特に書くことないから、先日、タマゴボーロからお土産にいただいた「ながいもかまぼこ」について書く。「まずは鳥取では鉄板の〜」と枕詞的説明をつけていたから、相当な名産らしい。vamos a ver…..
ながいもかまぼこ
彼女いわく、鳥取でも「琴浦」というところの特産らしい。琴浦は、鳥取でも西側、昔でいう伯耆国側にある。東京では焼き鳥用の鶏肉でよく使われているから有名だと思うが、伯耆富士とも言われてる大山から近い。もっというと、倉吉にも近い。
余談だが、大山は遠くから見るとホント綺麗で、富士山みたいに見える。
以前、タマゴボーロに出身地を聞いたら「倉吉」というので、どんなところかわざわざ散歩に行ってみたのだが、ちくわは大量に見つかったものの、鉄板という割りにはこのながいもかまぼこは発見できなかった。境港のスーパーとかもいろいろ回ってみたんだけどな〜。どういうこと?たぶん、目に付かなかったんだろうな~。
使っている長いもは「砂丘長いも」という鳥取の特産らしい。調べると同じく東伯の北栄町とかが出てくるから、観光地の鳥取砂丘ではないっぽい。
長いもかまぼこというと、すりおろして「とろろ」状にしたものを練りこんでいると勝手にイメージしていたのだが、まさかのダイレクトイン。ちょっと面食らった。
しかしながら、しゃりしゃり感がたまらず、ビールのつまみにと切った8切れ(二人で4切れずつ)は、あっというまになくなる。
ちなみに、1切れはそのまま食べてみて、十分うまかったが、残りはなんとなく、ワサビ醤油で食べてみた。
かまぼこって、なんかほっとする味だよね。スペインも魚結構豊富だけど、すり身系の食べ物ってあんまりなんだよね。わざわざ「SURIMI」とかいうくらいだし。やっぱり日本というかアジア独特なのか?
ちなみに、今回いただいたながいもかまぼこはこの店のもの。
ながいもかまぼこと一緖にあごちくわ、ズワイガニちくわももらった(正確には選んだ)のだが、あっというまに食べてしまったため、あごちくわ10本セット買ってしまいそうだ。
来年も1月上旬あたりにふるさと祭りやるだろうから、その時にでも探してみるってもんかね。
水木しげる
11月の日記は書きそうもないから、鳥取の話題なので、ここに書いておく。
2015年11月30日、水木しげる氏が亡くなった。享年93歳。
ちょうど、ご飯を食べながら見ていた「ひるおび」で流れた速報で知った。
あまりのことに呆然自失。人が亡くなってここまでショックなのは久しぶりのこと。その日は冗談抜きで仕事にならんかった。
おいらを妖怪好きにしたのは、まさに水木しげる氏。
物心ついたころから、氏の本というか、ゲゲゲの鬼太郎妖怪大図鑑(確かそんな名前)を何度も何度も繰り返し読んでは、必死に妖怪のことを勉強した。遠野物語とかに興味を持ったのも、その延長だったし、かっぱを探しに実際に遠野までいったし、子供向きとはわかりつつも、何度、水木しげる展やらゲゲゲの鬼太郎展にいったことか。
今でも、目玉のおやじのランプは使ってるし、今のこの家にも、実家にも妖怪関係のグッズは大量にある。
おいらが各妖怪で想像するイメージといったら、ほぼすべて水木しげる氏(あとは、水木しげる氏も参考にしたとかいう鳥山石燕かな)の描いたキャラクターで、去年、ようやく行けたあこがれの境港に行った時には、完全に童心に戻って、水木しげるロードをあちこち練り歩いた。もう楽しいのなんの。スタンプラリーだけでなく、銅像もすべてコンプリート(撮影)してやった。
本人は死ぬことに関して淡々としてたっぽいから、おいらも悲しむのはやめることにする。
とりあえず、もう一度近いうちに境港に行くってもんだろうな。
カニ食べたい。カニ。
今日の写真
どうでもいいが、琴浦にある「道の駅ポート赤碕」には、いかの干ものがくるくる回ってるのが見られる。伊豆とかだと斜めに立てかけた網とかに並べられて鎮座してるけど、ここでは絶叫マシンよろしく、結構な勢いでグイングイン回ってる。あと捨て猫がすごいいるので、おにぎりとか食べてると、むちゃくちゃ猫が寄ってきてくれる。

