密度濃すぎ・・・。

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また徹夜。今日の発表の準備をしていた。12時頃一段落ついてカップラーメンをすする。ご飯を食べたら急に眠くなってきてソファーで目をつむって横になっていると母親が「これを飲みなさい」といって何か持ってきた。見ると「滋養強壮・虚弱体質」とかなんとかかかれたいわゆる滋養強壮剤と、牡蠣かなにかを煎じた(?)錠剤だった。「徹夜とかで疲れているときに飲むと元気になるわよ」といわれたがどうしても飲む気になれなかった。でも、これからまだ数時間あるので諦めて飲む。これで僕も「虚弱体質」の仲間入りをしてしまった。こんなもの飲まなきゃいけなくなるなんて・・・・。すっげーがっかりした。でも、実際眠くなくなって元気になった気もする。鰯の頭も信心・・・ってやつかな??

すこし元気になったところでレジュメを印刷して修正に入る。康雄とか筧、岡村さんから電話があったので学校に行くことにする。だいたい3時頃。最初は電車で行こうと思ったが、ちょっとわけありで車で行くことにする。ちょうどいいので借りていた本も全部もっていくことにする。あとはCDを数枚積み込みいざ出発。意気揚々と出かけたが渋滞に巻き込まれ結局ついたのは5時くらい。電車で50分ところを2時間かかった。薬の効果も切れたらしく睡魔がおそってきた。おまけにそのせいで事故りそうになるという危うい場面もあった(^_^;)。仕方がないので、大声で歌を歌いながら行った。

発表は5時半から始まり、討論は3時間にもわたった。なので終わったのは8時半。かなりの疲労度。しかし、まだこれからイベントが待っていたのだ・・・(T_T)。昼くらいに友人に映画のレイトショーに行こうと誘われていたのだ。そのレイトショーは二本立てで全部見ると終電はとっくになくなっている時間になってしまう。映画のタイトルは「ラン・ローラ・ラン」と「π」。前者のストーリーは彼氏が麻薬を売買を依頼されたがその代金を失ってしまう。彼氏は一緒に仕事をするはずだった彼女が送れたのを理由に彼女を攻める。殺されると叫ぶ彼氏。そこで、罪を感じたのか彼女が20分間で10万マルク集めるために走る映画だ。イミフメイかもしれないけどホントストーリーはこれだけなのだ。見せ方が凝っているというだけ。ただ、その彼女はもう走る、とにかく走る、死ぬ気で走る。音楽はテクノ系の音楽が流れている。まぁ、「トレイン・スポッティング」系の映画だ。渋谷パルコでやっている映画なので、わかるひとにはわかる映画だ。つまり、ハリウッド系ではない芸術系のマイナーの中のメジャー映画ってことですね。もうバリバリのアート系。そこそこおもしろかった。で、「π」・・・・。寝た。つまらないとかどうとかじゃなくて限界だった。半分くらいまで見ていたけど、起きたらスタッフロールだった(^_^;)。内容は「π」つまり円周率を題材にした思想系映画。これまたイミフメイだけど、友達曰く見てもイミフメイだったらしい。そうですね。例えるなら「デビッド・リンチ」であり、「博士の異常な愛情~」系である。小難しい話。ストーリーはコレまたないということだ。連れの女の子2人は寝てしまったと言うこと。見ていたのは前の映画で寝てしまい眠気がなくなっていた長尾だけ。長尾はまぁおもしろいとはいっていたけど、寝てしまったおいらには知る由もない。でも、これ単品でみることはお奨めしない。「ラン・ローラ・ラン」だったらそこそこ楽しめるのでは。スピーディーで気持ちいいよ。でも、トレスポ系の映画と音楽が駄目な人はやめた方がいいです。「Underground」系の心臓に悪そうな曲だから(^_^;)。僕はトレスポのCD持っているくらいだから大丈夫でした。ちなみに今回のレイトショーは試写会です。長尾のいとこの子が試写会を2人分×2をあてて四人のなかにおいらが入ったといわけです。無料だったから良しとする。余談だが、中で久しぶりの友人と会って懐かしかった。

