不毛な日

Pocket

今日は、どう贔屓目に見ても有意義さがみいだせない日を送ってしまった。その様子をつれづれと書こうと思う。

友人の家から帰って来たのが3時くらい。それからメールに返事したりといつもの日課をこなす。終わった後もなんとなく寝れなくて、友人に借りてきた桜玉吉の「漫玉日記」1.2巻を読む。前回とどうよう一人しかいない部屋で、声にならない笑いをしてしまいちょっと寂しくなる。この漫画はホントおもしろい。このコーナーもこの漫画の様におもしろくかけたらいいのに・・・と感じた。読み終わったのが7時過ぎ。日が昇ったのでとりあえず寝ることにする。暑くなることを考えて裸で寝た。

起きたのは3時くらい。起きたというよりも起こされた。猫が部屋に入ってきて、「ごはんごはん」とフミフミしてくる。「お母さんにもらってくれぇ~」と寝ぼた声でいっても、彼は無視してよりいっそうフミフミしてくる。「いないのか?じゃぁ、自分で勝手に喰ってくれ・・・・」と不可能な事を言ってみたが、まだフミフミしてくる。そんなやりとりの中業を煮やしたのか、ついに爪で顔を「ぴしっ!!」とたたいてきた。布団をかぶって防御。すると、今度は鳴き声で応戦。「ニャーニャー」と。あまりにうるさいので、布団の中に引きずり込むが、顔に爪を立てら流血。完敗・・・・。起きることにした。

下に行くと母親は植木に水をまいていた。「なんだいるんじゃん。猫に召し上げてよぉ~」と怪訝そうに言う。しかし、母親には聞こえず応答なし。僕を起こした猫の「デミ」に飯をやる。すると、他の二匹も「なんだなんだ。飯か」とよってきた。仕方がないので、三匹に飯をやる。ちなみに、他の二匹の名前は「コウジロウ」と「くにゃん」。飯をアグアグと喰っている横で、犬が「散歩!」といった感じで服従していたが、思いっきり無視。二匹ともシュンとなる。ちなみに、犬の名前は「もも」と「こもも」。「もも」が母親で、「こもも」が子供。子供だから「こもも」なんだけど、ずうたいは「こもも」の方がでかい。

僕も餌が欲しかったので、母親に「餌ぁ~」と言うと、「なに言ってるのぉ~、もうないわよ」と冷たい返事。ということで、今日も晩飯まで絶食。昨日もそうだった。こんな事だから、不健康にやせていくのだろう・・・。

動物の話が出たので、その話をしよう。ちょうどいいや。僕はうまれてからずっと猫がいない生活を送った事がない。必ず何匹か猫がいる。今も三匹いる。かつては「猫屋敷」と近所で呼ばれるくらい猫がいた。それを知っていて、うちの前に猫を捨てていく人もいた。最高10匹同時に飼っていたこともある。24年で飼った猫は数え切れない。家出したり、交通事故にあったりでだんだんと減っていってしまったのだ。猫を拾ってくるのはだいたい僕が母親。小学校の頃などは、捨て猫を見つけるたびに拾ってきてよくしかられたけど、なんだかんだで飼ってくれるのを知っていたから、怒られるの覚悟でつれていった。怒られるといっても、猫が嫌いだから怒られるんではなくて、やはり食費の関係だろう。10匹いてもいると月の食費は馬鹿にならない。困った顔をして怒っていたのを憶えている。家族全員猫が好きなので、飼いたくないわけはないからだ。最近はめっきり捨て猫を見なくなったから家の猫は増えることはなくなった。そろそろ増強しなければいけないと考えている(笑)。

