おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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Despedida y Cumplean~os
2005年07月09日 (土)
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今日でいったい何周連続・・・何回目のFiestaになるんだろうか。

ここ最近週末は毎日Fiesta・・・いや・・・しばしばタカシ君とつぶやき合うのだが・・・遡ってみると3月12日にタカシ君が観光客の女の子を捕まえた日から続いているようにも思える。いうたら、未だうちらの火祭りは終わってない・・・みたいな。

うぐむ。

まぁ、なにはともはれ、Fiesta。

今日の主役は・・・

3日後の12日に帰ってしまうCamila。



お次は友君。誕生日・・・ってことだけど、本当は約1ヶ月前に過ぎている。



というわけで、DespedidaとCumplean~osという何とも奇妙で複雑な組合せの合同Fiestaだった。

もともと21時開始だった予定が、Camilaの独断により22時の開始になったかと思ったら、当日(2時間前くらいに)再び21時に戻されたりなどして。もうてんやわんやさ。

おいらは友君家を知らないフサエちゃん(この日からGerman邸に引っ越した)とPlz Canovasで待ち合わせし、誕生日プレゼントとbebidaを買いに行く。

自分たちが飲む用のVinoは、もちろんALBALI。安くてうまい。で、プレゼント用のVinoがこいつValenciaのVinoで本数限定。5eurosのくせして恐ろしくうまい。チラグの誕生日の時もこれをプレゼントした。

突然のにわか雨に降られたため、数ヶ月ぶりにバスに乗ることに。41番。blasco Iban~ezの手前で歩いてそこからは10分ほど歩き。雨はすでに上がっていた。

友君のPISOに入ると、なんとなくデジャブ。いうたら、既視感。

それもそのはず・・・2年前くらい、ドイツ人の友達とメキシコ人の友達が住んでいたPISOだった。なんとも懐かしさを覚える。

ふと周りを見回すと、見たことない日本人が二人・・・いや三人!

事情を聞いたが、とてもややこしい事になっていた。

友君は今日の夕方にモロッコから帰ってきたばかりなのだが、そのモロッコでユウタ君と知り合ったらしい。で、Valenciaにくるなら・・・と勧めたらしい。そのユウタ君が、友君の他にモロッコ(多分)で知り合ったのが、女の子でアメリカに6年ほど在住しているサチヨちゃん。でもって、その二人がスペインに上陸してきて、知り合ったのがマナブ君。

なので、たぶん友君はユウタ君以外は知らないことになると思う。まぁ、ねずみ算式に人が増えていったわけだ。スペインじゃ、友達が友達呼んで、その友達が友達を呼ぶなんて、チャメシサハンジなので別に驚くに値しないが、想像以上に日本人だらけになったので、ここがスペインであることを一瞬忘れそうになった。

ってことで、日本人が・・・に・・・し・・・ろ・・・8人、スペイン人が1人、アルゼンチン人が1人、複雑なブラジル人が1人という構成でのFiestaとなった。ちなみに、タカシ君はお仕事で一次会にはいなかった。

料理はほとんどしないというCamilaと友君たちのFiestaだったので、食事は何がでてくるかすごい楽しみにしていたのだが・・・全然普通で、全然おいしかった!



だけど、巻きずしはスペイン人Guilleが作ったらしい(笑)。あと、友君はから揚げのSalsaに凝ったらしく、とてもおいしかったのだが・・・作りすぎ(笑)。ドンブリいっぱいいっぱいあったもん。貴重な醤油がもったいな〜い!と心の中で冷や汗かいていた。

食事開始は10時くらいから。その日一日何も食べたいなかったおいらはむさぼり食う。そして、むさぼり飲んだ。ミツ君の買ってきたRiojaのVino(4euros?)は、Riojaなのに甘くなくて、結構いけた。

1次会は特になし。皆で写真とりあって終了。

ここのPISOは下の住人が神経質なくらいうるさく、椅子を引いた音だけでも、「ドンドンドン!うるさいよ!」とやってくるらしい。だから、普通ではあまりありえないのだが、12時には解散しなくてはいけないことになっていた。

