おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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わ〜〜〜〜か〜〜〜〜〜〜め〜〜〜〜〜!
2005年02月21日 (月)
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おいらが日本にいる間にManoloが「キュウリとわかめの酢の物」を作っって大失敗したという話を昨日聞いたので、今日の晩飯は掲示板で教えて貰った「鮭のチャンチャン焼き a la アルミホイル」とその「キュウリとわかめの酢の物」にしたわけだが・・・・。

キュウリに塩をふりしばらく待っている間に「ふえ〜るわかめちゃん」を探す。

が・・・ない!

おいらが帰る前においてあった場所ない!

食料庫を整理したけどない!

あれだけ・・・一年分くらいあったはずなのにない!

どこにもない!

DESAPARECIDO♪

っていうか、あり得ない。

「ふえ〜るわかめちゃん」はこっちに滞在する日本人なら120%持っている一品なのだが、たいてい帰国までに使い切れずにあまり、人の手を渡っていくというジプシーみたいなヤツなのだ。で、長く滞在しているおいらのもとには、自分が持ってきたり、気を利かせた母親が送ってくれたり、友達から回ってきたりとかなりの量の「ふえ〜るわかめちゃん」があったはずなのだ。かなりの頻度で日本食を作っても、半年以上は軽くもつくらいの量があったはずなのだ。はずなのだ。

帰国前までは・・・・。

ってことで、捜査開始。

お「Manolo〜わかめ、どこにあるかしってる?」
M「あ〜〜どこだっけ!3箇所候補があるけど、探してくれ〜!」

と学校の時間になったのででかけてしまった。

お「Santiago!わかめ・・・知ってる?」
S「あ〜〜〜!それすげ〜大変だった!おれも先週探したんだけど・・・」
お「なかったの?」
S「かなり探したけどみつからなかった・・・」
お「でも、あれほどの量使い切るわけないよ」
S「そうなんだよ!あり得ないんだよ・・・」
お「どっかのFiestaに持って行った?」
S「う〜ん、それはないはず。もっていったとしてもあのおおきい袋ごともっていくことはないだろう」
お「だよね〜」
S「Mi Kyungが知ってるかもしれない・・・どこかに閉まったとか」
お「あ、それあり得る」

お「Mi Kyung・・・わかめ・・・わかめ・・・」
M「わかめ?」
お「海草・・・ほら、みそ汁とかに入ってる。」
M「うん、それが?」
お「どこにあるか知ってる?」
M「棚にあるでしょ?」
お「それがないの・・・」
M「え???でも、いっぱいあったでしょ・・・」
お「う〜ん、Mi Kyungもしらないか・・・」

お「春!あとはおまえしかいないんだ!」
春 すりすり
お「違う!そうじゃない。どこに隠したんだ!吐け!吐くんだ!」
春 ダッシュ!!!
お「逃げたぞ!みんな!おえ!おうんだ!」
春 さらにダッシュ!!!
お「もう逃がさんぞ・・・年貢の納め時だ・・・観念してお縄にちょうだいしろ〜!」
春 ダッシュ!!!
以下永遠に続く。

ということで、完全に行方不明。

結局、キュウリはもう作ってしまったので、アサリと一緒にあえてなんとかごまかした。

それにしてもいったいどこへ・・・。

で、チャンチャン焼き。

もうかなりの大成功。もう白米が進む進む。みそを使って作ったことはなかったが、ご飯にあう!あいすぎる!みそ万歳!

Manoloたちも食べ方に苦労していたが、かなり気に入ったようだ。たぶん。黙々綺麗に食べきった。最後は汁をご飯にかけるという日本人らしい一面も。かける前に「正樹・・・かけていいか?」と聞いていたけど。日本でもそうだが、スペインではさらにはしたないことになってしまうからだ。皿を持つのもって食べるのも駄目出し・・・。

夜は久しぶりに買ってきたLa Manchaの「Estola」を一人部屋で飲む。が・・・かつてはあれだけうまいうまいと飲んでいたのだが、最近Utiel-Requenaのワインを飲み過ぎていたせいか、少々味が薄いというか、すっきりしすぎな気がした。

いかん・・・ついに舌が肥えてきてしまったか?日本酒みたいに・・・。

次回はもうワンランク上のEstola(4eurosくらい)を買ってきて飲んでみよう。


追記
Santiは「ごはんですよ」をお気に召さなかったようだ・・・残念。が、これからだな・・・・。

追記2
以前ValenciaにいたYさんからManolo宛に小包が届いた。中には・・・ハンズで買った「和装コスチューム」+「ちょんまげかつら」+諸々が入っていた。早速ManoloとSantiきさせたのだが・・・・Manolo・・・顔が小さすぎてちょんまげ似合わず。Santi・・・髪が金髪でいわかんありまくり(笑)。でも、写真をとって遊ぶ。

奉行みたいな格好で廊下を練り歩くManolo。「殿中でござる!殿中でござる!」という日本語を教えてあげようと思ったが「どういう意味だ?」と聞かれたら困るのでやめておいた。ちなみに頭のでかいおいらはかつらがちょっときつく苦しかった。Cavezonは帽子がなくて困る・・・。

