おいらの おいらによる おいらのための
スペインひきこもり日記!!
改め 日本出稼ぎ日記

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猫に指食べられた・・・
2005年09月13日 (火)
昼間は何かしてたような、してないようなそんな時間を過ごした。

夕方7時15分にIzumiちゃんとの集合場所であるLa Lonja向かって出発。

La Lonjaでタバコを吸って待っていると、反対側の通りから、目がやたらとでかい、一見しただけでは日本人とわからない子がやってくる。彼女がIzumiちゃんだった。

貴子ちゃん同様、ヒンディが似合いそうな子で、開口一番「日本人だよね?ハーフとかじゃないよね?え?本当に生粋の日本人?どっか遠くにいない?」と実際に会うのは初めてなのに、結構失礼ともいえる質問を浴びせかける。

なにはともはれ、Vinoだ、Vinoだ・・・・と期待に胸を弾ませ、すぐ近くのTASCA ANGELへ向かう。後半の営業時間は7時半から。まだ15分ある。ベンチに座って彼女の言っている語学学校の話などを聞いて時間をつぶす。

TASCA ANGELはとても小さい店。だが、とても人気のある店で、開店したとたんあれよあれよと人がやってくる。名物はRin~ones(肝臓。いうたら、レバ)、Sardinas(小イワシを開いて焼いてある)、Huevas de Sepia(イカの白子?睾丸?)、Callos(臓物煮込み)などなど魚介類や内臓系が多いようだが、シンプルなTapasも多い。Tellinas(貝料理)があるのも嬉しい。

料理の値段もどれも安くてうまいのだが、VinoはCopaで1.5euros、botella一本でminimo 8eurosと少々痛い。2000年のEstola(Reserva)でおいしいし、普通の値段設定だと思うのだが・・・通い婚Bodegaの樽だしVinoを一杯35centimo(50円くらい)で飲んでいたおいらには少々高い。

Vinoを飲みながら、いろいろ話をしたが、彼女・・・おいらよりも全然若いが、経験値が高く、話をしていてとても面白いし、興味深い。こういう面白い子は人に紹介しなくてはもったいない。しばらくこっちにいるみたいだし・・・・。

ってことで、Vinoは一本で我慢して、安く済ませるためにbotellonを思いつく。時間的にはまだ9時ちょっとすぎ。急いでOpencorいって、安Vinoを大量に買ってRioに向かうことにする。途中、タカシ君の職場の前を通って、ゼスチャーだけで「後で電話して!」と伝えて、部屋にコルク抜きを取りにいったん自宅へ戻る。

平日の急な呼び出しだったので、近所のメンバーを呼ぶ。Kちゃん、ペコちゃん、友君、明日帰るユウスケ君の5人を誘ってみる。このメンバーは今日、友君の引率でサッカーの練習場見学にいったメンバーでもあった。

ペコちゃんは疲れているということでパス。Kちゃんは2つ返事でOK。友君とユウスケ君は明日のことを考えて迷っていたが「12時半までなら・・・」という制限付きでOK。

ということで、噴水側でbotellon!

このメンバーでBottelaで4本は買いすぎた気がして、1人ゴブゴブ、ラッパ呑みしまくっていたらあっという間に酔っぱらった。タカシ君が予定よりも1時間以上早く来てくれたが、そのころにはすでに眠かった。

捨て猫なのか野良の猫もbotellonに参加。ものすごい可愛い顔をした猫。ユウスケ君がLabradorから持って返ってきたというチョリソーで餌付けする。

貪り食う猫。久しぶりの豪勢な飯なのかもしれない。ニャジニャジニャジニャジ、ものすごい勢いで食べていく。

2枚目をあげたとき・・・・勢い余った猫に・・・指まで思い切り食われ、血だらけになる。

おいらが限界になったころ解散。思考能力もないので、Izumiちゃんをタカシ君に押しつけるように委せて、おいらはKちゃんを家まで送っていく。もうそれはそれは見事な千鳥足で。

おうちに帰って、ベッドの上に倒れ込み、そのまま爆睡。

だが、猫に噛まれた指・・・人差し指なのだが・・・ばい菌が入ってしまったようで、指の先だけパンパンに膨れあがってしまった。しかも、痛いのなんのって・・・ズキンズキンする。夜中に目が覚めて、不安に陥る。

破傷風?指切断???このまま壊死?

