月18日 (日)
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帰国日は10月16日と決まったが、その前の10月1日までに、おいらはこの部屋を出ることになった。

おいらの代わりにMi Kyungがおいらの部屋に住み、おいらがMi Kyungの部屋に移る。家賃が違うので、おいらもそちらの方が安く住んで助かるわけなのだが・・・。

ということで、本格的に引っ越し準備を始める。

物を捨てるくらいだったら大して切なくないのだが(Vinoの空き瓶はかなり思い入れがあるので別)、コルクボードに刺さった写真をすべて取り外した時にまず涙がでそうになった。

徐々においらの部屋がおいらの部屋でなくなっていく・・・。

一番やばかったのが、夜中1人で、2年ほど前に作って床に飾っていたMagna Cartaのジグソーパズル(古地図のパズル)を丁寧に壊していく時。

古地図のジグソーパズルは日本ではあまりないので、帰国するときに持って返って、日本で飾ろうと思い、2年間のり付けしないで耐えてきたのだ。

やばかった・・・マジで切なかった。涙こそでないが、心の中で号泣。

まだ約2週間ほどこの部屋に滞在するので、あまりに無機質な、生活感のない部屋だとつらいので、机まわりだけは汚いまま残しておく。絵はがきやカレンダー、ポスター、スケジュール、Trabajoの紙、Ricoricのメニューはギリギリまで飾っておこうと思う。

夕方6時くらいから10時くらいまでフサエ嬢とCervezaを呑みにいったくらいで、今日は一日、朝から、明け方までずっと帰国準備で終わった。

そんな日。

もう、どんよりどんよりどんより。

追記
一番大きな段ボールの半分がジグソーパズル×2で埋まった。両方とも古地図。日本に持って返ってどこに飾るのか思案のしどころだ。かなりでかいからな〜。




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番頭Manoloとデート
2005年09月17日 (土)
目覚ましが鳴る前にきちんと目覚め、番頭Manoloと会ってきた。

待ち合わせは10時半に通い婚Bodegaの前。5分前くらいに到着し、タバコをくゆらせながら番頭Manoloを待つ。3分もしないうちに番頭Manolo到着。スペイン人なのに、時間通りに来たことにびっくりする。すべてのスペイン人がそうとは言わないが、待つ覚悟でいた方がいい。これスペインでの「おばあちゃんの知恵袋」。違うか・・・。

とりあえず、うちの前のBar Irun~aへいくことにしたが、まだ早いのか閉まっていた。仕方がないので、Peris y Valeroの普通のBarで遅めの朝食。飲み物は何にしようか考えていると

「Masaki!Vinoか?Cervezaか?」

と番頭Manolo。

さすが・・・番頭Manolo・・・頭が下がる。まさかVinoまで選択肢にはいってるとは。まだおいらはこの領域(午前中にVinoを呑む)域までには達していない。

かっ喰らうように、Morcilla(豚の血ソーセージ)のBocadilloを詰め込み、Cervezaで流し込む。時間はあるのに、つられて慌ただしい食べ方になっているおいら。

職業柄か、「早飯」スタイルが身に付いているらしい。

5分ほどで一本目のCervezaを飲み終わると、2本目に突入。このBarには30分くらいしかいなかったのに、結局3本ものCerveza(Tercio。330ml)を飲み干す。

お腹タプンタプンのし。

番頭Manoloにいろいろ教えて貰おうと、今日は観光客みたいにValenciaの地図を持参した。それに書き込んで貰う。

2ヶ月ほど前、まだ通い婚Bodegaが健在だったときに、番頭Manoloに教えて貰ったBodegaの場所をきちんと聞く。ペンで地図に印を付けてくれる番頭Manolo。

番「これから、その店いってみるか?」
お「え?今日土曜日だけど開いてるの?」
番「開いてる、開いてる!」
お「うん、つれてって・・・」

「こりゃ午前中からへべれけへべれけ千鳥足か〜」とウキウキしながら89番のバスにのってBenimaclet(学生がたくさん住んでいるZona)地区へ。

バスの中で番頭Manoloとこれまでないくらいいろいろなことを話す。彼曰く、仕事のときと、プライベートは全然違うとのこと。日本でだったら当たり前な、というか、そうせざるを得ない環境だが、スペインでBarのCamarero(ウェイター)でも、きちんとその辺を使い分けているということが少々意外であった。あの「グヘグヘグヘ」という笑い方は、プライベートでも健在であった(笑)

実は番頭Manoloのスペイン語は少々聞き取りづらい。単語がどうこうという問題じゃなくって、滑舌があまり良くない。歯の問題(下の歯があまりないっぽい)なのだろう。スペイン人だったら問題なく彼のスペイン語を聞き取れるくらいの滑舌なのだが、おいらはたまにまったくもって聞き取れていないことがある。

番頭Manoloも他のスペイン人の例に漏れず「言ってることがわからなかったら、ちゃんと聞いてね!」と親切にいってくれたが、それをやってるとスペイン人との日常会話の場合、いつまでも進まない。あまりいいこととはいえないのだが、わからなくても問題なさそうなところは適当に相づちを打っておいて、わかるところはつっこむようにしながら会話する。

