ちょ~ぶる~だ・・・。突然ぶる~になった。それも今さっき。友達の話をきいてたら。今日はそれにつきる。
月: 1999年6月
喜怒哀楽
今日は2つとも授業が休講で学校に行く必要がなかったので、おうちで勉強する。都合良く雨だったし。(こういうときの雨を「ナイスな雨」と僕は呼ぶ)しかし、部屋だとなんだか遊んでしまいそうなので僕の住んでいるところを田舎たらしめている1つである「ドムドム」へ行って勉強することにする。本、MDウォークマン、CAMELをクリアケースに入れて出発する。
ドムドムは珍しくすいていた。窓越しに人の往来が見える席に座る。息抜きのときに外をぼーっと眺めるためだ。そして、おもむろに本を広げ読み出す。すいているとは言え、井戸端会議のおばちゃんたちの下品な笑い声(ぎゃははは)とか話し声(そぉ~なのよぉ~、奥さん!!。ねぇ~聞いて聞いて・・)などベタにベタを塗りたくったような会話が嫌でも耳に入ってくるので、持ってきておいたMDウォークマンのイヤホンを耳に入れる。(すでにドムドムマスターなのだ。あんまり自慢できないけど)。
読書のほうは結構すすんだが、それは「いつもより」というだけで絶対的量としては全然ですすんでいない。なにせ難しい。知識を入れるための本なのに、その知識を入れるために別のところから知識を入れておかなければならないからだ。難しい熟語などには「国語辞典」が必要だし、難しい専門用語には「百科事典」が必要といった感じでだ。だから、この手の本を読むときはパソコンを立ち上げて、中の「国語辞典」と「百科事典」(「DAILY」に使っているのと同じやつです)を使いながら本を読まなきゃいけないのだ。熟語なんかはその都度調べなければいけないが、用語に関してはある程度予測して「用語集」を作っておく。例えば今読んでいる本は「大正デモクラシー」についてなので「護憲運動」とか「普通選挙法」などの単語を数十個印刷して作っておくのだ。時には受験の時に使った参考書なんかも大いに役立つ。
このような感じで読み、さらに一文一文理解しながら読まなきゃいけないので、1ページ進むのにかなりの時間がかかる。ちゃんと勉強した人間ならある程度すらすら読めるのだと思うが、しつこいようだがなんも勉強していない僕にとっては幼稚園にとっての「思想書」みたいなものなのだ。
まぁ、とにもかくも結構長い時間いたので半分以上は読み終わってほっとする。息抜きにぼーっと店内を見回すと隣でカップルがなにやら話し合っている。なんとはなしにそれを眺めてると、今さっきまで笑っていた女性が突然泣き出した、どうやら喧嘩をしているらしい。完全に顔をうつぶせて泣いている。男は困って頭をポンポンとたたいている。男の方はこりゃまずいとばかりに席を代えたのか僕の席の近くに移ってきた。男の方は席を変えてからもなにやら女性に話しかけている(僕はウォークマンを聴いてるので内容はわからない)。すると今度は女性は怒りだした。ものすごい険しい顔だ。眉間にしわを寄せて怒っている。男性も負けじと言い返す。喧嘩喧嘩・・・。会話がわからないので勝手にこっちでナレーションをつけてみる。
女「その人とはいったいどこでしりあったのよ!!」、「別にどこだっていいだろ」、「わかった、バイトね?そうでしょ!!」、「ちがうよ、おれのバイト先かわいいこいないもん」、「じゃぁ、どこなのよ。いいなさいよ」、「・・・・だからどこだっていいだろ」、「なんで隠すのよ。この前突然デート中止したのもその子とあってたんでしょ~!!就職活動とかいってたけど・・・」、「違うよ、ホント就職活動だって」、「どこの会社よ!」、「・・・言ってもわからないよ」、「言わなけでばわからないかどうかわかんないじゃない」、「長津田モータースだよ」、「ホント?スケジュール帳見せてよ」
・・・・なんて会話を頭の中で考えて見た。でも、飽きたので本に戻る。
しばらく本を読んで、ふと先ほどのカップルに目をやると、女性は笑っていた。どうやら、女の方が勝ったらしい。(ある意味男ともとれるけど)女はもう先ほどの剣幕など嘘のように無邪気にはしゃいでいる。笑い声まで聞こえる。「よかったねぇ~」と思いつつ、「なんでこんなにも感情が変えることができるんだろう?」と不思議にも思った。男は一生に三度しかないちゃだめ、とかムキになって怒るとかっこわるいなどなど束縛があるというのに・・・・。僕は悲しむときには悲しむようにしてるし、嬉しいときには思いっきりはしゃぐことにしているが、「泣いたり」、「怒ったり」はあまりない。やっぱり知らず知らずのうちに束縛されてるんだろうなぁ・・・とつくづく思った。「喜怒哀楽」がある方が人生楽しいんだろうなぁ・・・・。
