DESPEDIDA 第一弾

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超夜更かし

フィエスタ当日だというのに、朝の6時までOVICCIと撮りためてたテレビを見てしまう。ドラマ、アニメ、ベストヒットUSAとかいろいろ。で、起きたのは言うまでもなく、昼の12時過ぎ。OVICCIが何時に起きたのかは知らない。

DESPEDIDA 第一弾

今日のフィエスタは、元は引越が完了した新居お披露目ということで企画したのだが、途中からゆうこやんのDESPEDIDAに変更した。

ゆうこやんが滋賀に帰ってしまう3月末まで、3ヶ月連続でDESPEDIDAをする予定で、今回はその第一弾。

うちの広さと「鍋を囲む」という理由上、メンバーは少なめの計6人となった。

ゆうこやん
ともみん
メグ
トゥ君
OVICCI
おいら

買い出し部隊

フィエスタ開始は19時の予定だったが、ゆうこやん、メグ、OVICCI、おいらの4人は16時半に集合し、買い出し。近所のスーパーで食材を買い込む。

おいらとOVICCIは朝から何も食べていなかったのもあって、「福のから」で、唐揚げと串揚げを買う。

で、しゃぶしゃぶってどうやるの?

今日のメインは、昨日の日記でも書いたが、ゆうこやんが差し入れてくれた「近江牛」1Kgのしゃぶしゃぶ。

ゆうこやんの提案で「しゃぶしゃぶ」になったのだが、おいら自身自宅でしゃぶしゃぶをやったことがない。鍋喰ってる途中に、空いたスペースで豚肉を軽くしゃぶしゃぶして食べることはするが、最初からしゃぶしゃぶとなると、手順が急にわからなくなる。

かなり昔、しゃぶしゃぶを外に食べにいったことはあるが、そのときは、真ん中がタジン鍋みたいに突き出た丸い鍋・・・なんていうのか・・・流れるプール的な?鍋を使ってグルグルと肉を泳がせて、ごまポン酢やらポン酢で食べた記憶があるが、そのあと、どうやって鍋にしたのか全く覚えてない。

そもそもしゃぶしゃぶしたあとのお湯というかダシはどうするのか?牛のダシがあまりでてるとは思えないのだが、それを使って鍋をするのか?

と、まぁ、頭を悩ませた結果、ゆうこやんとメグに全部丸投げした(笑)。お客で、しかも主役なんだけどね。

準備

唐揚げと串揚げを肴にメグが差し入れてくれた秋田の栗焼酎(栗美人)やらビールを呑みながら、皆で鍋の準備。基本は丸投げ。

ネガティブ思考タイプのゆうこやんは、「どうやって野菜切ろうかな・・・」、「どれくらい切ろうかな・・・」、「ともみんが来た時、変な風にしてると怒られる・・・」とブツブツいっていたが、完全に無視。

メグはひたすらニンニクとショウガをすり下ろしてた。

しゃぶしゃぶ開始

野菜も切り終え、開始時刻の19時に近くなったころ、仕事を終えたともみん登場。

食卓には鍋と旨そうな近江牛。

「トゥ君まだ来てないけどもう始めちゃいますかね!寝過ごして遅刻した彼が悪い(笑)」
「1Kg÷6人より、1Kg÷5人の方が取り分が多いしね~」

と言った途端、チャイムがなる。

なんてタイミングだ・・・。

あまりのタイミングに、皆から驚きとブ~イングの嵐。

肉はサシが多く入った「最上級」と、サシが少ない「上級」の2種類あった。

おいら個人は、口の中で溶けてしまう系の肉よりも、憎らしいほど肉々しい肉が好きなので、上級の方が好みだと思うのだが、最上級もさすがの安定感で味わい深い。

要はどっちも旨かったってことだ。

値段を聞くといろんな意味で感動が薄れるので、あえて聞かなかった。

1Kgの肉はものの30分ですべてなくなった。

その後、予定通り鍋に移行。ダシはそのまましゃぶしゃぶのを使った。

肉は2時間前に、ショウガ、ニンニク、塩麹につけておいた普通の鶏のもも肉。

唐揚げと串揚げ、そして近江牛で十分に腹が満たされてしまったおいらはあまり鍋に参加せず。

ゆうこはあまり近江牛を食べてなかったのか、鍋の方を結構食べていた気がする。

準備してもらった食材が結構余った状態で鍋終了。呑みの方に移る。

葉巻

去年の年末あたりに、トゥ君から葉巻をもらった。トゥ君曰く、これ1本で2万とか3万とかするとかいう。そんな代物、ジップロックに入れてもってきていいのか?