試写会が終わるとCLUBとやらに行く。終電がなくなった人のために試写会のチケットで無料で入れるシステムになっているのだ。CLUBの中はもうゴチャゴチャで暑かった。五分とたたずにでてきた。やっぱりCLUBは性格的にどうもあわない。なかで、へんなサモア人系ねーちゃんに腕つかまてれ「おどんないの?」とかまた絡まれるし・・・。最近こんなんばっか。もうヤダ。

帰りもおいらの運転になってしまった。途中で代わってくれるといってたのに・・・。全員を送って帰ってきたら4時になっていた。また、火曜日に発表があって心中穏やかでないので、心から楽しむことができなかったのが残念。早く心の奥底から楽しめるようになりたいものだ。はぁ・・・・。

なんだか、まとまりがない文章ですね。焦ってかいてるからなぁ・・・・。

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映画 「Life is beautiful」

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今日は「Life is beautiful」を見てきたので感想を書く。

「絶妙」でした。ぜひ見てもらいたい映画ですね。分かり易すぎて、駄目な人もいるかもしれませんが・・・。丁度僕の笑いのツボにはまったらしく、周りが笑っていないとこでも声を出さずに笑っていた。ネタバレすると、これから見る人に悪いので差し控えますが、本当なら真剣に考えなければ行けない場面もロベルト・ベニーニの滑稽な動きによって笑いが巻き起こされてしまう。場合によっては非難をあびてしまう可能性もあると思う。

最初に「絶妙」と書いたが、ホント絶妙なのよ。見てもらえばわかります。 まず、タイトルの「life is beautiful」といのが絶妙。もうぴったり!!これもみればわかってもらえるはず。ストーリーの展開も絶妙に進む。速いと言えば速いとも言えるけど。イタリア人も絶妙(?)。今まで以上にイタリア人にあこがれたね。よく康雄に言われるけど、どうやら僕はイタリア人みたいな性格らしい。つまり、脳天気なのです。楽観的というか・・・(^_^;)。僕も頑張ってベニーニくらいまでお気楽になろうと心に誓った。どうせならね。子供も絶妙。イタリアの子供はホントかわいい。目も大きいし。ニューシネマパラダイスのサルバトーレ・カシオ(?)もかわいらしいけど、この映画の子もかなりかわいい。お父さんに従順な姿勢をみて、素直だったころの自分を思いださされた。伏線も絶妙。これも見てもらわないと説明できないというか、説明したくない。最後にロベルト・ベニーニの演技が絶妙。流石は「イタリアのウッディ・アレン」いわれるだけある。軽薄さがよく現れてた。(誉め言葉です)僕の想像以上のイタリア人を演じてくれていた。ちなみに、僕のイメージするイタリア人は、楽天的で、よく話し、身振り手振りで話し、女好き、って感じですね。これは村上春樹の本とかを読んでもった印象です。実際に見たわけではありません。来年の春、イタリアにいって確かめてこようと思います。最初から最後まで全てがうまく絡み合っていてほんわかした気分になる。最後まで飽きさせない作りになってます。オスカーで3部門とっているけど、ここまで分かり易ければアメリカ人も賞をあげるでしょう。

「見ようか見ないか迷っている人」はぜひ見た方がいいです。楽しめますよ。ちなみに、僕が今回見た映画館では6/4までです。そのあと、渋谷のプライムで再び上映されます。他県は???ですね。

とりあえず、今回も友達の家で書いているので、なんだかまとまりのない文章ですいません。

あぁぁ、この映画みたいに天からお姫様が降ってこないかなぁ~。 「こんにちは!!お姫様!!」って行ってみたい。

P.S
イタリアに興味のある人は、村上春樹の旅行記「遠い太鼓」、アントニオ・タブッキの小説「海と鯨と女を巡る断片」を読んでみてください。細かいことを知りたい人はメールでもくださいまし。

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映画 「シン・レッド・ライン」

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今日は予定通り映画にいった。友人Oとの待ち合わせ場所に20分遅れて到着(^_^;)。早速映画館へ。映画は昨日も書いたけど「シン・レッド・ライン」。ってことで、感想を。ちなみに、あくまでも僕の感想なんで、苦情お問い合わせはないように・・・。