写真撮影が思いの外盛り上がり、時間もかかったため、12時を少しすぎてしまったのだが・・・案の定というか・・・「どんどんどん!どんどんどん!うるさいよ!」と扉を叩く音が。

アルゼンチン人の彼女・・・大激怒。

「なんなのヤツは!音楽もかけてないし、普通に食事してただけじゃない!こっちには権利があるわ!ホント、Hijo de puta!!(Son of a bitchの意)。殴りにいこうか!殺しにいってやろうか!!!ホント信じられない!」

PISOをでるとき彼女と一緒のエレベータになったのだが、まだ激怒していた。もう、ホント堪忍袋の緒が切れたって感じ。

アルゼンチン人って・・・・過激なのか?

vamos a matarlo(ヤリにいきましょう!)って・・・(^_^;)

くわばらくわばら。


二次会は大学の校舎のbotellonスポットでbotellonとなる。



Guilleと友君がLabradorにVino5Lを買いにいき、酒を追加。

ひたすら飲みまくる。

おいらは、Guilleが持ってきたCuencaのtipico酒を1人であけてしまい、小粋に酔う。さらに、「せっかく買ってきたんだから飲んでくださいよ〜〜!」という友君の一言に負け、5LのVinoにも手を出し始める。

酔いにまかせて、何人かの人間と熱く語る。

サチヨちゃんとは、インテリアデザインと日本社会について熱く論じる。アメリカ人(日本人だが)らしく、立派なアメリカン・ドリーム魂をみせてくれた。彼女は英語が堪能なので、例のごとく英語の練習をしてみる。彼女は日本食レストラン(寿司バー)で働いているとのことなので、シチュエーションをそれにして模擬会話。

やっぱりおいらは英語はへたれだ。

そして、今日は何故かタカシ君に怒られなかった。いなかったんだっけか?


2戦目はマナブ君とうまいコーヒーとはなんぞや!ということについて熱く語る。サチヨちゃんも途中まで参加していた。

彼はスタバで働いていた経験があるらしい。で、おいらが「アメリカンコーヒーはまずい!」というと、二人から猛反撃!

「シアトルのアメリカンコーヒーはうまい!」とサチヨちゃん

「ちゃんとしたアメリカンコーヒーはおいしい!」とマナブ君

しかも、マナブ君・・・「スペインのコーヒーはあまりおいしくない」とまでのたまっていた。

そうなのか〜。コーヒー通には、スペインCafeはまずいのか〜。おいらは大好きだけどね〜。

で、マナブ君に素人でもできるおいしいコーヒーの作り方を伝授してもらおうと思ったが、水がどうとか、スタンプ・・・違うな・・・なんか豆を押す強さとか、温度とか・・・美味しんぼ並のレベルのことをいわれて断念。

彼がいれたコーヒーはおいしいらしいので、いつか入れてもらいたいもんだ。

この二戦に渡る熱論のおかげで、酒も回りはじめる。

ふと当たりを見回すと・・・周りも大分撃沈気味。

酔っぱらい多数。

酔いに委せて写真とりまくったが、あまりの惨状にとてもじゃないけどここに載せられない。もう、みな目が開いてない

フラッシュで、しかもドアップでとったもんだから、しらふになった今見ても少々怖い。封印したいくらいだ。


解散したのは朝の7時。おいらは30分くらい落ちていたらしく、おこされた。

ぼ〜〜〜っとしてたら、Camilaから今日もらったばかりの携帯の説明書やらPINコードやらを誰かにゴミと間違えて捨てられた。でもって、収集車が持っていてしまった。

でもって、

フラフラしながら歩いていたら、買ったばかりのビーサンの鼻緒が切れて歩けなくなる。タカシ君が靴を貸してくれた。彼は自転車だったから、壊れたビーサン掃いて・・・。

やっぱり酒って怖い。

けど、やっぱり酒って面白い。


追記
Camila!Hasta Luego y Buen Viaje!
友君!Feliz Cumplean~os!




