二番目が好き

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たったいままで、BSでNBAの試合を見ていました。現在リーグ一位の「インディアナ・ペイサーズ」VS最下位の「ワシントン・ウィザーズ」の試合です。結果はなんと最下位のウィザーズの勝利。ホームでの試合だったといえ、これまでの2試合とも負けていたし、最下位のウィザーズにとっては大きな勝利だったと思う。ジョーダンが復帰するというのがメンタルの面で気合いをいれてくれたのかもしれない。ペイサーズのレジー・ミラーはむちゃくちゃうまくてかっこよかったけど。僕が高校生のころはここまでうまく無かったんだけどなぁ・・。

ところで、僕の性癖のひとつに「二番目が好き」というのがある。一番はイヤなのだ。今回の試合に関しても、ここ数年見なくなってしまったNBAには固定のファンのチームはない。そういったときは、二番目(今回の場合は弱い方)を応援するのだ。他であげるならば、映画では主役よりも脇役を好きになることが多いいし、サッカーでも野球でも巨人(今は弱いけど)やヴェルディー(Jリーグ開始時期)などは嫌いで、どちらかというと二番目くらいのチームを応援する。ちなみに僕の好きな野球チームは「広島」である(笑)。F1でもセナよりもマンセルが好きだった。マグワイヤよりもソーサーを応援する。高校生や大学に入ってまもないころ「合コン」に何回か出席したことがあったが、そのときも一番かわいいと思う子よりも二番目くらいにかわいい子と話していたと思う。(いなければ関係ないですけどね(笑))。電化製品などで選ぶメーカーも最も売れているやつではなく二番目くらいに有名なメーカーのものを選ぶ(ただ、いくら二番でも機能的に気に入らなければ買わないし、使わないですけど。aiw●製品とか)。旅に関しても有名な都市も勿論行きますが(ここがせこいところ)、基本的にはあまり日本人がいないような穴場(旅における二番目)を選んで旅をする。予備校もマイナーなとこだったし、音楽も有名どころ(俗にいうミーハーってやつ)はほとんど聞かない。

とまぁ、この性癖が結論付けるのは、僕は天の邪鬼らしい。二番目が好きだから、一番が嫌いというベクトルではなく、一番が嫌いだから、二番目が好きというベクトルになるのだろう。だから、二番目はある意味なんでもいいのだ。下のものが上のものを食いつぶした時に快感を感じるタイプなんだと思う。そこにはおそらく「妬み」などの類の感情も入っていると思われ、人気のあるもの、つまりそのとき一番とされているものは応援しないし、映画でも見ない。タイタニックも踊る大捜査線もタイムリーなときに見ていない。(大捜査線については全くみたことせない)。

こんな自分の性格に対し自分でも「イヤなヤツだなぁ・・・」とか「素直じゃないなぁ・・・」としばしば思う。そして、そんな僕は常にどこにいるかわからない見えない「一番」を食いつぶそうと下の方から虎視眈々と狙っている男なのです。自分が何のジャンルに、どこら辺にに位置するのか全くわかっていないにもかかわらず・・・。

この日記を読んでいる方で僕と同じ様な方いません?絶対にいると思うんですけど・・・。そんな、あなたはメールを下さい。僕と一緒に「二番目連合」を作って、世に広げましょう。ご希望の方は「題名」に「二番目同盟参加希望」とお書きの上、demi@lares.dti.ne.jpまでメールをお送りください(笑)。

じゃっ!

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最近のドラマ

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体調回復のため今日もずっと休んでいた。友人に病院に行った方がいいのでは?といわれた。僕ももしかしたらそうした方がいいのかも・・・と思いつつも、とりあえずもう少し様子を見てみることにした。まぁ、どうにかなるだろう、という楽観的な考えのもと・・・。

というわけで、今日はごろごろしながらテレビを見たり音楽を聴いたりしていた、久しぶりのテレビだが、あいかわらずつまらなかった。なんか、不倫がどうとかホストがどうとか、ホントくだらない。ザッピングしてもそのくだらなさは変わらなかった。一番面白かったのは「ドラえもん」というのだから、その質は伺えよう。(注:ドラえもんがつまらないといっているわけではないですよ。僕は「ドラ」好きです。)

つまらない中でも特につまらなかったのがドラマ。僕の部屋の時計は2時13分を指したまま止まったままなので、時間はわからないが、「石田一成」と「木村佳乃」が出ているドラマと「藤原紀香」と「水野まき」(みき?)と「高橋克典」が出ている「金曜日のなんとか」というのをぼ~っと眺めていた。

