HAMPELMANN(ハンペルマン)

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バレンタインデーにツレからもらったチョコレートのパッケージがあまりにステキなので、わざわざスキャンしてtwitterのアイコンにしてみた。

HAMPELMANN
胸にあるのはハプスブルクの紋章か??

ピカソの絵でアルルカンってのがあるけど、あれも好きで自宅の部屋に飾っているけど、こいつもかわいい。アリスのハンプティーダンプティーも好き。そういえば、チェコに行ったときにも、似たような玩具に釘付けになった記憶もある。

どうも、おいらはピエロが好きなようだ。
(正確にはハンプティーはピエロじゃないけど、おいらの中では同じ部類の造形になる。)

もっと詳しく調べたくてググってみたが、ドイツ語版のwikiしかなくて細かい歴史は不明

Hampelmann wiki(ドイツ語)

胸にハプスブルクの紋章らしきものがあっていかにもドイツかオーストリアってとこか?あ~、いまパッケージちゃんとみたら、ウィーンの住所らしきものが書いてある。デメルとかいうチョコレート屋さんの住所だ。このチョコレート屋さん用にこのイラストを作ったってことなのだろうか?

で、HAMPELMANN自体をさらに調べてみたら、日本語のサイトでちょっとした説明を見つけた。

galiton オーバーアマガウのハンペルマン

上のサイトによると、ドイツ語で「hampeln」は、「手足をブラブラさせる」という意味らしい。で、そんな玩具が、ドイツ南部のオーバーアマガウという街でTipicoらしい。

ミュンヘンの南西にある小さな街っぽい。インスブルックにかなり近く、オーストリアの方が近い。いつか旅して、本物のハンペルマンを買ってみたいが、結構いい値段するな・・・。5万だって・・・。

さて、日記。

結局、プランニングに頭を悩ませ、寝たのは深夜というか、早朝の5時半。ツレが起きる時間。11時頃もっそり起きて、メールのチェック。びっくりすることに仕事のメールが一通も来ていない。担当者が集団で休んだとかなのか??

待機中の返事が来ないことには仕事をしようにもできないので、とりあえずCADENA 100(スペインのラジオ)をつけて、ぼ~っとハーブティーをすする。アルゼンチン大使館のイベントでもらってきたやつ。

残りもので昼飯を済ませ、14時からやってるドラマの再放送「SCANDAL」を鑑賞。鈴木京香、長谷川京子、吹石一恵、桃井かおり、戸田菜穂がでてるやつ。可もなく不可もなくなドラマだけど、毎回ひっぱるから、まぁ、気になるわな。だから、なんだかんだで楽しみにしてたりもする。

鑑賞後、スペイン地図とにらめっこしていると、拓也から電話。今からカメラを返しにくるという。火曜日はツレがジムで帰りが遅いだけでなく、いきつけの呑み屋も全滅という、最近のおいらにとっては最悪の曜日。孤独だし、寂しいし、話し相手いないし、呑み相手もいないし、一人飯だし・・・と、とにかく今は火曜日が一番怖い。

なので、諸手を挙げて快諾した。あわよくば、仕事の打ち合わせを兼ねて、どっかに呑みにいってもいいし、何か作って食べてもいいな~とちょっとウキウキな気分になる。

スペインでSIMフリーのiPhone買ったらいくらくらいだろ~と調べてみると、これが意外と、というか、案の定高い。仕事を辞めてからは、「一年に一回はスペインの旅を!」のスローガンを掲げ始めたので、ここでドカン!と買ってしまうのも手なのだが、さすがに少しは大人になったので、一年目から冒険できない。もう少し様子をみてからにして、今回は普通の安いPrepago携帯を買うか、思い切って携帯なしでいくことにした。

30分くらいたち拓也からメールが入る。

「アニキもマック食う?」

よりによって、まさかのマック!!当初は別にこだわっていたわけではないが、スペインにいた3年間、一度もマックに入らなかったので、帰国してからも意地というかこだわりになってしまい、10年たった今でもマックは食べていない。そんなおいらに「マック食う?」だとぉぉぉ!せめて、モスにしてくれればいいのに・・・っていうか、呑みに行く計画が台無しではないかぁぁぁ!とがっかりしながらメールを返す。

「食わん」

拓也はうちに入るなり、あのマック特有の匂いを部屋中に充満させながら、ハンバーガーやポテトにかぶりつき始めた。別に食べてたくなるというわけではなく、苦手な生クリームやカスタードクリームを食べている人をどうも見ていられないのと同じような気分になり、喫煙所(換気扇の下)に退散する羽目になる。

