おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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Dobry den!!
2007年07月07日 (土)
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自慢になるかどうか微妙なところだが、おいらは一升瓶が似合う漢ランキングでいうと、かなり上位に食い込むんじゃないかと思う。

ってことで、昨夜は金曜日ってこともあって、珍しく(一人で酒は呑まない)「鉄コン筋クリート」を見ながら、たまたま残っていた「山田錦」の純米酒(兵庫県)を一升瓶で呑んだのだが・・・・起きたら床の上で、体がむちゃくちゃ痛くなった。最悪な目覚めである。

酔っぱらってというよりは、映画見始めた時点でかなり巨大な睡魔に襲われていたのだが、映画を見始めたら寝ることはまずない(これまで3本だけつまらなくて寝た)・・・という自信を根拠に見始めたのだった。映画はほぼ最後まで見たのだが、ラストを覚えていなかったので、ほとんど寝ていたのだろう。

何時に起きたか覚えてないが(4時くらい?)ベッドに戻って寝直し、再び起きたのは12時過ぎだった。

今日は朋美嬢と呑む約束があった。土曜が休みなのはかなり久しぶりで、さらにはトゥ君が結婚式で仙台にいっているということで、まったり呑みたくなったらしい。

時間も場所も決まっていなかった。「昼くらいからどっかの公園でまったりビールでも・・・」というメールをもらっていたのだが、昼間は就石積み1週間記念と称して、先日から目をつけていたクルテク シールブック including クルテクメモパッド&ミニ情報!!(581円+税)を買いにBOOK1stにいっていたので気づかず、4時過ぎまでダラダラしていた。

経済的にもあまり余裕がないので「うちで呑む?」という提案に飛びつき、電車でガタゴト自由が丘方面に向かう。ついでなのでマリカルメンも誘う。

話は飛ぶが、「クルテク シールブック」について書いておこう。

このシールブック・・・BOOK1stでも、30歳の男が・・・しかも、一升瓶が似合いそうな男が行くような場所には勿論おいていない。絵本コーナーだったら、大人でもありだが、セーラームーンとか、ポケモンとか、その手のアニメ関係の書籍(またはそれ関係のもの)がおいてあるコーナーに埋もれていた。

このシールブックはほかにも沢山あり、手にとって一通り見てみたのだが、明らかにこの「クルテク」だけ異色な気がした。ほかは、見たことも聞いたこともない「おでん君」だか「おでんマン」だか、ヒーローモノだったり、ピカチュウだったり、蒋舒向けアニメのシールブックばかりであった。

「610円か・・・ちょっと前のおいらの一日の生活費か・・・」とひよりながら、ものすごい長さになっていた行列に並び購入。

本屋を出て車までの道すがら、超合金を買ってもらった子供みたいに、袋をべりべりとあけて早速見てみた。

秀逸也!!

想像していた以上にレベルが高い。絵柄こそ子供向けだが、中身は大人でも全然問題ない作りになっていた。

「Happy Birthday」とか「Thank You」とか「Just for you」とか、シールの中の単語は英語で書かれているが、各ページのタイトルはチェコ語で書かれている。「春・夏・秋・冬」、「お誕生日おめでとう」、「良い一日を!」、「あなたの名前は?」、「仕事はなんですか?」、「勉強しよう」、「お話しよう」などなど。

「仕事はなんですか?」というタイトルがある点からも子供のためだけではないことがよくわかる。中をみたら「アポイント」とか「打ち合わせ」とか「準備」とか「出張」とか「プレゼン」とかそういうシールが並んでいる。「アポイント」なんて、おいら未だにないよ・・・。

おいらのお気に入りは、カラフルな卵を持ったクルテク、「打ち上げ」で万歳しているクルテク、「ごめんなさい」で泣きじゃくっているクルテクあたりだ。かなりかわいらしい。木訥としている表情がとても素敵だったりする。

とても素敵なシールブックなのだが、ただ、一つだけ問題がある。それは、おいらが後先考えずに冷蔵庫やら机やら引き出しにペタペタとシールを貼るには、年を取りすぎてしまったということだ。かといって、たまに眺めるだけではシールの意味がない。

PC本体にはすでに「さるぼぼ」が住んでいるため、微妙にバランスが悪くなる。そうなってくるとiPodとか携帯になってくるのだが、普段持ち運ぶものだから、はがれてしまって切ない思いはしたくない・・・ノートPCの「mebius」のロゴの上に貼ろうとも考えたが、あまりに人の目につかなさすぎる。

悩み所だ・・・。

ちなみにタイトルのDobry denはこんにちはの意味だ。


もう一つ、どうでもいいことを。

大人なので、朋美嬢の家に行く前に何かを買っていくことにする。すでに何の意味もなさなくなっている我が街Utielの商店街において、数少ないまともな店である和菓子屋さんで、適当におやつを買うことに。

この和菓子屋・・・だいたいどれでもおいしいのだが、特においらの好きな「すあま」(素甘)を買うことにしたのだが、マリカルメンは「すあま」を知らないようで「なにこれ!なにこれ!」と騒いでいた。もしかしたら関東の食べ物で、関西にはないのかもしれない。以前、バイト先の出雲に持って行ったときも「すあま?なにそれ?」と全然年上のケルピーさんたち(長崎出身)にも言われたこともあるし・・・。

雰囲気的には、江戸時代くらいの和菓子といった感じ。中には何もはいっておらず、ちょっと甘みのある餅という感じ。歴史について検索してみたが、ぱっとみたところ見つからなかった。源材料はうるち米の粉と砂糖。「州浜」というお菓子と名前が似ていて、良く間違えられるらしいが、全く別の和菓子らしい。おいらは子供の頃から、よく食べていた(といっても、別に毎日食べていたわけではない)ので、なじみ深い和菓子なのだが、転勤族で石川、福岡、広島などを転々としていた朋美嬢も知らなかった。マイナーな和菓子なんだろうか?見た目は、コンビニにあるような毒々しいピンクではなく、ほんのり桜色で、その日に作って売っているため、柔らかさも全然違う。甘い和菓子を想像していると裏切られるので、もしかしたら苦手な人もいるかもしれない。甘いモノが苦手なおいらにはちょうどいいのだが・・・。調べていたら「たれぱんだ」の好物が、この「すあま」らしい。ホントどうでもいいことだが・・・。


今回は、旅前に買った一眼レフデジカメをもっていくことにする。せっかく買ったのに、旅以外で使わないのはもったいないし・・・。

歩いている最中、聞いたら誰もがむかつきそうな台詞を思いつく。例えるなら、先日矢田亜希子との間に子供ができたと報じられた彼の台詞(語録)みたいなやつだ。

試しにマリカルメンに言ってみる。

「オレはこのカメラという道具を使って、この退屈で平凡な日常を切りとってやるんだ。見ておれ〜!」


案の定、すごいむかつかれました。気持ち悪いとも。

買い出しのために駅まで迎えに来てくれた朋美嬢にも「なんかすごいもの持ってるね〜」といわれたので、今日のテーマとなるこの決め台詞を吐いてみたのだが・・・。

「やめて〜〜〜ムカツク〜〜〜!」

やっぱりむかつかれました。

大成功だ。

しばらくは、むかつかれながらも、日常を切り取っていくことにしよう。そのたびにこの台詞を吐いて。いや、日常を切り撮るの方がもっとムカツクかな?あ、でも、音は一緒だから、意味ないか。

朋美嬢がゴーヤチャンプルーを作ってくれていたので、それと、なにやら豚の角煮みたいな形をしたスモーク豚?とトマトとしそのサラダを肴に酒を呑む。

酒はビールがメインとなったが、おいらは途中から酒屋で久しぶりに見つけたEL COTOを呑む。RiojaのVinoで、今回買ったのは2003年のCrianza。1380円かなんかだった気がする。

