おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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脱獄
2007年02月25日 (日)
例のごとく今回も徹夜。

今日は賽の河原の呑み会があったもんで、かなり眠い。「寝ろ!」っていわれたら、即寝れるぐらいだ。しかし、残り1時間をなんとかして過ごさなければいけない。

徹夜をする理由は、飛行機の機内食に気づかないくらい爆睡できるところにある。しかも、うまいことリズムがあえば、ついてそうそう時差ぼけなく動けたりする。

結局、なにもプランをたてれずじまいのまま脱獄となってしまった。こんな旅、初めてだ。東京→アムステルダム(乗り換え)→Barcelonaのあとは、みごとに何も決まっていない。Santiago de Compostelaの方にいくということは決まっているのだが・・・・。BarcelonaからSantiago de Compostelaだとバスで15時間くらいかかる(深夜バスなので時間調整するんだろうが)。つまり東京-Barcelonaの飛行時間と同じくらいというわけだ。気が遠くなる。

いっそのこと一度Valenciaに行って、落ち着いてから身軽な格好でいくことも考えたが、いったらいったで落ち着きすぎる気がするので却下した。

Santiago de Compostelaまでの巡礼の道をどのルートでいくか。

Bilbao(バスク地方の都市)の方によっていくか。そして、そのままOviedoにいってシードラ呑んでSantiago de Compostela入りするか?

はたまた、べたにBurgos経由でLeonにはいって、LeonのBarを梯子しまくってよれよれのままSantiago de Compostela入りするか?

Valenciaには3月10日くらいに入る予定。日記を書けるのはそのときまで無理かもしれない。が、Santiago de Compostelaにつく前にどっかのネットカフェから送れるかもしれない。日本語が使えればの話だが。

ついた後の宿も決まってない。とれなかったらどうしよう。まぁ、なんとかなるか・・・。


追記
荷物の重量は22kg。KLMの積載許可重量は20kg。前回の時は、20kgを800g超えただけでダメだしくらった。お局みたいなおばちゃんに。今回は2kgオーバーなので、普通なら確実に引っかかるのだが、かつては5kg以上オーバーしていても(KLMではないが)早めに手続きしてしまえば何もいわれなかった。それを信じて、また受付の人に当たるように祈ってそのまま行く。予想では、「2kgオーバーです。○○円かかりますが、どうしますか?」と聞かれるような気がする。空港の片隅でトランクあけるの結構恥ずかしいんだよな・・・。




脱獄日決定
2007年02月19日 (月)
2月25日(日)

予定よりも3日も早まってしまって、一人「あわあわあわあわ」。どうしたもんか、心だけがものすごく焦る。

とりあえず、お金振り込まなきゃ・・・とネットバンクのページを開くが、しらん間に振り込み上限額が(うすうす知っていたのだが関係ね〜やと思ってた)10万円とかになってて、「むき〜〜〜!」ってなったり、その上限額あげようと思ったら、第三暗証番号が必要で、それがどうにもこうにもわからず、また「むき〜〜っ!」ってなって、ネットバンクに申し込んだときに届いた封書を探すが見つからずに「むき〜〜っ!」で、登録したのが、かれこれ6年前で、ネットバンク使うのも5年ぶりだったり、スペインいる間に大掃除されてたりなんかで、どこにその封書あるかわからなくって「むき〜〜っ!」、スペインにもっていったような気がしたので、過去の資料の段ボール引っ張りだしてきたはいいが、部屋を散らかしただけに終わり「むき〜〜っ!」で、結局、銀行にいって振り込むことになって「むきっ!」。

KLMの2ヶ月FIXチケットは75000円
成田空港使用料が2040円
その他空港使用料が7140円
燃油サーチャージが21800円

合計約110000円。

「むき〜〜っ!」

去年の時点で、旅行代理店の友達曰く、「今だと3万くらいかかるよ〜」ってきいていたので、おそらく少しは安くなってるんだろうけど、燃油サーチャージなんてこれまで気にしたことがなかったから、なんていうか・・・すんげ〜ぼったくられてる感が強い。

必要経費とあきらめるしかないのか・・・。

2万っていったら、しつこいようだが九州までの片道高速代金(ITC深夜早朝割引有りで)払っておつりが来る。やるせない・・・。

KLMは前に使ってイマイチ好きではないのだが(好きな人は好きみたいだが)、ワールドパークスのマイレージたまるので、前々回のスペイン往復と併せれば(前回はイタリア人がやったせいかあれだけしつこくいったのに入ってなかった。もったいないことに、そのままうやむやにしてしまった)、もしかしたら九州くらいはいけちゃうかもしれない。

とりあえず、脱獄までに1週間もない。

旅行前にはかなりあれこれ調べてから出発するのに、行く都市だけで何も調べてない。これがとにかく不安で不安でしょうがない。不安というか、もったいないというべきか・・・。しかし、出雲での石積みもおろそかにできん。かなりテンパってる。

25日に予定していたおいらの送別会(賽の河原の)も、最初は、ラクシュミさんとヘケットさんの3人だけの予定だったおいらの送別会も、あれよあれよと参加者が増えて7人(インキュバスさん、ラミアさん、クリシュナ君、フォーモリア君)となったというのに・・・脱獄日と重なってしまい、保留状態となってしまった。ホント申し訳ないことをした。すべておいらの怠慢のせい。でも、出発日を3月にしてしまうと、チケット料金が18000円も上がってしまうから、選択の余地はなかったのだ(3月の平日にすればいいのだが、第二週に食い込んでしまう)。


