おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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2005年07月24日 (日)
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ここ最近、日記が・・・mucho estres!!

毎日、毎日、毎日、毎日・・・書くことが多すぎて嫌になる。マジで、泣き崩れそう。書くことがいっぱいの日の日記って、一日ためると、本気でちゃぶ台ひっくりかえしくなる。

じゃ、かかなきゃいいじゃん・・・って思うのだが、そういうわけにはいかないのだ。なんで、そういう訳にはいかないかというと、おいらにもよくわからない

たぶん、継続は力なりを信じてるんだと思う。たぶん。

っていうか、たまに抜けることがあっても、10年近く続けてきている日記(公開日記は時期による)を書かなくなること(やめること)は、書き続けることよりもつらいことだろうから、どっちにしろ無理。

まぁ〜ギャ〜ギャ〜騒ぎながらも、書くんだけどさ。

たまには、「あんたたちがご飯作ってよ・・・」っていいたくなるわけさ。うん。


ということで、ぼやいたところで日記。目眩しながら日記。やる気ないので端折る。


今日はMi Kyungの誕生日(7月21日。韓国の暦だとまた違う日になる)のCena(夕食)をやる。Mi Kyungも疲れていて・・・といっても、おいらと違って仕事だが・・・Fiestaやる元気はないので、身内だけでCena。まぁ、ミニFiestaってところだ。


朝・・・まだ全然寝たかったのだが、メグミさんがセゴルベにいくというので、一緒に起きる羽目に。別に起きる必要はないんだけど、寝ていられる状況じゃないので、起きる。完全寝不足。日曜に10時前に起きるなんて・・・。ため息混じり。

彼女を送り出し、ぼ〜っと何かしてた。何してたか覚えてないから、たいしたことはしてないだろう。たぶん、細かい仕事してたんだと思う。日記とか、メールの返事とか・・・。

そんな時間が、夕方くらいまで続いたあと、暇人フサエちゃんから電話があり、Bar Canovasでいっぱいやる。タカシ君も呼んだが、取り込んでたようで1時間後に合流した。

このBar Canovas・・・本当にメニューが多い。Valenciaの定番Tapasはほとんど揃っているんじゃないだろうか?。味は試してないからわからないが、ここまで品揃えがあるなら、いろいろ重宝するかもしれない。しかも、土日もやっているし・・・。

すぐ傍らでスロットマシーンをやっていたchino(中国人)が120eurosをもうけてニヤニヤしていた。

以前、Santiに

「あの機械は中国人が作ってるから、やつらはいつ当たるか、どうなると当たるかを知っているんだ!(次の目ってことだと思う)だから、場所によっては「中国人お断り」の貼り紙が貼ってある。スペイン人が金を落としていき、中国人がそれを持って返るって感じなんだ。」

っていわれて、この手のギャンブルをやらないおいらは、にわかには信じられなかったが、Madridでも同じように100euros以上稼いでいる人間を目の当たりにし、他の店でもジャラジャラ稼いでいる人を見、さらにバス駅でもかなりの時間に渡って遊んでいる中国人を見、で、今回もものの30分で120eurosを獲得した彼を見・・・

本当なんだ・・・ってことはまたもや再確認させられた。

まぁ、おいらにとってはこの手のゲームで誰が稼ごうが、A mi me da igual!(どうでもいい!)なのだが、120eurosはかなり欲しい!

弟子入りしたいくらいだ。本気で。

Ricoricのケバブ何個分だよ!

通い婚何回できるんだよ!

はぁぁぁ〜〜〜ため息しか出ないさ。


タカシ君がなかなか来ないので、河岸を買えて、Lizzaran(バスクのピンチョが食べられるチェーン店)で、CervezaでもVinoでもなく、珍しくCafe con leche del Tiempo(いうたら、アイスコーヒー)を注文。

久しぶりに外でCafeをのんだが・・・やっぱり旨いよ。Cafe。

飲み終わった頃・・・フサエちゃんと別れて、タカシ君とおうちへ戻った。


今回のCenaは身内だけなので、人数は少ない。

Santiをのぞいたうちら3人とタカシ君、ドルドル(韓国人)、そして、その旦那のJuan Joseの6人でCenaは開始。

途中で、渋滞に巻き込まれながらもセゴルベから帰ってきたメグミさんも参加して7名となった。

メグミさんと、Mi Kyungは、メグミさんがValenciaにいた頃からの友達で、Madridにいってからはそれほど連絡はとっていないとは思うが、関係は結構長いので、今回の滞在をMi Kyungは喜んでいた。

ちなみに、もちろんおいらも喜んでるんだけど、ただたんに疲れているだけ(笑)


Cenaのメニューはもちろん韓国料理。Mi Kyungが作るわけだから、本物だ。

全部名前は覚えてないが・・・チャプチーとか、コンニャクみたいな触感の、寒天みたいのもあったし、なんとかキムチもあった。あとはロールキャベツみたいな肉巻き料理。


今日は珍しく6人のいるうちの半分(おいらとタカシ君、Mi Kyungをのぞく)は、Vegetarianos(ベジタリアン)であったので、健康食品等々、健康に関する話で盛り上がった。

なんか、漫画「美味しんぼ」の世界(笑)

この手の話は、なにも間違っていないとは思うのだが・・・聞いていると何を食べていいのかわからなくなる。

メグミさんが戻ってきてからもアジア人5人、スペイン人2人という組合せにもかかわらず、スペイン語での会話が飛び交う

当然といえば当然なのだが、やっぱりアジア人ばかりでのスペイン語の会話には未だに違和感があって笑える。タカシ君とおいらは普段日本語で話すが、こういうときはスペイン語で会話する。二人だけの場合でも、完全に二人だけの時は10割日本語だが、こういうシチュエーションだと6:4くらいでスペイン語が多くなる。

ドルドルとJuanjoが帰ったあとは、Salonで、フラメンコ。

今年の頭くらいから、SantiとManoloがはまっているFaleteというアーティスト。

テレビにはこれまで一度も出てこなかったのだが、一度でたら爆発的に有名になったらしい。おばさんみたいな感じの太った男が歌っている。格好はとても奇異だ。化粧とかしてるし・・・。

彼の曲というか、歌は恐ろしくすごい。

鳥肌が立つどころの話じゃない。ギターとかもう腰が砕けるほどかっこいい。

そして歌・・・。

もう、何をいってるか理解できないが、心に響く。とてつもなく響く

おいらが感動していると、Manolo・・・

「本当に上手なフラメンコのcantante(歌い手)の歌は、頭で理解したりするものじゃなくって、Corazon(心)に響くんだ。これまで有名になったcantanteもすべてそうだ。見た目は変わっていたりするが、歌がCorazonに響くから有名になる」


日本だと、フラメンコ=ダンスのイメージがあり、また、スペインに次いで、世界的にも2番目くらいにフラメンコ人口が多い国だが、スペイン人からその事について何かいわせると、やはり多少の揶揄が含んでいることが多い。

いうまでもないことだが、スペイン人から見ても彼らの作り出す踊りやら、歌やら、曲は、とてもじゃないけどマネできないものらしい。彼ら(Gitano・・・ジプシーが多い)は文字が読み書きできないから、子供の頃からの経験、それに培ったリズム感だけで、フラメンコを作り出す。だから、時間をかければそれなりにはなるだろうけど、あの領域まで行くのは不可能だ!といつもいわれる。

また、踊りの方のフラメンコは、現在ではとても有名だが、いまある形はやはりどこか商業的なところからきているらしい。もちろん、オリジナルで、彼らも踊りをつけることはあるが、それはフラメンコに必ず踊りが付属するということでは決してない。

これがフラメンコ!という、絶対的なものは存在しなく、そのときそのときの状況で、楽しむものだということだ。


で、なんだっけ・・・。

そうそう・・・だから、うちらも、その状況だけで・・・踊れもしなければ、歌えもしないのだが・・・5人で踊りまくって歌マネして楽しんだ。




Manoloが消え・・・Mi Kyungが消え・・・メグミさんが消え・・・おいらとタカシ君二人になり・・・そして、タカシ君も帰り・・・

朝の7時頃寝た。

チュンチュンチュンチュンとスズメの鳴き声が聞こてきそうだった。




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2005年07月23日 (土)
今日は本当だったら、Moixenにいってリベンジする予定だった。結構前から、立てていた企画。

