おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

日記.用語集 日記一覧 画像タイプ カレンダータイプ 画像カレンダータイプ 日記検索

スペインで岩下志摩にはまる
2004年08月22日 (日)
arrozhorno.jpg 320×240 25K
ただいま1時55分。

さっきまで小津安二郎の「秋刀魚の味」を見ていた。

この映画スペイン語タイトルだと「El Sabor del Sake」となっている。意味は「酒の味」となる。

ManoloとSantiにきいたところ「秋刀魚」じゃうちらには分からない・・・とのこと。映画を見る前だったから納得したが・・・映画後・・・映画全般の雰囲気を表現しているタイトルだっただけに、「やっぱり映画のタイトルは替えない方がベストだな」と思った。

なんともほのぼのしていい映画だった。そして、しんみりする。小津安二郎って日本では名前だけで、実際に彼の映画はみたことがなかったが、いや〜いい映画を作る。まさかスペインでそれを知ることになるとは。

この映画は笠智衆がかなり良い味をだしている。寅さんでの笠智衆しかおいらは知らなかったが・・・あの笑顔がたまらん。

そして、一番っくりしたのが、岩下志摩

Super Guapa!

正確には忘れたが、ごんぶと?かなんかのCMででていたくらいしかしらない。あとは極妻にでているらしいが、見たことはない。

この映画の時は何歳かわからないけど・・・かなり好みに近い。目と輪郭。

まさか、スペインで岩下志摩にはまるとは・・・・。

っくりだ。

そのほかには、岡田茉莉子の演技がなんか笑えたのと、岩下志摩(ミチコ)に縁談を進めるシーンがあるが、そのシーンをみて「やっぱり男ってバカだな〜」と思った。女心が分かってない。おれも当然わからんけど。

映画の点数は3.6点(5点満点)。またゆっくり見ても良い映画だ。


今日はかねてからの約束であった「姐御お料理教室」に行ってきた。1時くらいから作るというので、早起きしていった。寝る時間が遅いおいらにとっては11時前に起きるということは「早起き」になる。


家につき、Besosと挨拶をすますとCocinaへ。早速、姐御は姐御っぷりを披露して、「これが今日の材料!これで約6人前ね!」とチャキチャキチャキ!って感じだった。

もう、Receta(レシピ)を学びに来たおいらにとっては、完璧な下準備だった。さすがは姐御・・・と1人感心。

その後も、姐御ぷりは続く。

なんかそういう仕事でもやってたんじゃないか・・・というくらい、教える技を心得ている。説明が細かいのだ。おいらみたいに「う〜ん・・適当」とか「こんな感じ〜」というのではない。もちろん、慣れてきたらそうなってくるのだろうけど、最初に学ぶという状態ではこれ以上ない説明だった。言ってしまえば隙がない。

「温度は200度だけど、最初に暖めておいて・・・」
「30分は空けちゃだめ!ご飯が壊れるから」
「Masaki!こっちきて・・・写真、写真!写真とりなさい!」
とすでにメモ用紙代わりに写真を何枚か撮っていたおいらを呼んだり。

なんか、気持ちが良い。

姐御っていうか、ママン!って感じに思えてきた。そう年齢も変わらんから、失礼だけど(笑)

旦那のJuan Calrosの方も彼のほうで、おいらのコップのCervezaが無くなりそうになるまえに、必ずCervezaを注ぎにやってくる。そのタイミングが絶妙だったりする。スペイン人なのに・・・流石に日本滞在が長いだけある。彼のこの淀みのない攻撃(?)は帰るまで続いた。

とにかく、至れり尽くせり。完璧であった。

今回学びにきた「Arroz Horno」のRecetaは完璧にメモってきた(正確にはマリちゃんにメモってもらった。おいらは写真係)が、料理は実際に作ってみないと、コツまでは分からないので、今週中か来週中にでも作るつもり。問題は肉類をたっぷり使うので、Manoloが食べれない可能性があること。食べるときによけてもらえば食べられるのだろうか?それとも肉成分が入ってると駄目なんだろうか?

Vamos a ver・・・

できあがったArroz Hornoは激ウマだった。もう何度「うめ〜!」といったことか。いや、ホント美味かった。姐御曰く、「だし汁を多くしすぎた」とのことだけど、なんら問題はなかった。確かにBarのヤツとかはもうちょっとパサパサしている気はするが・・・ウマけりゃ何でも良し。

他にもEspinaca(ほうれん草)のtortillaや和風サラダなどもあり、さらにArroz Hornoもお代わりをしてしまったので、苦しいくらいになる。

なんか、珍しぶりにしこたま食べた気がする。

また体重戻るかな・・・。


旦那の淀みない攻撃のおかげで、おいらはCerveza・・・Vino(Bottela4本?)・・・ブランデー・・・と続き、6時半頃帰ったときには、いい気持ちだった。そして、猛烈に眠くなっていた。

約束があるというマリちゃんと一緒にバスで戻り、おいらは家へ。誰もいなかったので、そのまま布団で爆睡し、10時過ぎに再び起きる。

晩飯は・・・とてもじゃないけど食べれなかったので、Manoloが「これ喰うか?」と差し出してくれた、「エビ4匹」。

なんか猫みたいな気分で1人苦笑。

映画後、流石にちょっと小腹が減ったと思っていた時に、帰って来たMi Kyungがラーメンを作ってくれるというので、ちょっと分けてもらうことに。

韓国のラーメン。

当然、激辛(笑)