もらったときに、細かく吸い方を教えてもらったが、高額ということにビビリ、今日まで吸えずにいたのだが、ちょうど本人が来たので改めて吸い方を教えてもらうことにした。

カッターで吸い口と火をつける側をちょびっと削り、その後、ガスバーナーで葉巻に火をつける。火は周りからつけるらしい。

吸い方は肺に入れないように、口の中で煙をくゆらせて、はき出す際に煙の香りを楽しむようにゆっくりと出していくらしいのだが、普通のタバコしか吸ったことがないおいらは、うっかり肺にいれてしまいそうになり、これがなかなか難しい。

ただ、香りがいいのは、よ~~~くわかった。ホント良い香りだ。キャメルの煙の香りも結構好きなのだが、「香りの強さ」という点では圧倒的に差がある。

なんかスペインのBarを思い出した。

スペインのBarのテラス席(といっても、ただの外の席なのだが)には鳥打ち帽をかぶったおっちゃんがたむろしていて、結構な頻度で葉巻を吸っている。あとは、広場(だいたいメイン広場であるPlz Mayor)。

昨今の禁煙ブームで、一昨年行った時はだいぶ見なくなっていたが、田舎へいけば、杖をもったじいさんが、ぼ~っと立ちながら煙をくゆらせている姿もよく見かける。なんか絵になるんだよね~。あとは、ドミノゲームをやってるおっちゃんとかも吸ってることが多いな。

まだ、顔にそこまでシワを刻んでいないので、イマイチ葉巻が似合ってるようには思えないのだが、将来的には、葉巻が似合うような、しわくちゃな顔になりたいもんだ。

ヒロシ登場

12時か1時頃、仕事を終えたヒロシ登場。もちろん、近江牛はないが、鍋用の食材は大量に余っていたので、それで我慢してもらう。

おいらも含め、再び小腹が減りだした数人も一緒に参加。

一段落したあとリビングとバルカウンターに別れて呑みに突入。

ゾンビブース

iPhoneアプリのゾンビブースで久しぶりに遊ぶ。

なんか仕様が変わっていて枚数とかがとれなくなっていたのだが、あまりのリアルさに、自分の変わり果てた姿に女子陣全員悲鳴をあげる。

ゆうこやんは、もともとバンパイヤ顔なのか、かなり美しいというか、かっこいいゾンビになっていた。ショートのメグは完全に男だった。

説教

4時すぎ。ともみんとトゥ君が帰宅。ヒロシとOVICCIはソファーで撃沈。

おいらとゆうこ、メグはバルカウンターでVINOを呑み続ける。

ゆうことメグはどちらも独身でフリー。どうやったら男を上手に誘えるかという質問から、テーマは「コミュニケーション能力」となる。

二人ともコミュ力がないといわけではない。というか、最近よく言われる「コミュ力」ってそもそも定義がなんなのか、おいら自身よくわかってないのだが、単に二人とも「諦めが早い」のと「積極性」と「自信」が足りてないんだと思う。「私なんかが・・・」、「たぶん無理だと思うし・・・」ってのをよく言ってるし。この辺のがむしゃらさは、年齢的に今更変えるのは難しそうだが、OVICCIあたりに相談したらいいような気がする。

まぁ、仮想シミュレーションをしつつ、二人のコミュ力を調査しながら、それに対し説教しまくっていると、あっという間に朝の8時になり二人は帰宅。

おいらも流石に眠くなってきたので、ソファーで寝ているOVICCIとヒロシは放っておいて、羽毛布団で温々寝た。

今日の写真

写真はいっぱい撮ったので、昔なら、いろいろアップするところだが、このご時世、勝手に人の写真を載せるのはまずいので、顔をぼかしたりといろいろ加工したものをアップすることにする。

ここで食べ過ぎたのが失敗だったか?

