un dia tranquilo

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タイトルをスペイン語にして逃げるくらい、あまりに静かな一日。

OVICCIがジムの木曜日は、ほぼこんな状態。いろいろ捗るのだが、おしゃべりな分、猛烈に寂しくなる曜日でもある。

最近全然行けていない「TRIS」にでもいこうと思ったが、あまりの寒さに断念。

結局、確定申告の計算チェックしたり、ためてしまった日記を書き続ていたら一日が終ってた。

晩飯は「ベーコントマトオクラピリ辛納豆パスタ」。残り物で、そろそろやばそうなものをかき集めて作った。

納豆て偉大だ。何にでもあう。

今日の写真

納豆がキライな人からしたら、超気持ち悪いパスタなんだろうけど・・・。
どうでもいいが、最近、卵の黄身を割らずに納豆をかき混ぜるスキルを身につけた。最初に白身だけ混ぜ合わすとかなりクリーミーになる。
まぁ、卵の殻に黄身だけ避けておけばいいだけの話なんだけど、黄身を割らないように、いかに高速でかき混ぜれるかのドキドキ感がたまらん。

よく作る納豆パスタ
よく作る納豆パスタ
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Mala Noticia

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昨夜は朝4時ちょい前くらいに就寝。9時半ちょい前に起床。なんか変な夢みたというか、考え事してしまって意外と寝られなかった。

ザ・確定申告 其の弐

とりあえず、すぐに確定申告に取りかかる。昨日の宣言通り、現金領収書の6月分から開始。

青色確定申告を始めたの去年からなので、今回が2回目。前回の時は、ソフトの使い方以前のまえに、専門用語がわからないわ、勘定科目がわからないわで、とにかくやたらと時間がかかってしまったのだが、今回は昨年の作業時に登録している勘定科目もあるし、「借方」、「貸方」も理解できたし、自分が何をやればいいのかという作業全体も把握してるので、思いの外効率よくできた気がする。

たまに、去年にはなかったイレギュラーがでてきたりもしたが、調べ方がわかれば大して怖くない。今回のイレギュラーといえば、引越関連の経費の科目。敷金、火災保険、仲介手数料など、前回にはなかった出費だ。まぁ、それくらいかな。

6月~12月分の領収書を入力し終わったあと、いったん集計し、全体を確認。

「うわ~経費結構かかってるな~」

が最初の感想。去年と割合は一緒くらいなのだが、売上げが増えた分、なんか反省するところが多い。

昨年の1月にPCを新しく作り直したり(64bitにした)、イベントやったり、引越しがあったりと、結構大きなお金が動いているのでしかたがないが、数値だけみると、完全に自転車操業な会社。

今年は、このあたりを鑑みて、ちゃんとプランを立てないといかん気がする。

勘違い

そんなことよりも・・・・だ。

結果的にはラッキーだし、おかげで優雅な生活が送れそうな気分になってるのだが・・・

確定申告の期間を勘違いしていた!!

2月15日までが提出期限だと思っていたので、「今月中に!」と慌てていたのだが、本当の提出は2月16日~3月16日だったのだ。

上で書いたイレギュラーの件を調べるのに、一年前に購入した青色申告の本を開いて気づいた。

メインクライアントからなかなか「支払調書」が来ないから、「時間ないぞ~!早く送ってくれ~!」とやきもきしていたおいらだが、なるほど納得。

かなり余裕ができたので、毎年勘違いしないだろうか・・・まぁ、それはそれで、じじぃ化が進んできたという証明になってしまうから、イヤだな。

Mala Noticia

ママンから電話。Mala Noticia・・・いや、Malisima Noticia・・・・最悪な知らせだ。

昨年末くらいから体調を崩しているうちのパパンだが、病院にいった結果よくない結果だった。ステージとか転移とか進行具合はまだ確定ではないらしいので、まだ騒ぎ立てる必要はないとのことだが、かなりショックで、久しぶりに腰が砕けそうになった。

