Jeanne d’Arc

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今日は去年結局見ることができなかった「Jeanne d’Arc」を見に行った。その感想をば・・・。

基本的に映画を見る前に知識を入れることはしていかないのだが、前評判がなんとなく悪いというのを耳にしていたので期待はしていなかった。でも、監督がリュックベッソンだし、フィフス・エレメント以来僕の好みとなったミラ・ジョヴォヴィッチがでていたのでとりあえず興味はあった。

最初に感想を言ってしまうと「かなり面白かった!!」である。ライフ・イズ・ビューティフル以来の当たり映画となった。なんで前評価が酷評なのかが謎。まぁ、映画なんて好みの問題だから関係ない言えば関係ないのだけど。

戦闘シーンも気持ちよかったし、エリック・セラの音楽も映像にはまっていたし、ミラ・ジョヴォヴィッチも可愛い(さらにはかっこいい)し・・・・と特に問題はない。敢えて言えば映像を綺麗にするためか、いらない映像もあった気がするがそんなに気になる程度ではなかった。

戦闘シーンなんかは迂闊にも感動して武者震いしてしまった。あのCMでも使われている
「Follow Me!!!」のシーンはCMで見ていたにも関わらず感動した。

ジャンヌ・ダルクに関しては歴史が好きということもあって何冊か本を読んでいるし、史学を学ぶ学生ということもあって時代背景も普通の人よりもしっている。特に中世のヨーロッパは以前かなり呼んだことがあったのでそれもこの映画を楽しくさせた要因の一つである。だから、当時の教会勢力の圧倒的な強さや、フランス国王とイギリス国王、そして各諸侯との関係なんかも想像が付いて人よりは理解出来ていると思われる。

配役に関してはどれもヨカッタ。ミラ・ジョボビッチはジャンヌ・ダルクっぽさをよく演じていたと思うし、ジャンヌの良心(注:両親ではないです)であったダスティン・ホフマンもかっこよかった。その他ジャンヌの周りにいる兵士達もかなり味があって何度かしびれさせてくれるシーンもあった。しかし、一番気に入ったのは、俳優の名前はわからなかったが「ブルゴーニュ公」の佇まいが僕のイメージとぴったりで思わずにやり・・・としてまう。シャルル7世のダサダサさもイメージ通りであった。

ということで、この映画はオススメ。前回見た「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」よりは映画だけで見たら面白かった(その後の広がりは除いて)。星を付けるならば「★★★★☆」ってとこです。素直な人は素直に楽しめる映画です。是非ご覧下さい。

【おまけ】
映画中に嫌なことがあった。真後ろの客がジュースをこぼしたのに何も言ってこず、床に置いてあった鞄の底がカルピスまみれになりベトベトになってしまった。こぼしたコトは仕方ないとして、一言言ってくれれば済むことなのに・・・。「私は知らないよ」ってカンジでしらばっくれている態度には内心むちゃくちゃ腹が立った。常識を知らない人間はこの世でなによりも嫌いだ。

彼女、かっこよかった・・・
彼女、かっこよかった・・・
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