まずは腹ごしらえ
まずは腹ごしらえ

お客なのにこき使われるゆうこやんとメグ

丸投げされた二人
丸投げされた二人

肉って写真でみると生々しいよな・・・

近江牛 上級
近江牛 上級

なんかダメダメ

葉巻が似合おう男に俺はなる!
葉巻が似合おう男に俺はなる!

ゆうこやんが妙に艶めかしい

踊り狂う3人
踊り狂う3人

早めに落ちるとこうやって遊ばれちゃうぞ・・・OVICCI。

西太后ごっこ
西太后ごっこ

トゥ君がおいらのショッカーフィギュアに悪戯してた。

ピスタチオの帽子
ピスタチオの帽子

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近江牛

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OVICCIの寝言

一昨日、マッサンの録画をみていたおいら。ソファーの上では、例のごとく眠りこけてるヨメのOVICCI。そして寝言。

「それ・・・オトナの音楽だよ。オトナの音楽。」

テレビからはマッサンのBGMが流れているが、別に「オトナ」な感じはしない。

なんなんだ?

そして、今日。朝の5時過ぎ・・・ベッドの中で「ギャングース」を読みふけっていると・・・。

「リクルートスタイル・・・うふふふっ」

と独りごちたかと思うと、布団を手のひらでパンパンたたいていた。

リクルートスタイル?・・・それはわかるが、何がおかしい?

全く想像ができない。可能ならばヨメの夢の中にはいってみたいものだ。ドラえもんが必要だな。

空のCD

昨日、クライアントからムービーが送られてきたので、今日は一日動画編集をしようと思ってCDを入れる。

が、空。

セッションを閉じ忘れたわけではなく、CDにデータを書き込んだ形跡がない。

おみくじで大吉が出た気分になり、今日の仕事終了~♪

近江牛

18時すぎ。明日の「近江牛フィエスタ」用にゆうこやん(滋賀県出身)が頼んでくれたお肉が届く。彦根の「千成亭」というお肉屋のもの。全部で1キロ。思ってた以上にあってビックリ。6人だからそれくらいはいるのか・・・。でも、いくらしたんだろ。

どうでもいいが、この手の牛の読み方って、いつから「うし」になったんだろう。おいらが子供というか、つい数年前までは、たとえば、「松阪牛」だったら「まつさかぎゅう」、米沢牛だったら「よねさわぎゅう」、今回の近江牛も「おうみぎゅう」と、「牛」の部分は「ぎゅう」と呼んでいた気がするのだが・・・。

だけど、今は、「まつさかうし」、「よねざわうし」、「おうみうし」、「まえざわうし」と「うし」と呼ぶようになっている。テレビとかでもそうだ。

一番最初に違和感を感じたのが「まつさかうし」だった気がするから、「松阪牛」が言い出しっぺなんだろうな。

なんかルールでもできたんだろうか。

調べたらあったわ。

松阪牛は、いつから「まつさかうし」に?

この記事だと、松阪牛以外は「よねざわぎゅう」、「まえざわぎゅう」と「ぎゅう」のままって書いてあるけど、テレビとかだとこの辺も「うし」といってると思うが・・・。たぶん、「おうみうし」にならったんだと思う。

蕎麦の日

OVICCIから電話。

「今仕事終わった~。今日は蕎麦の日だよね」
「え?」
「昨日その話したよ~」
「そうだっけ?」

やはり記憶力が・・・。

ってことで、蕎麦食べに行くことに。

ユパ様の店の近所にある「TMTY」ってお店。もう何度も行っている。綺麗な奥さんがいる。笛木優子と相田翔子を足してZARDの坂井泉水の要素をちょっと加えて、適当に割った・・・そんな感じ。

この店は蕎麦がやたらと旨く、カレー南蛮とかもう最高なのだが、昨日カツ丼食べてるので、鴨南蛮にする。あとは、この前パクらせていただいた「たぬき奴煮」とOVICCIの好物「だし巻き卵」。これらを日本酒で頂く。