犬は捨て犬を拾った人に頼まれて飼っている。母子共々、脱走したときに子供を作ってきてしまった強者。まさに、「Bitch」である(笑)。両方とも五匹ずつ産んだ。こももはそのうちの一匹。こももの子供は全部引きとたれていった。「こもも」は母親とずっと一緒に過ごしてきているので、むちゃくちゃ甘えん坊。でも言うことをよく聞く。おまけに笑う。ももは頭がいいので、聞きながらも無視する。言うことをあまり聞かない。家でももが言うことを聞かないという話をしていると、耳をふさいで申し訳なさそうな顔をしている。かわいいにはかわいいけどね。

そろそろ「なつく」かわいい猫が欲しいものだ・・・。間違ってもひっかいて起こす猫は飼いたくない(笑)

で、その後7時に家庭教師にいって今に至る。このあと、友人に頼まれた仕事を黙々とやる予定。ホントなにもない休日。本当は、がんばって起きて、6/4までしかやっていない「Spanish Prisoner」見に行こうと思ってたのに・・・。

P.S アサシンの「ブリジット・フォンダ」に完敗。綺麗だ。
P.S 猫の「デミ」はDemi Mooreからとったもの。でもオス。最初メスだと思ったのでこの名を付けたのだが、よく見たらオスだった。ちなみに、Demi’s barの「Demi」もDemi Mooreからとったもの。僕はよくDemiの名をものの名前に冠することがある。車もDemiである(^_^;)。Demiは高校一年生からファンなので、9年くらいファンなのかな。

Pocket

映画 「Life is beautiful」

Pocket

今日は「Life is beautiful」を見てきたので感想を書く。

「絶妙」でした。ぜひ見てもらいたい映画ですね。分かり易すぎて、駄目な人もいるかもしれませんが・・・。丁度僕の笑いのツボにはまったらしく、周りが笑っていないとこでも声を出さずに笑っていた。ネタバレすると、これから見る人に悪いので差し控えますが、本当なら真剣に考えなければ行けない場面もロベルト・ベニーニの滑稽な動きによって笑いが巻き起こされてしまう。場合によっては非難をあびてしまう可能性もあると思う。

最初に「絶妙」と書いたが、ホント絶妙なのよ。見てもらえばわかります。 まず、タイトルの「life is beautiful」といのが絶妙。もうぴったり!!これもみればわかってもらえるはず。ストーリーの展開も絶妙に進む。速いと言えば速いとも言えるけど。イタリア人も絶妙(?)。今まで以上にイタリア人にあこがれたね。よく康雄に言われるけど、どうやら僕はイタリア人みたいな性格らしい。つまり、脳天気なのです。楽観的というか・・・(^_^;)。僕も頑張ってベニーニくらいまでお気楽になろうと心に誓った。どうせならね。子供も絶妙。イタリアの子供はホントかわいい。目も大きいし。ニューシネマパラダイスのサルバトーレ・カシオ(?)もかわいらしいけど、この映画の子もかなりかわいい。お父さんに従順な姿勢をみて、素直だったころの自分を思いださされた。伏線も絶妙。これも見てもらわないと説明できないというか、説明したくない。最後にロベルト・ベニーニの演技が絶妙。流石は「イタリアのウッディ・アレン」いわれるだけある。軽薄さがよく現れてた。(誉め言葉です)僕の想像以上のイタリア人を演じてくれていた。ちなみに、僕のイメージするイタリア人は、楽天的で、よく話し、身振り手振りで話し、女好き、って感じですね。これは村上春樹の本とかを読んでもった印象です。実際に見たわけではありません。来年の春、イタリアにいって確かめてこようと思います。最初から最後まで全てがうまく絡み合っていてほんわかした気分になる。最後まで飽きさせない作りになってます。オスカーで3部門とっているけど、ここまで分かり易ければアメリカ人も賞をあげるでしょう。

「見ようか見ないか迷っている人」はぜひ見た方がいいです。楽しめますよ。ちなみに、僕が今回見た映画館では6/4までです。そのあと、渋谷のプライムで再び上映されます。他県は???ですね。