15分後、Benimacletに到着。番頭Manoloお勧めのBodegaはTranviaから5分もかからないくらいの場所にあった。

その5分の間に、番頭Manoloは・・・

「ここの店で前は働いてたんだ!あそこがその前!あそこがその前の前!あそことあそこでも働いていた!このBarrioは、Mi Barrio(「おれの庭」的な意味)なんだ!」

実際に、店の前を通ると番頭Manoloに挨拶する人も多い。客も顔なじみが多いらしく、「さすが番頭Manolo!」と敬服した。

つれていってもらったBodegaのオヤジとたぶんその息子っぽい店員とも仲がよく、Bodega店内をいろいろ案内してくれた。この店の外のシャッターの看板は番頭Manoloがかつて書いたものらしい。

Barra(カウンター)があったので、このBodegaは飲めるし買えるBodegaだと思ったのだが、今は「売り専門」になっているようで、Barraはその名残だということだった。Labradorや通い婚Bodega同様、蛇口がついたたくさんの大きな樽が設置されている。反対側の壁には、VinoやWisky、Ron、Voskaなどなどのアルコール類が、天井いっぱいいっぱいまで据え付けられた棚にぎっしりと陳列されている。

そして、各アルコールには見やすいラベルで、産地別に分けられ、同様に値段をしっかり大きく書いた値札がつけれている。

もう、番頭Manoloそっちのけで、Vinoを一つずつ見るおいら。興奮状態。

番「持ち帰りで、VinoとVermutを一本ずつ、よろしく!」
店「あいよ〜」
番「Masaki・・・持って返るだろ?」
お「え??え??」
番「うちに持って返るだろ?」
お「う・・・・うん・・・」
番「おれがおごるよ!」

ってことで、樽だしVino1.5Lを一本、Vermut1.5Lをおみやげに貰う。

このBodega・・・おいらの知っている他のBodegaよりも値段設定が少し安い気がした。立地条件とか客層の問題なんだろうか?

おいらの知り合いが作っているむちゃくちゃ旨いVino(16eurosで売られていた。他の店では17euros〜25eurosの幅で売られている)も含めたValenciaのVinoをつぶさにみていると、Manoloが近寄ってきた。

番「ここはValenciaのVinoの品揃えがいいんだ」
お「うん、結構いろいろあるね〜」
番「今なかで、どれを呑んだことある?」
お「う〜ん・・・どれも高いからね〜。これと・・・これ・・・あとそれもある・・・これとこれは通い婚Bodegaにあったでしょ?いつかCopaで注文しようと思ってたんだけどさ・・・」
番「あ〜、この2つか・・・これは旨いぞ!」

その二つのVinoとはTondoniaとMuga。両方ともValenciaではなく、RiojaのVinoだ。前者が23euros、後者が12euros。買えない値段ではないのだが、買おうと思わない値段だ。3euros前後が専門だから・・・。

番「じゃ・・・このMugaを・・・Masakiにプレゼントするよ!」
お「え??え???このMugaを!!??マジで???」
番「うん。このVinoは旨いから、呑んでおいたほうがいい!」
お「い、いや・・・そうかもしれないけど・・・」
番「じゃ、○○(店員名前)!!これ包んでおいて〜」
お「・・・・Muchisimas Gracias!!!!」

ってことで、まさかのMugaゲット。これはタカシ君と呑まなくては・・・。

あれよあれよと、手には大量の酒が・・・。

そして、突然、再びCervezaを頼むManolo。

番「Masaki・・・呑むだろ?」
お「呑まいでか!!」

番頭Manolo・・・レベルが高すぎる。まだ会って2時間もたってないし、すごい住んだ良い天気なのに、ここまで呑むとは・・・。

一カ所に留まって、Can~a(小さいグラスに注がれた生ビール)をま〜ったり時間をかけて呑むのとは違う。もう、なんていっていいか・・・Cerveza競争みたいになってきていた。

まだおいらが呑みきらないうちに、「次ぎ連れて行ってやる!」とManolo。まだ3分の1くらい残っているTercioを一気に飲み干し、むせ帰りながら親切にしてくれたBodegaのDuen~oとCamareroに挨拶をして店を出る。

お次の目的地は、そのBodegaから30秒の普通のBar。

入った途端、Duen~oやたくさんの客に挨拶をされる番頭Manolo。そして、その全員においらを紹介する。おいらが何人で、いつ帰って、こっちで何をしてるか・・・などなどすべてを早口で紹介。おいらはタダ無言で握手やbesos(頬をあわせる挨拶)をするだけで精一杯だった。

そして、ここでもまたCerveza!!