お店に入って席に座ると同時に、テレビから大歓声が。日本がUAEから一点をもぎ取り同点になったところだった。見逃した~。

結局、延長の末PKとなったが、本田と香川が外したらしく、日本は敗退してしまった・・・らしい。

というのも、PKの前にお店をでてコンビニでVINO選んでたからみてないんだよね。

帰宅後、「日記書くから邪魔しないでね~」とOVICCIにはいっていたので、大人しく録画した「相棒」をみていたようだが、さっきみたら爆睡していた。

まだ寝言はいっていない。

明日は近江牛フィエスタ!楽しみずら。

今日の写真

しゃぶしゃぶ用の肉。家でちゃんとしたしゃぶしゃぶってやったことないから、どう鍋奉行していいかさっぱりわからん。しゃぶしゃぶした後のダシで、鍋するのか?
一緒に写ってる牛の人形は、グエル公園のお土産屋でOVICCIが買ったもの。たしか・・・。

ちなみに、この写真はPEN miniで25mm 1.8Fの単焦点レンズで撮ったのだが、イマイチ。ピントに迷いがある。

滋賀県彦根「千成亭」の近江牛
滋賀県彦根「千成亭」の近江牛

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四十にして惑わず!

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プロローグ

と、孔子さんは仰ってるけど、現代の四十なんて迷いまくりかと。そもそも平均寿命が違うでしょ。孔子さんは74歳とかなりの大往生みたいだけど、当時の平均寿命ってどれくらいなんだろ・・・。

正確にはまだ四十になってないんだけど、まぁ、ある種の覚悟というか諦観というか、達観的な何かはでてきた気はする。

仕切り直し

というわけで、2015年にもなったことだし(すでに1月22日とだいぶ過ぎてるんだけど)、仕切り直すことにした。2012年くらいから、幾度か思い立って「仕切り直し」宣言をしてきたものの、長く続かず。

「これではいかん!」と年末に結構良いお値段の「自分手帳」を買って日々の生活を記録し始めたので、今回こそは続かせようと思う。続くと思う。たぶん。

日記歴を振り返る

そもそも日記をつけ始めたのは1994年から。高校三年生の時に、当時つきあっていた彼女から、システム手帳をもらって、その小さい隙間に日々の出来事を異常に小さい文字でびっしり書き始めたのがきっかけ。今見ると気持ち悪いくらい文字だらけ。

その後、浪人を経て、大学にも無事入り、バイトの関係で買ったMacで日記を書くようになる。デジタル化だ。さらには、バンドルされていたHP作成ソフト(確か、クラリスホームページとかいう名前)で書いた日記をホームページとしてまとめるようになる。この頃が一番日記にはまっていた気がする。

旅が趣味で、年に二回の海外旅行には毎回日記帳を持って旅行記を書き、それもサイトにアップした。

大学、大学院の時代も日記を書き続け、26歳で渡西。スペインではあっちでの生活記録と旅行記、スペイン紹介などを日々書く。このあたりで、ちまたでは「ブログ」という言葉が浸透しつつあったが、個人的には「ブログ」というのはイヤで、「おいらのはブログじゃなくて日記です!」とわざわざ人にそう言って回ったものだ。そんなこんなで、31歳で日本に帰国。

帰国してからも、WEB職人のフリーランス時代は日記は書いていたが、普通の会社の正社員になった途端にぱったり日記を書かなくなってしまった。正確には書けなくなってしまった。毎日が楽しくないというわけではなかったが、似たようなルーチンワークになってしまったことも原因なんだと思う。急に書くネタを失ってしまい、モチベーションと気力がでなかった。たぶん、34歳くらいのこと。

その後、上でも書いたとおり「日記かかなくちゃ!」と何度も思い立っては、続かず断念・・・を数年繰り返し、今に至る。

アンチエイジング

日記(備忘録)を再開しよう思ったのはいろいろと思うところがあってのこと。

というのも、ここ1、2年くらいの話なのだが、「昔はできていたことができなくなってきた」と実感することが多い。

特に顕著というか、がっかり感が強いのが、記憶力の恐ろしまでの低下だ。

記憶力にはもともとかなりの自信があって、よく友人に「よくそんなこと覚えてるね~」と言われることしばしばだったのだが、ここ数年、とにかくいろんなことを忘れてきている。「あ~!のど元まで出かかってるのに、でてこない!」なんてこともよくある。

