たつ鳥後を濁さず、去る者は終わず、転石苔を生じず・・・(イミフメイ)

Pocket

ついに出発前日。ドキドキのワクワクです。9割方準備も終わりました。後は、Airmail用の住所録を作ったり、細かい持ち物を整理するだけ。部屋も大掃除した。帰ってきてむちゃくちゃ汚い部屋だったらがっかりするからね。

このHPも3週間の間お休みですが、店は開いているのでたまに顔を出して下さいね。っといってもみるものなんて何もないですね。掲示板とかに僕の日記の代わりに書いて下さる方いませんか?岡村さんでもいいんだけど・・・。この日記のところも誰かに頼んでしまうのも良いのだけど、アップの仕方を知らないと駄目だしな・・・。誰かいないですか?まぁ、いいんだけど。

結局、催促があったにも関わらず、旅行記を更新しないままアメリカに旅する事になってしまったのが非常に心残りだ。これで、アメリカから帰ってきたら今度はアメリカの旅行記もアップしなければならない。これで、四カ国分の旅行記が未完成となる。京都も後1日あるから未完成。だぁぁ、未完成未完成!!!。非常に気になる。これでアメリカで死んじゃったらこの世に未練たらたらで「自縛霊」かなんかになっちゃうんだろうな。たかが、HPの更新で自縛霊になるのも情けないけど。すぐにお祓いされちゃうんだろうな。まぁ、どうでもいいですね。(今日はこんなのばかり・・・)

ということで、画像・旅行記その他もろもろを楽しみにしておいてください。「なるべく」はやくアップするようにしますから。メールとか下されば、画像だけチョイスして送ってもいいですし・・・。

さぁて、遺書を書いてから寝るかな・・・・。

Pocket

日本の英語教育に疑問を抱いた日・・・。

Pocket

今日は、朝っぱらから電話がじゃんじゃんなり、なんとも寝た気がしなかった。2時頃、横浜にある「OUTLET」のショッピングモールに買い物に行く。買ったものはジャージの短パン、Tシャツ、日記帳、メモ帳などなど。3時間くらい過ごした後、眠くなったので帰る。

うちに帰るとパキスタン人のナーセルがいた。うちの父親と仲が良くたまに遊びに来るのだ。今回は、僕がアメリカに行くと聞いて、NWの友達を紹介してくれると言うことで来ていた。食事をしたあと、ナーセルと話しをして、友人の電話番号と名前を教えてもらった。その友人とはタクシーの運転手らしく、もし時間があったら、アメリカを案内してくれるとのことだ。向こうに着いたら連絡してみるつもり。

9時頃、荒木が来て、続いて長尾が来る。旅行前の最終チェックをする。前回の日記での書いたけど、今回の旅の準備は押しに押している。長尾は未だに国際免許証をとっていないし、ましてやパッキングもしていない。荒木もHPの仕事が残っている状態だ。僕の方はパッキングはある程度進んだが、買わなくてはいけないものがまだまだある。両替もしていないし・・・。そして、一番の難問は宿取りであった・・・。

さっそく宿取りを開始する。三人とも臆病なので逃げる。荒木はある程度話せると思われるが、「イヤだ」と言うので、仕方なしに僕がかける事になった。この電話はどうも苦手。実際に向こうに行ったら、身振り手振りで伝える事もできるし、少しは話すこともできるが、電話となるとそうは行かない。口が見えないので、何行っているかわからないし、理解不能なくらい速いこともある。以前フランス語で宿を取ったことがあるのだが、スペイン語と英語とフランス語がごちゃごちゃな会話をしてしまった記憶がある。実際に面と向かえば、結構難しい会話もやり遂げたこともあるのだが、電話ではほとんどない。リコンファームでさえしどろもどろだ。まぁ、とにかく、宿取りを開始した・・・。
「プルルルルルルル・・・・プルルルルルルル」
外人:「ハロー」
僕:「ハロー。アイム コーリング フロム ジャパン」
外人:「ユーハブ ロングナンバー・・・・ブチッ・・・・」
僕「・・・・・・」
終了。
番号が違うやんけ~~~!!!。一瞬にして会話は終わった。同じ宿で違う電話番号があったので今度は荒木が変えてみる。
荒木:「ハロー」
荒木:「あっ、もしもし・・・・宿を予約したいんですが・・・」
思いっきり日本語・・・・。ここは日本人経営の宿なので当たり前なのだが・・・。この宿は、アパートメント系のホテルだったので、無理と言うことになり違うところを探す。今度は長尾の番。長尾躊躇する。普段偉そうなこといっているのに・・・。数分後観念して違う宿にかける。
「ぷるるるるる・・・・がちゃ」
長尾:「おい、かかったぞかかったぞ・・・・」動揺する長尾。その後、しどろもどろながら会話をこなし終了。カードナンバーを聞かれ、すぐ手元になかったためかけ直す事にしたのだ。カードを探し出し、もう一度かける・・・・。「ハロー、ウッジューライクトゥーメイクリザベーション・・・」外人:「Sold Out」。・・・・・終了。さっきは部屋が合ったのに、数分後の今かけたらもう無かった。恐るべしニューヨーク。

