おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

■日記.用語集 ■日記一覧 ■画像タイプ ■カレンダータイプ ■画像カレンダータイプ ■日記検索

おれはもう死んでいる・・・・
2005年09月23日 (金)
grp0925172054.jpg 320×240 15K
最近ず〜〜〜っと、頭の中に靄がかかってるみたいだ。原因不明の疲労。寝不足というよりは、「気」が原因っぽい。気づかないうちに、頭の中で葛藤してるのだろうか?それとも、理性と感情が闘ってるのだろうか?何にせよ、ものすごい疲れてる。

朝起きて、空模様を確認。よし・・・悪くない・・・とたまった洗濯物を持って洗濯機へ向かう。もちろんパンツ一丁で、上はジンベエさんという、ある意味、変質者の様な格好。でも、誰もいないから大丈夫。

とか思いながら、洗濯の準備をしているとManoloが帰って来た。まだ12時前。「今日は随分早いな〜」と準備を進めてると、Manolo以外に女の子の声が・・・。

お「!!!!!!」
M「Hola!」
女1「Hola!」
女2「Hola!」
お「!!!!!!!Manolo!おいらパンツ一枚だって〜〜!!」
M「大丈夫だよ〜!そっちのほうがセクシーだ!」
お「そういう問題じゃない!!!」
女1「ニヤニヤ」
女2「あはははは」

ってことで、ジンベエさんでパンツを隠しつつ、二人の間を逃げるようにして自分の部屋に逃げ込む。そして、ズボンをはく。そのまま洗面所にいって、顔を洗い・・・

知らない子にパンツ姿見られた・・・知らない子にパンツ姿見られた・・・・もうお婿に行けない・・・

こんなことなら、Manoloから貰った赤い勝負パンツはいておくんだったっ!


今日も掃除をしようと思っていたのだが、昼飯を一緒に食べようと誘われたので、ホイホイついて行って、一緒にArroz Negroを食べる。

彼女たちはオーストリア人の二人組で、名前をマリアとニコル(多分)といった。

こっちに来てから、いろいろな国の人間と知り合いになったり、友達になったりしたが、オーストリア人に関してはこれまで一度もはずれがない。妙に話が合ったり、気があったりする人が多いのだ。日本人と何が似ているのか?と聞かれると困るのだが、同じドイツ語(訛りがあるが)を話していても、ドイツ人とも違うし、スイス人ともこれまた違う。以前、オーストリアにいったときに、近現代の歴史が日本と似ているな〜とは感じたことがあったが、それが関わってくるんだろうか?

まぁ、とにかく、おいらはオーストリア人とは妙に馬が合うことが多いので好きなのだ。

結局、彼女たちは6時半くらいまでうちにいたので、掃除も休憩も出来ずに、自分が企画した夜のFiestaに行くこととなった。

その前にタカシ君にメールでも報告したが、すでにもうおじいちゃんヨボヨボ。今日は最初から撃沈覚悟でのFiestaとなることは必至だった。出発前にすでに眠かったし、疲れていた。2時近くにならないと参加できないタカシ君のことを考えて、botellonコースにする予定だったが、おいらはそこまで参加する自信もなし。シンタロウさんが1時から違う約束があるというので、彼が帰ってからは、自由参加でbotellonやってもらうつもりだった。


ってことで、Fiesta en Bodega Labrador。

今日の主役は、Castellon在住で、サイトを通して知り合ったシンタロウさんと、今日試験が終わって一段落付いたアサコちゃんの2人。

集合は7時半だったので、ぴったりにいったのだが・・・誰もおらず。結局30分くらい待ってようやくケイコちゃんとハルカちゃんが登場。そして、彼女たちを皮切りに、マサユキ君、アサコちゃん、フサエ嬢も登場。主役のシンタロウさんは「ちょっと遅れる!」とメンサヘを貰っていたが、一時間以上おくれて登場。その辺はすでにスペイン人になっている模様。

その後も、ミツ君とそのお友達で最近ついたばかりの・・・長渕に似ている・・・名前を失念・・・もやってきて、想像以上の人数でのFiestaとなった。

ついでにいってしまえば、先日IzumiちゃんといるときにあったK君と、今日本からやってきてValenciaにいるHさんとも偶然Labradorで遭遇。


話した内容はあまりにバラバラでここで書くことはできないが、なにやら経済の話でシンタロウさんを中心に盛り上がり、アサコちゃんはアサコちゃんで、仕事のチャンスがないか、シンタロウさんに食いついていき、京都のなんとか布帆なんとかというブランド品の話、おいらが日本では仕事ができなさそうだという話、サッカーの話、アサコちゃんの試験の話、ミツ君の帰国の話、Castellonの話などなど・・・多方面にわたった。

あ、そうだ・・・ケイコちゃん・・・Labradorにノートパソコン持ってきてた(爆)。おそらく、Labrador開店以来、あそこの机でノートPCを開いたのは、ケイコちゃんだけじゃないだろうか・・・・あまりに希有な風景だったので、写真におさめておいた。いや〜違和感ありまくり。



Labradorでの一次会を終え、二次会のbotellon参加希望者をつのる。

お「参加する人、手〜あげて!Rioの方いくから遠くなるよ!」

全員手を挙げる・・・・


日本じゃあり得ない光景なんですが・・・。


ってことで、Labradorでお持ち帰り用Vinoを3本、計4.5L(普通のbotella6本分)と、ハルカちゃんのたっての希望でチョリソを購入。

全員でテクテクRioへ向かう。おいらはというと、帰るに帰れない状態となり、結局botellonコース爆睡行きへと向かうことにした。


botellonの場所は例のごとく、Palau de la Musicaの前の噴水近く。最近botellonといったらここ!ってくらい恒例になってる場所だ。

メンバーはさっきと変わりなしだったが、途中から、おいらの指をチョリソと一緒にかみついた仔猫がまたもややってきて参加。前回の二の舞にならないように、手からじゃなくて、チョリソを床に投げて餌付け。今日もものすごい勢いでがっついていた。今度名前を付けてやろう。チョリソって名前で決まりそうだが・・・。女の子だから・・・チョリソじゃ駄目か・・・・。


何時頃か忘れたが、botellon開始後1時間くらいでタカシ君登場。入れ替わるようにフサエ嬢が退散。彼女をRioの上まで送っていき、帰ってくると・・・どこからわきでたかしらないが、人数が10人くらい増えていた。たかだか3分くらいの間にだ。