辛い物が好きなおいらは、汗だらだらでむさぼり喰った。

今日一日はなんかおいらのために地球が回っているんじゃないか・・・と思えるくらい、絶妙なタイミングでことが進んだ気がする。気持ち悪いくらい・・・。


皆に感謝・・・主の平和・・・アメン。


よろしかったら投票してください。

コメント
Name   Message   

案の定・・・どんより・・・
2004年08月21日 (土)
puzzle.jpg 320×207 15K
なんか、どんよりしてて、日記を書く気になれないのだが・・・書かないといけないので書く。

何から書こう。

昨夜、トモカちゃんの誕生日会を兼ねた夕食をすませた後、2人はそのままうちに泊まることになった。というのも、まだ来たばかりのトモカちゃんには12時半とはいえ、夜の町中を歩くのは少々怖かったようだ。おいらなんて、3時とか4時とかでも堂々と歩いてしまう。

以前なら「大丈夫、大丈夫!」と言っていただろうが、時期が観光シーズンということと、ナイフ強盗に遭遇してしまったため、軽口を聞けなくなってしまった。自分のことは全く心配してないが、流石に人のことだとためらってしまう。

金曜日の夜ということもある、まだ寝るには早かった。マリちゃんたちに「Salonで映画を見よう」と誘われたが、そんな気分じゃなかったので、2人を放っておいて、おいらはベッドでVinoを飲みつつ、まったり「冷静と情熱のあいだ」の青を読みふける。

確かに青は赤よりはおもしろい。文章もちゃんと読む気になれる。が、どうも、おいらはこのストーリー自体が合わないようで、早く読み終わって次の本に移りたいという気持ちで必死で読んでいる感じだ。

1時間半後、寝起きのような顔で部屋に戻ってきた2人。

「何みたの?」
「菊次郎の夏」
「どうだった?」
「始まってすぐに寝ちゃった・・・もともと眠くて・・・」
「え?じゃ、いままでSalonで寝てたの?2人とも?」
「う、うん・・・・」

寝起きのような顔・・じゃなくて、本当に「寝起き」だった(^_^;)

トモカちゃんの寝床をつくるために、しまったばかりのベッドを引きずり出してきて、さらに、洗ったばかりのシーツと枕カバーも出してくる。

なんか、Pencion Masaquitoって感じだ。賑やかでいいけど(笑)

彼女たちには金曜日の夜ということは全く関係ないらしい。おいらは金曜日の夜は目がランランとして、肝臓は酒を欲する。dame mas!dame mas!(もっとくれ!もっとくれ!)と。

そんなおいらを無視して寝てしまう2人。

1人トボトボと冷蔵こにビールをとりに行く。Mi Kyungが夜食のラーメン(韓国の辛いヤツ)をすすりながら「からすぎ〜!からすぎ〜!」とわめいていた。

Cervezaを一本渡し、2人でまったり話ながら飲む。

「2人は?」
「もう寝た・・・」
「ははは、いつもと一緒だね。正樹は寝るのが遅いから・・・」
「だって、まだ2時だよ」
「もうね・・・」
「だって、金曜だし」
「正樹は今何してるの?」
「Vino飲みながら、本読んでる」
「それもいつもと一緒だね」
「・・・・おいらの生活はかわらないさ」
「ManoloとSanti?」
「今日はFiestaだよ。Inmaの・・・」
「正樹はいかなかったの?」
「おいらは誘われてないし、仲間内のFiestaらしい。よくしらないけど」
「いけばよかったじゃん・・・」
「Inmaとは外では仲はいいけど、なんていっていいかわからんけど・・・Fiestaに誘ったり、誘われたりするほどではない。仲いいんだけどね(笑)」
「なるほどね」
「Mi Kyungは寝ないの?明日も仕事でしょ?」
「そうよ・・・でも・・・なんか寝れなくて。オリンピックでも見るわ」
「そう・・・じゃ、おいらはVino飲みながら本の続きでも読むよ」


・・・金曜の夜には珍しい大人しい会話が続いた。

扉の前で別れ際Mi Kyungに「部屋に女の子が2人・・・いいわね」とにやつかれたので、「いいでしょ?」と苦笑混じりに答えておいた。

部屋に戻ると、2人は爆睡していた。2人の寝方の差に、性格の違いを見いだす。こじんまりと寝ているトモカちゃんに対して、マリちゃんは・・・もう・・・自分の家のように寝ている。

ここでも思わず苦笑。

ベッドに戻ると、先ほど同様Vinoを飲み、本を読み・・・。

適当に眠くなった頃に寝た。


治郎ちゃんのために設定しておいた目覚ましが8時半になり起こされる。

トモカちゃんは朝から学校のイベントがあったので、起きるなり帰っていった。帰り際、Manoloにみつかり、なにやら悲鳴を上げていた。なんでも「乱交!乱交!」といったらしい。

相変わらず変な日本語ばかり使いやがる。意味の強さを分かっていない・・・(笑)

