2005年02月21日 (月)  | おいらが日本にいる間にManoloが「キュウリとわかめの酢の物」を作っって大失敗したという話を昨日聞いたので、今日の晩飯は掲示板で教えて貰った「鮭のチャンチャン焼き a la アルミホイル」とその「キュウリとわかめの酢の物」にしたわけだが・・・・。
キュウリに塩をふりしばらく待っている間に「ふえ~るわかめちゃん」を探す。
が・・・ない!
おいらが帰る前においてあった場所ない!
食料庫を整理したけどない!
あれだけ・・・一年分くらいあったはずなのにない!
どこにもない!
DESAPARECIDO♪
っていうか、あり得ない。
「ふえ~るわかめちゃん」はこっちに滞在する日本人なら120%持っている一品なのだが、たいてい帰国までに使い切れずにあまり、人の手を渡っていくというジプシーみたいなヤツなのだ。で、長く滞在しているおいらのもとには、自分が持ってきたり、気を利かせた母親が送ってくれたり、友達から回ってきたりとかなりの量の「ふえ~るわかめちゃん」があったはずなのだ。かなりの頻度で日本食を作っても、半年以上は軽くもつくらいの量があったはずなのだ。はずなのだ。
帰国前までは・・・・。
ってことで、捜査開始。
お「Manolo~わかめ、どこにあるかしってる?」 M「あ~~どこだっけ!3箇所候補があるけど、探してくれ~!」
と学校の時間になったのででかけてしまった。
お「Santiago!わかめ・・・知ってる?」 S「あ~~~!それすげ~大変だった!おれも先週探したんだけど・・・」 お「なかったの?」 S「かなり探したけどみつからなかった・・・」 お「でも、あれほどの量使い切るわけないよ」 S「そうなんだよ!あり得ないんだよ・・・」 お「どっかのFiestaに持って行った?」 S「う~ん、それはないはず。もっていったとしてもあのおおきい袋ごともっていくことはないだろう」 お「だよね~」 S「Mi Kyungが知ってるかもしれない・・・どこかに閉まったとか」 お「あ、それあり得る」
お「Mi Kyung・・・わかめ・・・わかめ・・・」 M「わかめ?」 お「海草・・・ほら、みそ汁とかに入ってる。」 M「うん、それが?」 お「どこにあるか知ってる?」 M「棚にあるでしょ?」 お「それがないの・・・」 M「え???でも、いっぱいあったでしょ・・・」 お「う~ん、Mi Kyungもしらないか・・・」
お「春!あとはおまえしかいないんだ!」 春 すりすり お「違う!そうじゃない。どこに隠したんだ!吐け!吐くんだ!」 春 ダッシュ!!! お「逃げたぞ!みんな!おえ!おうんだ!」 春 さらにダッシュ!!! お「もう逃がさんぞ・・・年貢の納め時だ・・・観念してお縄にちょうだいしろ~!」 春 ダッシュ!!! 以下永遠に続く。
ということで、完全に行方不明。
結局、キュウリはもう作ってしまったので、アサリと一緒にあえてなんとかごまかした。
それにしてもいったいどこへ・・・。
で、チャンチャン焼き。
もうかなりの大成功。もう白米が進む進む。みそを使って作ったことはなかったが、ご飯にあう!あいすぎる!みそ万歳!
Manoloたちも食べ方に苦労していたが、かなり気に入ったようだ。たぶん。黙々綺麗に食べきった。最後は汁をご飯にかけるという日本人らしい一面も。かける前に「正樹・・・かけていいか?」と聞いていたけど。日本でもそうだが、スペインではさらにはしたないことになってしまうからだ。皿を持つのもって食べるのも駄目出し・・・。
夜は久しぶりに買ってきたLa Manchaの「Estola」を一人部屋で飲む。が・・・かつてはあれだけうまいうまいと飲んでいたのだが、最近Utiel-Requenaのワインを飲み過ぎていたせいか、少々味が薄いというか、すっきりしすぎな気がした。
いかん・・・ついに舌が肥えてきてしまったか?日本酒みたいに・・・。
次回はもうワンランク上のEstola(4eurosくらい)を買ってきて飲んでみよう。
追記 Santiは「ごはんですよ」をお気に召さなかったようだ・・・残念。が、これからだな・・・・。
追記2 以前ValenciaにいたYさんからManolo宛に小包が届いた。中には・・・ハンズで買った「和装コスチューム」+「ちょんまげかつら」+諸々が入っていた。早速ManoloとSantiきさせたのだが・・・・Manolo・・・顔が小さすぎてちょんまげ似合わず。Santi・・・髪が金髪でいわかんありまくり(笑)。でも、写真をとって遊ぶ。
奉行みたいな格好で廊下を練り歩くManolo。「殿中でござる!殿中でござる!」という日本語を教えてあげようと思ったが「どういう意味だ?」と聞かれたら困るのでやめておいた。ちなみに頭のでかいおいらはかつらがちょっときつく苦しかった。Cavezonは帽子がなくて困る・・・。
殿中の代わりに「Manolo!これで「ハラキリ」ができるじゃないか!」と言ったら、「オレを殺したあとに正樹もしななければいけないんだぞ」とわけのわからぬことを。「違うよ・・・おいらは介錯・・・首を切るだけで、死なないよ」、「違う!三島由紀夫は違う・・・ほかの死に方だ・・・ほら・・・名前忘れたけど・・・正樹も死ぬんだ!」、「おれは死にません」。わけわからじ。
追記3 酷使しすぎてまたのところが少し破けてしまったおいらのジーンズ。外では流石に吐けないが、家用ではこうと持ってきて、洗濯して干しておいたのだが・・・先日の強風の日にとばされて、下に落ちてしまった。拾いいくべきか、はたまた見捨てるべきか、新しいの買うべきか・・・。底が割れたお気に入りのCAMPERの靴(88euros。2年ほど使用)は、瞬間接着剤で補強することによって再利用。
貧乏って素敵。
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