母親の声はいつも通り元気な感じだったが、彼女のことだから気丈に振る舞ってるんだと思う。なので、おいらもごちゃごちゃ言わず、とりあえず聞くだけにしておいた。

パパンは明日の誕生日で70歳になるが、おそらく50年以上健康診断なんてしていない。体を使う自営業で、異常といえるほど元気で、どちらかというと自分の健康に対して過信しすぎなところがあった。なので、自業自得ではあるのだが・・・近くでずっとみてきたおいらからすると「まさか、あのパパンがね・・・」という感じだ。寄る年波ってやつか。

親の死はいずれ覚悟しなくてはいけないし、自分も来年大台になるので、いろいろ考え直すってもんかね。

とりあえず、たばこやめたいし、話を聞いたOVICCIからも「早く健康診断いけ!頼むからいけ!」と釘指された。

いきますってば。可及的速やかにいきますってば。結婚するってことはそういうことだもんね。

焼津の脂鰹なまり節

海味工房 ぬかや斎藤商店

晩飯の前に、これまた「ふるさと祭り」で買ってきた「焼津の脂鰹なまり節」でサラダを作る。多少はアレンジしたが、レシピはパッケージにあったもので作ったみた。

食感とかはツナみたい。もっと細かくいうと、日本のツナフレークの缶詰みたいではなく、スペインで売っている「bonito」(=カツオ)の缶詰に近い。手でほぐした時の固まりがでかいのだ。スペインでは基本「Atun」の缶詰(日本のツナ缶とほぼ同じ)なのだが、値段が少々高いbonitoも特別な時には使ったりする。Barのおっちゃんなんかは、「おれAtunじゃなくてbonitoだぜ~!」とか自慢げにいうくらいだから、ちょいと背伸びした食材であることは確か。ガリシアの方いくと結構メニューに見かける。ホワイトアスパラとセットで。

話がそれた。

なんだろね。なんか悔しくなる味だよね。焼津の人はしょっちゅうこれ喰ってるんだ~!って。

地方の友達と和食の店とかいくと、「東京の刺身はあまり美味しくない」という話になることがたまにあるが、そんな感じ。東京だって美味しい刺身は食べられるが、あたりはずれは確かにある。あっちは食卓に並ぶ刺身のレベルが違うんだろうな。石川やら高知やら鳥取やら・・・そのあたりの友達は、小さいことから美味しい魚を食べていることは間違いないだろう。魚に限らず、野菜もそうだよね。農家やてる人からもらった野菜は、なんか違うもん。何が違うといわれると困るが、「地味」が違うとしかいいようがない。

魚じゃないが、この前、おばあちゃんが作ってるとかいって「檸檬」をもらったが、癪に障るくらい違う。絞ったときの香りとか、酸味とか。「檸檬ってそんな違うもの?」とか、誰かにいわれたが、マジで違うんだって。でも、何が違うかはわからんけどね。

睡魔

珍しく睡魔に襲われて負けた。

晩飯に鍋食べたあと、相棒をみていただが、眠くて眠くて途中で落ちた。おいらにはかなり珍しいこと。確定申告をがんばり過ぎたからなのか、Mala Noticiaに思いの外、ダメージを与えられたのか、はたまた単純に寝不足だからなのかわからないが、とにかく堕ちた。

途中一度起きたが、再びソファで眠りにつき、起きたのは夜中の2時。OVICCIも暖房の前で転がって寝ていた。

案の定、それから眠れなくなり、ベッドにはいったものの、「ギルド物語」をダウンロードしたりしはじめ、結局寝たのはOVICCIの目覚ましがなった5時すぎだった。

今日の写真

オニオンスライス、セロリのスライスとシンプルなサラダ。鰹節とかセロリの葉の部分とかも入れてみた。

焼津の脂鰹なまり節
焼津の脂鰹なまり節
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ザ・確定申告!