まぁ、考えてもしょうがないので寝た。



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帰国前成金
2005年09月12日 (月)
帰国直前だというのに、今更小金持ちになる。この金さえあれば、もう数ヶ月はスペインに住めてしまうではないかっ!とも思えるのだが、通い婚できないからもういいんだ・・・。潮時潮時。そう思いこむようにしている。

人間金や顔だけじゃない・・・と思ってきても、やはりないよりはあったほうが良いのは金。心が少し豊かになる。というか、余裕がでてくる。

さ〜て、どこに飲み行くべかっ!

って。

(余談だが先日さおり邸のTerrazaで若い某女性たちに「男の何を重要視するか?」というべたな質問をしたところ、「顔!」、「金!」(ゼスチャー付き)と返事が返ってきた。後者は「冗談です!冗談です!」とすぐに笑って否定していたが、あまりの返事の早さに皆冗談とは思ってないはず(笑)どこかに、「酒飲み!」と即答する人はいないもんだろうか)


学校の様子を見に行く。いろいろExcrusion(遠足)が増えていて何とも楽しそう。Castilla y La manchaに行く企画、Valencia vs Barcelonaの試合をBarcelonaに見に行く企画、近々田舎町で行われるFiestaに行く企画等々。がんばってるでないの、Costa de Valencia。

用事が終わった時間が、ちょうどハルカちゃんはペコちゃんの授業が終わる時間だったので、そのままCafeで軽く飲むことに。Kちゃん、M君もでてきたのでついでに強制連行して、学校側のオヤジBarへ。

Valenciaで学んだ技術に若者との会話というのがある。身分が身分だし、チャラチャラしてるのもあって、「30才ならまだ若い!」とスペインではいわれるが、それは絶対的な数値としてみた場合であるし、「まだ」という注釈がつくし、相対的に見たら当然30才は20才より若くないわけで、ジェネレーションギャップもあるわけで(たまにそれがないおかしな20才もいるが・・・H君とかEちゃんとか)・・・。

ということで、いろいろ研究して大分若者と普通の会話ができるようになったと思う。昔よりも・・・・たぶん。これならもし会社に入って、同期が20才前半とかでも話ができるというものだ。普通の会社に入れたらの話だけどな。

小一時間話しておうちに帰宅。帰宅がてら晩飯のメニューを考える。晩飯のメニューはすぐに決まればいいが、決まらないとあれこれ迷ってかなり面倒くさい。

金も入ったことだし、今日は豪勢に行くことにしてMercadonaでSalmon(サーモン)を購入。ついでに切れかかっているアルミホイルやサランラップも買う。

アルミホイルを手にしたときに、以前誰かがアドバイスくれたSalmonのチャンチャン焼き(アルミホイルバージョン)を思い出して、それに決定。

もやしを買う。

日本ではもやしなんて30円しないのだが、スペインだと事情が違う。中華食料品店で買えば似たような値段で買えるのだが・・・・Mercadonaで買うと小さい袋一つで1.1eurosもする。いうたら150円だ。スペインの物価から考えたらもやしはバカ高い高級食材の一つとなってしまう。

びびりながらも、成金になったことを思い出して、買い物かごに放り込む。

チャンチャン焼きは恐ろしく簡単だ。具材を全部つっこんで、アルミホイル毎Horno(オーブン)にいれればいいだけ。洗い物もでなくていい。誰が考えたか知らないけど、賢い賢い。

食後、シコシコたまった日記を書いていると、Iちゃんからメールが届く。彼女はValenciaに来る前、何度かメールで質問を受け、やりとりをしたことがある子なのだが、学校が違うのもあって、一度も顔はみたことがない。

その彼女が一昨日くらいの日記で書いたピアニストのKさんを知っていたらしく、久しぶりにメールをくれた。で、せっかくなので帰国前に一度会おうということになった。最後のメールで「わ〜本人だ〜〜!」って書かれていたが、どういう意味なんだろう?別人のおいらでもいたのだろうか・・・・。おいらの名を騙る輩がいるとは思えないのだが・・・

寝れないのでVino一本空けて寝た。

明日からは成金生活突入。

パパ、CAMPERの靴とか買っちゃうよ〜!110eurosもするやつとか・・・・。

パパ、良いVinoとか買っちゃうよ〜!10euros超えるやつとか・・・・。

パパ、若者におごっちゃうよ〜!5eurosくらいなら・・・・。



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また落書きされた。
2005年09月11日 (日)
昼間はまたもや拗ねてパンクしたKristin号の修理。昼食は残り物の玄海ひじきや茄子やリゾット食べて済ます。