全員スペイン人でミツ君の友達とのことだった。


その直後・・・おいらは予定通り撃沈。おそらくタカシ君が来たことによる安心感によるものだと思う。「あとは頼んだ・・・」ということだ。今日は酔っぱらうほど呑んでいないし・・・。

最後の仕事として、タカシ君にシンタロウさんを紹介した。おいらのやるべきことはこれですべて終わった・・・。

体育座りした状態で、膝におでこを教えてるように眠りにつく。

後ろで何故かスペイン人立ちの声が聞こえる。今日初めてあって、自己紹介もしてないのに何故か皆おいらの名前を呼ぶ。ミツ君から聞いたのだろう。

「正樹〜〜〜!寝るな〜〜〜!」
「正樹〜〜〜!死ぬな〜〜〜!」
「彼は・・・もう死んだ・・・」
「正樹が動かないぞ〜〜〜!!」

集中力のないときのスペイン語なんぞ、子守歌にしか聞こえない。

それらの声に反応することなく、「もうおれは死んでるんだ・・・だから返事できないんだ・・・ただの屍なんだ・・・」と心で反芻し、深い眠りに落ちていった。


気づいたら、堅い床に寝ころんでいた。そして、太陽は昇っていた。誰かがおいらに服をかけてくれたようだ。

まだ目をつむってはいたが、すぐ側で男と女の声が熱くサッカー談義をしているのが聞こえる。男はタカシ君、女はケイコちゃんであることはすぐわかった。

むっくりと起きあがる。

「あ、起きた・・・」

と3人の声。3人???マサユキ君も何故か残っていた。家遠いのに・・・。

あとは人間はすべて消えていた。

背中が痛い。

マサユキ君とは現地で別れて、タカシ君とケイコちゃんの3人でトボトボ帰ってくる。ケイコちゃんをすぐ側の大通りまで送っていたあと家に戻ると、柔らかいベッドでもう一度眠ることにした。

シンタロウさんにろくすっぽ挨拶しないでわかれてしまった・・・(^_^;)。また機会があったら、今度は大勢でのFiestaではなく、まったり男呑みでもやろう。自分より年長な人もそうはいないし・・・貴重だ・・。


追記
押入の奥から主食の柿ぴ〜発見。いつの時代のものかわからないが、食べてみたらしけってるどころか苦い味がした。確実に2年前のものと思われる。主食といえども食べることができず、かといって捨てることもできず・・・困ってる。




よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

ValenciaにIKEAがないワケ
2005年09月22日 (木)
面倒なので箇条書きっぽくする。

今日も、言わずもがなで掃除に燃えよ!(by パウロ) な一日。


物を捨てられないおいらを見かねて、同様に物が捨てられないユウコ氏が蜃気楼朋美氏から聞いたというアドバイスをわざわざメールでおいらに教えてくれる。

「三秒見て、気に入らない物は捨てろ!」

だそうだ。

無理っ!

3秒じゃ逆に何も捨てれない。じっくり考えてようやく捨てれるんだから・・・。

そういえば、なんかうちのママンも同じこといってたような気がしないでもない。あの人なんでもポイポイ捨てるからな〜。


ふと、自分には酒呑童子という言葉がぴったりなんじゃないかという気がしてきた。酒呑・・・童子・・・。早く、大人にならなくては・・・。


ひょんなことから、マリちゃんと「のび太の宇宙開拓史」の話になる。たたみ開けたらスペインだったらいいな〜って話からだ。けど、彼女、このドラえもんの映画知らなかった。うそ〜〜!!と思って公開年を調べたら1981年。ヤツ、生まれてないそうだ。「海底鬼岩城」くらいからならわかるのかな?


掃除の合間に、フサエ嬢の家に布団を届けに行く。おいらが2枚持っているうちの一枚。代わりに体重計をゲット!。これで段ボールの重さが量れるってもんだ。20kgで86euros。なんとか2つにおさえたいが3ついきそうな感じがする。3つは厳しすぎる。


フサエ嬢の部屋にあった「サッカー年鑑'06」(結構分厚くて6euros)でサッカーのお勉強。Valencia・・・1919年設立、フォーメーションは4-4-3、これまでに5回リーグ優勝あり、一回2部に落ちたことあり(84年くらい?)などなど。1920年くらいからの順位表を見てみたのだが、Valencia、強いには強いみたいだが、やっぱり4位〜7位くらいが多い。RealとかBarcelonaはここ20年の順位は半端なかった。Valenciaの選手の顔と名前を一致させようとがんばってみたが、帰ってきて自分が練習場で撮った写真を見ても、誰が誰だかわからなかった。無念。


前に一度聞いたことがあったValenciaにIKEAがない理由を、再びSantiとManoloに聞いてみた。IKEAは巨大家具屋さん。スウェーデンのメーカーだ。スペインだとMadridやBarcelonaはもちろんのこと、Bilbao、Murcia、Sevillaにもあるのに、大三都市のValenciaにはないのだ。これは不当な差別だ!と思っていたのだが、どうもIKEAの陰謀でもなんでもないようだ。

Valencia州というのは昔から家具で有名で、昔ながらの家具屋が多い。秋にはFeria de Mueblesと呼ばれる大きな家具展示会も催される。その関係で、州の方が・・・AlicanteもCastellonも含めた全州内にIKEAを立てることを禁止しているのだ。

ということで、「ValenciaにIKEAを!」と願ってみても、まぁ、無理ってわけだ。なんていったって、禁止されてるんだからね。

おいらはもう日本に帰るから・・・違うことを祈ろう。

「地元に・・・・TSUTAYAを!!!!(できれば大きいの!)」

もしかして、うちの地元でTSUTAYA禁止してたりするのかな?