どっかの街で一人でBarにでもいるときに聴こうと、出雲から、あがた森魚の「バンドネオンの豹(ジャガー)」を借りてくる。ケルピーさんの若い頃にはかなり有名だったらしいのだが、当然おいらはこのアルバム以外は知らない。けど、壊れてる感じがとても好きで、スペイン行く前に出雲で石積んでいたときには、しょっちゅうかけていたCDだ。ベルリンにはまだ行くかどうかわからんが、たぶんあの街で聴いたらいい思い出になりそうだ。


さてさて・・・おいらはいったいいつまで石積むべきなのだろうか。ケルピーさんの様子だと、ギリギリまで石積んでもらいたさそうな(または積んでもいいよ的な)感じなのだが・・・金曜日まで石積んだら、確実になんの情報もなしで脱獄することになってしまうだろう。かといって、石のキリの悪いところでいなくなるのも、なんかすげ〜イヤだし。

今週は毎日8時起きにしなくちゃダメっぽい・・・。

うむ〜買っていくおみやげについても何も考えてない。

えらいやっちゃえらいやっちゃ。

ブロークバックマウンテン
2007年02月18日 (日)
日中。

まだ脱獄日は決まっていないのだが、スペイン関係者にメールする。日曜日は代理店がお休みなので動くに動けない。

ショキートからのメールでハンガリーのEger(エゲル)という街(村?)をすすめられる。「呑んだくれのための街」ということ。日帰りでは厳しいということらしい。調べたら電車で2時間か2時間半くらいでいけるらしい。赤ワインが有名らしく、本当に「呑んだくれのための街」らしい。行ってみる価値ありだろう。

あと、プラハとベルリンがいまイケてる街らしい。やはり・・・プラハは決定したが・・・ベルリンも行くべきか。熊大量購入するべきか・・・ベルリン友達いたかな・・・。


夜、少々疲れ果て映画をみることにする。てなわけで感想。

【ブロークバックマウンテン】 2.7点(5点満点)

ブロークバックマウンテン公式サイト

アメリカもリメイク映画とか二匹目のドジョウ映画とかばっか作ってないで、こういう映画作ればいいのに・・・というような映画。アメリカにもいろいろあるだろうが、実際にアメリカにいって(総合で2ヶ月くらいだけどさ)思ったのは、あのもう比類なき巨大な自然だろ。あまりにでかすぎて、小島の住人「日本人」としては、ただただ唖然とするしかないようなあの大自然。大がいくつもあっても足りないような大大大大自然。そして、美しきこと・・・。あれだけで日本人は「ふぇぇぇぇ!」となるわ。グランドキャニオンとかヨセミテとか・・・もうバカかと。遠近法無視した国だからね。あそこ。テレビがでかいのも、コーラがでかいのも、なんでもかんでもでかいのも、うなずるわ。

と、舞台や時代なんかは、この映画・・結構好き。カウボーイハット、ジーンズ、革ジャン・・・やっぱり似合うよ、アメリカ人。かっこいいよ。日本人があの格好して、あんな仕草したらバカにされるだろうけど・・・絵になるというかなんというか・・・。

じゃ、なんで点数が低いのか。

それは、どうにもこうにも感情移入ができないから。切なさとか、恋しさとかがわからんのだ。なぜなら男と女じゃないから。だから、心が引き裂かれくらい恋しくなっていても、どうしても「奥さんが・・・かわいそう」、「バカ、あほ!そんなところで!」とかなってしまう。わかる人にはその彼らの「葛藤」が痛いほどわかるのかもしれないが・・・。やぱり、おいらには無理。Mala Educacion(バッド・エドゥケーション)も映画は面白いと思うが、やはり部分的には理解不能。

映画みながらなんどこの言葉を発したことか。

「理解不能だ〜!」

つまる、つまらないの話ではなく、そういうことなので、「この映画大好き!」という人がいても不思議ではない。大好きな人は大好きだろう。

一つどうしてもわからないのが、導入部。じゃないと話がすすまないので、既成事実としてとらえてずっと見ていたが「え?なんで?どうして?うそん!」と見終わったあとも、イマイチ釈然としない。花粉症じゃなかった人が、ある年突然花粉症になった・・・と考えれば、まぁ理解はできるのだが。

こういうテーマの映画はあまりなさそうだからいいのかもね。

追記
とても過酷なんだろうけど、ちょっとカウボーイになってみたくなった。先っぽ輪にした縄をグイングインやりたいかも。あと、あんな素敵な大自然のなか、超大量の羊に囲まれてもみたい。「おまえら、ホント愚鈍だな〜」って。楽しそう。

酒処 澤村
2007年02月17日 (土)
バルデミ1月誕生日組のための企画決行。

会場は渋谷は「酒処 澤村」。地図でみたところ、いきつけの「とり升」に近いことが判明。

5時45分に集合。メンツはおぐり、康雄、お嬢、むん、のび、おいらの6名。途中、結婚式の二次会が終わりやってきた吉野を含め計7名となる。

待ち合わせ場所に10分前に到着。どうもスペインから帰ってからというもの、10分前行動ができる人間になってしまった。かつては遅刻常習犯であったのに・・・「人のふりみて我がふり直せ・・・」ということなんだろう。あな恐ろしやエスパーニャ。