EL COTO公式サイト

このEL COTOはmercadonaでも簡単に手に入るVinoで、全スペインでおいてあるかどうかまでは知らんけど、Valenciaでは、いろんなBarでおいてあるVinoだ。RESERVAやGRAN RESERVAになると10euros前後になるが、Crianzaだったら3euros今日くらいで買えるお手頃Vinoで、店に入ってとりあえず恐れず注文できる一本だ。

ただ、スペインに行った最初の頃は、Vinoを飲み慣れていないため、Riojaだし、安いし・・・とよく飲んでいたのだが、途中から飽きてしまいほとんど飼わなくなってしまった。おいしいが、劇的にうまい(癖がある)感じではないのだ。すべてが無難な感じで。

しかし、スペインVinoを久しぶりに呑んだのもあって、かなり楽しませてもらった。これで1380円(1480円だったか?)なら満足だ。もちろんあっちで買えば500円くらいだけど、日本では致し方なし。うちの近くに売ってないか今度探してみよう。


ビールとVinoを呑みながら、もう一度「鉄コン筋クリート」を見る。朋美嬢ははまりまくったようで、今日の昼間、DVDを5000円くらい出して購入してきていた。それによって、おいらのプレゼントは無駄になったわけなのだが・・・。ショックで言葉を失う朋美嬢・・・笑えた。

シロの台詞に「もちもち・・・こちら地球星、日本国、シロ隊員・・・」というのがある。クレヨンしんちゃんみたいな感じなのだが、その台詞が気に入ったので、映画を見ながら一人真似をする。

「もちもち・・・」
「もちもち・・・」
「もちもち・・・」

「やめぃ!!!!」

二人につっこまれる。

自分ではかなり似ていると思うのだが・・・コジコジの次郎君の物まねの次くらいに。でも、彼女たちは全然似てないと言う。しかも、「自分の声は違って聞こえるからね〜」という科学的根拠まであげて。

悔しいので、今日は一日中「もちもち」と「日常を切り取る」という台詞で、二人をいやがらせしてやった。

「鉄コン」のあとは、しばらくいろんなCDを聞いて楽しむ。朋美嬢は、のんびりした曲(ハワイアン)みたいなのが最近の好みらしいが、スカっぽいやつやら、ハードロックも好きらしく、ジャンルバラバラで聞く。メタリカなんてかなり懐かしかったが、若いマリカルメンは、エンターサンドマンを知らないという。おいらは懐かしさでノリノリであったが。

その後、BGV的な感じで映画を二本見る。が、二本ともタイトル忘れた。

朋美嬢はかなり映画をみており、話していると、おいらの知らない映画のタイトルもたくさんでてきて、また好みがあったりなどするのだが、「プラダを着た悪魔」だとか、おいらが絶対にみたいと思わない映画なんかも「面白かった〜!」と言ったりもする。イマイチつかみづらい。好みの俳優も「ガエルが好き〜!」いった側から、「トムクルーズも大好き〜」と言ったり。やっぱりつかめない。

二本目の映画を見ている最中に、朋美嬢陥落。ベッドですやすや寝始めてしまった。明日も仕事だというので、11時くらいに解散。

おいもら、ここ最近の規則正しい生活のせいか、すでに眠く・・・帰った途端、コンタクトだけ外して爆睡してしまった。


わざわざアップするほどじゃない気がするが、今日の「切り撮った日常」

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右下あたりのピンクが「すあま」


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「止まれ見よ」と売られている一山100円バナナ。
「止マレ見ヨ」とカタカナで書いた方がいいのに・・・。


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ありがちな構図で・・・朋美嬢(モザイク付き)。


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やたらとすすめられたおにぎりと「今日のアイテム」車ライター。


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寝る直前の朋美嬢(モザイク付き)と鉄コン筋クリートの漫画(買ったばかり)


次回はもっとうまく日常を切り撮ってやる。

メンズ
2007年07月06日 (金)
前回の旅の直前に(2月末)長かった髪をばっさりと切ったのだが、だいぶ長くなって嫌な長さになってきた。ちょうどいとこが髪を切ってもらうというので、おいらも頼むことに。出張美容師のグールさん。

もともといとこがどこからか発掘してきた美容師さんで、フランスとイギリスで何年も修行していたとかなんとか。美容院に行くのが面倒くさく、拓也がいたときは風呂場でいつも夜中とかにきってもらっていたが、その拓也もいなくなり(帰国直後)髪を切ってもらうことができなくなって困っていたときに、ママンに誘われて切ってもらったのが最初で、これで二回目。家に来てくれるというのがラクチンでよい。

石積み生活後、初の金曜日だったので誰かと呑みたかったい気分でいっぱいだったのだが、この機会を逃すと次がいつになるかわからんので、ぐっと堪えることにした。

おいらのほかに、いとこ、叔母さん、うちのお客さん、その娘さんと大量の予定者がいたため、2時から我が家で開始したらしい臨時美容院も、おいらが帰ってきた6時半の時点でも一人待ちの状態であった。

ところで、おいらはこの美容師さんにえらく気に入られている。美容師さんは男だ。男。40歳を超えていると思われる。あるいはもっと上か?その褒め方は男が男を褒めるような褒め方でないため、ママンは大爆笑で、おいらはここでもまたポルトガルの一件を思い出し、背筋に冷たいものを感じるのだが、屈託なく、また堂々と褒めてくるので、何も言えずただただ苦笑するだけしかできない。彼もおいらのヒゲがなくなって残念らしい。大いに賛同したいところなのだが、やっぱり背筋が冷たくなる。

前髪や襟足を整えるくらいだったら「おまけ」(無料)でやってくれるという申し出でうけ、ありがたく受けようと思っていたのだが、その好待遇に疑問をいだいていると、「ここ最近で一番お気に入りのメンズですからね・・・」と言わる。

メ、メンズ??なぜ横文字?なぜ複数形?

付け足すように「いや〜自分できっておいて何ですけど、その前髪のぱさ〜っとした感じ・・・いや〜いいですね〜」。

おいらの場合は、髪は常に濡れていないとダメらしい。風呂上がりはバサバサバサッ!とやって、そのままにしておくと良いらしい。それがセクシーらしい。

はからずもおいらは出石積み前に風呂に入って、濡れたまま家を出る。なぜなら、髪が細いおいらは、ドライヤーなんぞつかわんでも、あっという間に乾くから。でも、なんか、嫌いなドライヤー使おうかな〜って思い始めている今日この頃だ。


一応、今日の石積みについても書いておこう。

昼過ぎあたりから、後ろで「プシュ〜プシュ〜!」と音がする。空気入れを使っているような音。環境的にはあり得ない音なので、後ろを振り向くと、ノートPCの画面にスプレー缶みたいのを吹きかけている。その後、なにやら薄い板状のものを貼り付けている。どうも、ディスプレイのゴミに空気を吹き付けて綺麗にし、その上からノートPC用のディスプレイフィルタを貼り付けているようだった。

次回の打ち合わせまで「締め切りなし」のおいらの石はすでに4日目に突入して慣れてきたため、あいかわらずチマチマした作業ではあるが、エラク楽になってきている。「こんなんで金もらっていいのか?」と思うほどである。その作業の合間に、たまに投げられる臨時の石も、かなり小粒の・・・いってしまえば礫(つぶて)みたいな石で、もらって5分後には終わってしまうようなものばかり。

そして、後ろではプシュ〜!プシュ〜!の音。夕方からは前からもプシュ〜!プシュ〜!。周りで取り交わされる会話の内容もヒリついた感じは全くなく、もうその光景は牧歌的と言ってしまってもいいくらいだ。

