寝る前にウィスキーをしこたま飲んだせいかその日の夢は奇妙なものだった。例えるなら、つげ義春の「ねじ式」の様な夢だった。夢の内容はというと、草むらに埋め込まれた自動販売機でジュースを六本買って家に持って帰ったのに、家に帰ると四本しかない。あわてて取りに行くが見つからない。がさごそやってると、隣に引き出しがあって、変な布きれが出ている。とりあえず引っ張ってみると引き出しの向こうの壁(?)がガラガラと崩れて、部屋が見えた。狭い入り口を抜け部屋に入ると奥の方に螺旋階段らしきものを見つける。それをグルグルグルグル回っていくと、何とも重厚な鉄の扉がある。その扉を開けると、お父さんがいて「ついに見つかったか・・・」いわれる。部屋を見渡すと、兜やら絵やら巻物やらタンスやらの骨董品で埋まった部屋だった。そこで目が覚める。変な夢でしょ?別にゲームをやっていたわけではないよ。なので、ゲームのやりすぎで見た夢ではあるわけがない。こんな訳で朝からどんよりした。あまりにもどんよりしたので、授業があるのに寝直そうとも考えたくらいだ。さすがに起きたけど。
授業が終わったあと筧に電話をする。「今ビリヤードやってる!」との返事。遊びまくってるな・・・ホント。馬場まで行くとちょうどビリヤードを終えたところで、僕が遊びたかったのでゲーセンに行く。なので、今回はゲーセンについて。
まず、クイズに答えて子育てをしていくゲームをやる。生まれたばかりの女の赤ん坊を大人になるまで育てるオタクに受けそうなゲームだ。クイズなので特に説明する事もないが、答えた問題によって娘の性格が変わっていく仕組み。五人で1000円くらいつぎ込んだが、あとゴール(娘の結婚)まであと三問っていうところで、機械の調子が悪かったためお金がカウントされずゲームオーバー。後味の悪い結果に終わる。むかついたので五人で車のレースゲームをやる。ちなみにこの五人とは筧、康雄、川村、岡村、僕である。結果は康雄が一位、岡村さんが二位、僕が三位、川村が四位、筧がビリで終わる。川村がゴール直前までトップだったのに、四位に終わってあっけにとられた顔をしていた。次に、「BALANCE」というゲームをやる。スケボーみたいな台の上にのってバランスをとる、という非常にシンプルなゲームだがはまる。簡単そうに見えて意外と難しい。岡村さんが25秒くらいたっていられてBランク。僕が23秒くらい。筧は全くダメで15秒程度。僕らの年の平均は27秒くらいらしい。もしゲーセンで見つけたらやって欲しいですね。その後、プリクラをとる。全身が写るやつ。康雄の顔がおもしろかったので、スキャナで取り込んだらここにアップしますね。ちゃんとみれるか疑問だけど。
「なるほどポキン」「金太郎」「ポキン金太郎」
「ではごきげんよう」
「達者でなぁ」
P.S
つげ義春に興味がある人は、小学館文庫から「ねじ式」と「紅い花」(共に610円)、新潮文庫から「無能の人・日の戯れ」(550円?)で出てます。映画も浅野忠信主演でありますが、浅野忠信がかっこよさすぎなので、原作の方がシュールさを味わえます。つげ氏は「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるのアシスタントをやっていたこともあるので、絵が似てます。
P.S2
電車の広告で新宿でDali美術展をやっていることを知った。いきてぇ!!絶対行く。