5本目突入。330ml×5ってことは、約1.5Lだ。

番頭Manoloの腹がどうしてあそこまでふくれているかがよ〜くわかったさ。

ここでようやく打ち合わせに入る。打ち合わせっていうか、おいらの目的が果たせそうな時間帯になる。

早口で話すManoloの合間をぬって、すかさず質問する。

Bodegaの話、Manoloの住所、Manolo自身のこと、通い婚Bodegaのこと、通い婚Bodegaで働いていたメンバーのこと、Manoloの次の職場、そして、Estherの行方。

いろいろ聞いたが、一番びっくりしたのは番頭Manolo自身のことだった。

おいらが勝手に想像していたManoloとは大分違っていた。

通い婚Bodegaではもう長いのかと思っていたが、まだ2年半しか働いていなかったらしい。だが、Barを点々として、時にはAlicante、時にはBenidormで・・・と夏の間temporalで働いたりしていた彼からしたら、一つの場所に2年半というのはとても長いとのこと。

彼の他の店員の人物評も面白かったが、Manoloが思っていたよりも「男」であったことになによりもびっくりした。そして、若い頃はそうとうのやんちゃくれだったらしい。それは、彼が過去を回想しながら話してくれた昔話にでてきた単語からよ〜〜〜〜〜くわかった。

番頭Manoloとは、6本目のCervezaを飲み終えたところで別れる。昼飯時間前に用事があるとのことだった。別れたのは1時半で、会ってから3時間しか経っていないが、久しぶりに完全マンツーでスペイン語を話した気がする。疲れはなかったが、頭をフル回転させすぎて、少々クラクラした。

次ぎは、月曜日に、彼お勧めの・・・彼曰く、「Te Gustara!」(絶対気に入る!)のBodegaにつれていってくれることになった。待ち合わせ場所と時間をさくっと決め、地下鉄の駅で別れた。


うっかり家の鍵を忘れてしまい(初めて!)、すぐ側で働いているMi Kyungのところにいって鍵を受け取り、自分の鍵をもって、再びMi Kyungの元に戻る。


3時か4時くらいから、天気が急にいっぺんした。

ものすごい風が吹き始め、雨も降っていないのに雷がなりだしたかと思うと、突然の大雨。Valenciaでは滅多にみれないほどの大雨で、部屋でなにかをしていたManoloは廊下をウロウロしては、外をみつめ


FIN DEL MUNDO!!!!!!
(世界の終わりの意)

と叫んでいた。

それくらいすごい雨だった。

Apocalisisだ・・・。

ちなみに、梅雨とはちょっと異なるが、Valenciaの9月はTormentaの季節で、台風みたいなのが多くなる。そして、雨もちゃんと降る。

誰が教えてくれたか忘れたが、美味しいVinoができるには収穫前の8月に大量の雨が降るといいらしい。そういう年は、良質のUVA(葡萄)がとれ、良質のVinoができるそうだ。

この雨が8月に降っていればな〜〜ってふと思った。

雨がぱったり止んだ夕方、Mi Kyungは仕事にでかけ、ManoloはCastellonの兄を訪ねにいってしまい、おいらと春の二人っきりに。

1人での夕食なので、面倒がって昼食に作って「親子丼もどき」(茄子が入っている)を平らげ、ManoloにプレゼントしてもらったBodegaのVinoを1人呑むつつ、帰国の準備にいそしむ。

人にあげる本と、借りている本、持って返る本を区別し、段ボールに区分けしていく。

大量に持ってきた「○○の歩き方」をどうしようか迷ったが、また買い直すとえらい金額になるし、旅で使っていろいろ書き込んでいたり、年代が10年前といろいろ古く、街の変化をしるには重要な手がかりになりそうなので、かなり重くなるがそれらは持って返ることにする。

かなり悩んで、大分本を「人にあげる本」の段ボールにいれたのだが、それでも持って返る本は多かった。余裕で足りるだろう・・・と思って用意した段ボールから余裕ではみ出す本。

頭が痛い・・・頭が痛い・・・。

送料いくらかかるんだろう。

もう一回考え直すってもんかな〜。



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番頭ManoloとMadridからの来訪者
2005年09月16日 (金)
朝起きたら1時を回っていて飛び起きる。

いかん!番頭Manoloと会わなくてちゃいけないのに!!!

慌てて家をでる。通い婚Bodegaは家から歩いて5分ほどだが、帰られたら困るのでKristin号で疾走。目覚めてから10分後には通い婚Bodegaにいた。

そして、番頭Manoloとの再会。目頭が熱くなる。

お「Hola!!!Que tal!!?どうよ!元気だった?」
M「あたぼうですよ!旦那!」
お「今、どこで働いてるのよ??」
M「あっしはいまゼロですよ、旦那。ゼロ!」
お「ゼロ?」
M「今はまだ仕事してないってことですよ、旦那」
お「あ〜なるほど」
M「ここの掃除もあるし、少し休みも必要ですからね・・・」
お「ここが閉まっちゃって寂しいよ。もう帰ることが決まってね。10月中旬にはValenciaを離れるんだ」
M「もうお帰りになられるんですかいっ!ってことは、なるほど・・・ここに変わるBodegaをお探しでらっしゃる・・・そいういうことですね、旦那!ぐへぐへぐへ!」
お「さすが、番頭Manoloよのぉ〜。よくわかっておる」
M「そうですかい。では、あっしがお手伝いさせていただきやしょう!」
お「と申すと?」
M「明日は時間がおありですかい?明日は土曜日だからBodegaは閉まってますが、どこかで話でもしましょうよ、旦那」
お「ほほう。密談ときたか・・・おぬしも悪よのぉ〜」
M「ぐへぐへぐへ。旦那こそ・・・・ぐへぐへぐへ」
お「では、何時にどこぞに集合する?」
M「10時か10時半に・・・」
お「この店の前か?」
M「へぇ、そうしましょう。では、明日10時半にここで待ち合わせましょう」
お「わかった・・・・」
M「では、あっしもまだ仕事が残ってるおりますので」
お「待て・・・おぬしの電話番号をおしえてくれ」
M「あっしのですかい・・・これがそうです、旦那。Manolo Bodega・・・これでいいですかい?」
お「Bodegaか・・・粋な名前よのぉ〜。ふふふっ。一応、私のも渡しておく。これだ・・・」
M「了解したでがんす」
お「うむ。ではまた明日な」
M「では明日・・・」