そのかつてのおいらのせいで、バルデミは「10分後行動」になってしまった。だから、渋谷にいるというのに、むんとお嬢は堂々遅刻ということになる(笑)。逆になぜか、おいらとは関係なく遅刻常習者のおぐりと康雄は時間通りにやってきた。

小雨降る中、澤村を探す。おぐりと康雄は「だって出るとき雨ふってなかったんだも〜ん」という理由で傘をもってこず。おいらも確実に雨がふる空模様でも、雨が降ってなかったら傘を持たない人間なので、何もいえず。二人に風邪でもひかれたら困るので、マークシティーの下で待たせて一人、澤村を求めてさまよう。

が!あまりにもみつからない。記憶してきた住所だと絶対にここらにあるはずなのに、みつからない。ぐるっと一週してもみつからない。

もしや記憶違いか・・・いや、そんなはずはない・・・。

おばあさんが窓からちらりと見えるとある一軒の店を発見。草履を売っている。さらにのぞくと別のおばあさんと井戸端会議中。こりゃ〜ヌシだ・・・とガラガラと扉をあけて尋ねる。

「すいません。ここらに「澤村」ってお店があると思うんですが・・・」
「あ〜澤村さんね・・・あそこ店閉めたよ」
「え”え”え”え”え”え”え”」
「ずいぶんたつよ。」
「そうなんですか・・・いつくらい?」
「去年のいつ頃だったかね〜」
「去年ですか・・・(ずいぶんでもないじゃん・・・ばあちゃんたちだったら「さっき」じゃないの?)」
「ありがとうございます」

終了。

おいら一人がっかり。すんげ〜行きたい店だったから・・・無念。

代わりの店として、先日あらぽんといった、なかなかいい感じの焼鳥屋にいくことにするが、かなりフラフラと歩いて適当にはいった店だったので、イマイチ場所に自信が持てず。たぶんあってると思うが、小雨降ってるのに見つからず歩き回りたくないので、その辺の適当な店にした。普通の居酒屋。誕生日組には申し訳ないが・・・。

そろそろやってくるとは思っていたが、2年以内にほとんどが結婚してしまいそうな勢い。ほとんどが30を超えているから当然っちゃ〜当然なんだけど、「当然」じゃない状態においらとしては、なんとも複雑な気分。結婚するとみんな遊んでくれなくなっちゃうからな〜。うむ〜。

4年後くらいには、大人と大人の間に赤子や子供が交じっちゃってたりするんだろうな〜。そうなるとおいらができることは、その未来ある子供たちをどこに出しても恥ずかしくない呑んだくれにすることくらいだ。

「違う!なんどいったらわかるんだ!この土臭さはスペインのVinoだ!D.Oはどこだ?」
「違う!ぼけ!脳みそあるのか!この味がRIOJAなわけないだろ!これはRequenaのVinoだ!よ〜し、次は日本酒!!」

てな具合。

それはそれで楽しそう。子供「びえ〜ん」だ。

かつてのバルデミは独り者が圧倒的であったが、最近のラッシュで、今では会話のテーマもバリエーションが増えてくる。

今回は「エスペシャルじゃない、普通のデート」というテーマで、いろいろ調査してみる。

家、ランチ、肉、メガマック、ゲーセン、美術館、映画、買わない買い物・・・と帰ってきた答えは、意外性はなく、「あ〜まぁ〜そうだろうね〜」ってのばかりだが、その偏り方と、個人的に想像すると意外と楽しかったりする。よきことかな。ただ、ゲーセン4時間ってのは、正直びっくりした。ゲーセンでデートってしたことあったかな・・・UFOキャッチャーのぬいぐるみが「将来確実に邪魔になるもの」という風になってからは、ほとんど行ってないな。10年前くらいにパチンコデートをしたことあるや。おいらじゃなくて、相手の影響で。あとは、おいらの場合、強制連行夜中のドライブ、ヨドバシ、本屋、映画、美術館、日本酒、Vino、泡盛だな。相手の買い物の時は無言でテクテクついていく。流行物に全く疎いので、お台場とかなんとかとかかんとかとか、そういうの全くだめだ。関係ないが、今、猛烈に行きたいのは「江戸東京博物館」。嗚呼、江戸!帰ってきてもやってるのかな・・・。

Prison Break 2nd Season
2007年02月16日 (金)
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さすがに焦り始めたため、今日は出雲にお休みをいただいて、脱獄準備に取りかかる。

すでに調べてあった代理店に電話をすることにする。KLM(オランダ航空)で2ヶ月Fix。とりあえず2月28日出国予定で73000円くらい。燃油サーチャージは含まない。

プランが全くできていないため、とりあえずBarcelonaへ入りそこから考えることにするが、冷静に考えたら帰りをどこから飛ぶか決めていない。スペインだけを回るなら、帰りはMadridでもBarcelonaでもいいが、ドイツ方面にも行く予定のため、そこはプランをある程度練らないといけないこと気づく。今頃気づく。いか〜ん!