ぬるい。ぬるすぎる。でも、こういう石積み場に就職したら、自分の時間もとれるし最高の環境なんだろうな〜とも思う。なんか雰囲気的には給料高そうなだし。福利厚生とかもしっかりしてそうだし。ボーナスとかもがっつりでそうだし。

まぁ、おいらの見えないところで、ひりついているのかもしれないが・・・。

社会人生活について研究していた時、友達よっては「むちゃくちゃ忙しいよ!毎日終電だし・・・」という人間がいたり、「仕事楽だよ〜残業もほとんどないしね〜」という人間がいたりと、ほんといろいろなことを聞いたが、この石積み場に入って、なんとなく理解できた気がする。やっぱり比較って大事だ。


朋美嬢から「鉄コン筋クリート、最高に面白かった!」というメールをもらい、そういえば、レンタル開始になったんだった・・・と早速借りてきて鑑賞。明日呑むのでそのときの会話のタネにもなりそうだったし。


【鉄コン筋クリート】

鉄コン筋クリート

【点数】3.4点(5点満点)

【制作年】2006年 【制作国】日本 【監督】松本大洋 【公式サイト】こちら
【声優】二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介、宮藤官九郎、田中泯、西村知道

【感想】
元となるのは1993-1994年でスピリッツでやっていた同名の漫画。松本大洋の出世作となるらしい。

松本大洋というと、かつて(高校時代)はちょっとバカにしていた。バカにしていたといっても、松本大洋をバカにしていたわけではなく、雑誌とかで自称アート系の輩がこぞって「最高!」というので、天の邪鬼なおいらは「ふん・・」だと思っていたわけだ。良く映画とかでもTimesとか有名な芸能人のコメントなんかを予告とか広告に載せ、さもすごそうにみせる手法があるが、たいていあ〜いうのは外れるどころか、映画自体が最悪だったり、自分の感覚とあまりにずれていることが多いため(例:「靴に恋して」なんて、映画は大好きだが、宣伝文やコメントはもう勘違いも甚だしいとしか思えない)、どうせどの類でしょ・・・と思っていたわけだ。

だけど、ひょんなことから実写映画の方の「ピンポン」を見ることになったのだが・・・それに感動してしまったわけだ。期待していなかっただけに、その感動は大きかった。というのも、おいらは「男の友情モノ映画」にはめっぽう弱かったりする。ピンポンはベタな作りではあるのだが、とても良くできていて、ついつい何度も見てしまう作品であった。

ってことで、若気の至り的偏見はなくなり、今は何の抵抗もなく松本大洋の作品をみることができるようになった。現在もスピリッツでやっている「竹光侍」もかなり好きな作品だ。あのゆる〜い感じのストーリは、おいらの好きな江戸時代というところが劇背景なのもあって、おいらのツボにはまった。

で、感想。

宝町という、タイと台湾と香港と昭和前期の日本を足してごちゃ混ぜにしたような、いってしまえば雑然としたド派手な街並をした小さな街が舞台。クロとシロという、その街を根城にしている2人の子供と、その街を自分のモノにしようとするヤクザ、それと手を組む暗殺団、でもって刑事・・・たちが三つ巴(四つ巴ともいえる)となって、宝町を舞台に抗争を繰り広げる。で、同時にクロとシロの関係(友情?)も描き出すって感じのストーリー。

映像は恐ろしく綺麗。今のアニメの手法がどういうものか、素人なおいらには全くわからないのだが、背景は実写を何らかのフィルタで加工して作っているんだろう。「すっげ〜苦労したんだろうな〜」と思うのは、色彩。漫画はカラーな部分もあるとはいえ、ほとんどは白黒なはず。それをあそこまでバランスのとれた色でまとめるのは並大抵のことではないだろう。おいらなんて、簡単なWEBのデザインするだけなのに、色でむちゃくちゃ悩まされるし・・・そもそも色彩の勉強なんてしてないから、基本さえも知らん。

映像は嫌いなのだが、キャラまで綺麗になりすぎていて、特にシロなんかは、かわいいキャラになってしまっているのが原作を見た人間だったら文句をいいそうなところ。漫画の方はもっと不貞不貞しい顔をしている。ただ、アニメの方のシロが好き・・・ということもありそう。特に女の子は。

あと、びっくりしたのが声優。二宮なにがしってジャニーズでしょ?いや〜すごいよ、彼。声優旨いよ。勝手に「ジャニーズだし〜」と思っていたけど、謝ります。あいすまぬ・・・。蒼井ゆう(最近結婚した個性的な顔した宮崎あおいといつもごっちゃになる。今も名前でてこなかったし)も、これまた偏見が邪魔していたのだけど、上手。なんとなく「クレヨンしんちゃん」を彷彿させる感じなのだが、思わず真似をしたくなってしまう感じ。

ストーリーの方は、原作でも省いた部分が多いのか、伏線なしで登場人物がでてきたりもするので、これまた原作ファンには厳しいかもしれない。おいらも見ていて「え?なんで?」となることが多かった。

アニメならではのメリットもあったと思う。今回の表現が好きか嫌いかはわかれそうだが、クロやシロの精神世界を表現するのには、アニメは悪くなかったと思う。ちょっと騒々しいとも思えるのだが・・・。

面白かったのだが、点数が3.4点と高いのか低いのかわからないような中途半端な点数なのは、この手の「心の奥の世界」を描いた、まったく似たような映画をみたことあるから。ただ、なんの映画だったのか全く思い出せないので、困っている。でも、ホントそっくりなのだ。足りない部分を補うとか、光と闇とか。なんだったけかな〜。

次は前々からみたかった「パプリカ」を借りてきてみようと思う。


追記
昨夜、滅多にならないおいらの電話がなったかと思うと、酔っぱらた友人からの電話だった。「どこにいるのよ?」と聞くたびに、場所が変わるくらい酔っぱらい。「終電なくなったから送ってって」という電話かと思ったが、終電はまだあるという。「じゃ〜なによ?」と聞くと、「呑むぞ!」と返ってきた。なんか、つらいことがあったのか、愚痴なり相談なり、話したいネタがあるようだった。

布団に入って寝かけた、夜の1時である。電車なんぞあるわけない。だが、金払うからタクシーで来いという。「明日会社だし・・・」というひよった気持ちと、「呑みの誘いは断ってはいかん・・・」という侠気がせめぎ合ったが、途中からでてきた「眠気」が勝った。というか、「金払う」というが、目的地までタクシーのったら1万5千円とかいきそうな距離。タクシーに乗らないからわからないが、もしかしたら2万を超えるんじゃないかとも思った。酔っぱらってるから強気になっているが、他人の車代に2万も払って、酔いが覚めたときに後悔されても困る。「おいらは眠いから絶対寝ちゃうけど、それでもいいなら途中まで来るなら迎えに行く・・・」という提案もしたが、「寝る」といわれて来るはずもなく・・・・途中で諦めたようだ。次回呑んだときに、なじられそうで怖い・・・。

FAQ
2007年07月05日 (木)
今日、ぼ〜っと考えたことをつらつら。

Q.なぜ、今回の石積みはこれほど楽なのですか?
A.理不尽な締め切りがないからです。

考えるまでもなく、答えはそれにつきた。締め切りがないから、残業する必要性がない。正確には締め切りがないわけではなく、来週ある本格的な打ち合わせの後じゃないと設定ができないらしい。今はシコシコと無駄なタグなんかを削って、それらしく整えているだけ。あまり作り込み過ぎると、あとからエライ目に合うし、もしダメだしくらったときに面倒だから、すぐに変更できる程度の整調しかしていない。

デザイン作業はほとんどないので、モクモクと・・・本当にモクモクと石を積むだけ。こういうチマチマした石積みはどちらかというと好きだったりするので、ソースをみて「なんだよ〜〜〜!これ〜!」とブチブチ言ってはいるものの、実はそれが楽しかったりする。複雑なMな所以である。