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昨夜は3時就寝。今朝(?)は11時起床。8時半の目覚ましで一応起きるものの、急ぎの仕事や大量の仕事があるとき以外は、どうにもこうにも布団から出る気がしない。二度目の目覚まし9時半でも起きるには起きるが、ベッドの中でスマホをいじったり、うたた寝したりして、なんだかんだで起きるのは10時~11時となってしまう。

2015年になったばかりで、こりゃいかん!とは思うのだが、なんだか、なんだかなんだよね。

ザ・確定申告

上で急ぎの仕事がないような書き方をしたが、実際は「確定申告」という巨大な作業があったりするので、起きてすぐいつも通りエスプレッソを入れて机に座る。

そこからノンストップで21時まで確定申告。15時くらいに、さすがに腹が減ったので、昨夜の鍋の残り汁で、雑炊。切るのが面倒だったので具材はなし。「あおさ」だけいれて、あとはとき卵のみ。シンプルだがRico!

さっさと食べてすぐ確定申告作業に戻る。「CADENA 100」で集中したおかげで、二枚分のクレカ、事務所移転関係、現金支払いの領収書の5月分まで終了。かなりヘトヘト。

去年の確定申告がしんどかったので、去年のちょうど今頃、「来年のために、3ヶ月起きにちゃんと領収書まとめるぞ!」と心に誓ったのだが、案の定というか、最初の一回(1月~3月)でやらなくなり、小学生の夏休みの宿題よろしく、やっぱり今になってあたふたする羽目になってる。

そんな面倒くさい確定申告だが、良い面もある。

まず、いうまでもなく、自分の稼ぎ、つまり去年のがんばりがわかる。あと、無駄遣いもわかる。そして、税金の高さにむかつくようになるので、選挙に対して本気になる。どちらかというと、やるせない気持ちになることの方が多いが・・・。

対「精神的安定」に対する考え方は人それぞれだがあると思うが、毎月の給料明細を見る気にならない(毎月同じだから)サラリーマン時代よりも、やっぱりフリーランスとか自営業の方がおいらは向いてると思う。ドキドキというかワクワクがある。

やってもやらなくても、生活できる程度の給料が毎回同じだけ入ってくるサラリーマンはとにかく安心ではあったが、フリーランス時代や今のような「うおぃ!今月これだけかよ!学生時代より少ないやん!」とか「今月はがんばったからね~うししし」と所得の波が大うねりする様が、なんか生きてる気がする。でも、同時にいや~な流れに対して常にアンテナを張りつづけ、日々「やばい・・・このクライアントに逃げられたら、就職活動しないと・・・」という不安も日々持ち続けなくちゃいけない。そして、たま~に思い出してはヨメのOVICCIに自分の不安を語ってしまう。

この不安は結構というか洒落にならないほど怖く、特に結婚してからは、その恐怖は倍増しているのだが、根が楽観的なせいか、三歩歩くと忘れるので、なんとかここまでやってこれているという感じ。

閑話休題

で、昨年の反省を踏まえて今年も誓うことにする。

最低限、領収書は、毎月ちゃんと分けておくこと
バラバラの領収書を月ごとにわけるだけでも無駄に時間を食う。クリアケースでもなんでもいいので、月初に必ず前月の領収書をわけることを誓う。

領収書の詳細を書くこと
打ち合わせ、タクシー、接待の領収書はもらった時点で詳細書いておくことを誓う。何かを購入した領収書と違って、誰と何のために会っていたのか全く思い出せない。これを思い出している時間もとにかく無駄。