そのまま、Manoloはおいらの部屋にきて、ベッドで寝ているおいらに覆い被さってくる。そして、酒臭い口でおいらを犯してきた。

「voy a meter al culo como bandera de Japon!」
(直訳:日本の旗のようにケツにいれてやる!※説明するまでもなし)
「Manolo〜勘弁してくれよ〜!酒くさいし〜!」
(無言で腰を動かすManolo)
「・・・っていうかさ〜なんでこんなに早く起きてるんだよ〜!」
「なにいってるんだ!今帰ってきたんだ!」
「え??playa(海岸)のFiestaから?」
「そうだ!!」
「正樹こそなんでこんな早くに起きてるんだ」
「目覚ましがなっちゃったからだ」
「寝ろ!起きるな!」
「寝るよ・・・だから、どいてくれってば!」
「そうだ・・明日、妹のLauraが来るぞ。ちゃんと準備しておけ」
「準備?」
「Lauraが来るときいつも正樹は寝起きでfeo(ぶさいく)だろ」
「・・・まぁ・・・そうだけど・・・明日は予定がある」
「何の予定だ!Lauraだぞ!Laura!」
「Arroz Hornoの作り方を学びにいくんだ」
「まぁいい・・・寝る・・・」
「寝てくれ・・・」

二度寝して起きたら、マリちゃんは消えていた。

キッチンにのそのそ行くと・・・Lauraがいた。寝起きの不細工顔でBesosを交わす。なんかいつもこのパターン。

「Manolo〜〜!!」
「なんだよ」
「明日っていったじゃんかよ!!!なんでいまLauraがいるんだよ!」
「寝る前だったから、おれにとっては明日は今だ」
「・・・言わんとしてることはわかるけどさ・・・」
「明日は明日だ」
「・・・また寝起きの不細工顔をLauraに見られちゃったじゃんか!」
「いつものことだ・・・」


買い物につきあってくれというマリちゃんが再びうちに遊びに来る。なんか、最近人の出入りが激しい。

結局、Lauraも含めて5人でArroz Negroを作ることになった。

サイトに今度Receta(レシピ)を載せ始めようと思っていたので、食材や途中経過の写真を撮りに撮りまくる。ただ、Arroz Negroって・・・黒いからあまり写真には美しくない。っていうか、何がなんだかよくわからない。

Lauraが徐々に日本に興味を持ってきているようなので、部屋の段ボールから「のり天わさび」という酒のつまみっぽいお菓子を盛ってきて食べさせる。

Lauraには前回「げその素焼き」(薫製?)を食べさせて嫌がられたことがある。まぁ、今回もワサビだし・・・嫌がられるだろう・・・と思って食べさせてみた。半分いじめっ子。

「何コレ?」
「食べてみればわかるよ」
「もぐもぐ・・・うわっ!!うわっ!!!から〜〜〜い!!!!何コレ!!」
「ははは。海苔とワサビだ」
「あ!!でも・・・これ悪くない!」
「え????マジで?」
「辛いけど、すぐに辛さ消えるし・・・日本のPAPAS(スナック菓子?)?」
「そう・・・そんなもん・・・でも大丈夫なの?」
「うん・・・もう一枚頂戴!」
「いいけど・・・」
「でも・・・あのイカ?あれはやっぱり嫌い。」

・・・いじめ失敗。何故か気に入られてしまった。


Arroz Negroを喰ったあと、carrefourに出かける。マリちゃんは水着と服。おいらは先日掃除屋(水槽を掃除する魚)と一匹の金魚が死んでしまい、水槽の中がなんとも寂しい状態になってしまったので金魚を買う予定でいた。あとは、自転車のパンクを直す修理道具などなど。

「Manolo・・・金魚飼ってくるけど・・・何匹くらいがいい?」
「正樹!4は駄目だぞ!4は!!4は死につながる!」
「・・・・死・・・ってあんた・・・」
「4匹にならなければ、何匹でもいい」
「9も日本では縁起が悪いよ」
「じゃ、9も駄目だ!」

おのれは日本人か!!


carrefourでは予定外のものを発見。

Gironaで見つけた4000ピース巨大アンティーク地図のジグソーパズル

先日いったおもちゃ屋でも発見したが、大きさと値段(それでも安いのだが)を考えて後日に回したが、この店はGironaや先日いった店よりも20eurosも安い29.9eurosで売っており、珍しく衝動買いしてしまう。

金魚はかわいいやつを4匹ほど購入。合計5匹だからこれで文句は言われまい。


家に帰ってきてジグソーパズルを組み立てる場所を探すが・・・流石にでかすぎる。いや、正確にはでかいわけではない。大きさが192cm×68cmという恐ろしく横に長く、縦に短いパズルで、結構厳しいのだ。それをわかっていて買ってきたんだが・・・案の定・・・。

おいらの部屋にはすでに一つ作り終わって、まだノリを塗っていない(日本に持って帰りたいから塗れない)古地図パズルが床においてあるし・・・。流石に部屋のど真ん中は歩くのに邪魔だし、誰か泊まりに来たときにベッドだせないし・・・。

今日から早速作り始めようと思ったが、後日改めて考えることにして、箱の蓋を閉め直した。


10時半頃、Filmoteca D'Estiu(野外映画)に向けて出発する。タイトルは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。スペイン語だと、「Bailar en la Oscuridad」になる。何故か、Bailarと動詞なのは謎。

この映画は日本でもみたことがある。あまりにも救いようのないストーリー(日本語が変な気がするが・・・つまらないという意味ではない)にどんよりしたが、好きな映画の一つで、とにかくBjorkがかわいかったイメージが強い。

