おいらは、420円で升が表面張力になりしたたり落ちるくらいになみなみと注がれた(これが当然なのだが、最近の居酒屋のバイトはそれがわかっていなく、コップから升にちょっとだけこぼれたところで止めてしまう店が多い。嘆かわしい。何もわかっちゃいない。そういうところ教育してほしいものだ。)日本酒に夢中で話はあまり聞いていなかったのだが、マリちゃん幹事の学祭企画、温泉旅行、Fiesta de Navidadなどで盛り上がっていた気がする。あとは、むんの話や、おいらの仕事の話、でもって、昔話。
日本でしばしば聞いていた北野武の映画のイメージは「野蛮」、「残虐」、「気持ち悪い」というものが多いのだが、結構ハードな映画を作るスペインでは、もちろん「残虐」というイメージはもたれるが、日本のそれよりは程度が弱く、かなり素晴らしい、楽しめる映画になるようだ。Valenciaの野外劇場(Filmoteca de Estiu)でも、ここ最近は必ず北野武の作品が上映されていることからもわかる。
余談だが、先月いったCantabriaのSantillana del Marという小さな村は、乳製品(チーズ等)やら猪肉やら鹿肉とTipicoが恐ろしく抱負であるにもかかわらず、試食させてくれる店は一件もなかったのだ。試食用の皿がおいてないというのではなく、「試食してみたいんだけど・・・」といったら全部断られた。これまでのスペイン旅行では大抵、田舎村のBarにはいって、物珍しげに、かつ、指をくわえてTapasをじ〜っと見つめたり、「これ旨い!!!!」と注文したTapasを褒めまくれば、「おいおい、おぬし味がわかる男よの〜」と、おごりでTipicoのTapasをくれる場所が多かっただけに、Santillana del Marでの仕打ちは少々びっくりした。まぁ、仕打ちってほどではないが・・・。