業務用カードをできるだけ使うこと
経理専門の知り合いには、「慣れてくると『現金』になるよ!」と”オトナ”なことをいわれたのだが、カード→会社の口座から引き落としってのが一番楽なことに気づく。通帳とにらめっこするだけで済むから。というか、自分が把握しやすい。なので、現金払いは必要最低限にして、基本はカード払いにすることを誓う。
あと、勢い(会社専用PASMOが欲しかった)で会社用カードを昨年もう一枚作ってしまったのだが、2枚になると意外と面倒くさいことが判明。でも、専用カードだとポイントついたりするんだよね。書籍はTSUTAYAカード、その他はもう一枚のカードということにする。

明日は現金領収書6月から12月まで一気にやって、2月になる前に終わらせてやる。

沖縄料理

晩飯を作る気力がなかったので、OVICCIに「どっかで喰わない?」と提案。考える気力もゼロだったので、OVICCIに頼むと「沖縄料理GNKはどう?」と返事が。前からいきたかった店だ。

Buena Idea!!!!

この「GNK」、いきつけのワイン食堂「RKK」で教えてもらったフランス料理「IVRGN」で、たまたま知っていたスペイン料理「LNLLN」の奥さん(奄美出身)が絶賛していたと聞いて知った店。なんかややこしいな。

お店の人はほぼ全員沖縄に関わりある人らしい。女性の店員さんが教えてくれた。まぁ、マスターは言われるまでもなく、見た瞬間に「沖縄!」ってわかる顔をしている。

「LNLLN」の奥さんのオススメだけあって、どれも旨い。結構沖縄料理は好きなので、あちこちいってるのだが、この店の料理はどれも家庭的な味。沖縄の家庭料理はまったく知らないが、なんかそんな感じなのよ。そう表現したくなる味なのよ。

特にはまったのが、「ドゥルワカシー」。「田芋」とかいうらしい。形は里芋に似ているようだ。煮ても、揚げても、んまい!大学芋みたいなやつもあった。いもけんぴが好物のおいらにはぴったりの一品。

「島サラダ」というサラダも、まったく知らない野菜ばかり。子供向けじゃないとは思うが、おいらくらいのジジィになってくると、苦みがたまらん。

大好きな「白百合」(土味)もガッツリ呑めた、ビクビクしながらも頼んだ〆料理「八重山そば」も旨く、大満足な晩飯となった。

今日の写真

たまには日記と連動させないとね。

サラダの葉っぱは裏表の色が違っててびっくり。紫と緑。どっちが表かわからんけど、たぶん緑なんだろうな。

椎茸のとの相性が抜群。ドゥルワカシー!
椎茸のとの相性が抜群。ドゥルワカシー!
謎の野菜がいっぱいの島サラダ
謎の野菜がいっぱいの島サラダ
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フォトストリームが使えない

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OVICCIが有給をとる

フィエスタ疲れもあってか、OVICCIが有給休暇をとったので、珍しく日中一人じゃない生活を送る。
ちょうど良いので、「登録印鑑が違う」と突っぱねられて、なかなか先に進めなかったネットバンク登録をなんとかするべく、銀行に行かせる。

違う印鑑で送った書類が二度ほど突っぱねられた結果、「たぶん秋田の実家にある印鑑だ!絶対にそうだ!」と豪語していたくせに、なんてことはない、どっかのタイミングでおいらの名字の印鑑に変更していたらしく、その結果突っぱねられていたようだ。それくらい覚えておいてくれよ・・・。

帰りに、CHZW通り沿いにあるそこそこ旨いパン屋でパンを買ってきてもらい、それで昼食。買ったばかりのお気に入りのバーカウンタで食べると、ちょっとした「オサレCafe」だ。悪くない。

その後、お互い仕事をする。おいらは確定申告の下準備。OVICCIはレビュー用の書類作成。

お互い黙々とやる。

フォトストリームが使えない

どういうわけか、フォトストリームが使えない。

以前にも何度か不具合がでることはあったが、そのたびになんとか解消してきた。

しかし、今回はなかなかしつこい。

日記で写真を一枚載せると宣言した途端これだ・・・。面倒くさくてしょうがない。

現在の状況
・iPhone(5s)とiPad miniは、写真を撮った瞬間にお互い同期してくれる。
・だが、どちらもPCの方とは同期してくれない。
・iCloudをサインアウト→サインインすると、かろうじて同期してくれることがある。
・だが、全部の写真が同期されず、一部だけの場合が多い。