今回も2時間20分という長さも辛さを感じることもなく、最後まで楽しんで見たが・・・

やっぱり・・・どんより

なんて、救いようのなさなんだ・・・。

それにもましても、Bjorkのあの存在感はなんなんだ!魅せられるってこういうことをいうんだろうか?もう釘付け。おいらが好きなのは列車の上のシーン。あのときのBjorkが一番かわいい。

スペイン語の勉強にもいい映画だった。ミュージカル部は台詞が流れるがの遅いので、しっかり読むことができたし、全般を通して難しい単語とか、内容はなかった。

けど、どんより

おいらの中ではこのダンサー・イン・ザ・ダークよりさらに上をいく「救いようのないストーリーの映画」がある。イランかイラクの映画「太陽は僕の瞳」

この映画・・・もう最強!

その日一日何もできないくらいどんよりできること受け合い。

この映画みて、ダメージうけない人がいたら見てみたいものだ。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

Contigo!Soy feliz!♪♪
2004年08月20日 (金)
治郎ちゃんが1時頃、Madridに向けて帰っていった。

「あ〜、vacacionesも終わりか〜」と何度もつぶやきながら。

治郎ちゃんは以前Pamplonaに住んでいて、現在はMadridに住んでいるが、去年からもう何度も何度もValenciaには来ている。2年の間に10回は来た!と豪語するくらい。

学校の関係でValenciaに住むことは叶わなかったが、彼ほどValencia好きな友達はおいらの周りにはいないかもしれない・・・。


治郎ちゃんが帰って少々寂しくもなったが、ベッドを片づけ、自分の部屋の広さを改めて実感すると、寂しさも吹き飛んだ(笑)

やっぱ、広い部屋っていい!歩き回れる広さっていい!

今日はなぜか朝からご機嫌だったので、部屋の掃除をしたり、洗濯をしたりする。あまりにご機嫌なので、忙しくて時間のないSantiのために、彼の洗濯物を干してあげたのだが・・・

何故か片方だけの靴下が4足も・・・

なんだか枚数の足りないトランプで神経衰弱をしている気分になり、少々nerviosoに。

以前、うちのPISOで「靴下問題」(コラム:ひきこもり絵巻参照)が発生したことがあるが、もう間違いなくあの靴下はSantiのに違いない。確信した。

どうやったら、こんな状態になるんだろう・・・。ホント謎だ。


おいらがご機嫌だから、春も少々ご機嫌で、体を撫でても逃げなかった。でも、相変わらず喉は鳴らさない・・・。彼女が喉を鳴らすのを一度でもいいから聞いてみたいものだ。


話は飛ぶが、最近気に入っているCMがある。「KAS」という飲み物(ジュース?)のCM。最後の犬がかわいいのと、CMの曲が妙に頭に残るからだ。

おいらが廊下を歩きながら、

「Contigo!soy feliz!!♪」
(君と一緒だと、おいらは幸せ〜♪)

と歌っていたら、SantiとManoloがその曲が誰の曲か教えてくれた。

おいらはCM用の曲だと思っていたのだが、超有名どころだったらしい。彼ら曰く、スペインのフランク・シナトラということだから、その有名度は推して知るべし・・・だ。

彼らもうろ覚えみたいだが、大分昔の歌手で、たぶん70年代くらいとのこと。でもって、交通事故で30才になるかならないかくらいの時に亡くなってしまったそうだ。

で、その歌手の名前はNino Bravo。ネットで調べたらオフィシャル・サイト(http://www.ninobravo.com/)なるものがあったが、うんともすんとも言わないので諦めた。

いくつか有名な曲があるらしいが、おいらが欲しい曲「Contigo soy feliz」をなんとかゲット!

だもんで、今日のヘビーローテーションはこの曲。

コンティ〜〜〜〜〜〜〜〜ゴ!


鼻歌交じりのContigoを歌いながら、部屋を掃除していると、学校から帰ってきたManoloが入ってきた。

「何やってるんだ!」
「見りゃわかるでしょうが・・・治郎が帰ったから掃除してるんだ」
「いいことだ」
「でも・・・」
「ん?」
「なんで、ハイテク機器を使わないんだ?」
「ハイテク機器?」
「掃除機だ!」
「あ〜〜〜〜〜〜〜!!完全に忘れてた!!!!いつものようにほうきとちりとりで掃除しちまった〜〜!!」
「ははは。掃除機ならちゃちゃちゃと掃除できるぞ」
「す、すぐ出してくる!!」

ってことで、スペイン生活初の掃除機を使っての掃除をする。

いや〜!便利だ〜!便利すぎるぞ、掃除機!!

例えるなら、原始人が初めて火を使った時の感動に似ていると思われる。知らんけど・・・。

純粋かつ新鮮な感動だった・・・。

掃除機万歳!