もしこの2つを毎週楽しみにしているという方がいたら申し訳ないのですが、今時こんなベタなドラマってうけるのでしょうか?ベタというより「陳腐」という言葉のほうが合うような気もする。どちらも三角関係に話が発展しそうだし、その後の展開もすぐにわかってしまいそう。そして、藤原紀香の演技のひどいことひどいこと。CM程度でやめておくべきだったのであろう。彼女は。もう見てて恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がなかったです。セリフともかく、仕草があまりにぎこちなくて、今や死語となってしまった「ブリッコ」の現代版みたいな感じ。

あっ、もしかして今日の僕はイライラしてるかもしれませんね。家の中に閉じこもっていたせいで。普段なら諦めて気にもとめないところを、こんなところでツラツラと書いてしまいました。でも、それにしてもひどすぎるんだもの。視聴率とかってどうなのでしょうね。藤原紀香や木村佳乃がでているからいいのでしょうか?あまりのリアリティーのなさがうけるのかなか??う~ん、謎だ。何でも最初を見てしまったらどんなにつまらなくても見てしまう(マンガでもドラマでも)性格の僕でももう見たいと思いません。

ということで、思いっきり愚痴っぽくなってしまった「岡村さんの一言」でした。チャイでも飲みながらパキスタンの旅行記の構想でも考えるとするかな・・・・じゃっ!

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贅沢な悩み

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お、終わった・・・。10日間の「パソコン無し」生活によってたまりたまったメールに返事を書く。12時から書き始め今の今までかかってしまった(3:44:40)。30通以上は書いただろう。そのせいで一人一人がいつもよりも短くなってしまった様な気がして申し訳なく思ってます。この場を借りてゴメンナサイ。

今日は、重い体を起こして新宿のH.I.Sに三週間後に控えている「イタリア旅行」のチケット予約をしにいった。

パキスタンに行っている間に、一緒に行く2人が多少の話し合いをしてくれれば・・・と淡い期待をしていたのだが、案の定忙しかったらしく何も進んでいなかった(笑)。まぁ、そんな気がしてたからいいんだけどね。

ということで、昨日僕が体調不良のためドタキャンしてしまったので康雄氏と新宿の紀伊国屋(タイムズ・スクエアの方)で待ち合わせ、最新のAB・ROADを購入しマックで打ち合わせ。いろいろ探した結果、64000円というのが一番安かったので、とりあえずそれを一番候補にしてH.I.Sに乗り込んでいった。

新宿のH.I.Sは流石に卒業シーズンのためかもの凄い人数だったが、資料を見に来ている人々が多かったのかすぐに席に座ることができ相談を始めた。僕らは旅慣れているのでチケット予約だけで良かったのだが、担当の人が「どういうご相談で?」ときたので、これまでの経過と疑問点をいろいろ尋ねてみた。

やっぱり専門なだけあって、次々に僕らの疑問点などは解消されていき、実際のチケット選考へと話が進む。先ほど一番候補にしていたチケットはあるにはあったが、スカンジナビア航空でコペンハーゲンを経由しなければいけないものだった。経由は仕方がないにせよ、コペンハーゲンで一泊という状況になるということで却下。ただでさえ一ヶ月と短いのに一泊でももったいない。

二番候補をいう前に、似たような値段のチケットを調べて貰ったがどれも高く却下。たったひとつ74000円のものがあったが、パリかロンドンかルクセンブルクのどれかが経由地になる航空会社(ブリティッシュ・エア・ウェイとかエール・フランスなど)だったので、何となく時間がもったいない気がしたので一応万が一のことを考え候補としたがほぼ却下であった。

結局決まったのは「アリタリア航空」79000円のチケット。これは第二候補のもの。本には80000円と書いてあったが1000円安くなった。正直79000円は高いのだが、アリタリアということで国内は周遊できるし、日程もうまい具合(ちょっと遅くなっつぃまったが)に行くし、帰国もスムーズにでき時間を上手に使えるというメリットがあった。途中で帰る筧氏はナポリからも帰れるし、その後シチリア・サルディニアに行く予定の僕らは同料金でパレルモから帰れるのだ。これらの地域からローマやミラノに帰る運賃や手間暇を考えると圧倒的に安い気がする。