当然、ググっていろいろ試してみたが、どれも効果なし。

・カメラアプリを落とす
・携帯端末の方で一度共有をオフにして戻す
・携帯端末で一度写真を開く

などなど。

考え得る使えない理由
・iPhoneとiPad miniの複数で同期しているから。
・デスクトップPCを最近、有線から無線にしたから。
・iOSをまだ8以上にしていないから。
・そもそもWindowsとの相性が悪いから。

わからないのが、つい最近・・・1月16日まではちゃんと同期されてること。ここ最近、しばらくフォトストリームを気にすることはなかったんだけど、日記を書くにあたって使うことにしたら、同期されなくなった・・・という、いじわるさ。

もしかしたら、同期に数日かかるってことなのか?え~~、それは同期じゃないだろ。

腹立ってきたから、一度iCloudアンインストールしてやる。

宇和島のじゃこつみれ

「ふるさと祭り」で買ってきた宇和島のじゃこつみれを使って、あまりもので鍋を作る。

下のサイトの「商品紹介」のところにあるやつ。
愛媛の老舗の蒲鉾屋 - 安岡蒲鉾

説明書きに「ダシがたくさんでる」と書いてあったので、鍋にする前に、針ショウガとキノコ類をいれて、醤油と珠洲の塩で味を調えたお吸い物にしたのだが、想像以上にダシがでて、かなり美味。美味。美味。いや~すごいよ宇和島!すごいじゃこつみれ!

そういや、宇和島といえば現存天守ということで見に行った「宇和島城」の小ささにもびっくりしたっけ。

あと、宇和島といえば、「維新の嵐」(光栄)だな。あの辺りはなかなかの重要人物がいるから結構ウロウロすることになる。山内容堂とかね。ロマンあるわ~。

安かったし、もうちょっと買ってくればよかった・・・といまさら後悔。

鍋にしたあとも、高知は馬路村の「ゆずパッパ」(ゆず皮粉末)との相性がよかった。さすが四国同士だね。

久しぶりに香川にうどん食べに行きたくなったさ。

今日の写真

フォトストリームが使えないので、前にとった「或る日の昼食enバーカウンター」。
このバーカウンターはニトリで買ったヤツ。ニトリ製品は当たり外れがあるが、このバーカウンターは、自分のイメージにぴったりで値段も手頃で、かなりよい買い物だったと思う。ジジィになると床生活つらいしね・・・。

夜はここでBar(バル)のマスターをやってる。Bar Masaquito。

或る日の昼食 en バーカウンター
或る日の昼食 en バーカウンター
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羽毛布団

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朝っていうか、夕方

ユウコとメグへの説教が終わり、彼女たちが帰ったのは朝の8時半くらい。ヒロシとOVICCIはソファで寝ている。そろそろおいらも・・・と布団にはいったのは、もう「ちゅんちゅん」も終わった9時ちょっと前。

一瞬にして堕ちて、起きたのは17時少し前。もう完全に夕方。

一日無駄にした気もしなくもないが、昨夜が濃すぎたので、たまにはこんな一日もあり・・・と思うことにした。

布団からベッドへ

羽毛布団のことを書く前に、環境の変化について少しメモっておく。

前の家(フラット)ではずっと布団の生活だった。床に敷く布団だ。フラットに引っ越した際にベッドにする案もあったのだが、寝室となる部屋が和室だったのと、OVICCIの「ベッドで寝た経験がほとんどない・・・」と、環境の変化に少しびびっていたため、お金もないことだし・・・とそのまま布団生活が採用された。あと、畳の部屋に布団って涼しくていいというのもあった。