ただ、調子にのってジグソーパズルの上も掃除したら、ひっかけてしまって、1ピース吸い込んでしまった。泣きながら掃除機の中を探したことはみんなには内緒だ。


そういえば・・・超びっくりなことがあった。

なんと、Yahoo Japanにも「スペインひきこもり生活」が登録されてしまった。今日、その旨を伝えるメールが届いた。

Yahooは実際に中身を見てから登録を受け付けるので、その辺のサーチエンジンなんかよりもよっぽど登録が難しい。「現在は不可能に近い」と書いてあるサイトもある。もちろん、企業やちゃんとしたサイトは登録されるのだろうが・・・おいらはこれまでいくつかサイトを持ったことがあるが、登録されたのはこれが初めてだ。以前の適当な時代に何故か載っていたことはあったが・・・。

ということで、明後日くらいから新着トピックとかにも載るらしい。

来客数が増えるのはとても嬉しいが・・・コンテンツが追いつかないから、ものすごいプレッシャーにもなった。

やはり、マリ蔵に強制的に連載を持たせるしかないな・・・。

今日の夜はManoloもSantiも友達のFiestaでいなく、危うく1人で晩飯を食べなければいけないという、なんとも寂しい状態になるところであったが、運良く明日が誕生日というトモカちゃんとマリちゃんと晩飯を食えることになり、ホッとする。

場所はLizarranというバスク料理のチェーン店。ピンチョ(フランスパンの薄切りの上に具が載っている料理で、バスクの超Tipico)が結構豊富な店なのだが、分量を自分で調整できるのが嬉しい。普通のレストランで食べると「気持ち悪い・・・」ってくらい量が多いから・・・。

夜は、うちのすぐそばでやっているFilmoteca d'Estiu(EstiuはValencianoで夏の意)という野外映画館でダンサーイン・ザ・ダークを見る予定だったが、夕食が10時からとなったため、明日に回した。

このFilmoteca D'Estiuは3日おきくらいに映画が替わり、再来週あたりからChicago、指輪物語の3作目、Te doy mis ojos、Kill Bill Vol.1などもやる。予定では全部見に行く予定。毎年のイベントで、去年はDollsとか千と千尋の神隠しなども見た。8月の頭から9月の中旬までのイベント。

明日の予定としては、C-1にのって、ぷらっと散歩に行く予定でいたが、今週末と来週あたりは結構えぐいことになっているので、こちらも後日に回すことにした。

25日にひかえているTomatina(トマト投げ祭り)まではエネルギーを温存しておかなければ・・・。


それにしても、今日は静かな夜だ・・・



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

個人サイトの限界
2004年08月19日 (木)
grp0820101104.jpg 320×240 20K
スペインサイトでは大御所の中にはいると思われる「@スペイン」(http://www.arrobaspain.com/)さんと相互リンクをすることができた。

コンテンツが豊富かつとてもちゃんとしたサイトのため、ほとんど駄目もとで相互リンク依頼を送ったので、返信がくるまですっかり忘れていた。

で・・・相互リンクをしたその日・・・・

来客数は恐ろしいものがあった。「ひきこもり」初の来客数で、普段の2倍(もともと少ないのだが・・)以上の人が遊びに来てくれた。

いや〜、有名サイトの力ってホントすごい。あまりのことにビックリ、小躍り。
同時に、「いいな〜コンテンツが豊富で・・・」とうらやましくもなる。

@spainさんのコンテンツを見ていて思ったが、やはり個人サイトだと限界があるかもな〜と前々から気づいていたことに、さらに気づかされる。個人サイトでも、マメに更新している所はたくさんあるが、やはり趣味の域から脱するには難しい。

でも、来客数が増えたため、俄然やる気がでてきたので、遊びに来ていたマリちゃんにさりげなく頼んでみる。

「マリちゃん・・・連載持たない?」
「連載?」
「そうそう。女の子の視点からのスペインとか」
「うん、いいけど・・・あたし文才ないよ〜」
「そんなんどうでもいい。おいらじゃ気づかないこと気づくだろうし。」
「そうだね〜」
「ほら、おいら洋服とか全然わからんし、化粧品?とかもしらんから、その辺の事情とかさ・・・」
「あ〜確かに」
「じゃ〜タイトル何にしようかな〜」
「え?本気なの?」


!!!!今まで話聞いてたんかい!!!!

あえなく撃沈・・・まぁ、彼女PCもってないから、うちかネットカフェから書かないといかんだろうしな・・・。なんか、少しでもおいらがさぼれる方法ないもんだろうか・・・あ、いや・・・コンテンツを増やす方法・・・。

そういえば、人が増えたおかげでアンケートの方もここでまた数票入ったが・・・

「その他」の項目が増えていた。

自分で作っておいてなんだが、「その他」ってなんなんだろう?デザインの問題だろうか?流石に手を抜きすぎたか・・・全部テキストだし・・・。

今考えているのは、スペイン料理のレシピとVinoについてのコラム。あと、今だ置き去りのレンタカー旅行記。あと、メモだけして書いてない「スペイン人への道」あたり。

なんか頭痛くなってきた・・・。やめやめ。


今日の昼食は予定通り「ちらじ寿司」を作る。残り物で作ったからラクチンでいい。


今日は治郎ちゃんが友達に会いに行くと出かけていったので、昼食後はひたすら部屋にひきこもって、更新作業にいそしむ。

更新作業をし始めると、cafeの杯数とタバコの本数が恐ろしく増える。灰皿なんて、吸い殻で一杯。cafeも、cafeteraで何回入れたことか・・・。

きっとこういうことやってるから痩せていくんだろうな・・・。


久しぶりに日本から手紙が届いた。帰ってしまった方のtomokitoで岐阜の白川郷から。さるぼぼのストックが切れたから、なんだかとてもうらやましい。ほうばみそ・・・飛騨牛・・・うううう、よだれが・・・。ほうばみそなんてあったら、白米何杯でも食べれる。いいな〜!