番頭Manoloとのやりとりは、いつもおいらの中ではこういうイメージになってしまうのだが、内容はまぁこんな感じ。

ただ、10時とか10時半とかいわれたときは、少々のけぞった。というのも、起きる自信がない。まだ体調も完全回復していない。が、番頭Manoloとのコネクションは帰国前の優先事項なので、意地でも起きてやる。・・・ちょっと心配・・・。

Bodegaからの帰り、La Caixaによってお金を振り込む。帰国のチケットのお金。もうこれで逃げられない。金払っちゃったからね。背水の陣。

今日から完全にカウントダウンが始まる。

イッツァ ファイナ〜 カ〜ントダ〜ン♪by Europa

切ないけど、これケジメなり。

銀行でお金を振り込むと、そのままJapon.esへ。Madridから仕事でやってきたフリーライターのYKさんと会うため。

彼女と知り合ったのはこのサイトを通して。おいらの中ではちょっとした有名人で(実際に本も出しているし・・・)、サイトデザインのことでメールを貰ったときにはびっくりした。

おいらの都合や、あちらの仕事のことなどで、連絡が滞っていたが3日前くらいに彼女からValenciaにくることになったというメールを貰い、急遽、会うこと(打ち合わせ?)となった。

おいらご自慢のBar Irun~aに彼女を連れて行き、軽い自己紹介などをする。彼女・・・とてもよく話す人で、しかも仕事柄か話題が豊富。おいらにとっては憧れるような生活をしているので、いろいろとためになることを聞けた。なるほどなるほど・・・と心のメモをびっしりと埋め尽くす。

速度や時期は違うが、なんとなくおいらと同じタイプの生き方をしている人で、相通じる物も多かった。今はもう5年ほどMadridに在住しており、今後も・・・下手すると骨を埋めるまで・・・こっちに住むといっていた。

話の途中に、スペインでの仕事を紹介できるけどどう?と切り出され、少々周章狼狽。かなり厳しい仕事らしいが、労働ビザと住居が保証されている仕事とのこと。

2年前のおいらなら確実に飛びついた話(今の時点でも飛びつきそうになったが(笑))ではあったが、コネクションの一つとしてとっておかせてもらうことにした。今の時点でMadridに住むことなど考えられないし、日本でやりたいこともいっぱいある。

これもおいらのケジメなり。

5時間ほど、たわいもないが、とても楽しい時間を過ごさせて貰う。いろいろ勉強にもなったし、力もわき上がってきたし、日本に戻る勇気もでてきたし、夢も希望も出てきた。

人それぞれの、Que sera sera〜!って感じだ。

6時頃、彼女と別れて帰宅するも、高揚感をともなった精神とは裏腹に、体調は最悪。完全に風邪っぽい。

薬は嫌いだが、そんなこといってられる状況でもないし、飯作る気分でもなかったが、食わないと薬飲めないし・・・。

9時くらいまでベッドの上で療養し、Manoloの帰宅に会わせて、簡単なパスタを作ることにする。Bar Irun~aで盗んできたSalsaをアレンジして、パスタに使うことに。

12時前には、晩飯も食べ終わり、寝る準備をし、ベッドに潜り込んだが、何故か寝られない。明日Manoloと会うからか?今日のYKさんの話のせいか?とにかく寝られない。

三島由紀夫の「仮面の告白」でも読めば寝れるかも・・・と思ってページをめくってみたが・・・読み始めたら逆に止まらなくなってしまい、逆効果。

半分くらい読んだところで、無理矢理目をつぶり寝ることにする。

多分3時を回っていたと思う。


追記
今日のValenciaの天気はおかしかった。日中はうだるような「熱さ」だったが、夜からものすごい風と稲光と雷音。雨のふらない稲妻(ふったとしても台風みたいではない)はValenciaではたまにあるのだが、何とも気持ち悪かった。




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Nos Vemos ペコちゃん
2005年09月15日 (木)
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今日はペコちゃんのDespedidaが夜から予定されていた。主催者はもちろん当事者のペコちゃんなのだが、幹事は成り行きでおいら。

最近の体調不良を考え、万全を期すために昼間はシエスタで過ごす。そろそろ上巻が読み終えそうな「山妣」をベッドの上で読んだり、午睡したりなどなど。

集合は夜の7時半にLabradorにしたが、おいらは昨夜ついたばかりのKさんを連れて行くことになっていたので6時45分の集合時間にあわせて6時半頃にPlz Canovasへと向かう。