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アルカイック・スマイル
2005年07月08日 (金)
妄想内の通い婚相手であるEstherの口癖に「VOY!」っていうのがある。IR=行くの一人称の活用形。

Barなんかで「perdona!」(すんません!)と店員を呼ぶと大抵は「Ahora mismo 」「Enseguida」という返事が返ってくる。意味は「ただいま!」とか「今すぐいきやすぜ!」って意味。

まぁ、すぐに来ることはそうないんだけどね

でも、EstherはAhora mismoもEnseguidaも使わない。ちょっとハスキーな素敵な声でたった一言「VOY!」(行くわ!)ってだけ。

おいらはこのVOY!の後ろに、脳内麻薬を使用して「Carin~o!」を括弧づけで付けている。みなまで言わなず、恥ずかしがり屋さんの日本人特有の侘び寂びも少々使用。

いうたら、Voy Carin~o!(ボイ!カリーニョ!)となるわけだ。

日本語であえて下手に訳すと「今行くわん、ハニー!」って感じ。後ろには当然ハートが着いているわけだ。


この話を大興君とフサエちゃんにしたら・・・

大興君・・・
「いうたら・・・妄想ですね・・・」

フサエちゃん・・・
「え〜〜〜私には「わかったっていってるでしょ!今行くってば!」に聞こえるよ〜」

とつれないことを言われた。

が、おいらの脳内麻薬はそんなことではめげないのだ。


ってことで、今日も通い婚してきた。貧乏だけど。ご飯のこと考えるの面倒くさかったので、ClochinasかBoquerones Fritosのどちらかを晩ご飯にする予定で・・・。

同行者は例のごとくフサエちゃん。さおり・チラグ邸が千客万来なので、恥ずかしくてサロンで寝ることができないらしい。あれだけ変なネタ話してて、さらにミニスカはいてるのに、変なところがtimida(恥ずかしがり屋)。理解不能。

8時ちょっと過ぎ・・・通い婚Bodegaに向かう。

お「あ〜〜タカシ君呼べば良かった!」
フ「仕事じゃないの?」
お「いや、今日は仕事ないはず。明日あるし・・・」
フ「でも、もう遅いよ・・・携帯置いて来ちゃったもん」
お「え〜〜なんで〜〜!」
フ「もっと早くいってくれれば・・・」
お「まぁ、いるかもしれんから、とりあえず行ってみよう」
フ「1人で行くことなんてあるの?」
お「ヤツならあり得る・・・おいらもだけどな。」
お「そうだ・・・賭をしよう!」
フ「なに?」
お「Estherが今日はいるか、いないか!」
フ「・・・・いる!」
お「駄目駄目!おいらが「いる」だから、あなたは「いない」」
フ「え〜〜〜・・・・じゃ・・・「いない」でいいよ」
お「Cerveza Tercio一本な!」
フ「う、うん・・・」

相変わらずMで、強引にいわれるとNOと言えない彼女であった。

が、通い婚Bodegaにはタカシ君はいなかった。そして、楽しみにしていたEstherも見あたらない。うぐむ・・・このままEstherが来なかったら・・・Tercio一本か・・・うぐむむむ。

タカシ君はいなかったが、10分もしないうちにチラグ・さおりさん・さおりさんのお友達Kさんが登場。Bar cheいったらしいが閉まってたらしい。金曜日だというのに。それで、Tapasが注文できる(普通のBodegaはJamonやQuesoなど乾きもの?しか食べられない)この通い婚Bodegaに来たとのことだった。

関係ないが、さおりさんのお友達のKさんは観光で日本から来たのだが・・・なんと、偶然おいらのサイト「スペインひきこもり生活」を見つけて、ひきこもりマパを印刷して持ってきたらしい。なんとも、WEB職人冥利に尽きる出来事だった。マパの更新頑張ろうと少し思った。今のままじゃ、適当すぎてあれ見て歩けないもんな〜。


にわかに人数も5人に増え盛り上がる。が、うちら(おいらとフサエちゃん)は貧乏なので、Tapas一品と決めていた。隣の3人は、次から次へとTapasを注文。Boquerones・・・Habas・・・Clochinas・・・。

気分はもう、ショーウィンドウ越しに指をくわえて、クリスマスケーキを見る幼子。ケーキ食べれんけどさ。

チラグの心優しい「食べて・・・食べて・・・」という一言で、「待て!」を解かれた犬のようにClochinasに手が伸びる。特にフサエちゃん。彼女はClochinasが好物らしい。「もう一つ!」、「もう一つ!」とむさぼり食べていた。