追記
今日もいなり寿司作った。賞味期限一ヶ月くらい切れてたけど、見なかったことにした。




よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

おさるのナターシャ vs CAMEL vs Barcelona vs Valencia
2005年09月21日 (水)
grp0922163041.jpg 320×240 20K
おさるのナターシャ!イスラエル生まれ♪

今日は一日この歌詞が頭から離れなく、何をしていてもついつい口ずさんでしまう。

というのも、ひょんなことから、高野寛の「おさるのナターシャ」を入手したから。

天気の良い日曜には必ずかける「相変わらずさ」もこの高野寛の曲。

日本では絵本付きで800円で売られているというこのCD。

歌詞を要約しておくと・・・

イスラエル生まれのナターシャがある日転んで、頭を石で打って昏睡状態になり、両親や弟たちが見守るなか、三日三晩寝込んで、4日目の朝に目が覚めたと重うと、二本足で立ち上がり三日三晩踊って、また寝た・・・

歌詞も曲調も可愛らしくしているので絵本にぴったりな感じはするのだが、いかんせんお話がリアル過ぎ。イスラエル生まれ♪ってのも、曲調に会わせて選んだんだろうな〜と思いながら、何度も何度もかけては口ずさむ。たまに「和歌山生まれ♪」とか「スペイン生まれ♪」とかに変えてみたりもした。


何度も聞いていると、絵本がどんなもんなのか見てみたくなり、ググってみることに。

で、見つけたのがhttp://haas.jp/mp3/natashia.html
" target="_blank">これ。

ほほう・・・イメージ通りじゃないか・・・悪くない。

他にもないかと調べていると、こんなんも見つけた。


なるほど・・・リアルリアルだと思っていたら、実際にあったことを物語にしたらしい。「こりゃ調べるしかない!」とさらにググってみる。今度は「イスラエル」と「ナターシャ」という単語で。


でみつけたのがこやつ


・・・・見なきゃ良かったかも

絵本の挿絵はあっと今に消え去り、「猿の惑星」「続・猿の惑星」「続々・猿の惑星」・・・・が頭の中で細胞分裂。

好奇心ってのは時には仇となるという良い例だ。藪をつついて蛇を出すってまさにこういうときに使うんじゃないだろうか。

まぁ、なんにせよ、「おさるのナターシャ」おすすめなり。


さて、日記。

朝、ものすごい連打されたチャイムの音で目覚める。気づいていたが、どうせまた、チラシ配りとかが「扉開けて〜!」っていうやつかと思ったからだ。今更おいらに小包送ってくる人もいないだろうし・・・。

(※説明すると長くなるのだが、こっちのPISOは玄関の中に郵便受けがある。そのため、郵便局員やチラシ配りの人間は、適当な階の呼び鈴を押して、その時点で家にいる人に玄関を開けて貰う。開けて貰うといっても、ボタン一つなので、わざわざ下におりてくるというわけではない。で、郵便局員やチラシ配りもバカではないので、だいたいその時間にいる部屋を覚えておいておすので、おいらは良く被害にあう。昼間はひきこもってたり、寝てたりするから、おいらが開ける仕事をやっていたわけだ)

だが、あまりにしつこい。もしかして、今この建物にはおいらしかいないんじゃないか・・・いや、何故、彼らがそんなことがわかるんだ・・・どうして、うちらの部屋を選ぶ・・・。

ブ〜〜〜ブ〜〜〜ブ〜〜〜ブ〜〜〜ブ〜〜〜〜!!!

もう高橋名人真っ青の18連射くらい。

流石に起きて、受話器を取る。

お「はいはい・・・」
?「扉開けて・・・」
お「あいよ・・・」

やっぱりかよ・・・と起こされたことに腹を立てながら、Cocinaへ行ってCafeを入れる準備をする。

まだ午前中じゃないかよ〜!昨日寝たの遅かったんだから、もっと寝させてくれよ〜。朝から掃除したくないよ〜。もう飽きたよ〜!

そんなことを考えながら、Cafeをいれてタバコをくゆらす。風は少し涼しい感じだが、外は良い天気。

なにやら遠くで、ドンドンドンって音がする。

「え??うち?」

急いでズボンをはき(基本的においらはパンツ一枚で徘徊している)、慌てて玄関へ行き、扉を開ける。

オヤジが立っていた。

大分玄関前で待たせてしまったのか少し不機嫌。

男「Manolo・・・○○○・・・○○?」(○は苗字。スペイン人は2つある)
お「うん・・・おいらの同居人だけど」
男「これ・・・配達物」
お「・・・・あっ!!!!!」

CAMELの円形ビーチタオルだった!!!

おいらがManoloの名前で注文したものだ。

8月31日に申し込んだのだが、まさかこんなに早く届くとは思っていなかった。スペインだけに、帰国まで間に合わない気さえしていたからだ。

多分、配達代(着払い)と思われる5eurosを持って行かれる。

なんだよ、タダじゃないのかよ・・・とちょっとムッとするが、まぁ、そんなもんか・・・。

これも話すと長くなるが、書いておく。

CAMELはタバコのCAMEL。スペインではCAMELを吸っている人間はごまんといるが、おいらは日本でもCAMELを吸っている数少ない人間の1人。CAMELを売っている自動販売機は少ないので、いつも苦労するが、テーブルにおいておいても絵になるし、ラクダが愚鈍そうでかわいいので気に入っている。

で、おいらはいろいろCAMELグッズを集めている。といってもZippoライターとか、財布とか、キーホルダーとか、空き箱とかそんなもんだけど。

そのCAMELが、4ヶ月ほど前から先月の末(8月31日)までPromocion(販売促進企画?)をやっていたのだ。

タバコを買うと、その中に小さい番号が書かれた紙切れが一枚はいっていて、それを集めて、CAMELグッズを貰うというもの。5枚でライター、15枚でTシャツ・・・といった感じ。

この企画でおかしいのが、一番最高の商品である、四駆のいかついバイク(トラクターみたいにすごいやつ)。これを貰うには1万枚の紙切れが必要となってくる。

1万枚って・・・仮に一日一箱吸ったとして、一ヶ月で30枚。一年で360枚。10年で3600枚・・・つまり30年かかるというわけだ。

誰かと共同で・・・たとえば10人集めてやったとしても、3年はかかる。吸う箱数を増やしても、えらい時間がかかることにはかわりない。っていうか、そんな量のタバコ吸わせちゃいかんだろ〜とも思う。

まぁ、いい。

で、おいらが欲しかったのは、今回もらった円形の巨大ビーチタオル。3人くらいで座れそうな大きなタオルだ。

これを貰うのに必要な枚数は200枚。

おいらがタバコを吸う量は、平均一日1箱。Fiesta時で2箱(またはそれ以上)くらいなのだが、このPromocion自体3ヶ月か4ヶ月くらいしかやっていなかったものなので、普通に考えれば、30箱×4ヶ月で120枚となり、全然足りない。

ということで、協力者(ボランティア)をつのり、当時はまだいた大興君とフサエ嬢に手伝って貰った。おいらはおいらで道に落ちているヤツを拾ったり、Barとかで誰かがいらなくて起きっぱなしなのをささっ!と奪ってきたりなどしていた。そんな生活が3ヶ月くらい続いていたのだ。

200枚はかなりきつかった。協力者がいなければTシャツ数枚(15枚で交換)とライター数個(5枚で交換)となっていたに違いない。感謝感激なり。

8月31日ギリギリに何とか200枚揃え、すべてを封筒に詰めてポストに投函。

それが、届いたのが今日ってわけだ。

今、正確なプレゼントの枚数を調べようと公式サイトを見に行ったら、9月31日まで延長されていやがった!!!