殿中の代わりに「Manolo!これで「ハラキリ」ができるじゃないか!」と言ったら、「オレを殺したあとに正樹もしななければいけないんだぞ」とわけのわからぬことを。「違うよ・・・おいらは介錯・・・首を切るだけで、死なないよ」、「違う!三島由紀夫は違う・・・ほかの死に方だ・・・ほら・・・名前忘れたけど・・・正樹も死ぬんだ!」、「おれは死にません」。わけわからじ。

追記3
酷使しすぎてまたのところが少し破けてしまったおいらのジーンズ。外では流石に吐けないが、家用ではこうと持ってきて、洗濯して干しておいたのだが・・・先日の強風の日にとばされて、下に落ちてしまった。拾いいくべきか、はたまた見捨てるべきか、新しいの買うべきか・・・。底が割れたお気に入りのCAMPERの靴(88euros。2年ほど使用)は、瞬間接着剤で補強することによって再利用。

貧乏って素敵。




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ママンの味
2005年02月20日 (日)
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日曜と言うことでManoloファミリーがやってきた。ママンとLauraとそのNovioとAlex。

いつものように大量のComidaを持ってきてくれたママン。ママンっていうのは万国共通なんだな〜としみじみ思う。

ママンが持ってくる食べ物はどれも質が良い。安物を買ってこないからだろうか・・・。それとも、亀の甲より年の功で、旨いものを知っているからなのだろうか・・・。

Quesoなんて・・・・もう信じられないくらい旨い。おいらがいつもmercadonaで買っているOvejaのCurado(羊のチーズで下から3番目くらいの熟成度?)でも十分宇無くて、Vinoがあったら止まらないというのに、ママンが持ってくるQuesoは・・・なんていうか、こう・・・無言になるうまさだ。

今回持ってきてくれたのもOvejaのQueso。mercadonaではみたことのないタイプで、Mercado Centralとかでなら帰るのだろう。

ママンが来るということで、Manoloが朝から掃除していたので、おいらも掃除を手伝う。Salonを箒とちりとりをつかって掃除していると・・・

M「なにやってるんだ?」
お「え?掃除に決まってるでしょう・・・」
M「・・・・」
お「え?何?」
M「何で掃除機使わないんだ?」
お「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

これやったの二度目。前に買ったばかりの時もうっかり自分の部屋を箒で掃除していてManoloにつっこまれたのだが、どうも掃除機なし生活が長かったせいで、いつも存在を忘れてしまう。

ということで掃除機に変更して、Salon、Comedor、Pasillo、Cocinaを念入りに掃除。そうこうしているうちに3時頃、ママンたちがやってきた。

いつものようにchina(中華料理をうちではそう呼ぶ)かManoloが作るPaellaかArroz Negroを食べるのかと思いきや、今日はママンがいろいろ材料を買ってきたらしく、ママンの料理となる。

以前、一度ママンの料理の技を見る機会があったのだが・・・もう、恐ろしく早い。ビデオの早回しみたい。

何もそこまで急がんでも・・・

と思わなくもないが、主婦というのはそうやって時間を節約しているのだろう。

料理ができると同時にこれから使う食器類以外はすべて洗い終わっていて、さらに、Cocinaの掃除も済ませてしまう。

ん〜プロや。

Manoloたちは部屋でなにやら話しているので、おいらはママンの助手として料理修行をする。

タマネギをおろしたり、調理器具とったり、かき混ぜていたり、ソース作ったり、イカ切ったり、小麦粉まぶしたり・・・。

意外なことに調理器具の名前は言われるとすぐにわかった。そんなもん、最初に忘れていくもんだと思っていたのだが・・・。

今日ママンが作ってくれたのは

Arroz con Pescado(パエリア鍋をつかったPaellaみたいなもん)
Boquerones Fritos(鰯のフライ)
Sepia a la plancha(イカの焼き?イカの鉄板焼き?)

の3品。Arroz con Pescadoだけで余裕で一人前あるわけだから、その量は推して量るべし。

余談だが、パエリア鍋は辞書でひくとPaelleraとでてくるが、地元の人間はPaellera(パエリェラ)を使うと「ん〜」となる。普通に料理名と同じにPaella(パエリャ)と使う。何でか知らんけど・・・。だから、今日もママンとの会話で

お「今日は何作るの?」
マ「Arroz con Pescadoだよ」
お「Arroz con Pescado?それってPaellaじゃないの?」
マ「Paella(パエリャ鍋)は使うけど、Paella(パエリャ)ではないね〜」
お「うぬ?」

と頭の中がこんがらがった。

Boquerones Fritosはもう日本人ならおそらく大好きな一品だ。醤油をかけたらもうそれこそ日本の味。Bodega等ではたいていBoqueronesの酢漬け(Boqueronesと注文すれば通じる)がおいてあるのだが、日本人の友達はそれをMercadoで買ってきてわさび醤油で食べて感動したという。Bodegaで流石にわさびはおいていないのだが、おいらも日本の友達が来るたびに必ず一回はこのBoqueronesを食べさせる。

で、今日はそのフライ。小魚くらいの大きさのBoqueronesを小麦粉でまぶしてあげるだけ。

食卓でManoloがおいらに気を利かせてか醤油を用意してくれた。

「ほら、正樹・・・醤油だ・・・」
「え?なんで?」
「Boqueronesに使うだろ?」
「う・・・うん」

おいらは一人で喰う時やうちの家族と食べるときを除いては、基本的にはスペインの味で食べるようにしている。勝手に味付け帰られたら料理人が怒るかもしれないと思って・・・というか、おいらの周りは慣れてきたとはいえ、醤油は彼らの料理にはなじみのない調味料なわけなので、びっくりさせても困るし・・・。

