カテゴリー : La Vida(日常)

「馬場会」結成

先日退職した子の送別会。馬場で呑む。大学の頃いきつけだった呑み屋にいったのだが、1年前くらいにつぶれてしまっていた。無念。代わりに入った店も日本酒がそこそこある店というので、その店にしたのだが、学生向けの普通の店だった。

今回のメンバーはおいらを含めて3人。もう1人は、今一緒にプロジェクト(横文字にすると大げさに見えるが・・・)をやっている子。Web畑は初めてなので、必死に修行中。「またスパルタ教育だ~!」といつもぼやいているが、かなり仕事が早いので、とても助かっている。やさしく教えてるつもりなんだけどね~。しかも、話が広まって、たまにエレベータであった人に「スパルタなんだってね~」っていわれる。まぁ、いいんだけどさ~。彼女は、「弟子」と自分を表現するので、今後「弟子」と呼ぶことにする。

退社した子は釣りが趣味とのことで、千葉でたまに釣りをしているという。途中、いそめの話で盛り上がる。

お「いそめってわかる?ムカデとミミズのあいの子みたいなやつ。うねうねしてるの。」
弟「うぇぇぇぇぇぇぇ!!いやだ~~~!」(身をくねらせる弟子)
お「こう、はさみで切って、断面から釣り針を、こ~さして」
弟「うぇぇぇぇぇぇぇ!!」(さらに身をくねらせる弟子)
い「え?はさみ?私は爪でちぎってるよ・・・」
弟「うぇぇぇぇぇぇぇ!!」(さらに身をくねらせる弟子)
お「ぐぇぇぇぇぇぇぇ!!」(一緒に身をくねらせるおいら)

ということで、今後彼女は「いそめちゃん」と呼ぶことにする。

自由に呑める仲間が日に日に減ってきているおいらだが、今年になって仲の良いメンバーが一斉に結婚することになり、減少がさらに加速。よく遊んでいるグループでは、これでおいらと、長尾をのぞいて、独身は誰もいなくなってしまう。

「友達は作るモンじゃなくって、できるモンだよ・・・」とかあるけど、就職してからは、もうそんなお上品なことは言ってられない状況。ひたすらコミュニケーションを取りに行く日々なのだが、そんなおいらにみなは・・・

「会社で友達はできないよ。できるのは同僚だよ」(のび~談)
「貴重な週末を一緒に遊んでこその友達で、仕事が終わったあとに呑み行く程度は友達とはいわないよ」(長尾談)
「会社で友達作れる方法がわかったら、それで本が出せるよ」(前のバイト先の上司Hさん)

とつれないことを言う。だた、言ってることももっともなので、おいらの中での「友達」は「週末一緒に遊んでくれる人」と定義して探している。

ということで、今回のメンバーは、今後も呑みやすいメンバーに思えるので、がんばって定期的に呑み行くことにする。そのためには、結束を強める必要があるので、会の名前を決定。

その名も「馬場会」

馬場で呑んでいたからというわけではなく、実は3人とも高田馬場に縁が深い。3人が3人とも「馬場は庭」と自認しているのだ。といっても、おいらの場合は、かな~り昔のことで、その日も「手塚治虫」壁画がなくなったことにびっくりしたくらい。(ちなみに、壁画は道路を挟んで反対側に移動していた。)

「馬場会」というネーミングセンスに、多少苦笑していた二人だが、そんなことはお構いなしに、企画会議に進む。

そろそろ夏休みも近いことと、釣りの話で盛り上がったことで、夏休み前半のどこか一日を使って千葉に釣りにいくことにした。いそめちゃんの「いそめちゃん斬り」もみれるしね。おいらも弟子も釣りはド素人(おいらは少しはやったことがある)なので、すべていそめちゃんにおんぶにだっこの予定。釣り竿さえもってないし。

それまでに、自宅入院中の愛車のゴルフ君が直ればよいのだが・・・。

友達100人できるかな。

Tags: 馬場会

ネコだまし3連発

今日はなかなかよく石積んだ。そして、頭も使った。Ya estoy agotado。

agotado・・・・自動販売機の「売り切れ」のときなどに、自動販売機に紙が貼り付けてあるが(このあたりもスペイン)、人間が使うと、「疲労困憊」的な意味。辞書で調べたわけじゃないけど、おいらはそう使っていた。たぶん「疲れ果てる」みたいな意味だと思う。

