Logroño(ログロニョ)のChampinion(マッシュルーム)

スペインのキノコ事情

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一日中雨の日曜日。Gloomy Sundayだ。一歩も家からでず、一日ウダウダゴロゴロ。そして、なんとなくスペインのキノコ事情について考えてみた。a ver・・・。

やっぱ疲れてた

昨日の日記で、「あまり疲れてない」とか書いたが、あれ、ウソだった。やっぱ疲れてた。18kmだもんな。Vinoというドーピングしたからそう感じただけだったようだ。

起きてもなんとなく体は疲れてる感じ。まぁ、心地よい疲れというべきか。

週末パスタ

気だるいから、料理するのも面倒な気分だったのだが、結構強めの雨なので、外に出る気もない。仕方ないので、やっぱ作る。今日は挽肉と5種類のキノコを使ったパスタ。命名するなら「Espagueti con Cinco Setas」ってとこか。マンマだな。

疲れてるわりには絶妙な味わいだった。自画自賛。

スペインのキノコ事情

急に思い浮かんだので、なんとなくメモっておく。

日常的に買えるキノコの種類としては、スペインよりも日本の方が断然多い。スペインでかなりの頻度で使うのは「Champinion」(チャンピニオン。マッシュルーム)で、個人的にはスペインで「キノコ」といったらこのChampinion(チャンピニオン。マッシュルーム)だと思ってる。あとは、結構巨大な真っ白なキノコ(マイタケっぽいような、エリンギっぽいような)がスーパーでは買える。

前に、マノロにキノコについて聞いたことがある。

海藻(Algas)もそうなのだが、キノコも「Setas」と総称で呼ぶことが多く、それぞれのキノコを名前で呼ぶことは滅多にないという。流石にこれは極端だろ~とは思ったが、確かに普段生活していて、日本みたいに「シイタケ」「マイタケ」「エリンギ」「ブナシメジ」とかいちいち呼ぶことはなかった。だいたい「フェルミン、冷蔵庫からSetas取って」とかいう感じ。その時の「Setas」はえてしてChampinion(チャンピニオン。マッシュルーム)だ。それ以外のキノコは、基本冷蔵庫に入っていない。

ただ、Soria(ソリア)は別だという。Soria(ソリア)はキノコがたくさんとれるらしく、お土産としてもたくさん売っている。日本で言うと、新潟とか長野に近いのかな?

Soria(ソリア)はおいらも旅したことあるが、確かに大きなビンに入って売っているところが多かった。ただし、生ではなく、乾燥させたやつだ。これが結構良い値段する。

日本ではメジャーなシイタケは、中国の食料品店じゃないと売ってない。シイタケでダシ取ったり、醤油ベースで煮詰めたりした料理を作ると、だいたい「日本の味だ!」とマノロやサンティは騒いでいた。

逆に日本では結構いい値段するChampinion(チャンピニオン。マッシュルーム)は、スペインでは安いし、かなり大きい。日本で食べるChampinionのAjillo(アヒージョ)はかなり小ぶりだが、あっちで食べるAjillo(アヒージョ)は、なかなかの食べ応えがあって、ウキウキする。

ChampinionのAjilloというと、Madrid(マドリー)の某店がかなり有名だが、おいらが好きなのは、Logroño(ログロニョ。Riojaの州都)のCalle del Laurel(カジェ デル ラウレル。Logroñoの呑んだ暮れ通り)のChampinionだ。かなり有名な店なので、行けばすぐわかる。ちなみに、店のメニューはChampinionだけだ。

以前、その店の料理人のおっちゃんに「そのかけているソースは何なの?」と軽い気持ちできいたら、真顔で「Secreto!」(ヒミツだ!)と言われてしまい、申し訳ない気持ちになったことがある。秘伝のソースだったらしい。

ということで、キノコの雑記終了。

Tortilla de Patata(トルティージャ デ パタタ)