ぽんぽん話は飛ぶが、春が脱走した。おいらが買い物の帰りにうっかり玄関をちゃんと閉め忘れたせい。

家中を探したが見つからず、慌てて階段を使って階下へ。うちは6階なのだが、4階の踊り場で猫座りしていた。なにやらおびえている様子で、抱き上げるとカチンコチンで嫌な鳴き声で鳴いた。

どうも、Aventura(冒険)を試みたが、途中でビビってうごけなくなったらしい。玄関は開けっ放しだったわけだから、階段を上ればすぐに戻れたはずなのに、腰が抜けたようで、そこから動けなくなったようだ。やはり箱入り娘だ。

抱き上げて家までつれていくと、我が物顔で、大股開きでゴロンと寝転がった。

内弁慶、外地蔵の典型だ。

情けなや・・・・。

夕食後、Manoloたちと少し会話したあと、12時頃、Gulliver(Barの名前。かなり怪しげな雰囲気のBarでスペインでは珍しく24時間?営業している)に行く。Gulliverのことを治郎ちゃんに話した興味を持ったみたいで、見学がてら連れて行った。

残念なことに今日のGulliverにはあのキス魔のMarroqui(モロッコ人)はおろか、ほとんど客は居なかった。珍しいこともあるもんだ。4時くらいになれば怪しげな黒人や娼婦系の人間で一杯になるというのに、今日はせいぜいほうきを魔法使いのようにまたいだ白髪のオヤジくらいしかいなかった。残念・・・怪しい度でいうといつもの10%いかないくらいだ。

ついてそうそう、隣で1人で飲んでいたエクアドル人に話しかけられる。名前はパトリシオかパトリツィオ(イタリア人みたい)

「あなた達はアジア人?」

といった感じで聞かれた。

こっちに4年住んでいるらしいが、南米特有の「usted」で話す。今はもう慣れたからいいが、以前は「え?誰?誰?誰のこと?」と困ったものだ。

正直、エクアドルの人々というと出稼ぎのイメージが強い。イリーガルでCDを売っていたら、playaで風呂敷を広げて、置物などを売っていたりということが多いのだが、彼はちゃんと仕事を持っていて、さらにインテリであった。

仕事はトラックの運転手で週のほとんどは外という状態。奥さんはこっちにいるが、娘は祖父母と一緒にエクアドルに住んでいるということだ。年齢は30才。見た目は筋肉質なのと肌が綺麗なのもあってもっと若く見える。おいらは26才くらい見えた。少なくともおいらよりは年下だと思っていたら、一つ年上でビックリ。

彼はとてつもなく向上心・・・というか知識欲旺盛で、アジアに関しても当然あまり知っていることはないが、変な偏見はなく、中国人、韓国人、日本人の違いについて学びたい・・・としきりにいっていた。

車の話、政治の話から、果ては宗教の話まで・・・彼は延々2時間半話し続けた。途中、「俺、ちょっと話しすぎだよな!君たちも話してくれ!」と言われるくらい。

彼は当然スペイン語を話すが、アクセントの問題が少々あって(それほど酷くない。十分理解できる範囲)、多少理解に苦しむ部分はあったが、いろいろ楽しい話ができた。Gulliverならではのことなのだが、まさか政治や宗教の話をするとは思わなかった(笑)

彼は木曜日の夜にここに来るみたいなのだが・・・今日は少々問題を抱えていた。

「俺には土曜日も日曜日もない。週末は今日なんだ・・・で、今日は奥さんと過ごせる数少ない一日なのだが、帰ってシャワーを浴びて、髭を剃って、着替えて・・・準備していたんだ・・・1時間・・・いや・・・1時間45分待っていたんだ・・・しかし帰ってこない。携帯のメールで聞いてみたら『女友達といる』ってことで、ここに1人で来たんだが・・・多分、明日・・・うちらは問題だらけだ・・・」

とのことだった。

うちらは何もいえなかった・・・だって・・・奥さんの写真を見せてもらったが、十分綺麗だし・・・まさか「浮気?」なんてこといえるはずもなく・・・ただただ黙って彼の話を聞くくらいしかできない。

彼が2時間半も延々と話していたのは、すこしでもその不安について考えないようにするためだったのかもしれない。まぁ、日本人的発想かもしれないが・・・。

また、彼はうちらにビールを一杯ずつおごってくれた。財布には残り4eurosとちょっとしか入っていなかったというのにだ。

最初クレジットカードを使って、うちらの飲んだ7杯ものCervezaをおごろうとしたらしいが、Gulliverはカードが使えなく断念。

はっきりいってしまえば、うちらは「日本人」だ。彼らからみれば、おそらく十分金を持っているはず。おごるとしたらうちらの方だ。

だが、彼はなけなしの金(働いてるので飲み代くらいは持ってるが)でうちらにおごってくれた。「今4eurosしか持ってない・・・50centimo足りない(一杯1.5euros)けど・・・是非おごらせてくれ」とのこと。うちらはかたくなに断ったが、「おれは働いてるけど、君たちは学生だ。おれも学生の時は貧乏だった・・・」とのこと。