そういえば、ひじきが知らない間にすごい勢いで減っていたと思ったら、

「正樹!ひじきは作ったときよりも時間おいた方がうまいな!たくさん食べちゃったよ・・・」

とManolo。

通だな・・・おぬし。


貧乏なので今日も家から出られず。月曜日になって給料入るまでは全財産70centimoしかない。タバコも買えやしないので、一日シケモク探して吸っていた。

ひもじすぎ。

ハルカちゃんから携帯を買ったという連絡をもらったのが一昨日。おいらを通して学校にきたのでいろいろ感想とかを聞こうと思い夕方頃連絡してみる。

6時前に学校に集合ということになって直したばかりのKristin号で行ってみると、勉強の息抜きということで、これまたおいらを通してくれたアサコちゃんも来ていた。

3人でまったりCafe・・・いや、CervezaとVinoで一杯やる。

もちろん・・・月曜日までの借金ということで・・・。

ハルカちゃんからは葉山では有名だというゲンベエのサンダルを貰う。日記を読んでわざわざ買ってきてくれたのだ。Tomatinaで知らないヤツにサンダルを投げられて(帰りは同じように誰かに投げられたサンダルを履いて帰ってきた。もちろん左右のがらはバラバラ)以来、サンダル無し生活だったので大助かり。そして何故か一緒におつまみセットも入っていた。ありがたく頂戴する。

アサコちゃんも何故か献上品をもってきてくれていた。シェイクされて少々泡立っているお醤油と柿ピー。主食ゲット!!

人の優しさに触れて涙する。

アサコちゃんは試験勉強があるというので2時間後くらいにおうちに帰っていった。飲み足りないハルカちゃんとおいらは、Kちゃんとタカシ君に電話。すると、芋づる式に友君とその友達とペコちゃんもおまけでついてきた。Kちゃんは先約があってこれなかった。

それにしても、友君って毎日友達のガイドをしている印象だ。

LizzaranでVino4本くらい飲んだあとタカシ邸で2次会。

タカシ君、ユウスケ君、おいらの3人でブルーハーツ熱唱しながら飲みまくる。ついでに友君の膝枕で寝ていたハルカちゃんの口にチョコボールつっこんで遊ぶ。

うちらの飲みで寝ること・・・それすなわち、遊ばれる・・・

ということを学ばせないといけないわけなのだ。

おいらもその例に漏れず、知らない間に寝てしまったら、例のごとく知らない間に足に落書きされていた。

寝たら負けなのだ・・・うちらの飲みは・・・。

うめぼし・・・・足の甲・・・・ゾウリゾウリ(意味不明)・・・・


追記
最近ペコちゃんいじりにも飽きてきた。
友君の友達ユウスケ君はとてもイイヤツであった。
タカシ君はユカで寝たらしい。

追記2
昨日の日記で書き忘れたが、タカシ君の紹介でValenciaにすでに5年在住しているピアニストのKさんと3人で会う。そんな約束したことなんてすっかり忘れていたおいらは、タカシ君から電話を貰い「どうしたの??」なんてとぼけたことを言ってしまった。これじゃ、前のGuiomarの時と同じヤン!と反省。

まだまだ隠れ日本人はいる模様。今まで一度もすれ違ったことがないことにびっくりだ。



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スペインの国の呼び方って・・・
2005年09月10日 (土)
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うちのトイレには、MAPA DEL MUNDO(世界地図)が貼ってある。

おいらがこのPISOに移り住んだ時に、OpenCorでみつけて6eurosで買ってきてたやつで、もともと地図は大好きだし、スペインの国名を覚えるのにちょうど良いと言うことで貼った。

