今日は『シックスセンス』

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昨日に続いて今日も映画を見る。なんだか最近映画欲が急に強まった気がする・・・。

さて、今回の映画は『シックスセンス』。筧と岡村さんと共に渋谷で見る。前知識を入れていかない僕は、なんとなくホラーっぽいものを想像していた。超能力もの??とも考えていた。

この映画は最初に「この映画のストーリーには”ある秘密”が隠されています。これから映画をご覧になる皆様は、その秘密をまだご覧になっていないお友達やご家族に、決してお話にならないようにお願いします ブルース・ウィルス」ともったいぶったメッセージが出る。ということで、「ある秘密」が命の映画なので、あえてその秘密をばらすような事をしなくないので細かくは感想は書くつもりはありません。だいたいの感想ということで読んでください。

この映画はホラーの面と感動の面の両面があるらしいのだが、おいらが面白かったのは「ホラーの面」。正直あまり感動はしなかった。でも、その面白かったホラーの面も、この映画性質を考えたら不釣り合いなくらい恐くしている。どうしてここまで恐くする必要があるんだ・・・と思ったくらい。そのせいで、なんとなく映画全体が中途半端な気がした。ホラー映画だったら、いくらでも恐いものが出てくるのはかまわないんのだけど・・・。

最後の種明かしが終わったときに「へぇ・・・」といった感じはしたが、なんとなく心のなかでは釈然としない気持ちで一杯になった。伏線の張り方とかも後になって「なるほどね・・・」とは感じるが、その伏線もなんとなく中途半端。全体としての流れは、「恐いシーン」以外は普通の映画のように平凡なもの。「ある秘密」を大事にするあまりに深く描写できなかったのだと思う。普通なら、ウィルスの奥さんである「アンナ」との関連シーンがもっとあっていいと思うのだが、ウィルスはずっと子供といてホラー方面の方のシーンばかりが続く。

なんかごちゃごちゃ書いてしまったが、つまり言いたいことは、秘密とホラーを大事にしようしすぎて、ストーリー自体が希薄になってしまった気がするのだ。彼が描きたかった「何か」がよく伝わってこない。ラストシーンを見れば、ハッピーエンドっぽいのだが、人間関係もイマイチ釈然としないし、何がどうかわって、どうなったのかも釈然としない。

とまあ、ぼろくそに言っているように見えるが、別に嫌いな映画ではない。ホラーシーンではニヤニヤしてしまったしね。”ある秘密”も感心したしたし・・・。タネがわかったので、もう一回見てもイイかも。手品の種を教えて貰ったあとに、その手品を見てみたいのと同じようにね。普通に映画を見る人には全然問題ないと思う。話題性も充分で映画館は異常に混雑していたくらいだし・・・。おいらは、すでに「うがった」見方しかできないので駄目みたいです・・。昔はこうじゃなかったんだけど・・・(^_^;)。

PS 映画の最初にコール(子役)の母親の胸が異常なほど強調されていたが、あれもなにかの伏線なのだろうか?イヤでも目がそこにいってしまう感じのカメラワークだった(笑)

PS2 全然関係ないけど、7時から家庭教師だったのだが、行ったら生徒はバイオリン教室でいなかった・・・。わざわざ映画後遊ぶのを我慢して帰ってきたというのに・・(T_T)

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