なんか、申し訳ない気持ちで一杯になった。

おいらなんて、何もしないで1年半こちらに住んでいるというのに・・・。2週間前に車を買ったばかりらしい。Fordの車。しきりに自慢していた。

あまりに辞退するのも、相手の気持ちをそこないそうなので、最後の一杯ということで、Cervezaで乾杯。

おいらは心の中で、彼の「明日」を祈った。

奥さんと喧嘩しなければいいが・・・・。

ちなみにエクアドルは人口13万人で、さらに男社会の国らしい。

しらなんだ・・・。


人は少なかったが、久しぶりに楽しいGulliver飲みができた。



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

スペインでの手巻き寿司事情(?)
2004年08月18日 (水)
040818-temaki.jpg 240×320 17K
スペイン語は全くもって上達していないというのに、主夫業だけは恐ろし板についてきているのがよく分かる。

スペインが初めての一人暮らしであり、同時に初めての共同生活の場であるため、スペインについたばかりの頃は、どんな感じで生活していいのか(当然、好き勝手やっていいのだが)コツをつかみかねていたが、流石にもう慣れた。

料理のレパートリーが増えたのは当然のことながら、自慢としては

冷蔵庫の残り物で飯が作れるようになった

ことだろう(笑)。

そして、最初はレシピなどを見ながら作っていたときもあったが(基本的に男の料理なので適当だが)、味付けに慣れてきて、目分量で作れるようにもなった。

とても嬉しい成長ではあるが、おそらく日本に戻ったら、また元の「Mama〜!お腹空いたよ〜!」となるに違いない(笑)。29才なのに・・・。だが、スペインの食材で慣れてしまったので、日本の食材だと、「男の料理」になってしまうだろう。もともと料理は”やれば”好きなほうなので、日本に帰っても精進したいものだ。

うちの生活形態はおそらく、おいらの周りの友達の共同生活の形態とは異なると思われる。

普通の学生の生活形態は一緒に住んでいて、話すこともあるし、一緒に食事をすることはあるが、基本的に生活はバラバラであり、冷蔵庫の中は棚ごとに「この段は俺、この段はManolo・・・」といった感じに別れるのが普通だ。スペイン人と住んでいればそうじゃないこともあるかもしれないが、各段に「にんじんの袋」が入っていたりすることもある。おいらもこのPISOに引っ越してくるまでは、トイレ紙や洗剤など共同で使用するもの以外は全て別々だった。

たまに、知らない間に自分の食材を勝手に使われているということも起こるみたいだ。たとえば、Cerveza(ビール)を買っておいたのに、自分が飲む前になくなっていたり・・・(笑)。まぁ、全部のPISOが当然そうというわけではない。逆に珍しいのかもしれない。普通は、「にんじん少しもらって良い?」とか「ビール飲む?」と自分のビールを相手にあげたり・・・そういう感じだ。

食事も別々に食べるというPISOもあるし、洗い物などは他人が使った物を洗うということはそうはない。あまりにほったらかし過ぎて、仕方なく洗うということはあるらしいが、自分の使った物だけ洗って、他は放っておく。ここで、親切心を発揮して他人の使った皿まで洗うと、人によっては「あ、日本人は洗ってくれる・・・」ということになり、その後ずっと洗わないで放っておくようになるので、下手な親切心は不要だと思われる。もちろん、人による。人に。

で、うちはというと・・・完全に家族の形態になっている。

Manoloが肉を食わない関係もあり、肉はSantiとおいらで割ることがあるが、食材関係は全て一緒で、週末に1人頭の食費を計算する。だから、冷蔵庫の段分けはない。隣の棚に「日本食材コーナー」はあり、そこはおいら専用の場所になっている。

洗い物も、おいら以外の3人は忙しいのもあり、皆の揃う夕食以外はおいらが洗っている。基本的においらはうちにいるからだ。でも、別にそれは苦でもなんでもなく、今では当然の形になっている。別に洗わなくてもいいのだが、家族の分なので、普通に洗う。

夕食も全員(Mi Kyungは仕事でいない)で一緒に食べる。月〜金まではManoloが遅いので、おいらかSantiで一緒に夕食を作り3人で食べる。土、日は料理好きのManoloが料理欲求を消費するために、PaellaやArroz Negroや手の込んだ料理を作ってくれる。それでバランスがとっている感じだ。

買い物も最近ではおいらが昼間に無くなってきた食材をチェックして、Mercadonaに買いに行く。たまに、仕事の終わったSantiと一緒にいくこともある。

というわけで、今のおいらはほとんど「Ama de casa」(専業主婦)だ。



日記に進もう。

治郎ちゃんが来ているので、久しぶりに「手巻き寿司」を作ることにした。

スペインではいろんな意味(彼らが生魚を食べ慣れていないなどの理由)で生の魚を使うのが難しい。だから、どうしても「スペイン風海苔巻き」になる。

これまで軽く10回以上は海苔巻きを作って来ているが、材料はだいたいこんな感じになる。

Pepino(キュウリ)
Zanahoria(にんじん)
Atun con Mayonesa(ツナのマヨネーズ和え)
Atun al Teriyaki?(ツナを砂糖と醤油で煮付けたもの)
Aguacate(アボガド)
Huevos(卵)
Salmon(薄サーモンが薄塩味でパックになったやつが売っている)
Surimi(カニかまのこと(笑))