そういえば、途中でEstherがやってきた。

おいらより彼女が先に気づき(ここ重要)・・・Hola!(Carin~o)アルカイックスマイルでおいらを魅了。サパテロ眉毛を上に上げて。

もう溶けそうになった。いや、溶けた。

すぐさまフサエちゃんに自慢したが・・・Clochinasに夢中で、たいした反応なし。そんなことよりも・・・

フ「ねぇ、Cervezaおごらなくちゃ駄目なの?」
お「いや、途中から来たから引き分けでいい。」
フ「それがいい!」

アルカイックスマイルのおかげで気分もよく、ちょっと寛容になっているおいらであった。本当だったら有無を言わさずおごらせているところだ。


関係ないが、Estherのママンで赤髪・・・いうたら、タイソンとかの黒人プロモーターのドン・キングっぽい髪型の彼女には、大分前から顔を覚えられているようで、まだ通い始めた当初からものすごいアルカイックスマイルをみせてくれていた。今日もそう。人は大量にいるのに、おいらだけをみてアルカイック光線!!!。スペインでもマダムいけるか?

もちろん溶けはしない。

金曜日も閉店時間11時ちょっとすぎまで通い婚Bodegaにいた。おいらはいつものように、部屋で飲む用の樽出しVino1.5Lを2euros弱で購入。

Bodegaを出ると、チラグがRicoricへ行きたいという。なにやらまだ腹が減っているようで、para llevar(お持ち帰り)したいとのこと。

ってことで、Ricoricへ案内する。

チラグはインド人。そしてRicoricの二人もインド人。

チラグと知り合ってから初めて彼がヒンドゥー語を話しているのを初めてきいた・・・。惚れ直したぜ〜Carin~o!

かっこいい、かっこいい。

5人で3つのケバブを回し食いする。おいらとフサエちゃんはケバブを恵んで貰った感じ。お礼にと部屋用に買ってきたVinoも皆で回しのみする。量らずもRicoric前でbotellonとなる。

結局、Ricoricの前で2時間くらい話し込んでしまい、うかつにも小粋に良い気分に酔ってしまった。

解散したのはたぶん3時くらい。

あ・・そうだ・・・忘れてた。

Ricoricの二人は兄弟だと思っていたが(前にHermano(兄弟)っていっていたから)、実は細かくいうと、従兄弟同士らしい。

厳格な方が35才、眩しそうな方が27才という話を本人達からきいて「え〜〜兄弟なのにそんなに離れてるの!!?」っていったら、従兄弟だということになった。まぁ、今更従兄弟っていうのもなんかおかしいから、あそこは兄弟ってことで話を通すことにする。通り名はRicoric兄弟。これしかない。

あと、インド系、パキスタン系、トルコ系のケバブ屋情勢についてもいろいろ聞いてきた。長くなるでの書かないが、インド系とトルコ系はValenciaにはかなり少ない。書く5店あるかないかとのこと。なので、現時点いおいてはValenciaのケバブ屋の9割以上はパキスタン系ということが確実となった。

そして、各ケバブ屋は「ギルド ケバブ」みたいなので横のつながりがあるらしい。その辺は中国人とシステムと似ている。

ちなみに、Plz Ayuntamiento側のLys(映画館)の目の前にあるKilimはお兄さん曰わくトルコ系らしい。そりゃ、おいしいはずだ・・。



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暇人が集まる日
2005年07月07日 (木)
スペインひきこもり生活の「ひきこもり」ではない、本当の意味の「ひきもり」生活には欠かすことのできないノートPC(最近、名前をbarbarossaからEstherに変更した)がすねた。

女の子に性転換して直後のことだ。

メッセンジャーの不調から始まり、DVDの読み込みがおかしくなったと思ったら・・・ネットにつながらなくなった。

それぞれの不調が関連あるとはあまり思えない。もしかしたら、ONOからの口座引き落としが、残金不足でできなかったため、暫定的に切られたのか?とも考えたが、適当なスペイン人がそんなに几帳面な仕事をすると思えない。実際のところ、おいらは
今こうしてインターネットができているが、お金を払っていない。引き落とされているのは家電話の料金だけだ。ラッキーなので、言わないでかれこれ1年くらいタダでインターネットをやっている。まぁ、そんなことどうでもいいが・・・。