今はもうさすがに慣れたが、かつてはスペイン語の国の呼び方に翻弄されたことがある。

まず、ヨーロッパ人の中では普通みたいで、誰もわからない人はいなかったが、おいらのなかでは「え〜〜〜!!」ってなったのが

Estados Unidos。

学校の教科書で、EEUU(Eが2(dos)つに、Uが2(dos)つという何ともギャグみたいな略式)とでてきて、「なんじゃこりゃ!!」となった。

「このEEUUってなに?」と尋ねたら「アメリカのことだよ。USAだ・・・」と返事が返ってきて再び「え〜〜〜!!!」となった。

ヨーロッパ内だったら筆頭にあがるのがAlemaniaだろう。ドイツのこと。う〜んって感じだ。

よくごっちゃになって困ったのが、SueciaとSuiza。スウェーデンとスイス。国名の方はまだいいのだが、これがスウェーデン人、スイス人を表すSueco(スウェーデン人の男)、Sueca(スウェーデン人の女)、Suizo(スイス人の男)、Suiza(スイス人の女)となってくると、たまに相手が何人かわからなくなることも。一度スウェーデン人に思いっきり間違えたら「いいのいいの気にしないで・・・みんないつも間違えるから・・・」といわれて恐縮したことさえある。

個人的にお気に入りな呼び方の国がHunguria。文字で見るとハンガリーと想像つくのだが、発音すると笑える。スペイン語はHは読まないので、ウングリアとなる。なんか響きがかっこわるくて好きだ。

いちに〜ウングリア!にに〜ウングリア

スイカジュースでも売ってそうな名前の国だ。

まぁ、こんな話どうでもいいや。

で、トイレに入って地図をぼ〜っと眺める。下に人口別にマークが違うので、それを調査しながら用を足していると、今まで気づかなかった重大な間違えを発見してしまった。




TOMAYA・・・・

最初は、おいらの知らない都市の名前だと思ったのだが、この手の世界地図でそんなマイナーな都市がでてくるはずもないので、確実に富山のことをいいたいのだと思われる。位置もあってるし。

以前Mestalla内を見学したときに、「ようこそ!」の「う」の上にある「、」が抜けていてことがあって「どうやったらこんな間違え方するんだ?」と丁寧に係員の人に教えてきたが、今回はどこに間違いを指摘していいのかわからないのでどうしようもない。

この地図を持っている人間はみなTOMAYAと富山県のことをいうんだろうな〜。


ひょんなことから、キーマ マタールという名前のカレーのレセタを発見した。

名前からしてなんとも本場のカレーっぽい響きだ。たぶんインドのカレーなんだろう。本場のカレーなんてスパイス集めて、調合して・・・といかんせん面倒くさいものだと思っていたのだが、レセタをみたら恐ろしく簡単で、今うちのCocinaにある材料だけでいけそうだったので晩飯は迷うことなくそれを作ることにした。

Manoloも帰ってくる気配がないので、肉を使うことに。本当は羊肉の挽肉(挽肉なら豚でも牛でもいいらしい)を使うらしいのだが、あいにく挽肉は無かったので、鶏のささみで代用。

【キーマ マタール】
01.油しいて、唐辛子二、三本(種とったほうがいいらしい)とローリエを3枚くらい炒める。
02.みじん切りしたタマネギ一個をきつね色になるまで炒める。
03.肉とカレー粉(粉状のやつ)をぶちこむ。
04.カレー粉は大さじ2杯とかって書いてあったが辛いのがいいので大量にぶち込む。大さじ6杯はいれた気がする。
05.肉がいた待ったらトマト缶をいれる。1/2とかなっていたが、面倒なので一缶いれてやった400mlくらいのやつ。
06.グリンピースいれる。これも適当。
07.30分くらい煮込む。
08.すり下ろしたニンニクとショウガ、ガラムマサラを入れる。
09.しょうがは2片、ニンニクは3つくらいとあったが、ニンニクはすきなので5つくらいいれてやった。
10.できあがり。


いや〜簡単にできるくせに激旨。同じ作り方で肉を変えればまた違う味になりそう。唐辛子とカレー粉いれすぎて汗ダラダラ。辛いのが苦手な人はヨーグルトを入れるといいらしい。


食後、退屈してたので誰か呼び出して遊ぼうと思ったが、金もないので、ストックしておいたVinoを一本空けて、5時頃寝た。

あ、そういえば、突然シャワーからお湯がでてくるようになった。修理もしてないのに・・・・。これで一般家庭並の生活が送れる・・・。



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失恋の痛手
2005年09月09日 (金)
未だに失恋の痛手が癒えず、日中はひたすら引きこもる。