といった感じだ。

見れば分かるが、カルフォルニア巻みたいな感じの半分もどきな手巻き寿司ばかりとなってしまうが、海苔と醤油、ワサビのおかげで味はちゃんと日本の味になるからおもしろい。


今回は梅干しと鰹節、醤油少々で作った、梅干しパテ?も作りキュウリとまいた。これは当然、激ウマ。挽肉を味濃く煮たやつも作ったこともあり、これも結構人気がある。

MercadonaでSalmonと間違えてPalometaという魚を買ってきてしまった。色が似ていたしパッケージも同じだったので、うっかり。辞書で引いたら、スジイケガツオとかいうらしい。そんなん知らん。まぁ、鰹の一種なんだろうけど・・・。味はSalmonよりも味は濃くて、寿司にあう。もしかして、このPalometaの方が美味いかもしれない。次回は二種類作ってみて味を比べようと思う。

お手伝い要員としてマリちゃん、治郎ちゃんがいたのだが、どうもこっちで「手巻き寿司」をやったことがないらしく、結局ほとんど自分でやることになる。

マリちゃんに試しに海苔巻きを作らせたが・・・・。

う〜ん・・・う〜ん・・・う〜ん・・・

ManoloやSantiの方が慣れていて全然上手に手巻き寿司を作る・・・。「本当に日本人か!」と皆につっこまれていた。

「俺にも作らせろ!」といって聞かないManoloに場所を譲り、おいらは休憩にはいる。久しぶりの手巻き寿司に大喜びのManolo。余りすぎた具材をみて、明日は「chirashiだ!」とさらに大喜び。なんかもう日本人。


Santiは、Santiで以前は「ワサビを使わないと駄目だよ!」というたびに、泣きそうになっていたが、今では自分から「わさび・・・わさび・・・Veneno!Veneno!(毒!毒!)」と探して使うようになる。思えば、長い道のりだった・・・。感無量だ・・・。

今回のミニFiestaにはBeatrixも呼ぶ。彼女はVegitariana(ベジタリアン)で、一緒に食事をするのは難しい。肉だけでなく、魚も食べない。だが、今回は野菜の使用量が多いし、何故かツナは食べれなくもないということなので、日本食を伝える良い機会なので誘ってみた。

が・・・みた感じ・・・あまりお気に召さなかったように思われる。彼女は「おいしかったよ!」というのだが・・・あまり箸が進んでいなかったように思われる。見てない間に食べていたのかもしれないし、もともと小食なのかもしれないが・・・。残念。

夕食後、3時半くらいまでSalonで話す。おいらがうっかりドイツ語の文法書を自慢げに見せてしまったものだから、その後ドイツ語の授業になる。

レッスン8以降すっかり止まっているが、活用はまだ少し覚えていて、マリちゃんにうらやましがられる・・・いや、憎まれた・・・


「te odio」って、かなり強い意味に思われるのだが・・・。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

海にいってみた
2004年08月17日 (火)
普段は、家から1分のRioにゴザと水を持っていって昼寝ということが多いのだが、今日は治郎ちゃんが海にいきたいっぽいので一緒に行ってきた。

気温は30度は超えていたが、湿度は70%以下といつもよりも低い。家にひきこもっていても、何ら問題ない環境ではあったが、今のPISOに住んでからは意外と海に行くのが億劫になってしまったのもあり、治郎ちゃんがいるついでにいく・・・といった感じだった。

海に入るつもりはもともとなかった。ひたすらtomar el sol!そんでもって、guapo!!って目論み。

もっていった本は「冷静と情熱のあいだ」の青。ジンセイ君の本。赤よりはマシなではあるが・・・・・なんかどうでもいい感じ。とりあえず・・・という感じで、ページをめくっている感じだ。

なんとなく環境に合わなかったのもあり、一章分くらい読んだところで本を閉じ、昼寝に入る。治郎ちゃんは海に入ったり、考え事をして過ごしたようだ。寝てたので当然知らない。

海にはだいたい3時間くらいいたと思われる。日焼け止めは塗らなかったが、もうすでに微妙に黒くなってきているので、痛いと言うことはない。これを繰り返せば、いづれはおいらもguapoになれるに違いない。うん・・・guapo・・・一度でいいから言われてみたい。

costaに向かいつつ、途中のBarでJarra de Cervezaを注文。喉がかわききっていたから、格別だった。

costa側で授業が終わったばかりのマリちゃんと待ち合わせをして、3人でBarでCervezaを飲み続ける。

これが最後のビール!・・・というのが3回くらいつづいたあと、家に帰り、再び3人で部屋でおしゃべり。


Manoloは疲れていてイマイチ元気がない。Santiは何故か満面の笑み。Mi Kyungは今日はお休みだったらしく活動的に動いていた。

春は・・・・いつも通り寂しがって、家中をウロウロウロウロ。

スペインで猫を飼うのって・・・やっぱかわいそうかも。


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

albufera y el palmar
2004年08月16日 (月)
grp0817123659.jpg 320×240 24K
Albuferaにいって、うんまいPaellaを食べてきた。

詳細はコラムの旅絵巻「Albufera y El Palmar」に書いたのでここでは省く。



あとは・・・・

今日からMadridから来た治郎ちゃんが金曜日まで滞在する。
マリちゃんが風邪引いた。

それくらい。


あ〜、もう6時だ〜〜〜!!早く寝ないと(;´Д⊂


よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   



一覧 / 検索