その後、慣れてきたので、次から次へとかけまくる。しかし、どこもテープにつながってよくわからない。テープは容赦なく速いのでしっかり聞いていないと理解できないのだ。よ~く聞き、言われた通りにして行くと、電話番号を伝えるメッセージが・・・・。わからん・・・。荒木電話を切る。どんどん続ける。ちなみに長尾は友達から電話がかかってきて、嬉しそうな顔をして外に出て行っていた。

最終的には、HPで調べた宿に決定した。結構高めだが、このシーズンはどこも高く、まぁまぁの値段であった。こうして宿取りは終了した。

今回の宿取りで、すでにアメリカの雰囲気を味合わせてもらったが、同時に、日本の英語教育に疑問を持つ。10年近く英語に携わっているのに宿の予約すらままならないなんて・・・。なんてこった、日本の英語教育!!!。この宿取りの前に「こうきくには?ああきくには?」と練習をしたのだが、なかなか出てこないのだ。長尾なんて動揺して、「don’t have」が出てこず、「have not」といってしまい苦笑していた。もう少し、話せる英語教育をするべきだと思う。先進国と言われ、国際社会に出ていく機会が多いにも関わらず、日本には英語が話せる人が少なすぎだ。がんばれみんな!!!。NOV●とかジ○スとかでもいいから話せるようになって、外人を驚かせてくれ。僕も話せるようになるからさ。話しかけることはできるんだけどなぁ・・・・。

Pocket

出国を花火で祝う

Pocket

今日は、前々からやりたい荒木と話していた花火をすることにしていた。6時頃まで甲斐甲斐しく準備をしていた。出発直前にニュースを見ると「大雨洪水注意報」がでていた・・・。が、すでに他の友人3人はすでに二子玉川に集合していたので、とりあえず7時に二子玉川に向けて出発した。

調子よく走っていたが、二子玉川近くに近づくと突然の大雨。待ってました!!ってばかりの大雨に苦笑する。とりあえず、駐車する場所を探すためにその辺を徘徊するが、徐々に雨が強まっていきすでに台風状態。まともに前が見えない。適当に路駐できそうな所に止めて、雨が小降りになるのを待つ。しかし、一向に弱まる気配がないので、強行脱出を試みるが、二秒程でたらいごと水をかぶった状態にさせられた。これでは、景気づけのはずの花火で風邪・・・なんて状態になりかねないので、車にそそくさ戻り、こんな大雨の日に取り締まりはやっていないだろうと踏んで、高島屋の近くに路注する。もしこれで捕まったら、僕らはその警察官を尊敬しただろう。

高島屋の中で他の三人と合流する。適当な挨拶を済ませ車に戻る。その後、もしかして雨が止むかもしれないという期待と、折角集まったのだから飯でも食べるか、という考えにより渋谷のカンボジア料理屋で飯を食べる。1時間ほどで食事を済ませ外に出てみると雨は止んでいた・・・。ということで、花火強行。

花火は合計金額8000円分の花火なのだが、五人では充分な程の量だった。目測謝る。あまりの多さに10こ連続などという贅沢な技もやってみた。男2人に女3人というメンバーだったのだが、そのうちの「Mさん」は勝手に花火をつけ、勝手に走り回り、勝手に盛り上がっており、なんだかほのぼのした気分になる。11時頃から始めた花火は1時くらいまで永遠と続いた。その後、カメラで写真撮影をしてあそび、その後お開き。全員を自宅まで送っていって3時頃自宅につく。