ということで、もともとOVICCIが持っていた布団(ちゃんとしてる)と、おいらが実家から持ってきた布団(すでにボロボロ)の2つを並べて敷いて寝る生活が約4年ほど続いた。

布団の質に貧富の差を感じるものの、サイズ的にはベッドのキングサイズレベルの幅なので、何度寝返りを打っても落ちないのがメリットではあった。しかし、貧富の差だけではなく、布団の高さ(正確にはマットレス)が結構違うため、寝相の関係で、朝起きると2つの布団が離れていることがほとんど。うちらはその隙間を「谷底」と呼んでいた。

ちなみに、谷底にはだいたいにおいてOVICCIが埋まっていることが多かった。寝る場所が谷底側だったから。もちろん、たまにおいらも埋まってることもある。

そんな睡眠環境(そんな言葉あるのか?)であったが、引越しに伴い、和室がなくなったこと、OVICCIの布団は10年プレイヤー、今で言うところの「レジェンド」レベルのロートルで、さすがに引退させる時期になっているということ、などなど、さまざまな条件から判断して、思い切って、環境を一変させることにした。

ちなみに、自分の周りに聞くと

「私はベッドだよ~ベッドにしたらもう戻れないよ~」(※おいらは実家でベッドだったが、布団でも全然問題なかった。)
「え?布団なんだ?へぇ~~」
「朝起きるの楽だよ~ベッド」

と、ベッド派が圧倒的だった。今のご時世、布団で寝ている人はあまりいないのか?東京だけで、地方では布団派が多いのかもしれんが・・・。

ということで、年末あたりに一度IKEAにいって、ベッドの下見をしてきたのだが、いろいろ考えなくてはいけないことや、不安要素がでてきて、とりあえず何も買わずに全軍撤退。

帰ってきてから、しばらくもらってきたベッド関連のパンフレットとにらめっこ。

新年始まってすぐの1月2日、タクヤとタクヤの彼女の4人で、再びIKEAに出陣。

すると、前回とは打って変わって、今回は意外なほどさくっと決めて買ってしまった。

毎年恒例で引いてる地元神社のおみくじが久しぶりの「大吉」だったことが勢いづけたのかも。単純なおいら。

IKEAのベッドのサイズは普通の日本のサイズとは異なるため、いろいろややこしかったのだが、とりあえず買ったのは以下の通り。

・マットレスベース(クイーンサイズ:80cm×200cmを2つ繋げる)
・マットレス(80cm×200cmを2つ)
・マットレスパッド(160cm×200cmを1つ)
・マットレスプロテクター(160cm×200cmを1つ)
・その他、カバーやらなにやら。

総額は約13万円くらい。高いのか安いのかよくわからんが、長く使ってく行くこと考えると、そんなに高くないという気もするのだが、年始早々の出費としては、結構高い気もする。

マットレスは圧縮されており、開けてから本来の形に戻るまで「3日ほどかかる」と店員さんに言われたので、それらは車で持って帰って、先に広げておくことにした。一部、自分たちで倉庫から取り出せないものもあったので、それらは配送をお願いした。
※どうでもいいが、商品に入っていた「72hかかるよ~!」の説明書がとにかく無駄な作りすぎて笑えた。

ベースとパッドが1月6日に届き、ベッドのパーツがすべて整う。
※どうでもいいが2。パッドもマットと同じく「72h」なやつだった。店員さん、それも一緒に教えてくれよ~。

ついでに掛け布団環境もメモ

メモが長くなりすぎてきいているが、ついでに、掛け布団の環境もメモる。

掛け布団は敷き布団よりも満身創痍な状態で、「よくここまでがんばってくれた!!あとは休んでくれ!」と褒めてあげたいくらい。

OVICCIはかなりの寒がりなため、毎日かなりの量の掛け布団を掛ける。装備はこちら。

・よれよれのタオル地のブランケット
・もう何が何だかわからない薄手の毛布
・かなりぺちゃんこになった掛け布団(羽根布団だと思う)
・これはそもそも何布団なんだ?という薄手だが大きく、結構暖かい毛布
・まだ足りないので、湯たんぽ代わりに使われている暑がりのおいら