見終わった後の最初の印象は「”グラン・ブルー”(リュック・ベッソン)みたいで、「映像美」がメインの映画だった」である。なので、上映中、瞼をついつい閉じてしまう事が数度。腕をつねりながら見ていた。だって、「環境音楽」みたいな映像と音楽なんだもの。寝不足だったし。で、話を戻すと、そこに「死」というもの考えるために「戦争」という題材を使っている。映像としては、紺碧の海の中や森などでの木漏れ日の映像である。カメラはだいたい「歩伏前進している兵士」の目線が多い。キーポイントとなる兵士がの目の前で死んでいく友人たちを見たときの表情などをとっている。「戦争」と「映像美」ってなんだか不思議な組み合わせだけど、これも「あり」かなってきもする。どんどん人が死んで行くんだけど、その映像美のせいでなんとなく見ている側の「痛切さ」は薄まってしまっている気がする。とうの本人達(兵士)たちは、発狂しながら戦っているのに。もちろん両軍とも「友人の死」に対し深い悲しみを持ち、同時にそれが相手軍に対する憎しみになるのだろうけど、それは両軍とも情況は同じであり、そのことが第三者の目から見ていると、それがいかに無意味なことかというのがわかる。(もちろん戦争をしている彼らはそんなこと考えている暇はない、友人が死に発狂しまくってる。ただ一人だけ(主人公らしき人物)は死というものを遠い目で見ている感じ。)音楽は最初の民族音楽みたいのがとってもよかった。その一曲だけCDで聴きたい。総評としては、「好きそうな人は行ってもいいのでは?」って感じ。

まぁ、こんな堅い感想よりももっとむちゃくちゃな印象を書く。それは、もし、日本とアメリカで全く同じ条件(国土とか兵力など)で戦ったら、明らかに日本兵が勝つと思った。だって怖いもん。映画に出てくる日本兵は「神がかり」の状態だからだ。半分妄信的な宗教信者である。つっこむときは「おりゃぁぁぁぁ!!」だし。捕虜になっても「南無阿弥陀仏」。顔はもう真剣そのもので、笑いもしない。反面、アメリカ兵士の方は、一週間の休みの間酒は呑むし、海で遊ぶし・・・と日本人とは対照的。日本人だったら絶対しないんだろうなぁ・・・と思う。まぁ、第二次世界大戦の時の日本は実際ファシズムだし、宗教がかってたしね。あんな兵士に囲まれたら、俺なら泣くね。すっげー怖い。この日本兵を見るだけにこの映画を見ても良いかも(笑)。実際に見たわけではないけど、ほんとあんな感じなんだろうなぁ・・・としみじみ思った。ベトナム戦争でベトナムが勝った理由もなんとなく頷ける。アジアン恐るべし。森の中なら器用な日本人は負けないだろう。アメリカ人は大雑把っぽいし。しつこいようだけど、両兵には差がある。アメリカ兵はかっこよく見えるし、絵になる。日本兵はやせていて、捕虜の姿が絵になる。この日本兵とアメリカ兵のイメージを勝手に置き換えると、アメリカが「慶応ボーイ」で、日本兵が「早稲田苦学生」って感じかな。(昔のイメージだけど)

で、もう一つ。ショーン・ペンがすっげーかっこいい。彼は「カジュアリティーズ」、「俺たちは天使じゃない」、「デッドマン・ウォーキング」を見ていて、ずっと前からファンなのだけど、今回もかっこいい。「俺たちは天使じゃない」では臆病な神父役をやっていて、今回とはイメージが全く違う。怖いイメージの彼しか知らない人は、是非この映画のショーンペンを見てもらいたいですね。いいシーンがあるから。

映画を見た後は、友人Oと、暇だということで後から来た友人Kと、渋谷で僕がよく行く喫茶店で話をしてた。内容はホントとりとめのないものだったが、結局8時くらいまで5時間もいた(^_^;)

あとは、水曜日だったのでCDも買った。(水曜はCDを買う日なのです)「BEN FOLDS FIVE」と「IRMA COCKTAIL LOUNGE Vol.1」の二枚。両方とも当たりだった。「BEN~」は紹介してもらったものだけど、「IRAM~」は全くの勘で買った。(勘でCDを買うことはよくある)

今日は映画の感想があったので長くなってしまった。明日も長くなりそうだけど・・・・。

「今日誓ったこと」:泣くときは、今日のショーンペンの様に泣くことにした。

P.S
オーストラリアの日記をアップしました。(工事中、となっていますが気にしないでください。すぐ変えます)

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