でも、泣くのはやっぱ卑怯でしょ、話ができんじゃないか・・・・。仕方なしに流れる涙はまぁぎりぎり許すとしても、「武器」として使うのは嫌。「涙は女の武器」なんて言葉最初にいったやつ誰だ!!←こんな事書くと石投げられそう。
動揺
●徹夜しようと思っていたのにソファーで寝てしまった。起きたら10時を過ぎていて寝ぼけながら「動揺」。
●サブゼミに出るために学校へ行ったが、諸事情により中止になっていて嬉しい「動揺」
●渋谷のTOWER RECORDに行く途中「私の事好き??」と聴いてくる女に絡まれ、あんた誰?的「動揺」。
●しかも異常にしつこくさらに、もうヤダ!!的「動揺」。
●「俺はおまえのことしらないっちゅ~の。頼むからターゲットを代えてくれ」というと、 何を血迷ったか「前はやさしかったじゃない!!」とでかい声で言われ逃走された。周りの人間はおいらに注目。「俺は冷静だぜ」とカッコつけながら「動揺」。
●TOWER RECORDでCDが積み重ねてあるのを鞄で引っかけて倒してしまい、ごめんなさいと「動揺」
●帰りの電車で寝過ごしそうになり急いで電車を降りる羽目になって冷や汗たらしながら「動揺」。
●家の駐車場で黒猫の「こうじろうに」車の上から「にゃ~」と言われ、心臓が飛び出るほど「動揺」。
●「HEYHEYHEY」を見てたら荻野目洋子が出ていて、まだいたのか・・と「動揺」。
●部屋に戻ると綺麗に掃除されていて感謝混じりの「動揺」。
心臓に悪い一日だった。寿命が縮んだ気がする。やっぱ自分の部屋が落ちつく。ふぅ・・・。
P.S
いまふと部屋を見回すと、ゴンタ君が天井からつるされていた。なんだかつぶらな瞳でつるされているゴンタ君はかなりの哀愁が漂っている。ミフィーも服カケにつるされている。なんで、そんなとこにかけるかな・・・、お母さんよ。
すっげー試合だった
やっちまいました。一日無駄にした。起きたら4時をまっわっていた。寝たのは9時頃(^_^;)。目覚ましつけておいて、一回11時に起きたの2度ねしてしまった。そのおかげで今日はまた徹夜である。もう完全に昼夜逆転。睡眠はしっかりとってるけどね。
起きてぼーっとしながらパソコンのを立ち上げる。そして、おもむろにレジュメ用の単語集を作り始める。次回の発表は「大正デモクラシー」についてなので、それに関係する用語を調べまとめて印刷をした。これで難しい本が少しは理解できると思われる。今日中に2冊は読み終えたい。
夕食を食べ終わりテレビをつけると「畑山隆則vsラクバ・シン」のボクシングの試合が始まるところだったので見る。結果は5RKOでラクバ・シンの勝利。すごい試合だった。5Rの中盤にラクバ・シンの右ストレートが入り畑山ダウン。脳震とうを起こしたような状態でファイティングポーズをとると、すかさずラクバ・シンの猛攻撃。もう当たる当たる。畑山は両手でガードポーズをとっていたのでレフリーも試合を止めることができなかったのか、畑山はもうふらふらなのにラクバ・シンは猛攻撃を続けていた。そして、もうヤバイ・・ってところでレフリーがストップ。畑山は半分意識を失った様子でコーナーに戻っていった。彼の顎は異常に腫れ上がっていた。騎馬民族恐るべし・・・ってとこですね(ラクバ・シンはモンゴル人)試合前から強そうにみえたし・・・。岩のような意志をもっているような雰囲気を醸し出していた。右ストレートもむちゃくちゃ速いし痛そうだし・・・。これで無敗の畑山も黒星がついてしまった。今度はリベンジ戦でもやってがんばってほしい。
ところで、モンゴル人というのは自分の願望を先に口に出してしまうとその逆の結果になってしまうと信じている。なので、この試合前のインタビューでもかたくなに口を閉ざしていたらしい。僕なんかすぐに人に言っちゃうのに・・・。僕も「不言実行」の精神をみならいたいと思った。(でも、そうするとこの日記が書けなくなってしまうのかな?)