ってことで、徹夜で復旧作業。原因が不明だからどこから手をつけていいかさっぱりわからないので、モデムの電源を入れ直すことからはじめ、基本的なことをすべてチェックするも、なかなか治らない。

そして、朝10時過ぎ・・・これまた原因がわからないまま復旧した。

丸一日半(実質は二日間)ネットができない状況だったため、大量のメールを受信し少々うなだれる。掲示板にはエロ宣伝いっぱいだし、日記なんて滞りまくりだし。

今はとりあえず、七夕(8日になるまですっかり忘れていた)ということを祝して、最新を書くが、また後日3日からの日記を書く予定。そういえば、NorikoさんがいたときのEl Palmarの日前後の日記も書いてない。

もう泣ける。

受信したメールの中に、現在、チラグ・さおり邸に居候しているミニスカことフサエちゃんからのものが混じっていたので開くと・・・

えらく暇

とのこと。

なにやら千客万来で居場所を見失ったらしい(笑)。それを独り言のようにつぶやいてきた。

おいらとしてはやることは大量に残っているのだが、一日中家にいたため気分はSuper くさくさ状態。

ってことで、Kristin号でblasco Iban~ezにあるKFCで待ち合わせる。夜の9時くらい。

お「Hola!」
フ「Hola!」
お「暇だったのか?」
フ「うん・・・Camilaは寝込んでるらしく、遊ぼうって言ったらふられたし、あなたの家電話かけたのにでないし・・・」
お「あ〜寝てた。爆睡してた。」
フ「聞こえないの?電話の音・・・」
お「聞こえるわけないじゃん!おいらは寝たら終わりだよ」
フ「・・・・」
お「まぁ、しばらくしたら携帯持つからもう少しは捕まるよ」
フ「携帯は聞こえるの・・・」
お「あたぼうよ!(実はあまり自信ない)
フ「そうそう!ロンドンのテロすごいかったね〜。」
お「え??なにそれ?」
フ「え?知らないの??」
お「しらない・・・マジで???ETA???」
フ「違うよ・・・アルカイダ関連って話だけど〜」
お「え〜〜〜!!マジで〜」
フ「死者も結構でたらしいよ」
お「うぐむ〜」
フ「オリンピックがロンドンにきまったからかな?」
お「え??何それ?」
フ「え?知らないの??」
お「しらない・・・いつ決まったのよ!マドリッド駄目だったんだ?」
フ「今日だよ」
お「うぐむ・・・」

たった2日ネットにつながらなかっただけで、すでに浦島太郎。おいらの部屋が陸の孤島に思えてならない。

ちゃんとテレビとかもみないと・・・。


勢いだけで来たので、集まったは良いが何も展開を考えてなかった。

とりあえず、今日もまた一日何も食べたいないことを思い出したので、ケバビスタ活動と称して、Plz Xuquerのケバブ屋でケバブを食べることにする。

ここのケバブ屋はおいらがこの当たりに住んでいるときにはなかったので、比較的新しいケバブ屋と言える。一年前には確実になかった。

値段は3eurosと普通だが、量的にはRicoricのケバブよりも多いかもしれない。一個食っただけでヤバイくらい腹一杯になったし・・・。

ちゃんと肉・野菜・肉の手順で作られているのは素晴らしいことなのだが、味はやはりRicoricの方がうまい。ここのも十分うまいのだが、おいらにはSalsaが甘すぎる。野菜にあの独特のトロピカルジュースを使っているのだろうが・・・コールスローサラダみたいな味がする。大興君はマンゴージュースがなんとかとかいっていたが、それもトロピカルジュースの味だろう。

Valenciaに限らないとは思うが、ケバブ屋には本家本元のトルコ系ケバブ、近いから作っちゃえ〜のパキスタン系と、Ricoricのインド系の3種類が上げられる。

トルコ系はほとんど見ない。ドイツには多いだろうが・・・。インド系もそうはみない。Ricoricくらいしかしらない。ってことで、9割はパキスタン系ケバブ屋だと思うのだが、見た目的には色が浅黒いということだけで、区別がつかない。