ということで、まずは地図とにらめっこ。なんか前にもにらめっこした気がするが・・・。おいらの持ってる地図帳は中学生のころのため、「チェコ・スロバキア」になってしまっており使い物にならず。便利なgoogleマップを使う。

しばらく地図とにらめっこ。わかりづらいので、キャプチャして、Photoshopで□で囲ってさらににらめっこ。頭の中で点を線でつなぐ。

スペインはとりあえずいい。なんとかなる。まず、Barcelonaにはいってから、Santiago de Composteraに入って、Madridによれたら寄って、火祭りにあわせてValenciaに入る。3月は丸々スペインに使うことにする。ガツガツと欲望を満たすつもりだ。荷物はValenciaのタカシ君やManoloのところにおかせてもらえば、身軽な格好で旅行ができてしまう。

問題はその後だ。どこから帰るかだ・・・。
(チケットはオープンジョーがついているので、往路と復路で別の空港を選べる。)

ハンガリーのブダペストに偶然Bodegaで知り合った子(ショキート)がいるのでブダペストには行きたい。日本に一番近い・・・と直線距離ではかっていいのかわからんが、そこから帰るのが一番よさそうだ。ブダペストを□で囲うと・・・で、とりあえずショキートに打診と。メールメール・・・これでよし。

ブダペストにいくのはいいとして、さすがに一ヶ月いるのは長すぎる。やっぱりドイツだ・・・ドイツ・・・マインツに行かねば。CoraとKristinには会わねばならない。マインツ・・・マインツ・・・フランクフルトの側だから・・あった・・・ここだ。□で囲うと・・・そもそも、二人はまだマインツ(Mainz)にいるのか?・・・とりあえず、打診・・・メールメール・・・これでよし。

マインツとブダペストで一ヶ月は長くないか?あまり滞在すると相手に気を遣わせそうなので、どこかへいった方がいいだろう・・・そうすると・・・やっぱWiena(ウィーン)か?ウィーン。ウィーンにいったらWilliにあって、あの低い声を聞かなくては・・・□で囲おって・・・ウィーンからだったらドナウ川を下ってブダペストに行けるはず。前回、貧乏であきらめたが今回はこれでいこう。

あ、4月16日・・・誕生日やん・・・そういえば・・・一人で過ごすのイヤだな。一人で呑んだくれてたら、32歳という重みと一人異国の地でcopaを傾けるなんていうシチュエーションに堪えられないだろうし。ずっしりきそうだ。ここは誰かと一緒にいるときにあわせてお祝いしてもらわねば。まぁ、それはあとで考えよう。

ケルピーさんに「毎回『最後の』『最後』っていってるよね〜。『最後』といいながら、また来年もいってそうだよ。」といわれてしまったが、おいらもそんな気がするので返す言葉がない。でも、本当に『最後』っぽいので、欲望のまま旅することにしよう。少なくとも、3年くらいはこんな贅沢な旅はできないはず・・・はずだから。

・・・なんかおいら気づかないうちに、いろいろなもん失っている気がしてきた。

まぁいい。

なんかこの前は遠く感じたPraha(プラハ)がこの地図でみると偉く近くに見えてしまうじゃないか・・・絵本とか買いたいな〜町並み綺麗なんだろうな〜マインツからウィーンに行く前に立ち寄ってしまったほうがいいだろう。ここで時間調整しよう。1週間くらい。ここで誕生日になってしまったらちょっとブルーだな・・・まぁ、誰か友達作ろう。

プラハまできてしまうと、Berlin(ベルリン)とWarszawa(ワルシャワ)が見えてしまうではないか。ポーランド人のEvaが絶賛してたっけ・・・自分の国を。食べ物うまいし、物価は安いしって・・・Berlinもドイツ人はみな行くべきだっていうもんな〜。とりあえず□で囲っておこう。たぶん、いけないだろうけど。

それにしてもやっぱ陸続きっていいな〜飛行機じゃなくって、電車でも意外と大丈夫だったりするのか?これ。世界の車窓からをやるってもんか。溝口肇のCDもっていくか。

このプランって実際どれくらい時間かかるんだろう。移動に。今までの旅行って「一人一殺」にこだわって、国またいで旅行したことないからな〜。一つの旅の中で往復の飛行機2回以上乗ったことないし・・・。

うぬ・・・ショキートから早速返事来た・・・早いな・・・そっか・・・あっちはまだ昼か・・・学校ないのか?あ、風邪引いてるのか・・・ふむ・・・かなり忙しそうだ・・・ママンが3月中旬くらいに来ると・・・4月の頭にマヨルカでピアノのコンペと・・・5月頭から試験と・・・平日は学校と・・・それ以外だったらOKと・・・追伸・・・ギオマに連絡しろと。喜ぶと・・・ふむ。いい考えだ・・・しかし・・・音大ってやっぱ大変なんだな・・・こりゃブタペストはあきらめるべきか・・・まぁいいや。見所教えてもらってプラプラ散歩しよう。そして、マジャール人を探そう。そして、オーストリアについて語り合おう。いればだけど・・・とりあえず、4月の第三週、第四週あたりに行くと・・・で、どっか近場の都市教えてください・・と・・・。これでよし。

とりあえず、決まらないとチケット買えないので、ブダペストからの帰ることに決定。あとは野となれ山となれ。しらん。

おっ、Coraからも連絡来た・・・すばらしい・・・二人とも数日は帰ってこないんじゃないかと思っていたのだが・・・もうしわけなし・・・なになに・・・ほほう、喜んでくれているの〜うれしいの〜・・・え?でもちょっとした問題がある?・・・今Coloniaにいる!!??・・・ColoniaはKoln・・・ケルンか・・・Mainzから近いはず・・・あった・・・□で囲うと・・・で・・・KristinはまだMainzと・・・だから安心して?・・・連絡してpisoに泊めてもらえるよういっておくって?・・・うぬ〜ドイツ人いっぱいか?毎晩ビールとソーセージとポテトか?・・・見上げながら話して首をいためなくちゃいけないのか・・・彼らの中じゃ、おいら小人だぞ、小人。ノームだ・・・それも悪くないが、迷惑かけるのもなんだから、宿は自分で探そう・・・。電車で一時間半だからCoraもMainzに戻ってきてくれると・・・すばらしい・・・でもって、Coloniaにもきていいと・・・ほほう・・・ケルンか・・・やっぱ大聖堂だな・・・とりあえず行こう。時間はある。