パスタ食べたのが結構遅かったせいか、イマイチ腹が減っていない。けど、まぁ、何か食べたいような・・・そんな気分の午後7時。

昨夜食べたTEMPRANILLOのTortillaだけでは、Tortilla欲求が満たされなかったので、ちょうどTortilla用にと買い置きしておいたジャガイモと卵もあるということで、作ることにする。

明日の朝も食べたいので、卵もジャガイモも7つずつ使用。分厚いTortillaを作る。

Cebolla(タマネギ)を入れたTortillaも美味しいのだが、おいらが作るのはいつもPatata(ジャガイモ)だけ。Tortillaの元祖はPatataだと、マノロもいっていた。スペインのBarにいくと、たまにアスパラガスが入っていたり、と変わり種Tortillaもあったりする。

作り方は・・・面倒くさいので辞めとく。いつか気分が乗ったら書く。

Corazon Loco(2013)

なんか、今日はタイトルがスペイン語ばかりだな。

一日中、ウダウダしていたせいか、Vinoが切れる。が、外には出たくない。悩みに悩んだ結果、楽しみに取っておいたVinoを開けることにした。

スペインに行ったスケスケ君にお土産でもらったVinoだ。

サッカー好きで、試合を見るためにスペインに行ったスケスケ君だけあって、イニエスタの家族(たぶん)がやっているBodega(ボデガ。酒蔵のこと)のVinoを買ってきた。Bodegaの名前はまんま「Bodega Iniesta」だった。

D.Oは「Manchuela」。おいらがスペインにいたときには聞いたことのない名前。調べてみたら、結構Valencia(バレンシア)から近いところだった。Albacete(アルバセテ)の北東、Requena(レケナ)の南西といったところ。Almansa(アルマンサ)にも近い。

州的には「Castilla y La Mancha」になるようだ。ちゃんと調べたわけじゃないけど、どうも以前は「D.O Castilla y La Mancha」となっていたVinoが細分化されたのかもしれない。「D.O Almansa」もこの前初めて知ったのだが、まさにこのエリア。覚えるの大変だ。

お土産なので値段はわからないが、普段呑んでる安いスペインVinoに比べると、圧倒的な「スペイン味」で、ちょっと泣けた。品種はTempranilloとSyrah。エリア的にはありそうなMonastrellは入ってなかった。

このVinoのおかげで、2人とも「スペイン行きたい病」が発症。

「ねぇ!スペインいつ行くよ?」
「マジで考えないとそろそろやばくない?」
「時間ないよ?」
「いつ休みとれるよ?」

スペイン話は延々と続いた。

今日の写真

パスタの写真はもう飽きたな・・・。

Espagueti con cinco setas
Espagueti con cinco setas

届いたwilkinsonの段ボールをOVICCIにかぶせて見た。そんだけ暇な日曜日だったてことだな。

OVICCIに段ボールかぶせてみた
OVICCIに段ボールかぶせてみた

朝の分は1切れずつしか残らなかった。アリオリ欲しかったな~。

Tortilla de Patata(トルティージャ デ パタタ)
Tortilla de Patata(トルティージャ デ パタタ)

Corazon Loco。狂った想い・・・とでも訳せばいいのかな?張り裂けそうな愛?う~ん。難しい。
「あんたのせいで、もうCorazon Locoよ!」とツンデレ風にか?バレンタインデーあたりとか?

Corazon Loco(D.O Manchuela:2013)
Corazon Loco(D.O Manchuela:2013)

これまで店名を気にしたことなかったんだけど、「SORIANO」じゃないか!やっぱソリア=キノコなんだな。あの料理人はソリア人だったのかも。

BAR SORIANO(Logroño)
BAR SORIANO(Logroño)

激旨Champinion(マッシュルーム)。この写真、結構自慢した気がする。

Logroño(ログロニョ)のChampinion(マッシュルーム)
Logroño(ログロニョ)のChampinion(マッシュルーム)

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