とりあえず、今回も友達の家で書いているので、なんだかまとまりのない文章ですいません。

あぁぁ、この映画みたいに天からお姫様が降ってこないかなぁ~。 「こんにちは!!お姫様!!」って行ってみたい。

P.S
イタリアに興味のある人は、村上春樹の旅行記「遠い太鼓」、アントニオ・タブッキの小説「海と鯨と女を巡る断片」を読んでみてください。細かいことを知りたい人はメールでもくださいまし。

Pocket

つげ義春の世界へ・・・

Pocket

寝る前にウィスキーをしこたま飲んだせいかその日の夢は奇妙なものだった。例えるなら、つげ義春の「ねじ式」の様な夢だった。夢の内容はというと、草むらに埋め込まれた自動販売機でジュースを六本買って家に持って帰ったのに、家に帰ると四本しかない。あわてて取りに行くが見つからない。がさごそやってると、隣に引き出しがあって、変な布きれが出ている。とりあえず引っ張ってみると引き出しの向こうの壁(?)がガラガラと崩れて、部屋が見えた。狭い入り口を抜け部屋に入ると奥の方に螺旋階段らしきものを見つける。それをグルグルグルグル回っていくと、何とも重厚な鉄の扉がある。その扉を開けると、お父さんがいて「ついに見つかったか・・・」いわれる。部屋を見渡すと、兜やら絵やら巻物やらタンスやらの骨董品で埋まった部屋だった。そこで目が覚める。変な夢でしょ?別にゲームをやっていたわけではないよ。なので、ゲームのやりすぎで見た夢ではあるわけがない。こんな訳で朝からどんよりした。あまりにもどんよりしたので、授業があるのに寝直そうとも考えたくらいだ。さすがに起きたけど。

授業が終わったあと筧に電話をする。「今ビリヤードやってる!」との返事。遊びまくってるな・・・ホント。馬場まで行くとちょうどビリヤードを終えたところで、僕が遊びたかったのでゲーセンに行く。なので、今回はゲーセンについて。

まず、クイズに答えて子育てをしていくゲームをやる。生まれたばかりの女の赤ん坊を大人になるまで育てるオタクに受けそうなゲームだ。クイズなので特に説明する事もないが、答えた問題によって娘の性格が変わっていく仕組み。五人で1000円くらいつぎ込んだが、あとゴール(娘の結婚)まであと三問っていうところで、機械の調子が悪かったためお金がカウントされずゲームオーバー。後味の悪い結果に終わる。むかついたので五人で車のレースゲームをやる。ちなみにこの五人とは筧、康雄、川村、岡村、僕である。結果は康雄が一位、岡村さんが二位、僕が三位、川村が四位、筧がビリで終わる。川村がゴール直前までトップだったのに、四位に終わってあっけにとられた顔をしていた。次に、「BALANCE」というゲームをやる。スケボーみたいな台の上にのってバランスをとる、という非常にシンプルなゲームだがはまる。簡単そうに見えて意外と難しい。岡村さんが25秒くらいたっていられてBランク。僕が23秒くらい。筧は全くダメで15秒程度。僕らの年の平均は27秒くらいらしい。もしゲーセンで見つけたらやって欲しいですね。その後、プリクラをとる。全身が写るやつ。康雄の顔がおもしろかったので、スキャナで取り込んだらここにアップしますね。ちゃんとみれるか疑問だけど。

「なるほどポキン」「金太郎」「ポキン金太郎」
「ではごきげんよう」
「達者でなぁ」

P.S
つげ義春に興味がある人は、小学館文庫から「ねじ式」と「紅い花」(共に610円)、新潮文庫から「無能の人・日の戯れ」(550円?)で出てます。映画も浅野忠信主演でありますが、浅野忠信がかっこよさすぎなので、原作の方がシュールさを味わえます。つげ氏は「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるのアシスタントをやっていたこともあるので、絵が似てます。

P.S2
電車の広告で新宿でDali美術展をやっていることを知った。いきてぇ!!絶対行く。

Pocket