が、たぶん大丈夫だろうと高をくくっていた、PabloのBodega見学(友人にValenciaでVinoを作っている友達がいて、その彼のBodega(Vino工場?)の見学)が、Pabloのスケジュールの予定でぽしゃってしまったため、Moixenは中止になった。

もともとBodegaは関係なくMoixenに「Gaspacho de Moixen」(モイシェン風ガスパチョ)を食べにいくだけでもよかったのだが、そうなると、Bodegaもいくなら・・・ってことでくることになっていた、仕事のあるタカシ君は来ないだろうし、おいらがドタキャンしたときに、すでにMoixenにいっている大興君はこないということになる。そうなると、フサエちゃんと二人だけになるので、それももったいない・・・せっかくいくならBodegaもいれて、皆で行った方がいい・・・と思い、思い切って中止にしたという次第だ。

さ〜て、何をするかな〜なんて考えていたら、電話がなる。

?「もしもし・・・だ〜れだ・・・」
お「・・・・その声は・・・メグミさん・・・」

彼女は声優の仕事をしていたこともあるので、声には特徴があり、すぐにわかる。

メ「さて、私は今どこにいるでしょう?」
お「・・・・・っていうか、Valenciaでしょう?」
メ「そう!」

・・・Madridで仕事しているはずのメグミさんが、わざわざ電話かけてきてるわけなんだから、Valencia以外にはないだろうに・・・愚問だな(笑)

メ「昨日着いて、いまタカシの家にいるの〜」
お「ほほう。」
メ「今日は何する?」
お「う〜ん・・・特に。多分買い物に行くけど・・・」
メ「夜は?」
お「別に〜特に。」
メ「じゃ、どっかでご飯食べようよ」
お「あ〜、そっか・・・タカシ君仕事か?」
メ「そうなの〜」
お「了解。じゃ、友達いるかもしれないけどいいよ。適当にそっちいくよ」
メ「わかった。じゃね〜」


こうして、スペインではスケジュールが埋まっていく。もう、毎度のことながら、かなり突然だ。


ってことで、昼間は適当に仕事をして、夕方からお洋服を買いに行くことにする。もちろん(?)、おいらのではない。21日に誕生日を迎えたMi Kyungへの誕生日プレゼント。

おいらは基本的にプレゼントに靴やら洋服やらは買わないタイプ。サイズわからないし、どんな服もってるかわからないし、その人の嗜好に大きく作用し、日常身につけるだけあって、自分の嗜好が押しつけづらいものなので、いつもパスしている。大抵は、「相手が好きだろうな〜でもおいらも好き!」ってものを選ぶ。

いつもならそうなのだが、今回は何故か「服」をすぐに思いついた。直感を信じて・・・ついでにRebajas(バーゲン中)ってこともあり・・・上に書いたやり方で、服選びをする。

1人で女性の服屋さんに入ることはできないので、補助係としてフサエちゃんを呼び出し、Rebajas中のZaraへ行く。


おいらは女の子の買い物につきあえるタイプでもないし、自分の買い物も長々とするタイプじゃない。さくっと選んで、さくっと買って、さくっと家に帰る。適当ってわけじゃなくって、ぱっと見・・・直感で気に入ったのがなければ、買わないですぐに帰る。だから、買うか買うまいか悩むことはまずありえない。買うときは買いに来るときなので、気に入ったのがすぐに見つかれば、すぐに買って、Ya esta!って感じ。

今回もそれ。

Zaraを20分くらいウロウロして、目に付いたやつを候補にしていく。

Mi Kyungは背が高いので(170cmある)、大抵の服は似合う。痩せすぎているわけでもなく、太っているわけでもない。ちょうど良いスタイルをしているので、色をのぞけば大抵の服はかっこよく切れる。

あとは、おいら好みのデザインをした服を買うだけ。

イメージとしては、さおりさんが良く着ているインド系ファッション。Mi Kyungがあれ系を着たら絶対似合うと思ってはいたが、意外ともっていないのか、そういうのを着ているのを見たことがない。

Zaraでそんなのが売っているわけはないのだが、最近ではアジアがModa(流行)なので、スペイン風なのだが、似たような感じのやつをそこそこ見かける。

んで、見つけた。

夏でもラクチンそうだが、色合い的に秋でも使えそうな超おいら好みのスカートを発見。もう一着みつけたのだが、そちらよりは色の派手さが、スペインっぽいのが良かった。

が、値段が少々いまのおいらには痛い。痛すぎる値段。おそらく普通の人にとってはたいしたことないの金額だろうが、このスカート一枚で、Bodegaが何回いけ、Ricoricのケバブが何個食べられ、Vinoが何本買え・・・ってことを考えると、おいそれと服を手に取ることができなかった。

まさか、ここで迷うとは・・・。

仕事代の半分がこれで飛ぶ・・・Bodega・・・Ricoric・・・Vino・・・・あ〜〜〜〜!!!どうしよう!でも、Mi Kyungには世話になってるし・・・おいらにとっては最後の誕生日だし・・・あああああああっ!悩む!!!!

とりあえず、サイズをチェックする。同じ柄で、同じ作りだが、色が黒のやつはSとLしかなく、茶色の方はMとLしかなかった。

個人的には茶色の方なのだが・・・サイズが合わなければしょうがないので、SとMの両方を手にする。

で・・・

「フサエちゃん・・・これ試着して・・・サイズわからんから。それみてから考える。」


ってことで、試着試着。

うん・・・いい!!いい!!

おいら好みだから、誰がきても「いい!」となるのは道理だった(笑)

かなり痩せている彼女がSでちょうど良いくらいだから、Mi KyungはMということで落ち着く。おいらがより好きな茶色でも大丈夫ということなった。


あとは、これにするか、他のもう少しくらい安いやつにするか・・・。

5分ほど悩み・・・

「あ〜〜もういい!ウジウジ考えてもしょうがない!なるようにしかならん!」

と得意の開き直りを発揮して、手にとって5秒後にはレジにならぶ。

が、5秒は早すぎたのか、レジに並んでいる最中にもウジウジ悩み始める。

もう、「殺るなら、はやく殺れ!」ってな気分だ。

結局、自分の番が来るまで、葛藤に葛藤を重ね・・・お買いあげ〜。

買い物は1時間とかからず終わったのだが・・・なんか疲れた・・・(^_^;)


買い物中に電話が来たマリコちゃんをZaraに呼び出す。今日もたっぷり追っかけしてきたらしいが、あまり成果はなかったようだ。いるはずの場所に彼らがいなかったらしく、ちょっとがっかりして帰ってきた。

Zaraで彼女を待っている間に、偶然、爽やか友君を遭遇。彼も服を買いにきたらしい。知らなかったのだが、彼は服を買うのが好きらしい。おいらとは大違いだ・・・。

友君の買い物を少し待ったあと、マリコちゃん、友君、フサエちゃん、おいらの4人で、Zaraの側のBarでCervezaを呑む。

マリコちゃん同様、サッカー好きの友君も、intertotoのチケットが当日買えると思っていたらしく、おいらがもう一般チケットは買えないことを伝えると、目をキラキラさせて、さわやかにうちひしがれていた

その後、マリコちゃんと彼は作戦会議をやり、夜ダフ屋から買うことに決めたらしい。そんでもって、一緒に見ようということになったらしい。友君だったらスペイン語話すし、何かあっても大丈夫だろう・・・と、後を彼に任せる(笑)

それにしても、ふと気づくと、おいら意外みんなサッカーファンということが判明。

やっぱValenciaってサッカーファン多いよな〜。一名Betisファンだけど・・・。


Barを後にしたあと、買い物等があるというマリコちゃんと別れて、うちら3人は中華食材屋巡り。しらばく、改装工事していた店が再開したという情報をタカシ君から得ていたし、二人はこのあたりはあまり知らないようなので、ガイドも兼ねてプラプラ見学してみる。

ぱっと見、品揃えには特に変わったところがないように見えたが、じっくりみると、結構以前にはみかけなかったものとかが置かれている事に気づく。

醤油が、キッコーマンのものが少し減り、中国産の安い醤油の種類が増えていた。うどんが売っていた場所も変わったり、日本のようなカップラーメン(中国のやつだが)が売っていたり、わさびが大量入荷されていたり、海苔が前より微妙に安くなってたり、ブルドックソースがあったり、安物だが日本酒があったり・・・となかなか興味が尽きない。