Q.なぜ、5時半にあがれるのに切ないのですか?
A.お金がないからです。

石積み終わるのは5時半。バベルの塔を出てもまだ明るい。その点に関しては気分がよいのだが、なんだか切ない。明るいのに遊べない。遊べないのは貧乏だから。石積み始めたことがしれると、これまでなんかしらの気を遣ってくれていたのか、はたまた「おごらされる」のが嫌なのか、無職のヤツとなんか遊びたくないのか(笑)、わからないが、呑みの誘いが増える。呑みの誘いは先約があるか、えらく遠いかのどちらかでないと絶対に断れない(おいらのルール)ので、そのたびにメールで「貧乏なので安いところにして」と言わなくてはいけない。いつになったら、バビロニアをプラプラ散歩できるようになるんだろうか?せっかく、バビロニアという立地のよいところで石積んでいるというのに・・・。おそらくあと2週間くらいしたら、ちゃんと石積み生活にもなれて、月曜日から呑んだくれることができるようになるだろう。呑んでくれる人がいればだが。

Q.なぜ、前よりも話しかけやすい環境なのに、一人で昼飯食べてるんですか?
A.なんででしょうね?

前石積み場の時と全くで、今のおいらの至福の時は、昼休みにコーヒー呑みながら「北方水滸伝」を読むこと。読んでいる本まで全く同じ。これを読み終えたら、久しぶりに「東方見聞録」か「オデュッセイヤ」か「イリアス」を読む予定だが、まだまだ先はながい。

Q.なぜ、「会話!会話!」と騒がないのですか?
A.一人旅で何かが変わったからじゃないでしょうかねぇ?

もう二度と一人旅はゴメンだ・・・とは思いつつも、あのときの状態は不思議な飽和感(そんな言葉があるかしらんが)があったのか、なぜか「会話!会話!」と叫ぶ回数が減った気がする。もちろん、それでも「会話」には飢えているが、前みたいな危機的状況ではない。話し相手をひたすら捜すことはしなくなったけど、呑んでればやたらと話すけど。延々と話すけど。とどまることを知らないけど。とにかく、自分でもとても不思議だ。

Q.そろそろ、赤子が欲しいのですが・・・
A.赤子・・・面白そうですね。

全く予定にない項目ではあるが、考えるだけならタダなので、子育てについていろいろ考えてみた。

スペインから帰ってきてから「もうおいらは十分に遊んだから、次は赤子の番だな・・・」と思うようになっている。だから金がいるのだ。自分の子供が「パパン!スペインに行きたい!」と言い出したときに金がないのは侘びしすぎる。そのときに、多少の金と家宝のコルク抜きを手渡し「立派な呑んだくれになってこい!」と言ってやる予定でいるのだが、それを友達に話すとたいてい大爆笑される。冗談抜きで本気で考えているんだけど・・・。「もし女の子だったらどうするの?」という、全く考えていなかった予想外の質問を何度か受けたが、それについてはまだ思案中。さすがに女の子に「呑んだくれになってこい!」とはいえないし・・・。女の子だったら日本だな。侘び寂びつくし。

スペイン好きなおいらの子供とはいえ、スペインを好きになるかは別なので、おいらはおいらで多少の洗脳というか、調教というか、雰囲気作りは必要になってくるわけで、それについてあれこれ考える。

子供のなんかができるのは、2歳とか3歳とかよくいわれる。音楽的才能とか英会話とか・・・。まぁ、英語はともかく、ほとんどが遺伝で後天的につく才能じゃないような気がしなくもないが、まぁ、やってみても悪くない。ただ、勉強的な要素で押しつけるのは嫌なので、まずは自然とできることを考える。

まず、おなかの子供に良いという胎教。普通はクラシックとか流すらしいが、おいらは「Fangoria」とか「Falete」を流してやる予定。ちょっと「賭」なところ(すんごいのが生まれてきそう。アラスカみたいのとか)だが、やってみる価値はあるだろう。スペイン語耳もできそうだし。胎教って、映画の台詞とかじゃ意味ないのかな?ただ、映画は選ばないと、最初の言葉がHijo de Puta!とかCabron!とかQue va!とかMadre mia!とかCon~o!とかになりそうだな・・・。とにかくあのスペイン語の素敵な雰囲気にはまってもらいたい。

離乳食がどんなものか、イマイチよくわかっていないのだが、「Tortilla」(スペイン風オムレツってやつ)なら柔らかいし、ギリギリいけるのではないかと考えている。もう少し食べれるようになったら、普通よりもだいぶ柔らかくした「Paella」だ。おそらく石積みに励んでいるだろうから、平日は無理としても、土日は毎日「離乳食Paella」だ。あくまで予定だが。離乳食としてはダメだったら「Cuajada」(ヨーグルトみたいなやつ。北スペインの方のTIPICO)。羊乳のものがいいな。

ほ乳瓶は、Vinoのラベルを綺麗にはがして貼り付ける予定。嫁に怒られて何度もはがされたとしても、何度でも貼ってやる。一人の赤子にたいして何本ほ乳瓶が必要なのかは知るよしもないが、3本〜5本用意し、それぞれに別のラベルを貼る。当然、mercadonaの宝剣「Enterizo」(Utiel-Requena)は必須。ちょっと高級なところで「Muga」(Rioja)あたりも用意しよう。あ、そうだ・・・「Albali」(Valdepen~as)も忘れちゃいかん。あとは・・・ToroとかRibera del Dueroのやつを適当にみつくろって、「赤子よ・・・今日は何が呑みたい気分だ?お父さんの今日の気分はUtiel-Requenaだけど、赤子はRiojaか?」とか勝手な会話をするのだ。楽しそうだ。いつしか赤子は、同じミルクなのに、味の違いがわかるようになるわけだ。たぶん「Ribera del duero」か「Utiel-Requena」にもっとも反応するはず(予定)だ。うっかり安Vinoのラベルなんぞ貼った日には、赤子「疳の虫〜〜〜!」と泣きわめくはずだ。絶対そうだ。気をつけなくてはいけない。あと、週末にはほ乳瓶ではなくって、Porronでミルクを飲ませるのもありかもしれない。よだれかけしてるだろうから、こぼれても問題ない。

そうだ・・・ほ乳瓶の前から訓練するなら、嫁の右乳と左乳の上にもラベルをはってやろう。雰囲気的にはBodegaで良く買った「素敵な箱」(5euros前後)な感覚だ。5L〜10LのVinoが入っている箱で、蛇口をひねればいつでも呑めるという、大興奮な逸品。それをイメージすればよい。ただ、おそらくはがされるだけではなく、殴られるに違いない。でも、おいらはめげない。赤子のために泣きながらラベルを貼るのだ。右乳はUtiel-Requena。左乳は週替わりだ。なんとも乙なはからないだ。

って、母乳って両乳からでるんだよな?そりゃでるよな。大丈夫だ。赤子は普段は右乳を飲むが、週末とかだとちょっと気分がよいのか左乳も呑む。でも、ぐずっているときは右乳だ。Utiel-Requena。それをみながら、おいらは本物のUtiel-Requenaを呑むわけだ。至福以外のなにものでもないな。

夜に読んであげるおとぎ話は、普通のやつは読んでやらない。それは嫁に読ませる。パパンは、全部神話・伝説物。とりあえず大きくなったら「ドン・キホーテ」とか「アルハンブラ物語」あたりだが、小さい時は童話がいいので、神話物にしよう。アストゥリアあたりのやつ。バポンとかでてきちゃうようなの。日本の妖怪好きにもなってほしいので、そこはスペインに限らず、「遠野物語」とか妖怪物。ただ、これもちょっと賭だ・・・。

