タケノコご飯を作ってみた

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40歳(まだ39歳)の人生で初のタケノコご飯を作ってみた。その顛末をあれこれ書いておく。vamos a ver!

今日も雨

おいらがやる気出した途端、雨ばかり降るって何事よ。「雨降ったら、1時間散歩はしなくてもいい~」と、モラトリアム的に考えていたおいらだったが、今はとにかくバスケがしたい。

早く、シュートさせてくれ。

なんでこんなにじらすかね。じらされると・・・じらされると・・・ああぁぁぁぁぁ!って爆発するじゃないか。

気が気じゃない

今日はタケノコご飯を作るため、心ここにあらず。あと、先日、なんかの料理番組でみた、あさりと豚バラ肉の炒め物にもチャレンジする予定だったので、どうにも仕事が手につかず。もちろん、仕事はしたけどさ。

タケノコご飯を作ってみた

タケノコを買ってきたものの、いろいろ舐めていたことが判明した。

ちなみに、「タケノコご飯」を作るのは40歳(まだギリギリ39歳)の生涯で初である。

まず、最初のイメージとしては、タケノコの皮をむいて、適当な大きさに切って、茹でて、炊飯器に調味料と一緒に刻んで茹でたタケノコをいれて、スイッチをポチッとな・・・という感じ。

だがしかしっ!!!

「下ごしらえがいるだと~~~!!!」
「えぐみを抜くだと~~~!!!」
「米ぬかだと~~~!!!!」

なんか、いろいろ想像と違った。

40歳でも知らないことは知らないのです。

そういえば、タケノコもらったり、自分たちで掘ってきたときなんか、夜、ママンが、大きな寸胴鍋でぐつぐつやってたけど、まさにアレがそうだったのか・・・。すげぇ~よ、ママン。頑張ってたのに、気づかなくてすまんね。

そもそも、米ぬかなんて持ってない。かといって、雨降ってるから、ものぐさなおいらは外にでたくない。

今の時代は便利だよね。ググればすぐ出てくる。

とりあえず、米ぬかを使うのがベストなんだけど、なかったら、米のとぎ汁と生米でもどうにかなるというので、今回はそれでいくことにする。

それにしても、タケノコのえぐみを取るのに、米ぬかを使うということを考え出した先達ってすごい。料理って、やっぱ過去の先達たちの知恵によって成り立ってることをしみじみ思わされた。

あと、ネットがない時代のママンたちはどうやってこういう情報を手に入れていたんだろう。やっぱ姑とか、料理本のお世話になっていたんだろうか?今度、ママンに聞いてみよう。

タケノコの下ごしらえ

とりあえず、複数のサイトをみて下ごしらえを開始。どのサイトも、一日がかりだったりして、こんなことなら、昨夜のうちにやっておけば良かったと後悔。

自営業のいいところは、時間を自由に使えるところ。もう仕事そっちのけで、タケノコの下ごしらえ。

楽しすぎる。

米のとぎ汁と生米で茹でていると、鍋の水がだんだんイソフラボンを含んだ化粧数みたいにネトネトしてくる。これで本当に大丈夫なのか?やっぱり、米ぬか買ってきた方がよかったのか?とビビりつつも、もう手遅れなので、しっかりタケノコを茹でる。

鍋からはタケノコの良い匂い。おいらのタケノコ欲求を十分みたしてくれた。

夕食の準備

今日は15時くらいから、ほぼずっと料理ばかりしていた気がする。

昨夜から塩水につけておいたあさりの砂抜き。触手?口?を伸ばしたあさりをみて「おまえらも生きているんだよな~」と哀愁を感じつつも、熱湯に一気に投入。ごめんよ。

食べること、すなわち生きること・・・これこそ、人間の「原罪」である by 美味しんぼ

汁物は昨夜の鍋の残りを使う。昨夜作ったつみれはイマイチだったので、今日は、タケノコの姫皮の部分を刻んだものを入れたり、梅いれたり、ショウガたっぷりいれたりしていろいろ味付け。食べるまえから、うまそうな感じがプンプン。

タケノコは、皮を剥いで、姫皮剥いだら、買ってきたときよりもだいぶミニマムに。まぁ、小さかったからな~と納得しつつも、結構ショックだったりする。

姫皮の部分は、なんとなくきんぴらにしてみた。なんか、見た感じ、「きんぴらにして」といってきたから。刻んだにんじんと、ゴマで簡単なきんぴら。こっちはレシピなしで、直感で作った。

同じく直感で、酢の物もいけそうな気がしたのだが、おいらの実力だとどうしていいかよくわからなかった。

タケノコ本体は、イメージにあわせて薄切りにして、炊飯器にいれた米と一緒にいれる。タケノコの味を楽しみたかったから、油揚げ以外に他の食材はいれなかった。味付けもかなり薄味。あくまでタケノコがメインなので。

食べてみた

タケノコの姫皮のきんぴら

おいらのレシピで作ったので、それなりに味は濃いめかも。でも、おいらっぽい味で、十分うまし。

あさりと豚肉の炒め物

「あさりと豚肉~~~!??」と思っていたが、テレビで言っていたように、確かに合う。あさりのダシが良い。あと、最後にいれた青ネギ。あまり火は通していないのだが、いいアクセント。料理ってすげ~な~と思わせる一品。

あさりの砂抜きさえ済めば、10分もあれば作れるので、これはBar Fermin(バル フェルミン)のメニューに追加することに決定。

残ったスープは別のメニューにも使えるのもいい。

自作つみれ

昨夜の鍋で作ったつみれに比べたら何倍も旨い。だけど、せっかくいれた梅の味がほとんどしないのが残念。けちって1つしかいれなかったのが駄目だったか?タケノコの食感は残っていたので、まぁ、そこそこ成功という感じかな。

タケノコご飯

ほとんど調味料をいれなかった(ダシの素的なやつ)ので、味はかなり薄め。だけど、その分、タケノコの味は楽しめた。

えぐみについては・・・少しだけ感じた。ぴりっという舌への刺激。やはり次回は米ぬかでやってみる。

あとは、タケノコはもう少し厚く切ってもよかったかなと。角切り的なのでも食感が楽しめるかも。まぁ、今後に期待って感じ。

とりあえず、人生初のタケノコご飯ってこともあって、個人的にはスーペル満足。

まとめ

ということで、ダラダラ書いてもしょうがないのでまとめ。

雨降ってて、バスケもできなかったけど、やっぱり料理はストレス発散にはうってつけ。無我夢中でできるのがよい。

初めてのタケノコの下ごしらえは、成功したのかどうかはわからないけど、今度「米ぬか」買ってきて同じように下ごしらえしたら、わかることだろう。

ということで、近々もう一回タケノコ買ってきて試してみる。実験実験。

今日の散歩

今日も一日中雨だったため、なし。

今日の写真

もう何もいうまい・・・。

人生初のタケノコご飯
人生初のタケノコご飯

ちなみに、あさりと豚バラのやつは、この番組のやつ。

あさりと豚バラのネギ風味

上沼恵美子のおしゃべりが多すぎて、番組だけではほとんどレシピわからず。違った人気あるんだろうけど、個人的にはうるさすぎて駄目だった。

姫皮のきんぴらとあさりと豚バラのネギ風味
姫皮のきんぴらとあさりと豚バラのネギ風味
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