よし、だいたい脱獄ルートは決まったな・・・。

大まかなプランとしては

東京→バルセロナ→サンチャゴ→マドリッド→バレンシア→マインツ→ケルン→プラハ→ウィーン→ブタペスト→東京

明日、朝チケットをとろう。

あ・・・そういや、言葉どうしよう・・・こんだけ国またぐとなるとえらい大変じゃないか?ドイツ語とチェコ語とハンガリー語・・・全部ドイツ語でいけるか?なんかいけそうだな・・・ドイツ語だけ勉強していけばいいか。マインツいったとき、使いそうなフレーズ全部Coraたちに教えてもらってメモって、それを棒読みする作戦でいこう。英語が話せれば、もう少し楽なのになぁ〜。おいらの脳みその「第二外国語領域」は、ものの見事にスペイン語で上書きされちゃって、もうすばらしいくらい英語がでてこない。よく同時通訳とか、数カ国語を同じ場所で瞬時に切り替える人がいるが、ありゃすごい。数種類の言語を話せるだけでもすごいのに、それを瞬時に切り替えるって、そうとう場数踏んでない厳しいと思う。スペイン語で話しているところに、突然英語で話しかけれても絶対にスペイン語で返してしまう。瞬時切り替えができる人はこれまで数人みたことがあるが、ホントびっくりするくらいかっこいい。5年ずつくらい、言語学べばおいらにもできるようになるのかな〜。


その他日記。

サセボニアンに戻ったバステトさんからメールが来た。

 タイトル「カエラの写真集買いなさい」
  渋谷のタワレコにカエラがくるぞっ。
  http://www.rock-net.jp/book/cheeky.html

だと。

ぬわに!生カエラがみれるのか!と思って早速タワレコのサイトに飛んだのだが・・・なんでも写真集買って、抽選券もらって・・・ってんじゃないと入れないらしい。しかも、締め切りは15日まで。

ぬか喜びさせおって。

写真集買うまで踏み込んでいいのかわからんので、様子みて欲しくなったら買うことにしよう。っていうか、写真集って一回みたらそう何度もみないもんじゃないのかね〜。それにしても、カエラはかわいすぎる。奥田民生やミカバンド、石橋貴明・・・・どうもオヤジにはえらく好かれるようだ。そっか、おいらもオヤジだな。あの齧歯類っぷりがたまらん。


今週末はスキー企画があったのだが、人数が減ってしまったのと、長尾が来れなくなり、泊まる予定であった長尾の別荘もだめになってしまったのだ。どうしようどうしよう・・・とおぐりは迷っていたが、結局無期延期。おいらとしては、スキー企画は自分ではやることはないので、あればいきたかったのだが、スペイン前にできれば出費を抑えたかったり、けがしたくなかったり・・・とマイナス要素もあり、つぶれてほっとしてるような、がっかりのような、そんな気分。ケガというのは、おぐりを師匠に康雄とともにスノボーデビューする予定だったからである。かなり痛いと聞くし・・・そのおぐりもかつて尾てい骨かなんか骨折してるし(笑)

その代わりというわけじゃないが、前から要求されていた1月組の誕生祝いをやることにする。バルデミはなぜか1月生まれが多い。お嬢、むん、のび〜と。かつては、誰かが企画して、誕生日の人がおごってもらうというシステムだったのだが(たぶん)、スペインから帰ってきてからはスペイン方式になる。誕生日の人が企画し、おごりもなし・・・というもの。去年のおいらの誕生日はそうなった。だが、なぜか今回もおいらが企画。なぜなら、わがままお嬢が反乱を起こすから。「おごるシステムはなくなったの!」っていってるのに、むんはおごってもらう気マンマンだし・・・。

急な企画なので、渋谷のスペインBar「Casa del bueno」にしてしまおうと思ったのだが(一人1000円引きクーポンが大量にあるので)、なぜかあそこは注文をセーブしてもえらく高いので悩む。メニューみてもそう高くは感じないのだが、会計するときにたいていビビる。寅さんとさくらちゃん兄妹と行ったときも一人7000円超えたし、ねねちんと軽く呑みにいったときも・・・一人5000円超えた気がする。1000円クーポン使ってだ。おそらくVinoが高いのだろう。一番安いので3300円だから。同じVinoがスペインでは500円くらいなのに・・・。まぁ、所変われば品変わるだからいたしかたなし。

誕生日組ののび〜が座敷でまったり焼酎or日本酒という提案を先ほどしてきたので、前々から一度行きたかった「酒処 澤村」にいくことに決定。いったことないので値段はわからないが、グラス一杯6000円という日本酒もあるそうだ。全国各地の蔵本と交流があるようで、日本酒(特に純米酒)のレパートリーはかなりのものらしい。

どんな日本酒が飲めるのか・・・今から楽しみだ。

この前の麻雀企画のとき、かわいいムクの写真がとれたので載せておこう。


フェルミン御用達コルドバの小銭入れ
2007年02月15日 (木)
今日は特に書くべきことがないので、先週の日曜日の日記で書こうと思っていたフェルミン印の小銭入れについて書く。