ぼ〜っとしてるのもつらいので、帰国準備の掃除をぼちぼち始めることにする。まずはカオスと化した引き出しの中のものの整理整頓から。

すると、でてくるわ、でてくるわ・・・

旅先のパンフやら、レシートやら、メモやら、名刺やら、マッチやら、砂糖袋やら、美術館の半券やらが、ワラワラワラワラワラワラと。

サイトを作っている関係もあって、おいらは収集マニアに近くなっている。店の住所が書かれてある名刺、マッチ、砂糖袋(場合によりけり)は大抵貰ってくる。一つでいいのに、ついでと大量にギッってくるので、えらい量になる。

レシートは、店の名前だけでなく、料理の値段を調べるときの資料にもなるから、毎回貰ってくるのだが、すぐに原稿かかないもんだから、酷いのになると、感熱紙に印字された字が消えかかって、ただの白くて小さい紙切れになりはてて発掘されることもある。

思い切って捨ててしまえば、すごくラクチンなのだが、原稿を書くときに無くて頭をかきむしる羽目になるのは嫌なので、なかなか捨てられない。

20分くらい迷ったあげく、結局捨てる事ができず、別の袋にまとめていれたのはいいが、必要になったときに、それらの中から探すために、これまた頭をかきむしる羽目になるかと思うと・・・なんともかんとも。

物をぽいぽい捨てれる人ってある意味羨ましい。

そういえば、捨てれないといえば、コレクションのVinoの空き瓶。すでに200本近くたまっていて、無駄な迫力と勢いでおいらの部屋を浸食しているのだが・・・これも捨てれない。

マリちゃんとメールでやりとりをしたのだが・・・

お「今掃除してるんだけど、ものが捨てれない!」
マ「捨てなさい!まずは、あのVinoの空き瓶を捨てなよ〜」
お「うぐむ・・・だって・・・あれは・・・・」
マ「あれが部屋にあったら、邪魔で掃除やらなんやらでけへんで〜取りあえず身を削ぐ思いで捨てなさい!初めの一歩」
お「未練とかいうな!男は浪漫に生きるんだ!」

だから女は困る・・・。

それにしても、物を捨てれない女性っているんだろうか・・・おいらの周りでは思いつかない。みなポイポイポイ捨てていく。この差は何なんだろう。

一度はあまりに雑多で3分で断念した掃除だが、思い直しなんとか引き出し4段の掃除は完了。スペイン残留組にあげるものを段ボール一つにまとめたのだが・・・南部鉄器の風鈴とか折り紙とか小さいドライバーとか100円ショップで買った封筒とか、蝋燭とか、傘とか、意味不明な七福神の壁掛け(?)とか・・・くだらないもんしかない。誰か貰ってくれるんだろうか・・・・。

掃除が終わると再び失恋のことを思い出し、いったんはあきらめたドイツにへの逃亡を再び企てたくなった。

バスでのんびりいくのもいいかな〜なんてお気軽にAlsaのサイトで検索する。

なになに・・・出発はValenciaでしょ・・・・目的地は・・・うぐむ・・・NUREMBERGしかないのか・・・まぁいいや、そこで・・・ドイツに着けばなんとでもなるだろうし・・・・日付もまぁ適当でいいでしょ・・・よし、検索!・・・なになに・・・10:45出発で・・・13:45到着・・・え??3時間??うそ〜ん・・・・あ、違う・・・Dia Sig(次の日の意)って書いてあるや・・・え?・・・ってことは・・・・え?・・・15時間・・・・違う!!!27時間!!!!!!!!

ぼけ〜〜〜!!!そんなにバス載ってられるかい!

格安チケットを調べてみたが、9月末から10月頭くらいの出発だと110euros〜140eurosくらいかかる。10月中旬以降にすれば、49eurosとか安いヤツがあったが、今から探しても、もう日が近いから全部高くなってしまうだろう。

いっそのことレンタカー借りて、音楽ノリノリで小さい村々尋ねながらいってやろうと思ったが、こっちのドライブは助手席に地図係がいないとえぐいので却下。

ドイツへの道は険しかった。


夕食はリゾットみたいなのを作った。さおりさんに以前夜食で作ってもらったやつを見よう見まねで。食料庫の米を取り出すと、何故か見慣れない長粒種の米が。う〜ん、誰が買ったんだろう?と首をかしげつつも、それしか米がないので気にしないで使用。

味はさおりさんが作ってくれたのと同じものができて、ちょっと感動だった。前回、同様に見よう見まねで作ったときはここまでうまくできなかった。毎回適当に作ってるもんだから、何が違うのかよくわからず。きっとそれっぽい調味料を適当に振り混ぜたからかもしれない。