Manoloがそういってきたので、醤油を使わないわけにもいかなくなり、小皿をとってきて醤油を入れる。

M「おれはBoqueronesは醤油をつけた方が好きだ・・・」

とManolo。

なるほど・・・彼が自分でつけて食べたかったわけか・・・(笑)

で、ママンも挑戦。

マ「あら、おいしい!日本ではこう食べるの?」
お「うん。」
マ「あたしにも醤油もっとちょうだい」

醤油大人気なり。

醤油好きのおいらとしては、醤油を褒められるとなんか嬉しい。で、馬鹿にされると悔しい。

そういえば、ママンが料理しているときに、Santiが海苔巻きを作り始めた。昨夜、友達を呼んで海苔巻きを作ったらしく、その材料が冷蔵庫に余っていたからだ。



そして、醤油とわさびをつけて、皆に配っていた。

あのSantiが・・・わさびを食べさせたら泣きそうになっていたSantiが・・・醤油を今でもVeneno〜!(毒〜!)と冗談で馬鹿にするSantiが・・・ガリを「気持ち悪い!」といっていたSantiが・・・

感無量!

もう免許皆伝。

ただ、ご飯を柔らかく炊きすぎてしまったため悪戦苦闘していたあたりは、まだまだだな。

ちなみに、Santi・・・辛いのが大の苦手なのに・・・キムチを好んで食べるようになった。当然Mi Kyungの影響。Mi Kyungが大量に作っていたキムチを見て


S「お〜!キムチだ!キムチ〜!」
お「え?Santi・・・キムチ好きなの?」
S「大好きだ・・・」
お「マジで!辛いでしょうに・・・」
S「辛いが、パンに挟んで喰ったら・・・もう激旨だ!」
お「ぱ、ぱん????」
S「そうだ。こんど試してみろ!」
お「う・・・うん」

まぁ、パンとキムチ・・・ありといえばありなんだろう。韓国ではそう食べる人もいるのかもしれないし・・・。

それにしても、若さによる適応能力って素晴らしいの〜。

腹十二分目まで食べた食後は、スペインに日曜日の過ごし方にならって、ひたすらSalonでだら〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとする。全員でひたすらおしゃべり。

たまに、ManoloファミリーはValencianoになるもんだから、一生懸命がんばらないと会話についていけないおいらは「え?え?え?」となる。

その後、マッサージ大会(?)になり、おいらはママンをマッサージ。

「毎日肉切ってるからね〜」とママン。

その手は男のおいらの手よりもよっぽど肉厚でしっかりとしていた働き者の手だった。


追記
仕事で居なかったMi Kyungは当然のように夕食を作る。うちらも食べさせられる。白米とキムチと卵の煮付けと韓国ノリの夕食。おいらは半膳くらいでギブアップだったが、Manoloはしっかりたべ、しかも食後にチョコレートまで食べていた。あれだけゲップしてたのに・・・。おいらが食べないのをみて「正樹!おまえダイエットか!!スペインではダイエットなんてできないぞ!」とまで。


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ぽつね〜ん
2005年02月19日 (土)
朝目覚めると何故かベッドの上。

目をつむったまま考える。

「ちょっとまて・・・ちょっとまて・・・Espera!Espera!・・・なんでベッドの上にいるんだ?寝心地はおいらのベッドと同じだけど、おいらは昨夜家に帰った覚えはない。まさか記憶が飛んでる?いや、そんなことは絶対ない。そこまで露骨に記憶が飛ぶなんて、かつて一度もない。30歳も近づくと飛ぶのか?いや、おいらは違う。

まぁ、待て。思い出せ。思い出すんだ。昨夜のことを。ん?明らかにおいらは服を着ているぞ。ジャケットとマフラーまで・・・思い出せ、思い出せ・・・

え〜っと、昨夜・・・tomokitoを誘って久しぶりにLabradorで飲んで・・・で、おいらは知らないけど、イタリア人のDespedida(お別れ会)があるから誘われて・・・・tomokitoのCompan~eros(同居人)のバネッサ(スペイン人)とドイツ人のグ・・・・グ・・・グ・・グヨーク?だっけ・・・の4人でそのイタリア人のPISOにいって・・・・タダ酒が飲めるぞ〜!とその辺にあるVinoのBottela開けまくって・・・三本くらい勝手に飲んで・・・で、Novioを尋ねてきたというイタリア人の子と話して・・・そういえば、彼女ポルトガル語を話すとかで、イタリア語とポルトガル語とスペイン語がごちゃまぜで、でもって発音はイタリア人のそれで・・・もうものすごい話すんだけど、ほとんどもうイタリア語で、途中何度も「それイタリア語やん!」とつっこもうかと思ったけど我慢して、でも何故か理解できてしまう自分にびっくりして・・・ついでにドイツ人の子も仲間にはいって・・・試しに「マインツでしょ?」ってきいたら、「え!!なんでわかるの!」ってびっくりされて・・・種明かししつつ、いったことないくせにマインツ話で盛り上がって・・・そのあとロシア人の男の子と話して・・・バネッサがおいらから大量のタバコをうばっていって・・・酒が良い感じで回ってきた頃、イイヤツだったけど、アメリカ至上主義を振りかざすアメリカ人を論破して、ちょっと相手をむっとさせてしまったような気がしないでもないけど、まぁ、最後は堅く握手したから結果オーライで・・・で・・・なんだっけ・・・・そうだ・・・バネッサが明日は日曜だというのに仕事があるってことで、1時か2時くらいにDespedidaを抜けて・・・・で、tomokitoとまだ飲もうってことになって・・・tomokitoの家にいって部屋に通されて・・・・で、tomokitoが準備している間に、コテンと座ったまま横になってしまい・・・・あ〜そのあと・・・「正樹〜飲もうよ〜飲もうよ〜」という叫び声が聞こえたけど、今朝は早起きだったもんだから・・・もうそれが子守歌みたいになっちゃって・・・・ってことは・・・つまり・・・・