これまで何度かPlz Canovasを集合場所に使っているが、ほぼ時間通り(2分遅れ)に来たのは彼女が初めてかも知れない。おいらにとってはどうも鬼門らしく、最近では待つのを覚悟で集合場所と指定している。その場合、「地図読める?方向音痴な方?」と必ずお伺いを立ててから、時間を指定する。もし「うん、方向音痴」、「あまり地図読めない」と返事が返ってきたら、余裕を持って指定すればいい。ちなみに、某ジェシーメイビアなんぞは、結局たどり着けなかった幻のPlzだ。

Kさんと無事合流し、BONO BUS(バスの回数券)を買うべくQue vaおばさんのEstancoへ向かう。その途中、何気なく、いつものように通い婚の入り口を見ると・・・

「!!!!!!開いてる!開いてるじゃないか!!!」

「ちょっとだけごめん・・・」とKさんに謝って、通い婚Bodegaに走り寄り、半分空けられたシャッターをくぐる。すると中にはduen~aの赤髪Marisaがいた。店内は掃除のまっただ中で、巨大なVino樽はまだそのままだったが、飾られたVinoなどのアルコール類はすべて取り除かれて、床には包装紙やら、木くずなどが散乱していた。

とてつもない哀愁の波が押し寄せてくるのをぐっと我慢し、Marisaに挨拶する。

お「ひさしぶり〜〜〜!!」
M「あらあら・・・ひさしぶりね〜。元気?」
お「元気にやってるよ・・・」
お「ねぇ、なんで店絞めちゃうの?」
M「もうPascual(旦那)も隠居よ。」
お「そっか・・・」
M「でも、多分近々、他の人が買い取って開店すると思うわ」
お「え!マジで!でも・・・店内の雰囲気はこのまま?」
M「ええ。Ban~oとかCocinaとかは変わるかもしれないけど・・・」

そんな話をしていると、すぐ側にいた背虫男みたいな掃除屋?改装屋?のオヤジがやってきて、おいらにブツブツ言い出した。速いとかそういうことじゃなくって、ほとんど何をいっているかわからなかったが、おそらく「いや、内装は変えた方がいいだろう」といいたいようだった。そうすれば、彼らにも金も入るだろうし・・・そんな勝手なおいらの憶測を肯定してくれるかのようにMarisaが少々きつい顔つきで口を挟む。

「ここの客は変わらないことの方を望んでるよ・・・」

おいらは心の中で思いっきりうなずいた。

Duenoが変わって、おそらく名前も変わる可能性があるだけでもなんとも切ないというのに、内装までがらりと変わったら完全に別の店だ。それはそれでいいかもしれないけど・・・通い婚のファンであり、しばらくしたら日本に帰らなければいけないおいらとしては、ほぼ毎日通ったあの時期を思い出させてくれる店内が残ってくれている方が嬉しい。

お「ねぇねぇ。Manoloは今どこで働いてるの?」
M「Manolo?Manoloだったら明日来るよ。」
お「え??ここに?」
M「明日も掃除があるからね〜。」
お「何時に来るの?」
M「話したいのかい?」
お「うんうん!」
M「掃除は9時〜14時くらいまでね。その間だったらいるわよ」
お「じゃ、明日その時間に来るってManoloに伝えておいて」
M「あいよ」
お「ありがと〜。じゃ、急いでるんでいくね〜」
M「またね」

というわけで、番頭Manoloと再会するチャンスをゲットし、ウキウキ気分でLabradorへ向かう。「タカシ君にすぐに知らせないと!知らせないと!ウシシ・・・・」とにやけまくる顔で。

ほぼ7時半ぴったりにLabradorについたが未だ誰もいなかった。

適当に大きなテーブルの席に座り、VinoではなくてCervezaを2本注文する。寝たとはいえ、未だ体調は芳しくないので、今日はあまり呑むつもりはなかった。「おいらって、意外と自制心あるじゃ〜ん」・・・と横浜弁で自分をちょっとだけ褒めた。

最初にやってきたのはハルカちゃんとアサコちゃん。勉強疲れのためかアサコちゃんは日に日にやつれていってるような気がする。もうしばらくの辛抱だから、なんとか耐え抜いて欲しいものだ。

しらばくして、タカシ君が登場。タカシ君もなにげに目が疲れた感じであった。一緒に来る予定になっていたIzumiちゃんはFiesta続きということで今回はパスということになったらしい。

その後、最近おいらとタメ語で話すように訓練しているケイコちゃんととにかく良く笑うマサユキ君(あだ名)がやってきた。二人とも大のサッカーファン。スペインだけでいえばケイコちゃんはそうとうなもんらしい。

ふとマサユキ君のライターをみると、Barcelonaのマークが・・・。サッカーには未だあまり興味をもてないママなのだが(以前よりは大分マシ)、ちょっといじめてみることにする。女の子にいうと後が怖いが、彼は男だし。Valencia復興委員会としてちゃちゃいれてみる。

