【証拠其一】
学校からかえってきがえたら、すぐにおかあさまが、「ゴミすていっしょにつきあって。」とおっしゃいました。
【証拠其二】
今日、ぼくは姉と妹と三人でいなかのおじいちゃまとおばあちゃまのところに行きました。
【証拠其三】
お母様にお願いいたしました。
【証拠其四】
その他、大勢「お母様」という言葉の使用(P61~P65を参照)
さて、唐突にわけのわからないことを書きましたが、これは今日学校の校門の所で配っていた「小冊子」からの引用です。
このHPでは特に僕が通っている大学については書いた事がありませんでしたが、今回はなんだか自分がやっぱり普通の人とは違う世界のそば(あくまでも「そば」です)にいるんだなぁ・・・と感じたのでちょっとだけ僕の学校について書いてみようと思います。
僕の大学は偏差値とか学力とかの割にはやたらと有名だと思います。特に、おじいちゃん、おばあちゃんなんかが聞いたら腰を抜かします。
もうわかりましたでしょうか?まだわからないですね。では、ヒントその2です。あの紀子さんと真子ちゃんが通う学校です。ちなみに僕は会ったことがあります、というか先輩の車にのっていて真子ちゃんを引きそうになりました。マジで。土曜日なんかはたまに紀子さんが来ます。史料館と呼ばれる場所には「秋篠宮殿下」なんかも来て、酒を呑んでます。雅子さんと食事中の会話で「花鰹(お好み焼きとかたこ焼きの上にかかってる薄い鰹節のことです)って面白いですよねぇ~」とかいって白けさせてしまうようなことなんて日常茶飯事の学校です。もういいですね。わかりましたよね。わからない人はわからないままですが・・・・(^_^;)。
僕の学校は上の「証拠」であげた通りの学校ということを今日のこの作文を読んでしみじみ感じてしまいました。も幼稚舎や初等科なんぞ「ごめんあそばせ!」の世界です。「ざますざます」の世界です。「ほほほほほ」と彼女たちは笑います。
もちろん大学から入った人間は普通の人間ばかりで、僕もそのうちの一人です。ですが、うちの学校は幼稚舎から大学まですべてを網羅した電話帳のような「名簿」が送られてくるのですが、生徒の両親の多くは「医者」、「政治家」、「教授」、「弁護士」etc・・・・などなど。もう嫌になりますよ。「自営業」なんて見あたらなかったもの。他にも、学校内には徳川とか島津とか西園寺とか伊達とか犬飼とかそんな名字がごろごろしてます。そんな学校なのです。
ちょっと話がそれて昔話になってしまいますが、僕は今と比べて品が良かったらしく亡くなったおばあちゃんに「正樹はホント品がいいねぇ・・・。自分の孫とは思えないよ・・」と同じ孫のいとこよりも優遇されて扱われていました。それから数十年後・・・・僕はこの某大学に入学し、おばあちゃんのところに挨拶に行き、その事を伝えました。そのときのおばあちゃんは「えっ!?×××大学っていうと、ほれ、あの天皇様のかい!?やっぱりこの子は・・・・。後ろから後光が差しとるよ。ほんとすごいねぇ・・・」とまるで仏の如くあつかいで拝まれてしまいました。いまにも「ナンマイダ~ナンマイダ~」と聞こえてきそうでした。
この話には何の脚色もありません。すべて実話です。このように僕の大学は、おじいちゃん、おばあちゃんにとって、まるで悪代官への水戸黄門の印籠なみの効果と同様なのです。
というわけで、初等科の低学年の作文を帰りの電車の中で読みながら、世界の違いを感じさせられた1日でした。まる!まる!まる!まる!まる!!。じゃっ!!