食後、Manoloと何故か世界の経済について会話する。最近、経済のことを勉強しているらしい。ちょっと意外で笑ってしまった。日本の経済に対してもほとんど知識はないのに(江戸時代なら得意だが)、ヨーロッパの経済なんてチンプンカンプンだったのでいろいろ興味深い話が聞けた。

やはり今ヨーロッパがおびえているのは中国らしい。以前よりもすごいことになっているらしい。アイルランドあたりでは少々冷ややかな空気が流れているとのこと。スペインもそうだが、超カトリックな国はある意味排他的なところがあるらしい。

話の切れ間に、「今夜は出かけないの?」と尋ねたところ、Germanと一緒にもしかして学校企画の海Fiestaにいくかも知れなく、一緒に行くか?と聞かれたので、、便乗することにする。どうせ家にいても、失恋のこと考えて何も手につかないし、こんな時はぱ〜〜〜っと飲むってもんだろう。

海にはすでに大量の生徒が集まっていた。German、ManoloのCostaの二大巨頭に囲まれての重役出勤。なんか、意味不明な優越感に襲われる。う〜ん、おいらも長老の仲間入り。

ざっと見回すと、日本人が3人ほどいた。

ペコちゃん、おいらが学校の手続きをしたKちゃん、そして、コスタに来る前にいろいろ質問を貰ったM君の3人。M君とは今回会うのが初めてだったのだが・・・開口一番

「会いたかったんですよ〜!!!!」

といわれ面食らう。おもわず、「あははははは」とペコちゃん笑い。

男に言われて嬉しい台詞じゃない。この前のポルトガル旅行のエボラ以来、変な恐怖感もあるしな〜。たまには女の子にいわれてみたいものだ。

っていうか、「コスタにくるなら、おいらのところを通してくれればいいのに〜〜〜!!」と思ったが、大人げないので言うのはやめておいた(笑)

せっかくスペイン語が話せる環境だったので、スペイン語を話そうと思ったが、スペイン語がまだ話せない陽気なベルギー人(違ったか?)に捕まり、英語で必死に話すことに。ちょっと頑張った。

しばらくして、友君や来る前に呼んでおいたタカシ君もやってきて日本人が増える。

なにとはなしに、砂浜に座って、ペコちゃんをいじって遊んでいたのだが、20才の女の子に30才のオヤジが何かいうのはとても嫌な感じがして、言いかけていたことを止めたら、またペコちゃんに怒られた。こうやっておいらは嫌われていくんだろうな〜。

たいして飲んでないので酔っぱらってはいなかったが、どうも話が説教臭くなっていかん。オヤジに近づいていってるのがよくわかる。いかんのし。

ほとんどの外国人メンバーは夏のTipico「Akuarela」(ディスコ)にいったが、日本人は何故か1人もいかず。他のメンバーがどう思ってるのかわからないが、おいらはつまらない場所に10euros以上払うきになれないから、2度いったくらいですでにいかなくなった。まぁ、いうたら貧乏なだけなんだけどな。

Manoloを含めた日本人6人でプラプラ歩いて帰ってくる。Manoloはすでに酔っぱらってフラフラだったので、他の5人を引き離したまま帰ってきた。

途中酔っぱらったManoloが、「あの信号まで競争だ!」といって徒競走をやったが、余裕勝ちだった。

帰宅後、小腹が減ったので余り物のリゾット食べて寝た。



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惰眠
2005年09月08日 (木)
朝10時半に目覚ましがなる。酔っぱらって帰ってきたが、目覚ましをちゃんとセットして寝たようだ。

全部で10日の旅行のうち9日間をValenciaで過ごした勇気あるエリゾウに敬意を表して宿まで見送りに行く。そこでタカシ君と合流。

余談だが、エリゾウを皆に紹介すると必ず下のような会話が繰り広げられた。

皆「どれくらいこっちにいるの?」
エ「9月8日までです」
皆「・・・・な、何するの?何見るの?そんなにいてどうするの??」
エ「・・・・」

皆、もちろんValenciaに住んでいて、おそらくValenciaを好きでいると思うが、同時に現実も知っている。きっと「Valencia楽しむなら、もうちょっと日数欲しいよね〜」とかいいたいところなんだろうけど、Valenciaの現実なんてそんなもん。だから大好きなんだけど。