たとえば、映画の俳優、女優の名前。中学・高校時代はかなりの映画オタクで、ロードショーの付録にあった「タレント名鑑」を隅から隅まで読破し、かなりマニアックな俳優・女優の名前や年齢、誕生日まで記憶してたくらいなのだが、今では「あ~~なんだっけ・・・ほら・・・あの映画にでてた・・・有名な・・・ほら・・・あ~~~!」とかなり無残な状態になっている。

テレビのどうでもいい芸能人の名前は忘れても大した被害はないが、たまに以前好きだった女優の名前がすぐに出てこないなんてこともある。

このまま症状が進むと、「ばあさんや、昼ご飯はまだかね?」は冗談として、「昨日食べた晩飯のメニュー」まででてこなくなりそうで怖い。

とにかく、ゆゆしき自体なのだ。

リハビリ

かつて日記を書いいた頃、常々感じていたのは・・・・

・日々の生活でいろいろ観察するようになる(またはネタを探すようになる)
・メモ魔になる(文字を書くと漢字を忘れない。または調べたりする)
・その日の出来事を再度まとめるので、記憶に残りやすくなる(たぶん)
・記録として残るので、読み直した際に、芋づる式に過去を思い出すことができる

という大きなメリット。

海馬が刺激されて記憶力低下に対してかなりの効果があるのではないかっ!、と。

現在の男性の平均寿命から考えると、もう折り返し地点なのだから、いろいろな部分が右肩下がりになっていくのはどうしようもない。だったら、少しでも下降を緩やかにする方に力を注ごう・・・とリハビリを決意したわけだ。

ルール

とりあえず、日記をつけるにあたっていくつかのルールを設けてみることにした。

毎日書かなくてもよい
日記だから当然、毎日書く方がいいが、あまりに仕事的になるとまた続かないので、ここは最初から甘くする。
書く日も、当日じゃなくってあとから思い出しながら書くのもOKとする。あと複数日まとめてアップとかもOK。

日記には必ず一枚以上写真を載せる
せっかく「OLYMPUS PEN mini E-PM2」買ったし、単焦点レンズも買ったんだから、何か仕事を与えないといけない。たぶん、ほとんどはiPhoneでの写真になりそうだけど、散歩の時の写真なんか載せる予定。

だらだら書かない
すでにこの日記もダラダラになりつつあるが、これまでの日記はとにかく思いついたものをひたすら書き殴っていたので、多少整理して書くように心がける・・・つもりだが・・・これが一番守れない気がする。

誤字脱字を減らす
上の「だらだら~」にも関係するが、とにかく誤字脱字が多い。そもそも書き終わったあとに全く見直さないことに原因があるのはわかってるので、書き終わったあとに最低1回は見直すことを心がける。

WordPressの実験用にする
仕事柄Wordpressには慣れてはいるものの、その場その場で必要なものしか調べないので、このサイトでいろいろプラグインを試してみたりなど、勉強用素材にする予定。

いくつくらい守れるかね~。

ユパ様の店

さてさて、ようやく今日の日記。

昨夜は2時ちょいすぎくらいに寝たというのに、雨のせいで寒かったのか、二度寝、三度寝を繰り返し、起きたらお昼を回っていた。慌てて飛び起きる。

とりあえず、寝ぼけ頭のままコーヒーを入れ、仕事机に座りメールのチェック。なにかでバタついているんだろうか?ここ数日、メインクライアントからの仕事が少ない。ラクチンで助かるが、嵐の前の静けさじゃなければいいが・・・。

お昼は自炊。この前いった「ふるさと祭り」で買ってきた「あおさ」を使った味噌汁がここ最近のお気に入りだ。

時間に余裕ができたので、別クライアント用のマニュアル作成したり、来月あたりに押し寄せてきそうな巨大企画用の提案書を書く。19時くらいまで。

今日はヨメのOVICCIがジムの日なので、晩飯は1人。豚肉と納豆のパスタでも作ろうと思ったが、せっかく1人なので近所の開拓にでることにする。Aunque 雨だけど。