一つの店で、チリソースを買ったのだが、その店では4.8eurosなのに、もう一つの店では3euros切っていて2euros以上の開きがあった。

勇み足サミ〜♪だ。

友君は、目をキラキラ輝かせながら、うどんとゴマ油を探していた。

もう彼・・・いったいいつ目が淀むんだろう?ゴマ油とうどんで目を輝かせるなんて・・・。あと、ニラにも目を輝かせていいた。ついでに、目をキラキラ輝かせながら、フサエちゃんから5euros借りていた(笑)

思わず、おいらは遠い目をしてしまった・・・。

おいらはというと、麻雀パイを見つけてしまい、目がキラキラ。

スペインでやる麻雀大会ってのも乙な気がした。

やらんだろうけど・・・。

中華巡りのあとはFnacへ。

目をキラキラ輝かせながら、路上でゴマ油を取り出し、蓋がずれたのを発見し、まだ目をキラキラさせながら、への字口で、そして首をかしげながら元に戻し・・・笑顔で・・・

「Fnac最近いってないんですよ!!!」

と爽やかに一言。

もう、どこにでもついていきますよ・・・。


FnacではOferta調査、DVD調査、JAZZCD調査・・・などをして、小一時間時間をつぶす。

友君は、FangoriaのCDにまた目をキラキラさせたかと思うと

「Fnacって!!いるだけでホント楽しいですよね!!!」

と一言。

目が淀みまくりのおいらは・・・お金を意味する、指先をこするGesto(ジェスチャー)をしながら・・・

「金さえあればな・・・」

とだけ返しておいた。


Fnacを出たあと、サッカーに行く順をするという友君と別れる。

目をキラキラ輝かせながら帰っていった。


で、おいらとフサエちゃん。待ち合わせ時間の8時には少々早かったが、早めにメグミさんと合流することにして、タカシ邸へ。

スーパーで買い物していたからか、一足違いで、二人も家をでてしまったらしく、家には誰もいなかった。

電話をかけると、例のPlz Doctor Colladoの激旨Horchateria(名前が判明。Horchateria Colladaであった。シンプル過ぎ・・・。)にいるという。

うちらもそこが最終目的地だったため、是幸い!と、Horchateriaに向かう。


激旨Horchataを飲見終わったのおいらは、すでに疲れ切っていた。なんか、生活のリズムがおかしいことになっている。明らかに寝不足。それに、やっぱりおいらには早起きは似合わないことがわかった。

メグミさんとの夕食は、うちの側のBar Irun~aでとることにした。疲れのために腹があまり減っていないのと、あまり金を使いたくなかったから。軽くつまんで、軽く呑んで・・・というつもりで、Irunaに向かうことにする。仕事後、タカシ君も合流しやすいというのもあった。

テクテク歩いていると、ふとメグミさんがリュックを背負っていることに気づいた。

お「あれ???なんで荷物持ってるの?」
メ「あたし、家なき子なの〜」
お「・・・・」

え???じゃ、今日どうするんだ?タカシ邸じゃないのか?家なき子???ホテルとかもとってないよな・・・友達たくさんいるもんな〜。ってことは、なにかい?タカシ君がいて、ぼくがいる。そして、家なき子のメグミさんがいる・・・。タカシ君の家からでてきた、メグミさんが、リュックを背負っている。うん、確かに背負ってる。つまり、タカシ邸には戻らないってこと?で、タカシ君がいて、ぼくがいる。うん、僕らは仲良し。

こういうのって・・・

暗黙の了解っていうんですか?
山川!っていうんですか?
ツーカーっていうんですか?
助さん、角さんっていうんですか?

未必の故意っていうんですか〜〜〜〜!!!!!????


は・・・はめられた・・・(笑)


おいらは基本的に人には優しくないが、義理と人情はこよなく愛す。でもって、天の邪鬼に、気まぐれに、やさしさを見せることくらいある。

Aunque、仕事たまりまくりでも。
Aunque、疲れまくりでも。
Aunque、寝むりまくりたくても。

っていうことで、白旗フリフリ。


お「う・・・うち・・・泊まる?」
メ「いいの????」
タ「(ニヤッ)」(←おいらの推測)
お「・・・い、いいよ・・・」

おいらの部屋はいろんな意味で修羅場と化していて、人様に見せられるとかそういうことではなくて、ベッドを敷くスペースすらない。徐々に部屋を浸食していくVinoの空き瓶、そして、Vinoをおくテーブル代わりにしているママンからの小包の段ボールが×3。大興君が先日返してくれたトランクが転がり、取り込んだ洗濯物はあちらこちらに散在し・・・。

まずはそこを何とかしないといかん状態だった。


タカシ君が今日夜中の2時に仕事が終わるので、"できたら"あとで合流することにして、Cervezaを大量に購入して、一度家に戻る。冷蔵庫にCervezaをどうにかして詰め込み、今夜あるかもしれない、ミニFiestaの準備を整える。

再びPISOをでて、同じく荷物を家においてきてフサエちゃんとIrun~aで合流し、Plz CanovasのRestaurante Canovas(最近何故かよく行く。土曜日も日曜日もやっているからという理由からだと思う)で軽く飲み食いする。

フサエちゃんは今夜12時から、大興君とクラスメートのFiestaにいくことになっていた。スペインではありえない5eurosのパー券を買わされていた(外国人が主催しているため)。二人ともいきたくない気分でいっぱいだったらしいが、買ってしまったし、クラスメートもいるしとのことで、気合いをいれていくことにしたらしい。おいらも急遽、同Fiestaにいけなくなった友君から、タダでその5eurosのパー券をもらったのだが、この後考えているおいらの部屋でやるミニFiestaでさえ危ないのに、とてもじゃないけど、疲れていてそんな余裕なし。

10時半頃、解散し、おいらとメグミさんはPISOに戻る。

PISOに戻ると一気に疲れが押し寄せてくるが、Cervezaを気付け薬としてねばる。

その間、何かとハイテンションなメグミさん。

「ねぇねぇ〜これね〜タカシ君からもらったの〜〜!魔女っこメグちゃん!!ほら〜!」

メグつながりということを言いたいのだろうか?バラバラになった魔女っこメグちゃんをベッドの上に横たわりながら組み立てる。

パンツ見えるじゃねぇ〜か〜!このフィギュア!!

「うん、見えるよ・・・」

マニア向けなんだろうか・・・。

他にも、傍らにおいてあった、ユカさん・美穂ちゃんコンビがおいていった、ゴルゴ13の漫画をみて・・・

メ「ドゥーク東郷ってすご〜〜い!!!」
メ「でも、なんで彼がもてるの?」
お「しらんわ〜。語学たくさん話せるからじゃない?それか、金もってるんだよ。うん、そうだよ」

なんともおざなりなおいら。

それにしても、流石さおりさんと話が通じる女・・・メグミだ!

もう次から次へと、なんの脈絡もなく、話がでてくる。

疲れていないときはとても面白い。面白すぎるくらい面白い。最高といってさえいい。

でも、寝たいとき、疲れたいときは・・・・(笑)

結局、2時から開始予定のFiestaは中止。冷静に考えたら、2時までは起きてられそうだが、そのあと飲み続ける自信がなかった

ってことで、携帯にmensajeを送る。

今日、中止〜〜〜!って。

あとは、彼女を無視して、消灯し、寝た。


追記
遊びにくるときは、前もって連絡しようね・・・。



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2005年07月22日 (金)
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さ〜て、22日の日記!

えらい忙しい日であった。もう長文必至。書く前から気が重い。でも、備忘録、備忘録・・・がんばろう。


今日はガイドのお仕事の日。

佐賀県からやってきたSuperサッカー狂(スペイン語ではhincha)であるマリコさんと一日を共にすることになっていた。

サッカーに関してはずぶのド素人のおいらが、サッカーファンのガイド!!??と豆腐とかが飛んできそうだが、まさしくその通りで、な〜んも役に立たなさそうなのだが、メールでの綿密な打ち合わせにより、「日記のネタとしてでもいいので、一緒にいきましょう!」ということになった(彼女は日記を読んでくれているらしく、おいらのキャラを十分把握していてくれた(笑))


というのも、スペイン語が必要なミッションがいくつかあり、そのために馳せ参じることになる。いうたら、いざ鎌倉!ならぬ、いざPaterna!