お「おいおい・・・ValenciaにいてBarcelonaかい!それともそれはLevanteのユニフォームカラーのライターかい?」
マ「あ・・・あ・・・」
ケ「彼、ValenciaじゃなくってBarcelonaファンなんですよ〜!」
お「ぬわに〜〜〜!!!だから、そのライターなのか!」
マ「選手はアイマールで、チームがBarcelonaなんですよ〜」
お「ア、アイマール???カルボーニにしなさい!」
ケ「カ、カルボーニ・・・」
マ「それに、ライター、コレしかなかったんですよ!Valenciano探したんですけど〜」
お「問答無用!!!すぐに捨てなさい!っていうか、おいらによこしなさい」
マ「じゃ、交換しましょうよ〜。」
お「すまん・・・おいらのライターは全部御当地ライターだから、交換は無理なんだよね。たとえばこれはSevillaでしょ?これはAsturias、これはPortugal・・・」
マ「それは無理ですね〜」
お「まぁいい。今日だけは許す。だけど、次ぎ見つけたら・・・捨てるからな〜。ケイコちゃんも次ぎ見たら川に投げ捨てていいからね」
ケ「ええ、捨てておきますよ」
お「でも、BarcelonaにValencia対Barcelonaの試合見にいくんじゃないの?」
マ「いきますよ。」
お「どっち応援するの?」
マ「応援はValenciaをしますが、心の中ではBarcelonaです〜」
お「ぬわに〜〜〜!!そんな二股はやめなさい!そういうのは女の子が一番嫌いなタイプだぞ!」
ケ「うんうん。最悪!!」
お「Valenciaにいる間はValenciaの応援をしなさい。それでこそValencianoってもんだ!で、日本帰ったら好きにしんさい。Barcelonaでもなんでも・・・」
マ「なるほど!じゃ、4月まではValencia応援します!」
お「えらい!!」

ってことで、勝利の雄叫び。実は、まぁ、どうでもいいんだけどね。

9時近くになって、ナイト友君と、Princesaペコちゃんがやってきたので、会場を二次会に移すことにする。

別にLabradorでもよかったのだが、一カ所、主役のペコちゃんや他のまだきたばかりの面々に教えておきたいBodegaがあったので、Labradorよりは値は張るBodegaなのだが、Despedidaにはぴったりということもあり移動。

一次会のLabradorは、いうたら、次ぎ行くPlz CedroのBodeguetaで飲み過ぎて、料金が高くならないための布石だった。経済的にいかなくては・・・。

Plz CedroのBodeguetaは良質もJamonやQueso、また魚介類を食べさせてくれる。全部を少しずつの大皿を注文すれば結構楽しめるので、大人数の時はもってこいのBodegaだ。このBodegaで売っている普通のVinoはここでは買わない方がいい。恐ろしく高いから。Mercadonaの2〜3倍くらいとられる。でも、Vino de la mesaはそれほど高くなく、botella一本で7euros前後。

Bodeguetaについて30分ほどたったころ、フサエ嬢とそのお友達3人がやってくる。彼女たちにはナイト友君の爽やかさで対応していただく。

おいらはあまり飲んでいなかったが、イマイチ調子が出ず・・・。

さおりさんとチラグもトゥラ(犬)の散歩がてら顔をだしてくれ、みなで写真を撮ったり、住所交換をしたりなどして過ごす。

それにしても・・・日本人いるもんやな〜・・・としみじみ。

おいらはそこにははいっていなかったが、マサユキ君とKさんのコンビが、二人でOTRO MUNDO(異世界)を作り出していたらしい。アサコちゃんと、タカシ君は、そのOTRO MUNDOに居続けることができなかったらしい。

12時の閉店(たぶん)と当時に、Bodeguetaから歩いて3分くらいのCafe Parisに。3次会。

おいらはあまりあそこが好きじゃないのだが、Agua de Valenciaというオレンジリキュールの老舗(らしい)で、ペコちゃんをそこに連れて行きたいという、ナイト友君のたっての希望でいくことになった。

メンバーはフサエ嬢たち4人が明日に備えて(?)帰っただけで、他は全員きた。

ペコちゃんにAgua de Valenciaを堪能していただき、小一時間で店をでる。

ここでハルカちゃんとアサコちゃんが帰宅。

マサユキ君も「もう限界近いっす!」とぼやいていたが、最近また絶滅の危機に瀕している貴重な男なので、半強制連行。

4次会の場所はBar Asesino。ロック音楽とFutbolin(スペインでは伝統的な原始的なサッカーゲーム)で熱気のある素敵なBarだ。

このBarにくると大抵誰かに話しかけられるのだが、今日もその例に漏れず2人ほどの人間に話しかけられる。何故か名刺まで貰った・・・。

マサユキ君は、しばらく外を徘徊してもどってきたが、もうどうにもこうにも限界だったらしく、ひっそりと帰っていった。Kさんも旅疲れしている状態にもかかわらず、かなりがんばり参加していたが、これまた明日にそなえて、多分4時頃・・・タクシーで帰っていった。明日に備えてっていう時間じゃないが。

おそらく朝の6時頃・・・4次会も終了して、解散。

タカシ君とおいらでケイコちゃんとペコちゃんを送って帰る。

でもって、タカシ君とおいらの2人でまったり5次会。

場所はもちろん、Valenciaの人間交差点 Bar Gulliver。

この時間のGulliverはもう最強なのだが、今日は店に入るまえから1人のGitano(ジプシー)のおばちゃんに怒濤のように話しかけられ、うちら二人は苦笑というか苦戦する。しばらくすると、大学の先生という、何とも胡散臭い男もやってきて4人で話をする。どう考えても大学の先生がGulliverに来るとは思えないのだが・・・。