12月に引っ越してきたばかりなので、近所でまだ行ってない店は結構ある。今、気になっているのが、近所の中華屋さんとそば処。どちらもかなり年季が入った店なのだが、前を通ってもあまりお客が入っているのをみたことがない。なので、「旨いか否か」の判断は丁半博打に近い感じ。

小雨降る中、まず、中華屋さんの方に行ってみたが、「木曜定休」の張り紙。早くも選択肢は1つ絞られてしまった。

中華屋のすぐ前に、すでに何度も行っているおいしいおそば屋さんがあり、勇気が出ないでいるおいらはかなり誘惑されたのだが、ともみんの「今年の私は有言実行!」という言葉を思い出し、食品ディスプレイが色あせてすごいことになっているそば処の扉を開けて中に入った。

店内は・・・なんていうか・・・入ったことがないのに「懐かしい!」と叫ばすにはいられない内装だった。昔は必ず近所に一件はあったであろうそば処、定食屋といった感じ。喫茶店に例えると「純喫茶」。平成ではなく、古き良き昭和な佇まい。ALWAYS 三丁目の夕日。ここまで言えば十分だろう。

言うまでもなく、机も椅子もは最近のそば屋でみかけるような巨木の一枚板で作りました!的なおしゃれなものではなく、折りたたみ式のもの。厨房の上の壁にはたくさんのメニューが貼られている。なんか、孤独のグルメで五郎さんが好んで行きそうな店だ。

入るとすぐに店員らしき女性がすっとんできた、ガスファンヒータの電源をつけ、そのまま流れる動きでラジオをつけた。この時点で、お客さんが来てないことを物語っている。「やはり失敗だったか・・・」と思い始めるおいら。

店内を改めて見直すと、思いの外広い。片側の壁にたくさん鏡が貼り付けられているからかもしれない。厨房の奥にはさっきは気づかなかった料理人がいぶかしげな顔でこちらを見ていた。最初の女性店員とこの料理人・・・なんか年齢差がありそうなのだが、親子にも見えない。かといって、夫婦にも見えない。かといって、バイトだったら、この隙具合だし、料理人に返されているはず。まぁ、どちらかというと親子っていわれたほうが驚かないけど、なんかひっかかる。まぁ、どうでもいいんだけどさ。

席に座りメニューを見る。これがまたかなり多い。本当に全部作れだけの材料あるの?と思ってしまうくらい。そば処なのでそばは当然として、カツ丼、天丼、親子丼、謎の丼、カツカレー・・・と、とにかく何でもある。

本来なら、蕎麦を頼むべきなんだろうが、昼のドラマでカツ丼をみた影響で、数週間前からカツ丼が食べたくて食べたくてしかたがない状態なおいら。

「でも、四十男が夜にがっつりカツ丼か・・・ある種犯罪だよな~」
「でも、この前からカツ丼カツ丼騒ぎすぎて、ヨメの眉間がな~」
「でも、ここそば処だよな~。蕎麦の種類かなりあるし、蕎麦にするべきだよな~」
「でも、カツ丼、上と並があるから、意外と力入れててオススメなのかもな~」
「でも、ここそば処か~」

と「でも」を繰り返すこと数十回・・・・「注文まだか?」といった様相でのぞき込んだ料理人と目があってしまい、勢い1000円のカツ丼(上)を注文。

カツ丼がくるまでの間、真後ろにあった申し訳なさそうな本棚から「稲川淳二の怖い話」という漫画を手にとる。言うまでもなく、この本もかなり色あせ、いろんな汁が飛んで汚れまくっている。

読み進めるも、絵も下手で、話も中途半端で、かなりつまらない。稲川淳二のおもしろさが全くでていないので、読むのをやめる。

日記用に店内の写真でも撮ろうかと思ったのだが、あまりに静かすぎてこちらも断念。たぶん撮っても何も言われないとは思うけど、店内に「カシャッ!」という音が響いて、また眉間にしわ寄せた料理人と目が合ってもな~。
※何故か女性店員が最初につけたラジオは、1分くらいで消された。料理人が消せといったのだろうか?