tomokitoの部屋だ!!


がばっと起きて、周りを確認すると、やっぱりtomokitoの部屋だった。

かわいそうに、ベッドの横には飲もうと思って持ってきてくれたらしいVinoとQuesoと数種類の肴がおいてあった。

酒飲まないだけでなく、ベッドまで占領してしまった・・・。申し訳なく思いつつSalonに行くと、tomokitoはソファに寝ていた。

うぐむ〜すまん。tomokito・・・・。ちょっと飲み過ぎちゃった(^_^;)

で、時間は戻って今日の日記。

昨夜、しっかり療養したので、朝はシャキン!と目が覚め、すこぶる快調。まだ心なしか鼻はぐずぐずしてるような気がしないでもないが、頭痛は綺麗になくなっていた。

時計を見ると朝の8時半。う〜ん、まだ一日がたっぷり残ってるじゃないか!

ということで、日本への一時帰国前から使えなかった銀行のカードを直してもらいに、登録した銀行へ行く。学校の近くで、歩いて20分くらいのところにある。

せっかく、早起きしたんだから、誰かと遊ぼう!

あ・・・携帯壊れて使えないんだった・・・。登録していた電話番号さえみることができない。タカシ君とtomokitoの電話番号だけはタカシ君から聞いたからわかるか・・・。

あ〜、でも、タカシ君は今日忙しいっていってたし・・・tomokitoだな・・・tomokito。

で、自宅の電話から早速電話。10時半くらい。

「で・・・でない・・・何でだ?もしやまだ寝てるとか?いや、おいらじゃあるまいし、流石に10時半にはtomokitoは起きてるだろ・・・」

2度ほどかけたがつながらず。

「う〜ん、しょうがない・・・デジカメもって、プラプラ散歩でもするか・・・」

11時頃家を出る。

ちょっと肌寒いが、良い天気。

「何か新しいものできてないかな〜」とまわりを見回すが、全く変わってない風景。懐かしいのやら、寂しいやら・・・複雑な気分になる。

銀行に到着。

お「このカード使えなくなっちゃったんだけど・・・」
銀「貸してみな」
お「あい」
銀「う〜ん、何ともないよ」
お「うそん!さっきやったけどダメだったよ」
銀「そこでもう一度やってみな」
お「あいあい」

お「やっぱりダメ〜すぐ出てきちゃう」
銀「じゃ、作り直しね・・・」

ザクッザクッザクッ!!!

とあっという間においらのカード八等分。

使えないからゴミなんだけど、何故か切なくなった。

お「でね・・・」
銀「あ、金おろしたいのね?いくら?」
お「200euros」
銀「あ〜ちょっとまってて・・・」
お「通帳もってきた」
銀「えらい!」
お「えへ」
銀「はい・・じゃ200eurosね」
お「ども・・・で、カードはいつできるの?」
銀「3日後か4日後くらいね。わからないけど・・・ま、来週よ、来週」
お「あいあい。じゃ、また」

銀行を出た後、もう一度tomokitoに電話しようと公衆電話を探す。

が・・・なかなか見つからない。

正確には、あるにはあるが、小銭のところになにか詰められてたり、受話器がぶら〜んと落ちてて発信音が聞こえなかったり・・・とまともなのがない。

公衆電話を探しつつtomokitoの家の方に歩いていたのだが、結局tomokitoの家の真下の公衆電話まできてしまった。

で、電話。

つながらない・・・。

こうなりゃ、押しかけるか!

PISOの番号がわからない。

う〜ん、諦めよう。

しかし、そうなると、暇だな〜暇だ・・・暇・・・。

いかんな〜、暇をもてあましてるようじゃ・・・暇を暇と思わなくなるまで堕ちないとな〜。無為に過ごす大切さを学ばなければ・・・。

とはいえ、どうしよう。Cafeするにも、本ももってきてにし、サイトのデザインを考えようにも紙もペンももってきてないし・・・。

うむ・・・まずは今歩く目的を考えよう。

目的・・・目的・・・目的・・・・

よし、とりあえず喉を渇かせて、una can~a(ビール)だな。決定!can~aを旨く飲むために歩くことにしよう。

テクテク歩いていると、郵便局を発見。

あ、そうだ。Vinoようの箱と送料を聞いてみよう。

中に入る。

が、Mogollon de gente。

質問するだけで、この人数待つのはつらいので、諦めてさっさと出る。

で、再び歩く。

あ・・・赤子や、赤子・・・うわ〜なんかBjorkみたいな顔した赤子だな・・・そんなこと思いながら見てたら、

思い切りガンくれられた


あ・・・犬や、犬・・・・夢中で草はんでるよ・・・こっちこい・・・こっちこい・・・

一瞥くれただけで、思い切り無視された・・・

それにしても良い天気やな〜

上からトリの落とし物が頭に落ちる

うぐむ!木の枝にひっかかったのか、全部じゃないけど・・・・うげ〜。

なかったことにしよう。

china店発見。

あ、そうだ・・・植物買わないと・・・植物。植物を愛でる心は大切だ・・・。

値段書いてナシ。店員やる気ナシ。

Adios!