そんな質問を何度もされるエリゾウもまたそんな対象にされるValenciaも不憫ではあったが、隣でこっそり笑っていたのは内緒。

12時、タクシー乗り場でエリゾウと別れ、数分後にタカシ君とも別れ帰宅。そこからはひたすら惰眠を貪る。

ガイドの仕事を無事貫徹したことによる、やすらかな惰眠。なんとも幸せ気分だったが、ふと通い婚Bodegaが無くなったことを思い出してしまい、涙で枕を濡らし、最初の2時間くらいは寝ることが出来なかった。

起きたら夕方7時前。

なんとなく、誰かと話したい気分だったが、家からでるのが億劫だったので、おとなしくおうちにいることに。

ここ数日、ず〜〜〜っと外食だったので、日本食が食べたくなり、ナスとニンジンを八百屋で買ってきて玄海ひじきとtomokitoが盗んだ茄子料理を作る。

そして、現在に至る。

まだ12時を少し回ったところだが、まだ8割くらいしか充電が完了していないので、今日はさっさと寝ることにする。

その前に、坂東眞砂子の「山妣」(やまはは)の続きでも読むかの〜。



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三行半
2005年09月07日 (水)
今日・・・衝撃の事実を耳にしてしまった。

知りたくない、聞きたくない悲報だったが、あそこでElenaと会ったのは、きっと八百万の神々の采配なのだろう。

ショックの度合いでは、おそらくおいらが3年こっちにいて最大級のものであることは確実。立ちつくし、腰からヘナヘナと崩れ落ちそうになるほどだ。

これにより、また一つの時代が終わったとも言えるし、「いい加減日本へ帰れ!」とおいらを日本へと促す、これまた八百万の神々の御詞なのだろう。

ってことで、頭から日記。

朝電話がなる。11時に設定してあった目覚ましだと思って電話に手を伸ばしたが、良く聞くとメロディーが違う。電話に出ると、年齢詐称(笑)のエリゾウだった。

お「もしもし・・・」
エ「寝てました?」
お「寝てた・・今何時よ・・」
エ「10時ちょっとすぎです」
お「ええええ!!!10時!!!!???うぬ〜」
エ「今日はなにか予定あります?」
お「う〜ん、特になにも考えてない・・・」(夜まで寝てようと思ってた)
エ「もしよかったら、ガイドしてもらえません?」
お「これから?」
エ「ええ。すぐ出れる感じです・・・」
お「う〜んちょっと待って。じゃ、1時間半後くらいでいい?」
エ「ええ。大丈夫ですか?無理しなくていいですよ」
お「まぁ、大丈夫・・・起きるさ〜」

31日から連日引っ張りまわしたし、ほぼValenciaは案内しきったし・・・と、もうガイドはないかと思いきっていたので、裏をかかれた感じだった。

寝ぼけ頭で水シャワーを浴び、コーヒーを飲みながら、Tomatinaの資料用写真+今回ガイドやFiesta中に撮った写真をCD焼き・・・11時頃おうちをでた。完全に夜行性なおいらがここ数日毎日午前中に活動していてびっくりだ。

宿前で落ち合い、いろいろ案内。Mercado Centralを再び案内しながら、彼女のおみやげ用のJamon(1kg近く)、Queso(700g)、Agua de Valencia(オレンジのカクテル)などを購入。どっちにしろおいらも帰国前にまた買って帰らなければいけないので、ついでに店研究をしておいた。

宿に戻り荷物を置き、先ほど通った道を再び引き返し、Museo de Bellas Artes(県立美術館:San Pio V)へ向けて歩き出す。その前に、かつてFallas(火祭り)で毎年のように優勝していた地区に連れて行くことを思いつき、少々遠回りをしてNa Jordana方面に。本来なら観光客がいくような場所ではまったくなく、ただの普通の通りだが、彼女の論文に役立つかもと思い、実地研修という意味合いで連れて行った。

そこから、前回閉まっていて入れなかったPlz Carmenの美術館に向かう途中に、自転車に乗ったElenaがうちらに挨拶をしてきた。Elenaは通い婚Bodegaで働いている店員さんだ。