その後、個人事業のことを相談したり、仕事の打ち合わせなどをする。すでに呑みに行くような雰囲気ではなくなってるので、いたしかたなく、昨夜の豚肉とターサイの炒め物の残りを使ってパスタを作る。このターサイ、この前千葉にいったときに「なんじゃこりゃ!?」と買ってきた野菜なのだが、かなり旨い。見た目はなんというか、キャベツとほうれん草とブロッコリーの相の子・・・いや違うな・・・こう、地面に平たく映えている雑草のように見える野菜なのだが、味は適度な苦みがあり、また軽く炒めたくらいにすると歯ごたえもしゃきしゃきとして良い。アジア屋台なんかにいくとよく出てくる空心菜みたいな感じ。千葉で5株くらいかってきたのだが、大抵の野菜がそうであるように炒めると体積が減ってしまうので、1.5回分くらいでなくなってしまった。

ターサイパスタを食べていると、拓也がおもむろにPS3の電源をつけ、しばらくやっていなかった「Tokyo Jungle」をやり始めた。買ってしばらくははまっていたのだが、どの動物を使ってもやることがほとんど同じで、なんか作業化してきてしまったため、急にやらなくなってしまったのだ。

ちょうど良いので、拓也にお願いして、まだ一番最後を解除していないストーリーのために、アーカイブをとってきてもらい、ようやく、かれこれ一年くらいかかって、ストーリーモードを最後までクリアすることができた。最後はちょっとほろりとする終わりで、まぁ要約すると「人間がいない方が地球にとってはいいよね!」という感じ。

その後は、二人プレイのメリットを駆使して、まだ解除できていない動物のためにひたすらプレイし、バッファロー、チーター、クマの3種類を無事解放。ラストプレイでバッファローとハイエナでカバを解除したかったのだが、どう頑張ってもバッファローが荒れ狂うカバにみつかってしまい瞬殺。カバでリアルでもかなり強いというが、ありゃ強すぎだって。集団で襲われたら、もうあらがうすべがない。ハイエナなんてどこにいるかわからなくなるし。

最後のバッファローが死んだのが夜中の2時半。「明日、バイトだ!やばいやばい」と拓也はタクシーで慌てて帰って行った。

おいらの椅子で変な体勢で寝ていたツレは、部屋に戻るとなぜかヒーターを背にしながら、食卓机の下に頭を突っ込んで爆睡。必死で起こすも、「ゆたぽん(ママ)がないと無理」とかダダこねられる。ヒーターの前を動きたくないヤツのいつもの作戦だ。急いで湯たんぽを準備するも、「あっちの部屋寒いから無理」と、セグンダダダをこねられる。急いで暖房を入れ、タバコを薫らし10分ほど待ち、「もう観念せい!」とツレを寝室に強制連行。

布団に入るやいなや「寒い~~!!寒い~!!!」と騒ぐツレの叫びを無視し、おいらはバッファローで泣きの一回をプレイ。そして、道玄坂に骸を晒したとこで、一日が終わった。

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スペイン接待旅行のプランニング(1)

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2013年は確実に激動・・・というか変化の年になるので、たいていの人が思うように1月1日より休止していた日記を始めようと思っていたけど、なんだかんだで、こんな日になってしまった。1ヶ月前ならまだ許される気がするので、覚えてるところだけでも備忘録として残しておこうと思う。

さて、本日の日記。

仕事がクライアントの調整待ちになってしまった関係で、時間が結構できたもんで、スペイン呑んだ暮れの旅のプランニングを詰めることにした。

先週末のCafeでラフ案程度まではプランニングしていたのだが、今回の最大の目的は「ツレの接待」なので、できる限りベストの旅にするべく気合いを入れる。

3年前のスペイン旅行の時にもプランニングの際、かなりお世話になったが、今回もこちらを使う。

Route planner – Michelin driving directions and walking route planner

GoogleMapとにらめっこしては、上のミチェリン(スペインではこう言う)で距離と時間を調べ、次々とメモしていく。

とまぁ、ここまではいいのだが、まぁ、案の定、はまりにはまった。

これまでは短くても1ヶ月、長ければ3ヶ月くらい旅をしていたので、多少予定外のことがあっても大丈夫なように、ある程度大まかにプランニングして、何かあったら適当に帳尻を合わせることができたのだが、10日間(実際は行きと帰りで1日ずつとられるので8日程度)だと、もはや自由はないといってもいいくらいギチギチになってしまう。