Cordoba(コルドバ)に、おいら御用達の店がある。皮製品をメインに扱っている雑貨屋だ。店の名前はどっかにメモってるんだろうけど、探すのが大変なのであきらめる。場所を説明しようにも、コルドバの旧市街はユダヤ人街なんかもあったりして、ちょっとした迷路のようで説明ができない。自慢じゃないが、おいらはユダヤ人街がとても得意である。9年前も迷わず宿に戻れたのはおいらのおかげといってもいいくらいだ。

その店にいくと必ず買ってしまうものがある。皮でできた小銭入れ。かなり秀逸な品でかなり使い勝手がいいのだ。おみやげにしても喜ばれるだろうが、たいていスペインにいるときは貧乏だったりするので、自分のだけしか買えず、実際どうだかは不明。お値段は確か23eurosか33eurosとか。今のレートでいうと・・・4000円弱or5000円教といったところだ。

「小銭入れ〜〜!使わないよ〜!」という人もいるだろうが、そんな輩には「甘い!」といってやりたい。確かに、日本では財布にある程度のお金をいれて持ち歩いていても不安ではないが、スペインでは何があるかわからないので自衛として小銭入れにその日使う分だけ入れて持ち歩く。足りなくなったら家に戻るのだ。かなり面倒くさく見えるだろうが、すられてがっかりするよりも全然よい。小銭いれではなく、財布に少額いれて持ち歩く人もいるが、スペインでの生活では基本中の基本。日本人はタダでさえスリに出会い安いし。

観光客の場合は結構なお金を持っていることが多いので、お店なんかでもお金がたくさんはいったお財布を出さない方がよい。ロックオンされるからだ。たが、小銭入れならそんな心配はいらない。紙幣も小さくたたんで入れておけるので、ちょっとした買い物ならば問題ない。

ということで、今でも重宝しているが、スペインではかなり使い倒した自慢の小銭入れなのだ。



かなり汚れて、そしてへたっているが、使えば使うほど味がでてくるのがこの小銭入れのいいところだ。

左右の弁みたいなのをつかんで横に引っ張るとこうなる。



左右のヒモを引っ張れば元に戻る。


で・・・この小銭入れが、数ヶ月前・・・たぶん4ヶ月以上前・・・忽然と姿を消した。かなり焦る。もう泣きそうなくらい焦る。部屋中をくまなく探し、コレまで来た服のポケットかも・・・と滅多に着ないスーツのビニール(クリーニング屋のやつ)のビニールまでやぶきポケットをまさぐるが見つからない。車の中も念入りに探した。おいらの車もパパンの車もママンの車も全部。それでも見つからない。

ここまで探して見つからないということは、酔っぱらったときとかどっかの店で服を脱いだときとかにでも落としたとしか考えられない。思い当たる場所はすべて探したのだから。

意気消沈しながらも、それからの数ヶ月気づいたらいろいろな場所をチェックするようにしてきた。頭の片隅にはつねにその小銭いれのことあった。本当に気に入っていた小銭いれなのだ。代打として、同じくアンダルシアで買った革製の小銭入れ。こちらは巾着タイプで色が緑とおいら好みであったのだが、使用時、中の小銭を一度手のひらにすべて出さないといけなく、使い勝手はあまりよくなかった。

あ〜おいらの小銭入れ〜フェルミン印の小銭入れ〜〜!Te echo de menos!!!

枕を涙でぬらすこと幾星霜。運命の日は突然訪れた・・・。

基本、おいらは家ではトランクス一丁で歩き回っているのだが、その日は珍しく寒く感じたので短パンをはくことにした。普段あけないタンスの引き出しをあける。

確か黒い短パンがあったはず・・・あ、あったあった。これだこれ・・・ん?ポケットになんか入ってる・・・な・・な・・・あなた様は!!!!!

あまりのうれしさに喜びのダンス。30分くらいウキウキ。タバコ吸っている間も飛び跳ねて喜びを表現。求愛のダンス。

完全に予想外であった。まさか普段はくことのない短パンに入っているとは・・・。小銭入れが入っているということは、それすなわち、それをはいて外に買い物にでたということに他ならない。・・・全く記憶がない。

ほかの人にはただの小銭入れだろうから、この喜びはわかってもらえないだろうが、おいらにしたら・・・そう・・・適当に買ってきた安Vinoが大当たりだったときくらい・・・いや、これだともっとわからないか・・・そうだな・・・自分が好きな人が同じように自分のことを好きだったとき・・・いや、これだとチープすぎる・・・う〜ん・・・これに比較できるような嬉しいこと最近ないな・・・まぁ、とにかく文字通り「狂喜乱舞」するくらい嬉しかった。


今はもちろんおいらの右ポケットに入っている。昔よりちょっと多めのお金がはいっているので、彼(小銭入れはmonederoなので男)も満足であろう。

ちなみに・・・この小銭入れ、財布以外の使い方もできる。

薄くて軽い日本円だと難しいが、重くて分厚いeurosの小銭だと、大量に中につめて、ヒモの部分を合わせ持てば、ゴリアテを倒したときにダビデが使っていた投石機になる。投げなくても振り回して当てるだけでも、かなりのダメージだろう。

