ルパン三世のお話

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今日はルパン三世の映画をテレビでやった。自称ルパンファンとしてはこれを見逃すわけにはいかず、久しぶりにテレビをつけてみることにした。

今回の脚本はルパン三世Part1の脚本を担当していた「大和屋笠」。彼はアニメ界でも異端児と呼ばれているらしい。ルパンをちょっと知っている人ならばご存じかもしれないが、ルパン三世のアニメはPart3まである。そのうちPart1はモンキーパンチの原作になぞってつくられているのだが、あまりにもシュール過ぎて全く人気が出なかったのだ。結局23話(確か・・)で終わってしまったのだ。

で、みなさんがおそらく良く知っているのは「Part2」になる。あのルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形警部がどたばた劇を繰り広げる形になったのだ。この形になってからルパンは大人気となり今日までその人気が続いているわけです。その後のPart3とのつながりは曖昧なので、きっとみなさんはどれがPart2とかPart3かはわからないと思いますが、Part1はルパンのスーツが緑なのですぐにわかります。

今日の映画はさっきも書きましたが、なんかもうはちゃめちゃ。シュールと言えばシュールなんですが、むりやり話に見せ場を作ろうとしてるのが見え見え。話にまとまりがないんですよね。本来はかっこいいセリフも突然話されるので、イマイチかっこよさが伝わってこないし、増山江威子の声は相変わらずセクシーだけど、絵コンテのほうが全然だめで全くかわいくない。ルパンもちょっとだけ変だし。五右衛門なんていつもより劇画タッチだし・・・。次元だけは簡単なつくりらしくほとんど変わってなかったけどね。やっぱり、ルパンは30分のなかでまとめ上げた方が面白いですね。

やっぱ映画でおもしろいのは「カリオストロの城」でしょう。「ヤツはとんでもないものを奪っていきました・・・・あなたの心です・・・」の銭形のとっつぁんのセリフはしびれましたね。あれはご存じ宮崎駿の作品なのですが、彼は、ルパンPart1の4話目以降くらいからと、Part2のほとんどの脚本をやってます。大和屋さんはあまり出てこなくなってしまいました。30分アニメの方では結構好きなんですけどね。実は・・・。

今回はルパンの話をつらつらしてしまいました。興味ない人にはまったくもってつまらない日記でしたね。

PS
今日のチャットでDemi’s Barで忘年会をすることに決まった。参加できる人は参加して下さい。じゃ。

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