ふとすぐ横の鏡をみると、この店の店名「WKTK」(ワクテカではない)がプリントされている。その店名の上には、いろんな地域の名前も一緒に入っている。

U町 WKTK
S谷代 WKTK
M代前 WKTK

と6つ、7つくらいある。

「こ、これは・・・支店!?もしや、結構有名なそば処なのか?」

まだカツ丼がこないので全部の支店をググってみたところ、一件もヒットせず。大阪に同名のお店がでてきたが、店名が同じだけであまり関係ないと思われる。

どうやら、ここのWKTKが最後の砦のようだ。

そうこうしているうちに、カツ丼がお新香とお吸い物と一緒にやってきた。

「丼」なので、陶器の丼からはみ出すようにカツが乗った、蓋も閉まらない状態の「カツ丼」をイメージしたが、目の前のカツ丼は年季の入った丸いお重であった。

お吸い物の蓋を開けると、三つ葉とゆずの良い香り。

メインのカツ丼の蓋を開ける・・・旨そうだ。

一口食べる・・・なんか知らないが懐かしさがこみ上げてくる。

二口目・・・目の前に母親の実家の映像が流れてくる。

おいらはまだ子供。従兄弟もたくさんいる。周りには親戚のおじさん、おばさんたち。

BGMはナウシカのアレだ。ほら、アレ。ランランララランランラン♪ってやつ。

あった。これ。「遠い日々」だ。ユパ様っ!だ。

親戚のおばさんが言う。「今夜は店屋物にしようか~」
子供たちが叫ぶ。「やった~~!!」
子供のおいらが言う。「ボク、カツ丼!」
お母さんがおいらをたしなめる。「あなた一人で食べれるの?」
おいらが抵抗するように言う。「一人で食べれるもん!」

そんなカツ丼の味だ。

要するに、「なんじゃこりゃ~!!旨い!旨すぎる!」という味ではない。見た目から、味付けまで、子供の頃に食べたあのカツ丼そのもの。とにかく「懐かしい」の一言に尽きる。

意表ついたのがお吸い物。こちらは「おおっ!」となるうまさ。四十男にぴったりの優しい味で、中の具材をしっかり楽しめる感じ。

カツ丼だけに、ご飯も含めそこそこな量があり、「四十男の胃にはつらいかな・・・」と多少不安に思っていたのだが、味付けが濃すぎないので、米粒1つ残さず平らげても全く胃もたれしなかった。

何度でも食べたくなるカツ丼ではないが、たまに食べたくなるカツ丼ということで、この日記においては、この店は「WKTK」改め「ユパ様の店」ということにした。料理人は当然「ユパ様」にする。

それにしても、「昭和のカツ丼」ってレシピでもあるのか?

今日の写真

本来なら、「ユパ様の店」の色あせた食品サンプルの写真でも載せるべきだと思うが、撮り忘れたので、とりあえず、一昨年の9月・10月にいったドイツはローテンブルクの中世犯罪博物館で買ってきた素敵なポスターを自慢する。引っ越してきてやっとこさ飾るスペースができて日の目を見たポスター。

ドイツ語はよくわからんが、英語の簡単な説明によると、人を騙した罪、つまり詐欺関係に対する刑らしい。「shame mask」とかいう変な仮面被させられて外で2時間くらい立ってなくちゃいけないらしい。

ちなみに、この手の犯罪博物館や拷問博物館は、いろんなところにあって、結構入ったことがあるが、ここローテンブルクのはかなり展示が多くかなり面白かった。ミニチュアとか。もちろん、アイアンメイデン・・・鋼鉄の処女とか、巨大な貞操帯とかもたくさんある。shame maskもかなりの量あったな~。

ローテンブルクの中世犯罪博物館で買ってきた素敵なポスター
ローテンブルクの中世犯罪博物館で買ってきた素敵なポスター

追記
日記のタイトルに悩んでいるおいらにヨメが一言
「寝るよ!発熱じじぃ!!」・・・とゆたんぽ代わりに呼ばれたので、日記を書けずに寝る羽目になった。

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