このチケットのたったひとつの問題点は、「ストップ・チャージ」だ。当初、最初に降り立つ町は「ミラノ」ということに決定していたのだが、ミラノで降りてしまうとストップチャージ(一万五千円)を払わなくてはいけないのだ。ベネツィアもこれと同様である。普通のヨーロッパ系の航空会社はこれを免除しているらしいが、アリタリアはまだ残しているらしい。このストップチャージにはあるルールがあるのでわかりづらいかもしれませんが、したに書いておきます。これを回避する方法としては、ミラノやベネツィア以外の都市で降りればいいだけである。なのだが、コース上ミラノが良かった僕らは仕方なく「フィレンツェ」に降り、旅のスタートはこの町からと言うことになった。このストップチャージの回避法のひとつに、サルディニアから飛行機を使わないというものもあったのだが、それは時間を有効に使うためには厳しいのでやめておいた。

【ストップチャージ】

☆.成田→ミラノ(ここで降りて観光)・・・・サルディニア→ミラノ→成田
(ミラノからサルディニア間は飛行機は使用していないが、そこは使ったものとされるらしい)

というルートを辿ると最終目的地としてのサルディニアに対して、ミラノで途中下車したことになる。そうすると、ストップチャージが発生する。これを回避するには・・・

●成田→ミラノ→その他の都市(僕らはフィレンツェ)・・・観光・・・サルディニア→ミラノ→成田

●成田→ミラノ(降りる)・・・観光・・・・ミラノ(サルディニアから陸路で帰ってくる)→成田

この2つのどちらかにしなければいけないのだ。少々わかりづらいかもしれないけど、☆の場合、乗り継ぎ空港であるとみなされるミラノで降りたということでストップ・チャージが発生するのだ。下の2つは、ミラノを乗り継ぎ空港(または目的地)として使用しているから問題ないということ。このストップチャージに関しては僕も今回が初めてで何故そんな物があるのかわからないのできかないで下さいね。

ということで、なんとか無事チケットをゲット。これで安心してコース検討ができる・・・・・のだが・・・・。贅沢な悩みと怒られるのは覚悟だけど、実は正直今は旅の気分ではないのだ・・・。それはやっぱりパキスタン旅行のせいだと思う。なんども書いているが、本当に内容の濃い10日間だったのだ。行く前の僕は「10日間なんか短い短い!ちょっと散歩程度ですませよう。」的な感覚だったのだ。それが想像以上の濃さのため、これまた想像以上の疲れ。パキスタンでも「このあとイタリアか・・・もうどうでもいいや・・・・」みたいに思った日もあった。チケットなんかもとれてある程度準備万端というのなら諦めもつくが、全く準備も整っていないし、金の工面もできていない・・・・ただあるのは時間だけ・・・・だけど、その前にテスト期間があるし、レポートもきっと何本か抱える羽目になるだろうし・・・・パキスタンの旅行記も書かなくちゃいけないし・・・・ともう頭の中はパニック状態。すでにやる気無しに近い状態である。でも、それだと他の2人に申し訳ないし、最初は張り切りまくっていた手前、突然ローギアに入ってしまったらそれこそ「なんだよ、おまえ!!」の状態になってしまう。

ホント贅沢な悩みなのはわかっているのだが、ちょっと休ませて・・・って感じです。以前オーストラリアから帰国が一週間でフランス一ヶ月というのを決行したことがあったが、これのときはオーストラリアがツアーみたいだったし、今回みたいに濃くなかったので余裕だったのだ。本当に散歩みたいな感じだったのだ。

さてさて、僕らのイタリア旅行はどうなることやら・・・・。旅の成功は現在テスト期間でひーひーいっている筧氏と卒論かかって暇人そうな康雄氏の双肩にかかっている・・・・。あとはまかせた・・・・。じゃね。

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恩を仇で返す

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いろいろやりたい事があったのだが、体調が悪化し大人しく寝ていた。

帰ってきてからテレビも見ていないし、本屋もいっていないので最新情報がわからなくなっていたので、とりあえずテレビを着けてみる。

「ここが変だよ日本人」のスペシャル版みたいのを見ていると、パキスタン人が日本人に冷たくされ母国に帰るという映像が流れた。なんだか「パキスタン」というのがあまりにタイムリーだったので笑ってしまったが、あれだけ僕ら(日本人)に優しくしてくれたパキスタの人々を冷たくする日本人をみて少々寂しい気分にもさせられた。冷たくしたのが僕ではないにせよ、同じ日本人として恩を仇で返してしまったような気がした。