今回のギアで、おいらに与えられたミッションは以下の通り
(※諸事情により、企業秘密多し)


・某選手に某人間からの手紙を渡す(企業秘密)
・某選手に某人間からの贈り物を渡す(企業秘密)
・某選手と一緒に写真を撮る。
・某選手からメッセージを貰う。
・彼女がすでにお友達というトレーナーのPepeと一緒に立ち話をする(同時通訳)
・彼女がすでにお友達というドクター?のPacoと一緒に立ち話をする(同時通訳)
・Pepeからは今後のスケジュール等を聞き出す(スパイ活動)
・彼女の渡世の目的を伝える。
・Betisにうつった某選手を追いかけてHuelva側のIsla canelaへ行く(飛行機の関係上つぶれる)
・サッカーのチケット(intertoto)をとる
・Bodegaに連れて行き飲んだくれる(一番得意)



というわけで、朝7時に起き、8時にPlz Canovasで集合して、Valenciaの練習場のあるPaterna(パテルナ)まで行ってきた。

タクシーの運ちゃんに「まだ練習場いくには早いぞ〜!」と言われながらも、無事練習場到着。

タクシーで・・・20分かかるかかからないかくらい。運賃にして13euros強という感じであった。


(練習場入り口。別に全然普通であった(笑))

お「ここがそうなのか〜」
マ「ええ・・」
お「どっちにいくんだ?」
マ「あ、そこです・・・」
お「は・・はい・・・こちらですね・・・」

もう完全、主客転倒。のっけからおいらがガイドされている感じ。彼女はもうこの練習場に3度来てるので、当然といえば当然だが・・・。なんだか、ギアとして面目ない気分に陥るが、今日は「ギアではなく通訳だ!」と心に言い聞かせて、おとなしく彼女の後ろに従う。


まずは業界用語?で入り待ちをすることに。待っている確実にくるかどうかを聞くために、その辺にいた厳つい顔した警備員に質問してみたところ・・・ものすご〜〜〜〜〜〜く訝しげな顔をしながら・・・「ああ・・くるけど・・・練習場の門は閉めるぞ・・・」と言われた。

練習はみれないが、まぁ、選手と会えることは確実になったので、しばらく木陰に座ってタバコをくゆらしつつ、サッカーについての情報などをいろいろ聞く。

待っている途中、トイレに行きたくなった。

お「ちょっとトイレにいってくるね。まだ来ないよね?選手」
マ「ええ。まだだと思います」
お「すぐ戻ってくるから・・・」
マ「あ、トイレは、あそこの建物の裏側です・・・」
お「は・・・はい・・・・ありがとうございます」

通訳!通訳!通訳!

くじけそうになる心を何とか奮い立たせる(笑)

戻ってきたあとも。なかなか車は入ってこない。

予定では、選手の車が一台ずつ入ってきて、誰が乗っているかを確認したら、追いかけていって、写真を撮るなり、お話するなり、手紙を渡すなり・・・そういう体裁になっていた。

入り待ちを初めて30分くらいすると、突然、門から大きな観光バスのようなものが入ってきた。



こんなん。

お「なんか来た!なんか来たよ!!!ねぇねぇね!なんか来た!」

ともう完全に遠足にきた子供気分なおいら。「なんか」って見るからにバスじゃん!と1人つっこむ。

お「選手乗ってるんじゃない?あれ・・・。Valenciaのマークついてるし!」
マ「あれ?でもなんでだろう・・・バスでくるってことは・・・」
お「・・・・」

彼女の頭の中のコンピュータはものすごい情報量で、正しいか、間違っているかは別として(スペインのスケジュールはコロコロ変わるから)現在知りうる彼らの過去の動きから、今後の動きまですべてインプットされている。なんとも頼もしい(?)。

どうも彼らは昨晩どこか(名前忘れた。ロなんとか)に泊まっていたようで、そこから直接きたようだ・・・とのことだった。

バスは選手をたくさん載せていたが、ある1人のオヤジがこちらに近寄ってくると、マリコちゃんとbesitoを交わす。

彼がトレーナーのPepeだった。典型的なスペイン人の名前だ。

彼と挨拶をし、早速通訳のお仕事。

P「おろ?なんでおめえさんは話せるんだ?スペイン語・・・」
お「だって、ここに住んでるから・・・」
P「あ〜〜!じゃ、彼女に少しでもいいからスペイン語教えてやってくれ!」
お「ははは」
P「ほんの少しだけでもいいから!!」(Poquisimoを使用)

英語が話せない彼は、せっかくやってきたマリコちゃんとの会話したくても、なかなか難しい。

Pepeの後ろを次から次へと選手が通り抜けていく。彼女も誰がいるかを確認したかったらしいが、Pepeとの話を中断するわけにもいかず、結局きちんと見れなかったようだ。

うちら二人、Pepeにしてやられる(笑)

ちなみに、アイマールはアルゼンチンに戻って、コンフェとかなんとかやらで、オフが少し延びたため、まだValenciaには合流してないとのことだった。

おいらが唯一、顔と名前が一致する選手なのに・・・残念。ロードオブザリング〜〜〜!!!

あ、カニサレスも知ってるや。道ばたでみたことある。

バスでやってきたことと、Pepeの策略(笑)により、あっというまに入り待ち終了。

思い切り暇になる。まだ来て1時間しか経っていなかった。

誰かがいるかもしれない・・・と練習場の方にもいってみたが、知らない人が走っていたり、子供がシュートの練習をしているだけで、特になにもなし。

風景は・・・



こんなんや・・・



こんなん・・・。

なんかUtielからRequenaに行くときの車窓からの眺めを思い出した。

見渡すばかりのVino畑が、見渡すばかりの練習場に変わっただけだ。

警備員が行ったとおり、門が開けられての公開練習ではなく、筋トレ?やら、打ち合わせやら、各ポジション練習とか(実際どれかは知るよしもない)のようだった。キーパーが途中で数人でてきたが、あとは誰もみることはできなかった。

彼女は別に練習を見ること自体には興味がないようなので、練習場内にあるcafeteriaでまったりと練習とやらが終わるまでCervezaを飲んで待つ。

仕事なのにCerveza・・・いいのか?ギアさんよ〜って反省しながらも、どうしようもないので、二本目のCervezaにも突入する。

ついでに、猫が3匹もいたので、Valencia名物Empanadillaを上げて、一緒に戯れる。仔猫が猛烈に可愛かった。

1時間半くらい、のんびり佐賀県の話などを聞いたりする。あとはサッカーファンのこととか、共通の友達(偶然、以前Valenciaにいて、おいらのサイトを発見した子の友達であった)のこととか。

で、10時半・・・再び宿舎(?)前に戻り、動きがでるまで待機する。

時間が過ぎるにつれて、徐々に人が増えてくる。どうも入り待ちはあまり多くないが、出待ちはそこそこくるらしい

ふ〜〜ん・・・Valenciaにも練習場までくるサッカーファンっているもんなんだ〜とちょっと驚く。そんなおいらの周りにはサッカー好きのスペイン人は数人しかいない。




待っている最中に今度は、Medicalドクター?のPacoと少々お話する。ここでも通訳。

40分くらいまった11時ちょっと過ぎ・・・選手が少しずつ出てくる。柵と警備員に守られて自分の車に行くのだ。

そのときに、写真やら、サインやらができる。



こんな感じ。

お「なんかさ〜すごい不思議な感じ・・・」
マ「どうして?」
お「ペネロペとか、同じAyalaでも、ピラール・ロペスの方とか知ってる人ならともかく・・知らない人待ってるしさ・・」
マ「うん」
お「さらに・・・おいらが待ってるの「男」でしょ?なんか複雑〜〜〜!」
マ「ははははははっ!」


ってことで、写真撮影開始!

ビンゴのボールがケースから転がりでてくるように、一定の間隔を置いて、選手が裏門みたいなところから出てきた。

あとの会話は

お「あ〜〜〜!誰か来た!来た!髪長いのが!!(または黒人!!髭濃いのが!おやじが!)あれ、だれ?だれ?」

マ「あれは・・・○○・・・って名前で■■人・・・。(以下ちょっと説明)」

が続くだけなので、写真だけで省く。




はいっ!早速忘れました。名前。




でた!いぶし銀!!。カルボーニって名前。聞いたことはあったが、渋い。もうオヤジ。渋すぎたので、写真を一緒に撮ってみた。今日選手ととったのはこの一枚だけ。あと、彼のファンになること決定。どういうプレーするか知らないけど、渋いので良し!