で、これを当時働いてないで、年柄年中呑んでいたおいらがいうと、スペイン人の同居人に「Que va!」と言われる。でも、なんか「売り切れ~!」てな感じがかわいく、気に入っていたので結構頻繁に使っていた。朝までDiscotecaコース(踊り狂うコース)の時に使ったら、まぁ許してくれたが・・・。

twitterでもつぶやいたが、今日の帰りの電車の話。

シルバーシートの前あたりに陣取って、藤沢周平の「竹光始末」を熟読。扇風機で髪があおられウザイのを気にしつつ必死で読みふける。目の前には、たぶん同世代くらいのサラリーマンが3人。一人はiPodかなんかで音楽を聞いて目をつむっている。一人は新聞を読んでいる。一人は壁側に寄りかかって熟睡中であった。

家まであと3駅というあたりで事件は起こった。

突然、パン!!・・・・パン!!!・・・・パン!!!とネコだましをする女性。びっくりして真横を見ると5才くらいの子供をつれた外国人の女性。おいらの脳は、これまでの経験小さじ一杯と、勝手なイメージ大さじ5杯でブラジル人と判断。

最初は、彼女の旦那かなんかを起こしたのかと思ったのだが、一人は新聞を読んでいるのでわざわざネコだましで起こす必要もないし、そもそも、3人旦那がいるのはおかしい。明らかに3人は無視していた。

「アナタタチ・・・コドモツカレテルヨ・・・ワカッテル?・・・オボエテオイテクダサイネ!」

と吐き捨てて、電車を降りるブラジル人女性(仮)と子供。

なおも無視するサラリーマン3人。

おいらは一人判定タイム。

[サラリーマン]
疲れてそう。
でも、若い。
でも、シルバーシート。
男で強い。
[ブラジル人+5才の女の子]
ママン曰く、疲れてるらしい。
でも、もっと若い。
でもって、シルバーシート。
女の子でか弱い。

藤沢周平うっちゃって、ひたすら悩む。シルバーシートじゃなかったら、ママンはネコだまししなかったのだろうか?そもそも、シルバーシートなんて必要あるのか?妊婦、怪我人、障害者じゃなくっても、席は譲るもんじゃないのか?もしかして、子供は高熱気味だったとか?いやいや、もう、サラリーマンはおいらよりも数十倍agotadoだったのかもしれない。上司に怒られてたかもしれない。会社が倒産しそうかもしれない。でも、もしかしたらブラジルにもシルバーシートがあって、子供のマークがついているのかも。その前に文化の違いがあるな。危険なときには、先にお年寄り、女子供を逃がすもんな・・・・。でも、今は別に危険じゃないし・・・。

悩んでいると隣の女の子二人。

「今の・・・子供だったよね?」、「うん。子供」、「じゃ~まぁ~」、「う~ん」

心の中で、必死にうなずくおいら。彼女たちもジャッジに悩んでいたようだが、判定は彼女たちに委ねて、江戸時代に逃げた。

ちなみに、同じように最近、シルバーシートで携帯電話でメールしている人に注意しているおじさんがいた。ものすごい大音量の舌打ちした、同世代くらいのサラリーマン。舌打ちがかっこわるすぎたので、判定は用意だったが、干渉したり、されたりがない東京で、まだまだいるもんだね~と、ちょっと驚きもした。

なんか、ものすごいもやもや~~とした一日の終わりだったが、さっき、お好み焼き屋で、日本酒呑んだらすっかり忘れた。

今日の日記は、昨日の日記で火がついたので、ひさしぶりにスペイン映画について書こうと思ったのだが、やっぱり日本酒のせいで、またの機会にするにする。

それにしても、今週は一週間が長い・・・。

Tags: シルバーシート, ブラジル人

ペネロペとバルデム君が結婚!