ってことで、わからないことはすぐに聞け!を実行。

お「ねぇねぇ、あなたたち、どこの人?」
男「パキスタンだよ!」
お「あ〜〜!パキスタンか!」
男「あなたは?」(Ustedを使われた)
お「ハポンだよ」
男「ハポンって・・・どこ?」
お「(え???日本しらないのか?初めて聞かれたよ・・・)」
お「え〜っとね・・・中国の近くだよ」
男「おおお、近いじゃないか!!!同士!!!!」
お「・・・・」

その後も質問攻めにあったが、ケバブ食べたかったのと、このまま行くと暇そうな彼らに捕まりそうな気がしたので、むりやり「Venga!Hasta Luego!」(じゃね〜)といって逃げ帰ってきた。


側の公園でケバブを食べていたら、急に大興君を思い出した。

お「ねぇねぇ・・・大興君呼ぼうよ!家すぐそこだしさ!」
フ「電話番号知ってる?」
お「え??知らないの?」
フ「まだ、聞いてない・・・」
お「(そういえば、まだ一回しかあってないからしょうがないか・・)」
お「うろ覚えだけど、家わかるからとりあえず行ってみよう。部屋の番号しらないけど・・・外観見れば多分わかる」

ってことで、ケバブを食べたあと(フサエちゃんは小食なため半分でギブアップ。例のごとくお持ち帰り)、大興邸へ。

途中、小学校の柵向こうににゃーにゃーにゃーものすごい勢いで鳴いてくるかわいいメス猫を発見。とにかく、こちらを見つめて鳴き続けてくる。

おいらは猫を見つけたら確実に5分は足止めをくらう。別れる時も後ろ髪ひかれまくる。そして、「家につれてかえりて〜〜!」と必ず叫ばないと気が済まない。

お「鳴いてるよ・・・鳴きまくってるよ・・・どうしよう・・・お腹減ってるのかな?あ・・・ケバブ・・・ケバブ・・・ねぇ、残りもんのケバブもらっていい?」
フ「いいよ」

ってことで、ケバブにかじりついて口からだし、柵に手を入れ猫の側にぼとっ!っと大量に落とすと、ぴたっ!っと鳴き声が止まった。夕食用にと3回ほどそれを繰り返し、再び大興邸へと歩き出す。

彼のPISOは見覚えがあったのだが、何回の何号室かはやはり覚えてなかった。

「たぶん・・・2だろ・・・違う人でたらあやまりゃいいか・・・」

と2のインターホンを押す。

おばさんっぽい声の女性がでた。

・・・しまった・・・やはり違ったか・・・まぁ、しょうがない・・・

お「大興いる?」
女「あ〜いるわよ」
お「(あ・・・あってた・・・・)」

記憶力の勝利!!


・・・なんかどうでもいい日記になってきてる。


ってことで、大興君、Bodegaへ強制連行。

お「ねぇねぇ・・・暇だったでしょ?」
大「ええ。ものすごい暇でしたよ」
お「ほら〜〜!おいらの直感通り!」
フ「・・・・(笑)」
お「今日は暇人多いね〜。チラグも暇人だったんでしょ?」
フ「うん・・・さみしそ〜にパソコンいじってたよ」
お「じゃ、チラグもよんじゃおうよ!」
フ「電話番号聞いたんだけど・・・PISOの番号とマジっちゃってわからないの・・」
お「そっか・・・じゃ、しょうがない。」


今日のBodegaは通い婚Bodegaではなく、Los Hermanos。素敵なVino箱が買える、通い婚とはまた違った魅力を持つ、なんとも麗しいBodegaだ。

先日ここで5Lの素敵なVino箱を購入したのだが・・・今日いったら15Lが3箱もおいてあった。もう、目が釘付け。気になって気になってしょうがない。お値段も一箱17eurosいかない。お金はいったら絶対買ってやる!