なんてこったい・・・まだあれから吸い続けて15枚くらい紙切れ残ってるんだよな〜。Tシャツくらい貰おうかな〜。


長くなってきた・・・。まだネタ半分しか書いてないのに・・・。


昼食は久しぶりに憎々しい肉を食べたくなったので、Secreto de cerdo(8月18日「ヒミツの豚肉のお味は?」は参照)を買ってきて作ることに。

すでに何パターンか味付けを変えて作っているので、今回も違う味つけで作ることにしたのだが・・・なかなか思いつかない。シンプルにスペイン風にしようかと思ったが、米に合わすなら味付けが濃い方がいい。

冷蔵庫の中を見ていると、最近すっかり使うのを忘れていた、ハワイのサモハンキンポー印の「SAM CHOY'S」が目に飛び込んできた。(6月21日の「ハワイ土産(貢ぎ物)紹介!」を参照)


ってことで、ハワイとスペインの「謎」のコラボレーション。

Secreto豚を細切りにし、サモハンキンポーソースでちょっと煮詰める程度に焼くだけ。Tinto(赤ワイン)が少し残ってたのでいれてみたら、肉があっという間に赤くなった。

このサモソース・・・うまいのだが、調理している時の匂いがすごい。酸っぱいというか、なんというか・・・。何が入ってるかわからないだけ(読めない)に怖い。

今回は煮詰めすぎたせいか、なんとな〜く、蒲焼きのタレみたいな味になった。濃い焼き鳥のタレというか・・・。う〜ん、使うたびに味が変わるサモソース。恐るべし、ハワイ。

Bar Irun~aのソースの作り方を覚えたため、スペイン人並にたっぷりとオリーブ油を使ってしまい、少々胸焼け。肉全部食べきれず、少し残した。


食後、最近もううんざり気味な引っ越し作業。

まずは、すでに日課となってしまったVinoの空き瓶捨て。憂さ晴らしとばかりにガチャン!ガチャン!ガチャン!と割りまくる。

押入のさらなる奥を掃除。春が引きちぎりまくった新聞やビニールのカスがでてくる。その中から3年前の・・・当時Valenciaについたばかりのころの写真が大量に発掘される。

オーストリアや南フランス、Pamplonaのサンフェルミン・・・。懐かしすぎる・・・。あの時、一緒によく遊んでいたメンバーが写っていた。当時は、学校にもいっていたので外国人の友達が圧倒的に多い。いつか彼らを訪ねに国々を放浪したいものだ。

それらの写真をアルバムにしまっていく。封印しないといけなさそうな写真も大量にあったが、そんな整理してたら掃除が進まないので、とりあえずアルバムにつっこんでいく。


夜9時・・・作業を中断して、Barcelona対Valenciaの試合をBarに見に行く。おそらくおいらと同じように引っ越し作業にうんざりしているだろうタカシ君も誘う。

サッカーには相変わらず深みにはまるほど興味がもてないおいらだが、対Barcelona戦ということで、近所のBarも活気づいていた。入り口には黒板やコルクボードがおかれ、それらには「21 Miercoles Barcelona vs Valencia」(21日水曜日、バルセロナ vs バレンシア)と書かれている。
(ワールドカップのときに、日本は、サッカー場以外で、サッカーが見られるBarやらレストランが無さ過ぎると問題になったが、スペインではそんなことは絶対にありえない。有料放送に契約しているBarなんと腐るほどあるので、適当に入れば、大抵試合のある日ならテレビにはサッカーが映し出されている。)

そして、今日は学校(Costa de Valencia)の企画で、観戦ツアーが組まれ、ケイコちゃんを含め、数人の日本人がわざわざBarcelonaのCamp Nou(Barcelonaのサッカー場の名前)まで試合を見に行っていた。

お祭り好きなおいらとしては、サッカーそっちのけで盛り上がらなくてはいけない気がしたので、珍しくBarでサッカーを見ようと思ったわけだ。


サッカーの試合状況を細かく書こうと思っていたが、すでに恐ろしく日記が長くなってる気がするので簡単に済ますことにする。


前半戦は・・・良いとこなしで終了。はじまって15分くらいたったときに、Valenciaに一回「惜しい!!」と思えるチャンスがあったが入らず。Barcelonaに良いように攻め込まれている感じが強かった。本当にValenciaって強いの?(または強かったの?)と思えるくらいのプレー。あまりに退屈なので、たまにアップで映し出される選手の名前をタカシ君に質問しながら見る。復習復習。

そして、前半終了間際・・・Barcelonaにあえなく一点入れられる。その2分後くらいに前半終了。粘れよ〜〜〜!!!と失意のままハーフタイムを迎えることになる。


はっきりいって、Barcelonaが強いのは知ってるが、Valenciaが強いのはよく知らない。なので、試合を見にきていながら、そしてもちろんValenciaを応援してはいるが、最初からBarcelonaが勝つんだろうな〜と思っておいらは見に来ていた。それは試合の流れをみてても、素人目でそう思うくらい、パス回すが違う。

おいらは自分が見ている試合で「Gooooooooooool!!!」と叫びたいだけなので、とにかく負けてもいいから一点いれるところを見たい。ただそれだけだった。

で、後半戦。この後半戦は超笑えた。

多分始まって20分後くらいのこと。Barcelonaのペナルティーエリア内で、Valenciaが絶妙なプレーをする。本当に転ばされたのか、それとも自分でこけたのかわからないが、あれはうまかった!まんまとPKをゲットしたValencia。David Villa・・・こやつ、若かりし頃のアントニオ・バンデラスに似ているとおいらは思うのだが・・・が、綺麗にPKを決め1−1となる。