良い感じに喉が渇いてきた・・・よしここらでBarに入るか・・・。

前に一度Santiと入った店に入る。

土曜日のお昼前だからか誰も客がおらず。

一人ぽつね〜んとcan~aを煽る。

裏技でも使おうと、雑誌も新聞を探したがおいてなし。っていうか、duenoも店員もあわただしく動いていて、とても話せそうな雰囲気じゃない。

彼らが厨房にはいってしまうと、だだっぴろい店内においら一人。

ぽつね〜ん

なんか、ここでも切なくなる。

あまりにも切ないので、WEBのデザインを独り言をいいながら考える。

ここをこうして・・・ここをおすとこうなって・・・で、ここにはあの写真をつかって・・・あ〜ダメだ・・・こうやっちゃうと見づらくなるしな〜、かといってこうやると縦に長くなるし・・・・。

飽きた。

やっぱ紙とペンがいる。

さて、どうしよう。まだ12時半だ・・・。時間はたっぷりあるぞ〜!

Centroいくか・・・Centro・・・。

あ〜でもダメだ・・・今大金持ちだ。万が一のことがあったら、痛恨の一撃だ。
家に帰ってManoloやSantiと話そう・・・スペイン語の練習を兼ねて・・・。

おうちに帰るとSantiが肉を抱えてCocinaにいた。

S「昨日はどこにいた!」
お「え?おいら部屋でずっと寝てたよ」
S「え?え?え?なんだって!?」
お「体調崩してダウンしてた」
S「馬鹿!なんでそれをいわないんだ!アホ!」
お「いや・・・もう泥のように眠ってた・・・」
S「知らなかったよ・・・」
お「気にしないでよ・・・頭痛くて何も喰いたくないし、話せる状態じゃなかったし」
S「かわいそうに・・・うちらの看病なしで・・・・」

で、頭にキスされた。

お「で、その肉は?」
S「そうだ!そうだ!肉の煮込み作るぞ!肉だ!肉だ!!!」
お「ははは・・・(^_^;)」

電話がなり、おいらがとる。

お「Santi!Manolo〜Manoloから電話〜」
S「わかった・・・」

で、もどってきたSanti。

S「Manoloに呼ばれた・・・大学の先生たちと一緒に飯喰うからいますぐ来いって」
お「あらら」
S「肉が・・・それに、配水管買ったりしたかったのに・・・配水管・・・」
(数分前に、Santiがシンクに水をためすぎて、配水管がちょっと壊れたため)
お「あらら」
S「今日はあまり出歩きたくない気分だったのに・・・」
お「あらら」
S「ま、でもしょうがない・・・いってくら〜」
お「あいよ」

ってことで、再び

ぽつね〜ん

独裁スイッチ押したみたいに

ぽつね〜ん

さ〜て、良い天気だし・・・飯喰って洗濯でもすっか〜。

昼食は和風ペペロンチーノ。簡単で旨い。醤油を使ってたら、Santiが「Veneno、Veneno!」(毒だ!毒!)。久しぶりに聞くその台詞に、「あ〜スペインに帰ってきたんだな〜」って気分になる。

飯も食べ終わり、洗濯機を回すと、Cafeをいれ、調べ物や読書をしてまったりとした時間を過ごす。

途中マリちゃんとメッセンジャーで会話。近況報告をする。今日tomokitoからメールを貰ったって話から、彼女の携帯のメルアドを入手。早速メールを送ってみる。「夜、Labradorで飲もう」と。

すぐに返事は来た。

聞けば、携帯の音量を0にしていたらしく、午前中のおいらの電話は気づかなかったらしい。で、気づいたあとも誰からの電話かわからなく、タカシ君に「電話くれた?」って聞いたらしい。家の電話だったから・・・。その次、おいらにかけろよ!tomokito!失念してたか、eh?

8時にLabradorに集合と言うことになり、7時半頃家をでたのだが・・・目測誤って15分前についてしまう。

三度?

ぽつね〜ん。

とりあえず、一人突入し、Cervecitaを注文して、久しぶりのLabradorを堪能。

相変わらず流行ってるね〜。

そして、ここでも独り言・・・。あ〜でもない、こ〜でもない。

15分後・・・8時。

tomokito、こない。

まぁ、スペイン時間やしね。

8時15分

も〜いいかい。

8時30分

ま〜だだよ。

8時40分

ようやくtomokito登場。

「外で待ってた・・・(;´Д⊂」

おいっ!

久しぶりなのもあって、一人で入るのに緊張したらしい。

まぁ、わからんでもないが・・・。

なにはともあれ、飲み開始。

Jamon・・・・うんめ〜〜!
Queso・・・・これだよ!これ!この味!
Vino・・・・・やっぱり違うね〜!