旅行前とは思えぬくらいのハードな1日だったが、とっても良い1日であった。女性3人のうち2人は始めた会った人だったのだが、年上とは思えない程の若さで圧倒されていた気もするが、とってもほのぼのさせてくれる人であった。良い景気づけができた。その後も、荒木のHP制作のお手伝いをするというハードな生活は続き、寝たのは7時だった・・・・。

Pocket

久しぶりの筋肉痛・・・

Pocket

普段からの運動不足が祟って久しぶりの筋肉痛。体全体というよりは、船を漕ぐのに使った腕が痛い。今はもう大丈夫になったけど、朝の時点では痛くて、今日は一日中寝ていた。

昨日は帰ってきて、バタンキューで寝てしまった。9時頃から1時頃まで。起きると小腹が減ったので、ラーメンを食べに行く。帰ってきて、再び寝ようと思ったが寝られない。おまけにラーメンのせいか、のぞがやたらと渇く。お茶をがぶがぶ飲み、お腹はタプンタプン。そんなこんなで朝の6時頃まで起きていたのだ。結局、そのまま夕方まで寝てしまったので、1日無駄にしてしまった。そんな日に限って、電話がじゃんじゃんかかってきていて、起きたらすごい着信の数だった・・・。まわりには悪いことをした・・・。

ってわけで、今日は何もありません。ラフティングの感想でもゆっくり読んでくださいな。

Pocket

ラフティング in 長瀞(後編)

Pocket

で、前編からの続き・・・。

長瀞駅から細い道を5分位走ると、「カヌーヴィレッジ長瀞」の看板が見えてくる。今回お世話になるのはここである。駐車場に車を止めて、事務所に入る。この事務所はとっても小さく7人入ったらいっぱいいっぱいであった。

事務所では「規約と免責事項」というものにサインするだけというよくあるものだったが、気合いを入れるために一生懸命読み、サインをする。関係ないけど、机の上の飴を勝手に一個拝借してきた。

書き終わり外に行くと、青空授業の様な状態で、木でできた椅子に座り、簡単な事前注意を説明してくれる。ちなみに、この時すでに先程の雨なんかウソのように晴れていた。そして、その雨のおかげで、普段だったら毎秒25tの水量が50tとなり、ラフティングには最適な環境を作り出していてくれた。久しぶりに雨に感謝する・・・。指導員の人も「今日は素人さんには最高の日ですよぉ~」と言っていた。

さて、この指導員さんは全部で三人いた。一人はリーダー格の様な人で、スキンヘッドの藤原さん。もう一人、スキンヘッドでアラブ人とのハーフという江古田さん。彼は通称「王子」と呼ばれていて、ヘルメットをかぶると「木梨憲武」、笑うと「竹中直人」というカンジの人だった。そして、もう一人は知念理奈(漢字は適当です)似の「ノブ」さんで、彼は今日から始めたばかりの新米であった。

いろいろな冗談を織り交ぜながらの講習となった。青空にはそれとなく笑い声が木霊していたりもした。今回、ラフティングに挑戦するのは全部で14人。僕らが7人で、後は2人と5人のグループが二つであった。女性は全部で5人だった気がする。僕らは全員男なので、指導員に「男ばっかで暑いねぇ・・・」なんて事も言われた。

事前注意は30分ほどで終わる。次に、着替えに移り(服装は、海パンにTシャツという至って簡素な格好。)、ライフジャケットとヘルメットを一人一人に渡される。この二つを装備すると、ヨット部時代の事を思い出して、なんともやる気がふつふつとわいてきた。すでに、説明を聴いたことにより、やる気「0」から「120」までボルテージは上がっていた。そして再び30分後、バスは出発し川の上流へと向かっていった・・・。

川に着くと、ラフティング用のゴムボートを川のすぐ近くまで運んでいき、訓練を始める。まず、各自自由に座って下さい、と言われて皆座ったが、まず座り方からして間違っていて、素人ぶりは十分発揮する。その後、パドルの各部名称や、二種類のこぎ方(前こぎ、後ろこぎ)、川に落ちたときの訓練、激流の際のポーズや、各動作の実践練習などなど。川に落ちた時の訓練では、僕が溺れ役に抜擢されたのだが、結構疲れた。ボートから引っ張りあげられて、なんともだらしない格好になったりして恥ずかしい思いもした。授業は終始「王子」による、くだらないギャグを混ぜた授業なので、そんなに緊張することはない。むしろ、楽しくやることを強調していた。「大声出しても6000円、黙って下を向いていても6000円。さぁ、どっちがいいかはわかるでしょ?」って感じだ。川岸での訓練が終わったあとは、実際に川にボートを浮かべての訓練となる。これは、先程の復習程度。前こぎと後ろこぎ、さらには激流時のポーズなどの練習をほんの少しだけする。そして、これが終わると、ついに1時間半にもわたる、ラフティングの本番に突入した。