なんて素敵な小銭入れなんだ・・・。


↓ダビデ仕様↓
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チョコラテ デ ココドゥリロ
2007年02月14日 (水)
なんとか追いつこうと思っていただけど、今の生活じゃとてもじゃないけど追いつかなさそう。先日がんばって6日分書いたけど、日曜日に映画を二本みたことを思い出して挫折。けど、このままでもいかんので、楔打つことにした。じゃないと、めげるから。

最近の生活。

早起きできるようなったな〜と思っていたが、やはり強制力が働いていたようで、すっかり起きれなくなった。いや、起きなくなった。習慣の恐ろしさか、一応8時・・・遅くとも9時には一度目が覚めるのだが(なぜなら目覚まし設定したままだから)、当然二度寝。寝ぼけ頭で「午前中から動こう!なんて殊勝なこと考えるはずもなく、2月に入ったらあれやって、これやって、こっちもやっちゃって・・・なんて予定していたが、な〜んもすんでない。「一応働いている」ってところで、ギリギリ世間体は保っているが、綱渡り状態といった感じ。

朝11時起床。朝飯兼昼食をとって渋谷の出雲へGO。30分でつくのですんごいラクチン。で、2時くらいから11時半(基本終電まで)まで働いて帰宅。家帰ってあれこれ遊ぶ。気づくと6時とかになってて、寝なきゃ・・・といって寝る。で、最初に戻る。

そんな生活。夜なにやってるの?と聞かれるとすごい困る。音楽聞きながらニュースサイト渡り歩く。その間わからない言葉や知らない言葉みつけたら検索して、そこから派生した言葉とか、ふと思い出した言葉を調べてるとあっという間に朝になってる。最近は「YouTube」や「ニコニコ動画」をみることもある。出雲のケルピーさんとバステトさんが情報をくれるからだ。「マリオの曲のピアノメロディ」は面白かった。「マリオ」、「ピアノ」でググればすぐに見つかるかと。ニコニコ動画のコメント機能は、意味のないコメントも多いが、一人で黙々とみるよりも楽しいかも。そういえば、J-WAVEで「893239」(ヤクザもののショートムービー。コメディもあり)を特集していたので、雑誌で読んだときは興味なくて見ようとは思わなかったが、暇つぶしに見てみたが・・・イマイチだった。面白いのもあったけど・・・。

Vistaの石積みは卒業。1週間くらいと期間は短いが、石積みでいじっているのでかなり隅々までいじり倒す。で、思うに・・・たぶんMEみたなOSになりそう。なんかちまたはものすごい騒いでいるが・・・こなれてくるまで微妙なOS。PCをそれほど使わない人ならPCのスペックさえ問題なければ、意外とすんなりなれるかもしれないが、仕事とかで使ってる人は、今までの慣れた動作のせいでいろいろと煩わしく思いそう。エアロも思い出したように使ってはみるものの、またすぐに忘れる。Macでもウィンドウ開きすぎて「どこになにがあるかわかるの?」ってよく聞かれたが、散らかっている部屋は秩序がないように見えて、散らかした本人にはちゃんと秩序があるのだ。あ、でも、細かいところ(保存ダイアログ)とかはちょっと便利になってるかも。ただ、振り分けようフォルダ多すぎ・・・。

で、Vistaに変わって今やってる石積みは「指紋認証機器」。アメリカのマニュアル読むと、日本のマニュアルがいかに「いたれりつくせり」かということがよくわかる。わかりづらいことこの上なし。その「いたれりつくせり」を過保護ととるかどうかは、「バス停の名前をアナウンスするかどうか」同様に文化によるだろうけど、頭から何度も何度も読み返さないと何が何だかわからない。歴史の専門書読んでるみたいな難しさだ。

知恵熱でたので、削除するべきかどうか迷いに迷っていた、Media Centerでとりためたカエラ出演のテレビ番組をDVDに焼くも、テレビ見るの面倒なので、みるかどうかも微妙。自分の中のカエラのポジションがよくわからず。オタクになりきれない・・・。

通石積み途中・・・おいらより若いが成人してしばらくたったような男の子が、「三秒ルール!」と叫んでいるのに遭遇。久しぶりに聞いた・・・。いや、子供がいってるのはたまに聞くが、大人が言っているのは初めてかも。電車に乗りながら友達の顔を思い浮かべる。結果、おぐりと吉野のメガマックコンビは、今でも素で使っていそうだ。あと、マリちゃんだな・・・。今度、おいらもさりげなく使ってみよう。勝ち誇ったような顔で「三秒ルール!!」って。


黒船以来、初の出来事。

おいらの部屋にチョコがあふれている。あふれているといっても、3つ。先日の日記で書いた8年前のドラえもんチョコも含めれば4つなのだが、チョコが食べられないおいらの部屋にチョコが入り込むなんぞ、Fiestaでもやって誰かがおいていかなければまずあり得ない。

バレンタインにチョコもらうなんて何年ぶりだろう。去年は石積み場の女性陣で「どうぞ」と大量の駄菓子が支給されたが、個人でもらったものではない。スペインに行っている間ももらった記憶はない。その前ももらってないと思う。大学院もない。チョコが食べれないから、記憶に残ってないだけなのかもしれない。

チョコで思い出したが、今日は出石積み場前に出雲の合い鍵を作るために、Mr.Minutesへ寄った。最初、駅地下の店にいったが「そのタイプの鍵は昔はあったが、今はない」といわれ、東急3階の同店を教えられそこに向かったのだが・・・。

エスカレーターの入り口あたりにチョコの販売ブース(横に長い)が開設されていて
ものすごい人だかり。戦場さながら。当然、いるのは女性ばかり。香水やら化粧のにおいがすごい。おいらはこれもかなり苦手。そこにチョコのにおいが立ちこめているわけだ。渋谷にあるバーバーパパみたいな名前のシュークリーム屋の前を通っただけで吐き気を催すというのに、炎でできた100mの道を走れと言われているようなもんだ。

できれば違うルートでいきたかったが、場所がわからないだけに、迷うのもいやだし、意を決し息をとめてダッシュ。

っていうか、聖バレンティヌスって今日やろ?前日までに買っておけや〜!