とりあえず、玩具箱は第一段階に到達。あれこれ迷い始めると、優柔不断癖がでて決まらないので公開。あとはチマチマといじって覚える。まだよくわかってない機能もあるし・・・。

次に決めることは、書き方だな。日記の書き方。前みたいにただただひたすら書くとカテゴリを分けるのが大変だから、一日にいくつかネタがあったら小分けに書くってものか?でも、それはそれで面倒くさい。う~ん。悩む。

あと、スペインネタで何年分かたまっている日記があるから、少しずつ移してきて・・・ず~っと夢見てきたスペイン全土制覇のガイドも作りたい。夢は広がるのぉ~。お盆休みに楽しめそう。

さて、日記。

ペネロペ結婚した。バルデム君と。嬉しいやら悲しいやら、複雑な気分。スペインで「ペネロペ好き!」というと、たいていのスペイン人から「ええええ~~~!!かわいいけど、バカだよ。バカ。」と結構な確率で総スカンくらい。それはまるで、広末全盛の時代に「広末かわいくね?」と言ってしまったかのごとく。悔しいから、スペインの部屋には、ゴミ箱で拾ったちょ~~~~巨大な(タテ2mくらいあるやつ)ペネロペのポスターを貼ってやったら、誰も何も言わなくなった。でも、その頃には、実はPaz Vegaに心変わりしていたりもした。

ちなみに、Volverあたりから、おいらの周りのスペイン人もペネロペをバカにしなくなって「なかなかいい女優になったよ!」と褒めてくれるようになった。

おいらがペネロペ、ペネロペ騒ぎだして、自分のPCの名前にPenelopeとつけるくらいはまりだしたのが、Todo sobre mi madre(1998:オール・アバウト・マイ・マザー)。あのソファーに寝転がっているシーンでは何度見ても悶絶したことか。大学生だもんな~。ありゃ、悶絶しない方がおかしい。実は、その前にJamon ,jamon(1992:ハモン・ハモン)みていたのだが、エロいスペイン人・・・程度の認識しかもっていなく、まさか同じ人物だとは思わなかったほどだ。

その後、Belle epoque(1992:ベルエポック)でロリコン気味なペネロペを発見。ちなみに、この映画、かなりエロい。あと、若いマリベル・ベルドゥも見ることができて楽しい。

バルデム君を知ったのは、Before Night Falls(2000:夜になるまえに)。ちょっと強烈なキャラだったのだが、オイラ並に顔でかくないか・・・と喜んだものだ。仲間仲間。この映画、ジョニーデップも出てる。こちらはオカマみたいな役。

で、そのときは名前さえも覚えなかったのだが、スペインでBoca a boca(1995:電話でアモーレ)で、あまりの存在感にびっくりしてファンになる。で、調べたら、高校生の時にみたTacones lejanos(1991:ハイヒール)とか、前出のJamon,jamonにも出ていたことを知ってさらにびっくり。ちょっと前だと、Mar adentro(2004:海を飛ぶ夢)で、相変わらずの存在感を発揮し、直近だと、なんとなく借りてみたGoya’s Ghosts(2006:宮廷画家ゴヤは見た)とNo Country for Old Men(2007:ノーカントリー)あたりかな。ゴヤの方は壮絶な終わり方で、最後の歌が頭から離れなかった。映画の方は・・・まぁまぁ。ノーカントリーは全然おもしろくなかったし、バルデム君もイマイチだった。

ということで、結婚、おめでと~。結婚を祝して、近々スペイン映画祭を開催するさ。Volverよりはイマイチだったけど、Los Abrazos ratos(2009:抱擁のかけら)は、もう一度みてもいいしね。ペネロペ、妖艶だったし。

今知ったけど、セックス・アンド・ザ・シティ2にも出てるのね。

日記だ、日記。

っていっても、特にかくことないんだよね~。今日は思いの外仕事がはかどった。でも、眠かった。まだワールドカップボケが直ってない模様。来週あたり、面倒な更新がポツポツ来そうだから、今から準備しておかないと・・・。

そんなとこかな。

なんか、またカテゴリ無視した書き方してしまった。これ、どこにいれればいいんだ?

Tags: スペイン, バルデム, ペネロペ, 映画
TOP

INFORMATION

ここの文章と上に表示されているタイトルは管理画面の、 「 Pianoblackオプション設定 」 から変更してください。