Ya esta。

飲むだけ飲んで・・・お会計・・・一人5euros。

Viva!Espan~a!

今度はタカシ君とやな。

っていうか、マジで友達探さんと・・・。あれだけいた外国人の友達も見事にみんな帰ってもうた。

火祭りで勝負やな。



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やっぱりというか・・・
2005年02月18日 (金)
体調崩してダウン。

スペインに帰ってきてしばらくするとだいたいこうなる。別に何か特別なことをしたわけでもないのだが、ホント突然なる。

毎回「え〜体壊すなんて〜健康だけが取り柄なのに・・・」と忸怩たる思いをするのだが、流石に三度のうち三度と確率は100%なので、高山病みたいなもんなんだろうな〜と諦めることにする。

今回は、どういうわけか頭痛。ものすごい頭痛。偏頭痛とかも持っていないし、二日酔いもしないので、頭痛という体験は日本ではまずないのだが、キリできゅるるるるるるるって感じではなく、サイクロプスみたいな巨人に鈍器で軽くゴンゴン上から叩かれてる感じ。

あと、例のごとく腹下し。これはもうオリーブ油効果だろう。自分で飯作りながら、これはたぶん腹壊すだろうな〜と思いながら作ってたくらいだし。ある意味確信犯。

でもって、鼻水少々、咳少々。

薬は嫌いなので、金曜日だというのにもの音1つたてずに、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜と寝てた。もう丸一日。昼頃一度起きて「ご飯は食べなきゃ・・・」と昨日の残り物のArroz con bacalaoを食べ再び爆寝。


追記
誰かがおいていったのか、はたまた前回の一時帰国の時に友人に勧められてBook Offで自分で買ったのか覚えてないが、町田康の「夫婦茶碗」を読む。なんか、自分のことを書かれているような気がして笑えた。「人間の屑」とか「自堕落」だとか。あそこまで極端じゃないけど、気持ちはよくわかってしまい、ちょっとがっかり(^_^;)



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carrefour印とLA JUNGLA DE CRISTAL
2005年02月17日 (木)
安物買いの銭失いとはよく言うが・・・・

carrefourのOferta商品。

Vino(Utiel-RequenaのReserva)から始まり、今回買ってきたcarrefour印の商品はどうもイマイチ。(関係ないが、日本からcarrefourが撤退するとかしないとか・・・)


相変わらず腹が減らず、明らかに日本にいるときよりも痩せてきている今日この頃。「たべんと大きくなれんで〜」と朝からベーコンエッグとトーストとコーヒー。

Manoloに「このアメリカ人が!」といわれた。

おいらが何をしったっていうんだ・・・(;´Д⊂。

豚を食べることに関しては右に出る物はいないとおいらは勝手に思っているスペインだが、今回のそのcarrefourのベーコンはイマイチであった。別にまずいわけではない。普通に食べられる。でも、これだったら日本の方が全然うまい!と思えるような味だった。全然味わい深くない。詫びも寂びもない。

レシートで値段をみたら・・・

200gで0.86euros

日本円にして120円くらい。おいらが悪かった・・・とちょっと反省。

同じく夕食にはSanti直伝の「Arroz con bacalao」(鱈ご飯って訳せばいいのか?)を作ったのだが、いつものMercadonaのbacalao seco(鱈の塩漬け)よりも塩が強すぎて(ほぐしているときから、「なんだこの塩の量は!!」と思ったはいたのだが)、かなり塩辛いArroz con bacalaoになってしまった。水につけてから使えばよかったのだが・・・これまで作ってきてそんなことしたことなかったので、やらなかった。このbacalao secoもcarrefour印。値段は当然お安いOferta品。

日本からやってきたばかりのときは、何でもかんでもすべてが安く感じていたが、流石に2年を越すと、多少スペインの物価というか相場もわかってくる。で、その状態で安いと思う物を探すとこういう結果になるわけだ。

以後気をつけよう。

夕食後、ダイハード(たぶん4だと思う)を見る。ダイハードなんて、世界共通「ダイハード」だと思っていたのだが、スペインでは「LA JUNGLA DE CRISTAL」(ガラスのジャングル)というおかしな名前に変わる。まぁ、言わんとしてることはわかるのだが・・・。

なので、途中から見始めた時・・・
「正樹!知ってるか、この映画・・・」
「いや、しらない・・・みたことない」
「有名だぞ」
「なんていう映画?」
「LA JUNGLA DE CRISTALだ」
「え?なに?ウングラ??」
「LA JUNGLA DE CRISTALだ!」
「やっぱ知らん・・・」

しばらくして、ブルースウィルス登場。そして、彼の名前であるマクレーン。

「え?Santi・・・これってさ・・・ダイハードじゃないの?」
「あ〜そうともいうが、スペインではLA JUNGLA DE CRISTALだ」
「え〜〜〜〜〜〜〜!ダイハードだよ!」
「LA JUNGLA DE CRISTALだ。ははは」

映画終了間際帰ってきたMi Kyungはテレビを見るなり・・・

「あ、ダイハード!!!!」
「ほれみ〜〜〜!!」
「LA JUNGLA DE CRISTALだ」

まぁ、ここはスペイン。今度、あえてつかってみよう。日本人に。思い切りこだわって。

「ね〜、この前のLA JUNGLA DE CRISTALみた?」
「え?うんぐら・・・・?」
「LA JUNGLA DE CRISTAL」
「みてない」
「有名だよ、有名。」
「え〜しらない」
「ブルースウィルスが主役でさ、4まであるやつ」
「それて、ダイハードじゃないの?」
「そうともいうけど、LA JUNGLA DE CRISTALなの!」