P.S
梅雨の湿気の成果キーボードの調子がおかしくて困っている。最初は「I」、つぎに「A」、そして「O」、「Return」・・・・とだんだん浸食されていっている。分解しようにもできなさそうだし。こりゃ新しいの買わなきゃいけなくなりそうだ。
大いに笑った日
今日は友達のライブの手伝いに明け暮れた一日だった。その感想をつらつらと書いてみる。
まず、朝、モーニングコールをしてもらい10時頃起きる。昨晩は寝るのが遅くなりそうな予感がしたので前もってたのんでおいたのだ。そしてすぐ目を覚ますために風呂に入り、長尾に電話をする。彼にも手伝わせるためだ。しかし、何度PHSに電話をしてもつながらず、結局自宅に電話をして彼の母親におこしてもらう。そのせいで、予定を大幅に遅れ1時の待ち合わせに間に合わなくなりそうになった。やばいということで、「高速」をフル活用し新宿に到着。予定より50分くらい遅れる(^_^;)。
手伝い賃として昼飯をおごってくれるというので遠慮なくおごってもらう。昼飯は待望のモスバーガーで食べた。意外なとことからモスバーガーツアーの念願が叶う。ちゃんと「マンゴープリン」を食べたが甘すぎておいしくなかった。しかも、友達がもらった鈴木あみのチラシはもうなくなっていて大いにうなだれる。しかたないので、Tシャツプレゼントに応募しておいた(笑)。そして、あわただしい食事は終わった。
とりあえず僕らの「第一次お手伝い」はここで終わる。ライブ自体は6時くらいからで3時間ほど時間が余るので、渋谷の町を散歩する。ゲーセンですこし遊び、HMVに行く。ここで、JAZZやボサノヴァ、ラウンジ系のいいCDをたくさん見つけて興奮し、今度の水曜日に買いにくることを固く決意する。あと、試聴で聴いたDoubleの「Shake」が頭から離れず、ず~~っと「♪d・o・u・b・l・e・・」口ずさまされ悩まされた。HMVには2時間弱いてしまったので急いでライブハウスに向かう。場所は「Eggman」。
今日のライブは普通か普通じゃないかで言えば普通じゃない。知る人ぞ知る声優兼歌手の「椎名へきる」のコピーバンドのライブだ。勘違いしないで欲しいのは、僕が「椎名へきる」を聴くわけではなく、友人がすきだったのだ。今はそんなに好きじゃないらしいけど、ライブ自体をやりたいので参加しているようだ。なので、知っている曲がほとんどなく(少しは知っている。なぜなら前回も招待されていっているから・・・)それほど聴きたいわけではないのだが、すごく仲のいい友人なので彼を見るために来る。ただでチケットもらったしね(手間賃)。
演奏が始まると、やはり知っている曲がないのでつまらない。しかし、オタク君たちの熱狂的な盛り上がりっぷりにはとっても楽しませてもらった。見ていて飽きないし新たな世界の存在を知ることができた。明らかに僕らがやる「ヘッドバンキング」などとは異なるし、人種も異なる。ホント異質な世界。コレは見てもらわないことにはうまく説明できない。ホントすごいのだ。一部には完全に自分のなかの「へきるわーるど」に入り込んでしまって抜け出せない人もいた。観客も200人もいて大いに盛り上がっていた。素人のライブにしては破格の観客数だ。オタク君たちのネットワークの強さを知る。MCによると、北は仙台、新潟から南は熊本から来ている。おそるべし・・・・。新幹線つかってわざわざ素人のライブを聴きに来るこの熱意は見習いたいと思う。しかし、同時に鈴木あみのファンもこんなんばっかりだとおもうとうなだれた・・・どうあがいてもこの世界にはなじめないだろうなぁ・・・・。ライブは1バンド13曲×2バンドの26曲もあったので、後半はもうすでに飽きていた。僕らのいた空間だけひんやりした空気が流れていた。
ライブも終了し友達を乗せて地元まで帰ってくる。だいたい11時ごろ。その頃には腹も減っていたのでお祝いも兼ねて居酒屋に行く。いいことをしたあとのビールはおいしかった。そして、そのあとは日本酒などを飲みながら、高校時代や予備校時代の話をして盛り上がる(三人は同級生で予備校も一緒)。「あははは、そんなことあった!あった!!」なんて感じで懐かしい話が次から次へとでてきて、腹を抱えるほど笑う。異常な盛り上がりだった。こんなに笑ったのは久しぶりだった。この飲み屋でのひとときのおかげで、今日勉強しなかったことを後悔しないですんだ。しかし、いろいろ考えてみると随分とよどんだ高校生活であったことに気づく(笑)。そして、若気の至りとはいえ随分馬鹿な事をしているなぁ・・・とも。男子校だったから破壊的なのかな??細かい話はここでは省きます。もちろんですけど(^_^;)。そんなわけで今は腹筋が少々痛い。
で、今はもう4時30分を回った。盛り上がったせいで3時過ぎまで話していたので・・・。あぁぁ、明日起きれるかな?ってもう今日だけど。
そろそろ寝ますかな。「椎名へきる」のCDでも聴きながら(笑)←昨日借りたからあるんだなコレが。
おいおい・・お日様が出てきてるぞ・・・。