昨日に引き続き「飲み」をやる。メンバーは長尾と荒木と俺の3人。二連ちゃんで飲みをやるなんてホント久しぶり。まるでそれをステータスにしているかのごとく、「今週は5日も飲みがあるよぉ~」なんて言ってた大学入り立ての若かりし頃が懐かしい。良いとか悪いとかではなく、2日連続で飲むなんて事はすでにおいらのなかでは常識外になってしまったんだなぁ・・・・としみじみ思う。ってことで、ちょっと若さを取り戻して、夜の11時頃から飲み始める。
なぜ11時という遅い時間になったかというと、アクシデントが起こったからだ。家庭教師を8時半に終え、意気揚々と飲みに出かけようと車に乗り込むとなんだか車がガタガタする。「???」と思い、車を降りタイヤを見てみる。・・・・パンク。もうぺっちゃんこ。まぁ、パンクくらい・・・と思いトランクを開けてスペアタイヤを出す。あとは工具だけ・・・。「な、ない!!!?」。ってことでオヤジを呼ぶ。日も完全に落ちて、風の寒い中街頭1つなく、人っ子1人いない道路でオヤジの車を待つ。運悪いことにその日はTシャツ姿だったので、ブルブルふるえていた。車の中に入っていても良かったのだが、オヤジが迷うと悪いので交差点のところで待っていたほうがイイと思い外にいたのだ。30分後オヤジが来て工具が揃いタイヤを交換。そして無事帰還。
ってわけで、11時。長尾の自宅の近くで飲み始める。この3人の飲みは毎回必ず盛り上がる。安いウィスキー「膳」をボトルで注文し、一本空ける。結局五時過ぎまで飲んでいた。結構気持ちよく酔えて余分な事を話してしまった気がする。ほとんど場はおいらの独白場になっていた。今回の飲み会でわかったことは、どうやらおいらはマンツーの会話に強く、長尾はグループの会話に強いらしい。荒木は余り話さないのでどちらでもないのだが、たぶん合コンをやったら彼が一番持っていって、俺ら2人がバカを見るパターンになる。僕らの話のパターンというのは、おいらが話題を出す。話題は次から次ぎへと出てくるからマンツーに強いが、そこからあまり広がらない。早い話が、単発の話題や知識だったりするのだ。次ぎに長尾がそこから話を広げ散らかしまくる。とにかく散らかす。収集がつかなくなるくらい散らかす。元がなにかわからなくなるくらい散らかす。この瞬間にはすでに場は盛り上がってる。ほとんどの人間が参加可能になる。これがグループ会話に強い。そして、最後のシメは荒木。一番おいしいかもしれない。おとなっぽいし・・・・クールっぽいし。結果、合コンをやると一番ソンをするのはおいらだと思う。まぁ、別にいいんだけどね。
場ははその後最高潮まで盛り上がって、おいらの独白で終わる。独白を覗けば気分は最高。他の2人の独白を聞けなかったのでちょっとソンした気分。なので、次の日も飲もう・・・と約束をしてお開き。荒木を家まで送り帰ってバタンキュー。数分後、先日同様猫に起こされるが、完全に無視・・・深い眠りに入った。