これが自分一人だったら、8日間を単純にBarcelonaと我が故郷Valenciaの2都市を3:7程度に配分して済ませてしまうところだが、最初にも書いたが、これは「ツレの接待」!!とにかくツレにスペインを好きになってもらわないと、将来おいらが困ることになるので、かなり本気なのだ。

今の時点のプランは以下の通り。

●Barcelonaは絶対に外せない。
Barcelonaは毎日フルで観光しても5日間は余裕でもち、Exclucionのジローナやフィゲラス、モンセラート、タラゴナあたりも含めてしまえば、軽く10日間は楽しめてしまう街。そんな街を外してしまったら、ツレは確実に回りの人間に「え~~~みてこなかったの!?ありえな~~い!!サグラダファミリアもみなかったの!?」と非難されてしまうので、ここはもう決定。

●Valenciaも当然外せない。
観光面ではつらい街だが、運良くというか、ちょうどFallas(火祭り)のCremaとぶつかるので、これは見せるべきでしょう。友達にも会いたいし。

●マドリッドとアンダルシアは次回以降で完全に切る。
マドリッドはでかすぎるので×。一日、二日じゃどうしようもない。アンダルシアは、レンタカーなんか借りて10日間くらいでまわるのにちょうど良いので、次回以降にする。

●パラドールには泊めてあげたい。
これまでいくつか泊まったが、LermaとCardonaはパラドールの建物自体もさることながら、街もこぢんまりしていて、いかにもスペインの田舎町!という感じなので、是非ともどちらかには泊まりたいのだが、今回のプランニングはここでかなり悩まされている。LermaとCardonaのパラドールはどちらも甲乙つけがたいのだが、Cardonaの街はとにかく小さい。1時間もあれば散策できてしまう街で、短い期間にもかかわらず、わざわざ行くのは多少リスクが大きい。Barcelonaからも2時間程度でついてしまうし、ここも次回にしようか迷い中。ただ、あのパラドールからの景色は絶景なんだよな~。塩山もあるし・・・。

●せっかくだから、Ribera de dueroを本場で呑ませたい。
Lermaに泊まれば、近辺にPeñafielや「Duero」を冠した街がたくさんあり、安くて上手いVinoがしこたま呑めるのだが、時間的に結構きつい状態。

●Leon、Tordesillas、Toro、Rueda、Zamora、Benabenteは涙を呑んで諦める。
LeonのBarrio Humedad、Tordesillasのあのステキな町並みと靴屋さん、いい雰囲気のBarで呑めるToro、安くておいしいVerdejoが買えるRueda、かわいいロマネスクが多く、何とも不思議な街なZamora、Tapeoがむちゃくちゃ楽しいBenabente・・・全部連れて行きたいけど、Valenciaからだと拠点となるLeonまで7時間半もかかってしまう上、次のBarcelonaまでもだいぶ遠くなってしまう。このあたりも、次回以降に回すことにした。

●せっかくだから、Riojaを本場で呑ませたい。
一度旅してから、かなり気に入ってしまったLogroño。ここのCalle Laurelは是非とも連れて行きたい呑んだ暮れ通りの1つなのだが、街自体はそれほど見所があるわけではない。近辺にたくさんのBodegaがあるので、時間さえあれば、Bodegaを予約して見学なんかもできるんだけど・・・。LermaからBarcelonaへ帰る途中で寄れるのだが、まだBarcelonaまでは遠く、5時間半ほどかかってしまう。なので、最終日にBarcelonaで観光・買い物をするとなると、少々時間的に厳しくなる。でも、あそこのスペシャルChampinionは是非とも食べさせたいし、1.2euros程度で呑めるRiojaのCrianzaは確実にツレを喜ばせるはず・・・。迷うわ。

迷いに迷って、最終的にでた結論は、独りよがりは辞めて、とりあえず、いくつかの候補を作って、ツレ本人に聞いてみるのが一番いいだろうということになった。

候補1
思い切ってVino、Tapas関係は少なめにして、Valencia滞在を少し延ばし、スペイン人などと遊ぶ、旅というより生活に近い感じにする。

候補2
かなり慌ただしくなるが、LermaもLogroñoも行く。

候補3
Logroñoを諦めLermaのパラドールに2泊し、最終日はゆっくりBarcelona観光をする。

あたりだろうか。

頭を悩ますが、スペイン旅行のプランニングは、時が経つのを忘れるくらい楽しい。楽しすぎるぞぉ!

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