ついでに、Vermut(ベルモット)の素敵な箱も発見。5Lで、Vino15Lのと同じくらいの値段。やはりVinoよりもすこし割高だ。

でも、これも揃えれば・・・陸の孤島であるおいらの部屋が、再びBodegaに早変わりするに違いない。そしたら、今度はEstherに通い婚してもらって・・・。

なんて、ノンストップの妄想モードに突入していたら、大興君に見事に見透かされた。

彼曰く、頭の右上らへんに、妄想の吹き出しみたいのがでてるらしい

そっか・・・おいらの妄想ってバレバレなのか・・・。またもやご満悦の顔をしてしまったようだ。

12時くらいにLos Hermanosを後にする。そんでもって、Bodegaで買っておいた1.5Lの樽だしVinoもって大興邸でまったり3人で飲む。


フサエちゃんは明日学校が10時から。

大興君は明日学校が2時から。

おいらは明日ひきこもりが2時から。

なのに、またもや朝の5時。

フサエちゃんが撃沈しそうなので解散。

帰り道・・・Kristin号で家に向かっていると、突然の雨に降られる♪

遠くには綺麗な稲光。

この雨がものすごく面白い。

信じてもらえないかもしれないが・・・よけられる雨なのだ。

ものすごい大粒の雨で、落ちてくるのがわかるから、Kristin号をうまくそうさすれば雨粒をよけられる。ただ、当たると、一粒がものすごい大粒なので、服に大きな濡れ染みができる。

Santiがこんなことをいっていた。

今の時期は、サハラ砂漠の砂が風にまってスペインにやってくる。その砂を雨が含んで降るから、ものすごい汚い雨なんだ。その雨に当たると次の日車はものすごい砂だらけになる。だからLluvia(雨)じゃなくって、Barro(泥とかぬかるみの意)っていうんだ。

今日ふられた雨がこのBarroかどうかはしらないし、雨のシステムなんてまったくしらないが・・・

砂を含むから雨粒も大きくなるんだろうな〜そして重くなりすぎて、我慢できなくなって落ちてくるんだろうな〜

なんてことを考えながら家に帰ってきたら

干したばかりの洗濯物が無惨にも濡れていた

介錯つかまつる!!



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昼間の通い婚Bodegaレポート
2005年07月06日 (水)
今日は早起きした。

昨日の反省を生かし、今日一日精力的に動く決意をする。

まずはenergiaを摂取するぞ!!!と、Jamon信仰に基づき、昨夜の冷や飯に賞味期限がたぶんギリギリなPancetaを載せて、Panceta丼を作る。

これが大失敗であった

朝からとてつもない胸焼け。

調子にのって、汁(いうたら、油)をかけすぎた。

そろそろ、自分がおじいちゃんになってきてることをもう少し自覚しなければいけない時期にきたのかもしれない。

ということで、早くも撃沈意気消沈。

ご飯時・・・シエスタ時・・・、PISOが決まった報告にとフサエちゃんが遊びに来るとの連絡を受ける。

貧乏なので部屋で飲むことも考えたが、ここ二日まともに散歩もしてないので外にでることに。

時間はまだ4時前。

たしか、通い婚Bodegaの昼間の営業は4時までだったはず。

おいらは夜の通い婚Bodegaしかしらないので、下見がてらCervezaを飲みにいってみることにする。

中に入ってまず驚かされたのが・・・テーブルの存在

夜は完全に立ち飲みBodegaなのだが、この時間帯だと、ちゃんと昼飯を食べさせるためのテーブルを用意するらしい。全部で5卓ほどああり、テーブル席の人間は、みなうまそうにBodegaの飯を食べていた。もちろん立ち飲みBodegaなので、昼間っからVinoを飲んでいる客も結構いる。相変わらずのにぎわいだ。

食べている人をいろいろみてみたが、どうもこのBodegaはMenu del dia(その日の定食)ではなくって、一品料理で昼飯を提供しているらしい。

Paella(Arroz al Hornoにもみえなくもない)と、なんかの肉料理っぽいもののどちらかをみな食べていた。たぶん、夜と同じで、日や時期によってメニューは変わるのだろう。

みなが食べているのをみていたら、小腹が減ってきたのでClochinas(ムール貝の一種)を注文。胸焼け忘れてむさぼり食い、Cervezaを胃に流し込む。

昼間の営業時間はEstherはいないもんだと思っていたのだが、しっかり働いていた。しかもカウンターで!最近は夜あまり見かけなくなってきたので、労働時間を夜から昼間に移したのかもしれない。