自称大学講師の男は程なく消えていったが、Gitanoおばちゃんはもう話すことをやめない。話していることがわかればまだ助かるのだが、何をいっているのかほとんどチンプンカンプン。呂律の回ってない日本語だってわからないのに、ましてやそれがスペイン語だったらわかるはずもない。彼女にとってはそんなうちらの状況はどうでもいい。こっちがわかっていいようが、いまいが関係ないのだ。誰でもいいから話ができればOK。自分の話したいことを話せばいいのだ。

あまりに途切れない、そして意味のわからない話に辟易したうちら・・・

「ごめんな〜おばちゃん・・・うちら二人で日本語で話したいの〜だから、放っておいてくれる?」

一度は「うぐむ!」とあきらめたGitanoおばちゃんだったが、3分後にはふたたび戻ってきて、勝手にうちらに向かって話し始めた。うちらが完無視を決め込んでいると、流石のおばちゃんもあきらめたのか、新たなる被害者を捜して奥のテーブルに戻っていった。

5次会は1時間にもみたないくらいだったと思う・・・。帰ってきたのは何時かわからないが、うちの前でタカシ君と別れ、おいらは深い眠りに落ちた。

今日は予定通り酔っぱらわなかった。

が、そのかわり、うっかりペコちゃんに最後には絶対やらせるつもりでいた「ペコちゃんの物まね」をさせることができなかった。どうもおいら・・・シラフじゃ意外と強制できないらしい。

無念。

追記
写真の爽やか友君・・・なんか海坊主みたいだ・・・。



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誰かさんにそっくりだ・・・
2005年09月14日 (水)
昼間。ペコちゃんが家に来る。土曜日にValenciaを発ってしまうので、これまでにおいらが撮ったデジカメ画像や先日のTomatinaの写真が欲しいとやってきた。

おいらの部屋に来て、Vinoの空き瓶を見るなり、彼女の口癖「ありえな〜〜い!」が飛び出す。スペイン語でいうと「NO〜〜〜PUEDE SER!!!」(ノ〜プエデ セ〜〜ル!!)だ。どうでもいいが。

3時頃家を出てEl Corte Inglesにペコちゃんを連れて行く。先日のエリゾウ同様、Valorのチョコなんかをおみやげに買いたいという。普段はナイト友君が担当するのだが、今日はおいらがやってみる。リアル20才のペコちゃんとの会話は、これがまた意外と難しい。おかげで話題をポンポン変えざるしか手がない。まだまだ修行が足りん。

エリゾウのように大量のチョコを抱え持つことはなかったが、なにやらいろいろチョコを買っていた。Turronは前回買って不評だったらしいので、完全に無視されていた。

チョコのあとは、何故か缶詰。ママ〜に頼まれたらしいのだが・・・

ペ「まずはムール貝なんですけど・・・」
お「あ〜Mejillonesね・・・この辺だね。」
ペ「いっぱいありすぎですよ〜。どれが美味しいんですか?」
お「・・・・値段みればいいんでない?おいらが買ってるのはこの安いヤツだけど・・・」

すると、一缶6.8eurosもするMejillonesをカゴに放り込む彼女。他にも缶詰の中ではかなり高級なBerberecho(ザル貝とかいうらしい)も購入していた。

金持ちっていいな〜。成金のおいらとは何かが違うよ。


ペ「で、次は・・・ウナギの稚魚の缶詰なんですけど・・・わかります?」
お「え???ウナギの稚魚???Anguilaのこと?」
ペ「私はよくわからないんですけど・・・母親がウナギの稚魚がどうとかって」
お「ウナギの稚魚・・・あ〜〜〜〜!!!!!!」
ペ「わかります!?」
お「はいはいはいはい。バスクの方のTipicoでしょ?たぶんそれだと思う。それしか思いつかないし・・・・。でも、あれ、ウナギの稚魚じゃなくって、見た目がそんな感じだからそういう名前が付いてるだけだよ。魚のすり身みたいなもん。ウナギのエキスとか入ってるかもしれないけど・・・ウナギではないけど、いいの?」
ペ「ええ。大丈夫だと思います。」

ということで、Angula(ウナギの稚魚)という名前の缶詰も購入。

おいらも、おみやげ・・・・チョコレートと缶詰とかで逃げようかな・・・買っていくつもりなかったけど・・・。

その後、Metroで友君の家におじゃまする。あわよくば友君と遊べると思ったが、満身創痍な顔を見たら「どっかで一杯・・・」とはいえなかった。

相変わらずジンジンしていた指のために消毒液を借り、小一時間でペコちゃんと一緒に友君邸を後にした。

ペコちゃんが授業があるので学校に向かっていくと、アサコちゃんを発見。図書館に勉強にいくところだったが、「一杯・・・」といって、オヤジBarへ強制連行。ペコちゃんとはここで別れる。わらしべ長者な気分だ。

アサコちゃんとも小一時間ほど話をする。歴史や美術の話でもりあがっていたが、まさか宮武 外骨を知っているとは思わなかった・・・。趣味が似ているかもしれない。

家に着くと、どか〜〜〜!っと疲れが押し寄せてきた。

なんかおかしいぞ・・・最近調子が悪い・・・寝不足かと思ったが、昨夜は寝たし・・・昨日も酔っぱらうの早すぎたし・・・なんだ・・・そういえば、だるいし・・・咳もでてるような、出てないような・・・食欲もないような・・・う〜ん・・・あっ・・・・これって風邪?