駄目だ・・・名前でてこない・・・



もう許して・・・ごめんなさい・・・戦国武将とか、ローマの将軍とかなら覚えられるんだけど・・・




これしってる。Divaioとやら。スペル合ってるかどうか微妙。イタリア人。丸ボーズ。かっこいい顔してる。



これもわかる・・・Mistaとやら。なんか・・・ラララむじん君♪ラララむじん君♪って歌いたくなる顔。いうたら、宇宙人ぽい。ミスタースポック?



これが・・・たしか、Vicenteだった気がする。男前や。スペイン代表にもいるので有名。顔は疲れていた。



忘れた。これは新しく入ってきたメンバーの1人だった気がする。




Ayala。おっさん臭くて◎。良い味出してます。カニサレスと仲が超いいらしい。



カニサレス(スペルわからん)。彼といったら、オーデコロンの瓶しか思い出せない。おされさんで、さらに女好きらしい。

・・・あれ?セルビアとの試合の時に、ゴールを決めてうちらを興奮させてくれたというマルチェナとかなんとかの写真も撮った気がするのだが・・・どれだか覚えてない。3枚目の彼だったかな・・・。うぐむ。


ここでとりあえず出待ち終了。キャプテンのアルベルダがまだ出てきてなく、他のファンが帰ったあともしばらく待つことに。

ここでも待っている間、たまたまでてきたPepeとお話をする。あれやこれや。彼女が某選手を追っかけて、Isla canelaに行くこと、明日、明後日のスケジュールのこと。どこに滞在するかとか、どこで練習するかとか、そんなこと。

まぁ、トレーナーにもわからない情報(しつこいようだが、コロコロ変わるらしい)らしくて、「たぶん」って感じで答えることが多かった。

とりえず、今日泊まるホテル、明日の予定等は聞き、情報を得ることができたが、その間に、うちらが待っていたアルベルダとやらは、裏口からでて車でぶい〜んと帰ってしまった模様。

彼の乗る車の後ろ姿を見送りながら・・・・

またPepeにしてやられた!!

と二人つぶやく。

ということで、1時過ぎ・・・前半戦・・・サッカー練習場見学はこれにて終了。

ミッションのいくつかはクリアーできなかったが、プレゼントは渡せたし、写真も撮れ、情報もゲットし・・・と6項目くらいはなんとかなった。まだ大きいミッションが残っていたが、それはおいらはつきあうことができないので、彼女1人でやる宿題となってしまった。まぁ、あのバイタリティーなら、なんとでもなるであろう・・・(笑)

練習場を後にして、近くのホテルへ。そこでタクシーを呼び、Valenciaに戻る。

練習場からはintertotoのチケット(Valencia vs デンマークのマイナーチーム)を買うため、Mestalla(サッカー場)へ直接行く。

チケット売り場へ到着し、早速窓口に向かって・・・

お「明日の試合のチケット一枚・・・」
男「もう残ってないよ!」
お「え???」
男「今残ってるのは、年間契約者の分だけで、一般のはもうない!」
マ「えええええええええええええ!!!!」

うちひしがれるマリコちゃん。intertotoなんてマイナーな試合だから、買えないとは思ってなかったらしい。前に調べた情報によると、一番良い席でも9eurosという破格な値段とのことだった。

あとから聞いた情報だが、このintertotoのチケットは誰も見に来ないからというわけではないだろうが、無料で結構配られているらしい。で、それが配り終わってしまうと、一般人は買えなくなってしまうのだ。つまり早い物勝ち。9eurosという料金が一般のためのものなのか、通年の人のためなのかはわからないが・・・買えなかったとなると、ダフ屋から買うしかない。

スペインのダフ屋はそれほどぼらないということなので、まず帰るだろうが、試合は明日だし、現時点ではどうしようもないので、失意のままMestallaを後にする。

バスに乗って、Mercado CentralでPaellaを食べる。

少しでもギアらしいことをした(おいらの持ってる情報を伝えたい)かったから(笑)。


午後3時・・・前半戦のガイドは終了。

ホテルまで送っていく。別れ際・・・大量の・・・それはそれは大量のおみやげを貰う。もう宝物ざくざく

おいらが専門器具が好きなことを知っていた彼女・・・トコロテン製造器・・・あのむにゅ〜〜〜〜っと竹の水鉄砲みたいに出すヤツ・・・を買ってきてくれた!!

いや〜どの角度から見ても素敵なアイテムだ。SPAM MAKERに続き、スペインで日本の専門器具をまたもやゲット!

ルンルン気分でおうちに帰る。

他にも、いろんな形・・・パンダとか・・・をした海苔とか、シメジとか羊羹とか、みりんとか、チューブの練りショウガとか、チキンラーメン大量とか、いっぱい持ってきてくれた。

感謝なり。

トコロテン・・・作りまくってやる

今日本ではトコロテンダイエットが流行っているらしいし・・・。


後半戦のギアは8時に開始。

夜の部は、すべてBodegaということなっていた。おいらの得意ジャンル。もう勝手しったる人の家・・・って感じだ。

その前に、Valenciaのオフィシャルショップでユニフォームを購入。前半戦のあと以降と思っていたが、寝てしまっていけなかったらしい。

30分ほど遅れてBodegaに到着。

彼女はサッカーも好きだが、同じくらい「呑む」ことも好きらしいので、今回の滞在のメインの一つになっていたので、思う存分、La vida en la Bodega堪能して貰おうと、いいろいろ味わって貰う。

仕事のタカシ君とはあえなかったが、いつもの面々を召集。特にフサエちゃんはBetisファンだし、サッカー好きでもあるので、彼女と大いに話が盛り上がっていた。

おいらはというと、それぞれ出身のことなる5人のオヤジに捕まり、30分ほど抜け出せなくなった。1人のオヤジはchiste(冗談)が好きらしく、ず〜〜〜っとchisteばかりをいっていた。しかも、オヤジだけあって下ネタが多い。

おいらは普段下ネタは苦手なので・・・まず話すことはないが、郷に入りては郷に従え、虎穴にいらずんば虎児を得ずと、スペイン人に会わせて、下ネタトークに一緒に乗っかってみる。

そしたら、もうオヤジたち大喜び。

「こいつ・・・こんなこといってやがるよ!やりやがるぞ」
「おまえ、どれだけこっち住んでるんだ?」
「あ〜それならわかるか!」
「まぁ、飲め・・・飲め・・・」
「おい、ね〜ちゃん、こいつにVinoやってくれ!おれがおごるから!」
「おれが次におごるから、早く飲め!」
「Boqueronesも食え食え!」
「日本の女はどうだ?eh?」
「あそこにいるのはおまえの友達だろ?今日はどっちだ?」

もう超難しい・・・地元トークのスペイン語で頭が混乱してきたため、途中で「あっちに友達いるから・・・ごめんね〜」と言って彼らに別れを告げる。結局Vino4杯飲まされた・・・。

たまたまBodegaであったGuiomarの両親・・・ショーン・コネリーとタバコを初期のルパンの峰不二子のように吸うママンと遭遇。

周りにGuiomarはいない。

一生懸命話そうとしたが、普段全く使うことのない「Ustedes」の活用がまったくでてこず、たいしたことが話せなかった。別にもう知り合いだから「vosotros」を使ってもなんら問題ないのだが、峰不二子とショーン・コネリーは少々おいらには渋すぎるカップルで、なんか緊張してしまうのだ。かっこいいというか・・・だから、Ustedesを使いたかったわけなのだが・・・余計な気遣いだったかもしれない・・・うぐむ。

彼女たち曰わく、またHunguria(ハンガリー)から友達がきているらしく、彼らと一緒に遊んでいるらしい。でもあとになってくるとのことだから、うちらも待つことにした。ちなみに、まだショウコちゃんも一緒にくるとのことだった。

しばらく、Porron(トップ写真でマリコちゃんが持っているアイテム)で、Tinto de veranoを呑んでいると、ショーン・コネリー
たちが帰るという。

別れ際、峰不二子が・・・

「私たちはいくけど、あとで娘にメッセージ送ってみて・・・多分もう近くにいるから」

というので、さっそくメールを送ってみる。

「どこにいるの?いまうちらはBodega。暇だったらきなさい!」

話は前後するが、おいらが親父たちと下ネタトークを繰り広げているときに彼女たちはやってきて、そのまま6人で呑むことに。

あ、メンバー書き忘れてた。

マリコちゃん、フサエちゃん、大興君、Guiomar、ショウコちゃん、おいらの6人。


ものすごいピッチで呑んでいくマリコちゃん・・・ここのVinoが気に入ったのだろうか?おいらが唖然とするくらいの早さでVaso(グラス)を空にしていった。

何倍くらい呑んでいただろうか・・・みていただけでもVasoで5杯以上は呑んでいたと思われる。他にもTinto de veranoやVermutも呑んだから・・・まぁ、いいや・・・。