日本は歴史の流れ上、閉鎖的であったり、保守的であるのは重々承知だが、それにしても寂しすぎる。今回のパキスタン旅行に関してもいろいろ心配してもらったが、パキスタンと言う国は日本人が思っているような変な国ではない。日本に入ってくるパキスタンの情報は「テロ」とか「ハイジャック」とか危ないニュースばかりで、ニュースの伝達経路の問題上「いいニュース」が入ってこないのだ。(パキスタンと中が悪いインドからの情報が日本に入ってくるからとガイドに書いてあった)。だから必然と日本には「悪いニュース」ばかり入ってきて日本人が偏った認識を持ってしまうことになるのだ。しかし、僕がみたパキスタン人たちは、とても純粋な笑顔を見せてくれていた。その笑顔がパキスタンにいってまず日本に入ってきているニュースの偏りに気付かさせてくれた。「この国は危険な国というだけではない、と・・・。

何故日本人がヨーロッパやアメリカなどにしばしば行くのか・・・と考えると、やはり「情報」がある程度きちんと流れているということがあげられると思う。それはすでに行った人お土産話であったり、ガイドブックであったり・・・と様々であろう。今回の旅にあたって、パキスタンの「地球の歩き方」が三年前のものしか無いのに対して、他の国々(ヨーロッパやアメリカ)に関しては毎年最新のものがでているということからもその情報量の差は明らかであろう。また、周りを見渡せば数人はそれらの国々に行った人がいるだろう。その内容はきっととても魅力的であり、楽しい内容であり、話を聞いた人はそれらの国々に思いをはせることとなる。

しかし、パキスタンと言う国に関しては何の情報も入ってこない。ガイドブック自体捜すのも本当に大変だ。同じアジアなのにここまで情報が少ないのは未だに「脱亜入欧」を目指しているからなのだろうか?(どんなに頑張ったって日本は亜細亜なのに・・・。)それとも、ブランド品がないからなのであろうか・・・。いろいろ考えられると思うが、情報不足が新しい情報を作り出すことができないという悪循環によるものであるとおもう。

この悪循環により日本人にとって「パキスタン」=「知らない」(又は「偏った認識」)=「恐怖」「危険」という三段論法が成り立ってしまうのだろう。しかし、それは食わず嫌いと言うもの。自分で経験して、考えた上で「恐怖」や「不信感」などを抱くのなら仕方がないが、よくも知らない国に対して勝手にイメージを作り上げて閉鎖的になるのは良くないことであろう。

先程も書いたが、僕がもつパキスタンニーとは、とても親切で、とても友好的な人々である。あれほど他人に尽くしてくれる人々を見たのは初めてである。同じ日本人でさえあそこまでしてもらったことはない。旅先で人の優しさにここまで感動したのは初めてのことである。その親切さは、これまで行った国々のどれも遠く及ばない。

旅行記の方で「パキスタン」について詳しく書くつもりなのでここではあまり書くつもりはないが、生活面における不自由を除けば(人によっては辛いかもしれない)、パキスタンと言う国は十分に魅力的かつ暖かな国です。

以上の事を念頭に入れながら、少しでもパキスタンを知って貰えれば・・・と今回の旅行記を力を入れて書くことを決意しました。文章力が無いので言いたいことの半分も伝えられなさそうだけど、ガンバッテ書くので、みなさんのもつパキスタンのイメージを一度白紙にしてから読んでみて下さいね。絶対に魅力的ですから。

じゃね。

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糸が切れる

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帰って早々、体調が芳しくない。僕はだいたい旅帰るとこうなることが多い。時差ボケや突然の気候の変化も含まれているのだとは思うけど、疲れがどっとでる。他の人はどうだか知らないけど、僕は気合いが入っていたり、興奮状態にある時は疲れを感じない体質なのだ。だから、旅の時やテスト中、さらには好きな事をやっているときは、眠くもならないし、腹も減らないし、疲れない。まぁ、ライフ・スペースの高橋グルみたいなものです(笑)。爪は伸びますけど・・・。よく、「2日も徹夜して大丈夫なの??」とか「いつ寝てるの??」とか言われるのはそのためだと思う。

しかし、そんな僕でもやっぱり人間なので疲れる。それは、興奮状態ではなくなり、なんらかの糸が切れた時だ。自分では気付いてないが、かなり疲れがたまっているのだと思う。今回のパキスタン旅行は普段一ヶ月とか旅している僕にとっては10日間ととっても短い。しかし、その短さの割には異常な程濃かったので、たった10日間といえども疲れたのだろう。今回のペースでパキスタンに一ヶ月いたらおそらく死ぬかもしれない・・・というくらい濃かったのだ。

というわけで、なんとなく調子が良くないので今日は短めに。たぶんすぐに回復すると思うので。じゃっ。

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