となっている。

夏場は敷いた布団の面積をフル活用して寝ていたのだが、冬場は寒すぎる(特にフラットは部屋が異常なほど寒かった)ということで、片方の布団は使わず、ほぼシングルのスペースに掛け布団を何枚もかけて寝ていた状況だった。

4枚も掛け布団を使っていると、乱れたら(おいらは暑がりなので、だいたいけっぱくってしまう)戻すの大変だし、そもそも結構な重さになるし、たまに取り合いになるし・・・と案外悲惨な環境だった。

羽毛布団

というわけで、ベッドだけでなく、掛け布団も総取っ替えすることにする。毒を喰らわば、皿までじゃ~の精神で。

今の二の舞にならないように、掛け布団はシンプルにすることにした。そこで挙がってきたのが羽毛布団。まぁ、年齢的なものもあるんだろうね。「学生じゃないんだから、どうせかうならいいものを」的な感じのアレ。

ただ、「羽毛布団」と聞くと、訪問販売系の詐欺をイメージして「値段が高いだけでたいしたことないんじゃねぇの~」とこれまで興味を持ったこともなく、完全に知識はゼロ。

なので、ひたすら調べる。調べる。調べる。調べる。徹底的に調べる。

するとあるわあるわ・・・ウンチクが。

ダウンにフェザー、ダックにグース、マザー、混合率、ダウンパワー、側生地、キルティング、ポーランドにハンガリーにフランスに・・・と、まぁ、とかくややこしい。

これや、騙される人がいるわけだわ。見た目じゃわからんもんね。

でも、まぁ、知らないことを知る作業は、とにかく大好きだから、楽しかったんだけどね(笑)

いろいろ調べた結果

いろいろ調べた結果をまとめると・・・。

・普通に鳥の羽でイメージ手(?)の部分である「フェザー」より胸元(?)あたりの羽である「ダウン」がいい。
・「ダック」(あひる)より「グース」(がちょう)がいい。
・グースはダウンの質がよく、また独特なにおいが少ない。

まずこれが基本。

・ダックやグースでも、大きく育った「マザー」の方、大きいダウンやフェザーがとれるからいい。
・ダウンとフェザーの混合率はダウン90%以上がオススメ。混合率が低いと安くなるみたい。50%以下だと「羽根布団」になる。

これも基本らしく、ボリュームやら暖かさを左右する。

これらに加えてダックやグースの産地が入ってくる。

・寒いところがいいらしい。
・特にポーランド、ハンガリーあたりが良いらしい。
・たまにロシアとかフランス、イングランドとかもあった。
・中国のになると安くなる。

寒いところの方が、歴史の関係で、ダウンについて知識があるんだろうね。

そして、あとは布団自体の作り。

・側生地は肌に触れる面のことらしく、ポリエステルではなく、通気性の良い綿がよいらしい。
・キルティングに関しては、イマイチよくわからないが、羽毛が偏らないようにとか、体への接着が違って暖かさを逃がさない云々。
・羽毛は海外だが、作りは日本製がしっかりしててよいらしい。

とまぁ、見るべきところはかなりあるのだが、できあがったものの見た目はそんなに変わらないため、最終的には、証明書みたいなのがあって、それで本物かどうか判断するしかないみたいだ。

ここが詐欺に繋がるところなんだろう。

ちなみに、上の項目ですべてを揃えると、軽く10万以上の羽毛布団になってしまう。20万とかあるしね。

そんなん無理なので、最終的においらが選択したのは・・・

これに決定!