閉店のころには呂律が回らなくなっていた(笑)

次の転回を考えていると、Guiomar・・・。

「いまうちらの友達がCarmenの方にいるのね。で、あたし達もいくから、あんたたちもきなさい!ここに呼んだんだから・・・こなくちゃだめよ!」

と強制的に連行される。

明日もあるし、十分酔っぱらっているマリコちゃんはホテルに戻るというので、そこで後半戦ガイド終了。たぶん12時くらい。

彼女をホテルまで送っていき、5人でCarmenに向かう。

Plz de la ReinaのPubに入り・・・彼女の友達という8人くらいのスペイン人(うち1人モロッコ人)も合流し、大にぎわいで呑む。

モロッコ人・・・恐ろしくGuapaであった。ちょっとイル・ポスティーノのベアトレーチェ風味。

2時頃・・・うちら3人は解散。

二人はどうだか知らないが、朝7時という、何ヶ月ぶりかの早起きと仕事の緊張のせいで、酔ってはいなかったが疲労困憊。


帰り際、現在フサエちゃんが住むGerman邸に3人で行き、軽く一杯やり・・・おいらは爆睡した。



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2005年07月21日 (木)
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今週は海週間ということもあり、いつもの面々を呼んで海へいくことに。海はやっぱ大人数の方が面白いから。

せっかく集めるんだから、ミニ企画にしてしまおうと、昼間の通い婚もオプションでつけてみた。

昼間の通い婚は前回いったときは下見だけで、食事はしなかったが、なにやら旨そうな料理を皆が食べていたので、通い婚BodegaがVacaciones(夏休み)に入る前に一度は食べておかなくては・・・って思っていたのだ。


今回誘ったメンバーは、タカシ君、大興君、フサエちゃんの面々。友君はCuencaがどうこうっていってたから連絡してなかった。

が、主催者のおいらの方にトラブル。トラブルっていうか、お留守番の用事が入る。

例のFontanero(水道屋さん)の一件で。

何度も日記で書いているような気がするが、現在、うちの水回りはものすごいことになっている。風呂はお湯がでないし、水はちょろちょろだし、トイレの水は流したあと、ちょろちょろ水が流れているし、シンクの下のパイプは壊れて(何度も修復したが無理)、雨漏りのような状態で、バケツ下に置いてるし・・・。

それもこれも、改善するための配水管工事で改悪されたからに他ならない。

おいらが、ここ最近で、Fontaneroを待つのはこれで4回目。で、これまでの3回は、全部、来なかった。約束の時間に遅れるくらいなら、まぁ〜スペイン的にはありなので、いいのだが・・・・待てども待てどもこないのだ。あげくの果てに、来てないのに「行ったけど!いなかった!」とかいう始末。一回目の時は、おいらがチャイムの音を聞き逃したとか、間違った部屋番号を押したんじゃないか・・・とかいろいろもっともらしい理由を考えたが(まだFontaneroを信じていた)、2回目来なかった時に、たぶん一回目も来てないな・・・って事に気づかされた。

まぁ、いいや。

で、Fontaneroが来るのが昼の1時。Bodegaでの打ち合わせが1時半。

1時に来てくれれば何の問題もない。もし作業に時間がかかりそうだったら、残念だが通い婚Bodegaはあきらめて、2時半集合のPlz Canovasに行けばいい。

だが、もし1時にこないとなると・・・・。っていうか、絶対こないだろうな〜って確信しているのだが、スペイン人はその辺は気まぐれなので、突然来たりする。とにかく、1時には家にいなくてはいけない。


時計の針はいとも簡単に1時を走り抜けていき・・・あっというまに1時半がやってきた。


おいおい・・・誰もこねぇ〜ぞ〜!人の気配すらしないぞ〜。

スペインで何かを待つ場合のコツとして・・・

Barやレストランなら15分前後が基本。彼らが「Ahora mismo!」(今すぐいくよ!!)とか、「Enseguida!」(へい!ただいま!)と笑顔で言ってこようが、それくらいは待つことは覚悟して欲しい。15分待って頼んだ物が、お勘定が来なければ、相手は完全に忘れてる場合が多いので、もう一度言い直さなければいけない。


待ち合わせの場合は30分〜1時間。もちろん、15分遅れとか、20分遅れっていうのがほとんどだろうが、集合場所が外ではなく、どこかのBarや家だった場合は、それくらいは見ておいた方がいい。で、1時間経っても来なかったら、電話をかけるって感じ。

「何故、もっと早く電話をかけないの?」と思う人もたくさんいるかもしれないが、早く電話してもあまり意味がないのだ。遅れる場合には、いろいろ理由があるかもしれないが、基本的には彼らは「トラブルかなんかで遅れてしまう」わけではなくて、「準備できてないから遅れる」のだ。約束の時間までに準備のできてない人間にたいして、「早く来い!」といったところで、意味がないのだ。「今すぐいくよ!」といわれて電話を切っても、30分は待つ。だから、電話はかけないのだ。

ちなみに、「あと5分!」っていわれたら、それすなわち15分。「あと10分!」っていわれたら、それすなわち30分を意味する。おいらはスペインでは遅刻することは滅多にないが(すっぽかすことはある)、日本ではよくこれを多用していたので、よくわかる。

あと、ちなみに、ちなみに・・・スペイン人の名誉のためにいっておくが、遅刻することが多いだけで、遅刻しない人も当然たくさんいる。それにスペイン人だけが遅れるわけではなく、他のヨーロピアンたちも普通に遅れる。学校のイベントの時なんぞは、集合時間が10時でも動き始めるのはなんだかんだで10時40分とかだったりする。それ以降は集団だけあって待ってられないので、来なかった人はおいていく感じになる。


なんか、話がずれすぎた・・・。どこまで書いたっけ・・・。

あ〜そうだ。ということで、おいらもスペインに習って、2時までは待った。だが、もう来ないと思ったので通い婚の準備をする。

万が一にそなえて、玄関のチャイムのところに、「もし誰もいなかったらここに電話かけて!」というメッセージとおいらの携帯の番号を貼り付けておいた。


すでに3人はいた・・・・いや、いないと思っていた友君がいたから1人増えて全部で4人が待っていた。

そして、何故か彼らは飯を食べてはおらず、Cervezaを立ち飲みしていた。

お「あれ?どうしたの?」
タ「机がないねん!」
お「ホントだ・・・(笑)」
タ「本当にあったの?」
お「あったってば!(笑)」
タ「なんでだろう」
お「もう2時だから、もう少ししたらでてくるんじゃない?」
タ「そうおもってうちらも待っててん」
お「じゃ、待つか・・・」

が、2時を少し過ぎてもテーブルがでてくる気配はなかった。

お「もしかしてさ〜もうVacaciones近いから、昼飯やってないのかな?」
タ「なのかな〜?」
お「周り見ても普通のTapasしか食べてないし・・・」
お「フサエちゃん・・・先日さ〜ママン、冷蔵庫の霜取りしてたよね?」
フ「うん。してた」
お「だから、もう料理作ってないとか・・・」
タ「ありうるな〜」

あきらめて、うちらもいつものTapasを頼む。今日は珍しくAlbondigas(肉団子)があったので、それも注文。大興君とタカシ君は腹を空かせてやってきたらしく、むさぼり食べていた。