「Gooooooooooooool!!!」

俄然やる気になってくるおいらとタカシ君。もうテレビに釘付け・・・という状態になるや否や・・・なんかボールがBarcelonaのゴールを割っている。

再び、

「Goooooooooooooooooool!!!」

「・・・・」なうちら二人。

お「え?なにがあったの?え?これ入ったの?なに?」
タ「わからん」

実際は知らないが、テレビではPKをいれてから1分と経ってない。

スロー映像が流れる。

Barcelonaの某がボールをキーパーに戻した〜〜〜〜キーパー足でボールを止めた〜〜〜〜そして、前に蹴り出すぅぅ〜〜〜〜お〜〜〜っと・・・誰かが走り込んでいるぞ〜〜〜〜!!!誰だ〜〜〜〜??お〜〜〜??その男跳んだぞ〜〜〜〜ケツから跳んだぞ〜〜〜〜〜キーパー蹴り出した足止まらないぞ〜〜〜。

おしりから跳んでいったValenciaの選手のスパイク裏かケツかしらないけど、そこにキーパーが蹴り出したボールがあたって、柔らかに弧を描いてキーパーの後ろに跳んでいったと思うと、そのままテインテイン・・・とゴールを割ってしまった。

大爆笑

いうたら、石崎君が破れかぶれで跳んでいったら顔面にあたって、それがシュートになり若林君、呆然・・・って感じ。

この今日の英雄の名前はDavid Villa。

おそらく、パテルナの練習場でみたかもしれないが、名前は完全失念していた。しかし、今日のこの試合のおかげで彼の名前はすでに忘れられないものになった。

いや〜、Valenciaのバンデラス!Valenciaの石崎君・・・最高っす。あんた。

いぶし銀のカルボーニに続いて、あんたを今度から応援するさ〜。


面白かったのが、その後、一緒に見ていたおそらく100人くらいのサッカーファンが、先ほどのVillaのファインプレーをもう一度期待していたとうこと。キーパーが蹴り出そうとするとき、Valenciaの選手が走り混むと、「行け!行け!」とはやし立てる。「タカシ君はそんなこと二度もあったら大変やねん」といっていたが、あったらあったで面白いとおいらも思った。

試合終了間際に、Divaio(おいらは嫌い。なんか冷たい)とVillaが交代したが、ベンチに戻るVillaをテレビの前の皆が拍手で見送ったことはいうまでもない。

で、試合。

2−1のValencia優勢でしばらく進む。このまま勝てば最高やん!!!なんとか逃げ切れ〜〜!!と祈ってはいたのだが・・・さすがはValencia・・・いや、さすがは強豪Barcelonaというべきだろうか・・・ヘボいミスで同点にされる。終了10分前のことだ。

トッポジージョのロナウディージョがゴール前に軽く蹴り上げたボールをキャッチしそこねる。そこに切り込んでいたDeco(多分。こいつすごいわ)に簡単にいれられる。

もうがっかり・・・カニサレス。なにやっとんじゃい、われ〜〜!!!女遊びしすぎなんじゃないのかね〜。

その後、彼はもう一度キャッチミスをして、周りをひやっとさせた。

カニサレス・・・多分次の試合でれないんじゃないの?あれは酷い。

勝ててた試合だったのに・・・。試合は同点だったが、勝負には完全に負けていた気がする。Valenciaがまた強くなる日はくるのだろうか・・・。


あと気になったことといえば・・・そうだな〜・・・エトゥーってヤツはすごい。あと・・・Ayalaさん(サッカーファンの中ではAyalaには「さん付け」らしい)の髭は相変わらず濃く、前にあったときよりも髪が伸びていた・・・アイマールは相変わらずロードオブザリングのイライジャ・ウッドだったし・・・名前忘れたけど、昔Barcelonaにいたクリクリ頭のオランダ人・・・なんだっけかな・・・長い名前のやつが、Barcelona戦なのででると思ってたがでてこなかった。因縁対決みたかった。カルボーニはでてこなかった。ルフェテって名前、何度聞いてもすぐ忘れてしまう。

そんなところかな。

あ、そうだ。

Valenciaの応援に害にならない程度に、Celtaのファンになることに決定。前々から気になっていたのだが、Celta=ケルトではないか!?Vigoだし・・・と思っていたが、今日タカシ君にきいたら、やはりCeltaはケルトのCeltaらしいので、ケルト人好きなおいらとしては応援しないわけにはいかない。チームのマーク?ロゴ?もかっこええし。

ということで、Celtaの選手は誰もしならいし、試合もおそらく一度くらいしかテレビでみたことはないのが、応援することに決定。あくまでサイトでチェックするだけだけどな・・・。


試合後、久しぶりにRicoricへ。

眩しそうな弟の方と挨拶をする。

お「Hola!」
弟「Hola!すごい久しぶりじゃないか〜〜!」
お「うん」
弟「どこにいた?」(DONDE?とだけ聞かれた(笑))
お「ど・・・どこって・・・ここにいたよ。でも、帰国するから準備がね〜」

Ricoric・・・行くの怖くなってきたぞ(笑)

でも、あいかわらずRicoricのケバブは旨かった。


その後、まだ飲み足りないのに、最近第二の通い婚になりつつあるBar(Duen~oは男なので、「婚」ではないが・・・)へいってRibera del dueroのVinoをタカシ君と呑む。

で、1時半くらいに解散。

長い一日であった。

追記
マサユキのやつは、先日あれほど約束したのに、Camp Nouまで行き、Barcelonaを本気で応援し、Valenciaにブ〜イングして帰ってきたらしい。帰ってきたらタカシ君と二人でシバク予定。まずはBarcelonaのライターを投げ捨ててやる。



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

Rastro!
2005年09月20日 (火)
grp0921185934.jpg 320×240 11K
そして、今日も帰国準備・・・もう飽きてきたよ。

今日は、服の整理。

おいらはおしゃれからは3万光年くらいほど遠い人間なので、たいした服は持ってないのだが、高校生時代から着ている服なんかがあったりしてなかなか捨てられない。おいらと一緒に生きていた歴史が長すぎるのだ。

それでも半分以上は頑張って捨てることにした。

未だ悩んでいるのがタンクトップ。超安物なのだが、「おいらといったらタンクトップに七分パンツ」というイメージができてしまうくらい、ほぼ日替わりで毎日きていたので、これまた捨てるに捨てれない。日本でなんて絶対着ない服なのだが・・・。

もう少し考えよう。


おいらが物を捨てれない理由の最大の理由はこの「歴史」によるところに大きい。史学科だけに、歴史あるものが好きで、どうしても捨てれないのだ。

去年の誕生日にKristinがくれたドイツのウサギの形をしたチョコレート。Navidadだったか、イースターだったか忘れたが、その時期のTipicoらしい。

「これ親子なのよ〜」といって、首に鈴をつけたやつと、小さい子供のウサギをもらった。とても愛くるしい。

おいらはチョコレートは苦手だし、日本にはあるかしらんが、スペインでもよく見かけるし・・・と、わざわざ持って帰るほどのものではないのだが・・・。

いかんせんいろいろ歴史というか、想い出がありすぎて・・・捨てるに捨てれないし、食べるに食べれない。


というわけで、所在なさげに、ポルトガルのGallo君と一緒に机の上に未だ佇んでいる。


服も整理したし、ある程度いらないものを段ボールにつっこんだので、コルクボードに

「!!Rastro!!Si Quereis・・・・Cogedlas!!」
(!!蚤の市!!欲しけりゃ、もってけ泥棒!)