子供部屋には、巨大なスペイン地図。古地図も素敵なので、今もっているMAGNA CARTAを貼ってやろう。人形はぱっとスペインのものは思いつかないが、日本のものだったら断然「さるぼぼ」だ。それしかない。そのあたりは、ほかの文化に興味をもつようにクルテクとかカメハメハとかコロポックルとか、おいらの好きなもの全部あげてしまおう。ポルトガルのGallo君も子供は喜ぶかもしれん。

文字が読めるようになったら、この日記を読ませる。それまでに編集せんとな。無駄な話も多いし。そのために書いているわけだから、何とかしなくては・・・。まぁ、読むとも思えんが、万が一に備えて・・・。

まぁ、すべては「赤子がいやがらなければ・・・」程度なのだが、本気でやってみたいことでもある。反抗期にならなければ、文句も言えないだろうし・・・ふふふ。

いや〜、それにしても子育はおもちゃじゃないっていうけど、おいらは思い切りおもちゃにしてしまいそうだ。話したいことがいっぱいあるしな〜。

今思ったが、映画「Big Fish」みたいだな・・・。赤子、一時期ぐれそうだ。


Q.何でこんなに疲れてるんですか?
A.年だからじゃね?

なんか、まだ10時ちょっと過ぎなのに、もう眠いよ。毎日、今日こそは少し怠けてやろうとは思うけど、喫煙所が遠すぎる・・・。タバコ吸わない人って、石積み中ってどうやって「息抜き」してるんだ?歩き回ったり、動き回る石積みならわかるけど、事務とかデスクワークが中心の人とか・・・今度みんなに聞いてみよう。

タイトルがつけられない
2007年07月04日 (水)
なぜかここ最近、日記のタイトルに悩まされる。前と違って生活らしい生活を送っているというのに、まったく思いつかない。今も、書こうと思ってでてきたタイトルが「芋けんぴ」。しょうもない・・・。頭が腐り始めているかも。

今日はさらっと書こう。うん、そうしよう。

柿ぴーみたいに主食までは出世することはないだろうが「芋けんぴ」は元々好物。甘いモノは苦手なのだが、サツマイモとかカボチャとかハチミツの甘さは大丈夫だったりする。かりんとうも沢山食べれないが鳥肌は立たない。ひきこもり生活を送っている最中にタバコを買いに行っていたコンビニ(スリーエフだった気がする)で105円の芋けんぴを発見して以来、ついつい買ってしまう。先日知らない間にマリカルメンに食べられ、大人げなく憤慨。「なに、さらっと大量に喰ってやがるんだ〜ぼけ〜」と。そして、ブツブツいいながら買ってきた二袋目も、さらっと喰われた。馬の耳に念仏とはまさにこのことだ。

石積み生活、たったの3日で疲れている。残業がないので(どうもうちは社員でも月20時間の残業でも多いほうになるらしい)労働時間はいたって普通なのだが、帰ってくると眠い気がする。体力だけは自信があるのに・・・と自分の年を考えさせられたが、よくよく考えたらまるでゲームをやっているんじゃないかという集中力で、はっきりいって働き過ぎている気がする。石積み内容が内容だけに、さらに私用WEBがダメ、メールもダメとなると、石積むしかやることがない。WEBの石積みなんて、一度入り込んだらあっという間に時間が過ぎる。気づくと4時間くらいたっていたりする。今日はその4時間×2であっさり帰宅時間がきたのだが、8時間は8時間である。一本もタバコを吸わず、トイレに席を立つこともなく、ず〜〜〜〜〜っと座っりぱなしだ。そして、座りっぱなしということにも気づかない。で、帰宅時に立ち上がったときに腰が痛くて「あ、今日昼飯後一度もたってないやん・・・」ってことを気づかされる。デザイン会社じゃないため、椅子も机もあまり良いヤツじゃないのだ。ぼ〜っと考えている時は、尻を前にだし、足をだら〜んと伸ばしたいのだが、それができるような背もたれでもなし。このあたりも何とか解決策を見つけなければ・・・。

昨日とはうって変わって、午前中の打ち合わせで、まとめて大きな石(一ヶ月以上はかかりそうな)を投げられ、う〜んう〜んと唸らされることになった。とにかくもかくも、担当の公式サイトがひどいのだ。「担当がおらず、職場にいる作れそうな人に頼んだ」というのは嘘じゃなかった。もうハチャメチャ。リニューアルするよりも、一から作り直した方がおそらく早いと思われるくらい。だけど、すでに許可をとっていて、それを取り直すとなると、再度時間をかけて許可をとらなくてはいけない。だから、もう諦めてそれを素材にリニューアルしなくてはいけないのだが・・・もう泣きそうである。

リニューアル予定のサイトも、どのように変えたいのか全く決まっていない。専門の人が一人もおらず、「ほかの人よりは少しはわかる」という人たちが集まって「とりあえず作った」という感じ。おいらが質問しても、どこをどうしたらいいのかを知らないので、的確な答えは返ってこない。途中から諦めて、「こういうところは、こ〜したほうがいいですよ。そこの部分はこんな感じで・・・」とおいらが説明しなくてはいけない。「どこか治した方がいいところはあります?」と聞かれた時には「治すべきところがありすぎます・・・」と歯に衣着せ忘れていってしまった。

結局、「全部任せる!」ってことになったのだが、もう何から手をつけていいのやら・・・。例えるなら、絵心なんぞ皆無なおいらが書いた絵・・・もう構図も配色もむちゃくちゃな・・・ウォンバットが空を飛んでいるような書きかけの絵をもっていって、「これを写実的な絵にしたい」と言っているようなもんだ。

ただ、裏を返してみたらメリットもあった。先日の日記で、「今回は全く修行になりそうもない」と書いたが、そんなことはなかった。おいらが甘すぎた。これまでの短い石積み生活で学んだことを人に説明することができるわけだ。普通のデザイン会社にいったら、経験の浅い「ペ〜ペ〜石積み職人」でしかないが、今や「お山の大将」として、人にえらそうに教える立場になるわけだ。家庭教師歴はかなり長いのだが、人に教えると、また教えられるようになると、生徒以上に以外と自分の身になったりする。高校時代「2点」だか「9点」だかをとった数学やら、それが原因で浪人した「英語」をおいらが教えていたのは、教えているうちに、さらに理解できるようになったから。余談だが、スペインで「家庭教師をずっとやっていた。英語を教えていた」といったら、まわりに大爆笑された。「英語話せないのに???」と。「うるせぇ〜日本は英語が話せないで教えている高校教師なんぞゴマンといるわ〜!」といったら、スペインも日本ほどではないにしても似ているらしく納得してくれた。スペイン人があまり英語が得意ではないのは、話せる先生があまりいないところにあるっぽい。日本は受験用に文法だけに集中するから(今の時代はしらんが)話せないというのもあるんだろうが・・・。

ってことで、今日はやりかけのサイトを少し修正するだけで一日が終わってしまった。わかる人なら絶対にそれがどれだけひどいサイト(ソース)なのか、わかってもらえると思う。おいらが10年前くらいに初めて作ったサイトみたいにひどい。大文字と小文字ごちゃまぜだし、CSSで指定してあるのに、なぜかソース内にも同じスタイルが指定してあったり、インデントもバラバラだし、大きい画像を無理矢理小さくしてるし、もともとあったページを転用していたのか、全く関係ない無駄なタグやらJavascriptが埋め込まれてるし、だのにphpとか意味なく使ってるし、CSSもどこかのサイトからコピペしてきたのか、書き方がむちゃくちゃだし、どこからはじまって、どこで終わってるのかわからんし・・・完全に「びっくり箱」だ。今日一日でなんど「うおっ!!!」って叫んだことか。妊婦さんも突然体調悪くなるはずだよ・・・。
彼女のがんばりは痛いほど伝わってくる。専門じゃないのに、上司からはほかのサイト(良くできたサイト)で見たような機能を盛り込むように指示され、どうにかこうにかサイトで調べあげて、ソースをコピーして、それなりに見栄えがするような形にしたのだろう・・・。泣ける話だ。芋けんぴくらいで憤慨している自分がとても小さい人間に思えてくる・・・実際に小さいのだが・・・。