で、2時半ちょっと過ぎ・・・奥から番頭Manoloがテーブルを出してきた。

お「今でてきたよ!!!」
タ「遅いよ!!!もう頼んじゃったし・・・」
お「おろ???でも、一つだけだ・・・彼らの分だけだ・・・」
タ「ほんとだ・・・」

いろいろ話し合った結果・・・・どうやらこのBodegaの昼飯のシステムは申告制というおされな方式を採用しているらしい。

つまり、座って昼飯食べたかったら、番頭Manoloにそう伝えてテーブルを出して貰わなければいけないようだ。

ってことで、今回はその情報をつかんだだけで良しとして、腹を完璧に満たすには少々足りないくらいのTapasだけで済ますことにした。

そろそろ帰ろうかというとき、番頭Manoloが話しかけてきた。

番頭Manoloと以前とりかわした約束の件についてだ。

おいらは彼がそれを忘れてしまっているのではないかと、ビクビクビクビクしていたのだが・・・彼はちゃんと覚えていてくれた。

「旦那、旦那・・・例のブツのことでやんすけど・・・来月8月の3日や4日はいかがでやんすか??」
旦「うむ・・・苦しゅうな・・・・あ〜〜〜!!!駄目でおじゃる。多分、いないでござる!」
番「旦那はいつ帰るんでやんすか?」
旦「帰るのは9月末でおじゃる。だが、旅行に行くでおじゃる」
番「そうでげすか・・・」
旦「今日また夜におそらくここに寄るでおじゃる。だから、そのときに話そうでおじゃる」
番「うししししっ!夜もですかい?旦那も相当のやりてですな〜」
旦「ふふふ・・・おぬしも相当の悪よの〜。」


午後、3時・・・Plz Canovasに向かう。途中で乗る予定のバスを発見し、みなで小走り。待っている人が結構いたので、走らずとも余裕で間に合ったのを見て、

運動不足のフサエちゃん、ぜぇぜぇいいながら・・・

「なんだ〜全然間に合ったじゃん!走る必要なかったよ〜」

とぼやいていた。

バスに乗ってすぐ・・・バスに乗り遅れた人が走ってやってきた。それを載せるために運転手急ブレーキ。

その弾みでよたったおいら。またもや切れるビーサンの鼻緒。しかも、前回のとは違う方の鼻緒。無理矢理歩いたら、足の親指と人差し指の間がズリムケタ(つд`)゜・。


海での出来事は写真と少しのコメントで済ます。


まずは、4人で海で遊ぶ。お留守番はフサエちゃん。もってきたビーチボールとビーチマット(?)を使用。

マットの方は、素敵なことに穴がどこかに空いていて、遊んでいるとタイタニックな気分を味わえる、秀逸な一品であった。徐々に沈んでいく恐怖・・・。いや〜〜〜!!


タイタニックごっこで遊んでいるおいらを無視して、男3人はビーチボールで遊び始める。かなり不毛なビーチバレー。

というのも、風が強すぎて、すぐにボールが飛んでいってしまうのだ。だから、風を計算して、ものすごい勢いで、誰もいない方向にボールを投げつけないてちょうどいいという感じ。もう、ほとんどゴルフ

一投目は良いが、二投目以降はもうそんな計算している余裕があるはずもなく、ボールで遊んでいる時間よりも、風に流されてどんどん遠くへ飛んでいくボールを追いかけている時間の方が長いことに気づき、あえなく終了。


砂遊びを始めたおいら。お城を造るのだ!

それを見つけたタカシ君も隣に座って参加。

一回目は場所が悪すぎた。波が結構な頻度でくるので、城壁さえも作れない。なので、少し後ろに下がって改めて作り直す。


通りかかった、大興君を呼ぶ。

お「大興君!!!こい!!!城だ!城!!!!手伝うんだ!」
「ボクはいまとてつもなく忙しいんです!!!!」

そういって、タバコをぷか〜〜っとくゆらす大興氏

何もいえませんでした・・・。


お兄ちゃんに一ヶ月250円で雇われていたさわやか好青年の友君は、大興君ほどふてぶてしくない。

治水工事に専念するおいらを助けに来てくれた。おいらは治水奉行だったので、彼を城壁の普請奉行に任命。

3人で城を造り始める。






なんか、おいらの頭、オバQ見たいになってるし・・・。


しばらくして、忙しくなくなったのか、大興君も参加。4人で城作り。


このころになると、波だ徐々に近づいてきていて、治水がおっつかない状態になる。外濠を何重に作っても、すぐに埋まってしまう。

池泉回遊式庭園の工事計画もすぐさま破綻し、琵琶湖(竹生島を作ることも予定していた)もあえなく破壊。

何度、琵琶湖を作ろうとしても、波がそれをさらっていってしまう。

こうなったら、人身御供だ!!!!

と、自分の体を盾にまでして、少しでも城壁への直接的な浸食をおさえよう!琵琶湖を作ろう!!と意気込みを見せたというのに・・・。



フ「なんか・・・打ち上げられたトドみたい・・・
タ「ほんとや、ほんとや・・・トドや、トドや・・・」
お「・・・・」
お「黙ってこの勇姿を写真におさめんかい!」
フ「あはははは!そのポーズでかっこつけてるつもりなの?」
お「・・・・じゃ、もう一枚」
フ「あははは!さっきより変だよ・・・ポーズ。トドだ、トド!」
お「・・・・」

あきらめて琵琶湖作りに専念することにした。

寝っ転がって、治水はしてるものの、意外と暇。

お「フサエちゃん、フサエちゃん・・・ほら、そこのトップレスの彼女・・・写真撮れ!」
フ「え〜〜〜!?なんであたしが〜〜!」
お「さりげなくな。こう、うちらを撮るフリしてな。」
フ「え〜〜〜!」
お「サイトのファンサービスだ!ファンサービス!」
フ「・・・・」
お「あまりはっきりとれなくていいから、まぁ、適当に。みえないくらいがちょうど良い」

ってことで、彼女に撮って貰ったのだが・・・良い仕事しすぎ・・・・


縮小したから大して見えないが、普通のサイズだと全然余裕で見えてしまうレベル。





撮れっていったのはおいらなのだが・・・あまり洒落になってない。まぁ、見られたところで、たいした問題でもないんだろうけどな。


城作りはしばらくして無事完成した。波にのまれて壊されるところもきちんと拝んできた。途中、流されてきたSephia(イカ)を発見したので、それを山に埋めて、Sepia陵と銘々。こうして、城は墳墓になってしまった・・・。


今日はトップレスがまた一段と多い日だったのだが・・・一番すごかったのが、写真の4人組。




流石にトップレス4人がボール遊びをしていると超ド迫力だ。こういうときに「圧巻」とう言葉は使うんだと思った。


ぼ〜っとタバコを吸っていると、彼女たちが遊んでいたボールが、うちらのときと同じようにコロコロと転がってきた。

たまたま立っていたタカシ君がそれを拾う。

彼女たちの1人が、普通にこっちにボールをうけとりにやってくる。

当然彼女はトップレス。結構でかい。

おいらはタカシ君がどう出るか楽しみに見つめる。

女「ありがとう」
タ「どういたしまして・・・」

タカシ君、走り寄ってきて・・・

「いや〜〜〜あれは目のやり場に困るよ・・・どこみていいかわからんかったよ」

わかるぞ・・・わかるぞ・・・友よ・・・でも、ちゃんと正しい受け答えができただけすごいと思うぞ。

おいらだったら、「Gracias」(ありがとう)っていわれたら、「a ti」(こちらこそ)って答えてしまっていたかもしれない。そんなこといったら、向こうに冷たい視線で見られたかもしれない。

う〜ん、ゾクゾクものだ。

もう本当に腐るほど見ているので、視覚的には見慣れているのだが・・・やはり、頭の中では慣れない・・・。特に日本人と一緒に遊んでいるわけで、頭の中は伊豆のPlayaにいるような感覚になっているのかもしれない。それか、おいらはやっぱり男ってことなんだろうか?

本能が何か訴えてきてるのか??


その後、みなで読書したり、お昼寝したりして過ごす。今回は面倒だったので、日焼け止めクリームを塗らなかったため、少々赤黒くなる。やはり塗らないと一気に黒くなることが判明。その分熱を持つので、体がいつまでもほてった感じだ。熱い!