と書いて、廊下に設置する。

その前に、タカシ君とCちゃんを呼んで、欲しいものを最初に選んで貰う。

Cちゃんは、扇風機(3euros)と、縁のない額(6euros)を買ってくれた。あとはもう一つの大きい額と自転車が売れれば終了だ。

ほとんどがゴミ箱から拾ってきてるものなので、思っていたよりも売れる物がない。唯一まともに買った棚と机とオリーブの絵が描かれたお気に入りのランパラはタカシ君にあげることにする。大事に使ってくれ〜〜!

8時半頃、CちゃんとBar Irun~aで軽い夕食を済ませ、タカシ君の職場に立ち寄り、その後、最近お気に入りのBarへVinoを飲みに行く。1Copaがたぶん90centimoくらいで、美味しいRibera del dueroのVinoが飲めるBarだ。

すでに3回目になり、店員のおにいちゃんにも顔を完全に覚えられた。なので、席に着くと何も言わないでも「Vinoだろ?」となる。さらに、サービスでAlbondigas(肉団子)を出してくれた時には驚いた。

いいBarや〜。

2杯目を注文したとき、向こうが気をきかせて「じゃ、Bottelaおいておくから好きなだけ呑んで良いよ・・・」と、Riberalという名のRibera del dueroのVinoをどんっ!とおいてくれた。

その策略にはまり、あっという間にbotella一本が空になった。

1時頃・・・Cちゃんが帰るというので、お勘定を済ませようとしているところに、仕事あがりのタカシ君が登場。さっき立ち寄った時に、この店にいることを話したからだ・・・。

タクシーを捕まえてCちゃんが帰すと、二次会開始。

2本目のbotellaもあっというまに空になり、おいらは流石に飲み過ぎで、良い感じで酔っぱらい。

小腹が減ったので、Ricoricでケバブでも・・・と思ったのだが、時間が遅すぎて流石に開いていなかった。もう一軒の方も見に行ってみたがそちらも閉店。

といわけで、あきらめて解散。たぶん、3時頃だったと思う。




よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

今日もまた空き瓶捨て・・・
2005年09月19日 (月)
今日は先日約束した、番頭ManoloとのBodega de デートの日だったのだが、向こうに急用ができて中止になる。

ってわけで、がっつり帰国準備。

Vinoの瓶はすでに4往復くらいして、ほとんどなくなりつつある。どうせ捨てるのに、思い入れの強いVinoや、高いVinoの空き瓶を選んで、捨てるのを後回しにしている自分がかわいく思えた。

一回に捨てれる量なんてたかが知れてるだろう・・・と思っていたのだが、一回で40本近く捨てられることが判明。思ったよりも早くなくなってしまった、おいらのコレクション。2年間の苦労が・・・。切なすぎ。

こっちもゴミはちゃんと分別するようなシステムになっており、空き瓶は巨大なオバQみたいな形をした緑色の瓶専用ゴミ箱に捨てる。

直径20cmくらいの穴が開いており、そこから瓶を投げいれるのだが、そのとき中の他の瓶にぶつけて割るようにしながら、ちょっと強めに投げる。だから、捨てるときはものすごい音がする。

ガチャン!ガチャン!ガチャン!!!!

シエスタ時期になんて捨てにいってしまったら最悪。あたりは静まりかえっているので、おいらが投げる瓶の音だけが街中に響き渡る。

おそらく、割ることによってゴミの容積を減らすのが目的なんだろうが、量が量だけに、これが結構恥ずかしい。タダでさえ人と通り過ぎるときに、大量のVinoの空き瓶持っているのを見られて「うわ〜こいつ、こんなに呑んだのかよっ!」って思われてそうなのに、ガチャンガチャンやって、余計な注目を浴びたくない。

なので、最近ではそ〜っとそ〜っと瓶を捨てている。


夜、L.AからSantiが帰ってきた。2週間ぶりだ。きっとスペイン料理が食べたいことだろう・・・と賞味期限がすでに切れたまましばらく放置されていた大量のbacalao seco(8月16日「男の買い物」を参照)を使ってArroz con bacalaoを作ることにする。MercadonaでAcelga(フダンソウとかいうらしい)、Garbanzos(エジプト豆)、Alubias(白インゲン?)を購入。


先日の大雨以来、なんだか寒くなってきているValencia。そして、そのせいで風邪っぴきが増えているっぽい。Mi Kyungが撃沈。

おいらもまだなんとなく危うい。


というわけで、今日も帰国準備で一日が終わった。船便で郵送するのだが、20kgで86euros。まぁ、悪くない。20kg×2くらいにはおさえたいものだ・・・。問題は本と大量のCDだな。うぐむ〜。


切なさをおさえるため、Manoloから貰った樽だしVinoとVermutをしこたま呑んで寝た。

おかげで最近、さりげなく二日酔いな日々。



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

悲しの淵
2005年09月18日 (日)
grp0921174507.jpg 240×320 16K
帰国日は10月16日と決まったが、その前の10月1日までに、おいらはこの部屋を出ることになった。

おいらの代わりにMi Kyungがおいらの部屋に住み、おいらがMi Kyungの部屋に移る。家賃が違うので、おいらもそちらの方が安く住んで助かるわけなのだが・・・。

ということで、本格的に引っ越し準備を始める。

物を捨てるくらいだったら大して切なくないのだが(Vinoの空き瓶はかなり思い入れがあるので別)、コルクボードに刺さった写真をすべて取り外した時にまず涙がでそうになった。