普段から風邪は引かない!と自分に思いこませている(病は気からなので)ので全く原因リストにはいってなかったが・・・多分風邪っぽい。そういえば、ペコちゃんも風邪ひいたとかいってたような・・・。

おそらく、みつ→エリゾウ→ペコ→おいら・・・というルートで流れてきたのだろう。

これからまだまだValenciaに人がやってくるので、療養をとるためにベッドに横になる。

今日は・・・もう外にでるのはやめよう・・・・。


と誓うや否や、電話が入る。

今空港に着いたというKさんからだった。宿到着後、どっかで軽く飲み食いすることとなる。

このテンションで1人は厳しいので、タカシ君に連絡すると、二つ返事でOKとのこと。助かった・・・。

宿前に向かえに行き、タカシ君と合流。全員、それほど腹が減っていかったので、軽く飲むことになったのだが、彼女の要望は「美味しいVinoが飲める店」というものだった。

これは良く言われる要望なのだが、意外と難しい。美味しいVinoなんて人によって違うし、金出せばいいVinoはたくさん飲める。おいらとタカシ君は、「すごい安いけど、十分に旨いVino」専門なので、気さくに入れるような店で、ちゃんとしたVinoを飲める店を知らない。

悩んでいる時間ももったないないので、昨夜同様TASCA ANGELに連れて行くことにする。

Kさんは現在東京在住だが、出身は大阪の岸和田。タカシ君との会話は関西弁になるかと思いきや、見事な関東弁。うちら二人で「関西弁話せ〜!」と言っても、「もう長いこと住んでるから・・・」と照れて関西弁を話してくれなかった。

そんなことよりも、彼女・・・メグミさんにそっくりで、タカシ君もおいらもびっくり。声も似ているのだが(綺麗な声をしている)、会話の仕方、飛び方がもう見事に一緒なのだ。

月並みだが、「天然ボケ」ってやつなんだろうか・・・。

ボールを拾いにいくのが、もう大変大変。

K「さて、あたしの仕事はなんでしょ〜?」
タ「ちょっと待って!!考える・・・」
お「服飾?」
K「服飾って?」
タ「・・・・しらんのかいっ!」
お「アパレル?」
K「アパレルって?」
タ「・・・・」
お「じゃ・・・布地作る人?」
タ「あはははは!ちょっと受けた」
K「・・・・」
お「で、何よ?仕事・・・」
K「ひみつ〜〜〜!」
お「・・・・・」
タ「・・・・・」

こんなもん序の口で、疲れているのも忘れて彼女のポンポン飛ぶ会話をタカシ君と二人で拾いまくる。もうぜぇ〜ぜぇ〜は〜は〜。

途中から、TASCA ANGELのオヤジとお姉さんとのスペイン語会話になる。この店、3人兄弟+母親(父親は3年前に亡くなった)の家族経営で、今日いるのは長男と真ん中にあたる妹が店番だった。

この妹の方がもう話す話す。スペイン人全開で話す。兄さんの方も負けじと話すのだが、怒濤のように話すのは妹。

Sonyの話から、パソコンの話になって、経済の話になって、アジア料理の話になって、フグの話になって、喫煙の話になって・・・。

スペイン人の話題もものすごい飛び方をするのだが、それはある程度流れがみえなくもない飛び方なので、ついてい行きさえすれば何ら問題ない。ただ、話す量が半端ないので、こっちでもぜ〜ぜ〜は〜は〜。

12時頃・・・TASCA ANGELを後にして、もう一軒梯子するつもりだったが、時差ボケがなんとかとKさんは帰宅。なんかしらないが、彼女の弟に似ているというタカシ君に「がんばってね〜がんばってね〜」といって帰っていった。タカシ君は「何をがんばんねん!」と何度も彼女に言っていたが、のれんに腕押し、立て板に水。「うふふふ〜」とロビーに消えていった。

絶対・・・絶対・・・・彼女も呪いを持っているはずだ!


Kさんの電話と前後して、フサエ嬢とそのお友達3名が途中で合流するという電話をもらっていたが、それもお友達が疲れたため中止になる。

最近、うちの側に旨いRibera del dueroが一杯90centimoで飲めるBarをみつけたので、そこにタカシ君を連れて行って、軽く飲み直すことに。

アルゼンチン人が経営するこのBarは静かで雰囲気もよいので、帰るまでのお気に入りになりそうだ。

タカシ君とここ最近の出来事を振り返りつつ、将来の話をしつつ、まったりとVinoを飲む。

Copaで4,5杯飲んだところで、明日に備えて解散。

明日は、ペコちゃんのDespedidaでLabradorへ。ペコちゃんはあったことはないが、昨日あったIzumiちゃんも紹介したかったので招待したし、今日のKさんも勢いで呼んでみた。いろんな意味で賑やかになりそう。

これでメグミさんがいれば、メグミvsさおりvsKちゃんの会話がみれるのにな〜。

立つ鳥後を濁しまくってやる。




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