一言いってくれればいいのに・・・照れ屋なんだからな〜ホント・・・。

完全ストーカーモード。


通い婚後、先日おいらがうっかり割ってしまったManoloのDesayuno用の赤いドンブリを買いにhabitatへいくも、同じヤツが見つからない。

かなり愛着もってたみたいだから・・・ホント悪いことをした。その後、いくつかの雑貨店を見たけど、良い感じのがなかった。

失意のままおうちにトボトボ戻ってくる。

なんか今日は夕食のメニューとか考えたい気分ではなかった。もう適当にちゃちゃちゃ〜と済ませたかった。それもこれも、すべて朝のPancetaのせい

食べるにしてもあっさりしたもので、手抜きで作れるラクチンなものがよかった。

で、ぱっと思いついたのがManoloの好物である素麺

夏だし、ちょうど出汁をとるようの昆布もあるし・・・。

ってことで、帰ってきてすぐに素麺つゆを作る。

前回(もうかれこれ一年経ってるのか・・・(^_^;))は中国雑貨店のなんとも胡散臭い昆布を使ったせいで、恐ろしく「昆布の味しかしない」素麺つゆができてしまったが、今回は見た感じ日本の昆布っぽい。もちろん中国雑貨店で買ったものには違いないのだが・・・。

今回は鰹節も大量にあるということで、ウキウキ気分。

素麺つゆ autentico!!

と叫んで鰹節を大量投入。

昆布の方はちょっと怖いので、前回の半分くらいの量にして投入。

それにしても、毎度のことだが・・・素麺つゆは心臓に悪くて、ショック死しそうだった。

貴重な日本調味料が・・・うぅぅぅ。嗚呼。


できあがった素麺つゆはPERFECTO!!だった。

どの角度から見ても素麺つゆ!

どの位置から指つっこんで舐めても素麺つゆ!!

ちょっと興奮した。

そんな喜び途中に帰ってきた・・・Santi。

S「今日は素麺なのか?」
お「そうだよ。なんで?」
S「今買い物してきて・・・Gaspacho(ガスパチョ)とChampin~on(マッシュルーム)を作ろうと思って」
お「そっか〜」
S「Manoloは好物だけどな」
お「まぁ、Santiは肉だもんね。それいにまたしばらくスペイン料理食べれなくなるし・・・」
S「(笑)」
お「じゃ、Santiはそれ食べなよ。おいらとManoloとフサエで素麺食べるよ」
S「GaspachoとChampinonは食べないのか?うまいぞ!」
お「porque no!」(食うにきまってるじゃん!)
S「じゃ、みなの分も作るよ」

ってなことで、夕食は東西対決となった。

もう完全に素麺気分だったので、大量の素麺を湯がいて作る。

大皿こんもり。軽く・・・5人前以上ある。

急遽、夕食も食べていくことになった少食フサエちゃん。

フ「お・・・多すぎない?」
お「que va!!今日はがっつり素麺食うから気にするな。」


というわけで、ショウガいれて、きざみのりかけて・・・勢いよく素麺をすする。

食べていたふと気づいたのだが・・・

素麺・・・音たてないで食べるようになってるよ・・・。

スペイン病・・・というか、ヨーロッパ病かもしれない。

蕎麦も素麺もうどんも音たてて食ってなんぼ。上品に食べてたらいかんというのに・・・。


なんだかんだで、日本人でいたいらしい・・・おいらは。




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no me acuerdo
2005年07月05日 (火)
本格的なひきこもりを初めてからというもの、書くネタがみごとにない。

今日もそんな一日。

たぶん何かあったんだろうけど、何があったから記憶されてない。

がんばって思い出してみる。

柿ピー食べた。

おせんべい食べた。

植物に水やった。

タバコが切れた。

ノートPC(Esther)が拗ねた。

扇風機が拗ねたが、修復できた。

Mi Kyungから貰ったVino(Utiel-Requena)飲んだら、とてもうまかった。


やめやめ。

こういう日は下手に書かない方がいいだろ・・・。



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