徐々においらの部屋がおいらの部屋でなくなっていく・・・。

一番やばかったのが、夜中1人で、2年ほど前に作って床に飾っていたMagna Cartaのジグソーパズル(古地図のパズル)を丁寧に壊していく時。

古地図のジグソーパズルは日本ではあまりないので、帰国するときに持って返って、日本で飾ろうと思い、2年間のり付けしないで耐えてきたのだ。

やばかった・・・マジで切なかった。涙こそでないが、心の中で号泣。

まだ約2週間ほどこの部屋に滞在するので、あまりに無機質な、生活感のない部屋だとつらいので、机まわりだけは汚いまま残しておく。絵はがきやカレンダー、ポスター、スケジュール、Trabajoの紙、Ricoricのメニューはギリギリまで飾っておこうと思う。

夕方6時くらいから10時くらいまでフサエ嬢とCervezaを呑みにいったくらいで、今日は一日、朝から、明け方までずっと帰国準備で終わった。

そんな日。

もう、どんよりどんよりどんより。

追記
一番大きな段ボールの半分がジグソーパズル×2で埋まった。両方とも古地図。日本に持って返ってどこに飾るのか思案のしどころだ。かなりでかいからな〜。




よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   

番頭Manoloとデート
2005年09月17日 (土)
目覚ましが鳴る前にきちんと目覚め、番頭Manoloと会ってきた。

待ち合わせは10時半に通い婚Bodegaの前。5分前くらいに到着し、タバコをくゆらせながら番頭Manoloを待つ。3分もしないうちに番頭Manolo到着。スペイン人なのに、時間通りに来たことにびっくりする。すべてのスペイン人がそうとは言わないが、待つ覚悟でいた方がいい。これスペインでの「おばあちゃんの知恵袋」。違うか・・・。

とりあえず、うちの前のBar Irun~aへいくことにしたが、まだ早いのか閉まっていた。仕方がないので、Peris y Valeroの普通のBarで遅めの朝食。飲み物は何にしようか考えていると

「Masaki!Vinoか?Cervezaか?」

と番頭Manolo。

さすが・・・番頭Manolo・・・頭が下がる。まさかVinoまで選択肢にはいってるとは。まだおいらはこの領域(午前中にVinoを呑む)域までには達していない。

かっ喰らうように、Morcilla(豚の血ソーセージ)のBocadilloを詰め込み、Cervezaで流し込む。時間はあるのに、つられて慌ただしい食べ方になっているおいら。

職業柄か、「早飯」スタイルが身に付いているらしい。

5分ほどで一本目のCervezaを飲み終わると、2本目に突入。このBarには30分くらいしかいなかったのに、結局3本ものCerveza(Tercio。330ml)を飲み干す。

お腹タプンタプンのし。

番頭Manoloにいろいろ教えて貰おうと、今日は観光客みたいにValenciaの地図を持参した。それに書き込んで貰う。

2ヶ月ほど前、まだ通い婚Bodegaが健在だったときに、番頭Manoloに教えて貰ったBodegaの場所をきちんと聞く。ペンで地図に印を付けてくれる番頭Manolo。

番「これから、その店いってみるか?」
お「え?今日土曜日だけど開いてるの?」
番「開いてる、開いてる!」
お「うん、つれてって・・・」

「こりゃ午前中からへべれけへべれけ千鳥足か〜」とウキウキしながら89番のバスにのってBenimaclet(学生がたくさん住んでいるZona)地区へ。

バスの中で番頭Manoloとこれまでないくらいいろいろなことを話す。彼曰く、仕事のときと、プライベートは全然違うとのこと。日本でだったら当たり前な、というか、そうせざるを得ない環境だが、スペインでBarのCamarero(ウェイター)でも、きちんとその辺を使い分けているということが少々意外であった。あの「グヘグヘグヘ」という笑い方は、プライベートでも健在であった(笑)

実は番頭Manoloのスペイン語は少々聞き取りづらい。単語がどうこうという問題じゃなくって、滑舌があまり良くない。歯の問題(下の歯があまりないっぽい)なのだろう。スペイン人だったら問題なく彼のスペイン語を聞き取れるくらいの滑舌なのだが、おいらはたまにまったくもって聞き取れていないことがある。

番頭Manoloも他のスペイン人の例に漏れず「言ってることがわからなかったら、ちゃんと聞いてね!」と親切にいってくれたが、それをやってるとスペイン人との日常会話の場合、いつまでも進まない。あまりいいこととはいえないのだが、わからなくても問題なさそうなところは適当に相づちを打っておいて、わかるところはつっこむようにしながら会話する。

15分後、Benimacletに到着。番頭Manoloお勧めのBodegaはTranviaから5分もかからないくらいの場所にあった。

その5分の間に、番頭Manoloは・・・

「ここの店で前は働いてたんだ!あそこがその前!あそこがその前の前!あそことあそこでも働いていた!このBarrioは、Mi Barrio(「おれの庭」的な意味)なんだ!」

実際に、店の前を通ると番頭Manoloに挨拶する人も多い。客も顔なじみが多いらしく、「さすが番頭Manolo!」と敬服した。

つれていってもらったBodegaのオヤジとたぶんその息子っぽい店員とも仲がよく、Bodega店内をいろいろ案内してくれた。この店の外のシャッターの看板は番頭Manoloがかつて書いたものらしい。

Barra(カウンター)があったので、このBodegaは飲めるし買えるBodegaだと思ったのだが、今は「売り専門」になっているようで、Barraはその名残だということだった。Labradorや通い婚Bodega同様、蛇口がついたたくさんの大きな樽が設置されている。反対側の壁には、VinoやWisky、Ron、Voskaなどなどのアルコール類が、天井いっぱいいっぱいまで据え付けられた棚にぎっしりと陳列されている。

そして、各アルコールには見やすいラベルで、産地別に分けられ、同様に値段をしっかり大きく書いた値札がつけれている。

もう、番頭Manoloそっちのけで、Vinoを一つずつ見るおいら。興奮状態。

番「持ち帰りで、VinoとVermutを一本ずつ、よろしく!」
店「あいよ〜」
番「Masaki・・・持って返るだろ?」
お「え??え??」
番「うちに持って返るだろ?」
お「う・・・・うん・・・」
番「おれがおごるよ!」

ってことで、樽だしVino1.5Lを一本、Vermut1.5Lをおみやげに貰う。

このBodega・・・おいらの知っている他のBodegaよりも値段設定が少し安い気がした。立地条件とか客層の問題なんだろうか?