お「おお!久しぶり!元気だった??」
E「ええ。元気よ。」
お「どこいくの?」
E「うちに帰るところ・・・すぐそこなの」
お「あ、そうそう!Bodegaはいつ開くの?9月からじゃなかったっけ?昨日も、一昨日もいったんだけどさ・・・閉まってて・・・」
E「もう開かないわ・・・お店しめたの・・・」
お「ええええ!!!??????どういうこと?」
E「まぁ、いろいろあったみたいよ。あそこのDueno・・・体調悪いみたいだし」
お「え?え?え?閉まるって・・・ずっと閉まるって意味?」
E「ええ。開かないと思うわ。もし、誰かがあそこを買い取ったら、リフォームして使うか、そのまま使うかわからないけど、店ができるかもしれないけど・・・」
お「ええええええ!!!だって、あそこすごい歴史ある店でしょ?」
E「ええ。ほぼ100年近いわね。」
お「嘘〜〜〜!!むちゃくちゃショック!」
E「私も彼らと働きたかったんだけどね・・・あそこ居心地いいしね」
お「おいらもすごい好きだったのに・・・」
E「じゃ、そろそろ行くね」
お「うん。自分の仕事の方がんばってね・・・」
E「ありがと。Hasta Luego!」

一瞬にして、最悪の気分に陥る。ガイドしてることを忘れてへたりそうになった。エリゾウに訳すために、再び同じ会話をするのもきつかった。

Bodegaが閉まったこともむちゃくちゃつらいのだが、脳内婚約者Estherの「Voy!(Carin~o)」が聞けなくなったという事実はもっとつらかった。

いうたら、Estherから三行半を突きつけられた
ようなもん
だ。

この衝撃の事実により、おいらが予定していた、通い婚Bodega勝手に貸し切りDespedidaも、今後Valenciaにやってくる人間に紹介することもできなくなってしまった。

Elenaと別れたあと、美術館まではほぼ放心状態で、無言でテクテク歩く。一気に疲れが押し寄せBarに逃げ込み、Cervezaを煽る。

すでにやけ酒モード。

そして、自動的に今日はタカシ君たちを呼び、今日の話をして、通い婚Bodegaをこよなく愛しているメンバーでやけ酒コースということが決まった。

美術館の後は、Valencia FCのオフィシャルショップ、El Corte Inglesの食料品売り場で学校等で配る用のおみやげ相談、ケバブ(RicoricではなくKilim)を頬張り♪、宿へ戻る。

El Corte Inglesでは、ちょっと目を離した隙に、大量のValorのチョコを小さい体めい一杯抱えるようにして持っていたエリゾウにびっくりさせられた。

一つ、二つだけと思って勝手にカゴはいらないと判断したのだが、結局カゴを持ってくると、あっというまにカゴ一杯にチョコレートが投げ込まれた。

「あたし、人にプレゼントするの好きなんです・・・」とは彼女の言だが、それにしてもあれは多すぎだろう。チョコレートがあまり食べられないおいらには理解不能だ。

結局彼女・・・6000円分くらいスペインの伝統的なお菓子(主にチョコだったがTurronも大量購入していた)を購入。

う〜ん、お金があるって素晴らしい。

ValenciaのうまいVinoを教えようと、Mercadonaで買い物。「ALBALI」とMercadonaの宝剣「Enterizo」と、Tinto de verano用のVinoを購入。Enterizoは何故かラベルが変わっていた。地味になってちょっとがっかりだ。

しばらくすると、予感していたとおり通りフサエ嬢からメール、タカシ君から電話が入る。フサエ嬢のメールは「暇だ〜〜〜!!助けて〜〜〜!」とだけ書かれていた。

10時ちょっと過ぎにフサエ嬢邸で皆で落ち合うことにする。おいらのやけ酒Fiestaでもあったが、エリゾウの1週間にも渡るValencia滞在の最終日でもあったので、賑やかな方がいいと、家の近いペコちゃんにも連絡。

5人でフサエ嬢邸(German邸)で、4時くらいまでやけ酒。

テレビっこで、年齢詐称のエリゾウは、21才のくせにうちらの懐メロを熱唱していた。木綿のハンカチーフ、春一番、魅せられて・・・・。ついでに、おいらとタカシ君も今日の悲報を忘れるために熱唱+踊り。おいらはやはり銀河鉄道999。

やっぱり、彼女・・・何かがおかしい。証明書を見せて貰ったが、未だに信じられん。

あばれはっちゃく知ってる21才ってどうよ?

方や、大江千里知らない22才もいるしさ・・・。

20才でオレンジレンジが好きなペコちゃんがリアル20才だとおいらは思う。


彼女・・・是非、大興君に会わせたかったものだ。




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