追記
Manoloにクリントイーストウッドと日本語の発音でいうととても喜ぶ。
Santi にクリントイーストウッドと日本語の発音でいうと頭を抱える。



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バスローブ
2005年02月16日 (水)
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「まずはしっかり考えよう!」

って考えてたら、のっぴきならないひきこもりになってしまっている。

とりあえず、普通に生活して金がなくなってから考えるって方がおいらに向いてるのかもしれん。人生で受けたあらゆる試験も一夜漬けだしな〜。考えるのは好きだが、考えるのには向いていない性格なのかも。

今日はiTune君のおかげでバラバラになったMP3データをひたすら整理。時間だけは腐るほどあるもんだから、年末の大掃除並に(ってあまりやったことないが)整理整頓。名前やアルバム名が付いていないヤツはネットで調べて入力し、ジャンルも自分がわかりやすいように変更し・・・・と3000曲以上のMP3データを掃除。

夜中の5時くらいまでかかったが、なんとも晴れやかな気持ちになる。

が、

スペインまできて何やってるんだ?

という、いつもの悔悟。

まぁ、結果オーライ。que sera sera。

今日の夕食はManoloと2人だけ。仕事が遅いMi Kyungとはいつも一緒には食べられないが、Santiはどこへやらいったらしく、おいらが飯を作る。

久しぶりに大好きなCordero(羊肉)を食べたかったのだが、Manoloは肉を食べないので(去年の年末は食べまくったらしいが)断念し、以前よく作ったスープパスタを作ることに。まだ寒いから。

冷蔵庫と冷凍庫にあるものを適当に取り出し切る。で、炒める。で、水入れて、魔法の粉とローリエを入れて、ひたすらグツグツグツグツ。

あ、あぶね!バジリコいれるの忘れてた!

戸棚からバジリコを探す。

あれ〜帰る時は会ったはずなんだけどな・・・・。

探せど探せど"おいらが探している"バジリコが見つからない。

が、ほかのバジリコ風調味料は腐るほどある。

う〜ん・・・Hierbabuena、Tomillo、詰め替えられて名前がわからない香料・・・。

もう、いっぱいっぱいある。

見てたら、もう抑えられない衝動に駆られてしまい

オラァァァ〜!!入れてしまえ〜!

もう、どうしようもなく素人料理人。

が、ここでも結果オーライ。ふふふ。

tomokito並の味わい深い・・・そう、たとえて言うなら、海原雄山が

「小癪な!この私を試そうというのかっ!」

という複雑かつ繊細な味になった。

Hierbabuena万歳!
(直訳:Hierba=草 buena=良い・・・つまり「良草」。まんま)

アサリこそなかったが、エビの味わいも手助けしてくれ、おいしく食べた。


話は飛ぶがバスローブ

日本では

「あ〜なんか風呂上がりに来て、ワイン回してそ〜〜〜!あはははははっ!」

と以前しばしば馬鹿にされまくったおいらだが、

スペインでは

「なんで、正樹はバスローブを持ってないんだ!超便利だぞ!買え!ここはスペインだぞ!」

と推奨されるだけでなく、買わされそうになっていたおいら。


そんな複雑なポジションにあるバスローブが何故か日本の自宅に新品の状態(誰もつかわんから)であった。誰かに貰ったのだろうか、かなり明るい水色をしたバスローブ。色からしてうちの誰かが買った物では絶対ないのは確か。

で、母親に

「あんた、これつかう?」

と聞かれ、

「おお!!バスローブではないでぃすか!!」

と持ち帰ってきた。荷物を保護するのにも役立つし一人二役な優れもの。

ホント、所変われば品変わるだ。ん?ちょっと違うか?


で、最近そのバスローブを風呂上がりにつかっているのだが・・・超便利!Manoloたちが言っていたことがいまよくわかった。

風呂文化が遅れている外国に住んだことのある人ならわかると思うが、日本の風呂の設備は世界に誇ってもいいくらいすごい。

脱衣所から始まり、風呂場(体を洗うところはなんていうんだ?)、湯船ともう三位一体、もう隙がない。

が、こっちだと、なんていうか・・・なんかすべてが曖昧な上にトイレや洗面所まで一緒についてくる。これが1Kくらいの日本のアパートならわかるが、100平米を越す我がPISOでその状態なのだから、スペインの風呂事情は推して知るべし!って感じだ。まぁ、湯船はでかいんだけど・・・。

で、さらに、こっちの生活は土足というのもあり、床に脱いだものを入れるかごがあるわけでもなく、ましてや床に脱ぎっぱなしというわけにもいかない。

じゃ、着替え(パジャマ)を持って行けばいいという話もあるが、それはそれで今着てる服+パジャマじゃおくスペースを確保するのにも苦労したりするわけだ。パジャマや着替えをもっていかないと、風呂に入った綺麗な体の上に、先ほどの服をもう一度きてでてこないといけないという、なんとも意味のないことになってしまう。


これが一人なら素っ裸で風呂にいって、素っ裸で戻ってくるという手もあるが、4人で住んでいて、さらに女の子もいるわけだから、そういうわけにもいかない。

で、バスローブ!