8時半くらいのバスにのり、Valenciaへ帰る。

でもって、いつものコース。

Ricoricいって・・・


(眩しそうな弟)

通い婚Bodega。

今日で3日連続通い婚。そして、明日も仕事で通い婚。

Tinto de veranoをPorron(大)で2つ注文。結構たっぷり飲んだ気がするが、5euros。1人1euros。安い・・・。


海疲れなので、botellonすることもなく、うちで飲み直すこともなく、十字路で解散。

1人トボトボ帰ってきた。

翌日は朝7時に起きなくてはいけないので、2時には寝た。




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調
2005年07月20日 (水)
今日は一日中、あれやこれやそれやどれや・・・・とやる予定でいた。

そう思った時にやらないと、おいらの場合、もうスペイン人並に伸ばし伸ばしにするので、起きてすぐ彷徨うように、何かに誘われるように、PCの前に座り、トロトロと弱火に油をしく感じでお仕事開始。

旅行記を書こうとも思ったのが、以前、Zipに出た時に・・・3回目くらいに出演したとき・・・話した「スペイン(Valencia)での夏の過ごし方」のことを、何故だか急に思い出し、一気に原稿を書き上げることにする。中火で調理開始。


よし・・・まずは・・・Playaだろ。うん、海しかない。Valenciaとは切っても切り離せないからな。ネタ的にもよく話してる話だから、問題ない。第一弾はそれだ・・・。

書き終える。

第二弾・・・どれにしよう・・・やはりHorchataだな。これからValenciaに来る人には飲ませないといかん。あれとEmpanadilla(エンパナディージャ)はマニアックかもしれないが、Valenciaの味。ミルキーは母の味。よ〜し、パパ、頑張って少し詳しく買えちゃえ。もう、日本に帰るから、ガイドで連れて行ったりできないしな・・・そうなるとBodegaとかの位置もひきこもりマパに載せるべきだろうけど、それは夏に関係ないから、また今度、また今度・・・。

書き終える。

第三弾・・・・Horchata書いたら、やっぱり昼間のCervezaでしょ!よし!!!一気に強火で、どんどん行くぞ〜。あ〜でも、ちょっと待て!どうせ書くんだったら、スペインでよく飲むCervezaを全種類買ってきて写真におさめて載せるってもんだろう〜。どうでもいいちゃ〜どうでもいいような気がしないでもないが、やるならそこまでやらんといかん気がする・・・・ってなると・・・・Mercadonaに買いにいかなくちゃ駄目やん!


ここで、一気にクールダウン。いうたら、鍋が沸騰して、あふれ出し、コンロの火を消してしまった感じ。

うしっ!!今日はここまで!!

ハタラキスギハヨクナイデ〜ス!スペインジンミナ、イキルタメダケニハタラキマセ〜ン!タノシムタメニハタラキマ〜ス。

なんかインディアンみたいになった。


仕事を変えて、ガイド関係の連絡や、Tomatinaガイドの連絡、でもって、学校紹介の方のお仕事にうつる。


学校紹介の方はすでに何人か手続きを完了させていて、大分慣れてきたのだが、ふとえらいミスをしてるような気がして、身の毛がよだつ思いをする。

ちょっとまて・・・・ちょっとまて・・・・普通、日本人って、授業開始日と滞在開始日って違うだろ?先に到着するわけだから、滞在開始日はどこであろうと一日前か二日前になるはず。おいらの時もそうだった・・・。

今回は、それに気づいてしっかりその旨をメールに書いたけど、これからくる、すでに手続きが終わった人たちのやつはどうなってるんだ???

流石に、学校側もいわずもがなでわかってるだろうけど・・・スペインだし・・・もし、入学開始日から滞在開始だったら、おいらはスペインで日本人の家なき子を大量生産してしまうことになるじゃないかっ!!

慌てて過去の学校からのメールを見る。

頼む・・・頼む・・・大丈夫でいてくれ・・・・。

授業開始日・・・9月6日、集合・・・blablablabla・・・・滞在開始日9月5日・・・学校に5時集合で、その時間にこれない場合・・・blablablablablablablabla・・・・

ふ〜〜〜。セーフ・・・。

9月だから、まだ全然間に合うちゃ〜間に合うが、生きた心地がしなかった


そんなこんなで、おいらが冷や汗をかいてるとき、一本のメールが入る。

「konnichiwa!tomodachi!Konya(8:30〜9:00)よかったら、Pascualで飲まない?Guiomar」

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・誰???

Guiomar?誰だっけ?珍しい名前だけど、聞いたことがあるような、ないような・・・あ、もしかして、友君の友達のGuilleか?アホか・・・Gしかあってないじゃんか!

日本語少々・・・・で、おいらの通い婚Bodegaの正式名称であるPascual・・・偶然とは思えないくらい、内容はおいらの環境と一致している。だから、間違いメールではない。

でも、誰?誰?

全然思い出せない。

思い出せないけど・・・・行けばわかるだろう・・・別に食われるわけでもないし、貧乏なおいらを罠にかける人もおらんだろう・・・。

返事を返す。

「Porque no!!!」(いかいでか!!!)

自分で書いておきながら、明らかに、覚えのない人に送る文章じゃない気がしたが、確実においらのことを知っている人間ということは確かだろうし、スペイン的にはOKだろう・・・。どうOKだかわからんが、たぶんOK。

しばらくして、今度はタカシ君から携帯にメールが入る。

めずらしい・・・PCメールじゃなくって、携帯なんて・・・と思った瞬間、最近まで携帯持っていなかったことを思い出す。そりゃ、珍しいはずだわ。

内容は「暇ならBodegaで飲まへん?」って内容。もちろん、スペイン語で届いてるので、意訳だが・・・。

とうことで、またもや通い婚コースとなる。今日の晩ご飯はおうちで食べようと思ったんだが・・・。

Bodegaが開店する8時まで、せっせとお仕事に専念する。

最近の日記のコメントに返事を書こうと、日記を眺めていると・・・

あ!!!!!Guiomar!!!!!思い出した!!

この前の・・・7月15日の・・・あのスペイン人が確かそんな名前だった!!

そうだ・・・一回聞いただけじゃ覚えられない珍しい名前だった。そうだ!そうだ!


8時にBodegaに行く。タカシ君はまだいない。番頭Manoloに挨拶をして、Tercioを注文。

5分もしないうちにタカシ君登場。

Tapasも頼まず、Vinoを飲みまくる。

9時ちょっと過ぎ・・・見かけた顔が二人ほど来る。

はたして・・・Guiomarは彼女であった。

ハンガリー在住のSちゃんは、すっかりスペイン人になっていた。最初にあったときに、そんな匂いがプンプンとしていたが、、ハンガリーよりスペインの気風の方が、彼女にはあるのだろう。

その証拠に・・・来てまた間もないというのに・・・

みごとに、立派なJoder使い(英語ではFuck!)になっていた(笑)

おいらでさえ、Joderが口から自然とでるようになったのは、学校にはいって数ヶ月経ったくらいだというのに、やつは、たかだか数日で、マスターしたというわけだ。

おそらく彼女は、英語でもFuckを連発しているに違いない。

22才のうら若き乙女だというのに・・・ご無体な・・・あ〜れ〜!って感じだ。


今日は、またもやGuiomarの両親も一緒に来ており、うちらから少し離れたところで夫婦仲良く飲んでいたのだが・・・・彼女のお父さんは超かっこいい!!

どうかっこいいかというと・・・ショーン・コネリーなのだ。

だから、正確には「かっこいい」ではなく、「渋い」という方が良く当てはまる感じ。

是非とも仲良くなりたいので・・・その渋さを吸収したいと思い、Guiomarにお願いする。

「今度、Guiomarの家に遊びいかせてよ!!」

まだ知り合ってまもなく、今回が2回目だというのに、図々しい気もしたが、スペイン的にはOKなので、良しとする。

彼女は「いつでも遊びにきていいよ!」と返事をくれた。

夕食を両親と食べるという彼女たちと別れ時・・・

「二人のお勘定は彼女たちが支払ってくれたから、あなたたちは、今さっき頼んだばかりのそれ(Porron)の料金と、そのVinoの分だけ払えばいいわ!」

とGuiomar。

「えええ!!!!????なんで〜〜〜!!!なんか申し訳ない・・・」

とうちら。

が、彼女たちが帰っていったあと・・・

「あ〜〜〜〜!!!!!!もっと飲んでおくべきだった!!!!」

「あ〜〜〜〜!!!!!!Tapasとか注文しておくべきだった!!!!!」

と叫ぶうちら。


人間、貧乏になると、恥も外聞もなくなるのです・・・人間としての誇りも・・・(笑)


小腹が減ったのでRicoricへ。結構前に電話して呼び出したフサエちゃんが今頃になって到着。

おいらとタカシ君はケバブを頬張り〜♪、フサエちゃんは・・・それを見学。

その後、おいらの部屋で、Bodegaで買ってきた1.5LVinoを飲むが、おいらが眠くなってきたのを二人が気づいた頃、解散。

その後、1時間くらい遊んだあと、さっくりと寝た。



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