って、今日できることは明日に延ばすおいらにいわれたかないだろうけど。


Mr.Minutesって合い鍵作るときくらいしか利用しないので、人生で5回いったかいかないかくらいで気づかなかったが、ここ東急の三階は大繁盛。おいらが言ったときは10割女性だ。どうも靴を直しているらしく、皆スリッパを履いて椅子に座っていた。おしゃれな格好をしてスリッパ・・・ってのが笑いを誘う。おいらは普通の格好で笑われているような気もするが。

おいらがこれまでみたMr.Minutesはたいてい小さい箱部屋に一人だけというものだったが、ここ東急三階のMr.Minutesは違った。中に6人もいるのだ。ここまで繁盛していればさもありなん・・・って感じなのだが、とても忙しそうに働いているのをみて、しかも仕事内容が仕事内容だけに・・・職人!って感じで、ちょっとMr.Minutesで働きたくなった。楽しそう。

ものすごい混んでいたので、おいらが鍵を渡した時も女性の店員に「20分くらいかかります。お預かりする場合は1時間半いただいてます・・・」といわれて、返事に困っていると、すぐ後ろで靴を直していた男性店員が「さくっとやっちゃいますので、5分でいいですよ・・・」と小声でいってくれた。かっこええ。

さらに働きたくなった。

うちの工場に似たような電動ヤスリ(?)があるので、それで修行すれば独学で学べるだろうか?小学校の頃、ベーゴマ削る時くらいしか触ったことないが、ものすごい機械である。あれ、指紋削れるんだよね・・・実際削れたし。

5分待って899円。スペインは鍵一個だったら3euros〜5eurosくらいだったのでちょっとびっくり。でも、今のレートだと同じくらいか・・・。

働きたいといえば・・・J-WAVEが正社員(契約社員もあり)のWEBのデザイナを募集していてちょっと興味を引く。条件設定もぴったり。年齢・学歴不問ってのもいいけど、わざわざ書かれていた「コミュニケーションができる人」ってのもいい。やることもおいらができる範囲内だし・・・Flashは個人的にあまり好きではないが・・・「やれ」というなら覚えるし。なにやるかしらんけど、イメージ的には動的なサイトが多そう。スペインから帰ってきて、まだ募集してたら履歴書送ってみようかね〜。

話飛びすぎた・・・。

聖バレンティヌスだ。

土曜日に帰国し、すでにサセボニアンになってしまったバステトさんからはポテトチップチョコレートをもらう。ROYCEだ。北海道だ。東京にいてなぜROYCE?と思うが、チョコ柿ピーは食べられるので、意外といけるかもしれない。オタクな息子さんがいるアルラウネさんからは、チョコ嫌いということでスペインのシャンパン「CAVA」をいただく。あなうれし。残りはすべてマリちゃんだったりする。麻雀大会の時にマリちゃんが皆に配っていた200円くらいのバニラエスプレッソとかいうチョコ、バレンティヌスでは定番らしいゴディバ、あと買ったはいいが、会社の人にあげても大丈夫かどうか不安になっているココドゥリロのチョコ。余ったから・・・とくれた。「食べれんからいらん」といったのだが、そのあまりのリアルな出来に、こりゃ飾れるのでは・・・ともらうことにした。

置物チョコということだと、kristinからもらったリンツ・・・だっけ?のうさぎチョコレート。夏には熱帯雨林になるおいらの部屋にあって、がんばって耐えていたが、最近みたらエイリアンが生まれるんじゃないか?という感じに背中がぱっくり割れていた。子供ウサギの方はまだ無事だが、アルミ包装の下ではおそらくカビカビになっているんではないだろうか・・・。

とりあえず、ココドゥリロを載せておく。



The Pink JungleEditionってのが意味わからないが(Home Editionとかでもあるんだろうか?)、箱はいかにも聖バレンティヌスという感じ。ココドゥリロのイラストもかわいらしい。このほかにもゴリラやカメやらオランウータンとかもあるらしい。

が、箱を開けると・・・



こいつが住んでいる。


ココドゥリロ・ダンディーもびっくりだ。


ちなみにスペインでは映画クロコダイル・ダンディーはそう言う。


追記
余談だが、アルラウネさんがケルピーさんにあげたチョコもこのココドゥリロのチョコだった(笑)。アルラウネさんとマリちゃんの発想は同じで、おいらとケルピーさんの嗜好も同じということなのだろうか?

アルラウネさん曰く、「ヨモツシコメ君には最初このチョコの子ワニを買ってこようと思ってたのよ〜。でも、チョコキライっていってたから・・・」

危うい危うい・・・ウサギ同様、ココドゥリロも親子になるところだった。


追記2
これ食べる人って・・・頭から食べるのかな?しっぽから食べるのかな?おいらは置物にするけど・・・もらった人に是非聞いてみたい。



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