もう、声を大にしていいたい。特においらを馬鹿にした人には鼓膜が破れるほどいってやりたい。

便利です。いいからダマされたと思ってつかってみろ・・・って。

最低限の服装で風呂に行く。手にはバスタオル一枚。

服を脱ぐ、シャワーを浴びる、出る、タオルで体を拭く・・・バスローブ!を羽織る、廊下を闊歩して部屋に戻る。

もう、単純明快。つっこむ隙もない。

ただ、1つ問題がある。おいらにとってはだが・・・。


部屋に戻ってバスローブをとる時

なんとな〜く、間抜けな気がしてならない。

Santiあたりみてやしないか・・・

誰か突然入ってきやしないか・・・

広い空間・・・っていうか、自分の部屋で寝る前でもないのに裸になるってのになれてないようだ。


・・・・あ、パンツだけでもバスローブの下にはけばいいのか。



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そうだ、日本にVinoを送ろう!
2005年02月15日 (火)
友達のためと、将来の自分のために日本にVinoでも送ろうと思っていろいろ調べてみた。ワインは一度も送ったことがない。

とあるサイトで「ワインペリカン便」という単語を見つけたが、そんなもの日本通運のサイトにはどこにも書いてないし、むしろ「アルコールはダメ!」とまで書かれてた。でもって、MadridとBarcelonaには支店があるのだが、Valenciaにはない。

まぁ、送り方は後日またゆっくり調べるとして、何本まで送れるのか調べてみた。

「3本まで(760ml程度)」

案の定であった。ガイドや空港の看板ででなんどもみたことある数値。

じゃ、いったいいくら関税をかかるんだろう。

「税金なんてはらいたくな〜い!」と、これまで3本までなんていう制限を無視して、最高6本までVinoを日本に持って帰ったことがある。当然、申告はしてないので密輸。タバコも6カートンを密輸。

でも、郵送で送るとなるとばれることもあるだろうし、申告しないでえらいことになるのもイヤだから、値段によっては払う覚悟で調べてみた。


ワインは一本につき150円


おろ・・・ちょっと拍子抜け。

約1eurosの追加で日本に送れるのか!!

日本で売ってるワインてなんかものすごい高いイメージがあるから、さぞかし税金は高いのだろうと思っていたが、単なるぼったくりだったのね。

つまり、5eurosくらいのワインを18本送るとして、90eurosでしょ。そのうち3本は免税になるはずだから、税金がかかるのは15本になるとして、15本×約1=15eurosなので、105eurosで18本ものVinoを日本に送れるのか!

あ・・・送料忘れてた。

送料・・・・18本分でいくらかかるんだろ・・・・。

とりあえず、金のあるうちに送りまくって、日本の自分の部屋をBodegaにするのが今のおいらの夢。


時差ボケを強制的に治しているおかげか、今回は回復が早い。

今日は朝起きて一分も立たないうちにManoloに

「手伝ってくれ〜〜〜!」

と仕事を頼まれ、寝ぼけ眼で資料作り。

日本でやっていた仕事に近いもんで、お茶の子さいさいだと思ったのだが、使うソフトはWordでなくてはダメだった。

う〜ん、Wordなんてまともにつかったことないよ(^_^;)。

まぁ、直感で使えるだろうと思ってOKしたが、メニューがすべてスペイン語だということを忘れていた。

試行錯誤の上、なんとか完了。なんだかんだで1時間以上かかった。Wordじゃなければ、5分の仕事だったのに・・・。

昼食のチャーハンを久しぶりに作る。っていうか、料理自体が久しぶり。日本にいたときは仕事だったから作ってる時間もなかった。

卵を入れるタイミングを以前学習したから、チャーハンの腕はだいぶ上がったのだが、今回は水気いっぱいのキュウリいれたら、たまにゼラチン喰ってるような感じのチャーハンになった。

いと、おかし。

夜、Santiが帰ってきた後、彼の車でcarrefourに買い出し。久しぶりの運転というSantiのおかげで、なんどか三途の川を渡りかけたが(マジで)、大量の水と牛乳、その他もろもろをたくさん無事購入。失敗したあとペロッと舌を出すSantiを見て、怒る気力も失せた。

たまたま見つけたUtiel-RequenaのReserva。3.3eurosくらい。

「お!安いんでないの!」と、特にちゃんと見ずに持ってきたのだが・・・

微妙に失敗。まずいわけではないのだが、Reserva!って感じではない。

ラベルをちゃんとみたところ、輸入専用のVinoっぽい。わからんが、スペイン語の表記だけでなく、英語やらほかの言語でも書いてあったから、おそらくそうなんだろう。Utiel-Requenaとは書いてあるが、どこのBodegaとは書いてないし。


再び始まったValencia生活・・・まだイマイチリズムができていなく、時間を無駄に使っている感じ。早く慣れないとな〜。

っていうか、全く持って腹が減らない。どうしたことなんだろうか。

追記
最近、何となくWMPから転向したiTUNEをいじくっていたらえらいことをやってしまった。iTune君が、彼にとってわかりやすいようにフォルダとか整理してくれたらしいが、もうどこになにがあるか・・・・。夜中の4時頃、一人男泣き。再度、自分で整理するのに1週間くらいかかりそう。



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