日本の英語教育に疑問を抱いた日・・・。

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今日は、朝っぱらから電話がじゃんじゃんなり、なんとも寝た気がしなかった。2時頃、横浜にある「OUTLET」のショッピングモールに買い物に行く。買ったものはジャージの短パン、Tシャツ、日記帳、メモ帳などなど。3時間くらい過ごした後、眠くなったので帰る。

うちに帰るとパキスタン人のナーセルがいた。うちの父親と仲が良くたまに遊びに来るのだ。今回は、僕がアメリカに行くと聞いて、NWの友達を紹介してくれると言うことで来ていた。食事をしたあと、ナーセルと話しをして、友人の電話番号と名前を教えてもらった。その友人とはタクシーの運転手らしく、もし時間があったら、アメリカを案内してくれるとのことだ。向こうに着いたら連絡してみるつもり。

9時頃、荒木が来て、続いて長尾が来る。旅行前の最終チェックをする。前回の日記での書いたけど、今回の旅の準備は押しに押している。長尾は未だに国際免許証をとっていないし、ましてやパッキングもしていない。荒木もHPの仕事が残っている状態だ。僕の方はパッキングはある程度進んだが、買わなくてはいけないものがまだまだある。両替もしていないし・・・。そして、一番の難問は宿取りであった・・・。

さっそく宿取りを開始する。三人とも臆病なので逃げる。荒木はある程度話せると思われるが、「イヤだ」と言うので、仕方なしに僕がかける事になった。この電話はどうも苦手。実際に向こうに行ったら、身振り手振りで伝える事もできるし、少しは話すこともできるが、電話となるとそうは行かない。口が見えないので、何行っているかわからないし、理解不能なくらい速いこともある。以前フランス語で宿を取ったことがあるのだが、スペイン語と英語とフランス語がごちゃごちゃな会話をしてしまった記憶がある。実際に面と向かえば、結構難しい会話もやり遂げたこともあるのだが、電話ではほとんどない。リコンファームでさえしどろもどろだ。まぁ、とにかく、宿取りを開始した・・・。
「プルルルルルルル・・・・プルルルルルルル」
外人:「ハロー」
僕:「ハロー。アイム コーリング フロム ジャパン」
外人:「ユーハブ ロングナンバー・・・・ブチッ・・・・」
僕「・・・・・・」
終了。
番号が違うやんけ~~~!!!。一瞬にして会話は終わった。同じ宿で違う電話番号があったので今度は荒木が変えてみる。
荒木:「ハロー」
荒木:「あっ、もしもし・・・・宿を予約したいんですが・・・」
思いっきり日本語・・・・。ここは日本人経営の宿なので当たり前なのだが・・・。この宿は、アパートメント系のホテルだったので、無理と言うことになり違うところを探す。今度は長尾の番。長尾躊躇する。普段偉そうなこといっているのに・・・。数分後観念して違う宿にかける。
「ぷるるるるる・・・・がちゃ」
長尾:「おい、かかったぞかかったぞ・・・・」動揺する長尾。その後、しどろもどろながら会話をこなし終了。カードナンバーを聞かれ、すぐ手元になかったためかけ直す事にしたのだ。カードを探し出し、もう一度かける・・・・。「ハロー、ウッジューライクトゥーメイクリザベーション・・・」外人:「Sold Out」。・・・・・終了。さっきは部屋が合ったのに、数分後の今かけたらもう無かった。恐るべしニューヨーク。

その後、慣れてきたので、次から次へとかけまくる。しかし、どこもテープにつながってよくわからない。テープは容赦なく速いのでしっかり聞いていないと理解できないのだ。よ~く聞き、言われた通りにして行くと、電話番号を伝えるメッセージが・・・・。わからん・・・。荒木電話を切る。どんどん続ける。ちなみに長尾は友達から電話がかかってきて、嬉しそうな顔をして外に出て行っていた。

最終的には、HPで調べた宿に決定した。結構高めだが、このシーズンはどこも高く、まぁまぁの値段であった。こうして宿取りは終了した。

今回の宿取りで、すでにアメリカの雰囲気を味合わせてもらったが、同時に、日本の英語教育に疑問を持つ。10年近く英語に携わっているのに宿の予約すらままならないなんて・・・。なんてこった、日本の英語教育!!!。この宿取りの前に「こうきくには?ああきくには?」と練習をしたのだが、なかなか出てこないのだ。長尾なんて動揺して、「don’t have」が出てこず、「have not」といってしまい苦笑していた。もう少し、話せる英語教育をするべきだと思う。先進国と言われ、国際社会に出ていく機会が多いにも関わらず、日本には英語が話せる人が少なすぎだ。がんばれみんな!!!。NOV●とかジ○スとかでもいいから話せるようになって、外人を驚かせてくれ。僕も話せるようになるからさ。話しかけることはできるんだけどなぁ・・・・。

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