ってことで、泣ける作業ではあるが、それなりに楽しく石積みはできそうだ。たまにえらそうに「ウンチク」たれてやる。ちなみに、上司(まだあだ名はつけれないが、そろそろつけれそうな感じ)はとても良い感じの人(話がわかる人)なので、イヤガラセをしたいわけではない。

話を変えよう。

バベルの塔は、諸事情で女性がやたらと多い。今日あらためて眺めてみたが8割は女性なんじゃないだろうか。主任が女性の部署も多い。前の石積み場は途中から女性が増えたが、おいらと年齢が近いか、全然若いという感じであったのに対して、今回はかなり上の女性もいる。しかも、「やり手」という感じの女性。石積み的なつながりがまったくないので、彼女たちがカーリータイプなのか、そうでないのかは不明だが、ヒステリーな匂いはしない。なんか「できる女」って感じだ。「そっか〜これがそうなのか〜」と一人感心してしまった。

バベルの塔があるビル・・・なんか変な表現だが・・・自体にも女の人が多い。昼飯食べに行く最中にも「こんなに女の人がいるもんなのか・・・」と、ここでもまた感心。これほど大量の女の人を見るのは生まれて初めてかもしれない。大学でもうちの学科は男女比率は女性の方が多いところだったが、ここまでじゃない。中学、高校は男しかおらんし・・・。改めて、日本って人口が多いんだな〜と感じた。

また話を変える。どうでもいい話。

たまたまテレビをつけたら、資生堂のANESSAのCMがやっていた。水着の女性が5人か6人くらい走ってるやつ。が、なんかおかしい・・・皆同じに見える・・・・と思ったら、全部「蝦ちゃん」であった。1人ならまだいいが、5人だと強すぎる。濃すぎる。怖すぎる。「うわ〜〜〜っ!!!」とチャンネルを変えてしまった。タダでさえ、テレビでの顔は同じなのに、5人も集めなくても。ぬらりひょんより怖いよ。あれ。

逆に、Passo(車)の加藤ローサがかわいすぎる。久しぶりに燃えた。燃え尽きた。結婚情報誌・・・名前忘れた・・・のCMの頃から考えると、日に日にキャラというか、顔が面白くなっていってるように思えてならないが、逆にそれがおいらのツボにはまる。イタリア語講座の時よりもいいかもしれん。ゴルフからPassoにウワキしてもいい気さえしてくる。

昼食の時にコップに水を注いでいたら、突然「すいません・・・布巾みたいなものありますか?」と女性に声をかけられる。意味がわからないまま、すぐそばにあった紙ナプキンを指さし・・・「これじゃ〜ダメですか?」と答えたら「あっ!すいません・・・店員の方じゃなかったんですね!」と謝れる。

おいらのスーツ姿を!クールビズを!!こやつ、なんてこと言うんだ!!と思いつつ、目の前にいたドトールの店員をみたら、おいらが来ていた半袖のワイシャツにとても似ていて納得。でも、あたりを見回したら、似たようなシャツきているサラリーマンもいっぱいいた。これまでの人生、スペインのchina店(中国人がやってる100円ショップ)で「すいません・・・ボールペンはどこに?」と聞かれたくらいで、店員に間違えられたことなぞないのに・・・絶対、ヒゲがなくなったからだ!!ヒゲがなくなって、渋さが・・・ワイルドさがなくなったからだ。ドトールで働きそうな穏和な人間にみえるようになってしまったのだ。

金がなくてクルテクのシールブックが買えなかった時以上にショックな出来事であった。

ちなみに、今日はあえてアゴヒゲだけ剃らず出石積み場にいってみた。おいらのヒゲは3日くらいたつと、なんとな〜くツンツン生えてくるのだが、今朝風呂に入った時は出かけな感じだったので一か八かいってみた。石積み中も勿論伸びているので、帰宅時には完全に芽がでている感じなのだが、何もつっこまれなかった。もしかして、これを繰り返せば、向こうも見慣れてきて、ヒゲ剃る回数を減るかもしれない。でも、ただたんに「おいらの常識」の部分にゆだねて、あえてつっこまなかっただけかもしれない。もう少し実験してみよう。

嗚呼、愛しきおいらのバルバロッサ・・・・。


追記
3日目にして、通石積みの電車で座るコツを覚えた。ラッシュももう怖くない。

紅海
2007年07月03日 (火)
バベルの塔での石積み2日目。

昨日の出石積みは、電車が止まりまくって、出石積み時間が計算できなかったため、同じ時間にでることにする。えらく混んでいるにもかかわらず、ラッキーなことに、目の前がモーゼの杖で叩いた紅海みたいに割れたかとおもうと、目の前に空席が・・・。がっつり座らせてもらった。2日目にしてコツをつかんだ気がする。さらに、予定では20分前には到着するつもりだったが、実際には30分前に到着してしまった。こちらもラッキーといえばそうなのだが、なんか、もうどうしていいのかわからなくなる。電車が止まりまくったらギリギリだが、順調にいくと30分前。どう読めというのだ!?


時間が余りまくったので、バベルの塔近辺をうろついて時間をつぶす。相変わらず、バベルの塔には、蟻の巣に向かう蟻さんのように、どんどん吸い込まれていく。周りにはバベルの塔みたいなビルばかりなので、360度、そんな光景が見れる。なんか、とても不思議だけど、数ヶ月後には不思議に思わなくなっているんだろうな・・・。

バベルの塔の地下はダイダロスの迷宮みたいになっているので、そこも散策してみる。ユダヤ人街で迷わない自信はあるのだが、なんとも無機質なため、何が何だかすぐにわからなくなる。おいらにとっては「青木ヶ原の樹海」みたいな感じの場所だ。羅針盤が狂いまくる。

今日も半日以上セミナーの予定だったのだが、なぜか誰もこず。10分待っても人事の人が来ないので、諦めて部署に戻ると、「まぁ〜いいよ・・・これはいらないよ・・・」と上司。ほほう・・・昨日あれだけガチガチなシステムを説明されたのに、臨機応変もありなのね。悪くない。

ってことで、早速「石」をもらうが・・・とりあえず「どれくらいできるのか」を実践で見るためなのか、エライ簡単な「石」ばかり。一日分ということでもらった「石」なのだが、昼飯前には終わってしまった。とても修行にはならず。なんかしばらくしたら飽きてきそうだ・・・。明日は新しく立ち上げるサイトの打ち合わせがあるので、それに期待だ。

初日だが、いくつか問題がでてきた。

まず・・・遊べない。石積みをせずに、遊びたい・・・というわけではなく、石積みの合間に、ちょっとニュースみたり、調べ物したり、息抜きに違うサイトみたり・・・などしたいのだが、バベルの塔は「私用サイト閲覧」はアウト。さらには、外部メールもアウト。私用サイト閲覧が無理なので、hotmailも読めない。だから、突然、その日の終業後に呑みたくなってもメールさえできない。こっそりやろうにも、すべて監視されて、データとして保存されてしまうので(しかも、うちの部署が担当)、入社2日目でやる勇気はさすがにはない。おそらく、その辺も臨機応変なのだろうが、セミナーの時点では厳重に注意された。ようはウィルスなどによる情報流出を防ぐためなのだが、人為的なミスを完全に排除するというマニュアル通りの対応といった感じ。「万が一」とか「そういうことがあった」と言われたら、こちらは何も返せない。正論だから。