おいらの知り合いが作っているむちゃくちゃ旨いVino(16eurosで売られていた。他の店では17euros〜25eurosの幅で売られている)も含めたValenciaのVinoをつぶさにみていると、Manoloが近寄ってきた。

番「ここはValenciaのVinoの品揃えがいいんだ」
お「うん、結構いろいろあるね〜」
番「今なかで、どれを呑んだことある?」
お「う〜ん・・・どれも高いからね〜。これと・・・これ・・・あとそれもある・・・これとこれは通い婚Bodegaにあったでしょ?いつかCopaで注文しようと思ってたんだけどさ・・・」
番「あ〜、この2つか・・・これは旨いぞ!」

その二つのVinoとはTondoniaとMuga。両方ともValenciaではなく、RiojaのVinoだ。前者が23euros、後者が12euros。買えない値段ではないのだが、買おうと思わない値段だ。3euros前後が専門だから・・・。

番「じゃ・・・このMugaを・・・Masakiにプレゼントするよ!」
お「え??え???このMugaを!!??マジで???」
番「うん。このVinoは旨いから、呑んでおいたほうがいい!」
お「い、いや・・・そうかもしれないけど・・・」
番「じゃ、○○(店員名前)!!これ包んでおいて〜」
お「・・・・Muchisimas Gracias!!!!」

ってことで、まさかのMugaゲット。これはタカシ君と呑まなくては・・・。

あれよあれよと、手には大量の酒が・・・。

そして、突然、再びCervezaを頼むManolo。

番「Masaki・・・呑むだろ?」
お「呑まいでか!!」

番頭Manolo・・・レベルが高すぎる。まだ会って2時間もたってないし、すごい住んだ良い天気なのに、ここまで呑むとは・・・。

一カ所に留まって、Can~a(小さいグラスに注がれた生ビール)をま〜ったり時間をかけて呑むのとは違う。もう、なんていっていいか・・・Cerveza競争みたいになってきていた。

まだおいらが呑みきらないうちに、「次ぎ連れて行ってやる!」とManolo。まだ3分の1くらい残っているTercioを一気に飲み干し、むせ帰りながら親切にしてくれたBodegaのDuen~oとCamareroに挨拶をして店を出る。

お次の目的地は、そのBodegaから30秒の普通のBar。

入った途端、Duen~oやたくさんの客に挨拶をされる番頭Manolo。そして、その全員においらを紹介する。おいらが何人で、いつ帰って、こっちで何をしてるか・・・などなどすべてを早口で紹介。おいらはタダ無言で握手やbesos(頬をあわせる挨拶)をするだけで精一杯だった。

そして、ここでもまたCerveza!!

5本目突入。330ml×5ってことは、約1.5Lだ。

番頭Manoloの腹がどうしてあそこまでふくれているかがよ〜くわかったさ。

ここでようやく打ち合わせに入る。打ち合わせっていうか、おいらの目的が果たせそうな時間帯になる。

早口で話すManoloの合間をぬって、すかさず質問する。

Bodegaの話、Manoloの住所、Manolo自身のこと、通い婚Bodegaのこと、通い婚Bodegaで働いていたメンバーのこと、Manoloの次の職場、そして、Estherの行方。

いろいろ聞いたが、一番びっくりしたのは番頭Manolo自身のことだった。

おいらが勝手に想像していたManoloとは大分違っていた。

通い婚Bodegaではもう長いのかと思っていたが、まだ2年半しか働いていなかったらしい。だが、Barを点々として、時にはAlicante、時にはBenidormで・・・と夏の間temporalで働いたりしていた彼からしたら、一つの場所に2年半というのはとても長いとのこと。

彼の他の店員の人物評も面白かったが、Manoloが思っていたよりも「男」であったことになによりもびっくりした。そして、若い頃はそうとうのやんちゃくれだったらしい。それは、彼が過去を回想しながら話してくれた昔話にでてきた単語からよ〜〜〜〜〜くわかった。

番頭Manoloとは、6本目のCervezaを飲み終えたところで別れる。昼飯時間前に用事があるとのことだった。別れたのは1時半で、会ってから3時間しか経っていないが、久しぶりに完全マンツーでスペイン語を話した気がする。疲れはなかったが、頭をフル回転させすぎて、少々クラクラした。

次ぎは、月曜日に、彼お勧めの・・・彼曰く、「Te Gustara!」(絶対気に入る!)のBodegaにつれていってくれることになった。待ち合わせ場所と時間をさくっと決め、地下鉄の駅で別れた。


うっかり家の鍵を忘れてしまい(初めて!)、すぐ側で働いているMi Kyungのところにいって鍵を受け取り、自分の鍵をもって、再びMi Kyungの元に戻る。


3時か4時くらいから、天気が急にいっぺんした。

ものすごい風が吹き始め、雨も降っていないのに雷がなりだしたかと思うと、突然の大雨。Valenciaでは滅多にみれないほどの大雨で、部屋でなにかをしていたManoloは廊下をウロウロしては、外をみつめ


FIN DEL MUNDO!!!!!!
(世界の終わりの意)

と叫んでいた。

それくらいすごい雨だった。

Apocalisisだ・・・。

ちなみに、梅雨とはちょっと異なるが、Valenciaの9月はTormentaの季節で、台風みたいなのが多くなる。そして、雨もちゃんと降る。

誰が教えてくれたか忘れたが、美味しいVinoができるには収穫前の8月に大量の雨が降るといいらしい。そういう年は、良質のUVA(葡萄)がとれ、良質のVinoができるそうだ。

この雨が8月に降っていればな〜〜ってふと思った。

雨がぱったり止んだ夕方、Mi Kyungは仕事にでかけ、ManoloはCastellonの兄を訪ねにいってしまい、おいらと春の二人っきりに。

1人での夕食なので、面倒がって昼食に作って「親子丼もどき」(茄子が入っている)を平らげ、ManoloにプレゼントしてもらったBodegaのVinoを1人呑むつつ、帰国の準備にいそしむ。

人にあげる本と、借りている本、持って返る本を区別し、段ボールに区分けしていく。

大量に持ってきた「○○の歩き方」をどうしようか迷ったが、また買い直すとえらい金額になるし、旅で使っていろいろ書き込んでいたり、年代が10年前といろいろ古く、街の変化をしるには重要な手がかりになりそうなので、かなり重くなるがそれらは持って返ることにする。

かなり悩んで、大分本を「人にあげる本」の段ボールにいれたのだが、それでも持って返る本は多かった。余裕で足りるだろう・・・と思って用意した段ボールから余裕ではみ出す本。

頭が痛い・・・頭が痛い・・・。

送料いくらかかるんだろう。

もう一回考え直すってもんかな〜。



よろしかったら投票してください。
コメント
Name   Message   



一覧 / 検索