早速、本番が始まった。「前こぎ!!」「後ろこぎ!!」「つかまって!!」という号令で、みな必死に訓練通りの動きをする。もう、とっても最高!。天気も良いし、水も冷たいし・・・。気分は上々さ。風に吹かれながら、ゆったりとした流れを進むゴムボートの上で、大自然を見上げる・・・。これほど優雅な事がこの世にあろうか・・・いやない(反語)。優雅だぁ・・・。マリンスポーツの醍醐味はここにあると思いますね。川だからマリンかどうかは知らんけど・・・。

ところどころに、激流があり、水を思いっきりかぶったり、指導員さん(僕らの指導員は「王子」)が教えてくれた「コマンド」をやったりする。コマンドとは楽しいときに皆でやるパドルを使った一連の動作で、最後に志村けんの「あい~~ん」が入る。ボートは二号あって、一台は僕らの貸し切り状態。全員で臨戦態勢に入り、他号に水をかけるというゲリラまがいの事もした。その時に、他号に勝利すると先程のコマンドが行われるのだ。激流を通過したときもこのコマンドをやる。

しばらく、前こぎなどを続けて、ボートを進ませる。この前こぎのときは、先頭の2人が目を合わせてコンタクトをとり、「せ~の」の合図で一斉に「いっち!にっ!!」とこぎ出すのだが、先頭が岡村さんと2人だったときには、彼のつぶらな瞳ににどうしても照れてにやけてしまい力が入らないこともしばしばあった。静かな流れの所にたどり着くと、ボートを降りて泳いだりもする。これが冷たくて気持ちいいのだ。海とは違ってべたべたしないし、水温も冷たい。ライフジャケットにより浮くので、ぼーっっと上を見上げ、ひたすらたゆたう・・・。この優雅さが上手く伝えられないのだ残念だ。

 後半にはみんなの息も合うようになってきたし、動作にも慣れてきた。余裕を感じながら、優雅な時間を思い思い過ごす。中盤に差し当たったこと、このラフティング教室のオプションである「飛び込み」ポイントに到着。このイベントは単に、岩場から川に飛び込みだけのものなのだが、高さは5m~6mくらいあるので、恐い人には恐いかもしれない。強制ではないのでやらなくてもいい。僕らは7人全員飛び込んだ。僕は二番目に飛び込んだのだが、これが面白い。自殺するときってこんな感じで落ちて行くんだろうなぁ・・・って思いながら飛び込んだ。体が落下していくというのはとっても違和感がある。5、6mの高さとはいえ、なかなか時間的には長く感じる。そして、「あっ!!」と思った瞬間に体は水中を潜っていき、水面に出るころには、結構流されていた。残念ながら走馬燈は見れなかったが、この飛び込みはもう一度やってみたい。

飛び込みポイントとが終わると、もう終盤。みなで大声を出しながら、ゴールに向かって進んでいく。激流箇所も何カ所かあり、冷たい水を感じることができる。そして、ゴール・・・・。こうして、1時間半に渡るラフティング教室は終了した。

感想は「最高!!」の一言につきます。ホント行って良かったと思う。うだうだしていた朝、あのままさぼってしまったときの事を考えたら、後悔してもしつくせなかったであろう。料金の6000円も安いと思う。僕らがやったのは半日コースなのだが、一日コース11000円というのもある。いづれ機会があったら、1日コースにチャレンジしてみたい。今度は女友達も読んで、わいわいやりたいものですね。その前にアメリカでやろうという案もあるので、やってくるかもしれないですけど。あと、指導員さんたちもみんな親切で楽しいしイヤな雰囲気は一つもありません。一生懸命僕らを楽しませようとしてくれたのがわかります。この日記を読んで興味をもったみなさんも是非、チャレンジしてみて下さい。優雅さを堪能できますよ。詳しい情報は近々HPの情報共々載せます。ただ、もう夏も終わりなので、やっているかどうかわかりません。

Pocket