・ホワイトマザーダック(クイーンサイズでグースにすると、お値段がかわいくなくなる)
・ポーランド産(中国以外ならどこでもOKだった)
・混合率93%(90%以上と言うからさ・・・)
・国産(安心らしいから)
・無地(なんか昔ながらの花柄みたいなのがイヤだった)
・立体キルト(ここだけはよくわからん)
・クイーンサイズ(取り合いにならない)
・二枚合わせ(もう1つ毛布を考えるの面倒だった。取り外せば、春夏秋冬全部これでいけるらしい)

で、54800円。

ベッドと同じで、これが安いのか高いのかが全くわからん。特に初めての買い物だから、比較材料がない。

ということで、もういいや・・・と、ポチッと購入してみたのが、1月9日の夜中の1時のこと。

ダックのにほひ?

ポチッとしたやつが届いたのが昨日の夕方。フィエスタ真っ最中だ。頼んでから約2週間で、ようやくか~!といった感じ。今日日のネット通販で、こんなに時間がかかるの初めてで、ちょっとイライラし始めたころだった。問い合わせてもスルーされたから、「まさか詐欺!?」と思ったくらいだ。悪いので、どこの店かはかかないけど。ネットで調べると結構でてくるので有名なんだと思う。

早速、袋から出してみると・・・

「おっ?確かになんか『にほひ』がする!」

どこのサイトにも書かれていることだが、ダックはグースよりも臭いがするらしい。獣臭という、鳥の独特の臭いらしい。これらはしばらく使っていると徐々に消えていくらしいのだが、完全にはなくならないらしい。だから、この独特の臭いがいやな人は、より臭いの弱いグースにしろ・・・と書いてある。

だけど、初めての人間は、そう言われて全く想像できないので、「たぶん大丈夫だろう」とお手頃なダックにしたわけだ。

「これが皆がいっていた『にほひ』か~!」
「なるほどなるほど」
「なんかどっかでかいだことのある『にほひ』のような、そうじゃないような・・・」

確実に臭いはするが、個人的には別に問題ない臭い。

一日中スリッパ履き続けた自分の足の臭いの方が全然強烈だ。

とひとまず香りを楽しむ。

で、早速カバーをつけて、OVICCIと一緒に試し寝した感想。

おいら「あれ?臭いがしない・・・さっきまであれほどわかったのに・・・鼻が麻痺したか?まぁ、いいや」
おいら「軽い・・・軽いぞ・・・。軽いよね?」
ヨメ「うん。軽いね~」
おいら「あったけ~あったけ~」
ヨメ「え~~そんなに早く暖かくなるの?」(疑いの眼)
おいら「え?だって、ほら・・・体の周りに熱の膜が・・・サウナの後に水風呂入ったときのような」
ヨメ「ほんと~!?もう?」
おいら「やばい・・・これ危険かも・・・おいら暑がりだから、剥ぐかも・・・」
ヨメ「一枚しかかけてないのに?発熱じじぃ、すごいね~!」
おいら「あ~でも、湿っぽい暑さじゃないな・・・・意外といけるか・・・それにしても軽い!軽いぞ~!」
おいら「あ、暖まってきたら、さっきの『にほひ』がしてきた・・・」
ヨメ「だね。なんとなくするね。」
おいら「とりあえず、明日天気がよかったら干してみよう。多少とれるらしいから。」

ということで、先日の事務所の完成に続き、ベッド環境が整い、ようやくこれでほぼすべての引越作業が完了したことになる。

あとは、OVICCIの両親に送る新居の動画が撮るだけ。

「なんということでしょう~」連発しよっ。

今日の写真

何もこんな大きなサイズにしなくても・・・もったいないと思わざるをえない。

「72hかかるよ!」の説明書
「72hかかるよ!」の説明書

サイトのイメージに騙され「枕カバー」も入っていると思ってたよ。別売りだったのかっ~!

完成した寝室
完成した寝室

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