ってことで、見事なまでに石を積むしかない。そのガチガチさがでてたのか、上司に方を叩かれ「適当に休んでいいからね〜」といわれたが、タバコを粋に行くにも、石積み場はバベルの塔のかなり高いところにあるため、エレベーターで一階に下りていくのもかなり億劫。さらに、喫煙所が地下にあるため、タバコを吸う時間の5分くらいをいれると、往復するのに10分はかかる。なので今日は、一本しかタバコを吸っていない。健康的だが、結構えぐい。現時点で誰がタバコを吸っているのかわからないし、WEB担当ではないおいら以外は、社内の人間のためにPCのメンテナンスとかしにいったりもするので、それがタバコ休憩なのか、石積みで離籍しているのかも判別できない。この辺も様子見だ。

昼飯も結構えぐい。人が多すぎて落ち着かない。店に行列できてるし。昼飯は1時半までOKということなので、多少時間をずらして行ってみたが、それでもまだ混んでいた。店内の座席も、少しでも沢山いれようとしているために、隣との空間がかなりない。まるでいきつけの渋谷の焼鳥屋みたいだ。まぁ、読書に集中すれば耐えれないこともないのだが。

まだある。PCの環境だ。今までみたいなデザイン会社とか広告代理店とかではないため、PCは最低限の設備があればOKなわけで、Windowsで石積みというのはOKとしても、ディスプレイ15インチは少々厳しい。ソフトもWEB用のソフトがないわけでもないらしいが、バージョンが古かったりするので、使っているのは「秀丸」で完全にタグ打ちとなる。CSSフル活用という場合は、結局タグ打ちの方が早くなるのだが、ちょっとした文字修正とか更新なら、明らかにソフトを使った方が早い。が、それも入っていない。もともと、ウィンドウをかなり開いて作業する人間なので、もう狭くて狭くてしかたがない。無理矢理、解像度を変更しようにも、スペック的(グラボ的)に対応してないし・・・・。これで、どこまでデザイン作業ができるのか、ちょいと心配である。

前の石積み場で悩みとなっていた「会話のなさ」だが、バベルの塔は「私語がない」といった感じで、あのヒリるいた感じはない。話そうと思えば話せそうだし、空気がピリピリしていないので、居心地はいい。上司や社員の人にも、こちらが恐縮するくらい何かと気をつかってもらっているし。カーリー的存在がいないというのがでかい気がする。おいらが知らなくて困りそうことも、先んじて教えてくれるので、右往左往したり、自分で様子をみて研究する必要もない。PC環境はともかく、石積みやすい環境ではある。侘び寂び侘び寂び。

定時きっかりに石積みも終わったので、さっさと帰宅する。5時半あがりなので、家に着くのは早ければ6時半。う〜ん・・・自分の時間たっぷり!でも、まだ慣れていないのもあるのか、今この日記を書いている1時の時点で結構眠い。健康体になりつつある。ちょっと危険だ。

帰りは偶然、セミナーで一緒だった男の子(たぶん年下)と一緒になり、途中まで帰ってきたのだが・・・なぜかおいらのもつ「雰囲気」に対してえらく賞賛してくる。ポルトガルの例の恐怖体験を思い出し、ちょっとひきかけたが、普通に褒めてくれている感じもしなくもなかったので、素直にお礼を言っておく。だけど、明らかになんかしら誤解しているような気もする。うさんくさい男にこれまでであったことはないのだろうか?この手の褒め方をしてくる人は、これまでたいてい生真面目なタイプであることが多いので、きっとかれもかなりの真面目人間なのだろう。

帰宅後、直しを頼んでいたスラックス三本をとりに行く。何か新しいものを購入するということは、とても喜ばしいことなはずなのに、素直に喜べないおいらが未だにいる。なんか、とてつもなく無駄な買い物をしてしまったような気が・・・。スラックス買うくらいだったら、先日BOOK1stで見つけたが、値段にビビって買えなかった「クルテクのシールブック」(650円也)を買いたいよ。給料はいったらご褒美に買うつもりだけど・・・。

まぁ、いいや。考えるのはよそう。

あ、でも・・・スーツのメリットあったや。

毎日着ていく服を考えなくて済むのは、とてつもなく楽だ。おしゃれじゃないおいらにとって、服を選ぶなんてどうでもいいことなのだが、世の中はそうはいかないことがままあるわけで・・・2日おきに同じ服着てること、高校時代からの古ぼけた服を着ていることなんかも、チェックされているわけで・・・。

世の中ほかにチェックしておかなければいけないこといっぱいあるだろうに・・・。

明日も早い。明後日も早い。

もう寝よ。

バベルの塔
2007年07月02日 (月)
さ〜いってみようか。

まずは、前回から今回までのメモ。

映画ばかりみていた。レンタル屋で面白そうな最近の映画を探すのもつかれてきたので、「ベルエポック」をテーマにかなり昔に見た(中学生・高校時代などに)映画を借りてみることにする。当時は「ん?」だったかもしれないけど、今見ればまた違うと思って。とはいえ、当時「ん?」って思った映画を借りるのも勇気がいるので、ぱっと思い出した当時好きだった映画を借りてみた。感想は余裕があるときにきちんと書くので、リストだけメモっておく。

・大脱走(マックィィィ〜〜〜ン!)
・フルメタルジャケット(ファミコンウォーズが出〜たぞ!)
・ゴッドファーザー Part1(アルパチーノ若けぇぇぇぇ!)
・セルピコ(横断歩道、みんなで渡れば怖くない)
・ビハインド・ザ・サン(初見。眉毛が太い子はやっぱりかわいいです)
・ダイハード(テレビで。アルがおいしいところ総取りですな)
・ボルベール(映画館。字幕ありで見直し。やはり口は目よりも重要でし。)

今後予定
・荒野の七人
・続・荒野の七人(間違えて先にそっちを借りてしまった)
・2001年宇宙の旅
・ゴッドファーザー Part2以降
・タクシードライバー

あたりかな。


さて、日記。

そろそろ今の生活にも飽きてきたので、のっぴきならなくなりはじめた「ひきこもり生活」に終止符を打つべく、石積み始めることにした。

いろいろと紆余曲折があり(飯田橋は賽の河原を思い出させられたりとか、品川シーサイドなんて駅聞いたことなかったりとか)結局、先日書いた短期の石積みに決定。おいらがイメージする「典型的会社」な例も味わってみたかったので。その面接の時に石積み場に訪れて、その内装のあまりのベタさに笑いを堪えるのが大変だったのだが、住めば都というし。vamos a ver。

石積みの内容は、実は未だに良く理解していないのだが、外資系コンサルティング会社のシステム開発部ってやつ。その中でWEB担当になるのだが、今までと違ってWEBで喰ってる石積み場ではないため、WEB担当はおいら一人。自社サイトにもそれほど力を入れているわけではないので、あまり修行にはならなさそう。今の技術で十分いけてしまう。だもんで、とりあえずわかったふりして引き受けて、あとからこっそり調べて「ふふん」と得意顔するなどということはなさそう。

で・・・例のごとく隠語で行くが、石積み場があるのはバビロニア。大都会である。そのバビロニアにあるバベルの塔での石積みだ。まぁ、「石積み」という表現はこれまでとはタイプが違ってくるが、別におかしくないし、おいらの中で定着したので、そのまま使う。

今回の石積みでネックとなるのは、まずバビロニアが石積み場、朝9時からということ、スーツ(クールビズ初体験)ということ、ヒゲを毎日剃らないといけないということあたり。

バビロニアって部分は、地理的に便利なのでメリットも多少あるのでOKなので省く。

まずは朝9時スタートというのは、やはり「うぐむ・・・」ってなった。もうものの見事にラッシュにぶち当たる。ラッシュはかれこれ5年くらい経験していなかったが、初日・・・つまり今日駅にいって「軍隊のように整列した電車待ちの人だかり」をみて、もう笑うしかなかった。4本分くらい電車待ってるんだもん・・・。1本にたいしてだいたい3列並ぶもんだから・・・12列。階段上からみたら、「そろばん」みたいだった。電車の中で読書しようと思って、再びハードカバーの「北方水滸伝」をもっていったが、とてもじゃないけど本を開けるスペースはなかった。文句をいったところで、こればかりは耐えるしかないのだが・・・福岡もラッシュあるのかな?九州で働きたい。九州弁とともに・・・。

スーツ(クールビズ)に関しては案の定、先行投資がだいぶ必要となった。「まぁ、あっても困らないよ・・・」とみな慰めてくれるのだが、どうしてもおいらには必要なものな気がしない。「紳士服の青山」で「2本買ったら1本タダ!」な状態で、スラックスを3本購入。7900円がタダになるってどういう世界なんだ?1本あたりの単価をあげて「お得感」を出しているとしか思えない。靴下も面接のときにうっかりクルブシよりも短い靴下をはいていってしまいつっこまれたので、4足980円というハイソックス(?)を購入。話は戻るが「スラックス」という単語も知らなかったので、ネットで調べてしまったさ。ネクタイと上着はいらないので購入せず。冬まで続くことになってしまったら買うかもしれんが・・・。ワイシャツも数枚購入。様子見で半袖2枚買ったが、どう考えても足りなさそう。もともと2枚くらいはあるっぽいので、それで何とか耐えてみようと思う。

ヒゲに関してはかなり抵抗があった。そもそも「なぜヒゲが悪いのか」がおいらには理解できない。「ヒゲくらいいいじゃん」って輩には「だったら剃らなくてもいいやん!」といってやりたい。泥棒ヒゲとか、あまりにすごい無精ひげだったりとか、この前みたいに2週間遭難男みたいなヒゲだったら「だらしない」みたいになるのはわかるが、あごヒゲくらいいいじゃないか・・・・。アラブ人とかやとって「ヒゲそれ!」っていったら怒られるぞ・・・って、アラブ人雇わないか。

ヒゲってのはおいらにとっては小さい頃からのあこがれであり、さらには「デブ隠し」というオプションまでついてくるから、何かと便利なのだ。おいらみたいに色が白いデブはヒゲがないと輪郭がはっきりしなくてダメなのだ。二重あごも隠れないのだ。いうたら、女の子に「化粧しないで外に出ろ」と言っているようなもんなのだ。まぁ、おいらはスッピン好きだから、そっちの方がEncantadoなので難しいところなのだが・・・。まぁ、ちょっとそんな女の子の気持ちがわかる。ヒゲない状態で外に出たくない。他人にとってはくだらなくても、おいらにはこだわりなのだ。まぁ、それも乗り越えたんだけどさ・・・結局。

で、初日・・・。

朝6時45分に起床。つい一昨日くらいまでその時間は余裕で起きていて、それから4時間後くらいに就寝というパターンだったので、エライ変わり様だ。「起きれるのか?」と多少心配ではあったが、人並みに緊張しているようで、普通に起きれた。

ラッシュを「片腹痛し!」と一蹴しつつも、足ガクガクさせながらバビロニアへ。初日だから就業時間20分前に到着して、最短ルートを探そうと出発したにもかかわらず、電車が止まりまくり、結局5分前に到着と全く余裕がない状態で到着。バベルの塔には、もう面白いくらい人が吸い込まれていく。これをみただけでも「このバベルの塔で働く価値はあった!」と思わせられた。いつまでみていても飽きなさそうだ。

「今日からどんな石積みするんだろ〜」と心躍らせて出石積み場したのだが・・・初日は一日かけてセミナーであった。会社概要とか、どんなことやってるとか、各部署の説明とか・・・。ビデオみたり、各部署の責任者が来て説明したりとか・・・でも、単語の意味はわからないわ、外資系だからなのかホント横文字とか略語が多く、見事なほどの「バベルの塔」だった。あんたら何語話てんねん!

「短期のおいらには関係ないやん・・・」と最初は思ったのだが、いざ説明をきいてみると結構興味深いことが判明。当然ちゃ〜当然なのだが、知らないこといっぱい。なんか、歴史の本読むみたいに「へぇ〜」とか感心してしまい、こちらから質問する始末。あまり石積み内容には関係ないことばかり質問していたのだが・・・今の日本の法律とかもでてくるので、結構勉強になったりもする。

ただ、聞けば聞くほど「蟻の子一匹通さんで〜〜!!」というシステムには少々恐怖を覚える。かなりガチガチな石積み場だ。職種柄しょうがないところも多分にあるのだが・・・もう見事に隙がない。完全にマニュアル化していて、かつスーペル合理的だ。前に石積んでいた「賽の河原」では「なんでもっと合理的に働かんのかね〜」と思っていたのだが、ここまで完璧に合理的にいかれると、日本的な侘び寂びが全く感じられない。石積みのやりやすさも大事だが・・・ここまで来ると怖い。あくまで「書類上」でのことと思いたい。綺麗すぎる部屋とか、隙のない正論とかって、なんかうさんくさいというか、息苦しいというか・・・そう感じるのはおいらだけではないはず。

セミナーはおいらのほかにもなぜか3人もいた。女性2人に、男性1人。ただ、全員おいらとは違う部署であった。一緒に昼飯を食べにいったが、全員出版系の仕事をしている人間であった。

初日は見事にセミナーだけで終わった。今回は「残業」がほとんどない石積み場なため、退社してもまだ太陽が拝める。バビロニアには遊ぶところがいろいろあるのだが、初日なのでおとなしく帰った。

あ、そうだ・・・帰り際、部署内で「自己紹介」があった。きちんとした自己紹介。前の石積み場では2ヶ月くらいするまで名前がわからない人ばかりだったので(電話と取ったときに名乗るのを聞いて、こっそり覚えたが)、超基本的なことなのに、妙に嬉しかった。

明日もセミナーが続く。場合によっては昼過ぎまで。個人的にはさっさと石を積みたいのだが、まぁ、致し方なし。まぁ、Poco a Pocoだ。


追記
早くバビロニアという立地条件を活用し呑みにいきたいのだが、来月の中旬まで金が入らない。気が遠くなる・・・しばらく緊縮財政が続きそうだ・・・先行投資もあったし・・・嗚呼。

カメハメハ大王
2007年06月21日 (木)
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夕方から資料一生懸命集めて書いたのに・・・日記消えた。書き終わったところだったのに・・・。全部消えた。デサパレシード!!

もうとてもじゃないけど書く気力なし。自分だけしかわからんが、ワードだけメモとして残す。

・ジェシー・メイビア・ノリコ(ハワイからの来訪者。参照:2005年6月9日の日記)
・カメハメハ大王の人形(あまりにイメージ通りで感涙)
・赤玉パンチ(男には飲ませるな〜♪公式サイト
・戦後or文明開化(赤玉パンチの時代)
・加藤登紀子(CMソングのイメージ)
・新宿駅(どこにあるかわからない)
・ハワイの人口(そんなの聞くの男だけ)
・日本、東京、高知、スペイン、ノルウェーの人口と人口密度(資料)
・男と女の産み分け方(酸性とアルカリ性が関係。迷信?。生々しい。)
・南の島のハメハメハ大王(いろいろと勘違いしてた。)


うぐむ〜久しぶりにショッキングな事件だ・・・。なんで突然消えたんだ〜。マジでショックだ・・・。



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